JP6100542B2 - 建築用シャッターにおけるガイドレール - Google Patents
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Description
そこでガイドレールを、外レールと内レールの二重レール構造とし、シャッターカーテンを交換するときに、内レールを外レールから外すことでシャッターカーテンの左右ずれ寸法を大きく取れる構成にし、これによってシャッターカーテンをガイドレールから外すことができるようにしたものが知られている(例えば特許文献1、2参照)。
これに対しシャッターカーテンは、開閉作動する際に左右にズレることを見越してシャッターカーテンの左右端縁と内レールのレール溝底面とのあいだ隙間を設ける必要があるが、飲み込み代を変更した場合、前記隙間が変化してしまうことになる。ところでこの隙間はシャッターカーテンの左右振れの許容と抜け止めとの機能を果たすものであるから隙間は一定に維持することが要求され、そのためには、異なった飲み込み代に対応した複数の内レールを準備しておかなければならないという問題があり、ここに本発明の解決すべき課題がある。
請求項2の発明は、前記隙間には補強部材が設けられるものであり、該補強部材は左右方向内側が開口したものであり、該補強部材の開口に内レール内側半部の溝底面部が挿入可能になっていることを特徴とする請求項1記載の建築用シャッターにおけるガイドレールである。
しかもシャッターカーテンの飲み込み代を変更して耐風力を変更したい場合に、内レール内側半部のみの変更でよいことになるが、内レール内側半部は溝底面部の深さを異ならしめるだけでよく、内レール内側半部の他の部位の形状はおなじものでよいことになり、この結果、内レール内側半部の外側半部との組み合わせ形状の変更が強いられることがなくなって、内レール外側半部を共通して用いることができることになる。
そのうえ、耐風力を変更すべくシャッターカーテンの飲み込み代を変更することによりシャッターカーテンに設けた耐風フックの位置が変更した場合に、内レール内側半部を、位置変更した耐風フックに対応した位置に係止部位置があるものと交換すればよいことになって、交換部品を最小限のものにできることになる。
請求項2の発明とすることにより、内外レールの溝底面部間の隙間に補強部材を設けてガイドレール自体の強度アップが図れるものにできながら、耐風力を高めるためにシャッターカーテンのガイドレールへの飲み込み代を大きくすべく内レールの溝底面部を深くしたとしても、これを補強部材が吸収できることになる。
尚、開口部の通過方向を前後方向、ガイドレールが取り付けられる間口幅方向を左右方向、間口高さを上下方向、そして前後方向においてシャッターカーテン2のカーテン芯L(開口の前後方向中心)から離れる方向を外側方向、近づく方向を内側方向、左右方向においてガイドレールから開口の左右方向中心側を内側、反対側を外側と便宜上定義するが、これに限定されるものではない。
そして内レール7は、前述したようにビス10aにより内側片部12と外側片部13とが組み付け固定されることになるが、該内レール7に形成されるガイド溝Gの溝底面は内側半部12の第一片部12aにより、溝奥側前後面部は内側半部12の第二片部12dにより、開口側前後面部は外側半部13の第二片部13cによりそれぞれ形成された凹溝状になっている。
さらに内レール外側半部13の第二片部13cには、内レール内側半部第二片部12dの左右方向内端12cが左右方向外側から内側に向けて嵌入する嵌入凹部13iと、第二片部13cの左右方向内端部位においてカーテン芯L側に向けて突設され、モヘア等の緩衝材15が組み込まれる組み込み片13jとが形成されている。
ところでこのように、強風仕様とした場合、ガイドレール3自体の強度アップを図ることが好ましいが、この場合、図11に示すように、補強部材19を、鋼製のC型チャンネルのような開口部が形成されたものとし、そして斯かる補強部材19を、この開口部が左右方向内側を向く姿勢でビス10fを介して外レール内側半部第二片部8bに固定することになるが、この補強部材19のビス固定手順としては、外レール内側半部8を外レール外側半部9に固定する以前であって、かつ内レール7を外レール6に組み込む以前の段階で行うことになる。つまり、外レール6内側半部8が単体の状態で開口部が左右方向内方に向いた状態の補強部材19を第二スペースS2に組み込み、そして外レール内側半部第二片部8bの前後方向外側面から内側に向けてビス10fを螺入することにより前記第二スペースS2に配した補強部材19が外レール内側半部第二片部8bに取り付けられることになり、このようにすることにより、内レール内側半部12を前記強風仕様として内レール溝底面部を深いものとした場合であっても、該深い溝底面部が補強部材19の開口に入り込むことになって仕様変更に支障をきたすことがない。
さらにはシャッターカーテン2に設けられる耐風フック14には様々な形状のものがあり、第三片部12eについても耐風フック14の形状に対応させたものとした場合に、同じく内レール7について、外側半部13は変更することなくそのまま用い、そして耐風フック14に対応した形状の第三片部12eが形成された内側半部12を採用すればよいことになる。
この場合の組み込み手法としては、例えば工場においてガイドレール3を仮組込したものを現場に搬入し、外レール6の壁Xや柱Yに取り付ける側の外側半部9をビス10を抜き取ることでガイドレール3から取り外し、該取り外した外側半部9をビス20やアンカーボルト21を介して固定した後、前記取り外したガイドレール3をビス10を介して前記固定した外レール外側半部9に固定することができるが、ガイドレールの建付けについては、外レール6、内レール7をそれぞればらばらに分解したものや、仮組込した内レール7、外レール6をそれぞれを現場に持ち込んでガイドレール3を現場で組み立てるようにしてもよいことは言うまでもない。
一方、埋込み納まりをする場合、本実施の形態のガイドレールはアルミニウムの押し出し形材で形成されているため溶接ができず、そこで外レール6の底部外面に鋼製の補助部材22を外嵌させたものを壁Z内に埋め込んだ状態で、補助部材22を躯体側から延出した鉄筋23に溶着することで埋込み固定ができるようになっている。
そしてこのものでは、図10に示すように、投受光器16が組み込まれた第一補助部材17を、前後何れか一方の第三スペースS3に組み込むようにすることで、光軸IまたはIIでの障害物検知ができるが、さらには内外両第三スペースS3に投受光器16が組み込まれた第一補助部材17を組み込むことで、カーテン芯Lを挟んだ前後両側の光軸IおよびIIでの障害物検知ができるように構成することもできる。またさらには投受光器16が組み込まれた第一補助部材17を、例えば左右何れか一方のガイドレール3の前後方向一方の第三スペースS3に組み込み、他方のガイドレール3の前後方向他方の第三スペースS3に組み込むようにすればカーテン芯Lを通過する光軸IIIまたはIVの内外交差状の障害物検知をすることができ、この光軸IIIおよびIVによる交差状の障害物検知を上下に交互に行うようにすることもでき、これらは必要において取捨選択して実施できることはいうまでもない。
2 シャッターカーテン
3 ガイドレール
6 外レール
7 内レール
12 内レール内側半部
13 内レール外側半部
22 補強部材
S2 スペース
Claims (2)
- 前後方向の出入りをする開口部の開閉をするシャッターカーテンと、該シャッターカーテンの開閉ガイドをする左右のガイドレールと、シャッターカーテンを巻き取る巻取りドラムとを備えて構成される建築用シャッターにおいて、ガイドレールを、シャッターカーテンのガイド溝が形成された内レールを外レールに対して着脱自在に固定された二重レール構造として、内レールが外レールから開口部の左右方向外方から内方に向けて取り外しができるように構成するにあたり、内レールは、内レールの溝底部を形成するための内側半部と、該内側半部の前後方向両端に取り付けられて内レールの前後板面を形成するための前後一対の外側半部とを組み合わせたもので構成され、内レールと外レールの溝底部同士の間に隙間が設けられ、ガイド溝は、該ガイド溝の溝底部を構成する内レール内側半部の溝底面部と、該溝底面部の前後方向両端部から左右方向内方に向けて延出してガイド溝の溝奥側前後方向内側面を構成する内レール内側半部の前後内側面部と、ガイド溝の開口側前後内側面部を構成する内レール外側半部の開口側前後内側面部とで構成され、内レール内側半部の前後内側面部に、シャッターカーテンに設けた耐風フックが係止する係止部が設けられていると共に、内レール内側半部は、該内レール内側半部の前後内側面部よりも前後方向外側に延出する前後両端片部を備え、内レール外側半部は、前記前後両端片部に左右方向内側から当接して左右方向外側から螺入されるビスにより固定される固定片部を備えていることを特徴とする建築用シャッターにおけるガイドレール。
- 前記隙間には補強部材が設けられるものであり、該補強部材は左右方向内側が開口したものであり、該補強部材の開口に内レール内側半部の溝底面部が挿入可能になっていることを特徴とする請求項1記載の建築用シャッターにおけるガイドレール。
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- 2013-01-31 JP JP2013016723A patent/JP6100542B2/ja active Active
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