JPH0751098Y2 - パチンコ機用キャビネット - Google Patents
パチンコ機用キャビネットInfo
- Publication number
- JPH0751098Y2 JPH0751098Y2 JP674391U JP674391U JPH0751098Y2 JP H0751098 Y2 JPH0751098 Y2 JP H0751098Y2 JP 674391 U JP674391 U JP 674391U JP 674391 U JP674391 U JP 674391U JP H0751098 Y2 JPH0751098 Y2 JP H0751098Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- frame body
- cabinet
- pachinko machine
- metal plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Pinball Game Machines (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、パチンコ機用のキャビ
ネットに関する。
ネットに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、パチンコ遊戯場で使用されるパチ
ンコ機の本体枠つまりキャビネットは木板で作られてお
り、パチンコ遊戯場内の島の壁部に木製のキャビネット
が固定され、その木製キャビネットの前面にパチンコ機
の前面枠が蝶番を介して取付けられる。
ンコ機の本体枠つまりキャビネットは木板で作られてお
り、パチンコ遊戯場内の島の壁部に木製のキャビネット
が固定され、その木製キャビネットの前面にパチンコ機
の前面枠が蝶番を介して取付けられる。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】パチンコ機の前面枠に
は、多数の電気機械部品が搭載され、前面枠の重量は相
当重く、その荷重が蝶番を介して本体枠の木製キャビネ
ットにかかるため、経時変化によってキャビネットが変
形し、前面枠の取付け状態に歪が生じ、長期の使用によ
っては、前面枠の開閉が円滑にできなくなる等の課題が
あった。
は、多数の電気機械部品が搭載され、前面枠の重量は相
当重く、その荷重が蝶番を介して本体枠の木製キャビネ
ットにかかるため、経時変化によってキャビネットが変
形し、前面枠の取付け状態に歪が生じ、長期の使用によ
っては、前面枠の開閉が円滑にできなくなる等の課題が
あった。
【０００４】また、木製キャビネットの場合、内部の電
気回路のアース接続が簡単にできないこと、電気機器の
各種コードを配線するための配線クランプを固定する金
具を壁部に木ねじを使用して固定する必要があり、部品
点数が多くなると共に、取付け時の作業工数も多いとい
う課題があった。
気回路のアース接続が簡単にできないこと、電気機器の
各種コードを配線するための配線クランプを固定する金
具を壁部に木ねじを使用して固定する必要があり、部品
点数が多くなると共に、取付け時の作業工数も多いとい
う課題があった。
【０００５】本考案は、上記の課題を解決するためにな
されたもので、内部に各種の部品を取付ける際の取付部
品や組付工数を削減でき、アース接続が容易で、充分な
強度に形成することがでるパチンコ機用キャビネットを
提供することを目的とする。
されたもので、内部に各種の部品を取付ける際の取付部
品や組付工数を削減でき、アース接続が容易で、充分な
強度に形成することがでるパチンコ機用キャビネットを
提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】このために、本考案のパ
チンコ機用キャビネットは、金属板を曲折して厚さのあ
る長方形の枠体が形成され、その枠体の周縁部には金属
板の端を内側に矩形状に曲折した矩形曲折縁部が形成さ
れ、その枠体の前面下部に金属板を薄い箱形に曲折して
形成した前壁部が固定され、枠体の内側側壁部に施錠用
の受け金具が固定されて構成される。
チンコ機用キャビネットは、金属板を曲折して厚さのあ
る長方形の枠体が形成され、その枠体の周縁部には金属
板の端を内側に矩形状に曲折した矩形曲折縁部が形成さ
れ、その枠体の前面下部に金属板を薄い箱形に曲折して
形成した前壁部が固定され、枠体の内側側壁部に施錠用
の受け金具が固定されて構成される。
【０００７】
【作用】このパチンコ機用キャビネットの前面には、そ
の枠体の左側上部と下部にねじ等で固定された蝶番を介
して前面枠が開閉可能に取付けられる。前面枠の右側部
内側には、縦に施錠具が取付けられ、前面枠が閉じられ
た際、施錠具の鉤部材が枠体の受け金具に係止される。
前面枠の内側には、多数の電気機械部品が取付けられる
が、枠体が金属板で形成され、充分な強度を有するた
め、前面枠の荷重を変形せずに受けることができる。ま
た必要に応じて、電気部品のアース接続用の接続部や、
電気部品の配線コード用の配線クランプを枠体内に取付
けることができる。
の枠体の左側上部と下部にねじ等で固定された蝶番を介
して前面枠が開閉可能に取付けられる。前面枠の右側部
内側には、縦に施錠具が取付けられ、前面枠が閉じられ
た際、施錠具の鉤部材が枠体の受け金具に係止される。
前面枠の内側には、多数の電気機械部品が取付けられる
が、枠体が金属板で形成され、充分な強度を有するた
め、前面枠の荷重を変形せずに受けることができる。ま
た必要に応じて、電気部品のアース接続用の接続部や、
電気部品の配線コード用の配線クランプを枠体内に取付
けることができる。
【０００８】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【０００９】図１はパチンコ機用キャビネットの斜視図
を示し、図２はそのＡ−Ａ断面図を、図３はそのＢ−Ｂ
断面図を、図４はそのＣ−Ｃ断面図を、図５はそのＤ−
Ｄ断面図を示している。
を示し、図２はそのＡ−Ａ断面図を、図３はそのＢ−Ｂ
断面図を、図４はそのＣ−Ｃ断面図を、図５はそのＤ−
Ｄ断面図を示している。
【００１０】このキャビネットは、厚さのある長方形の
枠体１の前面下部に前壁部２を固定し、枠体１の内側側
壁部に施錠用の受け金具３を固定して構成される。
枠体１の前面下部に前壁部２を固定し、枠体１の内側側
壁部に施錠用の受け金具３を固定して構成される。
【００１１】枠体１は、鋼板を曲折して長方形の厚さの
ある枠状に形成され、枠体１の前面と背面の周縁部、つ
まり枠体１の上縁部、下縁部、左右側縁部には、鋼板の
両側端を内側に矩形状に曲折した矩形曲折縁部１ａが各
々形成される。
ある枠状に形成され、枠体１の前面と背面の周縁部、つ
まり枠体１の上縁部、下縁部、左右側縁部には、鋼板の
両側端を内側に矩形状に曲折した矩形曲折縁部１ａが各
々形成される。
【００１２】この内部空間を有する矩形曲折縁部１ａに
よって、枠体１は重量を増すことなく効果的に補強さ
れ、比較的薄い鋼板を使用しても、必要充分な強度を持
たせることができる。
よって、枠体１は重量を増すことなく効果的に補強さ
れ、比較的薄い鋼板を使用しても、必要充分な強度を持
たせることができる。
【００１３】また、前壁部２は、鋼板を薄い箱形に折曲
げて形成され、枠体１の前面下部に溶接により固定され
る。この前壁部２が枠体１の前面の底辺部と左右側部に
渡って溶接されることにより、枠体１は充分補強され
る。
げて形成され、枠体１の前面下部に溶接により固定され
る。この前壁部２が枠体１の前面の底辺部と左右側部に
渡って溶接されることにより、枠体１は充分補強され
る。
【００１４】受け金具２、図示を省略した配線クランプ
用金具、アース接続用の金具等は、枠体１の任意の箇所
にスポット溶接等で容易に固定することができ、従来の
木製の枠体に比べ、取付用のねじが不要となり、また、
製作時の作業工数も低減できる。
用金具、アース接続用の金具等は、枠体１の任意の箇所
にスポット溶接等で容易に固定することができ、従来の
木製の枠体に比べ、取付用のねじが不要となり、また、
製作時の作業工数も低減できる。
【００１５】このように構成されたキャビネットの前面
には、図６に示すように、その枠体１の左側上部と下部
にねじ等で固定された蝶番を介して、前面枠４が開閉可
能に取付けられる。前面枠４の右側部内側には、縦に施
錠具が取付けられ、前面枠４が閉じられた際、施錠具の
鉤部材が枠体の受け金具３に係止される。
には、図６に示すように、その枠体１の左側上部と下部
にねじ等で固定された蝶番を介して、前面枠４が開閉可
能に取付けられる。前面枠４の右側部内側には、縦に施
錠具が取付けられ、前面枠４が閉じられた際、施錠具の
鉤部材が枠体の受け金具３に係止される。
【００１６】前面枠４の内側には、多数の電気機械部品
が取付けられ、キャビネット自体は、パチンコ遊戯場の
島の壁部に開口した取付部位に固定される。枠体１が鋼
板を曲折して形成され、充分な強度を有するため、前面
枠４の荷重を変形せずに受けることができる。
が取付けられ、キャビネット自体は、パチンコ遊戯場の
島の壁部に開口した取付部位に固定される。枠体１が鋼
板を曲折して形成され、充分な強度を有するため、前面
枠４の荷重を変形せずに受けることができる。
【００１７】
【考案の効果】以上説明したように、本考案のパチンコ
機用キャビネットによれば、金属板を曲折して厚さのあ
る長方形の枠体が形成され、その枠体の周縁部には金属
板の端を内側に矩形状に曲折した矩形曲折縁部が形成さ
れ、その枠体の前面下部に金属板を薄い箱形に曲折して
形成した前壁部が固定され、枠体の内側側壁部に施錠用
の受け金具を固定して構成したから、枠体が金属板で形
成され、矩形曲折縁部が枠体の周縁部に形成されるた
め、充分な強度をし、長期の使用によっても、前面枠の
荷重によって変形することはない。また、金属板の枠体
を使用するため、必要に応じて、電気部品のアースを接
続する接続部や電気部品の配線コード用の配線クランプ
などを溶接等で容易に固定することができる。
機用キャビネットによれば、金属板を曲折して厚さのあ
る長方形の枠体が形成され、その枠体の周縁部には金属
板の端を内側に矩形状に曲折した矩形曲折縁部が形成さ
れ、その枠体の前面下部に金属板を薄い箱形に曲折して
形成した前壁部が固定され、枠体の内側側壁部に施錠用
の受け金具を固定して構成したから、枠体が金属板で形
成され、矩形曲折縁部が枠体の周縁部に形成されるた
め、充分な強度をし、長期の使用によっても、前面枠の
荷重によって変形することはない。また、金属板の枠体
を使用するため、必要に応じて、電気部品のアースを接
続する接続部や電気部品の配線コード用の配線クランプ
などを溶接等で容易に固定することができる。
【図１】パチンコ機用キャビネットの斜視図である。
【図２】図１のＡ−Ａ断面図である。
【図３】図１のＢ−Ｂ断面図である。
【図４】図１のＣ−Ｃ断面図である。
【図５】図１のＤ−Ｄ断面図である。
【図６】前面枠を取付けた状態の斜視図である。
１−枠体、１ａ−矩形曲折縁部、２−前壁部、３−受け
金具。
金具。
Claims (1)
- 【請求項１】 金属板を曲折して厚さのある長方形の枠
体が形成され、該枠体の周縁部には金属板の端を内側に
矩形状に曲折した矩形曲折縁部が形成され、該枠体の前
面下部に金属板を薄い箱形に曲折して形成した前壁部が
固定され、該枠体の内側側壁部に施錠用の受け金具が固
定されたことを特徴とするパチンコ機用キャビネット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP674391U JPH0751098Y2 (ja) | 1991-02-19 | 1991-02-19 | パチンコ機用キャビネット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP674391U JPH0751098Y2 (ja) | 1991-02-19 | 1991-02-19 | パチンコ機用キャビネット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0518572U JPH0518572U (ja) | 1993-03-09 |
| JPH0751098Y2 true JPH0751098Y2 (ja) | 1995-11-22 |
Family
ID=11646691
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP674391U Expired - Lifetime JPH0751098Y2 (ja) | 1991-02-19 | 1991-02-19 | パチンコ機用キャビネット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0751098Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08141177A (ja) * | 1994-11-14 | 1996-06-04 | Ando Seisakusho:Kk | 室内遊技機の本体構造 |
| JP2004344449A (ja) * | 2003-05-23 | 2004-12-09 | Aruze Corp | スロットマシン |
-
1991
- 1991-02-19 JP JP674391U patent/JPH0751098Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0518572U (ja) | 1993-03-09 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960521 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |