JPH0636992Y2 - 歩行型作業機 - Google Patents

歩行型作業機

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JPH0636992Y2
JPH0636992Y2 JP1988032344U JP3234488U JPH0636992Y2 JP H0636992 Y2 JPH0636992 Y2 JP H0636992Y2 JP 1988032344 U JP1988032344 U JP 1988032344U JP 3234488 U JP3234488 U JP 3234488U JP H0636992 Y2 JPH0636992 Y2 JP H0636992Y2
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JP
Japan
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shaft
shift
gear
machine
lever
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JP1988032344U
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JPH01134520U (ja
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有伸 石田
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Kubota Corp
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Kubota Corp
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  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、機体に対する操縦ハンドル(5)の延出方向
を前後方向で向き変更自在に支持してある歩行型作業機
に関する。
〔従来の技術〕
前述のように、操縦ハンドルを機体に対して前後向き変
更自在に取り付けている歩行型作業機において、歩行系
の変速操作構造としては例えば実開昭61-120930号公報
及び実開昭61-98626号公報に開示されているように、ミ
ッションケースの上部側面より変速用の操作軸を突出さ
せ、これをミッションケースに対して挿抜することによ
って変速操作を行えるように構成している機種がある
が、この場合の操作軸挿抜用の変速レバーは操作軸付近
の縦軸芯周りに左右に揺動操作自在に支持され、かつ、
前後向き変更自在に取付けられている。
〔考案が解決しようとする課題〕
開示されている構造においては走行変速用の前記操作軸
の上部に操作軸の操作位置を示す変速表示部が設けられ
ている。これは機体の前からでも後からでも変速表示部
を目視し易くする為なのであるが、例えば変速レバーを
後向きとした状態で機体内方側に揺動操作した場合、作
業者から変速表示部への視線を変速レバーが横切るよう
な状態となる為に、変速表示部が見えづらくなってしま
う。又、変速レバーを前向きとすると変速レバーが変速
表示部の上方を通過してしまうので、同様に変速表示部
が見づらくなってしまう。
ここで本考案は前述の問題に着目して成されたものであ
り、変速表示部が常に見易い状態に在るように構成する
ことを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の特徴は以上のような歩行型作業機において、回
動操作することにより走行用の変速操作可能な操作軸を
ミッションケースの上部側面より突出し、この操作軸突
出側のミッションケース側部に変速レバーを機体横幅方
向に沿う横軸芯周りに前後揺動操作自在、且つ、握り部
が機体後方側へ向く前向き姿勢と、握り部が機体前方側
へ向く後ろ向き姿勢とに前後向き変更自在に取り付け
て、前記操作軸と変速レバーとを連動連結すると共に、
前記操作軸の操作位置を変速レバーの揺動操作方向に沿
って直線状に示す変速表示部を変速レバー基部近傍の横
側部位に配置してあることにあり、その作用及び効果は
次の通りである。
〔作用〕
前述のように、変速レバーを、握り部が機体後方側へ向
く前向き姿勢と、握り部が機体前方側へ向く後ろ向き姿
勢とに前後向き変更自在に取り付けると共に、変速レバ
ー基部近傍の横側部位に変速表示部を配置しているの
で、変速レバーを前後に向き変更しても、変速レバーが
変速表示部上を通過するようなことはなくなる。そし
て、変速操作は、従来技術のように、縦軸芯周りに変速
レバーを左右に揺動操作することによって行われるので
はなく、機体横幅方向に沿う横軸芯周りで変速レバーを
前後揺動操作することによって行われるので、変速レバ
ーが作業者から変速表示部への視線を横切るようなこと
がなくなる。又、変速表示部は操作軸の操作位置を直線
状に示すので、変速レバーを前後に向き変更しても、操
作軸の操作位置が左右で入れ替わって表示されるような
ことがない。
〔考案の効果〕
以上のように、変速レバーの前後方向での向き変更及び
操作位置に関係なく変速表示部が常に見易く認識し易い
状態に在るように構成することができた。また、このよ
うに見やすくし、かつ、左右方向での変速位置の入れ替
わりもなくしたので、変速位置の見誤りによる誤操作を
未然に防止しやすい。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例である歩行型作業機について図面
に基づいて説明する。
第4図に示すように、機体フレーム(1)の前部にエン
ジン(2)、後部にミッションケース(3)が塔載さ
れ、機体フレーム(1)の下部にはクローラ走行装置
(4)が備えられると共に、ミッションケース(3)の
上部には横軸芯(P1)周りに180°回動自在に操縦ハン
ドル(5)が取り付けられて歩行型作業機が構成されて
いる。
次に、ミッションケース(3)内の構造について詳述す
ると第2図及び第3図に示すように、エンジン(2)か
らの動力はクラッチ(6)を介して第1伝動軸(7)に
伝達される。この第1伝動軸(7)には第1シフト部材
(8)がスプライン構造にてスライド自在に取り付けら
れており、この第1シフト部材(8)を第1高速PTOギ
ヤ(9)に咬み合わせると、第2高速PTOギヤ(10)か
ら高速状態でPTO軸(11)に動力伝達される。逆に、第
1シフト部材(8)を第1低速PTOギヤ(12)咬み合わ
せると、低速状態でPTO軸(11)に動力伝達される。
前記第1シフト部材(8)の操作構造は同両図に示すよ
うに、ミッションケース(3)に第1支持軸(13)が固
定され、この第1支持軸(13)に第1シフト部材(8)
に対する第1シフトフォーク(14)がスライド自在に取
り付けられている。これに対して、ミッションケース
(3)の横軸芯(P2)周りに回動自在に第1操作軸(1
5)が支持されると共に、第1操作軸(15)に固定され
た操作アーム(15a)が第1シフトフォーク(14)の基
部に係合され、第1操作軸(15)の外側端にPTO変速レ
バー(16)が取り付けられている。以上の構造によっ
て、PTO変速レバー(16)により第1シフト部材(8)
をスライド操作してPTO軸(11)から作業装置(図示せ
ず)に伝達される動力を高低2段に変速操作できるので
ある。
次に、走行系の変速構造について詳述すると前記第1シ
フト部材(8)には第1ギヤ対(17)が咬み合ってお
り、第1伝動軸(7)に伝達される動力は第1ギヤ対
(17)から第2伝動ギヤ(18)を介して第2伝動軸(1
9)に伝達される。この第2伝動軸(19)には第2シフ
ト部材(20)がスプライン構造にてスライド自在に取り
付けられている。これに対して、第3伝動軸(21)には
1速ギヤ(22)、2速ギヤ(23)及び3速ギヤ対(24)
が固定されると共に、3速ギヤ対(24)が第2伝動軸
(19)に外嵌された3速出力ギヤ(25)に咬み合ってい
る。これにより、第2シフト部材(20)をスライド操作
して1速ギヤ(22)、2速ギヤ(23)又は3速出力ギヤ
(25)に択一的に咬み合わせることにより、動力を高中
低の3段に変速操作して、3速ギヤ対(24)から第4伝
動ギヤ(26)を介して第4円筒軸(27)に伝達できるの
である。
この第4円筒軸(27)は前進ベベルギヤ(28)及び後進
ベベルギヤ(29)が外嵌されると共に、出力ベベルギヤ
(30)が前進ベベルギヤ(28)及び後進ベベルギヤ(2
9)の両方に咬み合っている。そして、第4円筒軸(2
7)にスプライン構造にてスライド自在に取り付けられ
た第4シフト部材(31)を前進ベベルギヤ(28)又は後
進ベベルギヤ(29)に咬み合わせることにより、出力ベ
ベルギヤ(30)に伝達される動力を正転状態又は逆転状
態に切換可能であり、出力ベベルギヤ(30)からの動力
はチェーン(32)を介してクローラ走行装置(4)の駆
動輪(4a)に伝達されるのである。
次に、走行変速用である前記第2シフト部材(20)の操
作構造について詳述すると、第2図及び第3図に示すよ
うにミッションケース(3)内に第2支持軸(33)が固
定され、この第2支持軸(33)に第2シフト部材(20)
に対する第2シフトフォーク(34)がスライド自在に取
り付けられている。これに対して、ミッションケース
(3)の横軸芯(P3)周りに回動自在に第2操作軸(3
5)が支持されると共に、第2操作軸(35)に固定され
た操作アーム(35a)が第2シフトフォーク(34)の基
部に係合されている。
そして、第1図及び第2図に示すように前記第2操作軸
(35)がミッションケース(3)の側部から外方に突出
すると共に、この突出部分が変速表示部(36)としての
表示ボックスで囲まれ、第2操作軸(35)に設けられた
支持棒(35b)が表示ボックス(36)に直線状に形成さ
れたガイド穴(36a)に下方から挿入されている。これ
に対して、表示ボックス(36)側面の横軸芯(P4)周り
にボス部材(37)が揺動自在に支持されると共に、前記
第2操作軸(35)の外側に設けられた操作アーム(35
c)とボス部材(37)の操作アーム(37a)とがピン連結
され、このボス部材(37)に変速レバー(38)が挿入さ
れている。以上の構造により、変速レバー(38)を機体
横幅方向に沿う横軸芯(P4)周りで前後揺動操作するこ
とにより、第2操作軸(35)を横軸芯(P3)周りに回動
操作でき、走行系を高中低に3段変速できるのである。
又、変速レバー(38)とボス部材(37)の挿し込み構造
はスプライン構造となっているので、変速レバー(38)
をボス部材(37)より抜き出して、変速レバー(38)の
握り部が機体後方側へ向く前向き姿勢と、変速レバー
(38)の握り部が機体前方側へ向く後ろ向き姿勢とに前
後に向きを変えることができるようになっている。
次に、前後進切換用の前記第4シフト部材(31)の操作
構造について詳述すると第1図及び第2図に示すよう
に、ミッションケース(3)内に第4支持軸(39)が固
定され、この第4支持軸(39)に第4シフト部材(31)
に対する第4シフトフォーク(40)がスライド自在に取
り付けられている。これに対して、ミッションケース
(3)の縦軸芯(P5)周りに回動自在に第4円筒軸(4
1)が支持されると共に、第4円筒軸(41)の操作アー
ム(41a)が第4シフトフォーク(40)の基部に係合し
ている。
さらに、第4円筒軸(41)に第4支持軸(42)がスプラ
イン構造にて挿入され、第4支持軸(42)に前後進切換
レバー(43)が取り付けられている。以上の構造によっ
て前後進切換レバー(43)を縦軸芯(P5)周りに揺動操
作すると、第4円筒軸(41)を介して第4シフトフォー
ク(40)及び第4シフト部材(31)がスライド操作され
て、走行系の動力を前進側又は後進側に切換操作できる
のである。又、第4支持軸(42)はスプライン構造にて
第4円筒軸(41)に挿入されているので、第4支持軸
(42)及び前後進切換レバー(43)を第4円筒軸(41)
より抜き出して前後に向きを変えることができるように
なっている。
又、第5図に示すようにクラッチ(6)の側面を覆う保
護板(44)がミッションケース(3)とエンジン(2)
とに亘って架設連結されており、この保護板(44)によ
り全体の剛性の向上が図られているのである。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利
にする為に符号を記すが、該記入により本考案は添付図
面の構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る歩行型作業機の実施例を示し、第1
図は変速レバー基部及び変速表示部付近の斜視図、第2
図はミッションケースの縦断背面図、第3図はミッショ
ンケースの縦断側面図、第4図は歩行型作業機の全体左
側面図、第5図は歩行型作業機の右側面図である。 (3)……ミッションケース、(5)……操縦ハンド
ル、(35)……操作軸、(36)……変速表示部、(38)
……変速レバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】機体に対する操縦ハンドル(5)の延出方
    向を前後方向で向き変更自在に支持してある歩行型作業
    機であって、回動操作することにより歩行用の変速操作
    可能な操作軸(35)をミッションケース(3)の上部側
    面より突出し、この操作軸(35)突出側のミッションケ
    ース(3)側部に変速レバー(38)を機体横幅方向に沿
    う横軸芯(P4)周りに前後揺動操作自在、且つ、握り部
    が機体後方側へ向く前向き姿勢と、握り部が機体前方側
    へ向く後ろ向き姿勢とに前後向き変更自在に取り付け
    て、前記操作軸(35)と変速レバー(38)とを連動連結
    すると共に、前記操作軸(35)の操作位置を変速レバー
    (38)の揺動操作方向に沿って直線状に示す変速表示部
    (36)を変速レバー(38)基部近傍の横側部位に配置し
    てある歩行型作業機。
JP1988032344U 1988-03-10 1988-03-10 歩行型作業機 Expired - Lifetime JPH0636992Y2 (ja)

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JP1988032344U JPH0636992Y2 (ja) 1988-03-10 1988-03-10 歩行型作業機

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JPH01134520U JPH01134520U (ja) 1989-09-13
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5926082U (ja) * 1982-08-11 1984-02-17 三菱農機株式会社 移動農機の変速牽制装置

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JPH01134520U (ja) 1989-09-13

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