JPH0428252Y2 - - Google Patents

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JPH0428252Y2
JPH0428252Y2 JP1986012764U JP1276486U JPH0428252Y2 JP H0428252 Y2 JPH0428252 Y2 JP H0428252Y2 JP 1986012764 U JP1986012764 U JP 1986012764U JP 1276486 U JP1276486 U JP 1276486U JP H0428252 Y2 JPH0428252 Y2 JP H0428252Y2
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JP
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pedal
brake pedal
brake
holding body
interlocking
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JPS62124037U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、トラクタ等の車輌におけるデフロツ
ク操作装置に関する。
(従来の技術) 実開昭57−189927号公報に開示されているよう
に、デフロツクペダルとブレーキペダルとを踏込
自在に備え、デフロツクペダルとデフロツク装置
とを連動機構を介して連動連結し、デフロツクペ
ダルのデフロツク操作時にデフロツクペダルをデ
フロツク体勢に保持する保持体を備え、ブレーキ
ペダルと保持体とを、ブレーキペダルの制動操作
時に保持体によるデフロツクペダルの係止を解除
する解除機構により連動連結している。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、通常、トラクタのブレーキペダルは
片ブレーキ操作ができるように左右一対有るが、
上記従来技術においては、単一のブレーキペダル
でデフロツク装置を解除する技術であるため、片
ブレーキをきかせながらデフロツクを解除すると
いう思想はなく、それを行なうためには、左右ブ
レーキペダルのそれぞれに解除機構等を設ければ
良いのであるが、複雑且つ高価になるという問題
が生じる。
本考案は、上記問題点を解決できる車輌におけ
るデフロツク操作装置を提供することを目的とす
る。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案の特徴とす
る処は、車体1に、デフロツクペダル19と左右
一対のブレーキペダル20とを踏込自在に備え、
デフロツクペダル19とデフロツク装置7とを連
動機構25を介して連動連結し、デフロツクペダ
ル19のデフロツク操作時に連動機構25を解除
自在に係止してデフロツク装置7をデフロツク体
勢に保持する保持体26を備え、ブレーキペダル
20と保持体26とを、ブレーキペダル20の制
動操作時に保持体26による連動機構25の係止
を解除する解除機構41により連動連結したデフ
ロツク操作装置であつて、前記解除機構41は左
右両ブレーキペダル20と係合してブレーキペダ
ル20の制動操作で移動する接続体36を有し、
この接続体36にはどちらか一方のブレーキペダ
ル20を制動操作したときに他方のブレーキペダ
ル20との相対移動を許容するガイド部37を形
成している点にある。
(作用) 本考案によれば、デフロツクペダル19とブレ
ーキペダル20とを踏込まない状態では、第1図
に示すように、連動レバー9が前傾姿勢とされ
て、その突出部10の前縁部が、直立状とされた
保持体26の上部の後縁部と接当している。又、
各ブレーキペダル20のピン35が、接続体36
のガイド孔37の上下方向中間部に位置してい
る。
この状態で、デフロツクペダル19を踏込む
と、ボーデンワイヤ21を介して、連動レバー9
が前方側に回動して、第4図に示すように、直立
姿勢となり、これにより、後輪デフロツク装置7
が連動軸8を介して作動し、後輪デフ装置6をデ
フロツクする。
又、連動レバー9の上記回動時に、連動レバー
9は保持体26を回動させて、後傾状とし、これ
により連動レバー9の係止受部11が保持体26
の係止部28に係止されて、連動レバー9が直立
姿勢で保持体26に保持されて、後輪デフロツク
装置7がデフロツク体勢に保持される。そして、
付勢バネ29の付勢によつて、保持体26による
連動レバー9の係止状態が維持される。
この場合、保持体26の回動により、ボーデン
ワイヤ38を介して、接続体36が下方へ移動せ
しめられるが、第5図に示すように、各ブレーキ
ペダル20のピン35が接続体36のガイド孔3
7の上端部にまで相対的に移動するだけで、ブレ
ーキペダル20は回動せず、油圧式ブレーキ装置
13が作動することはない。
そして、上記状態で、一方又は双方のブレーキ
ペダル20を踏込めば、マスタシリンダ30が作
動して、油圧式ブレーキ装置13が作動し、後輪
5が制動される。
この際、ブレーキペダル20の踏込みにより、
ピン35は第5図に示す位置から更に上方側に移
動して、接続体36、ボーデンワイヤ38を介し
て、保持体26を支軸27廻りに回動させて、直
立姿勢とする。
この保持体26の回動により、連動レバー9が
前方側に若干回動せしめられて、保持体26の係
止部28による連動レバー9の係止受部11の係
止が解除せしめられ、連動レバー9は復帰バネ1
2の付勢力により前傾姿勢となる。これにより、
後輪デフロツク装置7が作動して、後輪デフ装置
6のデフロツクが解除せしめられる。
前記デフロツクの解除動作は、左右一対のブレ
ーキペダル20のどちらを踏込んでも行なうこと
ができ、踏込まれない方のブレーキペダル20
は、接続体36にガイド孔(ガイド部)37が形
成されていることにより相対移動し、踏込みブレ
ーキペダル20に連れ動きはしない。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に基き説明すれ
ば、1はトラクタ車体で、エンジン2、ミツシヨ
ンケース3等から構成されている。4はボンネツ
ト、5は後輪である。
一方、ミツシヨンケース3の後部内には、後輪
デフ装置6と、後輪デフ装置6を解除自在にデフ
ロツクする後輪デフロツク装置7とが備えられて
いる。
ミツシヨンケース3の後部からは、後輪デフロ
ツク装置7と連動する連動軸8が右側方に突設さ
れ、該連動軸8に連動レバー9の上部が固設され
ている。連動レバー9の上部は、前方に突出する
突出部10とされ、突出部10の下端縁が係止受
部11とされている。12は復帰バネで、連動レ
バー9を後方側、即ち、デフロツク解除方向に付
勢している。
ミツシヨンケース3後部の左右両側には一対の
油圧式ブレーキ装置13が備えられ、該装置13
からは、後車軸14を内有する後車軸ケース15
が外側方に突設されている。
16はキヤビンで、車体1後部上に搭載され、
その前壁部の右側部からは左右一対のブラケツト
17が後方に突設され、これらブラケツト17間
に、左右方向の支軸18が渡設されている。
支軸18の内側部には、デフロツクペダル19
が、又、外側部には、左右一対のブレーキペダル
20が、夫々吊下げ式として、踏込自在に備えら
れている。
21はボーデンワイヤで、アウタワイヤ22と
インナワイヤ23とから成り、デフロツクペダル
19の基部から前方に突設された突片部24と、
連動レバー9の下部とを連動連結している。そし
て、ボーデンワイヤ21、連動レバー9、連動軸
8等により、連動機構25が構成されている。
26は保持体で、ミツシヨンケース3後部の右
側面に支軸27により回動自在に備えられて、連
動レバー9の前方側に位置している。保持体26
の後部の上端縁は係止部28とされており、通常
は、保持体26の後端縁が連動レバー9の突出部
10の前端縁と接当しているが、デフロツクペダ
ル19の踏込時に、連動レバー9の係止受部11
が保持体26の係止部28に係止される。29は
付勢バネで、保持体26上部を連動レバー9側に
付勢している。
30は左右一対のマスタシリンダで、各ブレー
キペダル20と連動しており、各マスタシリンダ
30は、イコライザ31、油圧配管32を介し
て、油圧式ブレーキ装置13と接続されている。
33は油タンクである。
而して、各ブレーキペダル20の基部からは
夫々突片部34が前方に突設され、これら突片部
34には、左右方向のピン35が夫々挿着されて
いる。
36は矩形枠状の接続体で、両突片部34間に
縦設され、接続体36の両側壁部には、各ピン3
5が移動自在とされる長孔状のガイド孔37が上
下方向に形成されている。
38はボーデンワイヤで、アウタワイヤ39と
インナワイヤ40とから成り、接続体36と保持
体26の下部とを連動連結しており、ブレーキペ
ダル20の踏込みにより、保持体26による連動
レバー9の係止を解除する。左右ブレーキペダル
20はそのどちらか一方のみ踏込めば、ピン35
を介して接続体36を上方へ移動することがで
き、そのとき、他方のブレーキペダル20のピン
35はガイド孔(ガイド部)37内を相対移動す
るだけであり、この他方のブレーキペダル20は
接続体36に対して相対移動が許容されている。
前記ピン35、接続体36、ボーデンワイヤ3
8等により、解除機構41が構成されている。
その他、42はハンドル装置、43は座席であ
る。
(考案の効果) 以上詳述したように、本考案によれば、デフロ
ツク装置をデフロツク体勢に保持しておくため
に、デフロツクペダルを踏み続ける必要はなく、
便利であると共に、ブレーキペダルの踏込みによ
り、デフロツク装置を容易に非デフロツク体勢と
できる。その上に、解除機構は左右両ブレーキペ
ダルと係合してブレーキペダルの制動操作で移動
する接続体を有し、この接続体にはどちらか一方
のブレーキペダルを制動操作したときに他方のブ
レーキペダルとの相対移動を許容するガイド部を
形成しているので、左右一対のブレーキペダルの
どちらを踏込んでもデフロツクを解除でき、且つ
一方のブレーキペダルを動かすことなく他方のブ
レーキペダルを操作でき、簡単且つ安価な構成
で、片ブレーキ操作をしながらデフロツクを解除
することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は要部
の一部簡略側面図、第2図はトラクタ後部の一部
断面側面図、第3図は第2図のA−A線矢視断面
図、第4図は第1図の一部分の異なる作動体勢を
示す側面図、第5図は第1図の一部分の異なる作
動体勢を示す縦側断面図である。 1……トラクタ車体、6……後輪デフ装置、7
……後輪デフロツク装置、19……デフロツクペ
ダル、20……ブレーキペダル、25……連動機
構、26……保持体、41……解除機構。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 車体1に、デフロツクペダル19と左右一対の
    ブレーキペダル20とを踏込自在に備え、デフロ
    ツクペダル19とデフロツク装置7とを連動機構
    25を介して連動連結し、デフロツクペダル19
    のデフロツク操作時に連動機構25を解除自在に
    係止してデフロツク装置7をデフロツク体勢に保
    持する保持体26を備え、ブレーキペダル20と
    保持体26とを、ブレーキペダル20の制動操作
    時に保持体26による連動機構25の係止を解除
    する解除機構41により連動連結したデフロツク
    操作装置であつて、 前記解除機構41は左右両ブレーキペダル20
    と係合してブレーキペダル20の制動操作で移動
    する接続体36を有し、この接続体36にはどち
    らか一方のブレーキペダル20を制動操作したと
    きに他方のブレーキペダル20との相対移動を許
    容するガイド部37を形成していることを特徴と
    するデフロツク操作装置。
JP1986012764U 1986-01-30 1986-01-30 Expired JPH0428252Y2 (ja)

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JPS62124037U JPS62124037U (ja) 1987-08-06
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JPS62124037U (ja) 1987-08-06

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