JP2525236Y2 - 歩行型移動農機のハンドル位置調節装置 - Google Patents

歩行型移動農機のハンドル位置調節装置

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JP2525236Y2
JP2525236Y2 JP1989113757U JP11375789U JP2525236Y2 JP 2525236 Y2 JP2525236 Y2 JP 2525236Y2 JP 1989113757 U JP1989113757 U JP 1989113757U JP 11375789 U JP11375789 U JP 11375789U JP 2525236 Y2 JP2525236 Y2 JP 2525236Y2
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JP
Japan
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handle
preventing member
rotation preventing
type mobile
agricultural machine
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JP1989113757U
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JPH0351690U (ja
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浩嗣 芳ノ内
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ATECS CORP
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、ハンドルを上下方向及び左右方向へ回動
可能に構成する歩行型移動農機に関するものである。
(従来技術) ハンドルを上下方向及び左右方向へ回動可能に構成す
る歩行型移動農機に関しては、本件出願人が既に出願し
た技術が特公昭64−2551号公報によって開示されてい
る。
(考案か解決しようとする課題) 上記の技術にあっては、ハンドルの左右回動阻止部材
の固定及び解除作用を、係止部材の係合孔等への係脱に
よって構成するものであるから、ハンドルを固定しての
作業状態において係合部の若干の隙間によってハンドル
のガタが発生し操作性が悪いものである。特に、この左
右回動阻止部材はハンドルの回動部近くに設けられるも
のであるから若干の隙間の存在により、枢支部から離れ
た位置のハンドルグリップ部では大きなガタが生ずる。
この考案はこの様な欠点を解消しようとするものであ
る。
(課題を解決するための手段) ハンドルベース25に対し左右回動自在の回動部材2側
に横軸3を架設し、該横軸3にハンドル4を上下回動自
在に枢支し、更に該ハンドル4の手元に設けるレバー5
の操作により該ハンドル4の上下回動阻止部材6を解除
可能に構成すると共に、該ハンドル4の上下回動枢支部
7には回動部材2に設けられる左右回動阻止部材8を押
圧及び解除可能のカム9を設け、ハンドル4の通常使用
域以上又は以下の上下回動時に上記左右回動阻止部材8
の押圧を解除可能に構成してなる歩行型移動農機のハン
ドル位置調節装置の構成とする。
(考案の作用) ハンドル4の上下高さを調節する場合には、手元のレ
バー5の引き操作により上下回動阻止部材6を解除し該
ハンドル4を横軸3回りに上下回動させ所望の高さに位
置させ、この時点でレバー5を戻し操作し上下回動阻止
部材6を係止させてハンドル4を固定する。
又、ハンドル4の左右位置を調節する場合には、同様
に手元レバー5を引き操作して上下回動阻止部材6の係
止を解除し、ハンドル4を横軸3回りに通常使用域以上
又は以下の位置へ回動させると、ハンドル4の回動枢支
部7に設けるカム9が共に回動され左右回動阻止部材8
の押圧作用が解除される。従って、この状態でハンドル
4をハンドルベース25に対し回動部材2と共に所望の左
右位置へ回動させる。この状態でハンドル4を通常の使
用域まで上下回動させると該ハンドル4の回動枢支部7
に設けるカム9が再び左右回動阻止部材8を押圧し該ハ
ンドル4の左右方向への回動を固定する。
(考案の効果) この考案は前述の如く構成するものであるから、ハン
ドル4の上下位置と左右位置の調節を1本のレバー5の
操作により、ハンドル4を保持したままで行えると共
に、ハンドル4の回動枢支部7に設けるカム9により左
右回動阻止部材8の固定及び解除を行うものであるか
ら、格別のカム操作部材を必要とせずその構成が極めて
簡潔であり、更に、作業時にあっては該回動阻止部材8
を、大きなトルクを発生可能のハンドル4の上下回動に
よりカム体9を回動させ強く押圧し、確実にハンドル4
のガタの発生を防止できるものである。
(実施例) なお、図例は一輪管理機に本考案装置を実施したもの
であって、該一輪管理機は機体中央部に設けたギヤボッ
クス11から前方に向けて支台12を突設し、該支台12には
原動機13を搭載すると共に、その先端には取手を兼ねた
バンパー14を設けてある。
ギヤボックス11から下方に向け走行輪15を装着した走
行伝動ケース16を設け、又、該ギヤボックス11から後方
へ伝動ケース17を配設し、更に該伝動ケース17から後方
下方に向けて耕耘ロータリー18を装着する耕耘伝動ケー
ス19を設けてある。
又、該ギヤボックス11下部から後方へ向けフレーム20
を延設し、該フレーム20に耕耘伝動ケース19の中間部を
止着し、更にロータリーカバー21、抵抗杆22等を設けて
ある。23はスタンド、24は変速レバー、26はハンドルカ
バーである。
ギヤボックス11の上部には該ギヤボックス11を左右か
ら挾んで門型状に立設するハンドルベース25を止着する
と共に、該ハンドルベース25には縦軸1を上下に貫通さ
せて回動自在に枢支してある。ハンドルベース25上には
縦軸1にキー止めされ一体回動可能な回動部材2を設
け、更に縦軸1上部には左右方向に横軸3を貫通させて
キー止めしてある。
該横軸3の左右両端には左右一対のハンドル4,4基部
をそれぞれ上下回動自在に枢支させ、回動枢支部7を構
成してある。更に、縦軸1のハンドルベース25下方には
上面を菊座に形成する係合板27を固着し、ハンドルベー
ス25下面に溶着され下面に菊座を形成する固定板28とで
左右回動阻止部材8を構成してある。
又、ハンドル4の回動枢支部7の周囲にはカム9を形
成してあるが、該カム9の形状はハンドル4,4の上下方
向通常使用域にあっては係合板27を固定板28に圧接すべ
く、支持体2上面に強く接当する大径部(A)と、通常
使用域以上又は以下への回動時にはこの圧接を解除する
小径部(B)とを形成してある。35はハンドル4の締付
ナットである。
回動部材2後部には前方に向け湾曲立設され上下方向
に複数の係合孔29,29を形成する係合板30を取着し、
又、該係合板30よりも若干後方位置で左右のハンドル4,
4間を結ぶ連結杆31には、常時は弾発されて上記係合孔2
9に嵌入係合され、レバー5操作によりワイヤー32を介
して係合孔29から引抜可能の係合杆33を保持するホルダ
ー34を取着し、これらによって上下回動阻止部材6を形
成してある。
ハンドル4の上下高さを調節する場合には、レバー5
を握るとワイヤー32を介して上下回動阻止部材6を構成
する係合杆33が係合板30の係合孔29から引抜かれ、その
係合が解除される。この状態でハンドル4,4を横軸3を
中心に上下回動させ所望の高さ位置でレバー5を離す
と、係合杆33がバネの弾発力により係合孔29に突入係合
し固定される。
次に、ハンドル4,4の左右位置を調節する場合には、
まず、上記と同様にレバー5を握り上下回動阻止部材6
を解除すると共に、ハンドル4,4を横軸3を中心に通常
使用域以上の高さまで回動させると、ハンドル4,4の回
動枢支部7に形成するカム9が支持体2上面を押圧する
大径部(A)から小径部(B)へ回動する。従って、左
右回動阻止部材8を構成する縦軸1下端の係合板27とハ
ンドルベース25下面の固定板28との圧接が解除され、こ
の状態でハンドル4,4をハンドルベース25に枢支される
縦軸1と共に左右所望位置へ回動させる。
次に、ハンドル4,4を横軸3回りに上下方向に回動さ
せ所望位置でレバー5を離すと上下方向阻止部材6が固
定されると共に、回動枢支部7のカム9の回動によりそ
の大径部(A)が回動部材2上面に強く接当し、係合板
27と固定板28を圧接し左右回動阻止部材8を固定する。
又、第3図及び第4図に示す実施例にあっては、ハン
ドルベース25上に固定の縦軸1を突設すると共に、該縦
軸1回りに回動自在で切欠部から前方へ左右一対の取付
片36,36を一体的に突出させる円筒状の回動部材2を設
け、更に、該取付片36,36を横軸3を挿通し固着してあ
る。該取付片36,36の外側には側面カム9aを溶着してあ
る。
左右一対のハンドル4,4は、横軸3両端に上下回動自
在に枢支し、該回動枢支部7の内側には側面カム9a,9a
と対向させて側面カム9b,9bを溶着し、これらによって
左右回動阻止部材8を構成してある。
37は復帰スプリングであって、取付片36,36間の横軸
3に巻装してある。
従って、この実施例にあっても、通常の側面カム9aと
9bの接当により左右の取付片36,36を内方に押圧し縦軸
1に締付固定されている円筒状の回動部材2が、ハンド
ル4,4を横軸3を中心に通常使用域以上の上方へ回動さ
せることにより側面カム9bが回動し両カム9a,9bの接当
面が変更され、復帰スプリング37の弾発作用により取付
片36,36が拡開され左右回動阻止部材8を解除してハン
ドル4,4の左右位置の調節を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示すものであって、第1図は平面
図、第2図は要部の側断面図、第3図は他の実施例を示
す要部の平面図、第4図はその側面図、第5図は全体側
面図である。 図中、符号1は縦軸、2は回動部材、3は横軸、4はハ
ンドル、5はレバー、6は上下回動阻止部材、7は回動
枢支部、8は左右回動阻止部材、9はカムを示す。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハンドルベース25に対し左右回動自在の回
    動部材2側に横軸3を架設し、該横軸3にハンドル4を
    上下回動自在に枢支し、更に該ハンドル4の手元に設け
    るレバー5の操作により該ハンドル4の上下回動阻止部
    材6を解除可能に構成すると共に、該ハンドル4の上下
    回動枢支部7には回動部材2に設けられる左右回動阻止
    部材8を押圧及び解除可能のカム9を設け、ハンドル4
    の通常使用域以上又は以下の上下回動時に上記左右回動
    阻止部材8の押圧を解除可能に構成してなる歩行型移動
    農機のハンドル位置調節装置。
JP1989113757U 1989-09-27 1989-09-27 歩行型移動農機のハンドル位置調節装置 Expired - Lifetime JP2525236Y2 (ja)

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JPH0351690U JPH0351690U (ja) 1991-05-20
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HU202088B (en) * 1987-03-18 1991-02-28 Caola Kozmetikai Method for producing dietetic preparation
JPS645662U (ja) * 1987-06-26 1989-01-12

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