JPH0713463Y2 - 作業機用ハンドル装置 - Google Patents

作業機用ハンドル装置

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JPH0713463Y2
JPH0713463Y2 JP9805590U JP9805590U JPH0713463Y2 JP H0713463 Y2 JPH0713463 Y2 JP H0713463Y2 JP 9805590 U JP9805590 U JP 9805590U JP 9805590 U JP9805590 U JP 9805590U JP H0713463 Y2 JPH0713463 Y2 JP H0713463Y2
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望 佐々木
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Maruyama Manufacturing Co Inc
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、刈払機等に装備されるハンドル装置に係
り、詳しくはハンドルの向きを作業中も随時調整できる
作業機用ハンドル装置に関するものである。
〔従来の技術〕 実開昭63−61221号公報の刈払機では、ハンドルは、操
作桿に嵌装、固定される支持部材に左右方向の直線の周
りに回転自在に支持され、ボルトの締付け力により回転
角度を固定されるようになっている。
〔考案が解決しようとする課題〕
草刈場は傾斜面になっていることが多く、また、刈払機
を樹木の枝打ちに使用することもあり、そのような場合
には、作業の能率を上げるため、状況に応じて操作桿に
対するハンドルの向きを変更することが要望される。
実開昭63−61221号公報の刈払機では、操作桿に対する
ハンドルの向きを変更する場合、作業を中断して、ボル
トを緩める必要があり、作業中、随時変更することは困
難であった。また、ハンドルの向きは、操作桿に対して
直角の左右方向直線の周りにおけるハンドルの回動位置
の変更の範囲内でしか、調整することができない。
この考案の目的は、ハンドルの向きを作業中も随時変更
可能な作業機用ハンドル装置を提供することである。
この考案の他の目的は、ハンドルの向きを、操作桿に対
して直角の左右方向直線の周りにおけるハンドルの回動
位置の変更の範囲内に限定されることなく、任意に調整
できる作業機用ハンドル装置を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
この考案を、実施例に対応する図面の符号を使用して説
明する。
この考案の作業機用ハンドル装置は次の(a)〜(d)
の構成要素を有してなる。
(a)ハンドル(20)に固定される球体(30) (b)作業機本体(32,36)に形成されて球体(30)に
回転自在に摺接する球面凹部(34,38) (c)球体(30)と球面凹部(34,38)とを相互に押圧
して係合状態にする係合部材(48) (d)ハンドル(20)の先端部に取付けられ係合部材
(48)による係合力を制御する操作部材(28,68) 〔作用〕 ハンドル(20)の向きを変更するとき、ハンドル(20)
の先端部の操作部材(28,68)を操作して、係合部材(4
8)による球体(30)と球面凹部(34,38)との係合を解
除する。これにより、球体(30)と球面凹部(34,38)
とは球面に沿う任意の方向へ相対回転自在になり、作業
者は、ハンドル(20)を操作して、作業機本体(32,3
6)に対するハンドル(20)の向きを所望のものへ変更
する。次に、操作部材(28,68)を再度操作して、係合
部材(48)による係合力を増大させ、球体(30)と球面
凹部(34,38)とを係合させ、相互の相対回転を拘束す
る。これにより、ハンドル(20)は作業機本体(32,3
6)に対する向きを固定される。
〔実施例〕
以下、この考案を図面の実施例について説明する。
第4図は刈払機10の全体を概略的に示す斜視図である。
刈払機10は、長く延びる操作桿12と、この操作桿12の上
端部に結合するエンジン動力部14と、操作桿12の下端部
に結合するギヤ装置16と、このギヤ装置16の下面側に配
設されエンジン動力部14から操作桿12内の伝動軸(図示
せず)及びギヤ装置16内のかさ歯車(図示せず)を経て
伝達される回転動力により回転される刈刃18とを備えて
いる。
ハンドル20は、左右へ張り出すように、取付装置22を介
して操作桿12に固定され、左右の先端部にグリップ24を
有している。スロットルレバー26は、ハンドル20の右側
の先端部に取付けられ、エンジン動力部14のスロットル
弁開度を調整する。係合レバー28はハンドル20の左側又
は右側の先端部に取付けられる。
第1図は取付装置22の構造図である。左右のハンドル20
は基端部において球体30を有し、上側金具32は、両球体
30に摺接自在に嵌合する球面凹部34を下面側に有してい
る。下側金具36は、両球体30に摺接自在に嵌合する球面
凹部38を上面側に有し、また、下面側には操作桿12(第
4図)の上面側を受ける操作桿受け部40を有している。
押え金具42は、操作桿受け部44において操作桿12の下面
側を受けるように、操作桿12に当てられ、ボルト46によ
り下側金具36に締め付けられて、操作桿受け部40,44の
間に操作桿12を挟着する。ボルト48は、上側金具32を貫
通して先端部において下側金具36に螺合する軸部50と、
上側金具32の上面に当てられる押え部52とを有して、上
側金具32と下側金具36とを相互に締め付ける。球体(3
0)と球面凹部(34,38)とは、ボルト48による締付け力
の変化により相互の押圧力を変化され、係合及び非係合
状態になる。アーム54は、基端部において押え部52の上
面に固定され、ボルト48と一体的に回転する。ねじりば
ね56は、押え部52に嵌装されて、両端を上側金具32及び
アーム54に係止され、ボルト48が下側金具36から緩ませ
られられる回転方向、すなわち下側金具36との螺合量を
減少する回転方向へボルト48を付勢する。
第2図は取付装置22の平面図である。ワイヤ58は、一端
をアーム54の先端部に係止されるインナ60と、インナ60
を被覆しかつ一端側を上側金具32に留められるアウタ62
とを有している。
第3図は係合レバー28を含む範囲の構造を詳細に示す図
である。係合レバー28は、ピン64を介して揺動自在にグ
リップ24に取付けられ、ラチェット歯66を有している。
ワイヤ58のインナ60の他端は係合レバー28に係止され
る。係合解除ボタン68は、ピン70を介して揺動自在にグ
リップ24に取付けられ、ラチェット歯66を係止可能な爪
72を有している。ねじりばね74は、ピン70に嵌装され
て、両端をそれぞれ係合解除ボタン68及びグリップ24に
係止され、爪72がラチェット歯66を係止する方向へ係合
解除ボタン68を付勢する。爪72は、係合レバー28の先端
側がグリップ24の方へ押し込まれる係合レバー28の揺動
に対しては、ラチェット歯66の傾斜部を滑って、係合レ
バー28の揺動を許容し、係合レバー28の先端側がグリッ
プ24から離れる係合レバー28の揺動に対してはラチェッ
ト歯66の段部に当接して係合レバー28の揺動を阻止す
る。
実施例の作用について説明する。
常時は、係合レバー28は先端側をグリップ24に十分に押
し込まれた位置にあり、爪72は、ラチェット歯66を係止
して、係合レバー28のこの押し込み位置を保持してい
る。したがって、ワイヤ58はねじりばね56に抗して係合
レバー28の方へ十分に引かれ、取付装置22のボルト48は
下側金具36に十分に螺合した状態になっており、上側金
具32と下側金具36とは相互に強く締め付けられて、球体
30と球面凹部34,38とは押圧力により相互に係合してい
る。したがって、球体30と球面凹部34,38との相対回転
は拘束され、ハンドル20の向きは固定されている。
操作桿12に対するハンドル20の向きを変更するとき、作
業者は、係合解除ボタン68をグリップ24の方へ押し込
み、爪72によるラチェット歯66の係止を解除する。これ
により、係合レバー28はピン64の周りの揺動を許容され
るとともに、インナ60は変位を許容される。ボルト48
は、ねじりばね56の付勢力により回転して、下側金具36
から緩ませられる。これにより、球体30と球面凹部34,3
8とは、押圧力を低減されて、相互の係合を解除され、
球体30と球面凹部34,38とは、球面に沿って任意の方向
へ相対回転自在になる。作業者は、ハンドル20を操作し
て、操作桿12に対するハンドル20の向きを所望値へ変更
する。次に、作業者は、係合レバー28の先端側をグリッ
プ24へ押し込む力を係合レバー28にかけ、その際、爪72
は、ラチェット歯66の斜面部を滑って、係合レバー28の
揺動を許容する。これにより、係合レバー28は、先端側
をグリップ24の方へ押し込まれる方向へピン64の周りに
回転し、ワイヤ58は係合レバー28の方へ引かれ、ボルト
48は、ねじりばね56に抗して回転し、下側金具36に深く
螺合し、上側金具32と下側金具36とは相互に強く締め付
けられる。この結果、球体30と球面凹部34,38とは係合
状態になって相互の相対回転を拘束され、ハンドル20は
操作桿12に対する向きを再び固定される。
図示の実施例では、この考案を刈払機10に適用した実施
例について説明したが、この考案は、向きの調整を要望
されるハンドルを備える他の作業機にも適用可能であ
る。
〔考案の効果〕
この考案では、ハンドルの先端部に設けた操作部材の操
作により球体と球面凹部との係合を制御して、作業機本
体に対するハンドルの向きを変更自在及び固定するの
で、作業者は、作業中も、随時作業機本体に対するハン
ドルの向きを調整することができる。
この考案では、球体及び球面凹部の球面に沿う任意の方
向の相対回転により、作業機本体に対するハンドルの向
きを、操作桿に対して直角の左右方向直線の周りのハン
ドルの回転位置の変更の範囲内に限定されることなく、
任意に調整することができる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例に関し、第1図は取付装置の構
造図、第2図は取付装置の平面図、第3図は係合レバー
を含む範囲の構造を詳細に示す図、第4図は刈払機の全
体を概略的に示す斜視図である。 20……ハンドル、28……係合レバー(操作部材)、30…
…球体、32……上側金具(作業機本体)、34,38……球
面凹部、36……下側金具(作業機本体)、48……ボルト
(係合部材)、68……係合解除ボタン(操作部材)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハンドル(20)に固定される球体(30)
    と、作業機本体(32,36)に形成されて前記球体(30)
    に回転自在に摺接する球面凹部(34,38)と、前記球体
    (30)と前記球面凹部(34,38)とを相互に押圧して係
    合状態にする係合部材(48)と、前記ハンドル(20)の
    先端部に取付けられ前記係合部材(48)による係合力を
    制御する操作部材(28,68)とを有してなることを特徴
    とする作業機用ハンドル装置。
JP9805590U 1990-09-20 1990-09-20 作業機用ハンドル装置 Expired - Fee Related JPH0713463Y2 (ja)

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