JPH0645428Y2 - 自転車のハンドル装置 - Google Patents

自転車のハンドル装置

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JPH0645428Y2
JPH0645428Y2 JP1986145317U JP14531786U JPH0645428Y2 JP H0645428 Y2 JPH0645428 Y2 JP H0645428Y2 JP 1986145317 U JP1986145317 U JP 1986145317U JP 14531786 U JP14531786 U JP 14531786U JP H0645428 Y2 JPH0645428 Y2 JP H0645428Y2
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handles
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gears
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良市 松岡
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良市 松岡
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、左右一対のハンドルを左右方向外方に突出す
る伸長状態と二つ折り状に折畳まれる折曲状態とになし
得るようにした自転車のハンドル装置に関する。
(従来の技術) 自転車には、使用状態から全体の左右幅を狭小にして、
狭い場所にも容易に収納できるようにするため、サドル
及びペダルを左右幅が小さくなるように回動可能に構成
すると共に、左右一対のハンドルを左右方向外方に突出
した伸長状態から二つ折りに折畳まれる折曲状態になし
得るようにしたものがある。
ところが、この種の従来のハンドル装置では、第11図及
び第12図に示すように、ハンドル1L,1Rの基部2L,2Rを夫
々縦軸3L,3R廻り回動自在に枢支し、楔片4をハンドル1
L,1Rの基部2L,2R間に係合することにより、ハンドル1L,
1Rが左右方向外方に突出する伸長状態と、前方に向けて
二つ折り状に折畳まれる折曲状態とに、ハンドル1L,1R
を固定できるように構成していた(例えば特開昭60-184
73号)。
(考案が解決しようとする問題点) 従って、従来の場合、ハンドル1L,1Rを伸長状態又は折
曲状態にセットする場合、楔片4の係合を外し、各ハン
ドル1L.1Rを夫々別個に縦軸3L,3R廻りに回動操作して、
伸長又は折曲状態にした後、左右のハンドル1L,1Rを夫
々この状態に保持しておいて、基部2L,2R間に楔片4を
係合させなければならず、ハンドル1L,1Rの伸長及び折
曲操作が非常に面倒であった。また、ハンドル1L,1Rが
夫々独立に回動できるため、楔片4のハンドル1L,1Rの
基部2L,2R間への係合が外れ易く、また係合が甘くなる
ことにより、いずれか一方のハンドル1L,1Rが不測に回
動する惧れが大であり、ハンドル1L,1Rを確実にロック
することができなかった。また、ハンドル1L,1Rは前方
に向けて折畳まれるので、折曲状態のとき自転車全体と
しての前後方向寸法が大きくなっていた。
本考案は上記問題点に鑑み、左右一対のハンドルを伸長
状態及び折曲状態に簡単かつ確実にセットできるように
するとともに折曲状態でよりコンパクトにできるように
することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) この技術的課題を解決する本考案の技術的手段は、ハン
ドルポスト20の上端に設けられたハンドル受け19に、左
右一対のハンドル12L,12Rが左右方向外方に突出する伸
長状態と後方に向けて二つ折り状に折畳まれる折曲状態
とになるように、前記ハンドル12L,12Rの基部17L,17Rが
上下方向の支持軸46L,46Rを介して回動自在に枢支され
たハンドル装置であって、前記ハンドル12L,12Rの基部1
7L,17Rに、前記ハンドル12L,12Rの回動角度が略一致す
るように互いに噛合する歯車33L,33Rが設けられ、各歯
車33L,33Rには前記支持軸46L,46Rの周方向に向けて上下
方向に凹凸する波形に形成された環状の噛合部47L,47R
が上方突設され、前記支持軸46L,46Rの上部に上下動自
在に噛合体48L,48Rが外嵌され、この噛合体48L,48Rの下
面には前記歯車33L,33Rの噛合部47L,47Rに対応する環状
の噛合部51L,51Rが形成され、前記噛合体48L,48Rの噛合
部51L,51Rが前記歯車33L,33Rの噛合部47L,47Rに上方か
ら着脱自在に噛合するように前記噛合体48L,48Rはバネ5
2L.52Rにより下方に付勢されており、前記各噛合体48L,
48Rは連結ピン54によって互いに連結されており、この
連結ピン54に前端部が外嵌されて後方に延出された操作
レバー49の前後中途部が前記ハンドル受け19に左右方向
の枢支軸58廻り回動自在に枢支されている点にある。
(作用) ハンドル12L,12Rを第3図に示す伸長状態又は第1図及
び第2図に示す折曲状態にセットする場合、操作レバー
49の後端部を押し下げると前端部が連結ピン54とともに
上方移動し、噛合体48L,48Rがバネ52L,52Rの付勢力に抗
して上方へ移動され、噛合体48L,48Rの噛合部51L,51Rと
歯車33L,33Rの噛合部47L,47Rとの噛合が解除され、歯車
33L,33Rが回動可能となる。そして、左右のハンドル12
L,12Rのうちの一方を伸長又は折曲方向に回動すると、
歯車33L,33Rの噛合により他方のハンドルも対応して折
曲回動し、ハンドル12L,12Rを簡単に伸長又は折曲し得
る。また、その後も一方のハンドルのみを伸長又は折曲
状態に保持しながら操作レバー49から手を離すと、バネ
52L,52Rにより噛合体48L,48Rが下方に付勢されて噛合体
48L,48Rの噛合部51L,51Rと歯車33L,33Rの噛合部47L,47R
とが噛合され、各噛合体48L,48Rは連結ピン54によって
互いに連結されているので回動不能であるから、歯車33
L,33Rも回動不能にロックされ、ハンドル12L,12Rを簡単
に伸長状態又は折曲状態にセットし得る。
(実施例) 以下、本考案を図示の実施例に従って説明すると、第1
図乃至第3図において、7は自転車で、前輪8、後輪
9、サドル10、左右一対のペダル11L,11R及び左右一対
のハンドル12L,12R等を備える。サドル10は第3図に示
す如く水平状態と第1図及び第2図に示す如く自転車7
に略平行な垂直状態とにセット可能に構成されている。
ペダル11L,11Rはクランク13L,13Rの外側方に突出する使
用位置とクランク13L,13Rから自転車7に平行な垂直面
内に突出する収納位置とにセット可能に構成されてい
る。ハンドル12L,12Rは左右方向外方に突出する伸長状
態と後方に向けて二つ折り状に折畳まれる折曲状態とに
セット可能に構成されている。
第4図乃至第10図はハンドル部分の構成を示し、同図に
おいて、前記ハンドル12L,12Rは、基部17L,17Rと該基部
17L,17Rに外嵌固着された腕部18L,18Rとを有する。19は
ハンドル受けで、ハンドルポスト20の上端に前方突設さ
れている。このハンドル受け19は、ボルト21によってハ
ンドルポスト20に取付られる取付部22と、取付部22下端
から前方突出した底壁部23と、底壁部23前端から上方突
出した前壁部24と、前壁部24上端から後方突出した上壁
部45とを一体に有する。
ハンドル12L,12Rの基部17L,17Rは底壁部23上に配置さ
れ、底壁部23と上壁部45との間に上下方向に保持した支
持軸46L,46Rに夫々ブッシュ等を介して回動自在に外嵌
されている。基部17L,17Rには互いに噛合する歯車33L,3
3Rが一体に設けられている。この歯車33L,33Rは、支持
軸46L,46Rの軸心を中心とした円弧状に形成され、各歯
車33L,33Rはハンドル12L,12Rの回動角度が一致するよう
に互いに噛合されている。
35は、歯車33L,33Rをロックすることによりハンドル12
L,12Rを回動不能にするロック機構であって、各歯車33
L,33Rに上方突設した噛合部47L,47Rと、支持軸46L,46R
の上部に上下摺動自在に外嵌した左右一対の噛合体48L,
48Rと、噛合体48L,48Rを上下方向に移動操作するための
操作レバー49と、操作レバー49の回動規制するストッパ
ー部材50とを有する。噛合部47L,47Rは支持軸46L,46Rの
軸心を中心とする環状であって、支持軸46L,46Rの周方
向に向けて上下方向に凹凸する波形に形成されている。
噛合体48L,48Rの下面には噛合部47L,47Rに対応する環状
の噛合部51L,51Rが形成され、噛合体48L,48Rは噛合部47
L,47Rに上方から着脱自在に噛合するようにバネ52L,52R
により下方に付勢されている。また、噛合体48L,48Rは
突片53L,53Rを介して連結ピン54によって互いに連結さ
れている。
操作レバー49は、取付部22に上方突設した左右一対の支
持片57L,57R間に前後方向に挿入され、左右方向の枢支
軸58廻りに回動自在に枢支されている。操作レバー49の
前端部は連結ピン54に外嵌して連結されている。ストッ
パー部材50は、一方の支持片57Lに外側方に突設した支
持筒59に左右方向移動自在に保持されると共に、バネ60
の付勢により先端のストッパー片61が支持片57L,57R間
に突出するように付勢され、該ストッパー片61にて操作
レバー49の後端部の下方回動を規制するようになってい
る。而して、操作レバー49の後端部の下方回動の規制に
より、噛合体48L,48Rの上方移動を不能にし、ロック機
構35による歯車33L,33Rのロックを保持するように構成
され、またバネ60に抗してストッパー部材50を左外方に
引張することにより、ストッパー片61を支持筒59内に後
退させて、操作レバー49の後端部の下方回動により噛合
体48L,48Rをバネ52L,52Rの付勢力に抗して上方移動させ
て、ロック機構35による歯車33L,33Rのロックを解除で
きるように構成されている。
(考案の効果) 本考案によれば、ハンドル12L,12Rの基部17L,17Rに、ハ
ンドル12L,12Rの回動角度が略一致するように、互いに
噛合する歯車33L,33Rが設けられているので、左右のハ
ンドル12L,12Rのうちの一方のみを伸長又は折曲状態に
回動すれば他方も略同じ角度だけ回動でき、伸長及び折
曲操作を簡単にでき、さらに、ハンドル12L,12Rは別々
には回動できないので、ハンドル12L,12Rのロックを従
来に比してより確実かつ強固にできる。また、ハンドル
12L,12Rをハンドルポスト20から後方に向けて二つ折り
状に折畳まれるようにしているので、折曲状態のときの
自転車全体としての前後方向寸法及び高さ寸法が小さ
く、非常にコンパクトに収納することができる。また、
操作レバー49は、前端部が噛合体48L,48Rを連結する連
結ピン54に外嵌されて後方に延出されかつ前後中途部が
ハンドル受け19に左右方向の枢支軸58廻り回動自在に枢
支されているので、操作レバー49の後端部をハンドル12
L,12Rの間から下方に押し下げれば歯車33L,33Rのロック
を解除でき、折曲状態でのハンドル12L,12Rが操作レバ
ー49の操作の邪魔になることがなく、ハンドル21L,12R
の伸長及び折曲操作を非常に楽にすることができる。ま
た、歯車33L,33Rの噛合部47L,47Rは支持軸46L,46Rの周
方向に向けて上下方向に凹凸する波形に形成されてお
り、この噛合部47L,47Rに対応する環状の噛合部51L,51R
が下面に形成された噛合体48L,48Rが、支持軸46L,46Rの
上部に上下動自在に外嵌され、噛合体48L,48Rの噛合部5
1L,51Rが歯車33L,33Rの噛合部47L,47Rに上方から着脱自
在に噛合するように噛合体はバネ52L,52Rにより下方に
付勢されているので、噛合体48L,48Rの少しの移動量で
ロック解除でき、よって操作レバー49の操作量も少なく
することができ、より一層操作を容易なものとすること
ができ、その実用的効果が著大である。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第10図は本考案の一実施例を示し、第1図は
自転車の全体斜視図、第2図及び第3図は同正面図、第
4図はハンドル部分の斜視図、第5図は同平面図、第6
図は同側面図、第7図は同側面図、第8図は同平断面
図、第9図は同正断面図、第10図は同側断面図である。
図11及び図12は従来例を示す平断面図である。 7……自転車、12L,12R……ハンドル、17L,17R……基
部、19……ハンドル受け、20……ハンドルポスト、33L,
33R……歯車、46L,46R……支持軸、47L,47R……噛合
部、48L,48R……噛合体、51L,51R……噛合部、52L,52R
……バネ、54……連結ピン、58……枢支軸

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハンドルポスト(20)の上端に設けられた
    ハンドル受け(19)に、左右一対のハンドル(12L,12
    R)が左右方向外方に突出する伸長状態と後方に向けて
    二つ折り状に折畳まれる折曲状態とになるように、前記
    ハンドル(12L,12R)の基部(17L,17R)が上下方向の支
    持軸(46L,46R)を介して回動自在に枢支されたハンド
    ル装置であって、前記ハンドル(12L,12R)の基部(17
    L,17R)に、前記ハンドル(12L,12R)の回動角度が略一
    致するように互いに噛合する歯車(33L,33R)が設けら
    れ、各歯車(33L,33R)には前記支持軸(46L,46R)の周
    方向に向けて上下方向に凹凸する波形に形成された環状
    の噛合部(47L,47R)が上方突設され、前記支持軸(46
    L,46R)の上部に上下動自在に噛合体(48L,48R)が外嵌
    され、この噛合体(48L,48R)の下面には前記歯車(33
    L,33R)の噛合部(47L,47R)に対応する環状の噛合部
    (51L,51R)が形成され、前記噛合体(48L,48R)の噛合
    部(51L,51R)が前記歯車(33L,33R)の噛合部(47L,47
    R)に上方から着脱自在に噛合するように前記噛合体(4
    8L,48R)はバネ(52L,52R)により下方に付勢されてお
    り、前記各噛合体(48L,48R)は連結ピン(54)によっ
    て互いに連結されており、この連結ピン(54)に前端部
    が外嵌されて後方に延出された操作レバー(49)の前後
    中途部が前記ハンドル受け(19)に左右方向の枢支軸
    (58)廻り回動自在に枢支されていることを特徴とする
    自転車のハンドル装置。
JP1986145317U 1986-09-22 1986-09-22 自転車のハンドル装置 Expired - Lifetime JPH0645428Y2 (ja)

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JPS6350793U JPS6350793U (ja) 1988-04-06
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009148266A3 (ko) * 2008-06-03 2010-04-01 Choi In Sup 자전거용 핸들

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JPS4825544A (ja) * 1971-08-02 1973-04-03
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