JPH0624306Y2 - 管理機におけるサイドクラツチの切換操作装置 - Google Patents

管理機におけるサイドクラツチの切換操作装置

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JPH0624306Y2
JPH0624306Y2 JP17543586U JP17543586U JPH0624306Y2 JP H0624306 Y2 JPH0624306 Y2 JP H0624306Y2 JP 17543586 U JP17543586 U JP 17543586U JP 17543586 U JP17543586 U JP 17543586U JP H0624306 Y2 JPH0624306 Y2 JP H0624306Y2
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JP
Japan
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switching
interlocking plate
side clutch
case
shaft
Prior art date
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Application number
JP17543586U
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JPS6380280U (ja
Inventor
陽一 古田
晋 野知
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Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
Original Assignee
Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
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  • Non-Deflectable Wheels, Steering Of Trailers, Or Other Steering (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ハンドルの振替にともなって両サイドクラッ
チを同じ操作要領で操作できるようにした管理機におけ
るサイドクラッチの切換操作装置に関する。
〔従来の技術〕
従来には、両グリップ側にそれぞれサイドクラッチレバ
ーを有するハンドルを機体の前後方向に振替自在にして
構成する管理機において、ハンドルの振替にともなって
両サイドクラッチを同じ操作要領で操作できるようにし
たものが、実公昭60−27093号公報に見られる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、そのような構造では、摺動軸の移動によ
ってクラッチ連係状態を択一的に切換える構造になって
いるので、切換えによる係合変更が不確実となり、構造
も複雑となって製作および組み立ても困難となり、ま
た、ワイヤーの寸法に精度を要し、使用後の伸びの対応
が難しくなるといった問題点を有している。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、そのような問題点を解決し、簡単な構造にし
てしかも確実良好に切換変更させることができるように
したものであり、そのため、ハンドル(3)に連設した切
換ケース(A)内に設けた前後方向に延長する支持角筒(1
2)内を摺動可能な支持角軸(13)に縦方向の枢軸(4)を介
し連動板(5)を連接するとともに、該連動板(5)に軸(14)
を突設させ、該軸(14)に切換連動板(6)を嵌合し、前記
連動板(5)と該切換連動板(6)を当接状態とし、かつ前記
切換連動板(6)を略180度回動可能にして、前記連動板
(5)の左右方向両側部の連結片(15a)(15b)には、ミッシ
ョンケース(7)側より延出して切換ケース(A)前部より延
出する両サイドクラッチワイヤー(8a)(8b)をそれぞれ連
動連繋し、前記切換連動板(6)の左右方向両側部の連結
片(17a)(17b)には、両サイドクラッチレバー(2a)(2b)側
から延出して切換ケース(A)後部より延出する両操作ワ
イヤー(9a)(9b)をそれぞれ連動連繋して構成したもので
ある。
〔作用〕
したがって、両サイドクラッチレバーの一方または両方
を操作すると、連動板および切換連動板を介して両サイ
ドクラッチワイヤーの一方または両方を操作できること
になり、ハンドルを前後方向に振替えた場合には、切換
連動板を連動板に対し略180度、回動させるだけで、両
サイドクラッチレバーを同じ操作要領でもって操作する
ことによって両サイドクラッチを同様に操作できること
になる。
〔実施例〕
次に、図面に示す実施例について説明する。
第2図は管理機の側面図を示し、上下方向となるミッシ
ョンケース(7)の下部両側に両車輪(10a)(10b)をそれぞ
れ軸架するとともに、ミッションケース(7)の上下方向
途中から両車輪(10a)(10b)のサイドクラッチを操作する
両サイドクラッチワイヤー(8a)(8b)を上方側に延設し、
前部のエンジン(E)からベルトカバー(11)内を通してミ
ッションケース(7)に伝動できるように装設し、上方の
ハンドル(3)はハンドルフレーム(3a)の後方に両ハンド
ル杆(3b)を連結して形成するとともに、両ハンドル杆(3
b)の後端の左右のグリップ(1a)(1b)の下方にはそれぞれ
サイドクラッチレバー(2a)(2b)を装設し、ハンドルフレ
ーム(3a)の基部を前記ミッションケース(7)の上方に回
動自在に連設して、ハンドル(3)を機体の前後方向に振
替自在にして従来形構造同様に構成する。
前記ハンドル(3)の中間部には切換ケース(A)を連設し、
該切換ケース(A)の内方前部には前後方向に延長する支
持角筒(12)を固設し、該支持角筒(12)に摺動自在に嵌合
した支持角軸(13)の後端部には連動板(5)の中央前部を
上下方向の支軸(4)を介して回動自由に枢着し、連動板
(5)の背面には同じ大きさとなる切換連動板(6)を接合す
るとともに、連動板(5)の中央後部より突出する軸(14)
には切換連動板(6)の中央ボス(6a)を回動のみ可能にし
て嵌合し、切換連動板(6)の両側の連結片(15a)(15b)に
は、両サイドクラッチレバー(2a)(2b)に後端を連結して
切換ケース(A)の後部中央となる上下のワイヤー受け(16
a)(16b)より延出する両操作ワイヤー(9a)(9b)の前端を
それぞれ連繋し、前記連動板(5)の両側の連結片(17a)(1
7b)には、切換ケース(A)の前部左右側のワイヤー受け(1
8a)(18b)から延出する前記サイドクラッチワイヤー(8a)
(8b)の後端をそれぞれ連繋して構成する。
また、前記軸(14)の両側方となる切換ケース(A)の両側
部には前後方向となる両長溝(19a)(19b)をそれぞれ形成
するとともに、切換ケース(A)の上部には両長溝(19a)(1
9b)に連通して横方向となる溝(19)を形成し、それら各
溝に嵌合できるレバー(20)の基部を、前記連結片(15a)
の近傍となる切換連動板(6)の側部に嵌挿固定して構成
する。
したがって、第2図および第3図に示すようにハンドル
(3)が前向きとなる正常な状態では、第1図、第4図お
よび第6図に示すように、レバー(20)を長溝(19a)側に
入れて切換連動板(6)を回動させておくと、切換連動板
(6)の連結片(15a)および(15b)と連動板(5)の連結片(17
a)および(17b)がそれぞれ前後に位置することになり、
右側のサイドクラッチレバー(2b)を操作すると、第7図
に示すように両板(5)(6)を支軸(4)中心に回動させなが
らサイドクラッチワイヤー(8b)を矢印(イ)方向に引いて
右側の車輪(10b)のサイドクラッチをオフに操作できる
ことになる。
また、左側のサイドクラッチレバー(2a)を操作すると、
第7図に仮想線で示すように作動させてサイドクラッチ
ワイヤー(8a)を引きながら左側の車輪(10a)のサイドク
ラッチをオフに操作できることになり、両サイドクラッ
チレバー(2a)(2b)を同時に操作すると、第8図に示すよ
うに支持角軸(13)とともに両板(5)(6)を平行に移動させ
ながら両サイドクラッチワイヤー(8a)(8b)を同時に矢印
で示すように引いて両車輪(10a)(10b)のサイドクラッチ
をオフに操作できることになる。
ハンドル(3)を第2図および第3図に仮想線で示すよう
に機体前方に振替えて後向きにセットする場合には、レ
バー(20)を矢印(ロ)で示すように長溝(19b)から溝(19)内
に移動させて切換連動板(6)を180度、回動させると、切
換連動板(5)の連結片(15b)および(15a)と連動板(5)の連
結片(17a)および(17b)がそれぞれ前後に位置するよう切
換えられることになり、機体が後方向きに前進する状態
で、左右のサイドクラッチレバー(2a)(2b)をそれぞれ操
作すると、第10図に示すように作動させて、前進方向の
左右となる車輪(10b)(10a)のサイドクラッチを操作でき
ることになり、また、同時に操作できることになる。
〔考案の効果〕
このように本考案は、切換連動板(6)を連動板(5)に対し
略180度、回動させるだけの簡単な操作で良好に連繋切
換えができることになって、ハンドル(3)を前後方向に
切換えても、左右のサイドクラッチレバー(2a)(2b)で機
体の前進方向の左右のサイドクラッチを同じ操作要領で
容易に操作できることになり、切換えによる連繋状態は
変わることなく良好となって確実に作動することにな
り、製作および組み立ても容易となる簡単な構造にして
好適に実施できる特長を有する。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案の実施例である要部の平断面図、第2図
は管理機の側面図、第3図はその平面図、第4図は要部
の平面図、第5図はその側断面図、第6図は第5図のVI
−VI線における断面図、第7図および第8図は第1図の
作動説明図をそれぞれ示し、第9図はハンドルを振替え
た状態での要部の平面図、第10図は第9図の平断面図で
示す作動説明図である。 (1a)(1b)……グリップ (2a)(2b)……サイドクラッチレバー (3)……ハンドル、(A)……切換ケース、 (4)……支軸、(5)……連動板、 (6)……切換連動板、(7)……ミッションケース、 (8a)(8b)……サイドクラッチワイヤー (9a)(9b)……操作ワイヤー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】両グリップ(1a)(1b)側にそれぞれサイドク
    ラッチレバー(2a)(2b)を有するハンドル(3)を機体の前
    後方向に振替自在にして構成する管理機において、ハン
    ドル(3)に連設した切換ケース(A)内に設けた前後方向に
    延長する支持角筒(12)内を摺動可能な支持角軸(13)に縦
    方向の枢軸(4)を介し連動板(5)を連接するとともに、該
    連動板(5)に軸(14)を突設させ、該軸(14)に切換連動板
    (6)を嵌合し、前記連動板(5)と該切換連動板(6)を当接
    状態とし、かつ前記切換連動板(6)を略180度回動可能に
    して、前記連動板(5)の左右方向両側部の連結片(15a)(1
    5b)には、ミッションケース(7)側より延出して切換ケー
    ス(A)前部より延出する両サイドクラッチワイヤー(8a)
    (8b)をそれぞれ連動連繋し、前記切換連動板(6)の左右
    方向両側部の連結片(17a)(17b)には、両サイドクラッチ
    レバー(2a)(2b)側から延出して切換ケース(A)後部より
    延出する両操作ワイヤー(9a)(9b)をそれぞれ連動連繋し
    て構成したことを特徴とするサイドクラッチの切換操作
    装置
JP17543586U 1986-11-14 1986-11-14 管理機におけるサイドクラツチの切換操作装置 Expired - Lifetime JPH0624306Y2 (ja)

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JP17543586U JPH0624306Y2 (ja) 1986-11-14 1986-11-14 管理機におけるサイドクラツチの切換操作装置

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JP17543586U JPH0624306Y2 (ja) 1986-11-14 1986-11-14 管理機におけるサイドクラツチの切換操作装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6380280U JPS6380280U (ja) 1988-05-27
JPH0624306Y2 true JPH0624306Y2 (ja) 1994-06-29

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JP17543586U Expired - Lifetime JPH0624306Y2 (ja) 1986-11-14 1986-11-14 管理機におけるサイドクラツチの切換操作装置

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JPS6380280U (ja) 1988-05-27

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