JP2956342B2 - 画像表示制御装置 - Google Patents
画像表示制御装置Info
- Publication number
- JP2956342B2 JP2956342B2 JP4045743A JP4574392A JP2956342B2 JP 2956342 B2 JP2956342 B2 JP 2956342B2 JP 4045743 A JP4045743 A JP 4045743A JP 4574392 A JP4574392 A JP 4574392A JP 2956342 B2 JP2956342 B2 JP 2956342B2
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- display
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- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
- Digital Computer Display Output (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は画像表示制御装置に関す
る。
る。
【０００２】
【従来の技術】従来の画像表示制御装置は、描画制御と
表示制御は、非同期で表示アドレスに関係なく描画を行
う方式か、あるいは、二画面分の表示メモリを設け、一
方の表示メモリで表示を行っている間にもう一方の表示
メモリに描画を行い、描画が終了した時点で前者表示メ
モリを非表示とし、後者表示メモリの表示を開始すると
いう処理を交互に行うダブルバッファ方式を用いて、描
画中の画面を表示しないように描画制御と表示制御の同
期をとる方式とがある。
表示制御は、非同期で表示アドレスに関係なく描画を行
う方式か、あるいは、二画面分の表示メモリを設け、一
方の表示メモリで表示を行っている間にもう一方の表示
メモリに描画を行い、描画が終了した時点で前者表示メ
モリを非表示とし、後者表示メモリの表示を開始すると
いう処理を交互に行うダブルバッファ方式を用いて、描
画中の画面を表示しないように描画制御と表示制御の同
期をとる方式とがある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の画像表示制御装置においては、非同期で表示ア
ドレスに関係なく描画を行う方式のものの場合、図３に
示すように現画像イメージ４２から書換画像イメージ４
３へ書換えを行おうとする際、書換えようとする描画エ
リア４１Ｂに対して、描画中に表示アドレスが描画エリ
アの表示アドレス通過ポイント４４を通過したとする
と、一表示画面中に書換え後の描画エリア４１Ｂと書換
え前の描画エリア４１Ａが混在して本来表示されるはず
のない画像が表示されるという問題点がある。
た従来の画像表示制御装置においては、非同期で表示ア
ドレスに関係なく描画を行う方式のものの場合、図３に
示すように現画像イメージ４２から書換画像イメージ４
３へ書換えを行おうとする際、書換えようとする描画エ
リア４１Ｂに対して、描画中に表示アドレスが描画エリ
アの表示アドレス通過ポイント４４を通過したとする
と、一表示画面中に書換え後の描画エリア４１Ｂと書換
え前の描画エリア４１Ａが混在して本来表示されるはず
のない画像が表示されるという問題点がある。
【０００４】また、ダブルバッファ方式のものの場合、
上述のような問題点を解決することは可能であるが、そ
の場合、表示用のメモリが二画面分必要となり、装置が
高価になるという問題点がある。
上述のような問題点を解決することは可能であるが、そ
の場合、表示用のメモリが二画面分必要となり、装置が
高価になるという問題点がある。
【０００５】本発明は、上記従来の技術が有する問題点
に鑑みてなされたもので、安価で、信頼性の高い画像表
示を行うことのできる画像表示制御装置を提供すること
を目的としている。
に鑑みてなされたもので、安価で、信頼性の高い画像表
示を行うことのできる画像表示制御装置を提供すること
を目的としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、画像メモリ
と、画像メモリから画像データを読出すための表示アド
レスを生成する表示アドレス生成部と、画像メモリから
読出された画像データに基づいて画像を所定の描画エリ
アに表示するグラフィックプロセッサとを有する画像表
示制御装置において、描画エリアについて一画面分の描
