JP2960401B1 - 折り畳み式ベビーカーの折畳/組立操作機構 - Google Patents

折り畳み式ベビーカーの折畳/組立操作機構

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Abstract

【要約】 【課題】 手押し杆を握り持つ手の触感で操作子の作動
を規制するロック部材の状態(位置)を判別することが
でき、しかも手押し杆を握っていてもロック部材が不意
に移動されることのない操作機構を提供すること。 【解決手段】 ベビーカーの車体フレームを前後方向及
び幅方向に折り畳む操作子の作動を規制/解除するロッ
ク部材を、手押し杆と連結された連結部材の長手方向と
交差する方向にスライド自在に取り付け、且つ操作子の
作動を規制するロック状態では該ロック部材が連結部材
の外形内に位置され、操作子の作動を可能とするロック
解除時は該ロック部材の一部を連結部材の外形より外側
に突出するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は折畳式ベビーカーの
折り畳み/組み立て操作機構に係り、詳しくはベビーカ
ーを構成する車体フレームを前後方向及び幅方向に折り
畳む操作機構の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、それぞれ左右一対の前脚杆、
後脚杆、肘掛け杆、手押し杆、前記一対の前後脚杆を幅
方向に連結する数本の連結杆、前記前脚杆、後脚杆、手
押し杆を連結する左右一対の折り畳み用反転部材及び折
り畳み用リンク杆とによって、前後方向及び幅方向に折
り畳み可能に構成したベビーカーが知られている。(例
えば、特開平4−252770号公報、実開平7−17
683号公報参照)そして、上記折り畳み式ベビーカー
における折り畳み/組み立てを行う操作部は左右の手押
し杆を連結する連結部材に装備されている。
【0003】その折り畳み/組み立てを行う操作機構
は、ハウジング内に操作用ワイヤーの駆動用プーリーを
回転自在に取り付け、その駆動用プーリーを、ハウジン
グの下部に摺動自在に取付けた操作レバーの上下動によ
り回転させるように構成されている。これにより、操作
レバーを握って上方に移動させると前記駆動プーリーが
回転し、それに伴って左右の操作用ワイヤーがそれぞれ
対向方向に移動して車体フレームが折り畳み可能な状態
となる。そして、上記操作レバーがベビーカーを押して
いる時に不意に移動するのを防止するために前記ハウジ
ングには操作レバーの誤作動(操作レバーの誤った摺
動)を防止するための摺動規制用ストッパーが設けられ
ている。(例えば、特開平6−37050号公報参照)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかして、上記操作レ
バーの誤作動を防止する摺動規制用ストッパーは、ハウ
ジングの上面に横方向(ハウジングの長手方向に沿った
左右方向)への摺動を自在として取付けられ、該摺動規
制用ストッパーの横方向摺動によって操作レバーの作動
を規制している。しかしながら、この左右方向への摺動
式は手押し杆の水平杆部、即ちハウジングを握り持つ手
で触れていても、該摺動規制用ストッパーが操作レバー
の作動を規制するロック位置、或いは操作レバーの作動
を可能ならしめるロック解除位置のどちらの位置にある
か判別できず、その為摺動規制用ストッパーが設けられ
たハウジング表面に貼付された表示シールの表示内容を
見て確認しているのが実情である。即ち、摺動規制用ス
トッパーの位置がハウジングを握り持つ手の触感で判別
できにくいという不便さを有する。
【0005】又、上記の摺動規制用ストッパーは手押し
杆のハウジングを握り持ってベビーカーを押している間
に左右方向に動く可能性があり、従って、ベビーカーを
押している間に摺動規制用ストッパーが左右方向に移動
してロック状態からロック解除状態に知らぬ間に切り替
わるといった危険性を有する。仮に、知らぬ間に摺動規
制用ストッパーがロック位置からロック解除位置に移動
した場合は、ハウジングを握り持つ手で操作レバーが作
動されることになり、その結果ベビーカーの組み立て状
態が崩れ、走行は勿論のこと乗車する幼児に危険が及ぶ
ことになる。
【0006】本発明は上記した従来の技術が有する問題
点に鑑みてなされたもので、手押し杆を握り持つ手の触
感で操作子の作動を規制するロック部材の状態(位置)
を判別することができる操作機構を提供することを目的
とする。又、本発明の他の目的は、手押し杆を握ってい
てもロック部材が不意に移動されることのない操作機構
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に本発明が講じた技術的手段は、ベビーカーを構成する
車体フレームが前後方向及び幅方向に折り畳み可能に構
成され、且つ車体フレームにおける左右の手押し杆の水
平杆部を連結する連結部材に前記車体フレームの折り畳
み/組立を行う操作子が該連結部材の長手方向と交差
する方向に出没動自在に設けられると共に、前記操作子
の没入を防止するロック部材が設けられたベビーカーに
おいて、前記ロック部材は前記連結部材の長手方向と交
差する方向にスライド自在に取り付け、且つ操作子の没
入を防止するロック状態では該ロック部材が連結部材の
外形内に位置され、操作子の没入を可能とするロック解
除時は該ロック部材の一部を連結部材の外形より外側に
突出させたことを要旨とする。
【0008】上記ベビーカーを構成する車体フレーム
は、夫々左右一対の前脚杆、後脚杆、肘掛け杆、手押し
杆と、前記一対の前後脚杆を幅方向に連結する数本の連
結杆と、前記前脚杆、後脚杆、手押し杆を連結する左右
一対の折畳み用反転部材及び折畳み用リンク杆とによっ
て、前後方向及び幅方向に折り畳み可能に構成する。
又、前記ロック部材が取付けられる連結部材の長手方向
と交差する方向としては、長手方向と直角に交差する前
後方向或いは上下方向、または長手方向と直角以外の角
度で交差するようにして該連結部材の上面に配置する形
態などが挙げられる。
【0009】上記の手段によれば、操作子の作動を規制
するロック部材が連結部材の長手方向と交差する方向
(前後方向、上下方向等)にスライド自在に設けられ、
しかもそのロック部材は操作子の没入を防止するロック
位置では連結部材の外形内に位置され、操作子の作動
(没入)を可能とするロック解除位置では該ロック部材
の一部が連結部材の外形より外側に突出するため、手押
し杆の連結部材を握る手の感触でロック部材の位置(状
態)を確実に判断することが出来る。即ち、ロック解除
はロック部材の一部が連結部材の外形より外側に突出す
るため、手で握った場合、ロック状態との差異が明確に
出る。勿論、表示シールを見なくとも視覚によって一目
で区別することが出来る。又、ロック部材がロック位置
にあるベビーカーの組み立て状態において、手押し杆の
連結部材を握っていても、該ロック部材は連結部材の外
形内に収容位置されているため、ロック部材が連結部材
を握っている手で知らぬ間に動かされてしまうというこ
とは全くない。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の一例
を図面を参照して説明する。本例のベビーカーAの車体
フレームは、それぞれ対向する左右一対の前脚杆1、後
脚杆2、肘掛け杆3、手押し杆4と、前記一対の前後脚
杆1、2をそれぞれ幅方向に連結する数本の連結杆5、
6、7とを備え、各連結杆5、6、7を折り畳み可能に
形成すると共に、前脚杆1、後脚杆2、手押し杆4を左
右一対の折り畳み用反転部材8又は折り畳み用リンク杆
9によって連結し、且つ連結杆5の両端部と折り畳み用
リンク杆9との間に駆動リンク10を差し渡し、連結杆
6の両端部と折り畳み用反転部材8との間に駆動リンク
11を差し渡して、前後方向及び幅方向に折り畳み可能
に構成されている。
【0011】左右の肘掛け杆3は前後に延びるよう配さ
れ、その前端部間は、水平方向へ折り曲げ可能なガード
杆12によって連結される。本例の肘掛け杆3は、下方
へ延びるガード面3aを一体に備えた逆三角形状に形成
されている。肘掛け杆3の前端部寄りの部位には、左右
の前脚杆1の上端部と、左右の後脚杆2の上端部とがそ
れぞれ、共通の軸13により回動自在に連結される。前
脚杆1の下端部には前輪14が、後脚杆2の下端部には
後輪15が、それぞれ取り付けられる。
【0012】左右の後脚杆2の長さ方向中央部位には、
左右の折り畳み用反転部材8が、その一端部位を軸16
により回動可能に取り付けられる。反転部材8は略L字
形に折曲する2枚のプレートからなり、これらプレート
の間に後脚杆2が位置するように取り付けられる。また
前記左右の反転部材8の他端部位には、左右の手押し杆
4の下端部が軸17によって回動自在に連結される。
【0013】左右の手押し杆4は、上記反転部材8を介
して、左右の後脚杆2の長さ方向中央部位から立ち上が
るように配され、その上端部間は、水平方向へ折り曲げ
可能な連結部材18によって連結される。連結部材18
は、L字状に折り曲がり一端部を手押し杆4の上端部に
連結された左右の杆体18aと、これら左右杆体18a
の他端部間に、水平方向へ回動自在に連結された中央の
杆体18bを備えている。また、中央の杆体18bに
は、前記した車体フレームの組み立て状態(開いた状
態)の維持と、その組み立て状態から折り畳んだ状態
(閉じた状態)に切り替える操作機構Bが備えられてい
る。この操作機構Bについては後段で更に詳しく説明す
る。
【0014】左右の前脚杆1の長さ方向中央部位には、
左右の折り畳み用リンク杆9の前端部寄りの部位が、軸
20によって回動自在に連結される。また、左右のリン
ク杆9の後端部は、上記反転部材8の他端部に、上記軸
17によって回動自在に連結される。又、上記した左右
の手押し杆4と左右のリンク杆9それぞれの間には、ベ
ビーカーの座部となるシート21が保持されるようにな
る。
【0015】左右の前脚杆1を幅方向に連結する連結杆
5は、その長さをほぼ二等分するよう、左右二本の杆体
5a,5aを上下方向へ折り畳み可能に軸着してあり、
各杆体5aには足載部5bがそれぞれ一体に形成され
る。左右の後脚杆2を幅方向に連結する連結杆6は、そ
の長さをほぼ三等分するよう、左右及び中央の三本の杆
体6a,6b,6cを上下方向へ折り畳み可能に軸着し
てある。
【0016】また、それぞれの連結杆5、6の両端部
は、前脚杆1、後脚杆2に対して上下方向へ回動可能に
取り付ける。本例では、各前脚杆1及び各後脚杆2の下
端部寄りの部位に筒体22を固定し、それら筒体22に
内側へ突出する突片23を設ける一方、連結杆5、6の
両端部にはその突片23の両側に位置するヒンジ片24
を設け、この突片23とヒンジ片24を軸25で回動自
在に枢着して、連結杆5、6の両端部を前脚杆1、後脚
杆2に対し上下方向へ回動可能に取り付けてある。
【0017】連結杆7はその長さをほぼ三等分するよ
う、左右及び中央の三本の杆体7a,7b,7cを上下
方向へ折り畳み可能に軸着してある。また連結杆7の両
端部は、上述のようにして前脚杆1と反転部材8との間
に差し渡したリンク杆9の前端部寄りの部位に、上下方
向へ回動自在に取り付けてある。
【0018】左右の駆動リンク10は、上端部をリンク
杆9の前端部に回動自在に連結し、下端部を連結杆5の
両端部に連結して、連結杆5の両端部とリンク杆9の前
端部との間に差し渡される。左右の駆動リンク11は、
上端部を反転部材8の下端部に回動自在に連結し、下端
部を連結杆6の両端部に連結して、連結杆6の両端部と
反転部材8の下端部との間に差し渡される。
【0019】上述した車体フレームの組み立て/折り畳
みは左右の手押し杆4を連結する連結部材18の中央の
杆体18bに設けた操作機構Bから案内される左右の操
作用ワイヤー26により行われる構造で、この構造は例
えば実開昭61−48866号公報、実開昭63−34
766号公報等の記載により公知であるので、これに関
する詳細な説明は省略する。
【0020】操作機構Bは、手で握ることが出来る太さ
を有した横長箱状の杆体18bと、この杆体18b内に
揺動可能に取付けたワイヤー駆動用カム27と、このワ
イヤー駆動用カム27を揺動させる操作子28と、操作
子28の作動を規制するロック部材29、及び中央の杆
体18bの左右両側に連結される左右の杆体18aを水
平方向に回転可能に支持する回転腕30とによって構成
されている。
【0021】中央の杆体18bは上下二分割のケースで
中空箱状に形成され、その下ケース18b’の長手方向
の両側部には左右の杆体18aを連結する回転腕30を
回転可能に軸支すると共に、上ケース18b”を連結組
み立てるための軸31が起立固定され、且つ下ケース1
8b’の両側部の周壁には前記回転腕30の所定角度の
水平回動を可能ならしめる切欠部32が形成され、更に
下ケース18b’の下面中央部には操作子28を昇降自
在に嵌合するための開口部33が開設され、その開口部
33を挟む下ケース18b’の前後周壁にはワイヤー駆
動用カム27の支軸27bを軸支する軸受部34が形成
され、下ケース18b’の開口側に接合される上ケース
18b”とで定位置回転自在に保持されるように構成さ
れている。
【0022】ワイヤー駆動用カム27は略T字形のカム
板27aの中央部(交差部)両側に支軸27bが取付け
られ、その支軸27bから等距離のカム板27aの端部
には操作用ワイヤー26が連結掛止されている。又、ワ
イヤー駆動用カム27のカム板27aの横方向に突出し
た突片27a’には作動ピン27cが固着され、昇降自
在に取付けられる操作子28の上縁と当接することて゛
ワイヤー駆動用カム27が支軸27bを中心として回転
揺動するように構成され、それにより左右の操作用ワイ
ヤー26がそれぞれ引き込まれるようになっている。
【0023】操作子28は、前記した下ケース18b’
の開口部33に嵌合する矩形筒状に形成した押圧操作部
28aと、その押圧操作部28aの上部周囲に突設した
落下防止の係合縁28bとで構成され、、その係合縁2
8bには該操作子28を常時杆体18bの下ケース18
b’より下方に突出した状態に付勢するスプリング35
の取付部28cが起立形成されている。取付部28cに
一端を係着するスプリング35の他端は下ケース18
b’に形成した引掛け部36に係着され、それによりス
プリング35の圧縮力(引っ張り力)が操作子28に作
用するように構成されている。又、操作子28における
押圧操作部28aの前後周壁には前記したワイヤー駆動
用カム27の支軸27bを逃げて該操作子28の上昇を
可能ならしめる切欠き37が形成されている。
【0024】上記操作子28の作動を規制するロック部
材29は、矩形平板状のスライド板29aと、そのスラ
イド板29aの下面両側に垂下突設した摺動規制杆29
bとで構成され、摺動規制杆29bは杆体18bの上ケ
ース18b”の上面に形成した摺動案内溝38内から杆
体18b内に嵌挿されている。スライド板29aの下面
に突設される摺動規制杆29bの突出長さ及び形成位置
は、ロック部材29が操作子28の作動を規制する位置
にある時、作動前の操作子28の係合縁28b上面と当
接する長さとし、ロック部材29が操作子28の作動を
規制しない位置に移動された時は作動前及び作動後にお
いても操作子28の係合縁28bの上面に当接しないよ
うに構成されている。
【0025】又、上記ロック部材29のスライド方向は
杆体18bの長手方向(左右方向)と直交する前後方向
とし、操作子28の作動を規制する位置では該ロック部
材29は杆体18bの前後幅の範囲内、即ち杆体18b
の外形内に収容位置され、操作子28の作動をフリーに
するロック解除の位置では該ロック部材29の前側が杆
体18bの前側縁より前方に突出するように構成されて
いる。従って、操作子28の作動の規制状態(ロック)
と規制解除は杆体18bに対するロック部材29の突出
の有無によって一目で判断できると共に、杆体18bを
握る手の触感によって確実に判別することができる。
【0026】上記したロック部材29は杆体18bの上
ケース18b”の上面中央部に凹設した凹部39に収容
され、これによって前後方向への摺動がスムーズに行わ
れるように構成されている。又、杆体18bの左右両側
に回転可能に軸支される左右両側の回転腕30は左右の
回転腕30が連動して回動するように、それぞれの回転
腕30の円板30aにワイヤー40が巻回固着されてい
る。尚、円板30aは図示するように回転腕30と別体
とし、両者をボスで一体回転するように連結することで
組み付けを容易に行うことが出来る。図中、41は操作
用ワイヤー26のガイド部材である。
【0027】
【発明の効果】本発明の折り畳み式ベビーカーの折り畳
み/組み立て操作機構は請求項1、請求項2に記載の構
成により、手押し杆の連結部材を握る手の感触でロック
部材の位置(状態)を確実に判断することが出来る。即
ち、操作子のロック解除はロック部材の一部が連結部材
の外形より外側に突出するため、手で握った場合、ロッ
ク状態との差異が明確に出る。勿論、表示シールを見な
くとも視覚によって一目で区別することが出来る。又、
ロック部材が操作子の作動を規制するロック位置にある
ベビーカーの組み立て状態において、手押し杆の連結部
材を握っていても、該ロック部材は連結部材の外形内に
収容位置されているため、ロック部材が連結部材を握っ
ている手で知らぬ間にロック解除位置に移動されてしま
うということは全くない。因って、握り部の長手方向
(左右方向)に沿ってスライドする従来装置の欠点を解
消し、安心して使用することが出来るベビーカーを提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る操作機構の一例を装備したベビ
ーカーの組み立て状態を示す斜視図である。
【図2】 同折り畳んだ状態の斜視図である。
【図3】 操作機構を示す分解斜視図である。
【図4】 ロック部材がロック位置にセットされた状態
を示す平面図である。
【図5】 ロック部材を解除して操作子を押動した状態
の縦断面図である。
【図6】 図5の(6)-(6)線に沿える横断平面図であ
る。
【図7】 操作子を押動する前の状態における縦断面図
である。
【図8】 手押し杆が直線状に組み立てられた状態にお
ける連結部材の平面図である。
【図9】 手押し杆が折り畳まれた状態における連結部
材の同平面図である。
【図10】 操作子とロック部材との関係を示す断面図
で、(ィ)はロック状態、(ロ)はロック解除状態を示す。
【符号の説明】
A…ベビーカー B…操作機構 18…連結部材 26…操作用ワイヤー 27…ワイヤー駆動用カム 28…操作子 29…ロック部材

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベビーカーを構成する車体フレームが前
    後方向及び幅方向に折り畳み可能に構成され、且つ車体
    フレームにおける左右の手押し杆の水平杆部を連結する
    連結部材に前記車体フレームの折り畳み/組立を行う
    作子が、該連結部材の長手方向と交差する方向に出没動
    自在に設けられると共に、前記操作子の没入を防止する
    ロック部材が設けられたベビーカーにおいて、前記ロッ
    ク部材は前記連結部材の手押し杆と連結された長手方向
    と交差する方向にスライド自在に取り付け、且つ操作子
    の作動を規制するロック状態では該ロック部材が連結部
    材の外形内に位置され、操作子の作動を可能とするロッ
    ク解除時は該ロック部材の一部を連結部材の外形より外
    側に突出させたことを特徴とする折り畳み式ベビーカー
    の折り畳み/組み立て操作機構。
  2. 【請求項2】 ベビーカーを構成する車体フレームが、
    夫々左右一対の前脚杆、後脚杆、肘掛け杆、手押し杆
    と、前記一対の前後脚杆を幅方向に連結する数本の連結
    杆と、前記前脚杆、後脚杆、手押し杆を連結する左右一
    対の折畳み用反転部材及び折畳み用リンク杆とによっ
    て、前後方向及び幅方向に折り畳み可能に構成され、且
    つ車体フレームにおける左右の手押し杆の水平杆部を連
    結する連結部材に前記車体フレームの折り畳み/組み立
    てを行う操作子が、該連結部材の長手方向と交差する
    向に出没動自在に設けられると共に、前記操作子の作動
    を規制するロック部材が設けられたベビーカーにおい
    て、前記ロック部材は左右の手押し杆の間に連結した連
    結部材の上面に配置されて該連結部材の長手方向と交差
    する前後方向にスライド自在に取り付け、且つ操作子の
    作動を規制するロック状態では該ロック部材が連結部材
    の外形内に位置され、操作子の作動を可能とするロック
    解除時は該ロック部材の一部を連結部材の外形より外側
    に突出させたことを特徴とする折畳式ベビーカーの折り
    畳み/組み立て操作機構。
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