JPH0519517Y2 - - Google Patents

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JPH0519517Y2
JPH0519517Y2 JP3742687U JP3742687U JPH0519517Y2 JP H0519517 Y2 JPH0519517 Y2 JP H0519517Y2 JP 3742687 U JP3742687 U JP 3742687U JP 3742687 U JP3742687 U JP 3742687U JP H0519517 Y2 JPH0519517 Y2 JP H0519517Y2
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shutter
slat
hinge mechanism
slats
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JP3742687U
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、ヒンジ機構を介して連結された複
数のスラツトを互いに重ね合わせた状態に折り畳
んだときに全開状態となり、それらのスラツトを
平板状に伸長させたときに全閉状態になるシヤツ
ターに関する。
〔従来の技術〕
上記種類のシヤツターは実開昭49−82531号公
報や特開昭57−205686号公報に開示されている。
これらの公報に開示された従来のシヤツターは、
全開したときに相互に折り曲げ自在に連結され複
数のスラツトが、間口の上部に設置した格納箱の
内部に折り畳まれて収納され、全閉したときに上
記複数のスラツトが平板状に伸長される構成にな
つている。
上記格納箱は、シヤツターを全開したときに折
り畳まれたスラツトの全体を隠蔽することによつ
て、全開状態でのシヤツターの外観体裁を良好に
すると共に、庇としての役目をも果たすものであ
り、従来ではシヤツターを設置する上で必要不可
欠なものとされていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、従来のシヤツターには次の問題があ
つた。即ち、シヤツターのスラツト前面には店舗
名やその他の事項を表示しておくことにより、シ
ヤツターを閉じているときでも店舗名等を通行人
等に知らせるようにすることが一般的に行われて
いるが、従来のシヤツターでは、全閉時に全ての
スラツトが格納箱の内部に折り畳まれて収容さ
れ、上記店舗名等が外部から見えなくなるので、
全閉時にも店舗名等を通行人等に知らせるために
店舗名等を表示したフードや看板等を別に設置す
るようにしている。
また、格納箱による庇効果はシヤツターを開け
ているときだけ奏されれば足るにもかかわらず、
従来では上記格納箱はシヤツターを閉めていると
きにも間口の上部に突き出しているため、間口の
外観が見苦しくなる。さらにシヤツターを設置す
るときに格納箱を余分に設置しなければならない
ので、それだけ作業が面倒になる。
この考案は、以上の問題を解決するもので、従
来の必要であつた格納箱を省略すると共に、スラ
ツトの連結構造を工夫することによつて、シヤツ
ターを全開したときでも全閉したときでも効果的
な看板表示が行われ、しかもシヤツターを開いた
ときにはスラツトが庇効果を発揮するようなシヤ
ツターを提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
以上の目的を達成するために講じた手段は、間
隔を隔てて配設された複数のスラツトがこれらの
スラツトの相互間の隙間に介在されたヒンジ機構
を介して連結され、全開状態では複数のスラツト
が上記ガイドレールの前方へ突き出て互いに重ね
合わされた状態に折り畳まれ、全閉状態では複数
のスラツトが平板状に伸長されるようにすると共
に、シヤツターが全開された状態及び全閉された
状態では全開状態のときにガイドレールの前方へ
突き出るスラツトの突出端に連結されているヒン
ジ機構が立上り姿勢になるように構成され、かつ
そのヒンジ機構の前面には別体の看板表示が取着
されているである。
〔作用〕
このように構成されたシヤツターによると、全
開状態でガイドレールの前方へ突き出るスラツト
の突出端に連結されているヒンジ機構の前面は、
シヤツターを全開しているか全閉しているかに関
係なく外部から見える。そのため、このヒンジ機
構の前面に取着された別体の看板表示がシヤツタ
ーの全開時でも全閉時でも外部から立体的に見え
るようになる。また、シヤツターを全開したとき
に折り畳まれたスラツトはガイドレールから前方
へ突き出ているので、そのスラツト自体が庇とし
て役立つ。
〔実施例〕
第1図はこの考案の実施例によるシヤツターを
全閉したときの正面図、第2図はその断面図であ
る。実施例のシヤツターは、間隔を隔てて配設さ
れた四枚のスラツト1,2,3,4を、これらの
スラツト1〜4の相互間の隙間に介在したヒンジ
機構5,6,7を介して連結し、最下位のスラツ
ト4の下端部に水切り部材8を連結している。こ
のようなシヤツターは間口の左右に立ち上げられ
た一対のガイドレール9,9によつて開け閉め時
の昇降動作が案内される。10はシヤツター駆動
装置である。
上述した四枚のスラツト1〜4のうち最上位の
スラツト1の縦幅寸法L1は他のスラツト2〜4
の縦幅寸法L2,L3,L4よりも長く構成され、中
間部位の二つのスラツト2,3は同一の縦幅寸法
L2=L3に構成され、最下位のスラツト4の縦幅
寸法L4は中間部位の二つのスラツト2,3の縦
幅寸法L2,L3よりも長く、かつ最上位のスラツ
ト1の縦幅寸法L1よりも短く構成されている。
第3図はシヤツターを全開したときの側面図であ
り、この図から明らかなように、全開時には最上
位のスラツト1がガイドレール9の前方へ前下が
り状に突き出して庇の役目をし、中間部位のスラ
ツト2,3が互いに重ね合わされた状態に折り畳
まれ、これらがガイドレール9から水平に突き出
てスラツト群Sを形成し、最下位のシヤツター4
が上記スラツト群Sの突出端とガイドレール9と
の間に前上がりに斜めに配置されている。
また、第1〜3図から明らかなように、最上位
のスラツト1とその下部のスラツト2とを連結し
ているヒンジ機構5の前面には別体の看板表示の
一例であるパネル100が取り付けられている。
このパネル100には、店舗名や商品マークやそ
の他の所望の表示が施されている。
第4図は第3図の一部を拡大した断面図であ
る。この図に示すように、最上位のスラツト1の
上端部に設けられた支持軸11はガイドレール9
の上端部に設けられた抱持部91に回転自在に嵌
め込まれている。最上位のスラツト1とその下部
のスラツト2とを連結しているヒンジ機構5は、
上記各スラツト1〜4に比べて縦幅寸法の短い本
体部分51の上端部と下端部にそれぞれ具備され
た抱持部52,53とを有し、上端部の抱持部5
2に最上位のスラツト1の下端部に設けられた支
軸部12が嵌め込まれ、下端部の抱持部53にス
ラツト2の上端部に設けられた支軸部21が嵌め
込まれている。中間部位のスラツト2,3同士を
連結するヒンジ機構6と中間部位の下側のスラツ
ト3と最下位のスラツト4とを連結するヒンジ機
構7は上述したヒンジ機構5と同様の構成である
が、ヒンジ機構6については他のヒンジ機構5,
7と対称構造になつている。61,71は本体部
分、62,72は本体部分61,71の上端部に
具備された抱持部、63,73は本体部分61,
71の下端部に具備された抱持部であり、上端部
の抱持部62,72のそれぞれにはスラツト2の
下端部の支軸部22とスラツト3の下端部の支軸
部32が嵌め込まれ、下端部の抱持部63,73
のそれぞれにはスラツト3の上端部の支軸部31
と最下位のスラツト4の上端部の支軸部41が嵌
め込まれている。また、最下位のスラツト4の下
端部に設けられた支軸部42に水切り部材8の上
端部に具備された抱持部81が嵌め込まれてい
る。そして、ヒンジ機構5の本体部分51とスラ
ツト2の上端23は第4図のようにヒンジ機構5
とスラツト2が直角に折り曲げられたときに当接
し、それ以上は折れ曲がらないようになつてい
る。ヒンジ機構6の本体部分61とスラツト2の
下端24、ヒンジ機構6の本体部分61とスラツ
ト3の上端33並びにヒンジ機構7の本体部分7
1とスラツト3の下端34についても同様であ
る。一方、ヒンジ機構7の本体部分にはスペーサ
74が固着されており、最下位のスラツト4はそ
の上端43がスペーサ74に当たるまでヒンジ機
構7に対して折れ曲がる構成になつている。
次に、第5図に示すようにガイドレール9はコ
字形断面に構成されており、その前板部92の上
端部分が一定幅に亘つて欠除されている。また、
第6図に説明的に示したように、ヒンジ機構6,
7の側端部にはガイドローラ65,75が設けら
れており、これらのガイドローラ65,75のう
ちガイドローラ75はガイドローラ65よりも出
幅が小さく、ガイドレール9の前板部92の欠除
部93から出入り自在である。これに対し、ヒン
ジ機構6のガイドローラ65は出幅が大きく、前
記欠除部93から出入りできない構成である。ま
た、水切り部材8に設けられたガイドローラ85
は上記ガイドローラ65と同様に出幅が大きく、
上記欠除部93から出入りできない構成である。
第7図はシヤツター駆動装置10を説明的に示
している。同図から明らかなように、シヤツター
駆動装置10は、間口の上部に設置された駆動側
スプロケツト10aと、間口の下部に設置された
従動側スプロケツト10bと、これらのスプロケ
ツト10a,10bに巻き掛けられたチエン10
cと、図外の駆動モータとを備え、チエン10c
の一箇所に最下位のスラツト4が連結されてな
る。
以上の構成によると、シヤツターの全閉状態で
は、第1図、第2図及び第7図に示したようにパ
ネル100が外部から見える位置に配置され、休
業時における有効な看板表示が行われる。
全閉状態からシヤツター駆動装置10を動作さ
せて最下位のスラツト4を第8図の矢印Xのよう
に引き上げると、最上位のスラツト1と中間部位
のスラツト2,3は最下位のスラツト4により押
し上げられ、それに伴つて第8図のようにヒンジ
機構5が前方へせり出して最上位のスラツト1と
中間部位の上側のスラツト2とがヒンジ機構5を
境として折れ曲がる。そして、スラツト2が水平
になり、その上端23がヒンジ機構5の本体部分
51に当たることによつてヒンジ機構5が垂直に
立ち上がつた姿勢に保持される。また、スラツト
2の下端24がヒンジ機構6の本体部分61に当
たると、スラツト2の上動が停止する。このと
き、ガイドレール7に沿つて押し上げられてきた
ヒンジ機構7がガイドレール9の欠除部93に臨
んでいる。従つて、引き続きシヤツター駆動装置
10を作動させると、今度はヒンジ機構7が前方
へせり出す。これに伴い、最下位のスラツト4の
上端43も前方へせり出す。そして、中間部位の
下側のスラツト3が水平になつてその上端33が
ヒンジ機構6の本体部分61に当たり、その下端
がヒンジ機構7の本体部分71に当たり、さらに
最下位のスラツト4の上端43がスペーサ74に
当たつた時点でシヤツター駆動装置を停止し、最
下位のスペーサ4を上方へ引つ張つた状態に維持
する。これによりシヤツターが全開状態に保持さ
れ、最上位のスラツト1が斜め前方へ垂れ下がつ
た状態の庇として役立つ。
このようにシヤツターを全開した状態では、第
3図、第4図及び第9図に示すようにヒンジ機構
5の本体部分51が垂直に立ち上がつた姿勢を保
ち、このヒンジ機構5に取り付けられているパネ
ル100があたかも庇の先端に取り付けられてい
るかのように間口の前方へ張り出す。そのため、
シヤツターの全開時において、パネル100に施
されている看板表示に立体感がかもし出され、そ
れを見た通行人等の注意を顕著に喚起することに
なる。また、シヤツターの全開時には最上位のス
ラツト1が前下がりの庇として役立ち、平行に突
き出しているスラツト群Sが天井面として役立つ
上、従来のように格納箱を設けていないので、間
口が簡素化されたデザインとなり、美観の面から
も非常に優れたものとなる。
さらに、この実施例では特にシヤツターの開け
閉め操作に関して次のような利点がある。即ち、
最上位のスラツト1と中間部位のスラツト2,3
(スラツト群S)との垂れ下がろうとする力並び
にヒンジ機構5,7の重みによる荷重の一部が、
スラツト群Sの突出端とガイドレール9との間に
亘つて斜めに配置されている最下位のスラツト4
の垂直分力により受持たれるため、ヒンジ機構7
の抱持部73とスラツト4の上端部の支軸部41
との嵌め合わせ部分Aに加わる荷重がそれだけ軽
減され、しかもヒンジ機構6とガイドレール9と
の噛み合い部分に回転モーメントが生じなくな
る。従つて、パネル100を取り付けたことによ
り重量増を招いているにもかかわらず、シヤツタ
ーの開け閉めが円滑に行われる。
この実施例では最上位のスラツト1の縦幅寸法
L1を他のスラツト2,3,4の縦幅寸法L2,L3
L4よりも長くすることにより、全開状態におい
てそのスラツト1が斜め前方へ垂れ下がるように
してあるが、これに限らず最上位のスラツト1の
縦幅寸法L1を中間部位のスラツト2,3の縦幅
寸法L2,L3と同一にすることにより、全開状態
において最上位のスラツト1と中間部位のスラツ
ト2,3が互いに重ね合わされて折り畳まれ、水
平なスラツト群を形成するようにしてもよい。
〔考案の効果〕
以上のようにこの考案のシヤツターによると、
全開しているか全閉しているかに関係なく、別体
の看板表示をシヤツターの前面側に適正に露呈さ
せることができ、シヤツターとは別位置に看板表
示を行うためのフードや看板を設置する必要が無
くなる。また、シヤツターの全開時においてはシ
ヤツター全体が一つにまとまつて庇として役立つ
ので、従来の格納箱は不要となり、それだけ設置
作業が簡略化されることに加え、間口の外観体裁
が損なわれなくなる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例によるシヤツターの
全閉状態の正面図、第2図は同断面図、第3図は
同全開状態の側面図、第4図は第3図の一部を拡
大した断面図、第5図はガイドレールの部分斜視
図、第6図はガイドレールとガイドローラの取り
合い関係を示す説明図、第7図はシヤツター駆動
装置を説明するための概略側面図、第8図はシヤ
ツターを開ける途中の状態を示す概略側面図、第
9図は間口に取り付けたシヤツターを全開した場
合の例を示す斜視図である。 1,2,3,4……スラツト、5,6,7……
ヒンジ機構、9……ガイドレール、100……パ
ネル(別体の看板表示の一例)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 間隔を隔てて配設された複数のスラツトがこれ
    らのスラツトの相互間の隙間に介在されたヒンジ
    機構を介して連結され、全開状態では複数のスラ
    ツトが上記ガイドレールの前方へ突き出て互いに
    重ね合わされた状態に折り畳まれ、全閉状態では
    複数のスラツトが平板状に伸長されるシヤツター
    において、 シヤツターを全閉した状態及びシヤツターを全
    開した状態では全開状態のときにガイドレールの
    前方へ突き出るスラツトの突出端に連結されてい
    るヒンジ機構が立上り姿勢になるように構成され
    ており、かつ、そのヒンジ機構の前面には別体の
    看板表示が取着されていることを特徴とするシヤ
    ツター。
JP3742687U 1987-03-13 1987-03-13 Expired - Lifetime JPH0519517Y2 (ja)

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JP3742687U JPH0519517Y2 (ja) 1987-03-13 1987-03-13

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JPS63146095U JPS63146095U (ja) 1988-09-27
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