JP3268343B2 - 移動間仕切りのパネル止着方法及びパネル止着構造 - Google Patents

移動間仕切りのパネル止着方法及びパネル止着構造

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JP3268343B2 JP32312393A JP32312393A JP3268343B2 JP 3268343 B2 JP3268343 B2 JP 3268343B2 JP 32312393 A JP32312393 A JP 32312393A JP 32312393 A JP32312393 A JP 32312393A JP 3268343 B2 JP3268343 B2 JP 3268343B2
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  • Finishing Walls (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は移動間仕切りのパネル止
着方法、並びに止着構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】移動間仕切りは天井に配置したレール
(天井レール)に沿って移動して所定の場所に配列され
る。そのため移動間仕切りの上端には天井レールに沿っ
て走行するための吊車を取着しており、該吊車によって
移動間仕切りは吊設されている。勿論、移動間仕切りに
もサイズの大きいものから小さいものまで色々存在して
いるが、図7a、bは従来の一般的な移動間仕切りを示
す断面図である。
【0003】ここで、本発明はパネルの止着方法並びに
止着構造を対象とする技術であって、移動間仕切りの吊
設構造や天井及び床面、並びに側壁面、それに隣接する
間仕切りとの圧接構造は対象としない。同図に示してい
る移動間仕切りは、枠体(フレーム)の表・裏にパネル
(イ) 、(イ) を止着したものであって、該パネル(イ) 、
(イ) は上記枠体及び枠体に設けた補強桟に接着剤を介し
て固着されている。そして、パネル(イ) 、(イ) の側端及
び上・下端には縁桟(ロ) 、(ハ) 、(ニ) が上記枠体に固定
されてパネル(イ) 、(イ) の周辺部を拘束した構造となっ
ている。
【0004】しかし、大型パネルになれば、勿論間仕切
りを吊設する吊車の型式も違ってくるが、枠体に止着す
る手段として接着剤のみでは十分でなく、上記枠体にビ
ス止めし、ビスの頭をカバーするために、後で表面にク
ロスを貼着している。このように構成される移動間仕切
りは上記パネルの取着作業が面倒であり、多くの時間を
要し、しかも工場で組立てした状態として据付け現場へ
運搬しなければならない。間仕切りとして組立て完了し
てしまうならばその重量は大きくなり、運搬作業にも支
障をきたし、さらに止着したパネル面には運搬作業中に
キズが付く等の問題もある。
【0005】
【本発明が解決しようとする課題】このように、移動間
仕切りを構成するパネルを止着する構造には上記のごと
き問題がある。本発明が解決しようとする課題はこれら
問題点であって、接着剤やビスを用いないで枠体に簡単
に止着することが出来、それも直接現場での作業を可能
にするパネル止着方法及び止着構造を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明が対象とする移動
間仕切りは前記図7に示すように、枠体を骨組みとして
その表・裏にパネルを止着して構成するものである。パ
ネルの上・下端はその表面材の先端を上桟及び下桟に係
止し、又パネルの両側端は板バネにより止着する。枠体
の側桟には上記板バネを止着するための係止溝を形成し
ていて、一方のパネル表面材にも係止溝を有している。
これらパネルの係止溝と側桟に設けた係止溝に上記板バ
ネの端部をそれぞれ係止してパネルを枠体に止着する。
【0007】係止溝の代りに凹溝を設け、該凹溝に板バ
ネの端部を嵌入することも可能であるため、上記係止溝
に限定はしない。ところで、パネルの止着手順は、まず
枠体を天井レールに吊設してしまい、上桟と下桟にパネ
ル表面材の上下先端部を係止すれば、該パネルは枠体に
一応取着される。この状態で、パネルの側端を枠体に固
定するために、上記板バネを使用して係止溝に係止す
る。以下、本発明に係る実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
【0008】
【実施例】図1は本発明の実施例であって、パネル上・
下端の止着構造を示している。同図において1はパネ
ル、2は上桟、3は下桟、4は補強桟を表わし、上桟
2、下桟3及び両側桟にて枠体を構成し、上記補強桟
4、4は上・下桟2、3と溶接されている。同図は移動
間仕切りの縦断面であり、断面門型を形成した凹部空間
5、5には図示していない圧接部材が内装され、該圧接
装置の操作によって上・下方向に張出し、移動間仕切り
は天井及び床面に圧接して固定される。
【0009】ところで、上桟2の側片6上端には外方向
へ分岐した補助片7を形成し、側片6との間に係合溝8
を形成している。この係合溝8にパネル1の表面材9を
屈曲した係止片10が嵌合した状態にあり、係止片10
はパネル1が上方へ持ち上げられない限り補助片7に係
止した係合溝8から外れることはない。
【0010】一方、下桟3の下端には受け片11を外方
向へ屈曲して形成し、該受け片11はその先端を垂直上
方へ屈曲した外側片12を有し、受け片11の中間部位
には補助片13を上方へ突出している。パネル1の表面
材9の下端を内側へ屈曲して支持片14とし、支持片1
4の先端を垂直下方へ屈曲して係止片15としている。
そこで、上記補助片13には支持片14が載り、又係止
片15は該補助片13に当たって係止している。
【0011】このパネル1を枠体に取着するには、枠体
を天井レールに吊設してしまい、該パネル1を持ち上げ
て裏打材16の裏面を上桟2及び下桟3の側片6、6に
当接させた状態で下方へ降ろすならば、パネル1の上・
下係止片10、15は補助片7、13に係止して取着さ
れる。したがって、該パネル1は再び持ち上げない限
り、枠体から外れることはない。
【0012】図2は本発明のパネル止着構造を示す実施
例であって、該パネル1の側端止着構造を表わしてい
る。同図は部屋の壁面に当接する間仕切りの横断面であ
り、該間仕切りの右側端には壁面に圧接する圧接部材1
7を取着している。勿論、左側端は隣接する間仕切りが
互いに当接する形態となっている。枠体の側部には側桟
18、19が設けられ、該側桟18、19の側片20、
21先端を外方向へ屈曲して外側片22、22を形成し
ている。
【0013】前記パネル1はこの両側桟18、19の外
側片22、22間に嵌込まれ、パネル表面材9を内側へ
屈曲した側端片23、23との間には大きな隙間を残さ
ないようにしている。そして、側桟18、19に側端片
23、23を固定するために板バネ24、24…を止着
し、これら板バネ24、24…及び外側片22、22を
カバーするために縁桟25、26を用い、該縁桟25、
26は上記側桟18、19に取着されている。
【0014】図3はパネル1の側部を表わしたもので、
同図のごとく表面材9を屈曲した側端片23の所々には
係止溝27、27…を穿設している。係止溝27は細長
形状を呈し、板バネ24の先端が嵌入する。又、図4は
上記板バネ24を示している。板バネ24は平坦な本体
28の一方に嵌入片29を、他方に嵌合部30を形成し
たもので、嵌入片29は上記本体28に対して90°以
上屈曲し、又嵌合部30は本体28に対して90°以上
屈曲して延び、途中で逆方向に屈曲した山形を成してい
る。同図に示す板バネ24はあくまでも一形態であっ
て、具体的な形状は限定せず、パネルの側端片23と側
桟18、19間に介在して該パネル1を止着することの
出来る形状であればよい。
【0015】したがって、板バネ24の形状が変化すれ
ば、それに応じてパネル側端片23の係止溝27や側桟
18、19の構造も違ってくる。図4の板バネ24の場
合、枠体に取着されているパネル1に該板バネ24、2
4…を止着してパネル側端を固定する訳であるが、板バ
ネ24の嵌入片29をパネル1の係止溝27に嵌入し、
本体28を側桟18、19の外側片22、22に当接す
るように押圧するならば、嵌合部30はバネ変形して側
片20、21の先端部に形成している嵌合孔33、33
に嵌合して止着される。一旦止着された板バネ24はバ
ネ力が作用しているために簡単に外れることはなく、パ
ネル1の側端は固定される。上記縁桟25、26は板バ
ネ24、24…を止着した後で取着され、勿論前記圧接
部材17も同様である。
【0016】図5は本発明の他の実施例を示したもので
あるが、パネル1下端の止着形態が前記図1の場合と多
少異なっている。この場合には、下桟3の下端をV型に
屈曲したカギ31を形成し、該カギ31がパネル表面材
9下端に形成した凹溝32に嵌入して該パネル1を支持
するとともに、パネル下端部を止着している。したがっ
て、図1に示している外側片12に相当するものは下桟
3には有しておらず、表面材9を屈曲して上記カギ31
が外部へ露出しないようにカバーしている。
【0017】又、図6は前記図2の左側端部に相当する
他の実施例であり、側桟19の形状が多少異なっている
が、他の部分は同じである。以上述べたように、本発明
の移動間仕切りのパネル止着構造は、その上・下端を枠
体の上桟と下桟に設けた補助片に係止して止着し、側端
は板バネを介して側桟に止着したものであって、次のよ
うな効果を得ることが出来る。
【0018】
【発明の効果】本発明はパネルを接着剤やビスで止着し
ないで、枠体の上桟と下桟に表面材を屈曲して形成した
係止片を係止して取着するとともに、パネル側端は枠体
の側桟に板バネを介して止着することが出来る。したが
って、従来の止着作業に比べて省力化される。又、止着
作業が簡単であるため、枠体とパネルを別々に現場へ運
んで、該現場にて組付けすることが出来、重量は軽くて
運搬作業や天井レールへの吊設作業も容易となり、一方
においては、板バネを使用したことでバネ力を常に付勢
した状態にあるために止着したパネルは安定し、さらに
パネル表面が変形した場合の取り替えも便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパネル止着構造を示す実施例であり、
縦断面を示す。
【図2】本発明のパネル止着構造を示す実施例であり、
横断面を示す。
【図3】パネル側端部を示す具体例。
【図4】板バネの具体例。
【図5】本発明の他の実施例であって、縦断面を示す。
【図6】本発明の他の実施例であって、横断面を示す。
【図7】従来のパネル止着構造であり、aは横断面、b
は縦断面。
【符号の説明】
1 パネル 2 上桟 3 下桟 4 補強桟 5 凹部空間 6 側片 7 補助片 8 係合溝 9 表面材 10 係止片 11 受け片 12 外側片 13 補助片 14 支持片 15 係止片 16 裏打材 17 圧接部材 18 側桟 19 側桟 20 側片 21 側片 22 外側片 23 側端片 24 板バネ 25 縁桟 26 縁桟 27 係止溝 28 本体 29 嵌入片 30 嵌合部 31 カギ 32 凹溝 33 嵌合孔

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上桟と下桟及び両側桟を備えた枠体の表
    ・裏面にパネルを取着して移動間仕切りを組立てる作業
    工程において、上記パネル表面材の上・下端部には係止
    片が屈曲して形成されており、この係止片を枠体の上・
    下桟に係止してパネルを枠体に取着し、一方パネル表面
    材の両側端部には側端片が屈曲して形成されており、枠
    体の側桟と側端片との間には板バネを介在し、該板バネ
    の片端を側桟に、他端を側端片にそれぞれ係止すること
    でパネルの側端を固定することを特徴とする移動間仕切
    りのパネル止着方法。
  2. 【請求項2】 上桟と下桟及び両側桟を備えた枠体の表
    ・裏面にパネルを取着して成る移動間仕切りのパネル止
    着構造において、パネル表面材の上・下端部を屈曲して
    係止片を形成し、この係止片を上記上・下桟に係止して
    止着し、又パネル表面材の両側端部を屈曲して側端片を
    形成し、枠体の側桟と側端片との間には板バネを介在
    し、該板バネを係止することでパネル側端を側桟に固定
    したことを特徴とする移動間仕切りのパネル止着構造。
JP32312393A 1993-11-29 1993-11-29 移動間仕切りのパネル止着方法及びパネル止着構造 Expired - Fee Related JP3268343B2 (ja)

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