JP3341334B2 - コールドランナー式射出成形金型 - Google Patents

コールドランナー式射出成形金型

Info

Publication number
JP3341334B2
JP3341334B2 JP02905893A JP2905893A JP3341334B2 JP 3341334 B2 JP3341334 B2 JP 3341334B2 JP 02905893 A JP02905893 A JP 02905893A JP 2905893 A JP2905893 A JP 2905893A JP 3341334 B2 JP3341334 B2 JP 3341334B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gate
core pin
product
type injection
cold runner
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP02905893A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06238713A (ja
Inventor
英明 藤田
輝一 村松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP02905893A priority Critical patent/JP3341334B2/ja
Publication of JPH06238713A publication Critical patent/JPH06238713A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3341334B2 publication Critical patent/JP3341334B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/26Moulds
    • B29C45/27Sprue channels ; Runner channels or runner nozzles
    • B29C45/28Closure devices therefor
    • B29C45/2896Closure devices therefor extending in or through the mould cavity, e.g. valves mounted opposite the sprue channel

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コールドランナー式射
出成形金型に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のコールドランナー式射出成形金型
は、図6に示すように、製品部100に溶融樹脂を供給
するスプールブシュ101を備えた固定金型102と、
この固定金型102とともに製品部100を形成する可
動金型103を備える。スプールブシュ101には、溶
融樹脂の流路を成すゲート104が設けられており、射
出工程によりゲート104を通って導かれた溶融樹脂が
製品部100に注入される。製品部100に注入された
溶融樹脂は、保圧工程を経て冷却されることにより、固
化して成形される。可動金型103は、製品部100で
成形された製品を取り出すために、固定金型102に対
して可動するように設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のコー
ルドランナー式射出成形金型は、図6に示すように、製
品部で固化して成形された製品と、スプールブシュ10
1のゲート内で固化した樹脂とがくっついているため、
製品の取り出し後にゲートの仕上げ処理が必要となり、
作業工数の増大を招く。本発明は、上記事情に基づいて
成されたもので、その目的は、製品取り出し後のゲート
処理を不要とするコールドランナー式射出成形金型の提
供にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、製品部に溶融樹脂を導くゲートを有する
スプールブシュと、このスプールブシュに対応するコア
側で摺動可能に設けられ、その摺動に伴って前記製品部
と前記ゲートとの間を遮断可能に設けられたコアピン
と、このコアピンが前記製品部と前記ゲートとの間を遮
断する方向へ前記コアピンを付勢する付勢力を有し、こ
の付勢力が、成形機の射出圧力および保圧力より小さく
設定された付勢手段とを備え、前記保圧力が解除される
と、前記コアピンが前記付勢手段に付勢されて前記製品
部と前記ゲートとの間を遮断することを技術的手段とす
る。
【0005】
【作用】上記構成より成る本発明のコールドランナー式
射出成形金型は、スプールブシュに供給された溶融樹脂
がゲートを通って製品部に注入された後、保圧力が解除
されるまで(保圧工程が終了するまで)は、付勢手段の
付勢力が成形機の射出圧力および保圧力より小さく設定
されていることから、コアピンが製品部とゲートとの間
を遮断することはない。その後、保圧力が解除される
と、コアピンが付勢手段の付勢力を受けて製品部とゲー
トとの間を遮断することから、製品部内の樹脂とゲート
内の樹脂とが分離される。
【0006】
【実施例】次に、本発明のコールドランナー式射出成形
金型の一実施例を図1ないし図3を基に説明する。図1
はコールドランナー式射出成形金型の断面図である。こ
のコールドランナー式射出成形金型1は、固定金型2
(キャビ)と可動金型3(コア)より成り、固定金型2
と対面する可動金型3の上端面には、固定金型2との間
で製品部4を形成するキャビティ5が設けられている。
固定金型2は、製品部4に溶融樹脂を注入するためのス
プールブシュ6を備える。スプールブシュ6は、下流
(出口)に向かってテーパ状に拡がるゲート7を有す
る。このゲート7は、製品部4に至る樹脂流路を成すも
ので、型閉時に製品部4と連通される。可動金型3に
は、スプールブシュ6と対向する位置に、スプールブシ
ュ6と同軸を成す縦孔8が形成されている。この縦孔8
は、キャビティ5の中央部より下方(図1の下方)に向
かって、その内径が段階的に大きくなるように形成され
ている。縦孔8には、ブシュ9、スクリュプラグ10、
