JP3309120B2 - 容器用キャップ - Google Patents

容器用キャップ

Info

Publication number
JP3309120B2
JP3309120B2 JP18486494A JP18486494A JP3309120B2 JP 3309120 B2 JP3309120 B2 JP 3309120B2 JP 18486494 A JP18486494 A JP 18486494A JP 18486494 A JP18486494 A JP 18486494A JP 3309120 B2 JP3309120 B2 JP 3309120B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
lid
cap body
cap
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP18486494A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0848353A (ja
Inventor
浩幸 木村
辰男 椿
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Original Assignee
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yoshino Kogyosho Co Ltd filed Critical Yoshino Kogyosho Co Ltd
Priority to JP18486494A priority Critical patent/JP3309120B2/ja
Publication of JPH0848353A publication Critical patent/JPH0848353A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3309120B2 publication Critical patent/JP3309120B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Closures For Containers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、弾性的に反転可能なヒ
ンジによって開閉する方向に付勢された蓋体を具え、か
つ非使用時に容器を棚板等に倒立状態で保持するのに適
したシャンプー、化粧品などの容器用キャップに関す
る。
【0002】
【従来の技術】倒立状態で棚板などに保持するようにし
た容器は、容器に収容されたシャンプーや化粧品など
が、残り少なくなっても直ちに使用可能にするものであ
る。しかし、このような容器では、使用時に容器を正立
させると、キャップ内に留まっていた水がキャップと容
器との間から流出して、容器を持つ手や回りのものを汚
すことになる。そこで、この種の容器では、倒立状態に
おいて容器の周囲に付着した水滴等の水分を排出してお
くことが必要である。 かかる要求を満足させる容器用
キャップとして、実開平5−72747号公報、実開平
6−18263号公報に開示されたようなものが考案さ
れている。
【0003】実開平5−72747号公報に開示された
ものは、キャップ本体と蓋体との連結部に弾性反転形の
板ばねとこの弾性反転形の板ばねを挟んだ状態の一対の
ヒンジとを具えた、いわゆる3点支持形キャップであ
る。そしてキャップ本体の天板に小穴を開け、蓋体には
板ばねの弾性的な反転運動を案内する側部を設けたもの
である。そして、閉蓋時に倒立状態に置かれた容器の外
周面に付着した水分は、キャップ本体の内部に回り、さ
らにこの小穴を経て前記の側部に設けた隙間を通して外
部に排出されるようになっている。
【0004】また、実開平6−18263号公報に開示
されたものは、前記のものと同様の構造の3点支持形キ
ャップである。そして、このキャップの上部周壁部にお
いて、弾性反転形の板ばねと一対のヒンジの連結部の間
に切欠穴を設け、閉蓋時にこの切欠穴を経て容器の外周
からキャップの内方に回った水滴を排出するようにした
ものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来のキャップ
では、 a)キャップ本体に設けられた水抜き用の小穴や切欠穴
は、外部からのこれらの穴の内部が見えるので、化粧品
やシャンプーの容器の見栄えが悪い。
【0006】b)しかも、これらのキャップは構造的に
複雑であるので、製造に際に用いられる金型の形状が複
雑になり、金型費の高騰を招き、ひいてはキャップ価格
の高騰につながることになる。
【0007】本発明は、上記の従来品の問題点に鑑みて
なされたものであり、見栄えを損なわず、しかも安価な
容器用キャップを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、以下の構成を採用した。 <本発明の要旨>本発明は、天板8に注出口10が設け
られたキャップ本体2と、前記キャップ本体2とは別体
であって前記注出口10を開閉する蓋体3とからなり、
前記キャップ本体2には、容器5の口部6が組み込まれ
る容器取り付け部4と、前記容器取り付け部4を囲んで
その間に空間部12を形成する筒部11と、前記天板8
に設けられ前記空間部12と連通する穴部14と、前記
天板8から前記筒部11の内壁面19に向けて延び前記
穴部14の内部を目隠しする遮蔽部材15と、前記遮蔽
部材15の縁15aにより画成され前記の穴部14と前
記空間部12とを連通する開口部24とが設けられ、さ
らに前記蓋体3は、前記天板8を覆う蓋体本体3aと前
記キャップ本体2の穴部14に挿入される脚部20とを
具え、前記脚部20と蓋体本体3aはヒンジ25と板ば
ね26を介して回動自在に連結され、かつ蓋体本体3a
には前記板ばね26の弾性的反転運動を許容すると共に
閉蓋時に前記板ばね26との間に水抜き隙間30を形成
する切欠部31が形成されている容器用キャップに関す
る。
【0009】要は、本発明の容器用キャップは、別体に
構成されたキャップ本体2と蓋体とで容器用キャップを
構成し、さらにキャップ本体に設けられた水排出用の穴
部を遮蔽部材15で目隠ししたのである。
【0010】以下に本発明の構成要素のポイントを簡単
に述べる。 〔キャップ本体〕キャップ本体2は、蓋体3とは別体に
構成される。キャップ本体2の容器取り付け部4には容
器の口部6が取り付けられる。この容器取り付け部4
は、円筒形状のものが好ましいが、その他に爪状のもの
などを採用することができる。また、取り付け手段とし
てねじ手段、嵌合手段など適宜の手段が採用される。
【0011】さらに、キャップ本体2の平面形状として
円形、楕円形、適宜の多角形状を採用することが可能で
ある。容器取り付け部4とこの容器取り付け部4を囲ん
で空間部12を形成する筒部11は、円筒形が一般的で
あるが、容器5の形状によっては円錐状その他の形状と
することができる。
【0012】また、キャップ本体2を構成する天板8に
は容器取り付け部4や注出口10が設けられるが、さら
に天板8の内面に開口部24に向けて次第に高さが低く
なる傾斜面35を設けたものを例示することができる。
【0013】〔穴部〕また、水分を排出するため天板8
に設けられた穴部14は、後述する脚部20を挿入可能
であり、その平面形状は正方形、長方形、円形、楕円形
その他適宜の形状を採用することができる。
【0014】〔遮蔽部材〕天板8から空間部12内に延
びて前記の穴部14の内部を目隠しする遮蔽部材15は
キャップ本体2と一体に形成されていて、外筒11の内
壁面19に向けて延びる傾斜面など適宜の形状を付与す
ることができる。そして遮蔽部材15の先端は自由端1
6となっており、この自由端16に十分な弾性が付与さ
れる。また、遮蔽部材15は自由端を除きリブ18で支
持され剛性が付与されることが好ましい。
【0015】<蓋体>蓋体3は、蓋体本体3aと脚部2
0とからなる。蓋体本体3は、キャップ本体2の平面形
状と同一の平面形状を有し、キャップ本体2の全面を覆
うようにすることが好ましい。また、蓋体本体3aと脚
部20とを連結する弾性的に反転可能な板ばね26は、
V字形、あるいはU字形をしている。
【0016】さらに脚部20には、前記の遮蔽部材15
の自由端16と係合する係止部28が設けられる。この
係止部28は蓋体3をキャップ本体2に組み込んだ際
に、脚部20の抜け出しを防止するものである。前記係
止部28は膨大部としてもよいし、遮蔽部材15の自由
端16を嵌入せしめる係止溝であってもよい。
【0017】<本発明の原材料>本発明において原材料
に特に制約はないが、一般的には樹脂である。樹脂とし
てはポリプロピレンやポリエチレン等を例示することが
できる。その他、硬質プラスチックにてキャップ本体2
