JP2970750B2 - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体記憶装置に関
し、特にメモリセルのディスターブ試験に関する。
【0002】
【従来の技術】電気的に書き込み及び一括消去可能な不
揮発性半導体記憶装置(以下、フラッシュメモリと略
す)においては、あるメモリセルにデータを書き込む時
に、制御ゲート及びドレインに書き込みに必要な電位を
印加するが、書き込みを行わないメモリセルにも不要な
電位を印加してしまう。これは、メモリアレイ構成上起
こる問題であり、データ保持において悪影響を及ぼす。
【0003】この書き込み時の問題点である書き込みデ
ィスターブに関しては、例えば、1992年3月3日技
研情報センターにて発表された(株)日立製作所半導体
設計開発センターメモリIC設計部和田武史氏の文献
「日立におけるフラッシュメモリの開発状況と適用技
術」項8に記されている。
【0004】また、この書き込みディスターブ対策の効
果と弊害に関しては、例えば、上記文献項8〜項9に記
載されている。
【0005】前記文献において、書き込みディスターブ
は、書き込みを行わないメモリセルの制御ゲートにのみ
書き込み電圧が印加されることにより発生する。また、
書き込みディスターブの対策として、メモリセル内の電
界を緩和させるために、ソース端子に低電圧を印加する
方法が示されている。しかし、ソース端子に低電圧を印
加する方法(以降、ソースバイアスと呼ぶ)では、書き
込みディスターブを受けないメモリセルに対してもソー
スバイアスしてしまい、新たなディスターブモードが発
生する弊害があつた。
【0006】前記弊害に関して図2及び図3は、書き込
みディスターブを受けていないメモリセルに対してソー
スバイアスが実施された状態を示した図である。このと
きの制御ゲート端子CGは接地されており、電界の方向
はソース端子Sから制御ゲート端子CGに向かってい
る。この時、浮遊ゲートに電子が多く蓄積されていた場
合、ソース端子と浮遊ゲートの間で強電界が発生し電子
がソース端子に向かってトンネリングを起こす。また、
書き込みディスターブを受けるメモリセルは、制御ゲー
トに書き込み用高電圧が印加されているためオン状態と
なり、書き込みディスターブを受けるメモリセルのドレ
イン端子が接続されているビット線もまたソースバイア
ス電位となる。そのため、書き込みディスターブを受け
ていないメモリセルに対してソースバイアスが実施され
たメモリセルの制御ゲート端子CGとドレイン端子D間
にも電界が生じ、電界の方向はドレイン端子Dから制御
ゲート端子CGに向かっている。この電界においても同
様にドレイン端子と浮遊ゲート間でもドレイン端子に向
かってトンネリングを起こす。これらの現象を以降ソフ
トイレースと呼ぶ。
【0007】ソフトイレースは、前記の通り、メモリセ
ルのソース端子にソースバイアスすることにより発生す
るため、従来、フラッシュメモリの消去モードを用いて
試験を行っていた。
【0008】ここで、図2及び図3を用いて消去モード
時にメモリセルに印加される各端子電位及び電界を説明
する。メモリセルソース端子には、消去ソース電圧(約
12V)が印加され、メモリセル制御ゲートには、消去
ゲート電圧(0V)が印加され、メモリセルドレイン端
子はオープン状態となる。このとき電界の方向は、ソー
ス端子から制御ゲート端子に向かっており、浮遊ゲート
に蓄積されていた電子が、ソース端子と浮遊ゲート間の
電界によりソース端子に向かってトンネリングを起こ
す。
【0009】以上、従来の試験ではソフトイレースを最
も良く再現する方法としてソース端子電圧を下げ消去モ
ードを用いてきた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】フラッシュメモリのメ
モリセルのソフトイレース現象の試験手法として消去モ
ードを用いる方法を示したが、上記従来技術の第1の問
題点は、メモリセルに加わる電界の状態が、消去モード
とソフトイレースモードではドレイン端子と浮遊ゲート
間の電界の点で異なっている(図3参照)ことである。
【0011】その理由は、実際のソフトイレースでは前
記したようにメモリセルの浮遊ゲートとソース端子間、
浮遊ゲートとドレイン端子間の2つの電界が存在してい
る。これに対し、従来行ってきた消去モードを用いた試
験方法の場合、浮遊ゲートとソース端子間の電界は再現
されるものの、同時にドレイン端子に電位を印加するこ
とが出来ないために正確な再現試験が不可能であった。
【0012】第2の問題点は、書き込みディスターブ対
策として導入されたソースバイアスにより、書き込みデ
ィスターブを受けるメモリセルがオンすることで、ドレ
イン端子にもバイアスが加わり、制御ゲートからの電界
をソース端子側とドレイン端子側の両方より押さえてい
た。ところが、前記メモリセルのしきい値電圧によって
は、前記メモリセルがオンせず、ドレイン端子にバイア
スされない場合がある。この場合、ドレイン〜浮遊ゲー
ト間の電界を緩和することが困難であった。
【0013】その理由は、ソースバイアスがソース端子
にのみ印加されるためであり、ドレイン端子側の電界に
ついての考慮がなされていないためである。
【0014】そこで、本発明の課題は、ソフトイレース
試験を実際にメモリセルに加わる電界の状態で行うこと
ができるようにして、信頼性の向上を図ることにある。
【0015】本発明の他の課題は、書き込みディスター
ブを受けるメモリセルのソース端子とドレイン端子の両
方に確実にバイアスを行うことができるようにして、書
き込みディスターブの電界を押さえデータの保持に関し
て信頼性の向上を図れるようにすることにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、電気的に書換
可能な複数の不揮発性メモリセルを備えた不揮発性半導
体記憶装置において、前記複数のメモリセルのソース端
子を共通接続したメモリセルアレイを最小単位とする複
数のセルアレイブロックと、1つのセルアレイブロック
のメモリセルに書き込みを行う時に該書き込みを行うメ
モリセルのドレイン端子に書き込みドレイン電圧を供給
する電圧印加回路と、前記1つのセルアレイブロックの
メモリセルに書き込みを行う時に前記1つのセルアレイ
ブロック以外のセルアレイブロックのメモリセルのソー
ス端子に第1の電圧を供給するソース電圧印加回路と、
前記1つのセルアレイブロック以外セルアレイブロッ
クのメモリセルのソース端子に第1の電圧を供給する
同時に前記1つのセルアレイブロック以外のセルアレイ
ブロックのメモリセルのドレイン端子に第2の電圧を供
給する手段とを備えることを特徴とする。
【0017】
【作用】ソフトイレースの試験を行う際に、メモリセル
のソース端子とドレイン端子に同時にソースバイアス電
位を印加することが出来る。そのため、本来の電界状態
下でのソフトイレース試験を実施できる。
【0018】書き込みディスターブを受けるメモリセル
のしきい値電圧の状態に関係なく確実にソース端子とド
レイン端子の両方にバイアス電位を加えることが出来、
書き込みディスターブの電界を緩和させることが可能と
なる。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は、本発明におけるメ
モリセルのソース端子とドレイン端子同時に電位を印加
させる方式を示すために複数有するメモリセルアレイの
うちの一つを示したブロック図である。本方式は、電気
的に書換可能な不揮発性メモリセルM111〜M1nm
を配置したメモリセルアレイMCAと、すべてのメモリ
セルのソース端子を共通接続させたソース線S1と、ソ
ース線S1に一定電圧を供給するソース電圧印加回路S
Cと、メモリセルのドレイン端子を列毎に共通接続させ
たビット線D11〜D1mと、前記ビット線と前記ソー
ス線間に接続されたスイッチ回路DCと、前記メモリセ
ルの制御ゲートに行毎に共通接続させたワード線W1〜
Wnと、読み出し時及び書き込み時前記ビット線を選択
するビット線選択回路YSelと、読み出し時及び書き
込み時前記ワード線を選択するワード線選択回路XDe
cと、スイッチ回路DCとビット線選択回路YSelと
ワード線選択回路XDecとソース電圧印加回路SCに
接続されたソフトイレーステスト信号TSEの信号線とか
ら構成されている。
【0020】ソフトイレース試験時、メモリセルアレイ
MCAのワード線W1〜Wnは全て接地電位(0V)が
印加され、ソース線S1はソース電圧印加回路SCより
ソースバイアス電位が印加され、ビット線D11〜D1
mの一端はオープン状態とされ、他端はソフトイレース
テスト信号TSEによりスイッチ回路DCが活性化され、
ソース電圧印加回路SCよりソースバイアス電位が印加
される。このとき、ソフトイレース試験対象のメモリセ
ルM111〜M1nmにおいては、制御ゲートCGはワ
ード線W1〜Wnより接地電位(0V)が印加され、ソ
ース端子Sはソース線S1よりソースバイアス電位が印
加され、ドレイン端子Dはビット線D11〜D1mより
ソースバイアス電位が印加される。
【0021】図4は、図1におけるソース電圧印加回路
SCの回路図であり、図5は、図1におけるスイッチ回
路DCの回路図である。
【0022】図4を参照して、ソース電圧印加回路SC
は、書き込み信号TPGを入力とするインバータ回路30
1と、インバータ回路301の出力と書き込みブロック
選択信号BLKとを入力とするNOR回路302と、N
OR回路302の出力とソフトイレーステスト信号TSE
と消去信号TERとを入力とするNOR回路303と、N
OR回路303の出力を入力とするインバータ回路30
4と、インバータ回路304の出力を入力とするインバ
ータ回路305と、インバータ回路304及びインバー
タ回路305の出力を入力とする電圧変換回路309と
を含む。
【0023】ソース電圧印加回路SCはまた、インバー
タ回路305の出力をゲート端子に接続されると共に、
ソース端子に基準電圧が印加され、ドレイン端子がソー
ス電圧印加回路SCの出力端SBに接続されたNチャン
ネルトランジスタ313と、電圧変換回路309の出力
端をゲート端子に接続すると共に、ドレイン端子をソー
ス電圧印加回路SCの出力端SBに接続したPチャンネ
ルトランジスタ314と、ソフトイレーステスト信号T
SEと消去信号TERとを入力とするNOR回路306と、
NOR回路306の出力を入力とするインバータ回路3
07と、インバータ回路307の出力端を入力端とする
インバータ回路308とを有する。
【0024】ソース電圧印加回路SCは更に、インバー
タ回路307及びインバータ回路308の出力を入力と
する電圧変換回路310と、電圧変換回路310の出力
端をゲート端子に接続されると共に、ソース端子に書き
込み/消去電圧VPPが接続され、ドレイン端子にPチャ
ンネルトランジスタ314のソース端子が接続されたP
チャンネルトランジスタ311と、NOR回路302の
出力がゲート端子に接続されると共に、ソース端子にソ
ースバイアス電圧VSBが接続され、ドレイン端子にはP
チャンネルトランジスタ314のソース端子が接続され
たNチャンネルトランジスタ312とを有する。
【0025】図5を参照して、スイッチ回路DCは、N
チャンネルトランジスタ群401〜40mで構成されて
いる。これらのトランジスタ群のゲートはソフトイレー
ステスト信号TSEの信号線に接続され、共通接続された
前記トランジスタ群のソース端子はソース電圧印加回路
SCの出力端SBに接続されている。また、前記トラン
ジスタ群のドレイン端子はそれぞれ、メモリセルアレイ
MCAのビット線D11〜D1mに接続されている。
【0026】次に、動作について説明する。ソフトイレ
ース試験時、図示しない外部入力回路より入力されたテ
スト信号によりソフトイレーステスト信号TSEがハイレ
ベル(5V)となる。このとき、書き込み信号TPGと消
去信号TERはローレベル、ブロック選択信号BLKは非
選択状態のローレベルとなっている。
【0027】前記動作を受けて次の4つの動作が行われ
る。
【0028】動作1:ワード線選択回路XDecにより
全ワード線W1〜Wnに接地電位(0V)が印加され
る。
【0029】動作2:ビット線選択回路YSelにより
全ビット線D11〜D1mが非選択状態となりオープン
状態となる。
【0030】動作3:ソース電圧印加回路SC内は、各
制御信号によりPチャンネルトランジスタ311及びP
チャンネルトランジスタ314がオン状態、Nチャンネ
ルトランジスタ312及びNチャンネルトランジスタ3
13がオフ状態となり、ソース電圧印加回路SCから外
部より任意の値が設定できるバイアス電位VPPがソース
線S1に印加される。
【0031】動作4:Nチャンネルトランジスタ群40
1〜40mがオンすることにより全ビットD11〜D1
mにソース電圧印加回路SCから書き込み/消去電圧V
PPがバイアス電位として印加される。
【0032】このとき、ソフトイレース試験対象のメモ
リセルM111〜M1nmは、図2及び図3に示すよう
に、制御ゲートCGはワード線W1〜Wnより接地電位
(0V)が印加され、ソース端子Sはソース線S1より
バイアス電位が加わる。ドレイン端子Dはビット線D1
1〜D1mよりバイアス電位が加わる。
【0033】また、電界の方向は、ソース端子Sから制
御ゲート端子CG方向とドレイン端子Dから制御ゲート
端子CG方向の2つが存在し、本実施例において、通常
使用動作中のメモリセルの電界が再現されるため、本来
のソフトイレース試験が可能となる。
【0034】また、本実施例では、ソースバイアス電位
として外部より書き込み/消去電圧VPPを任意に印加で
きるため、ソフトイレース試験のバイアス電位依存が容
易に実施でき、またより適切なバイアス電位を設定する
ことが可能となる。なお、メモリセルアレイMCA外の
メモリセルに対し書き込みを行う場合、書き込み信号T
PGがハイレベル、ブロック選択信号BLKがローレベル
となり、書き込みを行わないメモリセルアレイのソース
電圧印加回路SCより内部で設定されたソースバイアス
電位VSBがソース線及びビット線に印加される。また、
メモリセルアレイMCA内のメモリセルに対し書き込み
を行う場合、書き込み信号TPG、ブロック選択信号BL
Kがハイレベルとなり、ソース電圧印加回路SCより基
準電位がソース線に印加される。消去動作時には消去信
号TERがハイレベルとなり、ソース電圧印加回路SCよ
り消去電圧Vppがソース線に印加される。
【0035】次に、本発明の第2の実施の形態について
図面を参照して説明する。まず、回路構成について説明
する。図6は、本発明におけるメモリセルのソース端子
とドレイン端子同時に電位を印加させる方式のブロック
図である。本方式は、電気的に書換可能な不揮発性メモ
リセルM111〜M1nmを配置したメモリセルアレイ
MCAと、すべてのメモリセルのソース端子を共通接続
させたソース線S1と、ソース線S1に定電圧を供給す
るソース電圧印加回路SCと、前記メモリセルのドレイ
ン端子を列毎に共通接続させたビット線D11〜D1m
と、前記メモリセルの制御ゲートを行毎に共通接続させ
たワード線W1〜Wnと、読み出し時及び書き込み時前
記ビット線を選択するビット線選択回路YSelと、読
み出し時及び書き込み時前記ワード線を選択するワード
線選択回路XDecと、ビット線に電位を供給するビッ
ト線電圧印加回路BCと、ビット線選択回路YSelと
ワード線選択回路XDecとソース電圧印加回路SCと
ビット線電圧印加回路BCとに接続されたソフトイレー
ステスト信号TSEの信号線とから構成されている。
【0036】ソース電圧印加回路SCは図4に示された
回路と同じである。図7は、本形態におけるビット線電
圧印加回路BCの回路図である。ビット線電圧印加回路
BCは、書き込みデータの反転データBDATAと書き
込み信号TPGと書き込みブロック選択信号BLKとを入
力とするNAND回路600と、NAND回路600の
出力を入力とするインバータ回路601と、インバータ
回路601の出力を入力とするインバータ回路602
と、インバータ回路601、602の出力を入力とする
電圧変換回路605と、書き込み信号TPGを入力とする
インバータ回路603と、インバータ回路603の出力
と書き込みブロック選択信号BLKとを入力とするNO
R回路604とを含む。
【0037】ソース電圧印加回路SCはまた、電圧変換
回路605の出力端をゲート端子に接続されると共に、
ソース端子を書き込みドレイン電圧VPGに接続され、ド
レイン端子がビット線電圧印加回路BCの出力端BBに
接続されたNチャンネルトランジスタ606と、NOR
回路604の出力をゲート端子に接続されると共に、ソ
ース端子にソースバイアス電圧VSBが接続され、ドレイ
ン端子がビット線電圧印加回路BCの出力端BBに接続
されたNチャンネルトランジスタ607と、ソフトイレ
ーステスト信号TSEの信号線がゲート端子に接続される
と共に、ソース端子に書き込み/消去電圧VPPが接続さ
れ、ドレイン端子がビット線電圧印加回路BCの出力端
BBに接続されたNチヤンネルトランジスタ608とを
有する。
【0038】次に、動作について説明する。ソフトイレ
ース試験時、図示しない外部入力回路より入力されたテ
スト信号によりソフトイレーステスト信号TSEがハイレ
ベル(5V)となる。このとき、書き込み信号TPGはロ
ーレベル、書き込みブロック選択信号BLKは非選択状
態のローレベル、書き込みデータの反転データBDAT
Aはハイレベルとなっている。前記動作を受けて次の4
つの動作が行われる。
【0039】動作1:ワード線選択回路XDecにより
全ワード線W1〜Wnに接地電位(0V)が印加され
る。
【0040】動作2:ビット線選択回路YSelにより
全ビット線が選択状態になる。
【0041】動作3:ビット線電圧印加回路BC内は、
各制御信号によりNチャンネルトランジスタ606及び
Nチャンネルトランジスタ607がオフ状態、Nチャン
ネルトランジスタ608がオン状態となり、ビット線電
圧印加回路BCより外部より任意の値が設定できるバイ
アス電位VPPがビット線選択回路YSelを通し全ビッ
ト線D11〜D1mに印加される。
【0042】動作4:ソース電圧印加回路SCから外部
より任意の値が設定できるバイアス電位として書き込み
/消去電圧VPPがソース線S1に印加される。
【0043】このとき、ソフトイレース試験対象のメモ
リセルM111〜M1nmに加わる電界は、第1の実施
の形態で示した状態となり、本実施の形態においても通
常使用動作中のメモリセルの電界が再現されるため第1
の実施の形態と同等の効果が得られる。
【0044】また、メモリセルアレイMCA内のメモリ
セルに対しデータ”0”を書き込む場合、書き込み信号
TPG、書き込みブロック選択信号BLK、書き込みデー
タの反転データBDATAがハイレベルとなり、ビット
線電圧印加回路BCより書き込み電圧VPGがビット線に
印加される。また、メモリセルアレイMCA外のメモリ
セルに対し書き込みを行う場合、書き込み信号TPGがハ
イレベル、書き込みブロック選択信号BLKがローレベ
ルとなり、ビット線電圧印加回路BCよりソースバイア
ス電圧VSBがビット線に印加される。
【0045】
【発明の効果】本発明による第1の効果は、フラッシュ
メモリのメモリセルのソフトイレース試験が正常な電界
の元で可能となる。従って、メモリセルの正しいディス
ターブ特性の試験が実施できる。その理由は、メモリセ
ルのドレイン端子にもソース端子と同時に同じ電位を印
加することが可能となったためである。
【0046】第2の効果は、書き込みディスターブを受
けるメモリセルがどの様な状態の場合でも、制御ゲート
からの電界を十分に緩和させることができる。その理由
は、メモリセルのドレイン端子にもソース端子と同時に
同じ電位を印加することが可能となったためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体記憶装置のメモリセルのソース
端子ドレイン端子同時電位印加に関する第1の実施の形
態を示すために複数有するメモリセルアレイブロックの
うちの一つを示した概念図である。
【図2】本発明が適用されるメモリセルの概念図であ
る。
【図3】図2におけるゲート電圧とドレイン端子、ソー
ス端子の電圧との関係を示した図である。
【図4】図1におけるソース電圧印加回路の一例を示し
た図である。
【図5】図1におけるスイッチ回路の一例を示した図で
ある。
【図6】本発明の半導体記憶装置のメモリセルのソース
端子ドレイン端子同時電位印加に関する第2の実施の形
態を示すために複数有するメモリセルアレイブロックの
うちの一つを示した概念図である。
【図7】図6におけるビット線電圧印加回路の一例を示
した図である。
【符号の説明】
D11〜D1m:ビット線 W1〜Wn:ワード線 S1:ソース線 SC:ソース電圧印加回路 DC:スイッチ回路 XDec:ワード線選択回路 YSel:ビット線選択回路 M111〜M1nm:メモリセル MCA:メモリセルアレイ CG:制御ゲート FG:浮遊ゲート SB:ソース電圧印加回路の出力端 BB:ビット線電圧印加回路の出力端 TSE:ソフトイレーステスト信号 TPG:書き込み信号 TER:消去信号 BC:ビット線電圧印加回路 BLK:書き込みブロック選択信号 BDATA:書き込みデータの反転データ VPP:書き込み/消去電圧 VSB:ソースバイアス電圧 VPG:書き込み電圧 309、310、605:電圧変換回路

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気的に書換可能な複数の不揮発性メモ
    リセルを備えた不揮発性半導体記憶装置において、 前記複数のメモリセルのソース端子を共通接続したメモ
    リセルアレイを最小単位とする複数のセルアレイブロッ
    クと、 1つのセルアレイブロックのメモリセルに書き込みを行
    う時に該書き込みを行うメモリセルのドレイン端子に書
    き込みドレイン電圧を供給する電圧印加回路と、 前記1つのセルアレイブロックのメモリセルに書き込み
    を行う時に前記1つのセルアレイブロック以外のセルア
    レイブロックのメモリセルのソース端子に第1の電圧を
    供給するソース電圧印加回路と、 前記1つのセルアレイブロック以外セルアレイブロッ
    クのメモリセルのソース端子に第1の電圧を供給する
    同時に前記1つのセルアレイブロック以外のセルアレイ
    ブロックのメモリセルのドレイン端子に第2の電圧を供
    給する手段とを備えることを特徴とする不揮発性半導体
    記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記1つのセルアレイブロック以外のセ
    ルアレイブロックのメモリセルドレイン端子に電圧を
    印加する手段として、前記ソース電圧印加回路より発生
    した第1の電圧をメモリセルドレイン端子に印加さ
    せる回路を備えることを特徴とする請求項1記載の不揮
    発性半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記1つのセルアレイブロック以外のセ
    ルアレイブロックのメモリセルドレイン端子に電圧を
    印加する手段として、前記第1の電圧がメモリセルに印
    加されるメモリセルアレイのビット線選択回路を全選択
    とし全ビット線に、前記第1の電圧を供給するビット線
    電圧印加回路を備えることを特徴とする請求項1記載の
    不揮発性半導体記憶装置。
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