コアピン11、スプリング12、スペーサ13、および
エジェクタピン14の各部品が挿入されている。
【0007】ブシュ9は、段付円筒状を呈し、その円筒
上端面がキャビティ5の底面と同一面を成すように、側
面の段付部が縦孔8内の顎部8bに当接した状態でスク
リュプラグ10によって固定されている。スクリュプラ
グ10は、ブシュ9と同一の内径を有する円筒状に設け
られて、ブシュ9の下方より挿入されて縦孔8内に螺着
される。コアピン11は、先端側円筒部11a、大径円
筒部11b、後端側円筒部11cを有し、大径円筒部1
1bがスクリュプラグ10の下方に位置して、先端側円
筒部11aがブシュ9およびスクリュプラグ10の中空
内部に挿通されている。このコアピン11は、縦孔8内
で上下方向に摺動可能に配されており、上方側へ変位し
た際に、先端側円筒部11aの上端面がスプールブシュ
6の下端面に当接して停止するように、先端側円筒部1
1aの外径寸法がゲート7の出口側開口径より若干大き
く設定されている。また、下方側へは、コアピン11の
後端側円筒部11cの下端面がスペーサ13に当接する
まで変位可能に設けられている。従って、先端側円筒部
11aの上端面がスプールブシュ6の下端面に当接した
状態(図1に示す状態)で、後端側円筒部11cの下端
面とスペーサ13との間に形成される間隙S(あるいは
後端側円筒部11cの下端面がスペーサ13に当接した
状態で、先端側円筒部11aの上端面とスプールブシュ
6の下端面との間に形成される間隙)がコアピン11の
摺動範囲となる。
【0008】スプリング12は、コアピン11の後端側
円筒部11cの外周に同軸上に配されて、スペーサ13
とコアピン11の大径円筒部11bとの間に組み込ま
れ、コアピン11を上方へ付勢している。なお、スプリ
ング12の付勢力は、成形機(図示しない)の射出圧力
および保圧力よりも小さく設定されている。従って、コ
アピン11は、射出工程および保圧工程の際には、射出
圧力および保圧力によって下方へ押し下げられており、
保圧工程の終了によって保圧力が解除されることによ
り、スプリング12の付勢力を受けて上方へ押し上げら
れる。この時、コアピン11は、先端側円筒部11aの
上端面がスプールブシュ6の下端面に当接するまで押し
上げられることで、スプールブシュ6のゲート7と製品
部4との間を液密に遮断する。スペーサ13は、縦孔8
の最下部にボルト15によって固定されている。エジェ
クタピン14は、コアピン11の中空内部に挿通されて
おり(コアピン11はエジェクタピン14に対して摺動
可能)、その先端部(上端部)が、コアピン11の先端
側円筒部11aの中程に位置する。また、エジェクタピ
ン14の先端部には、型開時にスプールブシュ6のゲー
ト7内に残った樹脂を取り出すために、Z状のアンダー
カットが施されている(図2および図3参照)。
【0009】次に、本実施例の作動を説明する。まず、
射出工程によって、スプールブシュ6に供給された溶融
樹脂がゲート7を通って、コアピン11を押し下げなが
ら製品部4へ流れ込む(図2参照)。射出工程から保圧
工程に移行した後、保圧工程の終了によって保圧力が解
除されることにより、それまで押し下げられていたコア
ピン11が、スプリング12の付勢力を受けて押し上げ
られる。この時、図3に示すように、コアピン11の先
端側円筒部11aの上端面がスプールブシュ6の下端面
に当接することで、スプールブシュ6のゲート7と製品
部4との間が遮断される。この状態で、冷却工程により
製品部4内の樹脂が固化して製品となる。この冷却工程
は、ゲート7と製品部4との間が遮断された状態で行わ
れることから、製品部4内で固化した樹脂は、ゲート7
内およびコアピン11の先端側円筒部11a内で固化し
た樹脂と分離されている。従って、従来行われていた製
品取り出し後のゲート処理が不要となる。また、本実施
例では、エジェクタピン14の先端部にZ状のアンダー
カットが施されていることから、コアピン11の先端側
円筒部11a内の樹脂は、エジェクタピン14の先端部
に係止された状態で固化する。このため、型開時には、
可動金型3の移動に伴って、ゲート7内で固化した樹脂
を容易にゲート7から取り出すことができる。
【0010】〔変形例〕上記の実施例では、保圧力が解
除された時に、コアピン11の先端側円筒部11aの上
端面がスプールブシュ6の下端面に当接する構造である
が、図4に示すように、先端側円筒部11aの先端形状
に対応してスプールブシュ6の下端面に窪み6aを形成
し、保圧力が解除された時に、先端側円筒部11aの先
端部がスプールブシュ6の窪み6aに嵌合する構造とし
ても良い(図5参照)。また、上記実施例では、コアピ
ン11を付勢する付勢手段としてスプリング12を採用
したが、スプリング12の代わりに、ゴム、ウレタン、
エアー、油圧等を付勢手段として用いても良い。
【0011】
【発明の効果】本発明のコールドランナー式射出成形金
型は、保圧力が解除された時に、コアピンが製品部とゲ
ートとの間を遮断することにより、製品部内の樹脂(製
品)とゲート内の樹脂とを分離することができる。その
結果、製品の取り出し後にゲート処理を行う必要がな
く、作業工数を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係るコールドランナー式射出成形金
型の断面図である。
【図2】樹脂注入時のコアピンの作動に係る断面図であ
る。
【図3】保圧工程終了時のコアピンの作動に係る断面図
である。
【図4】本実施例の変形例を示す要部断面図である。
【図5】図4に示すコアピンの作動を説明する断面図で
ある。
【図6】従来技術に係るコールドランナー式射出成形金
型の要部断面図である。
【符号の説明】
1 コールドランナー式射出成形金型 3 可動金型(コア) 4 製品部 6 スプールブシュ 7 ゲート 11 コアピン 12 スプリング(付勢手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−92513(JP,A) 特開 平6−238717(JP,A) 特開 平1−210322(JP,A) 特開 平3−106626(JP,A) 特開 昭62−50114(JP,A) 特開 平5−50464(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 45/00 - 45/84

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】a)製品部に溶融樹脂を導くゲートを有す
    るスプールブシュと、 b)このスプールブシュに対応するコア側で摺動可能に
    設けられ、その摺動に伴って前記製品部と前記ゲートと
    の間を遮断可能に設けられたコアピンと、 c)このコアピンが前記製品部と前記ゲートとの間を遮
    断する方向へ前記コアピンを付勢する付勢力を有し、こ
    の付勢力が、成形機の射出圧力および保圧力より小さく
    設定された付勢手段とを備え、 前記保圧力が解除されると、前記コアピンが前記付勢手
    段に付勢されて前記製品部と前記ゲートとの間を遮断す
    ることを特徴とする コールドランナー式射出成形金型。
JP02905893A 1993-02-18 1993-02-18 コールドランナー式射出成形金型 Expired - Fee Related JP3341334B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02905893A JP3341334B2 (ja) 1993-02-18 1993-02-18 コールドランナー式射出成形金型

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02905893A JP3341334B2 (ja) 1993-02-18 1993-02-18 コールドランナー式射出成形金型

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06238713A JPH06238713A (ja) 1994-08-30
JP3341334B2 true JP3341334B2 (ja) 2002-11-05

Family

ID=12265772

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP02905893A Expired - Fee Related JP3341334B2 (ja) 1993-02-18 1993-02-18 コールドランナー式射出成形金型

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3341334B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102990853A (zh) * 2012-09-29 2013-03-27 东莞劲胜精密组件股份有限公司 一种硅胶冷流道射咀及其冷却水道结构

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06238713A (ja) 1994-08-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0462969B1 (en) Method and system for making a hollow-shaped body from molten resin by injection molding
JP2807619B2 (ja) 樹脂成形機
US4824358A (en) Resin molding die
JP2002079548A (ja) 射出成形用金型
JP3341334B2 (ja) コールドランナー式射出成形金型
EP1080862B1 (en) Cutting apparatus for ingates and method for disc molding
JPH09225969A (ja) 射出成形金型
US5962042A (en) Injection mold
JP3005211B1 (ja) 射出成形金型
JPH0768601A (ja) ランナーレス金型
US4913644A (en) System for making a hollow-shaped body from molten resin by injection molding
JP3238838B2 (ja) ディスク成形金型とその成形方法
JPH11314148A (ja) ホットランナ金型装置を用いた金属材料の射出成形方法及びそのためのホットランナ金型装置
JPH06238717A (ja) 射出成形用金型
JPH11268086A (ja) 成形金型のスプルー・ライナー取り出し機構と取り出し方法
KR19990002806A (ko) 사출 성형 금형의 게이트 자동 절단 기구
JPH1186358A (ja) ディスク成形方法
JP3776574B2 (ja) 射出成形用金型および射出成形方法
JP2814781B2 (ja) ホットランナー式射出成形金型
JP3238293B2 (ja) 射出成形方法および射出成形機
JPS5878735A (ja) アンダ−カツト部を有する製品の成形装置
JPH0811170A (ja) 射出成形用金型装置
JPH0970861A (ja) 射出成形用金型
JPH0929784A (ja) 射出成形金型装置
JPH09193198A (ja) 射出成形金型装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080823

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110823

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees