JP2967274B2 - 球貸用カード式パチンコ機 - Google Patents

球貸用カード式パチンコ機

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JP2967274B2
JP2967274B2 JP61266703A JP26670386A JP2967274B2 JP 2967274 B2 JP2967274 B2 JP 2967274B2 JP 61266703 A JP61266703 A JP 61266703A JP 26670386 A JP26670386 A JP 26670386A JP 2967274 B2 JP2967274 B2 JP 2967274B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、打球が入賞口に入り入賞態様が形成される
ことに基づいて送出される入賞信号、もしくはカード送
排口にカードを挿入することに基づいて送出される球貸
信号に対応して、前面に設けられた受皿へ所定数の賞球
や所定数の球貸を夫々個別に排出する球排出制御手段を
有する球貸用カード式パチンコ機に関する。 〈従来の技術〉 周知のように、従来の球貸出機はパチンコ機とは別途
に設けるものとなっており、パチンコ球を貸し出す球貸
機は、複数のパチンコ機が設置される所謂島のパチンコ
機間に配設され、球貸機の左右のパチンコ機で遊技を行
う遊技者が共用することを意図して設けられていた。 また、コイン(硬貨)をパチンコ機に投入することに
より、当該パチンコ機の賞球排出装置を用いてパチンコ
球の販売(貸出)を行うパチンコ機が、例えば実開昭51
−88381号公報により知られている。斯かるパチンコ機
においては、球貸機を別途設ける必要がなく、遊技者も
球貸機からパチンコ機へパチンコ球を移し変える煩雑さ
が無いという利点がある。このような利点を高めるべ
く、コインをパチンコ機に投入せずに、貨幣と等価な有
価価値情報を予め記憶させた球貸用カードを用いた球の
貸出を可能にするパチンコ機も提案されている。 〈発明が解決しようとする問題点〉 しかし、上記したパチンコ機の如く、パチンコ機が本
来備えている賞球排出装置を用いて貸出球の排出を行っ
た場合、遊技者が自らの手で貸出球を移動させる必要が
ないことから、排出された貸出球の数量が解り難く、遊
技者に不信感を与えることにもなりかねない。しかも、
パチンコ機の賞球排出装置は、当該パチンコ機の遊技内
容として予め定めた特定の賞が発生すると、当該賞の種
別に応じて予め定められた所定数の賞球を排出するもの
であることから、遊技者が球の貸出を受けるタイミング
と前後して賞が発生したような場合には、賞として排出
される賞球と貸出球との区別も付き難いために、適正な
量の貸出球が排出されていないかのような印象を遊技者
に与えてしまい、遊技者と遊技店との間にトラブルが生
ずる可能性もある。 さらに近年のパチンコ機においては、多量の球の獲得
が可能な特別遊技等の遊技が行われる反面、特別遊技へ
移行する前の通常遊技状態においては、球の獲得頻度が
低くなっているために、短時間で多量の球を遊技に供し
て失うようなケースも多い。このため、比較的多い数量
の貸出球を一度に借り受ける遊技者も多くなっており、
多量の球が一度に排出された場合に、遊技者の操作に基
づいて要求した球量と実際に排出された球量とに落差が
あるような錯覚を起こす場合もある。例えば、10個の球
は100個の球の10倍に相当する量であるものの、球皿に
貯留された100個の球は10個の球の10倍量よりも少なく
見え易いため、貸出要求した量の貸出球が排出されてい
ないようを錯覚を起こして、当該パチンコ機の動作機能
に不信感を抱く遊技者も存在する。 そこで、本発明は、遊技途中に多量の貸出球の貸出を
行った場合であっても、遊技者が貸出球の排出動作を容
易に確認できるようにし、以て、遊技者が不信感を抱く
ことを効果的に防止できるパチンコ機の提供を目的とす
るものである。 〈問題点を解決するための手段〉 上記課題を解決するために、本発明に係る球貸用カー
ド式パチンコ機は、打球が入賞口に入り入賞態様が形成
されることに基づいて送出される入賞信号、もしくはカ
ード送排口にカードを挿入することに基づいて送出され
る球貸信号に対応して、前面に設けられた受皿(7)へ
所定数の賞球や所定数の貸球を夫々個別に排出する球排
出制御手段(例えば、球貸用電気的制御装置9、遊技用
電気的制御装置11など)を有する球貸用カード式パチン
コ機(例えば、パチンコ機1、球貸機能部2など)にお
いて、賞球または貸球における所要数の球を夫々排出可
能な単一の球排出装置(5)と、遊技者が操作して上記
球貸信号を発生する球貸指令操作手段(例えば、金額選
択操作部16)と、挿入されたカードが有する金額情報を
表示する金額情報表示手段(例えば、金額表示器14)
と、を備え、上記球排出制御手段は、貸球の排出制御に
関わる最小単位金額(例えば、100円)に対応する貸球
数が予め所定球数(例えば、25個)に設定されており、
上記球貸指令操作手段からの球貸信号が供給された際に
は、上記球排出装置が最小単位金額に対応する所定球数
の球貸排出動作を行う作動回数を球貸信号に応じて設定
し、該球貸指令操作手段により設定された金額に応じて
所定球数に区切って設定された作動回数の球貸排出動作
を球排出装置に行わせ、且つ、上記球排出装置の作動に
関連させて上記作動回数を減算するとともに上記金額情
報表示手段に表示されている金額情報から上記最小単位
金額を減算して段階的に表示を変化させるようにしたこ
とを特徴とする。 〈作用〉 したがって、球貸指令操作手段の操作に基づく発生し
た球貸信号が供給された際には、球排出制御手段は、当
該球貸信号に応じて、球排出装置が最小単位金額に対応
する所定数の球貸排出動作を行う作動回数を設定し、こ
の設定された作動回数分の球貸排出動作を球排出装置に
行わせることにより、遊技者の操作によって特定された
金額分の貸球が排出される。また、球排出制御手段は、
最小単位金額に対応する所定数の球貸排出動作を実行す
る毎に、金額情報表示手段に表示されている金額情報か
ら最小単位金額を減産して段階的に表示を変化させるこ
とにより、球貸排出動作と金額情報の更新とが明瞭に関
係付けられる。 〈実施例〉 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。 第1図に示す本発明に係る球貸用カード式パチンコ機
の第1の実施例は、従来の球貸機と同様に、パチンコ機
1aとパチンコ機1bとの間に、パチンコ機1a用の球貸機能
部2aとパチンコ機1b用の球貸機能部2bを隣り合せにして
設け、球貸機能部2aと球貸機能部2bとの境界部分に誤操
作防止板3を突設してある。そして、横方向にパチンコ
機1…を並列状に設置するパチンコ機列4には各パチン
コ機1に対応させて単一の球排出装置5を設置し、各球
排出装置5から延設した球流下路6を対応するパチンコ
機1前面の受皿7に連通する。なお、球流下路6は、パ
チンコ機列4側の部分6aとパチンコ機1側の部分6bとに
分離可能に構成されており、パチンコ機1の前面枠8を
開放したときにパチンコ機側の部分6bがパチンコ機列4
側の部分6aから簡単に離脱し、前面枠8を閉じるとパチ
ンコ機側部分6bの入口がパチンコ機列側部分6aの出口に
確実に連通するようにしてある。 上記した各球貸機能部2に設けてある球貸用電気的制
御装置9は、対応する球排出装置5に電気的に接続する
とともに、伝送路10を介して管理室内に設置してある中
央管理装置(図示せず)に電気的に接続する。また、各
パチンコ機1に取り付けた遊技盤に適合した遊技内容と
なるように各種の遊技装置を制御したり遊技状態を取得
したりする遊技用電気的制御装置11は、例えば対応する
球貸機能部2の裏側に設置してある球排出装置5と電気
的に接続してある。 上記した球貸機能部2には、前面に上から球貸出中表
示器12、カード挿排口13、金額情報表示手段としての金
額表示器14、アラーム表示器15、球貸指令操作手段とし
ての金額選択操作部16を設け、内部にはカード読取装置
17と球貸用電気的制御装置9を設け、該球貸用電気的制
御装置9にカード読取装置17及び上記した球貸出中表示
器12、金額表示器14、アラーム表示器15、金額選択操作
部16を夫々電気的に接続してある。カード読取装置17
は、第4図に示すように、搬送モータ18の駆動により作
動するベルトコンベア等の搬送手段19の一端をカード挿
排口13に、搬送手段19の他端をカードタンク20に臨ま
せ、搬送手段19の途中に情報読取部として磁気ヘッド21
を設けるとともに、パンチ装置22、第1カード検出器2
3、第2カード検出器24、第3カード検出器25、第4カ
ード検出器26等を配置し、上記搬送モータ18、磁気ヘッ
ド21、第1カード検出器23、第2カード検出器24、第3
カード検出器25、第4カード検出器26、パンチ装置22を
球貸用電気的制御装置9に電気的に接続して成る。 球貸用カードとしてのカード27は、第5図に示すよう
に、紙、又は合成樹脂等からなる薄い板状であり、表面
には長手方向のほぼ中央に磁気面等からなる情報書込部
28を有し、該情報書込部28の上方にはカード発行年月
日、発行時の金額(価値情報)を、情報書込部28の下方
にはカードの挿入方向を示す矢印と、減額目盛29を夫々
表示してある。そして、このカード27の情報書込部28に
は、カード発行機(図示せず)において発行される際
に、中央管理装置から送られたカード識別情報、発行年
月日、遊技店識別情報等がカード発行機の磁気作用によ
り書き込まれる。なお、遊技者がカード発行機に投入し
た貨幣の金額は、本実施例ではカードに書き込んだカー
ド識別情報に対応させて中央管理装置の記憶部内に記憶
されるように構成してある。したがって、遊技者がカー
ド発行機に貨幣を投入し、所望する金額を選択釦等によ
り選択すると、中央管理装置の記憶装置内に当該選択し
た金額がカード識別情報とともに記憶され、カード発行
機からは上記カード識別情報が書き込まれたカード27が
排出される。 遊技者はこのカード27を取得して自分の好みのパチン
コ機1を選択し、当該パチンコ機1の球貸機能部2のカ
ード挿排口13にカード27を挿入する。カード挿排口13に
カード27が挿入されると、第1カード検出器23がカード
27の先端を検出して信号を球貸用電気的制御装置9に送
る。この信号を受信した球貸用電気的制御装置9は、搬
送モータ18を作動してカード27を取り入れる。そして、
第2カード検出器24がカード27の先端を検出してカード
27が正常に搬送されていることを確認すると、磁気ヘッ
ド21がカード27の情報書込部28内の情報、即ちカード識
別情報、発行年月日、遊技店識別情報等を読み取り、球
貸用電気的制御装置9に送り、第2カード検出器25がカ
ード27の先端を検出すると搬送モータ18が停止する。そ
して、読み取った発行年月日、遊技店識別情報が不適当
な場合は、球貸用電気的制御装置9がアラーム表示器15
を点灯して遊技者に注意を促すとともに、搬送モータ18
を逆転してカード27を遊技者に戻す。なおこの場合、搬
送モータ18を正転してカード27をカードタンク20に没収
してもよく、この場合第4カード検出器26がカード27の
後端を検出すると、搬送モータ18が停止する。一方、発
行年月日、遊技店識別情報が適正である場合、球貸用電
気的制御装置9は、中央管理装置からのデータ要求信号
が当該パチンコ機1の自局アドレスと一致すると、自局
アドレスにカード27のカード識別情報を付加して中央管
理装置に送る。 上記した中央管理装置は、当該パチンコ機1から遊技
者の球貸操作に基づく球貸信号を受信すると、記憶装置
内のカード識別情報を検索し、一致した場合にはそのカ
ード識別情報に対応した記憶内容、即ちそのカード27の
残高を読み出して上記球貸用電気的制御装置9に送る。
中央管理装置からそのカード27の残高を受信すると、該
球貸用電気的制御装置9が金額表示器14にその金額を表
示する。遊技者が金額表示器14の表示を確認し、金額選
択操作部16を操作することにより所望する金額を選択す
ると、球貸用電気的制御装置9が例えば当該球貸機能部
の裏側に設置してある球排出装置5を作動して、遊技者
が選択した金額に対応した数量を球を流下する。この様
にして球排出装置5から流下した球は、パチンコ機列側
の球流下路6aからパチンコ機側の球流下路6bを通って該
パチンコ機1全面の受皿7に排出される。 なお、第1図に示す実施例では、金額選択操作部16を
金額別の押釦で構成し、遊技者が操作した押釦の金額に
相当する数量の球が排出されるようにしたが、金額選択
操作部16を1つの押釦で構成し、1回操作する毎に予め
設定された最小単位金額(例えば200円)分の球が排出
され、この押釦を繰り返し操作することにより所望の金
額分だけ球を貸し出すようにしてもよい。また、金額選
択操作部16を別設しないで、カード27を1回挿入する毎
に予め設定された最小単位金額(例えば200円)分の球
が排出され、この操作を繰り返すことにより所望する金
額分だけ球を貸し出すようにしてもよい。この様にして
遊技者の所望する金額分の球がパチンコ機列側の球排出
装置5からパチンコ機1前面の受皿7に排出される際、
これに伴って球貸用電気的制御装置9の演算手段が作動
し、最小単位金額に相当する球を排出する毎に、金額表
示器14の金額情報から最小単位金額を段階的に減算し、
残高を金額表示器14に表示する。また、この残高は、中
央管理装置に送られ、当該カード27のカード識別情報と
ともに記憶装置内に記憶される。 図面の実施例で示す単一の球排出装置5は、第3図に
示すように、例えば球貸機能部2の上方に配設した貯留
タンク30に接続した樋31の途中に設けられており、第6,
7図で示すように、ソレノイド32の駆動により樋31内に
出没して球の流下を規制する球ストッパ部33と、通過す
る球を一個宛検出する球通過検出部34等を備え、上記ソ
レノイド32及び球通過検出部34を球貸用電気的制御装置
9に接続してある。この球貸用電気的制御装置9からの
信号によりソレノイド32が励磁すると、球ストッパ部33
が樋31内の球流路から退いて樋31内の球が流下するとと
もに、球通過検出部34が通過する球を検出して球貸用電
気的制御装置9に信号を送る。球貸用電気的制御装置9
は、球通過検出部34からの信号を計数し、所定数の球が
通過したことを検出するとソレノイド32を消磁して球の
流下を停止する。 したがって、遊技者が球貸機能部2の金額選択操作部
16を操作すると、選択した金額に対応する所定数の球が
流下し、これらの球がパチンコ機1前面の受皿7に排出
される。例えば、100円に対して1回作動し25個の球を
貸し出すと予め設定した場合、遊技者が200円分の金額
選択操作部16を操作すると、球排出装置5が2回作動し
て50個の球を流下し、受皿7に排出する。 また、遊技中に打球が入賞口に入る等して所定の賞態
様が発生すると、該状態を検出した遊技用電気的制御装
置11から当該賞態様に応じた所定の排出信号が球貸用電
気的制御装置11へ供給され、この排出信号を受けた球貸
用電気的制御装置11が球排出装置5を作動させることに
よって、当該賞態様に対応する数(本実施例において
は、例えば13個)の球を流下し、受皿7に賞球として排
出されるのである。なお、賞球は13個に限定されるもの
ではない。 上記の様に本発明では、、球貸用電気的制御装置9お
よび遊技機用電気的制御装置11が協働することで球排出
制御手段として機能するので、球排出数を可変して排出
可能な単一の球排出装置5の排出動作制御を行うことに
より、賞球排出動作と球貸排出動作を独立して実行さ
せ、パチンコ機1前面の受皿7に賞球および貸球を直接
排出させることが可能となる。しかも、球排出制御手段
によれば、球排出装置5による最小単位金額分の球排出
動作を繰り返させることにより、選択金額分の貸球を排
出させることができる。また、この球貸排出動作の繰り
返しに伴って金額情報表示器14に表示されている金額情
報から最小単位金額を減算して段階的に表示を変化させ
ることにより、球貸動作を遊技者が視覚的に確認するこ
とが可能となる。 なお、本実施例では、第8,9図で示すように、球排出
装置5が貸球が排出作動中に、パチンコ機による遊技に
おいてセーフ球が発生して入賞信号が供給された場合に
は、遊技用電気的制御装置11により、この入賞信号に対
応する所定数の賞球の排出作動を、上記貸球の排出作動
が終了した後に処理するように球貸用電気的制御装置9
のプログラムを設定してある。 また、カード挿排口13に挿入したカード27の残額が零
になった場合、パチンコ装置22によりカード27の情報書
込部28にパンチ穴を明け、情報書込部28の解読を不能に
して不正行為の防止を図ることが望ましい。 また、上記した球排出装置5から延出した球流下路6
のパチンコ機列側部分6aに、第10図で示すようにソレノ
イドの駆動により作動する切換ゲート35を設け、閉店後
に該切換ゲート35により流路を球抜樋36に切換可能に構
成すると、球抜作業を容易に行うことができる。 第11図に示す本発明に係る球貸用カード式パチンコ機
の第2の実施例は、球貸機能部2を係員呼出ランプと一
体化し、各パチンコ機1上方の幕板37に配設したもので
あり、第12図に示すように、ケース38の上端部に台番号
表示部39を設け、ケース38の前面左側に呼出ランプ40と
アラーム表示器15を、右側にカード挿排口13と金額選択
操作部16を、そして中央に呼出スイッチ41と金額表示器
14を夫々配設し、ケース38の内部にカード読取装置17を
設けて成る。なお、この実施例では、各パチンコ機1の
後方のパチンコ機列4の内部に球排出装置5が設置され
ている。したがって、遊技者がカード挿排口13にカード
27を挿入すると、金額表示器14に当該カード27の残高が
表示され、この金額の範囲内で金額選択操作部16を操作
すると、パチンコ機列側に設置してある球排出装置5が
作動して、選択した金額に対応する数の球がパチンコ機
1の受皿7に排出される。そして、遊技中に係員を呼び
出す場合には、呼出スイッチ41を操作すると、呼出ラン
プ40が点灯する。この様に、球貸機能部2を呼出ランプ
40と一体化するなどしてパチンコ機1の上方に配置する
と、遊技者が誤って隣りのパチンコ機1の球貸機能部2
を操作することを確実に防止することができる。また、
遊技者が腕を上方に伸ばして球貸操作することとなり、
この操作が係員から良く見えるので、不正行為が行われ
た場合には容易に発見することができる。 第13図に示す本発明に係る球貸用カード式パチンコ機
の第3の実施例は、パチンコ機1の前面枠8の表面左側
に球貸機能部2を配設したものであり、球排出装置5
は、各パチンコ機1後方のパチンコ機列4の内部に設置
されている。この様に、球貸機能部2をパチンコ機1自
体に設けると、パチンコ機1とパチンコ機1との間隔を
従来よりも縮小することができるので、パチンコ店のス
ペースを有効に利用することができる。さらに、球貸機
能部は、遊技者が遊技途中であっても操作が可能な位置
(例えば、受皿7等)に設けることが望ましい。 なお、上記した実施例では、カード27に価値情報とし
ての金額情報を記憶させないで中央管理装置にカード識
別情報とともに記憶させることにより不正行為の発生の
防止を図ったが、本発明は、これに限定されるものでは
なく、カード27の情報書込部28に、価値情報としての発
行時に投入された金額、又は投入された金額と等価値の
球数とを書き込み記憶するようにしてもよく、この場合
には、中央管理装置に対しては、排出した球数、又は排
出した球に対応する金額の情報を送るようにする。 また、本発明に係る球貸用カード式パチンコ機の金額
選択操作部16は、第14図で示すように、左右の遊技者が
共用するように構成してもよい。 また、上記した実施例は、1つの貯留タンク28の底部
に2本の樋31,31の各上端入口を接続し、これら樋31,31
毎に球排出装置5,5を設けたが、球排出装置5枚に貯留
タンク28を別個独立させて設けてもよい。この様に貯留
タンク28を個別に設けると、パチンコ機列4の上方に配
設した球補給樋42から補給する球をパチンコ機毎に管理
することができ、打止め管理等の管理業務が容易とな
る。 〈発明の効果〉 以上説明したように、本発明によれば、球貸指令操作
手段の操作に基づき発生した球貸信号が供給された際に
は、球排出制御手段は、当該球貸信号に応じて、球排出
装置が最小単位金額に対応する所定数の球貸排出動作を
行う作動回数を設定し、この設定された作動回数分の球
貸排出動作を球排出装置に行わせることにより、遊技者
の操作によって特定された金額分の貸球が排出されるも
のとしたので、遊技者は、実行された球貸排出の作動回
数から金額分の貸出遊技媒体の排出が行われたことを、
遊技盤から目を離さずに確認できる。 また、球排出制御手段は、最小単位金額に対応する所
定数の球貸排出動作を実行する毎に、金額情報表示手段
に表示されている金額情報から最小単位金額を減算して
段階的に表示を変化させることにより、球貸排出動作と
金額情報の更新とが明瞭に関係付けられるので、遊技者
は、多量の球貸用球を行った場合であっても、球排出装
置の排出動作回数と金額情報表示手段の更新状況とを対
応させることで、球貸指令操作部の操作により要求した
金額分の球貸排出動作が行われたことを容易に確認する
ことができる。
【図面の簡単な説明】 図面は本発明に係る球貸用カード式パチンコ機の実施例
を示すもので、第1図はパチンコ機間に球貸機能部を設
置した第1実施例の正面図、第2図はパチンコ機列の一
部欠截正面図、第3図はパチンコ機及び球排出装置の裏
側からの斜視図、第4図はカード読取装置の構成を示す
側面図、第5図はカードの平面図、第6図は球排出装置
の斜視図、第7図は球排出装置の断面図、第8図及び第
9図はフローチャート、第10図は切換ゲートを設けた球
流下路の断面図、第11図は球貸機能部を各パチンコ機の
上方に呼出ランプと一体的に設けた第2実施例の正面
図、第12図は第11図に示す球貸機能部の斜視図、第13図
は球貸機能部をパチンコ機の前面枠の左側表面に設けた
第3実施例の正面図、第14図は金額選択操作部を左右の
遊技者が共用するようにした球貸機能部の他の実施例の
斜視図である。 図中、1はパチンコ機、2は球貸機能部、5は球排出装
置、7は受皿、9は球貸用電気的制御装置、11は遊技用
電気的制御装置、14は金額表示器、16は金額選択操作部
である。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.打球が入賞口に入り入賞態様が形成されることに基
    づいて送出される入賞信号、もしくはカード送排口にカ
    ードを挿入することに基づいて送出される球貸信号に対
    応して、前面に設けられた受皿へ所定数の賞球や所定数
    の貸球を夫々個別に排出する球排出制御手段を有する球
    貸用カード式パチンコ機において、 賞球または貸球における所要数の球を夫々排出可能な単
    一の球排出装置と、 遊技者が操作して上記球貸信号を発生する球貸指令操作
    手段と、 挿入されたカードが有する金額情報を表示する金額情報
    表示手段と、 を備え、 上記球排出制御手段は、貸球の排出制御に関わる最小単
    位金額に対応する貸球数が予め所定球数に設定されてお
    り、上記球貸指令操作手段からの球貸信号が供給された
    際には、上記球排出装置が最小単位金額に対応する所定
    球数の球貸排出動作を行う作動回数を球貸信号に応じて
    設定し、該球貸指令操作手段により設定された金額に応
    じて所定球数に区切って設定された作動回数の球貸排出
    動作を球排出装置に行わせ、且つ、上記球排出装置の作
    動に関連させて上記作動回数を減算するとともに上記金
    額情報表示手段に表示されている金額情報から上記最小
    単位金額を減算して段階的に表示を変化させるようにし
    たことを特徴とする球貸用カード式パチンコ機。
JP61266703A 1986-11-11 1986-11-11 球貸用カード式パチンコ機 Expired - Lifetime JP2967274B2 (ja)

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