JPH0534414Y2 - - Google Patents

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JPH0534414Y2
JPH0534414Y2 JP9315587U JP9315587U JPH0534414Y2 JP H0534414 Y2 JPH0534414 Y2 JP H0534414Y2 JP 9315587 U JP9315587 U JP 9315587U JP 9315587 U JP9315587 U JP 9315587U JP H0534414 Y2 JPH0534414 Y2 JP H0534414Y2
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rotary
shift
arm shaft
operation arm
traveling
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JP9315587U
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  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、走行輪とロータリを具備し、耕耘、
除草等の作業を行う管理作業機における走行速度
及びロータリ回転速度の変速装置に関する。
(従来技術) 管理作業機は、実開昭59−161906号公報等に記
載されている如く、1個あるいは左右一対の走行
輪とロータリで構成され、走行輪の回転速度すな
わち走行速度、及びロータリの回転方向の変更あ
るいは回転速度の変速を行えるようにしている。
(考案が解決しようとする問題点) 前記の走行輪の変速及びロータリの変速は、一
般的にそれぞれを変速操作する変速レバーを設け
て操作するようにしている。
このため、変速操作部が複雑になり、誤操作を
行う場合がある。
(問題点を解決するための手段) そこで、本考案は、走行輪の変速とロータリの
変速を一本の操作レバーを用いて簡単な切換操作
で切り換えて行えるようにするため、次の如く構
成した。
すなわち、ギヤボツクス1から走行変速ロツド
45とロータリ変速ロツド46とを突設し、これ
ら走行変速ロツド45とロータリ変速ロツド46
とにそれぞれ係合して変速作動させるチエンジア
ーム50,51のボス部52,53を上下同一軸
心上に配し、これらのボス部52,53を貫通し
て摺動自在に変速操作アーム軸56を設け、この
変速操作アーム軸56の上下摺動により該変速操
作アーム軸56の係合部57が該ボス部52,5
3の係合部60,61の一方と係合して、走行変
速あるいはロータリ変速を可能にした。
(考案の作用及び効果) 前記構成によれば、変速操作アーム軸56の係
合部57をチエンジアーム50,51のボス部5
2,53の一方の係合部に係合させた状態で、変
速操作アーム軸56を回動させれば、走行変速ロ
ツド45を摺動しての走行変速あるいはロータリ
変速ロツド46を摺動してのロータリ変速の一方
が行え、この状態から変速操作アーム軸56を軸
方向に押し込みあるいは引き出してボス部52,
53内を摺動させることで、他方の変速が行える
ことになる。
このように、走行の変速とロータリの変速とが
一本の変速操作アーム軸56の回動で行え、走行
変速とロータリ変速の切り換えが変速操作アーム
軸56の軸方向摺動で行えるので変速と切換えの
操作が簡単になり、例えば、変速操作アーム軸5
6の係合部57が走行変速用チエンジアーム50
のボス部52の係合部60と常時係合するよう付
勢しておくことで、誤操作を行うことなく走行の
変速が行え、ロータリの変速を行う場合には、変
速操作アーム軸56を軸方向に摺動する操作を行
つて確認した後に変速させることになるので、不
測の変速が行われることなく、安全な作業を行え
ることになる。
また、変速操作アーム軸56の回動操作力がチ
エンジアーム50,51を介して走行変速ロツド
45あるいはロータリ変速ロツド46に伝達され
るので遊びの少ない良好な変速フイーリングが得
られる。
(実施例) 次に、本考案の一実施例を図面を参照しながら
説明する。
機体の中央には、ギヤボツクス1を設け、この
ギヤボツクス1から前方に向けて支台2を突設
し、この支台2上に原動機3を搭載して、原動機
3からベルト伝動によつて動力をギヤボツクス1
に伝動している。4がベルト伝動部を覆うベルト
カバーである。
又、ギヤボツクス1の下方には、伝動ケース5
を突設し、この伝動ケース5下端の車軸6に1個
の走行輪7を装着している。
さらに、ギヤボツクス1の後側には、ロータリ
等の作業機用フレーム8を装着している。この作
業機用フレーム8は、フレーム8側から突設した
ボルト9をギヤボツクス1側の孔に嵌入させてナ
ツト70で締め付けて装着するようにしている。
作業機用フレーム8には、伝動ケース10、ロ
ータリカバー11、抵抗棒12を取り付けてい
る。
伝動ケース10は、板金で左右対称形状にした
ケース枠を向かい合わせて中空状に構成し、チエ
ン伝動機構を内装していて、周囲に形成される突
縁部13をボルトあるいはシームレス溶接等で接
合している。
この伝動ケース10の上端入力軸側には、ギヤ
ボツクス1との間でベルト伝動を行うベルト伝動
機構14を着脱自在に設けている。又、伝動ケー
ス10の下端出力軸15にはロータリ16を装着
している。
ロータリ16の上方で作業機用フレーム8に取
り付けたロータリカバー11は、上部カバー17
をフレーム8に取り付け、この上部カバー17の
左右側端部に側部カバー18をヒンジ19で取り
付け、後端にゴム板からなる後部カバー20を取
り付けている。
左右の側部カバー18,18は連杆21で連結
して、適宜の角度で開くようにしている。
又、上部カバー17の後下方へ屈曲した部分に
は、補助カバー22を設け、側部カバー18を開
いた場合にできる側部カバー18の後側空間を覆
うようにしている。
上部カバー17の前側には、左右中央から前方
へ向けて左右に拡げた前部カバー23を、その中
央部に溶接によつて取り付けたブラケツト24を
作業機取付フレーム8の下側へボルト25によつ
て締め付けると共に、左右中央の上端に設けた溝
部26を伝動ケース10の突縁部13に外嵌して
取り付けている。
ギヤボツクス1の上部には、取付ベース27を
ボルト等で固着し、この上部にハンドルベース2
8を回動軸支持具71で回動可能に取り付けてい
る。回動軸支持具71は、中空状に形成し、ハン
ドルベース28の略中央を枢支している。ハンド
ルベース28には、左右に分岐した操縦ハンドル
29の下端を横軸30で枢支し、操縦ハンドル2
9の上端側の握り部31を上下に回動可能にして
いる。
ハンドルベース28には、ピン32が出没する
水平回動位置固定具33を設け、取付ベース27
の回動中心に対して同一円周上に設けた複数の孔
(図示省略)に該ピン32が嵌入して水平回動位
置を規制するようにしている。
又、左右中心に対してこの水平回動位置固定具
33と対称位置には、操縦ハンドル29の上下回
動を規制する上下回動位置固定具34をハンドル
ベース28に設けている。この上下回動位置固定
具34は、ピン35が操縦ハンドル29に固着し
た係止片36の上下複数穴(図示省略)の1つに
嵌入してハンドル29が固定されるようにしたも
のである。
これら水平回動位置固定具33と上下回動位置
固定具34とは、操縦ハンドル29に設けた水平
回動位置調節レバー37と上下回動位置調節レバ
ー38にそれぞれワイヤー39,40で連結し、
操縦ハンドル29側で操作できるようにしてい
る。
又、操縦ハンドル29には、走行輪7への動力
伝動の断続を行うクラツチレバー41、原動機3
の回転速度を変えるスロツトルレバー42を設
け、回動軸支持具71の穴を通したワイヤー4
3,44でそれぞれの作動部に連結している。
ギヤボツクス1の側部には、走行変速ロツド4
5とロータリ変速ロツド46を軸方向への移動で
変速するように突設し、それぞれに表示ピン4
7,48をカバー49から上方へ突出するよう垂
直に固定している。
又、ギヤボツクス1の側面には、チエンジアー
ム50,51のボス部52,53を枢支するブラ
ケツト54,55をボルト72で取り付けてい
る。チエンジアーム50,51は、それぞれ走行
変速ロツド45とロータリ変速ロツド46の表示
ピン47,48に係合し、ボス部52,53を上
下に配している。
これらのボス部52,53を貫通して変速操作
アーム軸56を上下移動可能に嵌入している。こ
の変速操作アーム軸56には、スプラインからな
る係合部57と一部径を大きくした抜け止め部5
8とを形成し、ばね59で係止部57が走行変速
用チエンジアーム50のボス部52に設けたスプ
ラインからなる係合部60と係合するようにして
いて、変速操作アーム軸56を少し持ち上げると
ボス部52との係合が外れ自由に回動するように
なり、さらに上方へ持ち上げることで、ロータリ
変速用チエンジアーム51のボス部53に設けた
スプラインからなる係合部61へ変速操作アーム
軸56の係合部57が係合して、ロータリ変速ロ
ツド46を変速操作できるようになる。
【図面の簡単な説明】
図は、本考案の一実施例を示すもので、第1図
は一部の正断面図、第2図は一部の平面図、第3
図は全体の正面図、第4図は一部の平面図、第5
図は一部の正断面図、第6図は一部の正面図、第
7図は一部の平面図、第8図は一部の側面図であ
る。 1……ギヤボツクス、45……走行変速ロツ
ド、46……ロータリ変速ロツド、50,51…
…チエンジアーム、52,53……ボス部、56
……変速操作アーム軸、57……変速操作アーム
軸の係合部、60,61……ボス部の係合部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ギヤボツクス1から走行変速ロツド45とロ
    ータリ変速ロツド46とを突設し、これら走行
    変速ロツド45とロータリ変速ロツド46とに
    それぞれ係合して変速作動させるチエンジアー
    ム50,51のボス部52,53を上下同一軸
    心上に配し、これらのボス部52,53を貫通
    して摺動自在に変速操作アーム軸56を設け、
    この変速操作アーム軸56の上下摺動により該
    変速操作アーム軸56の係合部57が該ボス部
    52,53の係合部60,61の一方と係合し
    て、走行変速あるいはロータリ変速を可能にし
    てなる管理作業機の変速装置。 (2) 変速操作アーム軸56の係合部57が常時走
    行変速用チエンジアーム50のボス部52の係
    合部60と係合するよう付勢してなる実用新案
    登録請求の範囲第1項記載の管理作業機の変速
    装置。
JP9315587U 1987-06-16 1987-06-16 Expired - Lifetime JPH0534414Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9315587U JPH0534414Y2 (ja) 1987-06-16 1987-06-16

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JP9315587U JPH0534414Y2 (ja) 1987-06-16 1987-06-16

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS641029U JPS641029U (ja) 1989-01-06
JPH0534414Y2 true JPH0534414Y2 (ja) 1993-08-31

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JP9315587U Expired - Lifetime JPH0534414Y2 (ja) 1987-06-16 1987-06-16

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JPS641029U (ja) 1989-01-06

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