JP2969870B2 - 移動農機の操縦ハンドル - Google Patents

移動農機の操縦ハンドル

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JP2969870B2 JP23778190A JP23778190A JP2969870B2 JP 2969870 B2 JP2969870 B2 JP 2969870B2 JP 23778190 A JP23778190 A JP 23778190A JP 23778190 A JP23778190 A JP 23778190A JP 2969870 B2 JP2969870 B2 JP 2969870B2
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秀明 中川
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、移動農機の操縦ハンドルに関し、ハンド
トラクター等に利用できるもので、操縦ハンドルを作業
者に適応した高さに変更するものである。
(従来の技術、及び発明が解決しようとする課題) ハンドルフレームに対して操縦ハンドルを上下回動さ
せて上下回動角度変更する形態では、操縦ハンドルの上
下回動角度変更位置を固定するロック機構と、この操縦
ハンドルの一定範囲のみ上下回動自在に規制するストッ
パー機構とを、各別に構成するため、構成が複雑化とな
る。
この発明は、これを簡単化しようとするもので、ロッ
ク機構とストッパー機構とを兼ねるロックプレートを、
操縦ハンドルの回動中心軸回りのハンドルボスに設ける
ものである。
(課題を解決するための手段) この発明は、ハンドルフレーム1に対して上下回転角
度変更可能に締付固定する操縦ハンドル2を有する移動
農機において、該ハンドルフレーム1に対する操縦ハン
ドル2の上下回動軸回りに、該操縦ハンドル2を締付け
て一体的に回動できるハンドルボス3と、このハンドル
ボス3近傍にハンドルボス3と一体回動で、かつ該ハン
ドルフレーム1に対して一定範囲のみハンドルボス3の
上下回動を自在として規制するストッパー4をハンドル
フレーム1側に設け、さらにハンドルボス3の上下回動
角を上または下位置に変更してハンドルフレーム1側に
ロックするロックピン5の係合されるロックプレート6
を、ハンドルボス3近傍に設けてなる操縦ハンドルの構
成とする。
(作用、及び発明の効果) ハンドルフレーム1に対する操縦ハンドル2の上下回
動角度の変更は、ハンドルボス3に対するこの操縦ハン
ドル2の締付固定を緩めて回動する回動位置調節と、ロ
ックプレート6のロックピン5掛換えによるハンドルフ
レーム1に対するハンドルボス3の回動位置変更とによ
って行われる。
即ち、ハンドルボス3と操縦ハンドル2とが締付固定
されている状態では、ロックプレート6は、操縦ハンド
ル2と一体であるから、このロックプレート6に対する
ロックピン5の係合位置が変れば、操縦ハンドル2は、
該ハンドルボス3部回りに上下回動されて、回動位置が
変更される。又、ハンドルボス3に対する操縦ハンドル
2の締付を緩めることによって、これらの回動位置を調
節することできる。このため操縦ハンドル2は、ハンド
ルフレーム1に対して自由な高さに調節設定することが
できる。
又、該ストッパー4は、ハンドルフレーム1に対する
ハンドルボス3の回動範囲を規制するもので、ロックプ
レート6の回動端を係止し、このストッパー4の係止位
置は、ロックピン5によるロックプレート6の回動位置
変更範囲の上端部と下端部とに一致されて、ロックピン
5をロックプレート6から外して、操縦ハンドル2を上
下回動させたとき、これらストッパー4に係止された位
置でロックピン5をロックプレート6に係合させて、こ
のロックピン5による操縦ハンドル2の上限位置、又は
下限位置を決めることができる。
このように、ロックプレート6は、ハンドルフレーム
1に対して回動自在のハンドルボス3と一体的に設けら
れて、しかもハンドルフレーム1との間にはロックピン
5とストッパー4とによって、回動位置を変更したり回
動範囲を規制するものであるから、ロックプレート6が
これらロック部材とストッパーとに兼用されて、構成が
簡単となる。又、操縦ハンドル2の調節操作も容易であ
る。
(実施例) 図例において、ハンドトラクタを例示すると、走行伝
動ケース7の上端部に、前後方向に振替軸8回りに回動
自在のハンドルフレーム1を設け、該振替軸8と、伝動
ケース7上端部の固定ディスク9に配設されたピン孔と
の間に、ロックピン5を係合させて、ハンドルフレーム
1の前後振替方向と、その角度を適宜に選択しうる構成
としている。11はこのハンドルフレーム1及び振替軸8
等の上部を覆うハンドルカバーである。
ハンドルフレーム1は、角パイプ状で、前後方向の中
間部には横方向の軸受12を設けて、この軸受12内にハン
ドル2基部のハンドルボス3を回動自在に嵌合し、この
ハンドルボス3の一側端に固定のロックプレート6を、
該ハンドルボス3よりも後方においてハンドルフレーム
1側から出没操作されるロックピン5による係合によっ
て、このハンドルボス3の回動位置を固定することがで
きる。このロックピン5は、ハンドルフレーム1に対し
て横方向に設けるピンパイプ13にばね14によって常時ロ
ックプレート6側へ弾発するように設けられ、このロッ
クピン5を操縦ハンドル2先端部の操作レバーによって
出没操作することによって、ロックプレート6に配設せ
るピン孔15に嵌合して操縦ハンドル2の上下回動位置を
調節変更して固定することができる。
操縦ハンドル2は、基部に菊座16を有して、ハンドル
ボス3の左右両側端部の菊座17と噛合させて、これらハ
ンドルボス3と操縦ハンドル2基部の中心部に亘って挿
通する締付軸18をナット19で締付けることによって、ハ
ンドルボス3と操縦ハンドル2とを一体化する。又、こ
の操縦2は後部を連結して左右一体化し、後端には把持
部を有する。29は軸受12の下端に設けたグリスニップル
である。
ロックプレート6の前端部には二又状のストッパー20
が形成され、このストッパー20間にハンドフレーム1側
に一体のストッパー4が位置して、ロックプレート6の
上下回動位置を係止し、後端部に形成したピン孔15をロ
ックピン5に対抗させて、ロックピン5の係合、離脱を
容易化する。
前記ロックピン5の操縦連動機構は、ハンドルフレー
ム1の後部にベルクランク21を枢支22し、このベルクラ
ンク21の先端部をロックピン5の係合ピン10に長孔を介
して係合させ、ベルクランク21の他端部には操縦ハンド
ル2の把持部近の操作レバーとの間をワイヤー23で連結
し、このワイヤー23操作でベルクランク21を回動してロ
ックピン5をばね14に抗して出没操作することができ
る。24はハンドルフレーム1の後端に固定のブラケット
で、ワイヤー23のアウター25を受けると共に、ハンドル
カバー11の後端部をボルト26で締付ける構成としてい
る。
操縦ハンドル2を上下のピン孔15の位置に合せて高さ
変更するときは、ロックピン5の出没操作により、ハン
ドル2を上下に回動すると、ロックプレート6が一体回
動して、その回動位置を固定されるために、簡単に高さ
を変更操作される。又、更に操縦ハンドル2の微調整を
するときは、ナット19を緩めて、操縦ハンドル2を回動
すると、ロックプレート6がハンドルフレーム1と一体
であるため、ハンドルボス3側の菊座17に対して、この
操縦ハンドル2側の菊座16の噛合位置をずらせて、適宜
選択角度の高さに設定して、該ナット19を締付けること
により固定することができる。
【図面の簡単な説明】
図はこの発明の一実施例を示すもので、第1図は一部の
平断面図、第2図は平面図、第3図は側面図、第4図は
その一部の側断面図、第5図は一部の平面図、第6図は
その側面図、第7図は側面図である。 (符号の説明) 1……ハンドルフレーム 2……操縦ハンドル 3……ハンドルボス 4……ストッパー 5……ロックピン 6……ロックプレート

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハンドルフレーム1に対して上下回転角度
    変更可能に締付固定する操縦ハンドル2を有する移動農
    機において、該ハンドルフレーム1に対する操縦ハンド
    ル2の上下回動軸回りに、該操縦ハンドル2を締付けて
    一体的に回動できるハンドルボス3と、このハンドルボ
    ス3近傍にハンドルボス3と一体回動で、かつ該ハンド
    ルフレーム1に対して一定範囲のみハンドルボス3の上
    下回動を自在として規制するストッパー4をハンドルフ
    レーム1側に設け、さらにハンドルボス3の上下回動角
    を上または下位置に変更してハンドルフレーム1側にロ
    ックするロックピン5の係合されるロックプレート6
    を、ハンドルボス3近傍に設けてなる操縦ハンドル。
JP23778190A 1990-09-07 1990-09-07 移動農機の操縦ハンドル Expired - Fee Related JP2969870B2 (ja)

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JP4463062B2 (ja) * 2004-09-30 2010-05-12 リョービ株式会社 作業機

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