JP2770313B2 - 耕耘機の変速操作装置 - Google Patents

耕耘機の変速操作装置

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JP2770313B2
JP2770313B2 JP63079156A JP7915688A JP2770313B2 JP 2770313 B2 JP2770313 B2 JP 2770313B2 JP 63079156 A JP63079156 A JP 63079156A JP 7915688 A JP7915688 A JP 7915688A JP 2770313 B2 JP2770313 B2 JP 2770313B2
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秀明 中川
欣也 岡本
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、耕耘機の変速操作装置に関する。
従来の技術、および発明が解決しようとする課題 左右一対の走行輪に伝動する変速伝動機構を内装した
伝動ケースの上端部に、操縦ハンドルを支持するハンド
ルフレームを水平方向に回動調節可能に設けた形態の耕
耘機の変速操作装置において、従来の技術手段では、ハ
ンドルフレームの回動中心と変速操作用のレバーの作動
軸芯が、互いに別な位置に設けられているため、ハンド
ルフレームを回動しようとする時、変速操作用のレバー
の作動軸芯が邪魔になって複雑な構成となっていた。
課題を解決するための手段 この発明は、主変速装置C及び副変速装置Dが内装さ
れた伝動ケース3の上部側に回動可能なハンドルフレー
ム5を設け、このハンドルフレーム5内に主変速切替レ
バー43と副変速切替レバー50を設け、前記ハンドルフレ
ーム5の回動中心部に回動軸芯方向に移動自在な二重構
造の第一変速連動軸7と前記変速連動軸7に嵌挿した第
二変速連動軸28を構成し、副変速切替レバー50及び主変
速切替レバー43をそれぞれ前記第一変速連動軸7及び前
記第二変速連動軸28に垂直な面内において回動自在に且
つ、前記第一変速連動軸7及び前記第二変速連動軸28の
軸芯方向には係止状態になるようハンドルフレーム5に
取付け、前記第一変速連動軸7に副変速装置Dの切替機
構を、前記第二変速連動軸28に主変速装置Cの切替機構
を連繋し、前記副変速切替レバー50で第一変速連動軸7
を第一変速連動軸の軸芯方向に移動することにより副変
速装置Dを切替え、又、主変速切替レバー43で第二変速
連動軸28を第二変速連動軸の軸芯方向に移動することに
より主変速装置Cを切替可能にしたことを特徴とする耕
耘機の変速操作装置の構成とする。
発明の作用 ハンドルフレーム5回動中心位置の第一変速連動軸7
を、第一変速連動軸の軸芯方向である上方または下方に
摺動させることにより、伝動ケース3内に内装した副変
速装置Dの切替機構が変速操作され、また、該第一変速
連動軸7廻りに嵌挿した第二変速連動軸28を、第一変速
連動軸の軸芯方向である上方または下方に摺動させるこ
とにより、伝動ケース3内に内装した主変速装置Cの切
替機構が変速操作される。また、該第一変速連動軸7と
第二変速連動軸28は互いに独立して変速操作が行なえ
る。
さらに、伝動ケース3上部でのハンドルフレーム5の
回動は、主副,変速切替レバー43,50がどの位置にあっ
ても回動が自由に行なえる。
発明の効果 伝動ケース3上部でのハンドルフレーム5の回動を行
なうハンドル回動軸の軸芯部において、互いに軸芯方向
に摺動できる第一変速連動軸7及び当該第一変速連動軸
7に嵌合する第二変速連動軸28の構成としているので、
副変速装置Dと主変速装置Cの変速操作を互いに独立し
て行なうことができる。
また、該第一変速連動軸7及びこの第一変速連動軸7
に嵌合する第二変速連動軸28廻りで副変速切替レバー50
と主変速切替レバー43の連繋部を回動可能の構成として
いるから、ハンドルフレーム5の前後方向回動が自由に
容易に行なえると共にハンドルの方向を変えても同じ状
態で主副変速切替えが可能である。
実施例 なお図例において、左右一対の走行輪1,1に伝動する
主変速装置Cや副変速装置D等からなる変速伝動機構2
を内装させる伝動ケース3を、機体中心に対して左方に
偏芯させた位置の縦割接合面A,Aを各々有する左側伝動
ケース3aと右側伝動ケース3bとで構成し、この伝動ケー
ス3の下端前部には、原動機14を搭載した前部フレーム
15を前方に向けて突設している。
又該伝動ケース3の下端後部には、後端部にヒッチ部
6を有した後部フレーム17を結合し、このヒッチ部16に
は、後端部に上下方向のパイプ状支持具18を有した耕耘
フレーム19を取り付け、この耕耘フレーム19の前部に
は、耕耘刃20,20...植設の耕耘軸21に伝動する伝動機構
を内装した耕耘伝動ケース22を設け、又該支持具18に
は、下端部に耕深を調節する尾輪23を有した支持杆24を
挿通支持させている。
又前記伝動ケース3の上端部には、箱状のハンドルフ
レーム5を機体中心に水平状に回動させる回動ガイド部
25を有したガイド体26を設け、この回動ガイド部25の縦
軸芯である回動中心部には、二重構造の第一変速連動軸
7と第二変速連動軸28が配設され、該第二変速連動軸28
にはガイド体26を挿通した上下両端部に各々シフター溝
27,27を有しており、この上部のシフター溝27に詳細は
後述するが主変速切替レバー43のアーム部42を、回動自
在に且つ上下方向には係止状になるように取り付けてい
る。前記右側伝動ケース3bの上部に回動自在に支承した
連結軸31には、その後端部には下側シフター溝27に係合
するアーム29を突設し、前端部には下方に向けて突出す
るアーム30とを取り付けている。そして、この連結軸31
後端部のアーム29を回動させて、前端部のアーム30を揺
動させ、下端前側に設けられた左右方向のシフタステー
32に摺動自在に取り付けた主変速シフター33を、アーム
30で左右方向に操作することにより主変速装置Cの変速
切替えを行なっている。
前記右側伝動ケース3b上壁12の前記第二変速連動軸28
下方とこの上壁12の下方に設けられた軸支部13とには、
上端部にシフター溝部34を有して該第二変速連動軸28を
挿通する第一変速連動軸7を軸芯方向である上下方向に
摺動自在に支承させている。この第一変速連動軸7の軸
支部13上側には、先端部に前後方向のピン35を有した上
下動アーム6を右方に向けて突設している。又前記右側
伝動ケース3b右側壁の該上下動アーム6のほぼ上下動範
囲には、右側接合面Bを有した開口部を設け、この開口
部の右側には、該右側接合面Bに接合する接合面Bを有
して右方に膨出するカバー36を設けている。
該右側接合面B,Bの上下方向中央部には、これら右側
接合面B,Bを中心として該右側伝動ケース3bと該カバー3
6とで支持された軸芯を前後方向とした支軸11を設けて
いる。図2の左側面図と図3の平面図で示すように、こ
の支軸11下方の上下動アーム6前方には、右側端部にシ
フター溝37を有して左右摺動自在の変速摺動軸9が設け
られており、この変速摺動軸9が軸芯方向の左右への摺
動によって副変速歯車38,38...を変速している。図1背
面図で示すように、支軸11後端部近傍には回動アーム8
が突設しており、この突設先端の長孔39に第一変速連動
軸7の軸支部13上側から突出する上下動アーム6のピン
35を挿通させている。このように回動アーム8と変速摺
動軸9のシフター溝37に係合するシフター10と、これら
回動アーム8とシフター10とを連結するパイプ体40とか
らなる変速回動体を支軸11廻りに回動自在に支承させて
おり、シフター10を左右方向に操作することにより副変
速装置Dの変速切替えを行なっている。
又図2で示すように、前記第二変速連動軸28の後方に
は、前記ハンドルフレーム5に支持された左右方向の支
軸41を設け、この支軸41上には、前端部を第二変速連動
軸28のシフター溝27に係合させたアーム部42と、後方に
向けて長く突出する主変速レバー43をピン連結した連結
部44とからなるアーム体を回動自在に支承させている。
さらに該支軸41上には、ハンドルフレーム5を回動位置
に係止する係止具45を有した回動係止レバー46を支持さ
せている。又前記第一変速連動軸7のシフター溝部34の
後方には、該ハンドルフレーム5に支持された左右方向
の支軸47を設け、この支軸47上には、副変速切替レバー
50の前端部を該シフター溝部34に上下方向には係止状態
で水平面方向には回動自在に係合させたアーム部49とか
らなるアーム体を回動自在に支承させている。又このア
ーム部49の下端部と前記操縦ハンドル4に前後回動自在
に枢着された副変速切替レバー50の下端部とは、連結ロ
ッド51で連結している。
図3で示す、56は変速摺動軸9を変速摺動位置に係止
する係止機構であり、図1で示す、52は変速伝動機構2
に伝動する入力プーリーである。図4で示す、53は原動
機14から入力プーリー52に伝動するベルト伝動機構を覆
うベルトカバーであり、54は変速伝動機構2の上部軸か
ら耕耘伝動ケース22内の伝動機構に伝動する伝動機構を
内装した中間ケースである。55は尾輪23を上下動調節す
る調節ハンドルである。
次に作用について説明する。主変速レバー43を上方又
は下方に揺動操作すると、連結部44、アーム部42及び上
側シフター溝27を介して第二変速連動軸28が下方又は上
方に摺動する。これによって、下側シフター溝27、アー
ム29、連結軸31及びアーム30を介して主変速シフター33
を右方又は左方に変速摺動させる。
副変速レバー50を前方又は後方に揺動操作すると、連
結ロッド51、アーム部49,48及びシフター溝部34を介し
て第一変速連動軸7が下方又は上方に摺動することによ
って、第一変速連動軸7下部に設けた上下動アーム6か
ら、回動アーム8及びパイプ体40、さらにシフター10、
シフター溝37等の切替機構を介して変速摺動軸9を右方
又は左方に変速操作して、前述したように副変速装置D
の変速切替を行なう。
ハンドルフレーム5を水平面内で前後方向に回動する
場合、主副の各変速切替レバー43,50のアーム部42,48先
端部が、第一,第二変速連動軸28,7の各上部のシフター
溝部27,34に回動自在に取り付けられているから、回動
係止レバー46を矢印「イ」方向に操作して係止具45をガ
イド体26の被係止部から外すことにより、ハンドルフレ
ーム5は前後方向に自由に容易に回動できる。
また、回動軸芯部をとしているからハンドル回動後
も、各変速切替レバー43,50の先端部を上下方向に操作
するだけで夫々独立して主変速部と副変速部の変速を行
なえるから、変速操作が操縦ハンドル4の向きに関係無
く二重軸の変速連動部の軸芯方向と同じ上下方向の移動
状態で操作することができる。
【図面の簡単な説明】
図はこの発明の一実施例を示すもので、第1図は一部を
断面セル後面図、第2図は側断面図、第3図は一部の平
断面図、第4図は一部を断面せる全体の側面図である。 図中符号3は伝動ケース、5はハンドルフレーム、7は
第一変速連動軸、28は第二変速連動軸、43は主変速切替
レバー、50は副変速切替レバー、Cは主変速装置、Dは
副変速装置を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60K 20/00 - 20/08 G05G 1/04 G05G 13/00 F16H 61/26 - 63/38

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主変速装置C及び副変速装置Dが内装され
    た伝動ケース3の上部側に回動可能なハンドルフレーム
    5を設け、このハンドルフレーム5内に主変速切替レバ
    ー43と副変速切替レバー50を設け、前記ハンドルフレー
    ム5の回動中心部に回動軸芯方向に移動自在な二重構造
    の第一変速連動軸7と前記変速連動軸7に嵌挿した第二
    変速連動軸28を構成し、副変速切替レバー50及び主変速
    切替レバー43をそれぞれ前記第一変速連動軸7及び前記
    第二変速連動軸28に垂直な面内において回動自在に且
    つ、前記第一変速連動軸7及び前記第二変速連動軸28の
    軸芯方向には係止状態になるようハンドルフレーム5に
    取付け、前記第一変速連動軸7に副変速装置Dの切替機
    構を、前記第二変速連動軸28に主変速装置Cの切替機構
    を連繋し、前記副変速切替レバー50で第一変速連動軸7
    を第一変速連動軸の軸芯方向に移動することにより副変
    速装置Dを切替え、又、主変速切替レバー43で第二変速
    連動軸28を第二変速連動軸の軸芯方向に移動することに
    より主変速装置Cを切替可能にしたことを特徴とする耕
    耘機の変速操作装置。
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JPS5966628U (ja) * 1982-10-27 1984-05-04 ヤンマー農機株式会社 田植機の変速レバ−装置

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