JPH0511733Y2 - - Google Patents

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JPH0511733Y2
JPH0511733Y2 JP1987029780U JP2978087U JPH0511733Y2 JP H0511733 Y2 JPH0511733 Y2 JP H0511733Y2 JP 1987029780 U JP1987029780 U JP 1987029780U JP 2978087 U JP2978087 U JP 2978087U JP H0511733 Y2 JPH0511733 Y2 JP H0511733Y2
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clip
vertical wall
attached
radiator grille
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この考案は、車体前面に取り付けられるラジエ
ータグリルに関し、特に、クリツプを介して脱着
可能に取り付けられるラジエータグリルに関す
る。
<従来の技術> 従来、この種のラジエータグリルとして第6〜
10図に示したようなものが存在する。このラジ
エータグリル1は、各々の断面形状を前方へ膨出
させるように湾曲させた複数の横棒部3が、図示
しない連結部材を介して上下方向に並設されて構
成されている。また、それら横棒部3の最上に位
置する横棒部3の上面所定部位が、後方に突出さ
れ、その先端に垂直に上方へ突出して垂直壁部5
が形成されている。
この垂直壁部5には、細幅開口部6aと広幅開
口部6bとを上下に連ねて形成される断面逆T字
形の係止孔6が前後方向に穿設されている。ま
た、係止孔6周縁の後面側両側から後述のブラケ
ツト2の取付孔2aに挿入可能な一対の支持板
7,7が突設されている。支持板7,7は、略半
円柱状の係止基部7a,7aを備えている。
ブラケツト2は、車体前面に配設され、所定位
置に断面略矩形の取付孔2aが穿設されている。
上記のラジエータグリル1をブラケツト2に取
り付けるためのプラスチツク製のクリツプ11
は、特公昭55−14923号公報における如く、一側
に、取付孔2aへの挿入時に取着可能な取着脚部
12を備えている。取着脚部12の元部上下に
は、ブラケツト2が係着可能な幅の係着溝12
a,12a、続いて係止凸部12b,12bが設
けられている。そして、この取着脚部12は、取
付孔2aへ取着後所定角度回転させることによつ
て取着状態を解除可能である。また、クリツプ1
1の他側には、先端を半径方向外方の水平方向に
突出させて係止孔6における広幅開口部6bに後
方から挿入されて細幅開口部6a前面側周縁に係
止される突出部15aを具備する弾性係着部15
が備えられている。
次に、上記クリツプ11を使用してラジエータ
グリル1のブラケツト2への取り付けを説明す
る。まず、クリツプ11を弾性係着部15側よ
り、支持板7,7の間に挿入する。そうすると弾
性係着部15は、細幅開口部6a両側に当るが、
クリツプ11をさらに押し込むと、弾性係着部1
5が下方へ撓みながら挿入され、弾性係着部15
の突出部15aが係止孔6の前方位置までくる
と、ばね弾性により再び弾性係着部15は元の状
態となり、突出部15aが細幅開口部6aに前後
移動不能に係着される(第8図参照)。こうして、
クリツプ11をラジエータグリル1に係止孔6を
介して組み付ける。次に、この状態でクリツプ1
1の取着脚部12を、取付孔2aに強制的に押し
込むと、取着脚部12は撓んで支持板7,7と共
に挿入され、係着溝12aの位置までくると、弾
性力により取着脚部12は元の形状となり、取付
孔2aに係着溝12a,12aが前後移動不能
に、かつ支持板7,7が上下移動不能に係着され
る。こうして、第9図に示すように、ラジエータ
グリル1は、クリツプ11を介してブラケツト2
に取り付けられる。
また、逆にラジエータグリル1を取り外すとき
は、第9図に示す如く、弾性係着部15の突出部
15a側をドライバ等の治具10を介して下側す
なわち広幅開口部6b側へ撓ませて、ラジエータ
グリル1を手前に引けばよい。次に、ブラケツト
2に残つたクリツプ11は、第10図に示すよう
に、クリツプ11を約90°回転させれば、取付孔
2aより容易に外せる。
なお、図例中13は案内凸部で、支持板7に案
内凸部13に対応して案内溝7bを設けることに
より、クリツプ11の支持板7への組付け性が向
上する。
上記、従来のラジエータグリル1は、異材質の
ラジエータグリル1と車体のブラケツト2相互
を、熱による伸縮作用を考慮したクリツプ11手
段により取り付けるので、熱による変形、破損を
生じるおそれがなく、また、取り付け、取り外し
がワンタツチででき、取付け時の固定力はねじ等
による固定力と変らず、しかも、ねじのように錆
びるおそれもない等の作用効果を奏する。
<考案が解決しようとする問題点> しかしながら、上述のラジエータグリル1で
は、クリツプ11が取り付けられる垂直壁部5の
前方には、障害物がなく、車体前面にラジエータ
グリル1を取り付けた際、前方からクリツプ11
の弾性係着部15が見えるため、ラジエータグリ
ルの見映がよくなかつた。
また、垂直壁部5は、片持はり状に配設されて
いるので、十分な強度を得ることが困難であつ
た。
この考案は、既述の問題を解決するもので、車
体前面にラジエータグリルを取り付けた際、取外
し作業性を低下させることなく、ラジエータグリ
ルの見映をよくし、また、クリツプが取り付けら
れる垂直壁部が充分な強度を有して安定して配設
されるラジエータグリルを提供することを目的と
する。
<問題点を解決するための手段> この考案に係るラジエータグリルは、各々の断
面形状を前方へ膨出させるよう湾曲させ上下方向
に複数並設される横棒部と、その横棒部に連結さ
れる垂直壁部とを備え、垂直壁部に、細幅開口部
と広幅開口部とを上下に連ねて形成される係止孔
が前後方向に穿設され、係止孔に係着されたクリ
ツプを介して車体前面に取り付けられるラジエー
タグリルであつて、そのクリツプが、一側に、車
体前面に設けられた断面略矩形の取付孔への挿入
時に取着可能でかつ取着後所定角度回転させるこ
とによつて取着状態を解除可能な取着脚部を備
え、他側に、先端を半径方向外方の水平方向に突
出させて係止孔における広幅開口部に後方から挿
入されて細幅開口部前面側周縁に係止される突出
部を具備する弾性係着部を備え、ラジエータグリ
ルを車体前面に取り付けた後、クリツプ弾性係着
部の突出部を治具を用いて広幅開口部側に撓ませ
つつ引き抜くことにより、クリツプを車体前面に
取着させた状態で車体前面から取り外し可能とす
るラジエータグリルにおいて、垂直壁部が、最上
又は最下に位置する横棒部後部の上端と下端とに
掛け渡して配設されるとともに、横棒部における
上部又は下部の垂直壁部近傍に、治具挿入用の開
口部を形成することにより、既述の問題点を解決
するものである。
<考案の作用・効果> この考案に係るラジエータグリルでは、各々の
断面形状を前方へ膨出させるよう湾曲させ上下方
向に複数並設される横棒部のうち、最上又は最下
に位置する横棒部の後部に、その1つの横棒部の
上端と下端とに掛け渡すように、クリツプを係止
可能な係止孔を具備する垂直壁部を配設したこと
により、垂直壁部は横棒部前部で隠されて前方か
ら見えなくなる。そして、取外し時は、最上横棒
部の上部又は最下横棒部の下部に形成される開口
部より、クリツプの弾性係着部を撓ませる治具を
挿入可能である。したがつて、取外し作業性を低
下させることなく、垂直壁部の係止孔に係着され
るクリツプの弾性係着部が見えなくなり、ラジエ
ータグリルの見映をよくすることができる。
また、垂直壁部は、横棒部後部に上・下両端を
支持された状態、すなわち、両持はり状に配設さ
れるため、従来の片持はり状に比べ、充分な強度
を有して安定して配設することができる。
<実施例> 以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明
する。なお、従来と同一部材には同一符号を付し
て説明を省略する。
第1,2図に示す実施例のラジエータグリル2
1は、各々の断面形状を前方へ膨出させるように
湾曲させた複数の横棒部3が、連結部材28を介
し所定の間隔を有して上下方向に並設されて構成
されている。
そして、最上に位置する横棒部23の左右両端
付近及び中央付近には、横棒部23の後部上端及
び下端に支持されて、垂直壁部25が横棒部23
と一体的に形成されている。この垂直壁部25の
略中央部分には、従来と同様にクリツプ11を係
着可能な係止孔26が前後方向に穿設されてい
る。係止孔26は、細幅開口部26aと広幅開口
部26bとからなり、細幅開口部26aの下側に
広幅開口部26bが連なつて断面逆T字形に形成
されている。また、最上横棒部23の上部の垂直
壁部25近傍には、クリツプ11の弾性係着部1
5を下方すなわち広幅開口部26b側へ撓ませる
治具10等を挿入する開口部24が設けられてい
る。そしてまた、垂直壁部25の後面側には、従
来と同様な略半円柱状の係止基部27aを備える
支持板27が突設されている。なお、27bは案
内溝である。
また、最下に位置する横棒部23にも同様な支
持板27が穿設されている。最下横棒部23の垂
直壁部25には、上側に広幅開口部、下側に細幅
開口部を備える断面T字形の係止孔が穿設され、
最下横棒部23の下部の垂直壁部25近傍には、
クリツプ11の弾性係着部15を上方すなわち広
幅開口部側へ撓ませる治具10等を挿入する開口
部が設けられている。
上記構成のラジエータグリル21は、従来と同
様のクリツプ11を使用して、車体前面に配設さ
れ取付孔2aを備えるブラケツト2に従来と同様
にワンタツチで取り付けを行なうことができ、ま
た、クリツプ11が係着される最上横棒部23の
上部又は最下横棒部23の下部には、上述の如
く、治具10挿入用の開口部24が形成されてい
るので、取外し作業性も低下されない。
そして、ラジエータグリル21を車体前面に取
り付けた際、ラジエータグリル21は、垂直壁部
25の前方が横棒部23で隠される構造であるた
め、垂直壁部25が、前方から見えなくなる。
したがつて、取外し作業性を低下することな
く、垂直壁部25の係止孔26に係着されるクリ
ツプ11の弾性係着部15が見えなくなり、ラジ
エータグリル21の見映がよく、意匠性を向上す
ることができる。
そしてまた、垂直壁部25は、1つの横棒部2
3後部に上・下両端を支持された状態、すなわ
ち、両持はり状に配設されるため、従来の片持は
り状に比べ、充分な強度を有して安定して配設す
ることができる。
なお、この実施例のラジエータグリル21で
は、垂直壁部25の係止孔26の形状を、クリツ
プ11の1つの弾性係着部15の形状に合わせて
断面逆T字形又は断面T字形に形成したものを示
したが、クリツプは、第3〜5図に示したよう
に、弾性係着部が2つのものを使用することもで
きる。第3,4図の如き弾性係着部35,55を
有するクリツプ31,51を使用する場合、垂直
壁部45,65の係止孔46,66は断面エ字形
に、また、第5図の如き弾性係着部75を有する
クリツプ71を使用する場合、垂直壁部85の係
止孔86は断面逆コ字形に形成される。
また、この実施例のラジエータグリル21で
は、横棒部23のすべてが断面U字形のものを示
したが、垂直壁部25が配設される横棒部以外
は、平板状に形成することもできる。
【図面の簡単な説明】
第1〜5図はこの考案の実施例を示し、第1図
はラジエータグリルとクリツプを分解した状態を
示す分解斜視図、第2図はラジエータグリルの後
面側側面図、第3図は他のラジエータグリルとク
リツプの分解斜視図、第4図は更に他のラジエー
タグリルとクリツプの分解斜視図、第5図は更に
他のラジエータグリルとクリツプの分解斜視図、
第6図は従来のラジエータグリルの取付け構造を
示す分解斜視図、第7図は同じくラジエータグリ
ルと取付側車体の分離状態を示す概略斜視図、第
8図は同じくクリツプと係止孔との組付け斜視
図、第9図は同じくラジエータグリルの取り外し
説明用の組付け部分断面図、第10図は同じくク
リツプの取外し説明用の斜視図である。 2……ブラケツト、2a……取付孔、10……
治具(ドライバ)、11,31,51,71……
クリツプ、12……取着脚部、15……弾性係着
部、21……ラジエータグリル、23……横棒
部、24……開口部、25,45,65,85…
…垂直壁部、26,46,66,86……係止
孔、26a……細幅開口部、26b……広幅開口
部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 各々の断面形状を前方へ膨出させるよう湾曲さ
    せ上下方向に複数並設される横棒部と、該横棒部
    に連結される垂直壁部とを備え、該垂直壁部に、
    細幅開口部と広幅開口部とを上下に連ねて形成さ
    れる係止孔が前後方向に穿設され、該係止孔に係
    着されたクリツプを介して車体前面に取り付けら
    れるラジエータグリルであつて、 前記クリツプが、一側に、車体前面に設けられ
    た断面略矩形の取付孔への挿入時に取着可能でか
    つ取着後所定角度回転させることによつて取着状
    態を解除可能な取着脚部を備え、他側に、先端を
    半径方向外方の水平方向に突出させて前記係止孔
    における広幅開口部に後方から挿入されて細幅開
    口部前面側周縁に係止される突出部を具備する弾
    性係着部を備え、 前記ラジエータグリルを車体前面に取り付けた
    後、前記クリツプ弾性係着部の突出部を治具を用
    いて広幅開口部側に撓ませつつ引き抜くことによ
    り、前記クリツプを車体前面に取着させた状態で
    車体前面から取り外し可能とするラジエータグリ
    ルにおいて、 前記垂直壁部が、最上又は最下に位置する前記
    横棒部後部の上端と下端とに掛け渡して配設され
    るとともに、 前記横棒部における上部又は下部の前記垂直壁
    部近傍に、前記治具挿入用の開口部が形成されて
    いる ことを特徴とするラジエータグリル。
JP1987029780U 1987-02-27 1987-02-27 Expired - Lifetime JPH0511733Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS63137053U JPS63137053U (ja) 1988-09-08
JPH0511733Y2 true JPH0511733Y2 (ja) 1993-03-24

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ID=30833978

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5514923A (en) * 1978-07-17 1980-02-01 Jidosha Kiki Co Ltd Pump device
JPS6143562A (ja) * 1984-05-17 1986-03-03 ザ ジエイムズ リヴア− コ−ポレ−シヨン 布状の複合ラミネ−トとその製造方法

Family Cites Families (1)

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JPS63137053U (ja) 1988-09-08

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