JPH08123990A - 上開き式背面扉 - Google Patents
上開き式背面扉Info
- Publication number
- JPH08123990A JPH08123990A JP6262216A JP26221694A JPH08123990A JP H08123990 A JPH08123990 A JP H08123990A JP 6262216 A JP6262216 A JP 6262216A JP 26221694 A JP26221694 A JP 26221694A JP H08123990 A JPH08123990 A JP H08123990A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rear door
- door
- housing
- hinge
- upward
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【構成】背面保守タイプの自動機の背面扉のヒンジを天
板部に設け、これを回転中心に背面扉を上方へ開く。ま
た、また、背面扉を上下に分割して分割部が屈曲できる
構成とする。 【効果】背面保守タイプの自動機おいて、狭い保守エリ
アで背面扉を開閉して搭載機器の保守ができる。
板部に設け、これを回転中心に背面扉を上方へ開く。ま
た、また、背面扉を上下に分割して分割部が屈曲できる
構成とする。 【効果】背面保守タイプの自動機おいて、狭い保守エリ
アで背面扉を開閉して搭載機器の保守ができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は自動機の背面扉に係り、
特に狭い保守エリアで背面扉を開閉して搭載機器の保守
ができるのに好適な上開き式背面扉に関するものであ
る。
特に狭い保守エリアで背面扉を開閉して搭載機器の保守
ができるのに好適な上開き式背面扉に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、背面保守タイプの自動機の背面扉
は、側板に設けたヒンジを回転中心に1枚の扉を左右ど
ちらか一方に開閉する方式か、左右に二分割した扉を左
右に開閉する方式が広く使われている。背面扉は、搭載
機器の保守時や顧客の金庫セット,記録用紙セット時な
どに搭載機器を引き出して操作ができるように、自動機
の幅より広く開く構造となっているため、扉を開けるた
めだけのスペースを確保しなければならない。
は、側板に設けたヒンジを回転中心に1枚の扉を左右ど
ちらか一方に開閉する方式か、左右に二分割した扉を左
右に開閉する方式が広く使われている。背面扉は、搭載
機器の保守時や顧客の金庫セット,記録用紙セット時な
どに搭載機器を引き出して操作ができるように、自動機
の幅より広く開く構造となっているため、扉を開けるた
めだけのスペースを確保しなければならない。
【0003】そのため、設置できる場所が制限される
し、逆に自動機に合わせて店舗を改装して設置スペース
を確保しなければならない場所もある。
し、逆に自動機に合わせて店舗を改装して設置スペース
を確保しなければならない場所もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする課題
は、従来の方式では扉を開けるためだけのスペースを余
分にとらないと自動機を設置しても保守出来ない点であ
る。
は、従来の方式では扉を開けるためだけのスペースを余
分にとらないと自動機を設置しても保守出来ない点であ
る。
【0005】本考案は、この方式課題を解決し、自動機
の保守エリアを小スペース化することを目的とする。
の保守エリアを小スペース化することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本考案の上開き式扉は筐体の天井部にヒンジを設
け、このヒンジを回転中心に上方向に扉が開くことを特
徴とする。
め、本考案の上開き式扉は筐体の天井部にヒンジを設
け、このヒンジを回転中心に上方向に扉が開くことを特
徴とする。
【0007】また、この扉は、上下に分割し、この分割
箇所をヒンジで接続して扉が開くときに屈曲することを
特徴とする。
箇所をヒンジで接続して扉が開くときに屈曲することを
特徴とする。
【0008】さらに、扉にガススプリング,トーション
スプリングなどを設け、ばねアクションで開く方向に力
を掛け、開け安くすることを特徴とする。
スプリングなどを設け、ばねアクションで開く方向に力
を掛け、開け安くすることを特徴とする。
【0009】
【作用】本考案の上開き式の背面扉のヒンジを筐体の天
井部に設けて、これを回転中心に背面扉は上部に開く。
開いた状態で搭載機器を背面方向に引出して保守をする
が、背面扉は引出した搭載機器の上部に位置し、背面扉
を開くためだけの床スペースは不要となる。また、背面
扉にはガススプリングやトーションスプリングを設け
て、開く向きにばね力が働くようにし、開ける際に扉を
持ち上げる力を軽減する。
井部に設けて、これを回転中心に背面扉は上部に開く。
開いた状態で搭載機器を背面方向に引出して保守をする
が、背面扉は引出した搭載機器の上部に位置し、背面扉
を開くためだけの床スペースは不要となる。また、背面
扉にはガススプリングやトーションスプリングを設け
て、開く向きにばね力が働くようにし、開ける際に扉を
持ち上げる力を軽減する。
【0010】背面扉を1枚で構成する場合は構造が簡単
でコストが安くできるが、開閉時に扉に設けたノブの移
動量が大きく、操作性が従来の横開き方式よりも劣ると
考えられるため、背面扉を上下に分割しヒンジで接続し
て開時に屈曲する構造とする。ノブは分割部の近房に設
けることにより、開閉時のノブの移動量が少なくなり操
作性が向上する。
でコストが安くできるが、開閉時に扉に設けたノブの移
動量が大きく、操作性が従来の横開き方式よりも劣ると
考えられるため、背面扉を上下に分割しヒンジで接続し
て開時に屈曲する構造とする。ノブは分割部の近房に設
けることにより、開閉時のノブの移動量が少なくなり操
作性が向上する。
【0011】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面により詳細説明
する。
する。
【0012】図1は、本考案の上開き式背面扉に係る構
成の第1の実施例で、背面扉を引き出した状態を示す斜
視図である。図2は、図1の背面扉を閉じた状態をを示
す斜視図で、図3は、図1のA−A断面図でヒンジの形
状を示す図である。背面保守タイプである筐体1は、天
板2に図3のヒンジ11がねじ12で取り付けられてお
り、このヒンジ11を中心に背面扉3が上方向に回転し
て開くが、開ける際にはガススプリング6により背面扉
3を押し上げるため、手動で持ち上げる力を軽減する。
搭載機器8はレール9を介して筐体1に固定されてお
り、レール9の伸縮により容易に引出して保守を行うこ
とができる。従来の方式の横に背面扉を開く方式であれ
ば、背面扉が引き出した搭載機器に当たらないように筐
体の幅よりも横に広く開けなければならなく、保守エリ
アを広くとらなければならなかったが、本図の背面扉3
は上に開くため、搭載機器引出しエリア10よりも外に
出ることはなく、背面扉3が筐体1よりも高く開いて
も、操作者の手が届けば閉じることができるので問題は
ない。よって、保守エリアを筐体1の幅と同じにするこ
とができる。閉じる場合は、背面扉3を下げてロックピ
ン4と連動したノブ5をつかみロックピン4を縮ませ、
筐体1の内側の両側面に設けたロックピン穴7に掛け
て、図2に示すように閉じる。
成の第1の実施例で、背面扉を引き出した状態を示す斜
視図である。図2は、図1の背面扉を閉じた状態をを示
す斜視図で、図3は、図1のA−A断面図でヒンジの形
状を示す図である。背面保守タイプである筐体1は、天
板2に図3のヒンジ11がねじ12で取り付けられてお
り、このヒンジ11を中心に背面扉3が上方向に回転し
て開くが、開ける際にはガススプリング6により背面扉
3を押し上げるため、手動で持ち上げる力を軽減する。
搭載機器8はレール9を介して筐体1に固定されてお
り、レール9の伸縮により容易に引出して保守を行うこ
とができる。従来の方式の横に背面扉を開く方式であれ
ば、背面扉が引き出した搭載機器に当たらないように筐
体の幅よりも横に広く開けなければならなく、保守エリ
アを広くとらなければならなかったが、本図の背面扉3
は上に開くため、搭載機器引出しエリア10よりも外に
出ることはなく、背面扉3が筐体1よりも高く開いて
も、操作者の手が届けば閉じることができるので問題は
ない。よって、保守エリアを筐体1の幅と同じにするこ
とができる。閉じる場合は、背面扉3を下げてロックピ
ン4と連動したノブ5をつかみロックピン4を縮ませ、
筐体1の内側の両側面に設けたロックピン穴7に掛け
て、図2に示すように閉じる。
【0013】しかし、図1の例では開閉時にノブ5の移
動量が大きいため、操作者の動作が大きくなってしまい
操作性が悪く、これを改善する考案を図4図5により説
明する。
動量が大きいため、操作者の動作が大きくなってしまい
操作性が悪く、これを改善する考案を図4図5により説
明する。
【0014】図4は、本考案の上開き式背面扉に係る構
成の第2の実施例で、背面扉を開いた状態を示す斜視図
である。図5は、図4の背面扉を閉じた状態を示す斜視
図である。図4は図3の背面扉3を上背面扉13と下背
面扉14に屈曲部15で二分割し、屈曲部15はヒンジ
構造で上背面扉13と下背面扉14を接続して、開時に
は屈曲、閉時には図5のように筐体1の外形寸法内に収
納される。下背面扉14には図1のロックピン1が設け
てあり、筐体1の内側の両側面に設けた溝形状のガイド
16の中をスライドしてロックピン穴17に掛かる。こ
の背面扉を分割する方式によりノブ20の移動量がノブ
5よりも小さくなり開閉操作が容易になる。
成の第2の実施例で、背面扉を開いた状態を示す斜視図
である。図5は、図4の背面扉を閉じた状態を示す斜視
図である。図4は図3の背面扉3を上背面扉13と下背
面扉14に屈曲部15で二分割し、屈曲部15はヒンジ
構造で上背面扉13と下背面扉14を接続して、開時に
は屈曲、閉時には図5のように筐体1の外形寸法内に収
納される。下背面扉14には図1のロックピン1が設け
てあり、筐体1の内側の両側面に設けた溝形状のガイド
16の中をスライドしてロックピン穴17に掛かる。こ
の背面扉を分割する方式によりノブ20の移動量がノブ
5よりも小さくなり開閉操作が容易になる。
【0015】しかし、開時に下背面扉14がガススプリ
ング19に当たり、デッドスペース19が生じてしま
う。この問題を改善する考案を図6図7により説明す
る。
ング19に当たり、デッドスペース19が生じてしま
う。この問題を改善する考案を図6図7により説明す
る。
【0016】図6は、本考案の上開き式背面扉に係る構
成の第3の実施例で、背面扉を開いた状態を示す斜視図
である。図7は、図6の背面扉を閉じた状態を示す斜視
図である。図6の背面扉21は図4の背面扉13をL形
にしたものでヒンジの位置が筐体の前方に寄り、このヒ
ンジを移動させたスペースにガススプリング18を実装
することにより、下背面扉22は天板と同じ高さまで開
き、図4のデッドスペース21を無くすことができる。
閉じた場合は、図7のように筐体1の外形寸法内に収納
される。
成の第3の実施例で、背面扉を開いた状態を示す斜視図
である。図7は、図6の背面扉を閉じた状態を示す斜視
図である。図6の背面扉21は図4の背面扉13をL形
にしたものでヒンジの位置が筐体の前方に寄り、このヒ
ンジを移動させたスペースにガススプリング18を実装
することにより、下背面扉22は天板と同じ高さまで開
き、図4のデッドスペース21を無くすことができる。
閉じた場合は、図7のように筐体1の外形寸法内に収納
される。
【0017】
【発明の効果】本考案によれば、背面保守タイプの自動
機の背面扉を、保守性を悪くすることなく、狭い保守ス
ペースで開閉して搭載機器の保守ができる。
機の背面扉を、保守性を悪くすることなく、狭い保守ス
ペースで開閉して搭載機器の保守ができる。
【図1】本考案の上開き式背面扉に係る構成の第1の実
施例で、背面扉を開いて搭載機器を引出した状態を示す
斜視図である。
施例で、背面扉を開いて搭載機器を引出した状態を示す
斜視図である。
【図2】図1の背面扉を閉じた状態を示す斜視図であ
る。
る。
【図3】図1のA−A断面図でヒンジの形状を示す図で
ある。
ある。
【図4】本考案の上開き式背面扉に係る構成の第2の実
施例で、背面扉を開いた状態を示す斜視図である。
施例で、背面扉を開いた状態を示す斜視図である。
【図5】図4の背面扉を閉じた状態を示す斜視図であ
る。
る。
【図6】本考案の上開き式背面扉に係る構成の第3の実
施例で、背面扉を開いた状態を示す斜視図である。
施例で、背面扉を開いた状態を示す斜視図である。
【図7】図6の背面扉を閉じた状態を示す斜視図であ
る。
る。
1…筐体、 2…天板、 3…背面扉、
4…ロックピン、5…ノブ、 6…ガススプリン
グ、 7…ロックピン穴、8…搭載機器、 9
…レール、 10…搭載機器引出しエリア、11…
ヒンジ、 12…ねじ、 13…上背面扉、
14…下背面扉、 15…屈曲部、 16…ガイ
ド、17…ロックピン穴、 18…ガススプリン
グ、19…デッドスペース、 20…ノブ、 2
1…上背面扉、22…下背面扉。
4…ロックピン、5…ノブ、 6…ガススプリン
グ、 7…ロックピン穴、8…搭載機器、 9
…レール、 10…搭載機器引出しエリア、11…
ヒンジ、 12…ねじ、 13…上背面扉、
14…下背面扉、 15…屈曲部、 16…ガイ
ド、17…ロックピン穴、 18…ガススプリン
グ、19…デッドスペース、 20…ノブ、 2
1…上背面扉、22…下背面扉。
Claims (2)
- 【請求項1】自動機の背面扉において、上方向に開くこ
とを特徴とする上開き式背面扉。 - 【請求項2】請求項1に記載の背面扉において上下に屈
曲する機構を設けたことを特徴とする上開き式背面扉。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6262216A JPH08123990A (ja) | 1994-10-26 | 1994-10-26 | 上開き式背面扉 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6262216A JPH08123990A (ja) | 1994-10-26 | 1994-10-26 | 上開き式背面扉 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08123990A true JPH08123990A (ja) | 1996-05-17 |
Family
ID=17372696
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6262216A Pending JPH08123990A (ja) | 1994-10-26 | 1994-10-26 | 上開き式背面扉 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08123990A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007154584A (ja) * | 2005-12-08 | 2007-06-21 | Itoki Corp | キャビネットにおける開閉扉の開扉防止装置 |
JP2012043070A (ja) * | 2010-08-16 | 2012-03-01 | Oki Electric Ind Co Ltd | 自動取引装置 |
CN104916038A (zh) * | 2015-05-26 | 2015-09-16 | 中电长城(长沙)信息技术有限公司 | 自动关闭卷帘门的箱子 |
WO2017090742A1 (ja) * | 2015-11-28 | 2017-06-01 | 沖電気工業株式会社 | 自動取引装置 |
US10460570B2 (en) | 2015-11-28 | 2019-10-29 | Oki Electric Industry Co., Ltd. | Automatic transaction device |
-
1994
- 1994-10-26 JP JP6262216A patent/JPH08123990A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007154584A (ja) * | 2005-12-08 | 2007-06-21 | Itoki Corp | キャビネットにおける開閉扉の開扉防止装置 |
JP2012043070A (ja) * | 2010-08-16 | 2012-03-01 | Oki Electric Ind Co Ltd | 自動取引装置 |
CN104916038A (zh) * | 2015-05-26 | 2015-09-16 | 中电长城(长沙)信息技术有限公司 | 自动关闭卷帘门的箱子 |
WO2017090742A1 (ja) * | 2015-11-28 | 2017-06-01 | 沖電気工業株式会社 | 自動取引装置 |
US10460570B2 (en) | 2015-11-28 | 2019-10-29 | Oki Electric Industry Co., Ltd. | Automatic transaction device |
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