JPS632332Y2 - - Google Patents

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JPS632332Y2
JPS632332Y2 JP1980183893U JP18389380U JPS632332Y2 JP S632332 Y2 JPS632332 Y2 JP S632332Y2 JP 1980183893 U JP1980183893 U JP 1980183893U JP 18389380 U JP18389380 U JP 18389380U JP S632332 Y2 JPS632332 Y2 JP S632332Y2
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JP
Japan
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speed change
shifter
shift
gear
ball
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JP1980183893U
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JPS57105824U (ja
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  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ハンドル杆を機体前方側と後方側と
に180度回動自在とした前後進自在形移動農機に
関するものである。即ち、耕耘装置等の作業機を
機体中央のミツシヨンケースに対し後方位置とし
ハンドル杆を機体後方とし作業機(耕耘装置等)
の後方に作業者が位置する一般的な耕耘機形態の
前進姿勢による各種作業の他に、播種機等の作業
機をミツシヨンケースの前方(即ち機体前方位
置)としハンドル杆を180度回動して作業者の位
置をエンジンの前方とし前述の前進姿勢とは反対
に後退姿勢で作業機を前進させ播種作業等を可能
とする移動農機に関するものである。
上述の前後進自在形移動農機に関する従来技術
として、実開昭54−111028号「動力耕耘機におけ
るチエンジレバ装置」が存在する。
上記の従来技術においては、変速レバーの回動
位置とシフトアームの位置とが大きくずれている
ため、変速レバーの方向を前後に変更すると変速
レバーの荷重が変化し円滑な変速操作ができない
欠点がある。本考案は、従来技術の上記欠点を除
去して機体の前進姿勢および後進姿勢のいずれに
おいても変速操作を円滑かつ容易にすることを目
的とするものである。
本考案は、変速シフター11の変速シフター軸
11aの延長線上に変速ガイド板14の変速溝1
5を貫通する変速ガイド棒12を設け、変速レバ
ー18を変速シフター軸11aの上方に設け、シ
フターボール13を含む球支機構16で変速シフ
ター11を上下左右に回動自在に支持し、変速ガ
イド棒12と一体の取付筒体19に溶着されてい
る平面視コ状の第1変速リンク20と変速レバー
18を回動自在に支持する支持筒体21に溶着さ
れている側面視コ状の第2変速リンク22とを含
み第1変速リンク20の両側端部20aおよび第
2変速リンク22の両側端部22aを互いに一体
化しシフターボール13の側方に位置させた回動
中心部17aを形成している連結体17を設け、
連結体17の回動中心部17aに変速シフター1
1および変速シフター軸11aとほぼ平行方向の
長孔23を設けるとともにシフターボール13を
中心とする形の円弧形状とし、連結体17の回動
中心部17aをビス24、長孔23を介してハン
ドル台7に枢支して変速シフターの変速シフター
軸11aと変速レバー18とを連動連結する連結
体17を、シフターボール13を中心として回動
するように構成し、変速シフター11、連結体1
7、変速レバー18の回動中心を同一とするもの
である。
以下図面に示す実施例にもとづいて説明する。
第1図は本考案を実施した移動農機の側面図
で、ミツシヨンケース1、左右一対の駆動車輪
2、エンジン3、伝動ケース4、車台5、耕耘装
置6は、従来の耕耘機と同様であり、ミツシヨン
ケース1は上部にハンドル台7を固定し、該ハン
ドル台7に菊座8を介してハンドル杆9の基部9
aを回動自在に取付け、締付具10により、ハン
ドル杆9を、前方向き、後方向き、または所望の
角度で、ハンドル台7に固定自在とし、前後進自
在形移動農機とする。
第2図を参照して、ミツシヨンケース1の上部
後面より突出させた変速シフター11の変速シフ
ター軸11aの延長線上に変速ガイド棒12を設
け、ハンドル台7の後端にその上部が固定され、
前記変速ガイド棒12の移動方向を規制する変速
溝15を有する変速ガイド板14を設ける。16
は、変速シフター11を上下左右に回動自在に支
持するための球支機構で、変速シフター11に一
体的に形成されたシフターボール13を含んでい
る。
変速レバー18と変速シフター軸11aとを連
動連結するための連結体17を設ける。
連結体17は、第2図および第3図を参照し
て、変速シフター11の変速シフター軸11aに
締付具29を介して着脱自在に取付けられて変速
シフター軸11aと一体的に回動し、変速ガイド
棒12が溶着W4されている取付筒体19と、そ
の一部20aが前記取付筒体19に溶着W1され
ている平面視コ状の第1変速リンク20と、第2
変速レバー18を回動自在に支持する支持筒体2
1と、その一部22aを前記支持筒体21に溶着
W2した側面視コ状の第2変速リンク22とを含
み、第1変速リンク20と第2変速リンク22と
は互いに溶着して一体化するか、単一の鉄板より
製作し、取付筒体19、第1変速リン20、支持
筒体21、第2変速リンク22は互いに固定して
一体化されて連結体17を構成している。
第1変速リンク20の両側端部20bには長孔
23が穿設され、該長孔23にハンドル台7の側
板7aに螺着したビス24を貫通させ、ビス24
と第1変速リンク20との係止により長孔23の
範囲内で第1回動板の左右動を許しつつ支持しビ
ス24,24を支点として連結体17の回動中心
部17aを枢支する。該回動中心部17a〔変速
リンク20,20の先端部〕は、シフターボール
13を中心とする円弧形状ないし部分球形状とな
つている。
支持筒体21は変速レバー18の基部18aを
挿入するための貫通孔を有するとともにその内周
面と変速レバー18の基部18aとの間に、スプ
リング25およびカラー26を挿入するための空
間部Gを形成する拡大内孔21bを有し、変速レ
バー18の基部18aの下端にワツシヤー27を
固定し基部18aの上部にリング28を溶着W3
し、リング28の下面の一部に左右または前後に
180度間隔で一対の突起28aと対応する2個の
凹部21aを設け、突起28aと凹部21aとの
係止により操作レバー18と支持筒体21とを、
変速レバー18が前方向きまたは後方向きの定位
置においては、両者を回動方向に係止させて操作
レバー18と連結体17とを一体化する。
機体の前後方向の進行方向の変更に際し、変速
レバー18を回動させる場合には、スプリング2
5に抗して変速レバー18の基部18aを上昇さ
せることにより凹部21aと突起28aとの係止
を解き、変速レバー18の回動を自由とするよう
になつている。
ハンドル台7の上面には、開口30が形成され
て、支持筒体21および第2変速リンク22の前
後方向および左右方向の回動を自由としている。
変速レバー18の基部18aより前進形態で後
方へ向け第2変速ガイド棒31を突出させ、後進
形態では、第2変速ガイド板32の第2変速溝3
3を貫通するようになつている。第2変速溝33
は、第6図を参照して、中立部Nと低速部L〔前
進1速、前進2速および後退1速度〓を含
む〕よりなる⊥状の形状であつて、第4図に示す
第1変速ガイド板14のH状の変速溝15と対比
して、前進3速、前進4速および後進2速〓
を含む高速部Hが存在しない。また、上端は、中
立部Nの上方が開口しており、変速レバー18の
回動にあたり、第2変速ガイド棒31が中立部N
より第2変速溝33に入るようになつている。
変速操作にあたり、ハンドル杆、変速レバーを
作業機側とした場合は、運転者と対面する変速ガ
イド板14の変速溝15内の変速ガイド棒12の
位置を知ることにより変速状態を確認する。
ハンドル杆、変速レバーをエンジン側とした場
合は、機体前方側に対向する第2変速ガイド板の
第2変速溝33内の第2変速ガイド棒31の位置
を知ることにより変速状態を確認する。
変速レバー18を前方側とする場合には、第2
変速溝33に第2変速ガイド棒31を対向させた
状態で変速レバー18を押上げ、第2変速溝33
に入れるので、常に中立状態となる。また、逆に
後方側とする場合においても第2変速溝33の中
立溝Nに位置させた状態で第2変速ガイド棒31
を引上げる必要があるので、中立状態としたのち
変速レバー18を後方側へ回動することとなる。
本考案は、上述したように、変速シフター軸の
延長方向に変速ガイド板を設けたので、通常走行
時には変速ガイド板が運転者に対面して位置する
ため、変速状態の確認が容易である。
また、変速レバーを変速シフター軸の上方に設
けるとともに、変速シフター軸と変速レバーとを
連動連結する連結体を変速シフターの枢支機構の
シフターボールを中心として回動するようにし、
変速レバーの180度水平回動を容易とし変速レバ
ーの位置を運転者側(ハンドル杆側)に位置させ
ることができる。
更にまた、連結体の回動中心部をシフターボー
ルを中心とする径の円弧形状とし、連結体の回動
中心部を枢支するためのピンを挿通するための長
孔を、シフターボール近傍に変速シフター軸の軸
芯方向に沿つて設けたので、連結体をハンドル台
と接触することなく円滑に操作できるとともに、
長孔に沿つてシフターボールを中心として連結体
の回動中心部が左右に回動するため、こじれを生
じることがなく、変速レバーの操作を軽く行なう
ことができる等の効果がある。
また、変速シフター、連結体および変速レバー
の回動中心がほぼ同位置であり、変速ガイド棒は
変速シフターの変速シフター軸の延長線上でガイ
ド板の変速溝を貫通し、変速シフター、連結体、
変速レバーの回動中心が同一となるので、変速レ
バーの変速操作が円滑となるとともに、シフター
ボールと変速ガイド棒および変速溝の三者で連結
体に取りつけられた変速レバーの重さによる変速
機構部でのタワミを防止し、変速レバーの方向を
機体前方向きまたは後方向きに変えても常に変動
操作を円滑に維持できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を実施した前後進自在形移動農
機の側面図。第2図は変速操作装置の要部を示す
側面図。第3図は同じく平面図。第4図は同じく
斜視図である。第5図は、変速ガイド板の正面
図。第6図は、第2変速ガイド板の正面図であ
る。 1……ミツシヨンケース、9……ハンドル杆、
11……変速シフター、11a……変速シフター
軸、12……変速ガイド棒、13……シフターボ
ール、14……変速ガイド板、15……変速溝、
16……球支機構、17……連結体、18……変
速レバー、31……第2変速ガイド棒、32……
第2変速ガイド板、33……第2変速溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ハンドル杆9および変速レバー18を水平方向
    に180度回転自在としてその前後方向を変更自在
    とした前後進自在形移動農機において、変速シフ
    ター11の変速シフター軸11aの延長線上に変
    速ガイド板14の変速溝15を貫通する変速ガイ
    ド棒12を設け、変速レバー18を変速シフター
    軸11aの上方に設け、シフターボール13を含
    む球支機構16で変速シフター11を上下左右に
    回動自在に支持し、変速ガイド棒12と一体の取
    付筒体19に溶着されている平面視コ状の第1変
    速リンク20と変速レバー18を回動自在に支持
    する支持筒体21に溶着されている側面視コ状の
    第2変速リンク22とを含み第1変速リンク20
    の両側端部および第2変速リンク22の両側端部
    を互いに一体化しシフターボール13の側方に位
    置させた回動中心部17aを形成している連結体
    17を設け、連結体17の回動中心部17aに変
    速シフター11および変速シフター軸11aとほ
    ぼ平行方向の長孔23を設けるとともにシフター
    ボール13を中心とする形の円弧形状とし、連結
    体17の回動中心部17aをビス24、長孔23
    を介してハンドル台7に枢支してなる、前後進自
    在形移動農機における変速装置。
JP1980183893U 1980-12-20 1980-12-20 Expired JPS632332Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1980183893U JPS632332Y2 (ja) 1980-12-20 1980-12-20

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980183893U JPS632332Y2 (ja) 1980-12-20 1980-12-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57105824U JPS57105824U (ja) 1982-06-30
JPS632332Y2 true JPS632332Y2 (ja) 1988-01-21

Family

ID=29983557

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980183893U Expired JPS632332Y2 (ja) 1980-12-20 1980-12-20

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JP (1) JPS632332Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS581062Y2 (ja) * 1978-01-24 1983-01-10 本田技研工業株式会社 動力耕耘機におけるチエンジレバ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57105824U (ja) 1982-06-30

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