画時間を求める描画時間演算部と、現在表示中の表示画
像に関る表示アドレスが描画エリアに到達する到達時間
を求める到達時間演算部と、前記到達時間を前記描画時
間と比較する時間比較部と、前記表示アドレスの、描画
エリアについて垂直方向の変化成分を前記描画エリアの
垂直方向の最大アドレスと比較するアドレス比較部と、
時間比較部による比較の結果、描画時間の方が短かけれ
ば次の表示画像の描画開始を指示し、描画時間の方が長
ければ、アドレス比較部の比較の結果を参照して前記表
示アドレスの垂直方向の変化成分が前記描画エリアの垂
直方向の最大アドレスを越えたとき、次の表示画像の描
画開始を指示する判断部を有する。
と、画像メモリから画像データを読出すための表示アド
レスを生成する表示アドレス生成部と、画像メモリから
読出された画像データに基づいて画像を所定の描画エリ
アに表示するグラフィックプロセッサとを有する画像表
示制御装置において、描画エリアについて一画面分の描
画時間を求める描画時間演算部と、現在表示中の表示画
像に関る表示アドレスが描画エリアに到達する到達時間
を求める到達時間演算部と、前記到達時間を前記描画時
間と比較する時間比較部と、前記表示アドレスの、描画
エリアについて垂直方向の変化成分を前記描画エリアの
垂直方向の最大アドレスと比較するアドレス比較部と、
時間比較部による比較の結果、描画時間の方が短かけれ
ば次の表示画像の描画開始を指示し、描画時間の方が長
ければ、アドレス比較部の比較の結果を参照して前記表
示アドレスの垂直方向の変化成分が前記描画エリアの垂
直方向の最大アドレスを越えたとき、次の表示画像の描
画開始を指示する判断部を有する。
【０００７】
【作用】表示中の表示画像に関る、描画エリアについて
垂直方向の表示アドレスと該描画エリアの垂直方向の最
大アドレスとを比較して、垂直方向の表示アドレスが垂
直方向の最大アドレスを越えたか否かを監視すること
で、表示中の表示画像について一画面分の描画が終了し
た後に、次の表示画像の描画を開始することができ、表
示中の表示画像の画像データと次の表示画像の画像デー
タが混在することはなくなる。
垂直方向の表示アドレスと該描画エリアの垂直方向の最
大アドレスとを比較して、垂直方向の表示アドレスが垂
直方向の最大アドレスを越えたか否かを監視すること
で、表示中の表示画像について一画面分の描画が終了し
た後に、次の表示画像の描画を開始することができ、表
示中の表示画像の画像データと次の表示画像の画像デー
タが混在することはなくなる。
【０００８】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【０００９】図１は本発明の実施例の画像表示制御装置
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【００１０】
【００１１】
【００１２】
【００１３】
【００１４】
【００１５】
【００１６】本実施例の画像表示制御装置は、グラフィ
ックプロセッサ３１と、表示アドレス生成部３２と、ア
ドレス比較部、到達時間演算部、時間比較部および判断
部を兼ね備えた描画開始判断部３３と、画像メモリ３４
とを備え、さらに描画時間演算部３５を有している。
ックプロセッサ３１と、表示アドレス生成部３２と、ア
ドレス比較部、到達時間演算部、時間比較部および判断
部を兼ね備えた描画開始判断部３３と、画像メモリ３４
とを備え、さらに描画時間演算部３５を有している。
【００１７】グラフィックプロセッサ３１は、画像メモ
リ３４に対して画像データの書込みおよび読出しを行
う。また、画像表示の際、表示アドレス生成部３２で生
成される表示アドレスに応じて前記画像メモリ３４から
読出される画像データに基づいて、図２に示すように矩
形の画像表示エリア２０への表示を行う。さらに、グラ
フィックプロセッサ３１は、描画時間演算部３５に対し
て、描画エリア２１（図２参照）の、水平成分の最小ア
ドレスＸｓおよび最大アドレスＸｅと、垂直成分の最小
アドレスＹｓおよび最大アドレスＹｅを与える。また、
描画開始判断部３３に対し、描画エリア２１の垂直成分
の最大値Ｙｅを与える。
リ３４に対して画像データの書込みおよび読出しを行
う。また、画像表示の際、表示アドレス生成部３２で生
成される表示アドレスに応じて前記画像メモリ３４から
読出される画像データに基づいて、図２に示すように矩
形の画像表示エリア２０への表示を行う。さらに、グラ
フィックプロセッサ３１は、描画時間演算部３５に対し
て、描画エリア２１（図２参照）の、水平成分の最小ア
