JP2968538B2 - ヒトラミニンのモノクローナル抗体、その製法および利用 - Google Patents

ヒトラミニンのモノクローナル抗体、その製法および利用

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Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、肝臓疾患の診断等に、あるいは、その他医
学的生理学的分野の用途に有用なヒトラミニンのモノク
ローナル抗体、ならびにその利用に関する。
さらに詳しく言えば、本発明は、ヒトラミニンの光原
決定基に対し、特異的に結合するモノクローナル抗体な
らびにそれを用いて行うヒトラミニンの定量法に関す
る。
[背景技術] 従来、ヒト血中のヒトラミニンを測定する方法として
は、ウサギポリクローナル抗体を使用して、放射性同位
元素、蛍光色素、酵素あるいは染料等により標識を付与
した抗原と被検試料中の未知量の抗原との競争反応に基
づき免疫学的測定を行う方法が知られている(特公平1
−22904号公報参照)。
本発明は、肝臓疾患の簡易診断に有用なヒトラミニン
の定量に関するものである。更に詳しくは、本発明は、
固相担体に結合させる抗体および酵素を付与する抗体と
してヒトラミニンの異なる抗原決定基に対し、特異的に
結合する2種類のヒトラミニンに対するモノクローナル
抗体を用いて、サンドイツチ法に基づいてヒトラミニン
を定量する方法に関するものである。
すなわち、上記公報記載の実施例に見られるように、
この方法では、被検試料にラミニンポリクローナル抗体
を混和し16時間以上反応させた後、標識ラミニンを加え
6〜7時間反応させ、その後、沈澱剤を加え16時間以上
反応させ遠心により結合ラミニンおよび遊離ラミニンを
分離し、抗原量を算出している。ところで、このような
方法では、まず、反応時間が長いこと、更には、精度が
著しく低いことなどの欠点が存在する。
[発明の目的] 本発明の目的は、ヒトラミニンの抗原決定基に対し、
特異的に結合するモノクローナル抗体を提供し、このモ
ノクローナル抗体を用いて微量の被検試料から、精度良
く、簡便かつ迅速にその試料中のヒトラミニンを定量す
る方法を提供することにある。
[発明の開示] 本発明により、前記のモノクローナル抗体を用いて、
サンドイツチ法による酵素免疫学的測定法(EIA)によ
りヒトラミニンを定量する方法が提供されるが、その
際、固相担体に結合させる抗体ならびに酵素標識を付与
する抗体として、分子量200KDのヒトラミニンP1フラグ
メントに対するモノクローナル抗体であって、分子量約
200KDのラミニンP1フラグメントおよび分子量約70KDの
ラミニンP1フラグメントと反応し、かつ分子量900KDの
ラミニンと反応しない抗ヒトラミニンモノクローナル抗
体を使用することを特徴とするものである。
本発明により提供されるモノクローナル抗体に関して
は、後に詳述するが、本発明に係るヒトラミニンの定量
法について説明すると、本発明の定量方法においては、
酵素免疫学的測定法が用いられるが、その際の固相担体
としては、抗原や抗体を良く吸着するポリスチレン製、
ポリカーボネイト製、ポリプロピレン製あるいはポリビ
ニル製のボール、マイクロプレート、ステイツクあるい
は試験管などの種々の材料および使用形態を任意に選択
し、使用することができる。一方、酵素標識を付与する
抗体としては、抗体含有物を硫安分画した後、DEAE−Se
phacelの如き陰イオン交換ゲルおよびIgGを特異的に吸
着させるProteinAにより精製したIgG画分、更には、ペ
プシン消化後還元して得られる特異的結合部分Fab′を
用いることができる。
本発明の方法は、被検試料中のヒトラミニンの定量を
短時間に行うことができること、精度よく測定し得るこ
とを特徴的利点とするものであり、この定量法は、慢性
肝炎、急性肝炎、肝硬変、アルコール性肝障害、原発性
肝癌および原発性胆汁性肝硬変などの肝臓疾患において
起こる肝の線維化を診断し得るので極めて有用なもので
ある。後に詳述するが、本発明の方法により測定した肝
臓疾患患者血清中ヒトラミニン量の測定値は、健常者血
清中のそれよりも有意に高いことが認められ、更に、本
発明の方法により、血中ヒトラミニン量を測定すること
によって、患者に負担のかかるバイオプシーを行うこと
なく肝臓疾患、特に線維化を診断することができる。す
なわち、本発明の定量法によるヒトラミニン量の測定
は、肝組織の線維化診断において、非常に有用なもので
ある。
以下、実施例により本発明を詳細に説明するが、本発
明は、これら実施例により限定されるものではない。
実施例 1 抗ヒトラミニンモノクローナル抗体の作製 (a)抗原(ヒトラミニン)の調整 J.Biochem.,193,749−755(1981)に記載のRisteliら
の方法に従い、ヒト胎盤をペプシン消化し、DEAE−Seph
acelカラム(Pharmacia製)の溶出画分に、ラミニンP1
およびPa画分を得た。次にその溶出画分をコラゲナーゼ
処理し、Sepharose CL−4Bカラム(Phrarmacia製)で精
製し、ヒトラミニンP1画分を得た。精製ヒトラミニン
は、J.Mol.Biol.,80,579−599(1973)に記載のLaemmli
らの方法に0.5%アガロースを加えたドデシル硫酸ナト
リウム−ポリアクリルアミド(3.5%)電気泳動(SDS−
PAGE)でその純度を調べた。その結果、分子量約200Kダ
ルトン(200KD)の単一バンドを示した。
(b)抗体産生細胞の調製 精製ヒトラミニン60μgを完全フロインドアジュバン
ドと共に8週令のBALB/C雌マウス2匹に初回腹腔内投与
した。更に16日目に0.15M塩化ナトリウム含有50mMトリ
ス−塩酸緩衝液(pH7.4)に溶解させた抗原60μgを追
加免疫した。最終免疫として50日目に抗原65μgを静脈
内投与し、その3日後に脾臓を摘出し、脾細胞を調製し
た。
(c)細胞融合 以下の材料および方法を用いる。
RPMI 1640培地:RPMI 1640(Difco Lab.製)に重炭酸
ナトリウム(12mM)、ピルビン酸ナトリウム(1mM)、
L−グルタミン(2mM)、ペニシリンGカリウム(50U/m
l)、硫酸ストレプトマイシン(50μg/ml)および硫酸
アミカシン(100μg/ml)を加え、ドライアイスでpHを
7.2にし、0.2μm東洋メンブレンフィルターで除菌過
する。
NS−1培地:上記RPMI 1640培地に除菌過した仔牛
胎児血清(M.A.Bioproducts製)を15%(v/v)の濃度に
加える。
PEG 4,000溶液:RPMI 1640培地のポリエチレングリコ
ール4,000(PEG 4,000、Merck & Co.,Inc.製)50%(w
/w)無血清溶液を調製する。
8−アザグアニン耐性ミエローマ細胞NS−1(P3−NS
1−1)との融合は、Selected Methodin Cellular Immu
nology(ed.B.B.Mishell and S.M.Shiigi)、W.H.Freem
an and Campany(1980)、351−372に記載のOiらの方法
を若干改変して行った。
前記(b)で調製した有核脾臓細胞(生細胞率100
%)とミエローマ細胞(生細胞率100%)とを5:1の割合
で融合する。脾臓細胞とミエローマ細胞とを別に前記の
RPMI 1640培地で洗浄し、次に同じ培地にけん濁し、融
合させるため上記の割合で混合する。容量50mlの円錐形
スチロール樹脂製試験管(岩城ガラス製)を用い、40ml
のRPMI 1640培地中400×g、10分間遠心し、上清を完全
に吸引除去する。沈澱細胞に37℃加温PEG4,000溶液1.3m
lを穏やかに撹拌しながら1分間で滴下し、更に1分間
撹拌し細胞を再けん濁、分散させる。次に37℃加温RPMI
1640培地1.3mlを1分間で滴下する。この操作をさらに
1回繰り返した後、同培地9mlを2〜3分間撹拌しなが
ら滴下し細胞を分散させる。これを400×g、10分間遠
心分離し、上清を完全に吸引除去する。次にこの沈澱細
胞に37℃加温NS−1培地12.9mlをすみやかに加え、細胞
の大きい塊りを10mlのピペツトを用いて注意深くピペツ
テイングして分散させる。更に同培地26mlを加え、ポリ
スチレン製96穴マイクロウエル(岩城ガラス製)にウエ
ル当り6.0×105個/0.1mlの細胞を加える。なお、この時
使用する96穴マイクロウエルは、前処理とし0.2mlのNS
−1培地を加え、炭酸ガス培養器中(37℃)で一晩保温
し、使用時に培地を吸引除去しておいたものを使用す
る。細胞を加えた上記のマイクロウエルを7%炭酸ガス
/93%空気中(37℃)湿度100%下で培養する。
(d)選択培地によるハイブリドーマの選択的増殖 使用する培地は以下のとおりである。
HAT培地:前記(c)で述べたNS−1培地にさらにヒポ
キサンチン(100μM)、アミノプテリン(0.4μM)お
よびチミジン(16μM)を加える。
HT培地:アミノプテリンを除去した以外は上記HAT培地
と同一組成のものである。
前記(c)の培養開始後翌日(1日目)、細胞にパス
ツールピペツトでHAT培地2滴(約0.1ml)を加える。
2、3、5、8、11日目に培地の半分(0.1ml)を新し
いHAT培地で置き換え、14日目に培地の半分を新しいHT
培地で置き換える。以降3日毎に培地の半分を新しいHT
培地で置き換える。通常2〜3週間で充分なハイブリド
ーマの生育が観察される。ハイブリドーマ生育全ウエル
について次項(e)記載の固相−抗体結合テスト法(EL
ISA)により陽性ウエルをチエツクする。次にフイーダ
ーとして107個のマウス胸腺細胞を含むHT培地1mlをポリ
スチレン製24穴ウエル(岩城ガラス製)に加えたもの
に、上記で検出された各陽性ハイブリドーマの全内容物
を移す。これを前記(c)におけると同様に7%炭酸ガ
ス存在下、37℃で約1週間培養する。その間、1〜2回
各ウエルの上清0.5mlを新しいHT培地0.5mlと交換する。
ハイブリドーマの充分生育した時点でELISA法により陽
性を再確認し、それぞれについで次項(f)記載の限界
希釈によるクローニングを行う。なお、クローニングに
使用後の残液をポリスチレン製25cm2組織培養フラスコ
(岩城ガラス製)に移し、凍結保存用試料を調製する。
(e)固相−抗体結合テスト(ELISA)による抗ヒトラ
ミニン抗体産生ハイブリドーマの検索 Anal.Biochem.,104,205−214(1980)に記載のRennar
dらの方法を若干改変した方法を用いる。この方法は、
ハイブリドーマ抗体の検出に適している。96穴ミクロタ
イトレーシヨンプレート(Flow Lab.Inc.製)を0.5μg
ヒトラミニンでコートし、次に、未コート部分を1%牛
血清アルブミン(BSA)でブロツクする。これに前記
(d)で得られたハイブリドーマ生育ウエルの上清の一
部を加えて室温で約1時間インキユベーシヨンする。2
次抗体として、西洋わさびペルオキシダーゼ標識ヤギ抗
マウスイムノグロブリン(Cappel Lab.製)を加え、更
に室温で約1時間インキユベーシヨンする。次に、基質
である過酸化水素とo−フエニレンジアミンとを加え、
生成した褐色の程度をマイクロプレートリーダー(東洋
ソーダ、MPR−A4型)を用いて492nmの吸光度を測定す
る。
(f)クローニング 前記(d)の操作後、各ウエル中には2種以上のハイ
ブリドーマが生育している可能性があるので、限界希釈
法によりクローニングを行い、モノクローナル抗体産生
ハイブリドーマを取得する。NS−1培地ml当り、フイー
ダーとして107個のマウス胸腺細胞を含むクローニング
培地を調製し、96穴マイクロウエルの36ウエル、36ウエ
ルおよび24ウエルにそれぞれ、ウエル当り5個、1個お
よび0.5個のハイブリドーマを加える。5日目、12日目
に全ウエルに約1mlのNS−1培地を追加する。クローニ
ング開始後、14〜15日で充分なハイブリドーマの生育が
認められ、コロニー形成陰性ウエルが50%以上である群
についてELISAを行う。テストした全ウエルが陽性でな
い場合、抗体陽性ウエル中のコロニー数を確認し、ウエ
ル中に1コロニーが確認されたウエルを4〜6個選び再
クローニングする。最終的にヒトラミニンに対するモノ
クローナル抗体産生ハイブリドーマ16株が得られた。
(g)モノクローナル抗体の生体外増殖および体内増殖 モノクローナル抗体の増殖は常法による。すなわち、
モノクローナル抗体は、得られた各ハイブリドーマをNS
−1培地などの適当な培養液で培養(生体外増殖)し、
その培養上清から得ることができる(モノクローナル抗
体たん白質濃度は10〜100μg/mlである)。一方、大量
に抗体を得るためには、脾細胞とミエローマ細胞の由来
動物と同系の動物(Balb/cマウス)に腫瘍形成促進剤プ
リスタン(2、6、10、14−テトラメチルペンタデカ
ン、Aldrich Chem.製)をマウス一匹当り、0.5ml腹腔内
投与し、1〜3週間後、各ハイブリドーマ1×107個を
同じく腹腔内投与することにより生体内で、更に1〜2
週間後、モノクローナル抗体たん白質濃度4〜7mg/mlの
腹水を得ることができる。
(h)モノクローナル抗体の重鎖、軽鎖およびアイソタ
イプ 前記(g)で得られたそれぞれの腹水を、まず、ヒト
ラミニンをコートしたミクロタイトレーシヨンプレート
に前述したELISA法に従って結合させる。0.9%塩化ナト
リウム含有20mMリン酸緩衝液(pH7.1)(PBS)による洗
浄後、次にアイソタイプ特異性ウサギ抗マウスIgG抗体
(Zymed Labo.製)を加える。PBSによる洗浄後、西洋わ
さびペルオキシダーゼ標識ヤギ抗ウサギIgG(H+L)
抗体を加え、2,2′−アジノージ(3−エチルベンゾチ
アゾリン硫酸−6)および過酸化水素を用いて陽性ウエ
ルを検出し、その結果を第1表に示した。得られたヒト
ラミニンに対するモノクローナル抗体のうち、15個が免
疫グロブリン鎖γ1/κを、1個がγ2a/κを有してい
た。
(i)モノクローナル抗体の精製 前記(g)で得られた各腹水を硫安分画(40%飽和)
後、0.06M塩化ナトリウムを含む40mMリン酸緩衝液(pH
8.0)で平衡化したDEAE−Sephacel(Pharmacia製)の非
吸着画分を分取し、このIgG画分を更に0.42M塩化ナトリ
ウムを含む50mMリン酸緩衝液(pH7.4)で平衡化したSep
hacyl S−300 Superfine(Pharmacia製)カラムでゲル
過し、培地中の仔牛胎児血清およびマウス由来のたん
白質を分離、除去した。
実施例 2 イムノブロツテイング 実施例1(a)で精製したヒトラミニンをSDS−PAGE
に供した後、ペルオキシダーゼ標識ヤギ抗マウス免疫グ
ロブリン(Cappel Lab.製)を用いて、細胞工学1&
2、1061−1068(1983)に記載の田部の方法に従ってウ
エスタンブトツテイングを行い、免疫染色を行った(第
1図)。図中レーン1〜16は、それぞれクローンHL2D1
2、HL4H3、HL5A10、22−1E1、22−2A1、22−3B10、22−
5C9、22−6B4、22−7C5、22−8E9、22−9G7、22−10H
1、22−24D5、22−25B7、22−26E10および22−27E7から
の抗体で免疫染色した結果であるが、レーン1のクロー
ンHL2D12およびレーン3のクローンHL5A10からの抗体で
は、バンドが検出されなかった。クローン22−27E7(レ
ーン16)からの抗体では、分子量200KDより高分子側に
1本のバンドが検出され、その他のクローンの抗体で
は、分子量200KDの位置に1本のバンドが検出された。
実施例 3 標識抗体の調製法 (a)IgG−POD複合体の調製法 1) SH基標識IgGの調製 J.Immunoassay 4,209〜327,1983に記載のIshikawaら
の方法に従って、マウス抗ヒトラミニンIgG−POD複合体
を調製した。前記実施例1(i)項で得られたマウス抗
ヒトラミニンIgGを0.1Mリン酸緩衝液(pH6.5)に透析
し、その溶液に含有するIgGに対して100倍モルのS−ア
セチルメルカプト無水コハク酸をジメチルホルムアミド
として加え、30℃、30分間インキユベーシヨンした。次
に、0.1Mトリス−塩酸緩衝液(pH7.0)100μ、0.1M E
DTA溶液(pH6.0)10μ、1Mヒドロキシルアミン溶液
(pH7.0)100μを加え、30℃、5分間静置後、5mM ED
TA含有0.1Mリン酸緩衝液(pH6.0)で平衡化したSephade
x G−25でゲル過した。この操作によりSH基標識マウ
ス抗ヒトラミニンIgGが得られる。
2) マレイミド標識ペルオキシダーゼ(POD)の調
製 PODを10mg/mlの濃度になるように0.1Mリン酸緩衝液
(pH7.0)に溶解し、そのPOD量に対して25倍モル量のN
−(ε−マレイミドカプロイルオキシ)コハク酸イミド
(EMCS)をジメチルホルムアミド溶液として加え、30
℃、30分間反応させた。この反応液を0.1Mリン酸緩衝液
(pH6.0)で平衡化したSephadex G−25カラムでゲル
過し、マレイミド標識POD画分を分取した。
3) IgG−POD複合体の調製 上記1)で調製したSH基標識IgG1モルに上記2)で得
られたマレイミド標識POD約5モルを加え、4℃、20時
間静置する。この混合液を0.1Mリン酸緩衝液(pH6.5)
で平衡化したUltrogel AcA 34カラムでゲル過し、マ
ウス抗ヒトラミニンIgG−POD複合体画分を分取した。更
に、BSAおよびチメロサールをそれぞれ0.1%および0.00
5%になるように添加し、4℃で保存した。
(b)Fab′−POD複合体の調製 1) Fab′の調製 実施例1(i)項で得られたマウス抗ヒトラミニンIg
Gを0.1M塩化ナトリウム含有0.1M酢酸緩衝液、pH4.5で透
析し、そのIgG量に対し1%(w/w)ペプシンを加え、37
℃、8時間消化した。更に、その消化液に2Mトリス溶液
を加えてpHを7.0に調整することにより、消化反応を停
止させ、0.1Mリン酸緩衝液(pH7.0)で平衡化したUltro
gel AcA 44カラムでゲル過することによりF(ab′)
画分を分取した。次に、F(ab′)画分をエチレン
ジアミン四酢酸(EDTA)含有0.1Mリン酸緩衝液(pH6.
0)で透析し、それに終濃度10μMとなるようにアミノ
エタンチオール(MEA)を加え、37℃、1.5時間還元し
た。その後、5mM EDTA含有0.1Mリン酸緩衝液(pH6.0)
で平衡化したUltrogel AcA 44カラムでゲル過し、Fa
b′画分を分取した。
2) Fab′−POD複合体の調整 上記1)で調製したFab′に対して前記(a)−2)
項記載の方法に従って調製したマレイミド標識PODを等
モル加え、更にFab′およびマレイミド標識PODの終濃度
が100μMとなるように5mM EDTA含有0.1Mリン酸緩衝液
(pH6.0)で希釈した。この混合液を4℃、20時間静置
後、Fab′に対して10倍モル量のN−エチルマレイミド
で未反応チオール基をブロツクした。これを0.1Mリン酸
緩衝液(pH6.5)で平衡化したUltrogel AcA 44カラムで
ゲル過し、Fab′−POD複合体画分を分取後、BSAおよ
びチメロサールを各0.1%および0.005%になるように添
加し、4℃で保存した。
実施例 4 モノクローナル抗体のグループ分け (a)抗原結合マイクロプレートの調製法 実施例1(a)項で得られたヒトラミニンを0.1%ア
ジ化ナトリウム含有リン酸緩衝液、pH7.5に溶解し、そ
れを500ng/mlの濃度に調整した後、この抗原溶液を96穴
マイクロウエルプレート(Nunc製)にウエル当り100μ
ずつ加え2時間静置した。次に、抗原溶液を除去し、
生理食塩水で2回洗浄した後、0.1%BSA、0.1%塩化ナ
トリウム含有10mMリン酸緩衝液(pH7.0)を300μウエ
ルに加え、4℃で保存した。
(b)競合反応によるモノクローナル抗体のグループ分
け 実施例1(i)項で得られた16種類のモノクローナル
抗体(IgG)を1%BSA、0.1%塩化ナトリウムおよび10m
M EDTA含有30mMリン酸緩衝液(pH7.0)(以下緩衝液A
と略記する)に溶解し、各モノクローナル抗体溶液をそ
れぞれ25、5、1、0.2、0.04μg/mlの濃度に希釈し
た。次に、実施例3(a)項で調製したIgG−PODを緩衝
液Aに溶解し、これを400ng/mlの濃度に調整後、先の5
種類の濃度に希釈したモノクローナル抗体溶液と等量に
混合した。次に、この混合溶液を上記(a)項で調製し
た抗原結合マイクロウエルに100μずつ分注し、1時
間室温に静置した。反応終了後、混合液を除去した後、
生理食塩水で2回洗浄した。次に、0.02%過酸化水素含
有0.1Mクエン酸−リン酸緩衝液(pH4.5)に溶解した1mg
/ml o−フエニレンジアミンをウエルあたり100μ加
え、室温で15分間静置した後、2N硫酸100μを添加し
て反応を停止した。その反応混液のA492をマイクロプレ
ートリーダーを用いて測定した。
IgG−POD複合体に用いられているモノクローナル抗体
と同じ抗原認識部位と競合するモノクローナル抗体に関
しては、その濃度が高くなるに従って、A492値が低下
し、また、複合体に用いられているモノクローナル抗体
と異なる抗原認識部位を認識する抗体においてはA492
が低下しないことに基づき、実施例1で得られた16種類
のモノクローナル抗体を、第2表で示すように分類し
た。
実施例 5 サンドイツチEIA法 (a)モノクローナル抗体結合マイクロプレートの調製
法 J.Immunoassay ,209−327(1983)に記載のIshikaw
aらの方法に従って実施例1(i)項で得られたモノク
ローナル抗体を0.1%アジ化ナトリウム含有0.1Mリン酸
緩衝液(pH7.5)に溶解し、100μg/ml(A280=1.5)の
濃度に調整した。そのモノクローナル抗体溶液を96穴マ
イクロプレートにウエル当り100μずつ加え、4℃に2
4時間静置した。次にモノクローナル抗体溶液を除去
し、生理食塩水で2回洗浄後、0.1%BSA、0.1%塩化ナ
トリウム含有10mMリン酸緩衝液(pH7.0)に浸漬し、4
℃で保存した。
(b)1ステツプサンドイツチEIA法 緩衝液Aで希釈した精製ヒトラミニン溶液あるいはヒ
トラミニンを含む検体を96穴ビニルプレート(Falcon
製)にウエル当り200μずつ加えた。次に実施例3
(a)および同(b)項で調製したIgG−PODおよびFa
b′−POD複合体1μg/mlとなるように緩衝液Aで希釈
し、上記ビニルプレートにウエル当り100μずつ加え
混合した。この混合溶液を前記(a)項で調製した抗体
結合プレートに100μ加え、室温で1時間反応させ、
生理食塩水で2回洗浄した。次に、0.02%過酸化水素水
含有0.1Mクエン酸−リン酸緩衝液(pH4.5)に溶解した
0.5mg/ml o−フエニレンジアミンをウエル当り100μ
加え、室温で15分間静置後、2N硫酸100μを添加し、
反応を停止させた。この反応混液のA492をマイクロプレ
ートリーダーを用いて測定し、標準直線より検体中のラ
ミニン量を求めた(第3表参照)。
(c)サンドイツチEIA最適モノクローナル抗体の選択 ヒトラミニンを定量することが可能な最適モノクロー
ナル抗体の組合せを探す目的で、実施例1(i)項記載
の方法で精製したクローンHL4H3、22−3B10、22−7C5、
22−26E10および22−27E7からの各モノクローナル抗体
から、実施例3(a)項記載の方法でIgG−POD複合体を
調製した。一方、上記と同一クローンのモノクローナル
抗体を固相とし、1.3μg/mlの精製ヒトラミニンを抗原
にして、上記5(b)項記載のサンドイツチEIA法によ
りラミニンを定量した。その結果を第4表に示す。
クローン22−27E7からのモノクローナル抗体を固相お
よびペルオキシダーゼ標識複合体に用いた場合、A492
が低かった。しかし、クローン22−27E7からの抗体を除
く他の4種類のクローンからの抗体、すなわち16通りの
組合せにおいてA492値は高く、それぞれの組合せについ
てヒトラミニンの添加量を変化させ、サンドイツチEIA
法によりラミニンを定量した。クローン22−3B10からの
抗体を固相に、クローンHL4H3からの抗体を複合体(IgG
−POD)とした場合に得られた標準直線を第2図に示し
た。第2図で明らかなようにヒトラミニン0.01〜22ngの
範囲で直線性が認められ、その定量感度はウエル当り約
10pg(0.5amol)であった。実施例3(b)項記載の方
法で調製したFab′−POD複合体を用いた場合においても
同様の結果が得られた。なお、上記クローン22−3B10お
よびクローンHL4H3からの抗体以外の14通りの組合せに
ついても直線性が認められ、そのいずれの組合せについ
てもサンドイツチEIA法によるラミニンの定量が可能で
あることが判明した。
次に、ヒト血清中ラミニンを定量し、かつ健常者と肝
疾患患者との差を示すモノクローナル抗体の組合せを探
す目的で、クローン22−27E7を除くクローンHL4H3、22
−26E10、22−7C5および22−3B10からのモノクローナル
抗体を固相およびIgG−POD複合体として、健常者および
肝疾患患者血清中ラミニンを実施例5(b)項記載のサ
ンドイツチEIA法により定量した(第5表)。
第5表で明らかなように16通りの組合せにより、固相
抗体としてクローン22−3B10からの抗体、ペルオキシダ
ーゼ標識複合体としてクローンHL4H3からの抗体(IgG−
POD)を用いた場合に最も良い結果が得られることが判
明した。なお、複合体にFab′−PODを用いた場合、また
固相抗体に第2表に示したクローン22−3B10と同じグル
ープのクローン22−5C9、22−6B4、22−8E9あるいは22
−10H1からの抗体を用いても同様の結果が得られた。
実施例 6 抗原の同定 サンドイツチEIA法によって認識されている抗原が実
施例1(a)項で胎盤より精製したヒトラミニンと同一
のものかを調べるために、健常者(Nor)血清2mlと肝硬
変患者(LC)血清0.5mlおよび精製ヒトラミニン2μg
を0.1Mリン酸緩衝液(pH7.0)で2mlに調整し、予め上記
緩衝液で平衡化したUltrogel AcA 34カラム(1.5×45c
m)でゲル過した。実施例5(b)項記載のサンドイ
ツチEIA法を若干改変した方法で、これらの溶出画分のA
492を測定した。すなわち、各溶出画分60μをとり、
1.7μg/mlに希釈したIgG−POD複合体60μと混合し、
この混合液100μを抗体結合マイクロプレートに分注
した。また、固相抗体としてクローン22−3B10からのモ
ノクローナル抗体、IgG−POD複合体としてクローンHL4H
3からのモノクローナル抗体を用いた。サンドイツチEIA
法で得られたA492値を第3図に示した。LC患者血清 では、精製ヒトラミニン と同じ位置(約200KD)に1つのピークが認められた。
一方、Nor血清 では、分子量約200KD以外に約70KDにピークが認められ
た。
実施例 7 サンドイツチEIA法による健常者および肝疾患患者血清
中ラミニンの定量 クローン22−3B10からのモノクローナル抗体を固相抗
体およびクローンHL4H3からの抗体をIgG−POD複合体と
して、健常者血清29検体、原発性肝癌(HCC)患者血清2
5検体、慢性肝炎(CH)患者血清6検体、肝硬変(LC)
患者血清8検体および原発性胆汁性肝硬変(PBC)患者
血清13検体中のラミニンを実施例5(b)項記載のサン
ドイツチEIA法により定量したその結果は、第4図に示
すとおりである。第4図に示されているように健常者血
清ラミニン濃度が平均102±16.9ng/mlに対し、HCC患者
血清では、平均305±136ng/ml、CH患者血清では、平均2
24±95.4ng/ml、LC患者血清では、平均236±68.4ng/ml
およびPBC患者血清では、平均244±97.7ng/mlであっ
た。いずれの肝疾患患者血清ラミニン値も健常者のそれ
と比較して有意な差(P<0.001)が認められた。な
お、健常者の平均+(標準偏差×2)(M+2SD)をカ
ツトオフ値とした時、HCC、CH、LCおよびPBC各患者の陽
性率は、それぞれ100%、100%、88%および69%であっ
た。
【図面の簡単な説明】
第1図はヒトラミニンをSDS−PAGEに供した後、種々の
モノクローナル抗体を用いた時のウエスタンブロツテイ
ングパターンを示す図であり、第2図は、22−3B10固相
抗体、HL4H3 IgG−POD複合体の測定系でのヒトラミニン
の標準直線を示す図であり、第3図は、Nor、LC患者血
清および精製ヒトラミニンをゲル過し、その溶出画分
を22−3B10固相抗体、HL4H3 IgG−POD複合体の測定系で
ラミニンを定量した時のA492値を示した図である。第4
図は、22−3B10固相抗体、HL4H3 IgG−POD測定系での健
常者、HCC、CH、LCおよびPBC各患者血清中ラミニン濃度
を示す図である。図中縦棒はM±SDを、点線は、健常者
のM+2SDを、( )内数値は、検体数を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C12P 21/08 C12N 15/00 C (72)発明者 藤本 昇 富山県射水郡大門町二口2418番地 雇用 促進住宅二口宿舎1号棟5―5号 (72)発明者 京谷 美佐子 富山県高岡市姫野1丁目4番地10号 (72)発明者 岩田 和士 富山県高岡市五十里東町190番地 (56)参考文献 特開 昭62−83665(JP,A) 特開 平1−98968(JP,A) J.Histochem.Cytoc hem.,Vol.34,No.4,P 483−489(1986) J.Cell.Biol.,Vol. 103,No.6,Pt.1.P.2457− 2465(1986)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】分子量約200KDのヒトラミニンP1フラグメ
    ントに対するモノクローナル抗体であって、分子量約20
    0KDのラミニンP1フラグメントおよび分子量約70KDのラ
    ミニンP1フラグメントと反応し、かつ分子量900KDのラ
    ミニンと反応しない抗ヒトラミニンモノクローナル抗
    体。
  2. 【請求項2】分子量約200KDのヒトラミニンP1フラグメ
    ントに対するモノクローナル抗体であって、分子量約20
    0KDのラミニンP1フラグメントおよび分子量約70KDのラ
    ミニンP1フラグメントと反応し、かつ分子量900KDのラ
    ミニンと反応しない抗ヒトラミニンモノクローナル抗体
    を用いることを特徴とし、それらを固相担体に結合させ
    る抗体および酵素を付与する抗体として使用し、サンド
    イッチ法により酵素免疫学的な測定を行うことによるヒ
    ト血清中ラミニンP1フラグメントの定量法。
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