JPH0798454B2 - 歩行型耕耘機 - Google Patents

歩行型耕耘機

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JPH0798454B2
JPH0798454B2 JP63323076A JP32307688A JPH0798454B2 JP H0798454 B2 JPH0798454 B2 JP H0798454B2 JP 63323076 A JP63323076 A JP 63323076A JP 32307688 A JP32307688 A JP 32307688A JP H0798454 B2 JPH0798454 B2 JP H0798454B2
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pto
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真鋼 瀧本
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、走行系変速装置とPTO系変速装置とを共に単
一のミッションケースに内装してある歩行型耕耘機に関
する。
〔従来の技術〕
従来、前記した歩行型耕耘機では特公昭44-22445号公報
で示されたもののように、走行用変速操作レバーの揺動
軸とPTO用変速操作レバーの揺動軸は同方向の軸であっ
て、操縦用ハンドル部に、前記操作レバーの操作位置表
示板と共に設配されていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
前記従来技術では、各変速装置の変速状況はハンドル部
上部に操作レバーと共に設けられている表示板を見るこ
とによって確認できるものであり、この表示板は操縦者
から見やすい位置に存在していた。
しかしながら、この従来技術はハンドルは位置固定であ
るので、操作レバーを変速装置からハンドル部へ延設
し、操作状況の確認の行い易いように設定してあるが、
例えば実開昭63-110126号公報で公知であるように、ハ
ンドルを前後位置切換え式に構成した場合には前記従来
技術は実現不可となってしまうものであった。
本発明は、ハンドルを前後位置切換え可能で、かつ、走
行系変速装置とPTO系変速装置とを共に単一のミッショ
ンケース内に備えた歩行型耕耘機においても、変速の操
作状況の確認が行い易いようにすることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために本発明は、走行系変速装置と
PTO系変速装置とを共に単一のミッションケースに内装
してある歩行型耕耘機において、 操縦ハンドルが機体後方に延出される状態と、操縦ハン
ドルが機体前方に延出される状態とを選択できるべく、
操縦ハンドルを前後位置切換可能に装備し、 走行系変速装置を変速操作可能な走行系シフト軸と、PT
O系変速装置を変速操作可能なPTO系シフト軸とを、互い
に近接する状態でミッションケースの一側面から出退自
在に突出配備し、 走行系シフト軸の出退操作が可能な走行系変速操作レバ
ーと、PTO系シフト軸の出退操作が可能なPTO系変速操作
レバーとを、ミッションケース近傍で互いに近接させ
て、かつ、揺動操作可能な状態で配設し、 両操作レバーの根元部に変速位置表示装置を設けるとと
もに、走行系変速操作レバーの揺動軸を縦軸に、かつ、
PTO系変速操作レバーの揺動軸を前後軸に夫々設定し、 走行系変速操作レバーが機体後方に延出される状態と、
走行系変速操作レバーが機体前方に延出される状態とを
選択できるべく、走行系変速操作レバーを相対回動位置
変更自在に揺動軸に支持するとともに、走行系変速操作
レバーを操縦用ハンドルの操縦部付近まで延設してある
ことを特徴構成とする。
〔作用〕
前記構成によれば、頻繁に使用する走行系変速操作レバ
ーをその揺動軸まわりに位置調節できるようにすること
で、ハンドル位置の前後切り換えに伴って走行系操作レ
バーも位置変更でき、ハンドル位置が前後どちらの場合
であっても、操縦者は操縦部に臨んだ状態のままで走行
系変速操作レバーを操作することが可能となる。
そして、PTO系変速操作レバーは、走行系変速操作レバ
ーに比べてその使用頻度が低いことから、操縦ハンドル
の位置変更に拘らずにミッションケース近傍に位置固定
で配置することができるのであるが、その揺動軸を前後
軸とすることによって、このPTO系変速操作レバーを変
速位置表示装置の側方に配置できることになる。従っ
て、PTO系変速操作レバーと縦軸回りで左右揺動される
走行系変速操作レバーとの揺動干渉を避けることができ
るとともに、従来のようにPTO系変速操作レバーが表示
装置上へ揺動することによって、変速位置表示の視認性
を悪化させる事態が極力生じないようになる。
つまり、ハンドル位置前後切換え式に構成しても、使用
頻度の高い走行系変速操作レバー操縦部に臨んだ状態の
まま操作でき、かつ、PTO系変速操作レバーによって変
速位置表示が見えにくくなることが回避され、操縦ハン
ドル位置の如何に拘らずに変速の操作状況を確認するこ
とを可能にし得た。
〔発明の効果〕
その結果、主として走行系とPTO系の変速操作レバーの
揺動軸の設定方向に工夫を施すだけ比較的簡単な改造に
より、走行系及びPTO系双方の変速機構を内装してのミ
ッションケース全体をコンパクトに、かつ、実作業上で
便利なハンドル位置切換え式を採用しながら、前後いず
れの操縦位置からでも変速位置表示装置を視認できるよ
うになった。
又、各変速操作レバー、及び表示装置はミッションケー
ス近傍に配設されているので、各部品を必要最小限の大
きさで構成でき、経済的に有利にしながら所期した目的
を達成できる利点もある。
〔実施例〕
以下に、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第5図にミッションケース(1)から前方に延設された
前フレーム(2)に横軸エンジン(3)を立設搭載し、
このエンジン(3)とミッションケース(1)とに亘っ
てベルトによる伝動機構(4)を架設すると共に、ミッ
ションケース(1)内に後述の走行系ギヤ変速装置(1
8)と、後述のPTO系ギヤ変速装置(19)を備えた歩行型
耕耘機が示されている。
ミッションケース(1)には、このケース(1)の下方
の走行輪(7)に動力を伝えるための走行用チェーンケ
ース(8)と、走行輪(7)の後方に備えられる作業装
置(9)を駆動するためのチェーンケース(10)に動力
を伝えるための副チェーンケース(12)とが取り付けて
ある。
第4図に示すように、ミッションケース(1)内には、
エンジン(3)からの動力を受ける入力プーリ(13)を
備えた入力軸(14)、走行系出力軸(15)、走行系中間
軸(16)、PTO系出力軸(17)が回転自在に配備されて
おり、これら各軸(14),(15),(16),(17)に外
嵌するギヤ群の組み合わせによって、前進2段、後進1
段および中立を現出する走行系変速装置(18)と、正逆
回転、および中立を現出するPTO系系変速装置(19)と
が構成されている。
PTO系変速装置(10)における逆回転は、入力軸(14)
の駆動ギヤ(20)と常時噛合う中間軸(16)の回転ギヤ
(21)にPTO系出力軸(17)側の変速用ギヤ(24)を咬
合させることによって行うものであり、PTO系の変速装
置(19)は走行系の変速装置(18)用としての中間軸
(16)を一部共有した構造としてある。
中間軸(16)とPTO系出力軸(17)のそれぞれの変速用
ギヤ(23),(24)をシフトするシフター(25),(2
6)をそれぞれ有した走行系シフト軸(27)、PTO系シフ
ト軸(28)の先端部に貫通支持した押圧棒(29),(3
0)を夫々設けてある。
第1図〜第3図に示すように、両シフト軸(27),(2
8)は非常に接近して配置されており、押圧棒(29),
(30)を押引き操作するアーム(31),(32)を有した
両変速装置(18),(19)の変速操作レバー(33),
(34)をミッションケース(1)近傍で互いに近接させ
て、かつ、揺動操作可能な状態で配設し、両操作レバー
(33),(34)の両根元部に変速位置表示装置(35)を
設けてあるとともに、ハンドル(36)の操縦部(37)付
近まで延設された走行系変速操作レバー(33)の揺動軸
(38)を縦軸とし、かつ、PTO系変速操作レバー(34)
の揺動軸(39)を前後軸としてある。
走行系変速操作レバー(33)は、アーム(31)の筒状揺
動軸部(40)内へセレーション嵌合等によって相対回動
位置を自在に変更できる状態で着脱自在としてあり、PT
O系変速操作レバー(34)は前記表示装置(35)のカバ
ー(41)の外側方へL字型に曲げられながら延設してあ
る。
走行系変速操作レバー(33)は縦軸まわりで変速操作さ
れるので、横軸まわりで変速操作されるものに比べて、
走行振動や畦乗り越えに伴うショックによってレバーが
その重量と慣性力が勝手に変速してしまう誤操作が生じ
難い利点がある。
そして、カバー(41)の上面部に形成された長孔(41
a),(41b)に走行系のアーム(31)及び、PTO系操作
レバー(34)の揺動軸(39)部より立設した表示棒(4
2),(43)を臨ませることによって変速位置表示装置
(35)を構成してある。
第2図に示すように、カバー(41)の横には上下揺動可
能で、かつ、前後位置切換え可能なハンドル(36)を支
持する下向きコ字状のハンドルブラケット(45)がミッ
ションケース(1)に取付けられている。そして、この
ブラケット(45)の前部左側の屈曲部から丸棒で成るワ
イヤ受け(46)を設けてある。このワイヤ受け(46)
は、これに嵌入するPTOクラッチワイヤー(47)がその
向きをある程度変えられるように大きめの内径としてあ
る。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る歩行型耕耘機の実施例を示し、第1
図は変速操作レバー付近の分解斜視図、第2図は変速操
作レバー付近の一部断面側面図、第3図は第2図の後面
図、第4図はミッションケースの断面平面図、第5図は
側面図である。 (1)……ミッションケース、(18)……走行系変速装
置、(19)……PTO系変速装置、(27)……走行系シフ
ト軸、(28)……PTO系シフト軸、(33)……走行系変
速操作レバー、(34)……PTO系変速操作レバー、(3
5)……変速位置表示装置、(36)……操縦ハンドル、
(37)……操縦部、(38),(39)……揺動軸。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】走行系変速装置(18)とPTO系変速装置(1
    9)とを共に単一のミッションケース(1)に内装して
    ある歩行型耕耘機であって、 操作ハンドル(36)が機体後方に延出される状態と、該
    操縦ハンドル(36)が機体前方に延出される状態とを選
    択できるべく、前記操縦ハンドル(36)を前後位置切換
    可能に装備し、 前記走行系変速装置(18)を変速操作可能な走行系シフ
    ト軸(27)と、前記PTO系変速装置(19)を変速操作可
    能なPTO系シフト軸(28)とを、互いに近接する状態で
    前記ミッションケース(1)の一側面から出退自在に突
    起配備し、 前記走行系シフト軸(27)の出退操作が可能な走行系変
    速操作レバー(33)と、前記PTO系シフト軸(28)の出
    退操作が可能なPTO系変速操作レバー(34)とを、前記
    ミッションケース(1)近傍で互いに近接させて、か
    つ、揺動操作可能な状態で配設し、 前記両操作レバー(33),(34)の根元部に変速位置表
    示装置(35)を設けるとともに、前記走行系変速操作レ
    バー(33)の揺動軸(38)を縦軸に、かつ、前記PTO系
    変速操作レバー(34)の揺動軸(39)を前後軸に夫々設
    定し、 前記走行系変速操作レバー(33)が機体後方に延出され
    る状態と、該走行系変速操作レバー(33)が機体前方に
    延出される状態とを選択できるべく、前記走行系変速操
    作レバー(33)を相対回動位置変更自在に前記揺動軸
    (38)に支持するとともに、該走行系変速操作レバー
    (33)を前記操縦用ハンドル(36)の操縦部(37)付近
    まで延設してある歩行型耕耘機。
JP63323076A 1988-12-20 1988-12-20 歩行型耕耘機 Expired - Fee Related JPH0798454B2 (ja)

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