を成形し、蓋体3に軟質プラスチックを用いるなど、適
宜の材料の選択が可能である。もちろん、キャップ本体
2と蓋体3とを同材質で製造することも可能である。
【0018】<本発明の利用可能性>本発明は、シャン
プー、化粧品等の粘性のある材料を収納し、非使用時に
容器を倒立状態に置くようにされた容器に用いるのに好
適な容器用キャップである。
【0019】
【作用】
<本発明の必須構成要素による作用>キャップ本体2の
穴部14に蓋体3の脚部20を挿入して、前記蓋体3を
キャップ本体に組み込む。倒立状態で棚板等に置くと、
容器の外周面に付着した水滴などはキャップ本体2の空
間部12から、開口部24、さらには穴部14を経て蓋
体3の板ばね26との間に設けられた水抜き隙間30を
経て排出される。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0021】
【実施例1】第1の実施例を図1から図8を参照して説
明する。 〔実施例1の概要〕この実施例の容器用キャップ1は、
キャップ本体2とこのキャップ本体2とは別体の蓋体3
から構成される。そして、前記キャップ本体2に蓋体3
を組付けることによって容器用キャップ1が形成され
る。
【0022】キャップ本体2の天板8に開口する穴部1
4が設けられ、この穴部14には天板8から筒部11の
内壁面19に向けて延びる傾斜平面17をもつ遮蔽部材
15が設けられていて、この遮蔽部材15が前記穴部1
4の内部を目隠しをする。
【0023】〔キャップ本体の説明〕図1は本発明に係
るキャップ本体2に容器5を嵌め込んだ状態を示す断面
図である。すなわち、キャップ本体2は蓋体3とは別
に、例えば硬質材料としてポリプロピレンを用いて成形
される。
【0024】さらに、キャップ本体2の天板8には穴部
14が設けられ、この穴部14には天板8から筒部11
の内壁面19に向けて延びる傾斜平面17をもつ遮蔽部
材15が設けられる。そして、この遮蔽部材15が前記
穴部14の内部を遮蔽して目隠ししている。
【0025】また、キャップ本体1には円筒形の容器取
り付け部4が設けられ、この容器取り付け部4を囲んで
筒部11が設けられる。前記の容器取り付け部4は円筒
形をなし、その内周部7に容器5の口部6が嵌め込まれ
ている。この容器5は口部6から次第にその径を増して
いき、その外周面の直径がキャップ本体2の直径と略同
一であり、キャップ本体2の前記筒部11の周縁13に
接している。また、天板8の中央に円錐状突起9を具
え、その中心に注出口10が開口している。
【0026】さらに、天板8の内面には後述する開口部
24に向けてその高さが減ずる傾斜面35が設けられて
いて、この傾斜面35を伝わって水滴が流出しやすくな
っている。
【0027】〔遮蔽部材の説明〕図4に拡大して示すよ
うに、前記筒部11の一側に天板8に開口する穴部14
が設けられる。そして、この穴部14は天板8から筒部
11の内壁面19に向けて斜めに延びる傾斜平面17を
もつ遮蔽部材15によって遮蔽されて目隠しされてい
る。図3に示すように、この遮蔽部材15は円筒形の容
器取り付け部4から延びるリブ18によって支持されて
剛性が与えられる。また、前記遮蔽部材15の先端はリ
ブ18よりも下方に延びて前記筒体11の内壁面19と
対向する自由端16となっており、この自由端16は弾
性を有し、筒部11の内壁面19に対向している。
【0028】前記の遮蔽部材15に対向する筒部11の
内壁面19には、後述するように蓋体3に脚部20を組
み込んだ際に前記脚部20の下端部21を支える肉厚部
22が設けられる。さらに、筒部11には段部23が設
けられていて、後述する蓋体3の脚部20に前記段部2
3に対応して形成された段部(図示せず)が組み合わさ
れ、前記の脚部20が前記の穴部14を経てキャップ本
体2に組み込まれた時に、この脚部20の位置決めを行
うものである。さらに、前記遮蔽部材15の縁15aに
より画成される開口部24は、前記の空間部12と穴部
14とを連通する。
【0029】〔蓋体の説明〕蓋体3は、図5及び図6に
示すようにキャップ本体2とは別体に例えば軟質材料と
してのポリエチレンで成形されたものである。蓋体3は
直径が容器の直径と略同一であり、非使用時に容器5を
安定して倒立せしめることができるように表面が平坦に
なっている。
【0030】そして、蓋体3は蓋体本体3aと脚部20
とを具備している。また、蓋体本体3aと脚部20は、
一対のヒンジ25a,25b、及び前記ヒンジの間にあ
って弾性的に反転可能な板ばね26を介して連結してい
る。蓋体本体3aの中央には、注出口10を閉塞する突
起部27が設けられる。
【0031】図7に拡大して示すように、脚部20の下
部に膨大部29を設けて係止部28が形成される。蓋体
3をキャップ本体2に組み込んだ状態では、遮蔽部材1
5の自由端16が前記係止部28に係合し、蓋体3の抜
け出しが防止される。同時に脚部20の下端部21が筒
部11の内壁面19に設けられた肉厚部22と接して位
置決めされる。そして、脚部20は遮蔽部材15と筒部
11の内壁面19によって支持される。なお、本実施例
では図2に示すように脚部20をキャップ本体2に組み
込んだ後に、穴部14の両側には脚部20と天板8の側
面8aの間に微小隙間14a,14bが形成されてい
る。
【0032】〔水抜き隙間の説明〕前記水抜き隙間30
は、前記板ばね26の弾性的な反転運動を許容するよう
に蓋体本体3aに設けられた切欠部31と板ばね26と
の間に形成される。そして閉蓋時に、この水抜き隙間3
0を経てキャップ内部の水抜きがなされる。
【0033】〔実施例1の作用・効果〕図1から図3に
示すように蓋体3の脚部20をキャップ本体2に設けた
穴部14に挿入すると、脚部20の下部に設けられた膨
大部29がキャップ本体2に設けられた遮蔽部材15の
自由端16を押し開いて、空間部12に進入する。前記
膨大部29の通過後に、前記自由端16はスプリングバ
ックして係止部28と係合する。同時に、前記脚部20
はキャップ本体2の筒部11の内壁面19と遮蔽部材1
5とにより支持される。この状態で遮蔽部材15は、前
記の穴部14の内部を遮蔽して目隠しする。
【0034】図8に示すように閉蓋時において、蓋体3
はキャップ本体2の天板8の全面を覆うと共に、蓋体本
体3aの内周面32が前記天板8の周囲に設けた周段部
33と係合する。そして、蓋体本体3aに設けた突起部
27は注出口10を押し開いて進入して密栓する。不使
用時には容器5は蓋体3の表面を棚板などの設置面34
に接した状態で置かれる。
【0035】a)本実施例によれば、上記のように遮蔽
部材15は、前記の穴部14の内部を遮蔽して目隠しす
るのであるから、開蓋時には従来品と異なって穴部14
の内部が外側から見えることがなく、容器の見栄えを損
なうことがない。このために、見栄えが大事な化粧品や
シャンプーの容器として好適な容器を提供することがで
きる。
【0036】b)しかも、遮蔽部材15はリブ18によ
って剛性を付与され、その自由端16に付与された弾性
を利用して蓋体3の脚部20が組み込まれているので、
蓋体3を抜き出すような力に対抗することができ、簡単
に蓋体3がキャップ本体から抜けてしまうようなことは
ない。
【0037】c)キャップ本体2と蓋体3とを別体とし
て形成したのであるから、各金型構造が簡単になり、金
型費が大幅に低減される。 d)しかも、容器5に付着した水滴は容器の表面を伝わ
ってキャップ本体2内の空間部12に進入し、さらに空
間部12において傾斜面35を伝わって開口部24に至
り、さらに、穴部14を経て、蓋体本体3aの水抜き隙
間30を通って排出されるので、水分の滞留は全く見ら
れず、この点では従来品と何ら遜色はない。
【0038】
【実施例2】第2の実施例を図9を参照して説明する。 〔実施例2の概要〕この実施例は、その基本的構成は前
記の第1の実施例と同一であるので、相違点のみを説明
する。
【0039】本実施例においては、キャップ本体2に形
成された遮蔽部材15を形成する傾斜平面17は、天板
8から前記穴部14に向けて垂直に延び、さらにキャッ
プ本体2の筒部11に向けて略直交する方向に延びて自
由端16を形成する。
【0040】〔実施例2の作用・効果〕上記のようなな
遮蔽部材の形状のために、筒部11に囲まれた空間部と
前記遮蔽部材15の縁15aにより画成される開口部2
4を広く形成することができるので、キャップ本体2内
に進入した水分の排出が迅速に行われる。
【0041】
【実施例3】第3の実施例を図10を参照して説明す
る。 〔実施例3の概要〕この実施例は、その基本的構成は前
記の第1の実施例と同一であるので、相違点のみを説明
する。本実施例においては、蓋体3に設けられた脚部2
0に係止溝28aを形成してこれを係止部となし、この
係止溝にキャップ本体2に形成された遮蔽部材15の自
由端16を係合したものである。
【0042】〔実施例3の作用・効果〕第3の実施例で
は、係止部として係止溝28aを形成したので係止部の
構造が簡単になった。
【0043】
【発明の効果】本発明の必須の構成要素により、 1)遮蔽部材は、前記の穴部の内部を遮蔽して目隠しす
るのであるから、開蓋時には従来品と異なって穴部の内
部が外側から見えることがなく、容器の見栄えが良くな
る。このために、見栄えが大事な化粧品やシャンプーの
容器として好適な容器を提供することができる。 2)キャップ本体、蓋体ごとに金型を製作すればよいの
で、遮蔽部材を形成しても比較的に構造が簡単であり、
金型費が安価である。 3)容器の外周面に付着した水滴がキャップ本体の内部
に回っても、これを外部に排出するという効果は、従来
品に比して何ら遜色はない。
【0044】という効果を生ずる。また、請求項2に記
載の発明によれば遮蔽部材の縁により画成される開口部
は、方形になるので開口部の面積が広くなり、前記穴部
と空間部とを連通して水滴等を一層迅速に排出すること
が可能になる。
【0045】さらに、請求項3に記載の発明によれば、
遮蔽部材15の脚部20の前記自由端16の弾性を利用
して蓋体3の脚部20が係止部28に簡単に係止される
ので、キャップ本体への蓋体の組み込みがワンタッチで
行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2のI−I線による容器装着状態における第
1実施例の断面図である。
【図2】第1実施例の平面図である。
【図3】図2に示す実施例の底面図である。
【図4】本発明の第1実施例の要部の斜視図である。
【図5】第1実施例の蓋体の平面図である。
【図6】第1実施例の蓋体の縦断側面図である。
【図7】第1実施例の蓋体本体と脚部との連結部の拡大
断面図である。
【図8】第1実施例の容器用キャップを装着した容器の
倒立状態を示す断面図である。
【図9】第2実施例の要部の斜視図である。
【図10】第3実施例の蓋体本体と脚部との連結部の拡
大断面図である。
【符号の説明】
1 容器用キャップ 2 キャップ本体 3 蓋体 3a 蓋体本体 4 容器取り付け部 5 容器 6 容器の口部 8 天板 10 注出口 11 筒部 12 空間部 14 穴部 15 遮蔽部材 15a遮蔽部材の縁 16 自由端 19 筒部の内壁面 20 脚部 25 ヒンジ 26 板ばね 28 係止部 30 水抜き隙間 31 切欠部 24 開口部 25 ヒンジ 28 係止部 31 切欠部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平6−18263(JP,U) 実開 平5−72747(JP,U) 実開 平5−35708(JP,U) 実開 平1−161455(JP,U) 実開 平2−11057(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 47/08 B65D 35/44 B65D 51/24

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天板(8)に注出口(10)が設けられ
    たキャップ本体(2)と、前記キャップ本体(2)とは
    別体であって前記注出口(10)を開閉する蓋体(3)
    とからなり、 前記キャップ本体(2)には、容器(5)の口部(6)
    が組み込まれる容器取り付け部(4)と、前記容器取り
    付け部(4)を囲んでその間に空間部(12)を形成す
    る筒部(11)と、前記天板(8)に設けられ前記空間
    部(12)と連通する穴部(14)と、前記天板(8)
    から前記筒部(11)の内壁面(19)に向けて延び前
    記穴部(14)の内部を目隠しする遮蔽部材(15)
    と、前記遮蔽部材(15)の縁(15a)により画成さ
    れ前記の穴部(14)と前記空間部(12)とを連通す
    る開口部(24)とが設けられ、 さらに前記蓋体(3)は、前記天板(8)を覆う蓋体本
    体(3a)と前記キャップ本体(2)の穴部(14)に
    挿入される脚部(20)とを具え、前記脚部(20)と
    蓋体本体(3a)はヒンジ(25)と板ばね(26)を
    介して回動自在に連結され、かつ蓋体本体(3a)には
    前記板ばね(26)の弾性的反転運動を許容すると共に
    閉蓋時に前記板ばね(26)との間に水抜き隙間(3
    0)を形成する切欠部(31)が形成されていることを
    特徴とする容器用キャップ。
  2. 【請求項2】 前記キャップ本体(2)に形成された遮
    蔽部材(15)は、前記天板(8)から垂直に前記穴部
    内に延び、さらにキャップ本体(2)の筒部(11)の
    内壁面(19)に直交する方向に延びていることを特徴
    とする請求項1記載の容器用キャップ。
  3. 【請求項3】 前記キャップ本体(2)に形成された遮
    蔽部材(15)の先端は弾性を有する自由端(14)を
    なし、かつ前記キャップ本体(2)の穴部(14)に挿
    入される脚部(20)には係止部(28)が形成され、
    前記自由端(16)と係止部(28)とを係合可能とし
    たことを特徴とする請求項1または2記載の容器用キャ
    ップ。
JP18486494A 1994-08-05 1994-08-05 容器用キャップ Expired - Fee Related JP3309120B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18486494A JP3309120B2 (ja) 1994-08-05 1994-08-05 容器用キャップ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18486494A JP3309120B2 (ja) 1994-08-05 1994-08-05 容器用キャップ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0848353A JPH0848353A (ja) 1996-02-20
JP3309120B2 true JP3309120B2 (ja) 2002-07-29

Family

ID=16160651

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18486494A Expired - Fee Related JP3309120B2 (ja) 1994-08-05 1994-08-05 容器用キャップ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3309120B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0848353A (ja) 1996-02-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO1995007223A3 (en) Dropper bottle assembly with squeeze cap
CA2278078C (en) Hinged cap and cap body
JPS63317467A (ja) プラスチック製の一体スナップヒンジ付き蓋
JP2532090Y2 (ja) 弾性反転する蓋付きキャップおよび容器
JP3309120B2 (ja) 容器用キャップ
US5884341A (en) Family toilet seat
JPH0644839Y2 (ja) 流動物注出キヤツプ
JP2569068Y2 (ja) 合成樹脂製容器口用キャップ
JPH024054Y2 (ja)
JPH0443478Y2 (ja)
JP3227054B2 (ja) 弾性反転する蓋体付き容器等
JP3298470B2 (ja) ヒンジキャップ
JPH0716608Y2 (ja) 合成樹脂製キャップ
JPH0628444Y2 (ja) 合成樹脂製キャップ
JPH0528212Y2 (ja)
JPH0618922Y2 (ja) 合成樹脂製キャップ
JPH063804Y2 (ja) 分配式のミラーヒンジキャップ
JP2545761Y2 (ja) 蓋付き注出栓の液跳ね・液垂れ防止装置
JP3113185U (ja) 容器
JP3754477B2 (ja) キャップの固定構造およびボトル容器
JP2550143Y2 (ja) 注出キャップ
JPH0747342Y2 (ja) 位置決めキャップ
JP3383106B2 (ja) 蓋体の弾性反転機構
KR100201342B1 (ko) 플라스틱제 캡의 스냅경첩구조
JP2001327329A (ja) レフィール容器

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees