JPH07117082A - ディスク成形装置におけるノズルタッチ機構 - Google Patents

ディスク成形装置におけるノズルタッチ機構

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JPH07117082A
JPH07117082A JP29128793A JP29128793A JPH07117082A JP H07117082 A JPH07117082 A JP H07117082A JP 29128793 A JP29128793 A JP 29128793A JP 29128793 A JP29128793 A JP 29128793A JP H07117082 A JPH07117082 A JP H07117082A
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sprue
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flat surface
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/26Moulds
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    • B29C45/2701Details not specific to hot or cold runner channels

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  • Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ノズルの高圧力を受けてもスプルブッシュが
容易に偏動することなく、またノズル先端の孔部の変形
を防ぎ、該ノズルおよびスプルブッシュの耐久性を向上
させることを目的とする。 【構成】 先端が平坦面13として形成されたノズル1
2を有する射出装置11と、前記ノズルの先端平坦面と
当接する平坦面38が形成された内底部37と内部に絞
り細径部39が形成されたスプル孔36を備えたスプル
ブッシュ33が取り付けられたディスク金型装置20を
有するディスク成形装置10。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はディスク成形装置に関
し、特には該成形装置におけるノズルタッチ機構の改良
に関する。
【0002】
【従来の技術】コンパクトディスク(CD)やレーザー
ディスク(LD)の射出成形に際しては、射出装置のノ
ズルをスプルブッシュの注入孔に接触した前進状態のま
まで連続成形がなされる。これは、通常成形のように射
出装置のノズルを反復動して成形すると溶融樹脂材料の
漏れ(鼻たれともいう)がノズルとスプルブッシュとの
間に挟み込まれ、この隙間から空気が混入してディスク
成形品にシルバー不良やマイクロバブル混入等のトラブ
ルを発生させるからである。また、ノズルタッチ状態で
連続成形する場合においても、ノズルとスプルブッシュ
との接触面におけるわずかな溶融樹脂材料の漏れや空気
の混入を防止するために、そのタッチ面における面圧力
を2,000kg/cm2 以上のかなり高い圧力が加え
られるのが通常である。
【0003】しかるに、上のような高い圧力のノズルタ
ッチ状態で連続成形をすると、次のような問題が生ず
る。まず、大きな問題の一として、ノズル先端とスプル
ブッシュ接触面は凸曲面と凹曲面の互いに曲面であるた
めに、ノズルの高圧力によってスプルブッシュは上下、
左右いずれかの方向に押しつけられてわずかに偏動す
る。スプルブッシュのこのような偏動は、該スプルブッ
シュの外側に嵌着されているメスカッタを偏動させ該メ
スカッタ外周に設けられている離型エアブローの流路幅
を変動させディスク成形品の離型エアの吹出バランスを
狂わせたり、あるいは該メスカッタ自体とディスク成形
品の中心孔部を形成するオスカッタとのかじりの原因と
なったりすることがある。
【0004】第二の大きな問題として、射出装置のノズ
ル先端の口径はこの種ディスク成形品の場合は極めて小
さく(CDで直径1.0から2.5mm)、ノズル前進
状態で連続成形する場合でもわずかな芯ずれでノズル先
端の孔部が変形してしまう。そのために、ノズルおよび
スプルブッシュともに2〜3ケ月で交換しなければなら
ないのが実状である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、主として
上のような問題を解決することを目的として開発された
ものであって、ノズルの高圧力を受けてもスプルブッシ
ュが容易に偏動することなく、これを原因とする離型エ
アのバランスの狂いやメスカッタとオスカッタのかじり
を解消することができるノズルタッチ機構を提案するこ
とを目的とする。また、この発明は、同時に、ノズル先
端の孔部の変形を防ぎ、該ノズルおよびスプルブッシュ
の耐久性を向上させることを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、この発明は、
先端が平坦面として形成されたノズルを有する射出装置
と、前記ノズルの先端平坦面と当接する平坦面が形成さ
れた内底部と内部に絞り細径部が形成されたスプル孔を
備えたスプルブッシュが取り付けられたディスク金型装
置を有することを特徴とするディスク成形装置における
ノズルタッチ機構に係る。
【0007】
【実施例】以下添付の図面に従ってこの発明を詳細に説
明する。図1はこの発明の一実施例を示すディスク成形
装置の断面図、図2はその要部を示す断面図である。
【0008】図1に示されるように、この発明機構を有
するディスク成形装置10は、射出装置11と金型装置
20とを有している。
【0009】射出装置11は、公知の構造の加熱筒とス
クリュ(ともに図示せず)とからなり、先端にノズル1
2を有している。そして、このノズル12の先端は図示
のような平坦面13として形成されている。
【0010】金型装置20において、符号21は固定
盤、22は固定型取付板、23は固定側バックプレー
ト、24は固定側ミラープレートである。また、符号2
5は可動型側のミラープレートで、前記固定側ミラープ
レート24との間に成形品キャビティCが形成される。
【0011】また、符号26はメスカッタ、27はオス
カッタ、28はスタンパ押さえ、29は突出しピン、3
0は固定側ミラープレート24の温調溝、31は同じく
可動型側のミラープレート25の温調溝、40はブロー
エア流路、41はブローエアの導管路である。
【0012】固定型取付板22には、前記射出装置11
のノズル12から溶融樹脂材料を成形品キャビティC内
に導入するスプルブッシュ33が取り付けられている。
このスプルブッシュ33は基部34と筒部35とからな
り、内部にスプル孔36を備えている。
【0013】スプルブッシュ33の基部34は前記射出
装置11側に開口し、そのノズル12が挿入されるよう
になっている。そして、該スプルブッシュ33の基部3
4の内底部37は、前記ノズル12の先端の平坦面13
と互いに面当接するように平坦面38として形成されて
いる。また、筒部35は前記メスカッタ26内に保持さ
れており、その先端はゲート部を介して成形品キャビテ
ィCと連通している。
【0014】ノズル12先端とスプルブッシュ33との
内底部37とが互いに平坦面13,38によって面当接
することにより、ノズル12先端とスプルブッシュ33
との芯ずれが生じにくくなり、またノズル12によるノ
ズルタッチ圧力はスプルブッシュ33の筒方向に加わ
る。これによって、スプルブッシュ33の偏動を大幅に
抑止することができ、当該スプルブッシュ33外側のメ
スカッタ26外周に設けられた離型エアブローの流路4
0の幅を変動させて離型エアの吹出バランスを狂わせる
ことが防止される。また、メスカッタ26の偏動がなく
なればオスカッタ27とのかじりも防止できる。
【0015】さらに、図2からよく理解されるように、
スプルブッシュ33のスプル孔36は、その内部に絞り
細径部39が形成されている。この絞り細径部39の径
D1は、図3に示したような従来構造のスプルブッシュ
53のスプル孔54におけるノズル側開口部54aの径
D2とほぼ同じに形成されることが好ましく、本実施例
ではCDで1.0〜2.5mm、LDで2〜5mmであ
る。
【0016】このように、スプルブッシュ33のスプル
孔36の内部に絞り細径部39を形成することによっ
て、当該スプルブッシュ33のスプル孔36におけるノ
ズル側開口部36aの径dを従来のそれより大きくする
ことができる。実施例のノズル側開口部36aの直径d
はCDで3〜5mm、LDで5〜8mmである。このよ
うに、スプルブッシュ33のスプル孔36におけるノズ
ル側開口部36aの径dを従来のそれより大きくするこ
とによって、仮にノズル12に多少の芯ずれを生じて
も、前記したノズル12先端とスプルブッシュ33とが
互いに平坦面13,38で面当接していることもあいま
って、スプルブッシュ33および成形品に対する影響は
ない。
【0017】さらに、この実施例においては、前記ディ
スク金型装置20にはガイド部材15が設けられてい
る。このガイド部材15は、前記射出装置11のノズル
12先端の射出孔14とスプルブッシュ33の開口部3
6aとを確実に一致させて当接させるためのものであ
る。このガイド部材15は、図1に図示のように、固定
盤21とスプルブッシュ33との間に装着され、その内
径は射出装置11のノズル径とほぼ同じに形成されてい
る。これによって、ノズル12の外面はガイド部材15
内面と常に接触しているので、ノズル12の射出孔14
とスプル孔36との芯合わせを、簡単かつ確実に行なう
ことができる。
【0018】
【発明の効果】以上図示し説明したように、この発明の
ノズルタッチ機構によれば、ノズル先端とスプルブッシ
ュの内底部とが互いに平坦面によって面当接することに
より、ノズルとスプルブッシュとの芯ずれが生じにくく
なり、またノズルによるノズルタッチ圧力はスプルブッ
シュの筒方向に加わる。従って、スプルブッシュの偏動
を大幅に抑止することができ、これを原因とする離型エ
アの吹出バランスの狂いをなくすとともに、メスカッタ
とオスカッタのかじりを防止することができる。また、
前記スプルブッシュのスプル孔内部に絞り細径部を設
け、ノズル先端が接する開口部を大径に形成することに
よって、万一ノズルに芯ずれを生じた場合にも、スプル
ブッシュおよび成形品に対する影響をなくすることがで
きる。このように、この発明機構によれば、ディスク成
形品の成形加工を大幅に改善することができるばかり
か、ノズルおよびスプルブッシュの変形破損を防止しそ
の耐久性を著しく向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すディスク成形装置の
断面図である。
【図2】その要部を従来構造と比較して示す断面図であ
る。
【図3】従来のスプルブッシュの構造を示す要部の断面
図である。
【符号の説明】
10 ディスク成形金型装置 11 射出装置 12 ノズル 13 平坦面 14 射出孔 15 ガイド部材 20 金型装置 33 スプルブッシュ 36 スプル孔 37 内底部 38 平坦面 39 絞り細径部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端が平坦面として形成されたノズルを
    有する射出装置と、 前記ノズルの先端平坦面と当接する平坦面が形成された
    内底部と内部に絞り細径部が形成されたスプル孔を備え
    たスプルブッシュが取り付けられたディスク金型装置を
    有することを特徴とするディスク成形装置におけるノズ
    ルタッチ機構。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記ノズルの射出孔
    とスプルブッシュのスプル孔を一致させるために、射出
    装置のノズルの外面に当接するガイド部材が金型装置に
    設けられたディスク成形装置におけるノズルタッチ機
    構。
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