JPH079881Y2 - エレベータの扉係止装置 - Google Patents

エレベータの扉係止装置

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JPH079881Y2
JPH079881Y2 JP1989081644U JP8164489U JPH079881Y2 JP H079881 Y2 JPH079881 Y2 JP H079881Y2 JP 1989081644 U JP1989081644 U JP 1989081644U JP 8164489 U JP8164489 U JP 8164489U JP H079881 Y2 JPH079881 Y2 JP H079881Y2
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door
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engaging
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真弥 浅香
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株式会社日立ビルシステムサービス
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はエレベータの引き戸式吊り扉の係止装置に関す
る。
〔従来の技術〕
従来のエレベータの扉係止装置には第3図示す特開昭61
-127589号公報記載の技術があり、扉1と、扉1の下部
に設けられたシュー2と、敷居3と、シュー2を扉1の
開閉方向に案内する敷居溝4とからなるエレベータの引
き戸式吊り扉において、所定の位置に扉1を一時的に保
持した後、エレベータの扉係止装置5を敷居3と扉1の
間隙に挿入し、扉1の下部に設けられたシュー2とシュ
ー嵌合部6を係合させ、係止部7によって位置を固定し
扉1を係止していた。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、扉を係止状態にするため、片手で扉を
保持し、又、もう一方の手でエレベータの扉係止装置の
係止部を操作する必要があった。このため、取付時にエ
レベータの扉係止装置が不安定となり操作性が悪いとい
う問題があった。
本考案は、片手で容易に取り付けることのできる操作性
の良いエレベータの扉係止装置を提供することを目的と
する。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案は、敷居に沿って開
閉可能な扉を所定位置で係止状態に保持するエレベータ
の扉係止装置において、上記扉先端の下端部から敷居溝
に鋭角に挿入される支持部と、この支持部の下部に一体
的に設けられ、上記敷居溝に挿入可能な形状寸法に設定
した第1の張出し部と、上記支持部の上部に一体的に設
けられ、上記敷居溝よりも形状寸法を大きく設定され、
上記敷居溝の外部に張り出す第2の張出し部とを備えた
1つの構造体からなり、上記第1の張出し部に上記敷居
溝の底に係合する第1の係合部を有し、上記第2の張出
し部の外側部に上記敷居に連なる床に係合する第2の係
合部を有するとともに、上記第1の係合部と上記第2の
係合部との間に位置する上記支持部部分に上記扉の上記
下端部に係合する第3の係合部を有する構成にしてあ
る。
〔作用〕
第1,第2,第3の係止部を有する構造体は、扉の係止時に
扉先端の下端部と敷居との間隙に斜めに挿入して単に噛
み込ませれば良いので、片手で容易に操作でき、簡単に
扉を係止できる。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を第1図及び第2図に基づいて
説明する。
第1図は本考案の一実施例になるエレベータの扉係止装
置を取り付けた状態を示す斜視図で、1は敷居3に沿っ
て開閉可能な扉、2は扉1の下部に設けられたシュー、
4はシュー2を扉1の開閉方向に案内する敷居溝、10は
本考案の係止装置を示す構造体である。この構造体10
は、扉1の先端の下端部から敷居溝4に鋭角に挿入され
る支持部例えば軸体10aと、この軸体10aの下部に一体的
に設けられ、敷居溝4に挿入可能な形状寸法に設定した
第1の張出し部10bと、軸体10aの上部に一体的に設けら
れ、敷居溝4よりも形状寸法を大きく設定され、敷居溝
4の外部に張り出す第2の張出し部10cとからなってい
る。この構造体10は、第2図に示すように、第1の張出
し部10bに敷居溝4の底に係合する第1の係合部12を有
し、第2の張出し部10cの外側部に敷居3に連なる床15
に係合する第2の係合部13を有するとともに、第1の係
合部12と第2の係合部13との間に位置する軸体10部分
に、扉1の下端部に係合する第3の係合部11を有してい
る。
しかして今、扉1を係止状態とする時、まず扉1を所定
の位置に片方の手で一時的に保持し、構造体10を第1
図、および第2図に示すように、扉1と敷居3の間隙に
噛み込ませる。次いで扉1を保持していた手を放すと、
閉じようとする扉1から受けた力が第3の係合部11を介
して分散して伝えられ、第1の係合部12が敷居溝4の底
部に、第2の係合部13が敷居3に連なる床15にそれぞれ
押しつけられる。これにより、扉1が閉じようとする力
と、第1の係合部12と第2の係合部13の支える力とがつ
り合い、扉1の係止状態が保たれる。
本実施例によれば、扉1の係止時に本考案の構造体10を
扉1と敷居3との間隙に単に噛み込ませればよいので、
片手で容易に取り付けることができる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、片手で扉と敷居との間隙に噛み込ませ
ることができるので、取り付けを容易におこなうことが
でき、また、敷居上の大部分の位置で扉を係止すること
ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例になるエレベータの扉係止装
置を取り付けた状態を示す斜視図、第2図は第1図の詳
細を示す斜視図、第3図は従来のエレベータの扉係止装
置を取り付けた状態を示す斜視図である。 1……扉、2……シュー、3……敷居、4……敷居溝、
10……構造体(係止装置)、10a……軸体(支持部)、1
0b……第1の張出し部、10c……第2の張出し部、11…
…第3の係合部、12……第1の係合部、13……第2の係
合部、15……床。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】敷居に沿って開閉可能な扉を所定位置で係
    止状態に保持するエレベータの扉係止装置において、 上記扉先端の下端部から敷居溝に鋭角に挿入される支持
    部と、 この支持部の下部に一体的に設けられ、上記敷居溝に挿
    入可能な形状寸法に設定した第1の張出し部と、 上記支持部の上部に一体的に設けられ、上記敷居溝より
    も形状寸法を大きく設定され、上記敷居溝の外部に張り
    出す第2の張出し部と を備えた1つの構造体からなり、 上記第1の張出し部に上記敷居溝の底に係合する第1の
    係合部を有し、 上記第2の張出し部の外側部に上記敷居に連なる床に係
    合する第2の係合部を有するとともに、 上記第1の係合部と上記第2の係合部との間に位置する
    上記支持部部分に上記扉の上記下端部に係合する第3の
    係合部を有する ことを特徴とするエレベータの扉係止装置。
JP1989081644U 1989-07-13 1989-07-13 エレベータの扉係止装置 Expired - Fee Related JPH079881Y2 (ja)

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JPS61203678U (ja) * 1985-06-12 1986-12-22

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