ドレスＸｓおよび最大アドレスＸｅと、垂直成分の最小
アドレスＹｓおよび最大アドレスＹｅを与える。また、
描画開始判断部３３に対し、描画エリア２１の垂直成分
の最大値Ｙｅを与える。
【００１８】描画時間演算部３５は、水平成分の最小ア
ドレスＸｓおよび最大アドレスＸｅと、垂直成分の最小
アドレスＹｓおよび最大アドレスＹｅとから、描画エリ
ア２１に対する一画面分の描画時間を計算してその結果
を描画開始判断部３３に与える。
ドレスＸｓおよび最大アドレスＸｅと、垂直成分の最小
アドレスＹｓおよび最大アドレスＹｅとから、描画エリ
ア２１に対する一画面分の描画時間を計算してその結果
を描画開始判断部３３に与える。
【００１９】描画開始判断部３３は、垂直成分の最大ア
ドレスＹｅを現在表示中の表示アドレスの垂直変化成分
Ｙｈと比較して、表示アドレスの垂直変化成分Ｙｈが最
大アドレスＹｅに到達するまでの到達時間を計算する。
さらに、計算した到達時間を、描画時間演算部３５から
与えられた描画時間と比較し、該描画時間が前記到達時
間より短かければ次の表示画像についての描画開始を指
示する信号を出力する。一方、前記描画時間が前記到達
時間より長ければ、前記表示アドレスの垂直変化成分Ｙ
ｈを前記垂直成分の最大アドレスＹｅと比較して、垂直
変化成分Ｙｈが最大アドレスＹｅを越えたとき次の表示
画像についての描画開始を指示する制御信号を出力す
る。
ドレスＹｅを現在表示中の表示アドレスの垂直変化成分
Ｙｈと比較して、表示アドレスの垂直変化成分Ｙｈが最
大アドレスＹｅに到達するまでの到達時間を計算する。
さらに、計算した到達時間を、描画時間演算部３５から
与えられた描画時間と比較し、該描画時間が前記到達時
間より短かければ次の表示画像についての描画開始を指
示する信号を出力する。一方、前記描画時間が前記到達
時間より長ければ、前記表示アドレスの垂直変化成分Ｙ
ｈを前記垂直成分の最大アドレスＹｅと比較して、垂直
変化成分Ｙｈが最大アドレスＹｅを越えたとき次の表示
画像についての描画開始を指示する制御信号を出力す
る。
【００２０】ここで、前記表示アドレスの垂直変化成分
Ｙｈが描画エリア２１に到達するまでの到達時間を描画
エリア２１を描画するのに必要な描画時間の算出方法に
ついて、図２を参照して説明する。
Ｙｈが描画エリア２１に到達するまでの到達時間を描画
エリア２１を描画するのに必要な描画時間の算出方法に
ついて、図２を参照して説明する。
【００２１】まず、表示アドレスの垂直変化成分Ｙｈが
描画エリア２１に到達するまでの到達時間については、
初めに、前記垂直変化成分Ｙｈを前記描画エリア２１の
垂直方向の最小アドレスＹｓと比較する。
描画エリア２１に到達するまでの到達時間については、
初めに、前記垂直変化成分Ｙｈを前記描画エリア２１の
垂直方向の最小アドレスＹｓと比較する。
【００２２】その比較の結果、Ｙｈ＜Ｙｓであれば、表
示アドレスの垂直変化成分Ｙｈが「１」増加するのに要
する時間をｔ1 とすると、 到達時間Ｔ1 ＝（Ｙｈ−Ｙｓ）×ｔ1 となる。
示アドレスの垂直変化成分Ｙｈが「１」増加するのに要
する時間をｔ1 とすると、 到達時間Ｔ1 ＝（Ｙｈ−Ｙｓ）×ｔ1 となる。
【００２３】一方、前記比較の結果が、Ｙｈ＞Ｙｓであ
れば、画像表示エリア２０の垂直成分の最大アドレスＹ
Ｅと前記時間ｔ1 を用いて、 到達時間Ｔ1 ＝（Ｙｓ＋ＹＥ−Ｙｈ）×ｔ1 ＋垂直ブランキング時間 と表わされる。また、Ｙｓ≦Ｙｈ≦Ｙｅの場合は、到達
時間Ｔ1 ＝０である。
れば、画像表示エリア２０の垂直成分の最大アドレスＹ
Ｅと前記時間ｔ1 を用いて、 到達時間Ｔ1 ＝（Ｙｓ＋ＹＥ−Ｙｈ）×ｔ1 ＋垂直ブランキング時間 と表わされる。また、Ｙｓ≦Ｙｈ≦Ｙｅの場合は、到達
時間Ｔ1 ＝０である。
【００２４】次に、前記描画時間については、１ピクセ
ルの描画に要する時間をｔ2 とすると、 描画時間Ｔ2 ＝（Ｘｅ−Ｘｓ）×（Ｙｅ−Ｙｓ）×ｔ2 と見積もることができる。
ルの描画に要する時間をｔ2 とすると、 描画時間Ｔ2 ＝（Ｘｅ−Ｘｓ）×（Ｙｅ−Ｙｓ）×ｔ2 と見積もることができる。
【００２５】このようにして次に求めた到達時間Ｔ1 と
描画時間Ｔ2 を比較して、Ｔ1 ≧Ｔ 2 のとき描画開始の
指示を発する。比較の結果、Ｔ1 ＜Ｔ2 の場合は、表示
アドレスの垂直変化成分Ｙｈを前記描画エリア２１の垂
直成分の最大アドレスＹｅと比較して、Ｙｅ＜Ｙｈとな
ったときに描画開始の指示を発する。
描画時間Ｔ2 を比較して、Ｔ1 ≧Ｔ 2 のとき描画開始の
指示を発する。比較の結果、Ｔ1 ＜Ｔ2 の場合は、表示
