JP2578311B2 - 扉の支持装置 - Google Patents
扉の支持装置Info
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- JP2578311B2 JP2578311B2 JP5302422A JP30242293A JP2578311B2 JP 2578311 B2 JP2578311 B2 JP 2578311B2 JP 5302422 A JP5302422 A JP 5302422A JP 30242293 A JP30242293 A JP 30242293A JP 2578311 B2 JP2578311 B2 JP 2578311B2
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- side bracket
- shaft
- hole
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建物に対する扉の前後
方向および左右方向の傾きをなくし、扉を正常な状態で
支持できるようにした扉の支持装置に関するものであ
る。
方向および左右方向の傾きをなくし、扉を正常な状態で
支持できるようにした扉の支持装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、建物に対する扉の取り付け時にお
いて、扉が前後方向および左右方向に傾くことなく扉を
正常な状態で支持できるようにするために、扉の上端面
および下端面に取り付けられた扉側金具を、建物の上枠
および下枠に取り付けられた上枠側金具および下枠側金
具に軸支するように構成したものにあっては、扉の上端
面および下端面に対する前記扉側金具の取り付け位置を
調整可能にするために、前記扉側金具を扉に固定するた
めのねじを挿通させる孔を長孔としたものが知られてい
る。
いて、扉が前後方向および左右方向に傾くことなく扉を
正常な状態で支持できるようにするために、扉の上端面
および下端面に取り付けられた扉側金具を、建物の上枠
および下枠に取り付けられた上枠側金具および下枠側金
具に軸支するように構成したものにあっては、扉の上端
面および下端面に対する前記扉側金具の取り付け位置を
調整可能にするために、前記扉側金具を扉に固定するた
めのねじを挿通させる孔を長孔としたものが知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、扉を建物に取り付けた後で、扉の取り付
け位置を修正しようとする場合、扉側金具は扉の上端面
および下端面にねじにより取り付けられていることか
ら、扉を一旦建物側から外さなければ、ねじを緩めて扉
の上端面および下端面に対する前記扉側金具の取り付け
位置を調整することが不可能である。しかも、扉を建物
側から外した状態で扉側金具の取り付け位置を調整する
ので、扉の上端面および下端面に対する扉側金具の取り
付け位置の決定に熟練を要するという問題があり、これ
は扉の新規の取り付け時および取り付け位置修正時に共
通の問題であった。
来の構成では、扉を建物に取り付けた後で、扉の取り付
け位置を修正しようとする場合、扉側金具は扉の上端面
および下端面にねじにより取り付けられていることか
ら、扉を一旦建物側から外さなければ、ねじを緩めて扉
の上端面および下端面に対する前記扉側金具の取り付け
位置を調整することが不可能である。しかも、扉を建物
側から外した状態で扉側金具の取り付け位置を調整する
ので、扉の上端面および下端面に対する扉側金具の取り
付け位置の決定に熟練を要するという問題があり、これ
は扉の新規の取り付け時および取り付け位置修正時に共
通の問題であった。
【0004】本発明はこのような課題を解決するもの
で、建物に対する扉の前後方向および左右方向の傾きを
なくすべく扉の取り付け位置の調整を扉を建物から外す
ことなく簡単に行なえるようにすることを目的とするも
のである。
で、建物に対する扉の前後方向および左右方向の傾きを
なくすべく扉の取り付け位置の調整を扉を建物から外す
ことなく簡単に行なえるようにすることを目的とするも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、建物に形成された出入口に取り付けられる
扉の支持装置であって、扉の上端面に、建物の出入口に
おける上枠下面に取り付けられた上枠側金具の軸受部に
対して回転自在に嵌合する軸を備えた扉側金具を設け、
この扉側金具に対して前記軸を互いに直交する水平なX
方向、Y方向に移動可能に構成するためにX方向に向く
長孔を持ち扉側金具にX方向に位置調整可能に設けられ
る板体とY方向に向く長孔を持ち扉側金具にY方向に位
置調整可能に設けられる板体とを扉側金具の下側で上下
に重ねてこれら板体の中央の孔部に下端が嵌入する前記
軸を前記扉側金具の孔部に嵌入させ、前記軸を扉側金具
に対して前記X方向、Y方向を含む3方向からねじによ
り締め付け固定するように構成し、前記扉側金具から上
方に突出する前記軸の上端を上枠側金具の軸受部に嵌合
させてなることを要旨とするものである。また本発明
は、建物に形成された出入口に取り付けられる扉の支持
装置であって、扉の下端面に、建物の出入口における下
枠上面に取り付けられた下枠側金具の軸に対して回転自
在に嵌合する軸受部を備えた扉側金具を設け、この扉側
金具に対して前記軸受部を互いに直交する水平なX方
向、Y方向に移動可能に構成するためにX方向に向く長
孔を持ち扉側金具にX方向に位置調整可能に設けられる
板体とY方向に向く長孔を持ち扉側金具にY方向に位置
調整可能に設けられる板体とを扉側金具の上側で上下に
重ねてこれら板体の中央の孔部に上端が嵌入する前記軸
受部を前記扉側金具の孔部に嵌入させ、前記軸受部を扉
側金具に対して前記X方向、Y方向を含む3方向からね
じにより締め付け固定するように構成し、前記扉側金具
の下側に位置する前記軸受部を前記下枠側金具の軸に嵌
合させてなることを要旨とするものである。
に本発明は、建物に形成された出入口に取り付けられる
扉の支持装置であって、扉の上端面に、建物の出入口に
おける上枠下面に取り付けられた上枠側金具の軸受部に
対して回転自在に嵌合する軸を備えた扉側金具を設け、
この扉側金具に対して前記軸を互いに直交する水平なX
方向、Y方向に移動可能に構成するためにX方向に向く
長孔を持ち扉側金具にX方向に位置調整可能に設けられ
る板体とY方向に向く長孔を持ち扉側金具にY方向に位
置調整可能に設けられる板体とを扉側金具の下側で上下
に重ねてこれら板体の中央の孔部に下端が嵌入する前記
軸を前記扉側金具の孔部に嵌入させ、前記軸を扉側金具
に対して前記X方向、Y方向を含む3方向からねじによ
り締め付け固定するように構成し、前記扉側金具から上
方に突出する前記軸の上端を上枠側金具の軸受部に嵌合
させてなることを要旨とするものである。また本発明
は、建物に形成された出入口に取り付けられる扉の支持
装置であって、扉の下端面に、建物の出入口における下
枠上面に取り付けられた下枠側金具の軸に対して回転自
在に嵌合する軸受部を備えた扉側金具を設け、この扉側
金具に対して前記軸受部を互いに直交する水平なX方
向、Y方向に移動可能に構成するためにX方向に向く長
孔を持ち扉側金具にX方向に位置調整可能に設けられる
板体とY方向に向く長孔を持ち扉側金具にY方向に位置
調整可能に設けられる板体とを扉側金具の上側で上下に
重ねてこれら板体の中央の孔部に上端が嵌入する前記軸
受部を前記扉側金具の孔部に嵌入させ、前記軸受部を扉
側金具に対して前記X方向、Y方向を含む3方向からね
じにより締め付け固定するように構成し、前記扉側金具
の下側に位置する前記軸受部を前記下枠側金具の軸に嵌
合させてなることを要旨とするものである。
【0006】
【作用】この構成により、扉を建物の出入口から取り外
すことなく建物に対する扉の前後方向および左右方向の
傾きをなくすべく扉の取り付け位置の調整を簡単に行な
うことができる。
すことなく建物に対する扉の前後方向および左右方向の
傾きをなくすべく扉の取り付け位置の調整を簡単に行な
うことができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面に基
づいて説明する。図1〜図12において、1は建物に形成
された出入口2に取り付けられる扉で、この扉1の上端
面には、建物の出入口2における上枠3下面に取り付け
られた上枠側金具4の軸受部5に嵌入する上方に突出す
る軸6を備えた扉側金具7が取り付けられる。また、扉
1の下端面には、建物の出入口2における下枠8上面に
取り付けられた下枠側金具9から上方に突出する軸10を
嵌入させる軸受部11を備えた扉側金具12が取り付けられ
る。
づいて説明する。図1〜図12において、1は建物に形成
された出入口2に取り付けられる扉で、この扉1の上端
面には、建物の出入口2における上枠3下面に取り付け
られた上枠側金具4の軸受部5に嵌入する上方に突出す
る軸6を備えた扉側金具7が取り付けられる。また、扉
1の下端面には、建物の出入口2における下枠8上面に
取り付けられた下枠側金具9から上方に突出する軸10を
嵌入させる軸受部11を備えた扉側金具12が取り付けられ
る。
【0008】前記扉1の上端面に取り付けられる扉側金
具7の前記軸6は、扉側金具7が扉1の上端面に取り付
けられた状態において扉1から前方に張り出す張出部7
aに設けられる。さらに詳細に述べると、前記軸6はこ
の軸6の外径よりも大径の外径を持つフランジ部材13に
下端部が埋め込まれてフランジ部材13に対して鉛直軸芯
の周りで回転可能となっている。また、軸6はフランジ
部材13と同芯状で、フランジ部材13から抜け止め支持さ
れている。また、前記フランジ部材13の下面中央には角
形の凸部14が下向きに突設され、この凸部14の下面から
円形の凸部15が下向きに突設され、この凸部15の下面か
ら雄ねじ部16が下向きに突設されている。なお、これら
凸部14、凸部15、雄ねじ部16は前記フランジ部材13から
徐々に外幅寸法が小さくなっており、これらは前記フラ
ンジ部材13および軸6と同芯状となっている。前記軸6
を一体的に備えたフランジ部材13は角形の凸部14が前記
扉側金具7の張出部7aの角形の孔部17に嵌入した状態
で扉側金具7の上面に載り、その状態で前記凸部15、雄
ねじ部16は前記孔部17から下方に突出するように構成さ
れている。ところで、前記扉側金具7の張出部7aの前
記孔部17形成位置における下面に重なるように水平なX
方向にスライド可能な金属製板体18が設けられ、またこ
の板体18の下面に重なるように水平なY方向にスライド
可能な金属製板体19が設けられている。上側の板体18の
両側にはX方向に向く長孔20、20が形成され、下側の板
体19の両側にはY方向に向く長孔21、21が形成されてお
り、前記板体18の長孔20、20は前記扉側金具7の張出部
7aの下面に植設されたピン22、22に係合し、前記板体
19の長孔21、21は前記板体18の下面に植設されたピン2
3、23に係合している。なお、前記板体18の中央には前
記X方向と直交する方向に長く前記円形の凸部15の外径
と同幅の長孔24が形成され、前記板体19の中央には前記
円形の凸部15の外径と同径の丸孔25が形成されている。
さらに、前記円形の凸部15の軸芯方向の長さは前記2枚
の板体18、19を重ねた厚みと同じか、やや小さくなって
いる。26、27、28は前記扉側金具7の角形の孔部17に嵌
入したフランジ部材13の角形の凸部14を前記X方向、Y
方向を含む3方向から締め付けて前記軸6の移動を止め
るために張出部7aに設けられたねじであり、このねじ
26、27、28の先端は角形の凸部14の3つのテーパー面14
aに当接して前記軸6の移動が止められる。29は前記孔
部17から下方に突出する雄ねじ部16に下方から螺合され
るナットで、このナット29と前記下側の板体19の下面と
の間にワッシャー30が介在されて、ナット29の締め付け
により軸6を一体的に備えたフランジ部材13は扉側金具
7に固定されるようになっている。従って、このような
構成の扉側金具7は軸6が取り付けられた張出部7aが
前記扉1の前方に突出するように扉1の上端面にビス31
により取り付けられるのであり、扉1に対する前記軸6
の位置調整は前記ナット29を緩めるとともに前記ねじ2
6、27、28の任意の何れかを緩めた状態で、フランジ部
材13を軸6と一体的に前記X方向、Y方向を含む3方向
の任意の何れかの方向に動かして行ない、最終的に前記
ねじ26、27、28を締め付けた後、前記ナット29を締め付
ければ良い。このような前記軸6の位置調整は軸6を前
記建物の出入口2における上枠3に取り付けられた上枠
側金具4の軸受部5に嵌入させた後で行なうことができ
る。
具7の前記軸6は、扉側金具7が扉1の上端面に取り付
けられた状態において扉1から前方に張り出す張出部7
aに設けられる。さらに詳細に述べると、前記軸6はこ
の軸6の外径よりも大径の外径を持つフランジ部材13に
下端部が埋め込まれてフランジ部材13に対して鉛直軸芯
の周りで回転可能となっている。また、軸6はフランジ
部材13と同芯状で、フランジ部材13から抜け止め支持さ
れている。また、前記フランジ部材13の下面中央には角
形の凸部14が下向きに突設され、この凸部14の下面から
円形の凸部15が下向きに突設され、この凸部15の下面か
ら雄ねじ部16が下向きに突設されている。なお、これら
凸部14、凸部15、雄ねじ部16は前記フランジ部材13から
徐々に外幅寸法が小さくなっており、これらは前記フラ
ンジ部材13および軸6と同芯状となっている。前記軸6
を一体的に備えたフランジ部材13は角形の凸部14が前記
扉側金具7の張出部7aの角形の孔部17に嵌入した状態
で扉側金具7の上面に載り、その状態で前記凸部15、雄
ねじ部16は前記孔部17から下方に突出するように構成さ
れている。ところで、前記扉側金具7の張出部7aの前
記孔部17形成位置における下面に重なるように水平なX
方向にスライド可能な金属製板体18が設けられ、またこ
の板体18の下面に重なるように水平なY方向にスライド
可能な金属製板体19が設けられている。上側の板体18の
両側にはX方向に向く長孔20、20が形成され、下側の板
体19の両側にはY方向に向く長孔21、21が形成されてお
り、前記板体18の長孔20、20は前記扉側金具7の張出部
7aの下面に植設されたピン22、22に係合し、前記板体
19の長孔21、21は前記板体18の下面に植設されたピン2
3、23に係合している。なお、前記板体18の中央には前
記X方向と直交する方向に長く前記円形の凸部15の外径
と同幅の長孔24が形成され、前記板体19の中央には前記
円形の凸部15の外径と同径の丸孔25が形成されている。
さらに、前記円形の凸部15の軸芯方向の長さは前記2枚
の板体18、19を重ねた厚みと同じか、やや小さくなって
いる。26、27、28は前記扉側金具7の角形の孔部17に嵌
入したフランジ部材13の角形の凸部14を前記X方向、Y
方向を含む3方向から締め付けて前記軸6の移動を止め
るために張出部7aに設けられたねじであり、このねじ
26、27、28の先端は角形の凸部14の3つのテーパー面14
aに当接して前記軸6の移動が止められる。29は前記孔
部17から下方に突出する雄ねじ部16に下方から螺合され
るナットで、このナット29と前記下側の板体19の下面と
の間にワッシャー30が介在されて、ナット29の締め付け
により軸6を一体的に備えたフランジ部材13は扉側金具
7に固定されるようになっている。従って、このような
構成の扉側金具7は軸6が取り付けられた張出部7aが
前記扉1の前方に突出するように扉1の上端面にビス31
により取り付けられるのであり、扉1に対する前記軸6
の位置調整は前記ナット29を緩めるとともに前記ねじ2
6、27、28の任意の何れかを緩めた状態で、フランジ部
材13を軸6と一体的に前記X方向、Y方向を含む3方向
の任意の何れかの方向に動かして行ない、最終的に前記
ねじ26、27、28を締め付けた後、前記ナット29を締め付
ければ良い。このような前記軸6の位置調整は軸6を前
記建物の出入口2における上枠3に取り付けられた上枠
側金具4の軸受部5に嵌入させた後で行なうことができ
る。
【0009】上枠側金具4の軸受部5は上枠側金具4が
上枠3下面に取り付けられた状態において上枠3から前
方に張り出す張出部4aに設けられる。この張出部4a
は前記扉側金具7の張出部7aの外形にほぼ等しく、前
記扉1が閉じた状態において扉側金具7の張出部7aの
上に張出部4aがかぶさるような状態となる。また、上
枠側金具4の軸受部5には前端部が蓋体32により開閉自
在な鉛直方向に向く孔部33を備え、前記扉1の上端側の
扉側金具7から上方に突出する前記軸6をこの孔部33に
嵌入させるときは、軸受部5から蓋体32を取り外して孔
部33を開いた状態にして、前記軸6を前方から孔部33に
嵌入させ、その後、軸受部5に蓋体32をビス34により取
り付けて孔部33を閉じれば良く、これにより扉1の上端
側の軸6が軸受部5に支持される。
上枠3下面に取り付けられた状態において上枠3から前
方に張り出す張出部4aに設けられる。この張出部4a
は前記扉側金具7の張出部7aの外形にほぼ等しく、前
記扉1が閉じた状態において扉側金具7の張出部7aの
上に張出部4aがかぶさるような状態となる。また、上
枠側金具4の軸受部5には前端部が蓋体32により開閉自
在な鉛直方向に向く孔部33を備え、前記扉1の上端側の
扉側金具7から上方に突出する前記軸6をこの孔部33に
嵌入させるときは、軸受部5から蓋体32を取り外して孔
部33を開いた状態にして、前記軸6を前方から孔部33に
嵌入させ、その後、軸受部5に蓋体32をビス34により取
り付けて孔部33を閉じれば良く、これにより扉1の上端
側の軸6が軸受部5に支持される。
【0010】なお、36および37は扉1の上端側の軸6が
軸受部5に支持された状態において前記扉側金具7の張
出部7aおよび上枠側金具4の張出部4aを覆い隠すた
めに張出部7aおよび張出部4aにビス38および39によ
り取り付けられるカバーである。
軸受部5に支持された状態において前記扉側金具7の張
出部7aおよび上枠側金具4の張出部4aを覆い隠すた
めに張出部7aおよび張出部4aにビス38および39によ
り取り付けられるカバーである。
【0011】以上、建物の出入口2における上枠3側に
対して扉1の上端側を支持する場合について説明した
が、建物の出入口2における下枠8側に対する扉1の下
端側の支持は次のようにして行なわれる。
対して扉1の上端側を支持する場合について説明した
が、建物の出入口2における下枠8側に対する扉1の下
端側の支持は次のようにして行なわれる。
【0012】即ち、前記下枠側金具9の軸10は下枠側金
具9が下枠8上面に取り付けられた状態において下枠8
から前方に張り出す張出部9aに設けられる。この張出
部9aは前記扉側金具12の張出部12aの外形にほぼ等し
く、前記扉1が閉じた状態において扉側金具12の張出部
12aが張出部9aにかぶさるような状態となる。
具9が下枠8上面に取り付けられた状態において下枠8
から前方に張り出す張出部9aに設けられる。この張出
部9aは前記扉側金具12の張出部12aの外形にほぼ等し
く、前記扉1が閉じた状態において扉側金具12の張出部
12aが張出部9aにかぶさるような状態となる。
【0013】次に、扉1の下端面に取り付けられる扉側
金具12の軸受部11は、扉側金具12が扉1の下端面に取り
付けられた状態において扉1から前方に張り出す張出部
12aに設けられる。さらに詳細に述べると、前記軸受部
11はこの軸受部11の外径よりも大径の外径を持つフラン
ジ部材40の下端にベアリングを介して埋め込まれてフラ
ンジ部材40に対して鉛直軸芯の周りで回転可能となって
いる。また、軸受部11はフランジ部材40と同芯状で、フ
ランジ部材40から抜け止め支持されている。また、フラ
ンジ部材40の上面中央には角形の凸部42が下向きに突設
され、この凸部42の上面から円形の凸部43が上向きに突
設され、この凸部43の上面から雄ねじ部44が上向きに突
設されている。なお、これら凸部42、凸部43、雄ねじ部
44は前記フランジ部材40から徐々に外幅寸法が小さくな
っており、これらは前記フランジ部材40および軸受部11
と同芯状となっている。前記軸受部11を一体的に備えた
フランジ部材40は角形の凸部42が前記扉側金具12の張出
部12aの角形の孔部45に嵌入した状態で扉側金具12の下
面に当接し、その状態で前記凸部43、雄ねじ部44は前記
孔部45から上方に突出するように構成されている。とこ
ろで、前記扉側金具12の張出部12aの前記孔部45形成位
置における上面に重なるようにX方向にスライド可能な
金属製板体46が設けられ、またこの板体46の上面に重な
るようにY方向にスライド可能な金属製板体47が設けら
れている。下側の板体46の両側にはX方向に向く長孔4
8、48が形成され、上側の板体47の両側にはY方向に向
く長孔49、49が形成されており、前記板体46の長孔48、
48は前記扉側金具12の張出部12aの上面に植設されたピ
ン50、50に係合し、前記板体47の長孔49、49は前記板体
46の上面に植設されたピン51、51に係合している。な
お、前記板体46の中央には前記X方向と直交する方向に
長く前記円形の凸部43の外径と同幅の長孔52が形成さ
れ、前記板体47の中央には前記円形の凸部43の外径と同
径の丸孔53が形成されている。さらに、前記円形の凸部
43の軸芯方向の長さは前記2枚の板体46、47を重ねた厚
みと同じか、やや小さくなっている。54、55、56は前記
扉側金具12の角形の孔部45に嵌入したフランジ部材40の
角形の凸部42を前記X方向、Y方向を含む3方向から締
め付けて前記軸受部11の移動を止めるために張出部12a
に設けられたねじであり、このねじ54、55、56の先端は
角形の凸部42の3つのテーパー面42aに当接して前記軸
受部11の移動が止められる。57は前記孔部45から上方に
突出する雄ねじ部44に上方から螺合されるナットで、こ
のナット57と前記上側の板体47の上面との間にワッシャ
ー58が介在されて、ナット57の締め付けにより軸受部11
を一体的に備えたフランジ部材40は扉側金具12に固定さ
れるようになっている。従って、このような構成の扉側
金具12は軸受部11が取り付けられた張出部12aが前記扉
1の前方に突出するように扉1の下端面にビスにより取
り付けられるのであり、扉1に対する前記軸受部11の位
置調整は前記ナット57を緩めるとともに前記ねじ54、5
5、56の任意の何れかを緩めた状態で、フランジ部材40
を軸受部11と一体的に前記X方向、Y方向を含む3方向
の任意の何れかの方向に動かして行ない、最終的に前記
ねじ54、55、56を締め付けた後、前記ナット57を締め付
ければ良い。このような軸受部11の位置調整は軸受部11
を前記建物の出入口2における下枠8に取り付けられた
下枠側金具9の軸10に嵌合させた後で行なうことができ
る。
金具12の軸受部11は、扉側金具12が扉1の下端面に取り
付けられた状態において扉1から前方に張り出す張出部
12aに設けられる。さらに詳細に述べると、前記軸受部
11はこの軸受部11の外径よりも大径の外径を持つフラン
ジ部材40の下端にベアリングを介して埋め込まれてフラ
ンジ部材40に対して鉛直軸芯の周りで回転可能となって
いる。また、軸受部11はフランジ部材40と同芯状で、フ
ランジ部材40から抜け止め支持されている。また、フラ
ンジ部材40の上面中央には角形の凸部42が下向きに突設
され、この凸部42の上面から円形の凸部43が上向きに突
設され、この凸部43の上面から雄ねじ部44が上向きに突
設されている。なお、これら凸部42、凸部43、雄ねじ部
44は前記フランジ部材40から徐々に外幅寸法が小さくな
っており、これらは前記フランジ部材40および軸受部11
と同芯状となっている。前記軸受部11を一体的に備えた
フランジ部材40は角形の凸部42が前記扉側金具12の張出
部12aの角形の孔部45に嵌入した状態で扉側金具12の下
面に当接し、その状態で前記凸部43、雄ねじ部44は前記
孔部45から上方に突出するように構成されている。とこ
ろで、前記扉側金具12の張出部12aの前記孔部45形成位
置における上面に重なるようにX方向にスライド可能な
金属製板体46が設けられ、またこの板体46の上面に重な
るようにY方向にスライド可能な金属製板体47が設けら
れている。下側の板体46の両側にはX方向に向く長孔4
8、48が形成され、上側の板体47の両側にはY方向に向
く長孔49、49が形成されており、前記板体46の長孔48、
48は前記扉側金具12の張出部12aの上面に植設されたピ
ン50、50に係合し、前記板体47の長孔49、49は前記板体
46の上面に植設されたピン51、51に係合している。な
お、前記板体46の中央には前記X方向と直交する方向に
長く前記円形の凸部43の外径と同幅の長孔52が形成さ
れ、前記板体47の中央には前記円形の凸部43の外径と同
径の丸孔53が形成されている。さらに、前記円形の凸部
43の軸芯方向の長さは前記2枚の板体46、47を重ねた厚
みと同じか、やや小さくなっている。54、55、56は前記
扉側金具12の角形の孔部45に嵌入したフランジ部材40の
角形の凸部42を前記X方向、Y方向を含む3方向から締
め付けて前記軸受部11の移動を止めるために張出部12a
に設けられたねじであり、このねじ54、55、56の先端は
角形の凸部42の3つのテーパー面42aに当接して前記軸
受部11の移動が止められる。57は前記孔部45から上方に
突出する雄ねじ部44に上方から螺合されるナットで、こ
のナット57と前記上側の板体47の上面との間にワッシャ
ー58が介在されて、ナット57の締め付けにより軸受部11
を一体的に備えたフランジ部材40は扉側金具12に固定さ
れるようになっている。従って、このような構成の扉側
金具12は軸受部11が取り付けられた張出部12aが前記扉
1の前方に突出するように扉1の下端面にビスにより取
り付けられるのであり、扉1に対する前記軸受部11の位
置調整は前記ナット57を緩めるとともに前記ねじ54、5
5、56の任意の何れかを緩めた状態で、フランジ部材40
を軸受部11と一体的に前記X方向、Y方向を含む3方向
の任意の何れかの方向に動かして行ない、最終的に前記
ねじ54、55、56を締め付けた後、前記ナット57を締め付
ければ良い。このような軸受部11の位置調整は軸受部11
を前記建物の出入口2における下枠8に取り付けられた
下枠側金具9の軸10に嵌合させた後で行なうことができ
る。
【0014】なお、59および60は扉1の下端側の軸受部
11が軸10に支持された状態において前記扉側金具12の張
出部12aおよび下枠側金具9の張出部9aを覆い隠すた
めに張出部12aおよび張出部9aにビス61および62によ
り取り付けられるカバーである。
11が軸10に支持された状態において前記扉側金具12の張
出部12aおよび下枠側金具9の張出部9aを覆い隠すた
めに張出部12aおよび張出部9aにビス61および62によ
り取り付けられるカバーである。
【0015】以上のようにして、扉1は上端において前
記軸6を前記軸受部5に嵌入させることにより、下端に
おいて軸受部11を前記軸10に嵌合させることに回転可能
に支持されることになる。なお、扉1の支持順序として
は、下端側、上端側の順番で行なわれる。
記軸6を前記軸受部5に嵌入させることにより、下端に
おいて軸受部11を前記軸10に嵌合させることに回転可能
に支持されることになる。なお、扉1の支持順序として
は、下端側、上端側の順番で行なわれる。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、扉を建物
の出入口から取り外すことなく建物に対する扉の前後方
向および左右方向の傾きをなくすべく扉の取り付け位置
の調整を簡単に行なうことができる。しかも上下の支持
装置における調整手段はX方向に向く長孔を持つ板体と
Y方向に向く長孔を持つ板体とを上下に重ねて構成さ
れ、この上下に重なる板体の中央の孔部で扉の回転軸芯
位置が決めら、極めて簡単な構成で扉の取り付け位置の
調整を行なうことができるものである。
の出入口から取り外すことなく建物に対する扉の前後方
向および左右方向の傾きをなくすべく扉の取り付け位置
の調整を簡単に行なうことができる。しかも上下の支持
装置における調整手段はX方向に向く長孔を持つ板体と
Y方向に向く長孔を持つ板体とを上下に重ねて構成さ
れ、この上下に重なる板体の中央の孔部で扉の回転軸芯
位置が決めら、極めて簡単な構成で扉の取り付け位置の
調整を行なうことができるものである。
【図1】本発明の一実施例における上枠側金具およびそ
れと対になる扉側金具の分解斜視図である。
れと対になる扉側金具の分解斜視図である。
【図2】同上枠側金具を建物の出入口における上枠に取
り付けた状態を上方から見た斜視図である。
り付けた状態を上方から見た斜視図である。
【図3】同扉側金具を扉の上端に取り付けた状態を上方
から見た斜視図である。
から見た斜視図である。
【図4】同扉側金具を扉の上端に取り付けた状態を下方
から見た斜視図である。
から見た斜視図である。
【図5】同上枠側金具の軸受部に扉側金具の軸を嵌入さ
せ扉の上端を支持した状態を上方から見た斜視図であ
る。
せ扉の上端を支持した状態を上方から見た斜視図であ
る。
【図6】同上枠側金具の軸受部に扉側金具の軸を嵌入さ
せ扉の上端を支持してカバーを取り付けた状態を下方か
ら見た斜視図である。
せ扉の上端を支持してカバーを取り付けた状態を下方か
ら見た斜視図である。
【図7】本発明の一実施例における下枠側金具およびそ
れと対になる扉側金具の分解斜視図である。
れと対になる扉側金具の分解斜視図である。
【図8】同下枠側金具を建物の出入口における下枠に取
り付けた状態を上方から見た斜視図である。
り付けた状態を上方から見た斜視図である。
【図9】同扉側金具を扉の下端に取り付けた状態を上方
から見た斜視図である。
から見た斜視図である。
【図10】同扉側金具を扉の下端に取り付けた状態を下方
から見た斜視図である。
から見た斜視図である。
【図11】同下枠側金具の軸と扉側金具の軸受部を嵌合さ
せ扉の下端を支持した状態を上方から見た斜視図であ
る。
せ扉の下端を支持した状態を上方から見た斜視図であ
る。
【図12】同下枠側金具の軸と扉側金具の軸受部を嵌合さ
せ扉の下端を支持してカバーを取り付けた状態を上方か
ら見た斜視図である。
せ扉の下端を支持してカバーを取り付けた状態を上方か
ら見た斜視図である。
1 扉 2 出入口 3 上枠 4 上枠側金具 5 軸受部 6 軸 7 扉側金具 8 下枠 9 下枠側金具 10 軸 11 軸受部 12 扉側金具 13 フランジ部材 14 凸部 14a テーパー面 15 凸部 16 雄ねじ部 17 孔部 18 板体 19 板体 20 長孔 21 長孔 22 ピン 23 ピン 24 長孔 25 丸孔 26 ねじ 27 ねじ 28 ねじ 29 ナット 32 蓋体 33 孔部 40 フランジ部材 42 凸部 42a テーパー面 43 凸部 44 雄ねじ部 45 孔部 46 板体 47 板体 48 長孔 49 長孔 50 ピン 51 ピン 52 長孔 53 丸孔 54 ねじ 55 ねじ 56 ねじ 57 ナット
Claims (2)
- 【請求項1】 建物に形成された出入口に取り付けられ
る扉の支持装置であって、扉の上端面に、建物の出入口
における上枠下面に取り付けられた上枠側金具の軸受部
に対して回転自在に嵌合する軸を備えた扉側金具を設
け、この扉側金具に対して前記軸を互いに直交する水平
なX方向、Y方向に移動可能に構成するためにX方向に
向く長孔を持ち扉側金具にX方向に位置調整可能に設け
られる板体とY方向に向く長孔を持ち扉側金具にY方向
に位置調整可能に設けられる板体とを扉側金具の下側で
上下に重ねてこれら板体の中央の孔部に下端が嵌入する
前記軸を前記扉側金具の孔部に嵌入させ、前記軸を扉側
金具に対して前記X方向、Y方向を含む3方向からねじ
により締め付け固定するように構成し、前記扉側金具か
ら上方に突出する前記軸の上端を上枠側金具の軸受部に
嵌合させてなることを特徴とする扉の支持装置。 - 【請求項2】 建物に形成された出入口に取り付けられ
る扉の支持装置であって、扉の下端面に、建物の出入口
における下枠上面に取り付けられた下枠側金具の軸に対
して回転自在に嵌合する軸受部を備えた扉側金具を設
け、この扉側金具に対して前記軸受部を互いに直交する
水平なX方向、Y方向に移動可能に構成するためにX方
向に向く長孔を持ち扉側金具にX方向に位置調整可能に
設けられる板体とY方向に向く長孔を持ち扉側金具にY
方向に位置調整可能に設けられる板体とを扉側金具の上
側で上下に重ねてこれら板体の中央の孔部に上端が嵌入
する前記軸受部を前記扉側金具の孔部に嵌入させ、前記
軸受部を扉側金具に対して前記X方向、Y方向を含む3
方向からねじにより締め付け固定するように構成し、前
記扉側金具の下側に位置する前記軸受部を前記下枠側金
具の軸に嵌合させてなることを特徴とする扉の支持装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5302422A JP2578311B2 (ja) | 1993-12-02 | 1993-12-02 | 扉の支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5302422A JP2578311B2 (ja) | 1993-12-02 | 1993-12-02 | 扉の支持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07150851A JPH07150851A (ja) | 1995-06-13 |
JP2578311B2 true JP2578311B2 (ja) | 1997-02-05 |
Family
ID=17908734
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5302422A Expired - Lifetime JP2578311B2 (ja) | 1993-12-02 | 1993-12-02 | 扉の支持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2578311B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6478365B2 (ja) * | 2015-08-14 | 2019-03-06 | 西谷 均 | 建付け調整機能付きピボットヒンジ |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57110268U (ja) * | 1980-12-26 | 1982-07-07 | ||
JPS6026570U (ja) * | 1983-07-29 | 1985-02-22 | 不二サッシ株式会社 | 扉支持部調節装置 |
-
1993
- 1993-12-02 JP JP5302422A patent/JP2578311B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07150851A (ja) | 1995-06-13 |
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Legal Events
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