JPH0341986Y2 - - Google Patents

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JPH0341986Y2
JPH0341986Y2 JP1985186171U JP18617185U JPH0341986Y2 JP H0341986 Y2 JPH0341986 Y2 JP H0341986Y2 JP 1985186171 U JP1985186171 U JP 1985186171U JP 18617185 U JP18617185 U JP 18617185U JP H0341986 Y2 JPH0341986 Y2 JP H0341986Y2
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handle
cam
horizontal axis
attached
operating lever
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は歩行型農機のハンドル支持構造、詳し
くはハンドル杆をハンドル取付台に対して縦軸心
周りに旋回調節自在、並びに横軸心周りに上下揺
動調節自在に取付けてある歩行型農機のハンドル
支持構造に関する。
〔従来の技術〕
この種の歩行型農機のハンドル支持構造は、例
えば、ハンドル杆の基端に設けられた球状把手突
端をハンドル取付台に設けられた球面受座に遊嵌
し、前記球状把手に穿孔された多数の孔に球面受
座に出退可能な繁捉杆を選択的に螺締し、ハンド
ル杆を上下左右任意の位置で固定可能としたもの
や(実公昭43−30167号公報)、ハンドル杆の基端
とハンドル取付台との間に水平状のリング形菊座
機構及びハンドル杆の基端部に凹形弧状に一体的
に形成された歯部と噛合可能な凸形弧状の起立歯
体を介装し、一本の締結ボルトを緩めることによ
つて前記菊座機構及び起立歯体の噛合位置を変更
可能とし、以てハンドル杆を縦軸心周り及び横軸
心周りに調節自在に取付けたものがあつた。(実
開昭58−48591号公報)。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、上述した構造のものでは、ハンドル杆
の上下位置を変更する場合に左右の位置がずれて
しまつたり、逆に左右の位置を変更する場合に上
下の位置がずれてしまうことがある。換言すれ
ば、縦軸心周りの旋回調節と横軸心周りの上下揺
動調節とを独立して行うことができないものであ
つた。
本考案は、上記欠点に着目してなされたもので
あつて、共通の操作レバーを操作してハンドル杆
の縦軸心周りの旋回調節と横軸心周りの上下揺動
調節とを独立して行うことができるようにするこ
とを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するための本考案の特徴構成
は、ハンドル杆をハンドル取付台に対して縦軸心
周りに旋回調節自在、並びに横軸心周りに上下揺
動調節自在に取付けるとともに、下記〔イ〕〜
〔ニ〕に記載の構成を備えている。
(イ) 前記ハンドル杆は、前記ハンドル取付台に第
1菊座機構を介して前記縦軸心周りに回動並び
に固定自在な回動部材を取付け、その回動部材
に、第2菊座機構を介して前記横軸心周りで上
下揺動並びに固定自在に取付けてある。
(ロ) 前記ハンドル杆は、前記両菊座機構を噛合お
よび噛合解除操作自在な固定操作機構を介し
て、前記ハンドル取り付け台に対する相対姿勢
を、固定及び固定解除操作自在に構成されてい
る。
(ハ) 前記固定操作機構は、前記横軸心に沿つて前
記回動部材及びハンドル杆の基部に亘つて貫通
し、かつ前記ハンドル取り付け台に対して所定
範囲で相対移動可能に装着された操作軸と、そ
の操作軸の一端に横軸心に直交する軸心を中心
として揺動自在に枢着した操作レバーと、前記
操作軸に装着され、その横軸心周りの回動によ
つて前記第1菊座機構の上下方向の締上げロツ
ク及び解除を行う第1カムと、前記操作レバー
の基部に装着され、該操作レバーの前記軸芯周
りの揺動に伴う前記操作軸の軸線方向移動によ
つて第2菊座機構の締上げロツク及び解除を行
う第2カムとから構成されている。
(ニ) 前記旋回ロツク及び解除用の第1カムを、操
作軸に対して相対回動不能かつ、横軸心方向に
相対移動可能に外嵌するとともに、この第1カ
ムを前記回動部材側に設けた接当部と、ハンド
ル取付台側に設けた接当部との間において突つ
張り状態に接当作用させて上下方向の締付けロ
ツクを行わせるよう構成してある。
〔作用〕
ハンドル杆を縦軸心周りに旋回調節する場合に
は、操作レバーを横軸心周りに揺動する。すると
操作レバーの揺動に連動して操作軸が回動し、
又、操作軸に装着されたカムも回動部材側に設け
られた接当部とハンドル取付側に設けられた接当
部との間で回動し両接当部への接当作用によつて
第1菊座機構の上下方向の締上げロツクが解除さ
れる。締上げが解除されると回動部材及びそれに
取付けられたハンドル杆は、ハンドル取付台に対
して縦軸心周りに回動自在となり、所望の位置に
ハンドル杆を設定できる。ハンドル杆の固定は、
操作レバーを逆方向に揺動させて操作軸に取付け
られたカムによつて第1菊座機構の締上げを再び
ロツクさせることによつて行われる。
又、ハンドル杆を横軸心周りに上下揺動調節す
る場合には、操作レバーを横軸心に直交する軸心
を中心に揺動する。すると、操作レバーの基部に
設けてあるカムが操作レバーの支点周りに揺動し
て第2菊座機構の締上げが解除されてハンドル杆
は回動部材並びにハンドル取付台に対して横軸心
周りに上下揺動自在となり、所望の位置にハンド
ル杆を設定できる。ハンドル杆の固定は、操作レ
バーを逆方向は揺動して操作レバーの基部に設け
てあるカムによつて第2菊座機構の締上げを再び
ロツクさせることによつて行われる。
〔考案の効果〕
その結果、一本の操作レバーでハンドル杆の縦
軸心周りの旋回調節と横軸心周りの上下揺動調節
とを簡単な操作で独立して行うことが可能となつ
た。しかも、第1菊座機構が締上げロツクされて
いるときに回動部材側とハンドル取付台側との間
に発生する圧接力を両接当部に挟まれた第1カム
で受け止めているから、例えば、第1カムが回動
部材の接当部のみ接当する場合のように、反力を
受けて操作軸が撓んだりするようなことがなく、
つまり、操作軸には負担はかからず、そのために
操作軸が変形したり損傷することがなく、かつ、
操作軸の軸心方向移動に対する抵抗が少なくな
り、第2菊座機構の締上げ及び解除操作に対する
操作抵抗が軽減される。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第4図に本考案を適用した歩行型農機の一例で
ある歩行型管理機が示される。この管理機は、左
右一対の車輪1,1、及び、エンジン2等を有し
た走行機体から後方に操縦ハンドル3を延出し、
耕耘ロータ等の各種作業具を車輪1に替えて車軸
4に取付けたり、ロータリー耕耘装置等の各種作
業装置をヒツチ5に連結するように構成してあ
る。
次に、走行機体への操縦ハンドル3の取付け構
造を第1図乃至第3図に基づいて説明する。
走行機体のハンドル取付台6の上部には、水平
面状の第1菊座機構7を介して縦軸心Y周りに回
動並びに固定可能な回動部材8が取付けられてい
て、この回動部材8の両脇には垂直面状の2つの
第2菊座機構9を介して横軸心X周りに上下揺動
並びに固定自在ハンドル杆10が取付けられてい
る。
前記横軸心Xに沿い乍ら、回動部材8並びにそ
の両脇に位置するハンドル杆10の基部に亘つて
断面形状六角形の操作軸11が貫通している。
前記操作軸11の左側端部には2個のナツト1
2,12が螺合されてハンドル杆10の左側基部
の抜け止めがされ、右側端部には横軸心Xと直交
する軸心Zを中心に揺動可能な第2カム14が枢
支されている。この第2カム14には、操作レバ
ー15が螺挿されていて、この操作レバー15を
横外側方に揺動することによつてハンドル杆10
の右側基部に当接する第2カム14の当接面が換
わり、第2カム14とハンドル杆10の基部との
間に遊びができる。即ち、ナツト12,12と第
2カム14とによつて締上げロツクされていた第
2菊座機構9のロツクが解除されてハンドル杆1
0は上下謡動調節自在となる。
前記操作軸11には、一対の第1カム13が縦
軸16を間に挟む格好で嵌合されている。この第
1カム13は第1菊座機構7の締上げロツク状態
では、縦軸16に螺合された2個のナツト17,
17によつて回動部材8の上端に止め付けられた
接当部の一例であるカラー18を押し上げる作用
をする。実際は、カラー18はナツト12,12
によつて上方への移動が規制されているので、操
作軸11及び回動部材8の方が下方に付勢されて
第1菊座機構7が締上げられることになる。そし
て、第1カム13の直線周縁部13aがカラー1
8に当接しているときが第1菊座機構7の締上げ
ロツク状態である。尚、19は、第2カム14か
ら得られる下方への付勢力を操作軸11を介さず
に直接回動部材8に当接させて伝達するための当
たり部である。
前記第1菊座機構7の締上げの解除は、操作レ
バー15を横軸心X周りに上揺動する。すると操
作軸11及び第1カム13はそれに連動して回動
し、第1カム13の直線周縁部13aがカラー1
8から離されてカラー18と第1カム13との間
に遊びができて回動部材8の下方への付勢力がな
くなる。その結果、第1菊座機構7の締上げロツ
クが解除されてハンドル杆10は旋回調節自在と
なる。
上記の方法は、ハンドル杆10をハンドル取付
台6に対して縦軸心Y周りの旋回調節と横軸心X
周りの上下揺動調節とを独立して行う場合に関し
て説明したが、操作レバー15を横軸心X周りに
上揺動した後、更に横軸心Xと直交する軸心Zを
中心として外側に揺動することによつて、第1菊
座機構7と第2菊座機構9の締上げ解除を同時に
行うことも可能である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る歩行型農機のハンドル支持
構造の実施例を示し、第1図は一部破砕平面図、
第2図は縦断背面図、第3図は縦断側面図、第4
図は歩行型農機の側面図である。 6……ハンドル取付台、7……第1菊座機構、
8……回動部材、9……第2菊座機構、10……
ハンドル杆、11……操作軸、13……第1カ
ム、14……第2カム、15……操作レバー、1
8……接当部、19……接当部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ハンドル杆10をハンドル取付台6に対して縦
    軸心Y周りに旋回調節自在、並びに横軸心X周り
    に上下揺動調節自在に取付けるとともに、下記
    〔イ〕〜〔ニ〕に記載の構成を備えている歩行型
    農機のハンドル支持構造。 (イ) 前記ハンドル杆10は、前記ハンドル取付台
    6に第1菊座機構7を介して前記縦軸心Y周り
    に回動並びに固定自在な回動部材8を取付け、
    その回動部材8に、第2菊座機構9を介して前
    記横軸心X周りで上下揺動並びに固定自在に取
    付けてある。 (ロ) 前記ハンドル杆10は、前記両菊座機構7,
    9を噛合および噛合解除操作自在な固定操作機
    構を介して、前記ハンドル取り付け台6に対す
    る相対姿勢を、固定及び固定解除操作自在に構
    成されている。 (ハ) 前記固定操作機構は、前記横軸心Xに沿つて
    前記回動部材8及びハンドル杆10の基部に亘
    つて貫通し、かつ前記ハンドル取り付け台6に
    対して所定範囲で相対移動可能に装着された操
    作軸11と、その操作軸11の一端に横軸心X
    に直交する軸心Zを中心として揺動自在に枢着
    した操作レバー15と、前記操作軸11に装着
    され、その横軸心X周りの回動によつて前記第
    1菊座機構7の上下方向の締上げロツク及び解
    除を行う第1カム13と、前記操作レバー15
    の基部に装着され、該操作レバー15の前記軸
    芯Z周りの揺動に伴う前記操作軸11の軸線方
    向移動によつて第2菊座機構9の締上げロツク
    及び解除を行う第2カム14とから構成されて
    いる。 (ニ) 前記旋回ロツク及び解除用の第1カム13
    を、操作軸11に対して相対回動不能かつ、横
    軸心X方向に相対移動可能に外嵌するととも
    に、この第1カム13を前記回動部材8側に設
    けた接当部19と、ハンドル取付台6側に設け
    た接当部18との間において突つ張り状態に接
    当作用させて上下方向の締付けロツクを行わせ
    るよう構成してある。
JP1985186171U 1985-12-03 1985-12-03 Expired JPH0341986Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985186171U JPH0341986Y2 (ja) 1985-12-03 1985-12-03

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JPS6292988U JPS6292988U (ja) 1987-06-13
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Family Applications (1)

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Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5819097U (ja) * 1981-07-29 1983-02-05 株式会社信明産業 ドア−スペ−サ−
JPS5848591B2 (ja) * 1977-09-29 1983-10-29 ユニオン、カ−バイド、コ−ポレ−シヨン エステルジオ−ルアルコキシレ−トを含有するハイソリッドコ−ティング組成物

Family Cites Families (1)

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JPS5848591U (ja) * 1981-09-30 1983-04-01 富士ロビン株式会社 管理作業機等におけるハンドルの前後上下調節装置

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JPS6292988U (ja) 1987-06-13

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