アドレスの垂直変化成分Ｙｈを前記描画エリア２１の垂
直成分の最大アドレスＹｅと比較して、Ｙｅ＜Ｙｈとな
ったときに描画開始の指示を発する。
【００２６】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、一
表示画面において、表示中の表示画像に関る画像データ
と次に表示すべき表示画像に関る画像データとの混在を
防止できるので、表示用のメモリを二画面分用意するこ
となく安価で、かつ、動画像表示の場合であっても信頼
性の高い画像表示を行うことができるという効果があ
る。
表示画面において、表示中の表示画像に関る画像データ
と次に表示すべき表示画像に関る画像データとの混在を
防止できるので、表示用のメモリを二画面分用意するこ
となく安価で、かつ、動画像表示の場合であっても信頼
性の高い画像表示を行うことができるという効果があ
る。
【図１】本発明の画像表示制御装置の一実施例を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図２】画像表示エリアの一例を示す図である。
【図３】従来の画像表示制御装置による表示画像の一例
を示す図であり、同図（ａ）は表示中の画像イメージ、
同図（ｂ）は書換え用の画像イメージ、（ｃ）は書換え
後の画像イメージ、を示している。
を示す図であり、同図（ａ）は表示中の画像イメージ、
同図（ｂ）は書換え用の画像イメージ、（ｃ）は書換え
後の画像イメージ、を示している。
２０ 画像表示エリア ２１ 描画エリア ３１ グラフィックプロセッサ ３２ 表示アドレス生成部 ３３ 描画開始判断部 ３４ 画像メモリ ３５ 描画時間演算部
Claims (1)
- 【請求項１】 画像メモリと、該画像メモリから画像デ
ータを読出すための表示アドレスを生成する表示アドレ
ス生成部と、前記画像メモリから読出された画像データ
に基づいて画像を所定の描画エリアに表示するグラフィ
ックプロセッサとを有する画像表示制御装置において、描画エリアについて一画面分の描画時間を求める描画時
間演算部と、 現在表示中の表示画像に関る表示アドレスが前記描画エ
リアに到達する到達時間を求める到達時間演算部と、 前記到達時間を前記描画時間と比較する時間比較部と 、前記表示アドレスの、描画エリアについて垂直方向の変
化成分を前記描画エリアの垂直方向の最大アドレスと比
較するアドレス比較部と、 前記時間比較部による比較の結果、描画時間の方が短か
ければ次の表示画像の描画開始を指示し、描画時間の方
が長ければ、前記アドレス比較部の比較の結果を参照し
て前記表示アドレスの垂直方向の変化成分が前記描画エ
リアの垂直方向の最大アドレスを越えたとき、 次の表示
画像の描画開始を指示する判断部を有することを特徴と
する画像表示制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4045743A JP2956342B2 (ja) | 1992-03-03 | 1992-03-03 | 画像表示制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4045743A JP2956342B2 (ja) | 1992-03-03 | 1992-03-03 | 画像表示制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05249949A JPH05249949A (ja) | 1993-09-28 |
| JP2956342B2 true JP2956342B2 (ja) | 1999-10-04 |
Family
ID=12727804
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4045743A Expired - Fee Related JP2956342B2 (ja) | 1992-03-03 | 1992-03-03 | 画像表示制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2956342B2 (ja) |
-
1992
- 1992-03-03 JP JP4045743A patent/JP2956342B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05249949A (ja) | 1993-09-28 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |