JPH0510141Y2 - - Google Patents

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JPH0510141Y2
JPH0510141Y2 JP1985156340U JP15634085U JPH0510141Y2 JP H0510141 Y2 JPH0510141 Y2 JP H0510141Y2 JP 1985156340 U JP1985156340 U JP 1985156340U JP 15634085 U JP15634085 U JP 15634085U JP H0510141 Y2 JPH0510141 Y2 JP H0510141Y2
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shutter
slats
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、シヤツター板を格納するための収納
ボツクスが看板等として好適に利用できるように
構成されたシヤツター装置に関する。
(従来の技術) 一般的なシヤツター装置は、複数のスラツトを
連結してシヤツター板が構成されており、このシ
ヤツター板を収納ボツクスの内部に格納すること
によつて間口が開かれ、逆にシヤツター板を収納
ボツクスの外部へ伸展させることによつて間口が
閉じられるようになつており、上記収納ボツクス
の前面には店舗名や宣伝文句等を表示して宣伝効
果を高める工夫が講じられることが多い。
このようなシヤツター装置において、従来は、
収納ボツクスが間口上部のような高所に固定的に
配置される構造になつていた。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、従来のように格納ボツクスが間口等の
高所に固定的に配置される構成になつていると、
収納ボツクス自体が軒下等に隠れて余り目立たな
いので、収納ボツクスの前面に表示した店舗名や
宣伝文句等が人目につきにくく、あまり大きな宣
伝効果を期待できず、特に、シヤツター板によつ
て間口が閉じられる閉店時間後の宣伝効果を期待
したい場合に宣伝効果を殆ど期待できないと言う
問題点があつた。
また、従来のシヤツター装置は、その施工に当
たつて収納ボツクスを高所に持ち上げて設置しな
ければならなかつたので、収納ボツクスの設置作
業が大がかりになり、特に、シヤツター板を格納
した状態の収納ボツクスは非常に重いのでその設
置に多くの労力と手間とを要する問題点もあつ
た。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決するため、本考案のシヤツタ
ー装置は、複数のスラツトを上下方向に折り畳み
および伸展可能に連結してなる少なくとも上下1
対のシヤツター板の間に収納ボツクスが介設さ
れ、上記上側のシヤツター板の上端部が固定部材
に取付けられ、上記収納ボツクス内に上記下側の
シヤツター板の上端部と上側のシヤツター板の下
端部とが回動可能に取付けられ、収納ボツクスに
は、下側に上記下側のシヤツター板のスラツトを
順次出し入れさせる出入口と内部に下側のシヤツ
ター板のスラツトを折り畳み状態で格納し得る下
部収納空間が設けられているとともに、上側に上
記上側のシヤツター板のスラツトを順次出し入れ
させる出入口と内部に上側のシヤツター板のスラ
ツトを折り畳み状態で格納し得る上部収納空間が
設けられており、上側シヤツター板の上位に、回
動により上げ下げされる紐状部材を有する駆動装
置が設けられ、この紐状部材を下側のシヤツター
板の下端部に取付けて、紐状部材の上昇により下
側のシヤツター板を収納ボツクスの下部収納空間
に折り畳み状態で格納させるとともに収納ボツク
スを上昇させて該収納ボツクスの上部収納空間に
上側のシヤツター板を折り畳み状態で格納させ、
紐状部材の下降により上側のシヤツター板を伸展
させるとともに収納ボツクスを下降させて下側の
シヤツター板を伸展させるようにした点に要旨を
有する。
(作用) 本考案によれば、駆動装置を回動させて、紐状
部材を上げ下げすることで、下側のシヤツター板
が収納ボツクスの下部収納空間に折り畳み状態で
格納されるとともに収納ボツクスを上昇させて該
収納ボツクスの上部収納空間に上側のシヤツター
板を折り畳み状態で格納させ、また、上側のシヤ
ツター板を伸展させるとともに収納ボツクスを下
降させて下側のシヤツター板を伸展させることが
できる。従つて、従来のように収納ボツクスを高
所に設置しておかなくても、シヤツター装置を開
閉でき、このことから収納ボツクスを低所に設置
してその前面に表示された店舗名や宣伝文句を人
目につきやすくすることが可能になる。また、収
納ボツクスはシヤツター板の長さにより任意の高
さに設定できるため、施工が従来に比べて簡単に
なる。
(実施例) 以下、本考案の実施例によるシヤツター装置を
図面を参照して説明する。
第1図は本考案の昇降式シヤツター装置を示す
正面図で、1は収納ボツクス、2はシヤツター
板、3はシヤツターフレームを示す。
第2a〜2d図、第4図及び第5図に示したよ
うに、収納ボツクス1はその前面11が平らに構
成され、上側のシヤツター板2のスラツト21…
…を順次に出し入れさせる出入口1Aが形成され
ているとともに、下側に下側のシヤツター板2の
スラツト21……を順次に出し入れさせる出入口
1Bが形成されている。また、その内部が仕切部
材12によつて上部空間13aと下部空間13b
とに区画されており、これら上部空間13a及び
下部空間13bに、仕切部材12に取り付けるこ
とによつてガイド14a,14bが突設されてい
る。これらのガイド14a,14bは長孔15
a,15bを有し、これらの長孔15a,15b
に昇降体4a,4bがピン5を介してスライド自
在に保持されている。また、シヤツター板2は収
納ボツクス1の仕切部材12を挟む上側と下側と
にそれぞれ配置されている。このシヤツター板2
は複数の帯板状のスラツト21……を後側と前側
に交互に配設された連結ロツドト22a,22b
を介して回動可能に連結してなり、上側のシヤツ
ター板2の下端部及び下側のシヤツター板2の上
端部、つまり上下1対のシヤツター板2,2にお
ける互いに対向する側の端部がそれぞれ上記昇降
体4a,4bに回動可能に連結されている。ま
た、上側のシヤツター板2の上端部は取付ロツド
23を介して固定部材であるシヤツターフレーム
3に取り付けられている一方、下側のシヤツター
板2の下端部には枠部材24が取り付けられてい
る。次に、シヤツターフレーム3は、第3図のよ
うに、前側の連結ロツド22bを案内するガイド
レール31と、収納ボツクス1をその左右端部に
設けられた転動ローラ(図示せず)を介して上下
方向に案内するガイドレール32と、前記枠部材
24を上下方向に案内するガイドレール33とを
その全長部分に亘つて備えている。また、シヤツ
ターフレーム3の上端部にはシヤツター駆動装置
6を内蔵する上部ボツクス7が設けられている。
そして、上記シヤツター駆動装置6から繰り出さ
れたチエンなどの紐状部材61の先端部が第3図
のように上記枠部材24に結合されている。な
お、上部ボツクス7の前面には平坦部71が垂設
されている。
収納ボツクス1内には前記ガイドレルール33
より前方へ張り出す形状のガイドレール34,3
4が仕切部材12の上下に対称に設けられてい
る。このうち下側のガイドレール34が第3図に
詳細に示されている。このガイドレール34は、
その始端部34aが上記ガイドレール31に臨
み、かつ、該始端部34aに切欠孔34bが開設
されている。これに対し、上述した連結ロツド2
2aには上記切欠孔34bの開口幅よりも径大の
ローラ35が取り付けられている。このため、図
中矢印Aのようにスラツト21が上昇されると、
連結ロツド22aに取り付けられたローラ35が
ガイドレール31からガイドレール34に受け継
がれる一方、連結ロツド22bに取り付けられた
ローラは上記切欠孔34bを通過し、ガイドレー
ル31に沿つて上昇される。従つて、上記矢印A
方向にスラツト21が上昇すると、そのスラツト
21は収納ボツクス1の内部に入つてから水平に
折畳まれる。仕切部材12の上側に設けられたガ
イドレールについても同様である。
次に作用を説明する。
シヤツター駆動装置6を回動させて、ここから
チエン61を繰り出し、上下のシヤツター板2,
2を伸展させると、第1図及び第2a図のように
左右のシヤツターフレーム3,3の間の間口がシ
ヤツター板2,2及び収納ボツクス1によつて閉
じられる。このとき、収納ボツクス1は上記間口
の高さ方向の中央部、即ち余り高くない位置に配
置される。従つて、収納ボツクス1の前面11に
店舗名や宣伝文句等の表示を施しておくと、その
表示が人目につきやすく、高い宣伝効果を発揮す
る。なお、シヤツター板2,2や上部ボツクス7
の平坦部71にも所定の表示を施すことが可能で
ある。
第2a図の状態からシヤツター駆動装置6の回
動によりチエン61を引き上げて枠部材24を上
昇させると、この枠部材24によつて下側シヤツ
ター板2が持ち上げられる。そのため、このシヤ
ツター板2の複数のスラツト21……が上位に位
置するものから順に収納ボツクス1に入りながら
第2b図のように折畳み状態に格納される。この
ようにして下側のシヤツター板2を構成している
全部のスラツト21……が収納ボツクス1の下部
空間13bに格納されると、その時点で枠部材2
4が同図及び第3図のように収納ボツクス1の下
端に係合する。従つて、この状態からチエン61
が引き上げられると、下側のシヤツター板2を格
納したまま収納ボツクス1がガイドレール32に
案内されながら上昇する。
第2c図は収納ボツクス1がやや上昇(復動)
した状態を示している。収納ボツクス1が上昇す
ると、上側のシヤツター板2を構成している複数
のスラツト21が下位のものから順に収納ボツク
ス1に繰り入れられる。このとき、第3図からも
類推できるように、スラツト21は折畳まれなが
ら収納ボツクス1に繰り入れられて格納される。
収納ボツクス1が第2d図のように上部ボツクス
7の平坦部71の先端部に当接した時点でチエン
61の引き上げが停止され、間口が全開される。
間口を閉じるときは上記と逆の手順による。即
ち、シヤツター駆動装置6からチエン61を繰り
出してシヤツター板2,2及び収納ボツクス1の
自重によつてそれらを下降(収納ボツクスについ
ては往動)させる。このとき、まず最初に上側の
シヤツター板2が収納ボツクス1から繰り出され
て伸展され、このシヤツター板2が完全に伸展さ
れてから以降は収納ボツクス1が停止し、下側の
シヤツター板2が収納ボツクス1から繰り出され
て伸展される。
(考案の効果) 本考案は上記のように実施できるもので、シヤ
ツター板を閉じた状態、即ち、シヤツター板を伸
展させた状態では収納ボツクスが上側のシヤツタ
ー板の下部に配置されるので、収納ボツクスの前
面に施した店舗名や宣伝文句等の表示が人目に触
れやすく、これらの表示が従来のように軒下等に
隠れて目立たなくなるといつた問題を完璧に防止
できる。また、シヤツター装置を施工する際に、
収納ボツクスを高所まで持ち上げる必要がないの
で、施工に必要な労力が従来の場合よりも軽減さ
れ、しかも作業性がよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例によるシヤツター装置
を示す一部切欠正面図、第2a〜2d図は上記シ
ヤツター装置の作用を説明するための概略側面
図、第3図は第2c図のイ部を拡大した詳細側面
図、第4図は第2a図のX−X線に沿う拡大断面
図、第5図は第4図のY−Y線に沿う断面図であ
る。 1……収納ボツクス、1A,1B……出入口、
2……シヤツター板、6……シヤツター駆動装
置、3……シヤツターフレーム(固定部材)、1
3a……上部空間(上部収納空間)、13b……
下部空間(下部収納空間)、21……スラツト、
61……チエン(紐状部材)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数のスラツトを上下方向に折り畳みおよび伸
    展可能に連結してなる少なくとも上下1対委のシ
    ヤツター板の間に収納ボツクスが介設され、上記
    上側のシヤツター板の上端部が固定部材に取付け
    られ、上記収納ボツクス内に上記下側のシヤツタ
    ー板の上端部と上側のシヤツター板の下端部とが
    回動可能に取付けられ、収納ボツクスには、下側
    に上記下側のシヤツター板のスラツトを順次出し
    入れさせる出入口と内部に下側のシヤツター板の
    スラツトを折り畳み状態で格納し得る下部収納空
    間が設けられているとともに、上側に上記上側の
    シヤツター板のスラツトを順次出し入れさせる出
    入口と内部に上側のシヤツター板のスラツトを折
    り畳み状態で格納し得る上部収納空間が設けられ
    ており、上側シヤツター板の上位に、回動により
    上げ下げされる紐状部材を有する駆動装置が設け
    られ、この紐状部材を下側のシヤツター板の下端
    部に取付けて、紐状部材の上昇により下側のシヤ
    ツター板を収納ボツクスの下部収納空間に折り畳
    み状態で格納させるとともに収納ボツクスを上昇
    させて該収納ボツクスの上部収納空間に上側のシ
    ヤツター板を折り畳み状態で格納させ、紐状部材
    の下降により上側のシヤツター板を伸展させると
    ともに収納ボツクスを下降させて下側のシヤツタ
    ー板を伸展させるようにしたことを特徴とするシ
    ヤツター装置。
JP1985156340U 1985-10-11 1985-10-11 Expired - Lifetime JPH0510141Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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