JPS589743B2 - 発泡成形品の離型装置 - Google Patents

発泡成形品の離型装置

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JPS589743B2
JPS589743B2 JP52137484A JP13748477A JPS589743B2 JP S589743 B2 JPS589743 B2 JP S589743B2 JP 52137484 A JP52137484 A JP 52137484A JP 13748477 A JP13748477 A JP 13748477A JP S589743 B2 JPS589743 B2 JP S589743B2
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JP
Japan
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holder
molded product
mold release
head
mold
Prior art date
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Expired
Application number
JP52137484A
Other languages
English (en)
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JPS5470366A (en
Inventor
八板正人
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Kasei Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Plastics Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Plastics Co Ltd filed Critical Sekisui Plastics Co Ltd
Priority to JP52137484A priority Critical patent/JPS589743B2/ja
Publication of JPS5470366A publication Critical patent/JPS5470366A/ja
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Expired legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C44/00Shaping by internal pressure generated in the material, e.g. swelling or foaming ; Producing porous or cellular expanded plastics articles
    • B29C44/34Auxiliary operations
    • B29C44/58Moulds

Landscapes

  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は発泡成形品の離型装置に関し、発泡成形品を
簡単且つ確実に離型できるようにし、金型構造の簡素化
と、それに伴なう金型交換時間の短縮ならびに不良製品
の低下を実現しようとしたものである。
従来における発泡成形品の離型については、ほとんど第
1図にて示すような機械的なノックアウトピン30を使
用して離型を行なっていた。
この場合押出しプレート40でスプリング50の反発力
に坑してノックアウトピン30を押動して発泡成形品e
を押出し、金型a,bから離型させるが、例えばブラケ
ット60部分0−リング70が擦耗して蒸気室fからの
蒸気漏れが生じたり、ノックアウトピン30の作動不良
で上記成形品を傷つけたりする欠点があるほか、金型a
,bの交換時にノックアウトピン、スプリング、ブラケ
ット等を分解し、新しい金型と交換せねばならないため
、金型交換のための労力を多く必要とする不便もあった
また上記のノックアウトピンによる離型とは異なり、エ
アーノズルからエアーを出して成形品を押出する方法も
あるが、噴出させるエアーの角度が離型当初から一定方
向であるため、成形品が傾斜し、完全に離型できなかっ
た。
従って、現状下では簡単にして且つ完全に成形品を離型
することが要望されている。
そこで、この発明はおいては、上記した従来の発泡成形
品の離型に関する欠点および不便を解消できるようにし
たものであり、その構成としては発泡成形品を成形型か
ら離型する装置において、成形型に装備される配管部付
のホルダーと、ホルダー内に所定距離だけ移動できるよ
うに収納されたヘッド付の移動体からなり、両者間には
ホルダ一の配管部からのエアーが移動体のヘッドに沿っ
て傾斜方向へ噴射するようにしたエアー経路を形成可能
になし、また一旦移動体が所定距離だけ進出したとき上
記傾斜方向へ噴射するエアー経路を遮つと同時にヘッド
の成形品面側にある孔と上記配管部とを通じたエアー経
路を形成して成形品に対し直角方向のエアー噴射を行な
えるよう設け、ざらに離型後において移動体を自動的に
ホルダー内に収納復帰させるスプリングを装備させてな
ることを特徴としている。
次いで、この発明の実施態様について、図を参照しなが
ら以下に例示する。
第2図おけるA,Bは金型、Cは金型Aに装備されてあ
るこの発明によるノズル状の離型装置、Dはその配管設
備部、Eは発泡成形品、Fは蒸気室を示している。
離型装置Cの詳細は第3図および第4図に明らかにされ
ており、離型装置はキャビテイ側になる金型Aに保持さ
れるようにしたホルダー10と、ホルダー10内部のコ
マ状をなす移動体20とからなっている。
そしてホルダー10には配管部11と、移動体20が挿
通されている貫通孔12を有し、またエアー挿通用にな
る複数の孔13およびマニホールド部14を形成してお
り、他方移動体20はヘッドとして例示するコニカル状
ヘッド21とこれに続く軸部22を有し、軸部22のう
ちコニカル状ヘッド21に直続する所定長さの部分は細
径部分にしてホルダー10との間にエアー挿通用の隙間
23を形成し、他の大径部分には上記ホルダー10のマ
ニホールド部14と通ずる連通孔24を設け、さらにこ
のの連通孔24からコニカル状ヘッド21の成形品面側
25へ通ずる孔26を有している。
27は移動体20の端部にある止め部、28は移動体2
0の引戻し用スプリングである。
なお、上記構造にあっては、移動体20のコニカル状ヘ
ッド21がホルダー10内に完全に納まっている状態(
第3図参照)では、ホルダー10の孔13からマニホー
ルド部14を経て隙間23へと流通するエアー経路を形
成し、また、移動体21のコルカル状ヘッド21がホル
ダー10よりやや突出した状態(第4図参照)では、隙
間23が軸部22のうち太径部分でマニホールド部14
との連通を遮たれ、マニホールド部14から連通孔24
を経て成形品面側25の孔26へと流通するエアー経路
を形成できるようになっている。
また移動体20のホルダー10内への収納復帰は引戻し
用のスプリング28を一部に介在することによって果せ
る構造になっている。
従って上記装置を使用する発泡成形品Eの離型作用に際
しては、ホルダー10の配管部11からスプリング28
の引戻力より圧力大なる高圧エアーが供給されると、エ
アーはホルダー10の複数の孔13からマニホールド部
14を通って、隙間23へと入り、上記成形品Eを金型
Aから引離すように移動体20を押圧しながら成形品E
に対しては或る傾斜角度(実施態様ではコニカル状ヘッ
ドによる傾斜角度)をもってエアーが拡散円方向へ噴射
される。
このような当初になる第1段階のエアー噴射により移動
体20は第3図のごとき状態から一定距離lだけ進出し
た第4図の状態へと至って止まり、成形品Eは金型Aか
ら僅かの距離1だけ離型された状態となる。
上記状態下では隙間23に通ずるエアー経路が移動体2
0の太径部分で遮断され、マニホールド部14から連通
孔24を経て成形品面側25の孔26へ通ずるエアー経
路が形成されることになるので、第2段階では孔26か
ら成形品Eに対して直角方向のエアーが成形品Eを遠く
に飛ばす方向へ噴射され、成形品Eは移動体20からも
離されて完全離型が行なわれることになる。
そして離型後、エアー圧力を除き次回の離型のための移
動体20を引戻し用スプリング28にて自動的に最初の
状態(第3図参照)へと復帰させればよい。
なお、上記に述べた二段切換え式の離型が実施される前
段階の発泡成形については、発泡ポリスチレンその他の
発泡冒熱可塑四樹脂粒子を蒸気等の加熱媒体により加熱
膨脹させ、互の樹脂粒子を融着成形した後、冷却するも
ので、従来の発泡成形と何等変りがなく、また金型構造
においても、成形原料の樹脂粒子を加熱するための蒸気
孔とその他の構造について伺等変るところがな《、その
まま採用できる。
さらに上記した移動体のヘッドとしては、第1段階のエ
アー噴出を傾斜方向へ案内できるものであれば、図示し
た形状のものに限定されず実施できる。
以上のごとくこの発明によると、先ず離型の第1段階で
は発泡成形品に対し、傾斜角度をもったエアー噴射によ
り或る程度の離型を行なっておき、第2段階では上記成
形品に対し直角状にエアー噴射を行ない完全に離型する
ものゆえ、発泡成形品に対し一度に急激な離型力を作用
させずにすみ、しかも第1段階での傾斜角度をもったエ
アー噴射は発泡成形品を金型から無理なくめくるような
感じの離型力となり、当初での離型には最適となり、次
の段階での直角状エアー噴射による完全離型が非常に確
実な作用となるための前段階として役立っている。
従って発泡成形品をエアーで離型すると同時に遠くへ飛
ばすことができ、作業註が良好となる。
また従来のノックアウトピン方式での離型に比べ、発泡
成形品の離型時における傷発生による不良が著しく減少
され確実な離型が実現できる。
さらにこの発明装置は、配管部付のホルダーと,該ホル
ダー内に装備されるヘッド付の移動体とからなり、移動
体の復帰もスプリングにより自動化できるので、非常に
構造が簡単なものであって、全体的には金型の一部にホ
ルダーを装備させて付属させるだけのものであるため、
金型の交換も容易であり、きわめて保全が簡単となった
また従来、成形機の一部であった離型用押し出し枠がこ
の発明装置では不用となり、機械の据付面積が小さくて
すみ、発泡成形装置の小型化を促進できる利点も大きい
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の離型装置を例示する概要断面図、第2図
はこの発明装置の実施態様を例示する概要断面図、第3
図はこの発明による離型開始時を示す要部の断面図、第
4図は前図の状態から第1段階の離型を済ませ第2段階
の離型に入る状態を示す要部の断面図である。 A,B・・・金型、C・・・離型装置、10・・・ホル
ダー、11・・・配管部、12・・・貫通孔、13・・
・孔、14・・・マニホールド部、20・・・移動体、
21・・・コニカル状ヘッド、22・・・軸部、23・
・・隙間、24・・・連通孔、25・・・コニカル状ヘ
ッド成形品面側、26・・・成形品面側にある孔、28
・・・移動体を復帰させるスプリング。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 発泡成形品を成形型から離型する装置において、成
    形型に装備される配管部付のホルダーと、ホルダー内に
    所定距離だけ移動できるように収納されたヘッド付の移
    動体からなり、両者間にはホルダーの配管部からのエア
    ーが移動体のヘッドに沿って傾斜方向へ噴射するように
    したエアー経路を形成可能になし、また一旦移動体が所
    定距離たけ進出したとき上記傾斜方向へ噴射するエアー
    経路を遮つと同時にヘッドの成形品面側にある孔と上記
    配管部とを通じたエアー経路を形成して成形品に対し直
    角方向のエアー噴射を行なえるよう設け、さらに離型後
    において移動体を自動的にホルダー内に収納復帰させる
    スプリングを装備してなることを特徴とする発泡成形品
    の離型装置。 2 ホルダーには配管部からエアー挿通用の孔を介して
    マニホールド部を設け、また移動体にはヘッドに続く軸
    部を細径部分および太径部分の順に形成し、細径部分と
    ホルダーとの間には移動体の完全収納状態時にマニホー
    ルド部と通ずる隙間を設け、大径部分には移動体の進出
    状態時にマニホールド部をヘッドの成形品面側にある孔
    と通ずるようにした連通孔を設けている上記特許請求の
    範囲第1項記載の発泡成形品の離型装置。 3 移動体のヘッドがコニカル状に形成されている上記
    特許請求の範囲第1項または第2項記載の発泡成形品の
    離型装置。
JP52137484A 1977-11-15 1977-11-15 発泡成形品の離型装置 Expired JPS589743B2 (ja)

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JPS5470366A JPS5470366A (en) 1979-06-06
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JPS62173911U (ja) * 1986-04-24 1987-11-05
JP4300945B2 (ja) * 2003-09-03 2009-07-22 株式会社ブリヂストン 発泡成形用の金型及びウレタンフォームの製造方法

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