JP2956630B2 - 金型冷却装置 - Google Patents
金型冷却装置Info
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- JP2956630B2 JP2956630B2 JP9007091A JP709197A JP2956630B2 JP 2956630 B2 JP2956630 B2 JP 2956630B2 JP 9007091 A JP9007091 A JP 9007091A JP 709197 A JP709197 A JP 709197A JP 2956630 B2 JP2956630 B2 JP 2956630B2
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- JP
- Japan
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- mold
- ejection
- opening
- cooling
- closing
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/1703—Introducing an auxiliary fluid into the mould
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/72—Heating or cooling
- B29C45/73—Heating or cooling of the mould
- B29C2045/7387—Heating or cooling of the mould jetting a cooling fluid onto the moulded article while still in the mould
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、金型冷却装置に関
し、特に、射出成形後の金型の成形表面部を局部的に冷
却することができる金型冷却装置に関する。
し、特に、射出成形後の金型の成形表面部を局部的に冷
却することができる金型冷却装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、熱可塑性プラスチック材料を射
出成形した場合、射出成形直後の金型の温度が高温にな
っているため、その金型を冷却装置によって冷却する必
要がある。
出成形した場合、射出成形直後の金型の温度が高温にな
っているため、その金型を冷却装置によって冷却する必
要がある。
【０００３】従来の金型冷却装置は、例えば特開平５ー
１６９４５３号公報に開示されている。この金型冷却装
置は、図４に示すように、上金型２０及び下金型２１の
キャビティ側及びコア側の型板内に設けられ、水や油等
の冷却媒体を循環させる冷却媒体通路２２を有する。冷
却媒体通路２２には冷却媒体の温度を調節する温度コン
トローラ（図示せず）が連結されている。
１６９４５３号公報に開示されている。この金型冷却装
置は、図４に示すように、上金型２０及び下金型２１の
キャビティ側及びコア側の型板内に設けられ、水や油等
の冷却媒体を循環させる冷却媒体通路２２を有する。冷
却媒体通路２２には冷却媒体の温度を調節する温度コン
トローラ（図示せず）が連結されている。
【０００４】従来の金型冷却装置によれば、射出成形
後、冷却媒体通路２２に温度コントローラによって温度
調節された冷却媒体を供給して循環させることにより、
上金型２０及び下金型２１を冷却する。
後、冷却媒体通路２２に温度コントローラによって温度
調節された冷却媒体を供給して循環させることにより、
上金型２０及び下金型２１を冷却する。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】従来の金型冷却装置に
は次のような問題点があった。 （１）金型を効果的に冷却するためには、成形品Ｓの形
状に沿うように冷却媒体通路２２を配置することが望ま
しいが、実際には、突き出しピン、コアピン、ボルト等
などに妨げられて、合理的な配置ができない場合があ
る。このような場合、金型の成形表面部等温度上昇して
いる箇所が局部的に発生して金型の温度分布が不均一に
なり、金型温度を均一に調節することは困難である。 （２）金型の内部に設けられた冷却媒体通路２２からの
伝熱によって金型を冷却しているので、冷却媒体通路２
２から距離のある金型の成形表面部まで冷却するのに時
間がかかり、急速な金型冷却が困難である。そのため、
成形品の生産性を低下させる。
は次のような問題点があった。 （１）金型を効果的に冷却するためには、成形品Ｓの形
状に沿うように冷却媒体通路２２を配置することが望ま
しいが、実際には、突き出しピン、コアピン、ボルト等
などに妨げられて、合理的な配置ができない場合があ
る。このような場合、金型の成形表面部等温度上昇して
いる箇所が局部的に発生して金型の温度分布が不均一に
なり、金型温度を均一に調節することは困難である。 （２）金型の内部に設けられた冷却媒体通路２２からの
伝熱によって金型を冷却しているので、冷却媒体通路２
２から距離のある金型の成形表面部まで冷却するのに時
間がかかり、急速な金型冷却が困難である。そのため、
成形品の生産性を低下させる。
【０００６】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、金型温度を均一に調節でき、かつ短期間で金
型を冷却できる金型冷却装置を提供することを目的とす
る。
のであり、金型温度を均一に調節でき、かつ短期間で金
型を冷却できる金型冷却装置を提供することを目的とす
る。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明の金型冷却装置
は、金型の内部に設けられた冷却媒体通路に冷却媒体を
循環させて金型を冷却する金型冷却装置において、金型
の成形表面部に向かって冷却エアを噴出する冷却エア噴
出手段を有することを特徴とするものである。
は、金型の内部に設けられた冷却媒体通路に冷却媒体を
循環させて金型を冷却する金型冷却装置において、金型
の成形表面部に向かって冷却エアを噴出する冷却エア噴
出手段を有することを特徴とするものである。
【０００８】本発明によれば、突き出しピン、コアピ
ン、ボルト等のために冷却媒体通路を成形品の形状に沿
うように配置できない場合であっても、冷却エアによっ
て金型の成形表面部が冷却されるので、温度上昇してい
る箇所が局部的に発生することがなくなる。また、金型
の内部に設けられた冷却媒体通路からの伝熱による冷却
とともに、冷却エアによる成形表面部への冷却を同時に
行うので、急速な冷却が可能となる。
ン、ボルト等のために冷却媒体通路を成形品の形状に沿
うように配置できない場合であっても、冷却エアによっ
て金型の成形表面部が冷却されるので、温度上昇してい
る箇所が局部的に発生することがなくなる。また、金型
の内部に設けられた冷却媒体通路からの伝熱による冷却
とともに、冷却エアによる成形表面部への冷却を同時に
行うので、急速な冷却が可能となる。
【０００９】本発明の金型冷却装置は、さらに、金型の
開閉を検知する開閉検知手段と、その開閉検知手段によ
って金型の開放を検知すると、冷却エア噴出手段の噴出
部を開放する噴出部開放手段とを有するのが好ましい。
開閉を検知する開閉検知手段と、その開閉検知手段によ
って金型の開放を検知すると、冷却エア噴出手段の噴出
部を開放する噴出部開放手段とを有するのが好ましい。
【００１０】冷却エア噴出手段は、金型の内部に設けら
れた噴出管と、その噴出管に供給する圧縮された冷却エ
アを発生させるコンプレッサーとを有する。
れた噴出管と、その噴出管に供給する圧縮された冷却エ
アを発生させるコンプレッサーとを有する。
【００１１】上記開閉検知手段が、略中心部を支点とし
て回動可能に支持された回動部材であり、噴出部開放手
段が、回動部材の一方側に設けられ噴出部に出入りして
噴出部を開閉する開閉部材であってもよい。この場合、
金型が閉鎖状態にあるときは、回動部材の他方側に金型
面が当接して、開閉部材が噴出部に入り噴出部を閉鎖
し、金型が開放状態にあるときは、回動部材の他方側か
ら金型面が離脱して、開閉部材が噴出部から出て噴出部
を開放するので、金型の開閉の検知と、冷却エア噴出手
段の噴出部の開放を機械的な作動だけで行うことができ
る。
て回動可能に支持された回動部材であり、噴出部開放手
段が、回動部材の一方側に設けられ噴出部に出入りして
噴出部を開閉する開閉部材であってもよい。この場合、
金型が閉鎖状態にあるときは、回動部材の他方側に金型
面が当接して、開閉部材が噴出部に入り噴出部を閉鎖
し、金型が開放状態にあるときは、回動部材の他方側か
ら金型面が離脱して、開閉部材が噴出部から出て噴出部
を開放するので、金型の開閉の検知と、冷却エア噴出手
段の噴出部の開放を機械的な作動だけで行うことができ
る。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら詳細に説明する。図１は本発明
の金型冷却装置を備えた金型を示す断面図である。本発
明の金型冷却装置は、熱可塑性プラスチック材料を射出
成形してカバー等の成形品Ｓを製造する金型１を冷却す
るために用いられる。
て、図面を参照しながら詳細に説明する。図１は本発明
の金型冷却装置を備えた金型を示す断面図である。本発
明の金型冷却装置は、熱可塑性プラスチック材料を射出
成形してカバー等の成形品Ｓを製造する金型１を冷却す
るために用いられる。
【００１３】図１に示すように、本発明の金型冷却装置
は、上金型１ａ及び下金型１ｂのキャビティ側及びコア
側の型板内に設けられ、水や油等の冷却媒体を循環させ
る冷却媒体通路２と、下金型１ｂの成形表面部に向かっ
て冷却エアを噴出する冷却エア噴出手段３とを有する。
冷却エア噴出手段３は高温になりやすい下金型１ｂのみ
に設けられているが、上金型１ａに冷却エア噴出手段を
設けてもよい。
は、上金型１ａ及び下金型１ｂのキャビティ側及びコア
側の型板内に設けられ、水や油等の冷却媒体を循環させ
る冷却媒体通路２と、下金型１ｂの成形表面部に向かっ
て冷却エアを噴出する冷却エア噴出手段３とを有する。
冷却エア噴出手段３は高温になりやすい下金型１ｂのみ
に設けられているが、上金型１ａに冷却エア噴出手段を
設けてもよい。
【００１４】冷却エア噴出手段３は、下金型１ｂの内部
に設けられた噴出管４と、その噴出管４の取込口８に供
給すべき圧縮された冷却エアを発生させるコンプレッサ
ー５とを有する。コンプレッサー５には冷却エアの温度
を調節するための温度コントローラ（図示せず）が接続
されている。
に設けられた噴出管４と、その噴出管４の取込口８に供
給すべき圧縮された冷却エアを発生させるコンプレッサ
ー５とを有する。コンプレッサー５には冷却エアの温度
を調節するための温度コントローラ（図示せず）が接続
されている。
【００１５】本発明の金型冷却装置は又、下金型１ｂの
表面部上に設けられ、金型１の開閉を検知する開閉スイ
ッチ６と、その開閉スイッチ６によって金型１の開放を
検知すると、冷却エア噴出手段３の噴出部を開放する噴
出部開放手段７を有する。噴出部開放手段７としては、
例えば電磁弁等が用いられ、金型１が閉鎖状態にあると
きは、電磁弁は閉状態になっており、開閉スイッチ６が
金型１の開放を検知すると、電磁弁が開状態に切り換わ
るように作動する。
表面部上に設けられ、金型１の開閉を検知する開閉スイ
ッチ６と、その開閉スイッチ６によって金型１の開放を
検知すると、冷却エア噴出手段３の噴出部を開放する噴
出部開放手段７を有する。噴出部開放手段７としては、
例えば電磁弁等が用いられ、金型１が閉鎖状態にあると
きは、電磁弁は閉状態になっており、開閉スイッチ６が
金型１の開放を検知すると、電磁弁が開状態に切り換わ
るように作動する。
【００１６】次に、本発明の金型冷却装置の動作につい
て説明する。射出成形後、閉鎖していた金型１が開き、
成形品Ｓが取り出されると、開閉スイッチ６が検知し
て、噴出部開放手段７が作動して噴出部が開放される。
これによって、コンプレッサー５から取込口８を介して
噴出管４に供給された冷却エアが噴出口９から噴出して
下金型１ｂの成形表面部に当たり、成形表面部が冷却さ
れる。なお、金型１の内部においては冷却媒体通路２に
冷却媒体が循環されることにより金型１が冷却される。
て説明する。射出成形後、閉鎖していた金型１が開き、
成形品Ｓが取り出されると、開閉スイッチ６が検知し
て、噴出部開放手段７が作動して噴出部が開放される。
これによって、コンプレッサー５から取込口８を介して
噴出管４に供給された冷却エアが噴出口９から噴出して
下金型１ｂの成形表面部に当たり、成形表面部が冷却さ
れる。なお、金型１の内部においては冷却媒体通路２に
冷却媒体が循環されることにより金型１が冷却される。
【００１７】本発明の金型冷却装置によれば、突き出し
ピン、コアピン、ボルト等のために冷却媒体通路２を成
形品Ｓの形状に沿うように配置できない場合であって
も、冷却エアによって下金型１ｂの成形表面部が冷却さ
れるので、温度上昇している箇所が局部的に発生するこ
とがなくなり、金型温度を均一に調節することが可能と
なる。
ピン、コアピン、ボルト等のために冷却媒体通路２を成
形品Ｓの形状に沿うように配置できない場合であって
も、冷却エアによって下金型１ｂの成形表面部が冷却さ
れるので、温度上昇している箇所が局部的に発生するこ
とがなくなり、金型温度を均一に調節することが可能と
なる。
【００１８】また、金型１の内部に設けられた冷却媒体
通路２からの伝熱による冷却とともに、冷却エアによる
成形表面部への冷却を同時に行うので、急速な冷却が可
能となる。その結果、成形サイクルが短縮化して成形品
Ｓの生産性を向上させることができる。
通路２からの伝熱による冷却とともに、冷却エアによる
成形表面部への冷却を同時に行うので、急速な冷却が可
能となる。その結果、成形サイクルが短縮化して成形品
Ｓの生産性を向上させることができる。
【００１９】図２は、本発明の他の形態の金型冷却装置
を備えた金型を示す断面図、図３は、図２の金型冷却装
置の噴出部開放手段の動作を説明するための説明図であ
る。
を備えた金型を示す断面図、図３は、図２の金型冷却装
置の噴出部開放手段の動作を説明するための説明図であ
る。
【００２０】図２に示すように、本発明の他の形態の金
型冷却装置は、冷却エア噴出手段３が下金型１ｂの左右
２箇所に設置されている。また、図３に示すように、各
金型冷却装置は、略中心部を支点として回動可能に支持
された板状の回動部材１０と、回動部材１０の一方端部
に枢着され先端部が噴出部に出入りして噴出部を開閉す
る開閉部材１１とを有する。回動部材１０の他方の端部
には、回動部材１０を反時計方向に付勢するためのばね
１２が取り付けられている。
型冷却装置は、冷却エア噴出手段３が下金型１ｂの左右
２箇所に設置されている。また、図３に示すように、各
金型冷却装置は、略中心部を支点として回動可能に支持
された板状の回動部材１０と、回動部材１０の一方端部
に枢着され先端部が噴出部に出入りして噴出部を開閉す
る開閉部材１１とを有する。回動部材１０の他方の端部
には、回動部材１０を反時計方向に付勢するためのばね
１２が取り付けられている。
【００２１】金型１が閉鎖状態にあるときは、回動部材
１０の他方端部に上金型１ａの金型面が当接して、開閉
部材１１の先端部が噴出部に入り噴出部を閉鎖する（図
３（Ａ）参照）。金型１が開放状態にあるときは、回動
部材１０の他方端部から上金型１ａの金型面が離脱し
て、回動部材１０が反時計方向に回動して、開閉部材１
１の先端部が噴出部から出て噴出部を開放するように作
動する（図３（Ｂ）参照）。
１０の他方端部に上金型１ａの金型面が当接して、開閉
部材１１の先端部が噴出部に入り噴出部を閉鎖する（図
３（Ａ）参照）。金型１が開放状態にあるときは、回動
部材１０の他方端部から上金型１ａの金型面が離脱し
て、回動部材１０が反時計方向に回動して、開閉部材１
１の先端部が噴出部から出て噴出部を開放するように作
動する（図３（Ｂ）参照）。
【００２２】本発明の他の形態の金型冷却装置によれ
ば、金型１の開閉の検知と、冷却エア噴出手段の噴出部
の開放を機械的な作動だけで行うことができる。
ば、金型１の開閉の検知と、冷却エア噴出手段の噴出部
の開放を機械的な作動だけで行うことができる。
【００２３】本発明は、上記実施の形態に限定されるこ
とはなく、特許請求の範囲に記載された技術的事項の範
囲内において、種々の変更が可能である。例えば、噴出
部開放手段７として噴出口９に開閉板（図示せず）を設
け、開閉スイッチ６が金型１の開放を検知すると、開閉
板が開くようにしてもよい。
とはなく、特許請求の範囲に記載された技術的事項の範
囲内において、種々の変更が可能である。例えば、噴出
部開放手段７として噴出口９に開閉板（図示せず）を設
け、開閉スイッチ６が金型１の開放を検知すると、開閉
板が開くようにしてもよい。
【００２４】また、冷却エア噴出手段３、開閉スイッチ
６、噴出部開放手段７等の形状、配置、数等は図面に開
示されたものに限らず、成形品Ｓの形状や作業環境に応
じて適宜変更することができる。
６、噴出部開放手段７等の形状、配置、数等は図面に開
示されたものに限らず、成形品Ｓの形状や作業環境に応
じて適宜変更することができる。
【００２５】
【発明の効果】本発明の金型冷却装置によれば、次のよ
うな優れた効果を奏する。 （１）突き出しピン、コアピン、ボルト等のために冷却
媒体通路を成形品の形状に沿うように配置できない場合
であっても、冷却エアによって金型の成形表面部が冷却
されるので、温度上昇している箇所が局部的に発生する
ことがなくなり、金型温度を均一に調節することが可能
となる。 （２）金型の内部に設けられた冷却媒体通路からの伝熱
による冷却とともに、冷却エアによる成形表面部への冷
却を同時に行うので、急速な冷却が可能となる。その結
果、成形サイクルが短縮化して成形品の生産性を向上さ
せることができる。
うな優れた効果を奏する。 （１）突き出しピン、コアピン、ボルト等のために冷却
媒体通路を成形品の形状に沿うように配置できない場合
であっても、冷却エアによって金型の成形表面部が冷却
されるので、温度上昇している箇所が局部的に発生する
ことがなくなり、金型温度を均一に調節することが可能
となる。 （２）金型の内部に設けられた冷却媒体通路からの伝熱
による冷却とともに、冷却エアによる成形表面部への冷
却を同時に行うので、急速な冷却が可能となる。その結
果、成形サイクルが短縮化して成形品の生産性を向上さ
せることができる。
【図１】本発明の金型冷却装置を備えた金型を示す断面
図である。
図である。
【図２】本発明の他の形態の金型冷却装置を備えた金型
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図３】（Ａ）及び（Ｂ）は図２の金型冷却装置の噴出
部開放手段の動作を説明するための説明図である。
部開放手段の動作を説明するための説明図である。
【図４】従来の金型冷却装置を示す断面図である。
１：金型 １ａ：上金型 １ｂ：下金型 ２：冷却媒体通路 ３：冷却エア噴出手段 ４：噴出管 ５：コンプレッサー ６：開閉スイッチ ７：噴出部開放手段 ８：取込口 ９：噴出口 １０：回動部材 １１：開閉部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) B29C 33/02 - 33/04 B29C 45/73,45/78
Claims (3)
- 【請求項１】金型の内部に設けられた冷却媒体通路に冷
却媒体を循環させて金型を冷却する金型冷却装置におい
て、 金型の成形表面部に向かって冷却エアを噴出する冷却エ
ア噴出手段と、 金型の開閉を検知する開閉検知手段と、 その開閉検知手段によって金型の開放を検知すると、前
記冷却エア噴出手段の噴出部を開放する噴出部開放手段
と、を有し、 前記開閉検知手段は、略中心部を支点として回動可能に
支持された回動部材であり、 前記噴出部開放手段は、前記回動部材の一方側に設けら
れ前記噴出部に出入りして噴出部を開閉する開閉部材で
あり、 金型が閉鎖状態にあるときは、回動部材の他方側に金型
面が当接して、前記開閉部材が前記噴出部に入り噴出部
を閉鎖し、金型が開放状態にあるときは、回動部材の他
方側から金型面が離脱して、前記開閉部材が前記噴出部
から出て噴出部を開放することを特徴とする金型冷却装
置。 - 【請求項２】前記冷却エア噴出手段は、金型の内部に設
けられた噴出管と、その噴出管に供給する圧縮された冷
却エアを発生させるコンプレッサーとを有することを特
徴とする請求項１に記載の金型冷却装置。 - 【請求項３】前記回動部材の他方側に取り付けられ、前
記開閉部材が前記噴出部から出て噴出部を開放するよう
に前記回動部材を回動させる方向に付勢するばねを有す
ることを特徴とする請求項１又は２に記載の金型冷却装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9007091A JP2956630B2 (ja) | 1997-01-20 | 1997-01-20 | 金型冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9007091A JP2956630B2 (ja) | 1997-01-20 | 1997-01-20 | 金型冷却装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10202662A JPH10202662A (ja) | 1998-08-04 |
| JP2956630B2 true JP2956630B2 (ja) | 1999-10-04 |
Family
ID=11656419
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9007091A Expired - Lifetime JP2956630B2 (ja) | 1997-01-20 | 1997-01-20 | 金型冷却装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2956630B2 (ja) |
Families Citing this family (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5503831B2 (ja) * | 2006-06-08 | 2014-05-28 | 日立マクセル株式会社 | 樹脂成形品の離型・取出方法、製造方法および射出成形装置。 |
| CN102729410B (zh) * | 2012-06-28 | 2015-08-19 | 宁国市华晟塑胶制品有限公司 | 一种带冷却系统的模具 |
| TWI511858B (zh) * | 2014-10-17 | 2015-12-11 | Quanta Comp Inc | 直接氣冷成型物的模具成型系統與方法 |
| CN106003627A (zh) * | 2016-05-26 | 2016-10-12 | 芜湖市万华塑料制品有限公司 | 可对表面降温的绝缘骨架注塑模具 |
| CN106003626A (zh) * | 2016-05-26 | 2016-10-12 | 芜湖市万华塑料制品有限公司 | 对产品降温的绝缘骨架注塑模具 |
| CN106003623A (zh) * | 2016-06-24 | 2016-10-12 | 芜湖市万华塑料制品有限公司 | 产品快速冷却的端子罩注塑模具 |
| CN111152428A (zh) * | 2020-01-07 | 2020-05-15 | 杜海芳 | 模具用的高效冷却结构 |
| CN112517879A (zh) * | 2020-12-10 | 2021-03-19 | 刘明霞 | 一种用于5g增强器的压铸设备 |
| CN112916828A (zh) * | 2021-01-28 | 2021-06-08 | 南通成科精密铸件有限公司 | 增大铸件密度的高效散热压铸模具 |
| CN114179257B (zh) * | 2021-08-20 | 2024-02-23 | 苏州研鹏亮智能设备有限公司 | 一种夹紧式开模机构 |
-
1997
- 1997-01-20 JP JP9007091A patent/JP2956630B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH10202662A (ja) | 1998-08-04 |
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