JP2954821B2 - 磁気カード用制電易接着フィルム - Google Patents

磁気カード用制電易接着フィルム

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気カード用制電易接着
フィルムに関し、更に詳しくは磁気カードに適用した際
に、ハンドリング性が良好でゴミ等の付着が少なく、か
つ磁性層や印刷インキ層との接着性の優れた磁気カード
用制電易接着フィルムに関する。
【0002】
【従来の技術】白色ポリエステルフィルムは、磁気カー
ド用のベースフィルムとして従来より広く使用されてい
る。しかしながら、制電性についての策を講じないフィ
ルムを使用した従来の技術では、表面の帯電によって磁
気カードのハンドリング性が低下したり、ゴミが付着し
やすい欠点を有する。かかる欠点を補うため、磁気カー
ドに制電性を付与する技術が在り、例えばベースフィル
ムに制電剤を配合する技術或いはベースフィルムの表面
に制電性を有する塗膜を積層せしめる技術が知られてい
る。しかしながら、かかる制電性を改良した従来の技術
では、ベースフィルムと磁性塗料や印刷インキとの接着
力が低下し、磁気カードの性能に欠点が生じる。上記の
通り、従来の技術ではベースフィルムと磁性塗料層や印
刷インキ層との接着力が優れ、かつ制電性、特に低湿度
の条件での制電性も優れた磁気カードは得られ難かっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、ベー
スフィルムと磁性塗料層や印刷インキ層との接着力を維
持しながら、磁気カード用として使用した際に表面の帯
電を低減せしめることによりカードのハンドリング性及
びゴミの付着性を改良した制電易接着フィルムを提供す
ることにある。
【0004】
【課題を解決するための具体的手段】本発明者らは、か
かる課題を解決する方法を見いだすべく検討を重ねた結
果、白色ポリエステルフィルムの少なくとも片面に、特
定の組成の塗膜を、特定の厚さで積層させることによ
り、課題を解決できることを見いだし本発明に至ったも
のである。
【0005】すなわち、本発明は、 1. 白色ポリエステルフィルムの少なくとも片面に塗
膜を積層せしめたフィルムにおいて、該塗膜が(A)二
次転移点が40〜95℃のポリエステル20〜60重量
%、(B)自己架橋型アクリル樹脂10〜60重量%及
び(C)分子内に下記(式I)を30モル%以上含む不
飽和モノマーの重合体10〜50重量%からなる成分を
主成分とする水性液を延伸可能な白色ポリエステルフィ
ルムに塗布した後、乾燥、延伸及び熱固定してつくられ
た塗膜であって、該塗膜の厚さが0.5〜2μmである
ことを特徴とする磁気カード用制電易接着フィルム。
【0006】
【化2】
【0007】2. 請求項1に記載の磁気カード用制電
易接着フィルムの塗膜面の少なくとも一部に磁性層を積
層せしめた磁気カード。
【0008】3. 請求項2に記載の磁気カード用制電
易接着フィルムの塗膜面及び/又は磁性層面の少なくと
も一部に印刷インキ層を積層せしめた磁気カード。であ
る。
【0009】本発明に用いる白色ポリエステルフィルム
は、磁気カード用に使用しうる白色のポリエステルフィ
ルムであり、特に、磁気カードとして使用する際に印刷
された情報が裏面からの光により読取り難くなることを
防ぐため光線透過率が10%以下のもの、また印刷面の
白地が黄ばんで見える等色相が悪くなることを防ぐた
め、色相計で測定したカラーLab値が、下記の式II〜
IVの範囲のものが好ましい。
【0010】
【数1】
【0011】本発明の白色ポリエステルフィルムを構成
するポリエステルとしては、テレフタル酸、イソフタル
酸、2,6−ナフタリンジカルボン酸、4,4´−ジフ
ェニルジカルボン酸等のジカルボン酸成分と、エチレン
グリコール、1,4ブタンジオール、1,4シクロヘキ
サンジメタノール、1,6−ヘキサンジオール等のグリ
コール成分とから構成されるポリエステルが好ましく、
特にポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン2,6
−ナフタリンジカルボキシレートが好ましい。また、上
記成分等の共重合ポリエステルであっても良い。
【0012】フィルムを白色とするため及び光線透過率
を低くするために、これらのポリエステルに対して白色
の顔料、染料及び/又はポリエステルに相溶し難く延伸
により微細な空隙を形成せしめる樹脂等(以下「配合
剤」という場合がある)を配合する。かかる配合剤のポ
リエステルに対する配合割合は、フィルムが白色を示
し、光線透過率が10%以上となる範囲である。配合す
る無機顔料としては酸化チタン、酸化珪素、酸化アルミ
ニウム、硫酸バリウム、炭酸カルシウム、カオリン、酸
化亜鉛、酸化錫等が例示される。また、微細な空隙を形
成せしめる樹脂としては、ポリオレフィン樹脂が例示さ
れる。特に、酸化チタンを主体とする配合剤が色相及び
遮光性が優れるため好ましい。
【0013】前記ポリエステルに対して必要に応じて滑
剤等フィルムの特性を向上せしめる有機又は無機の微粒
子を添加しうる。かかる微粒子としては、炭酸カルシウ
ム、酸化チタン、酸化アルミニウム、カオリン、酸化珪
素、酸化亜鉛、カーボンブラック、炭化珪素、酸化錫、
アクリル樹脂粒子、ポリスチレン樹脂粒子、メラミン樹
脂粒子、シリコーン樹脂粒子等を例示しうる。
【0014】前記配合剤又は微粒子以外にも着色剤、帯
電防止剤、酸化防止剤、触媒、蛍光増白剤、フィィラ
ー、ポリエステル以外の樹脂等も任意に添加しうる。
【0015】本発明では、延伸可能な白色ポリエステル
フィルム(以下「原反」という場合がある)に塗膜を構
成する成分を含む水性液(以下「塗布剤」という場合が
ある)を塗布する。塗布剤の構成成分として本発明で
は、(A)ポリエステル、(B)自己架橋型アクリル樹
脂及び(C)不飽和モノマー重合体を用いる。
【0016】本発明の塗膜を構成する成分として用いる
(A)ポリエステルは、テレフタル酸、イソフタル酸、
2,6−ナフタリンジカルボン酸、1,4−シクロヘキ
サンジカルボン酸、4,4´−ジフェニルジカルボン
酸、フェニルインダンジカルボン酸、アジピン酸、セバ
シン酸、5−スルホイソフタル酸、トリメリット酸、ジ
メチロールプロピオン酸等のカルボン酸成分と、エチレ
ングリコール、ジエチレングリコール、ネオペンチレン
グリコール、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサ
ンジオール、1,6−シクロヘキサンジメタノール、グ
リセリン、トリメチロールプロパン、ビスフェノールA
アルキレンオキシド付加物等のヒドロキシ化合物成分と
から構成されるポリエステルであって、水溶液、水分散
液又は乳化液として使用される。
【0017】上記の(A)ポリエステルには、親水性を
付与するために、SO3 Na基、COOH基或いはポリ
エーテル成分を導入することができる。該ポリエステル
の二次転移点(以下「Tg」と記す場合がある)は40
〜95℃であり、特に50〜90℃が好ましい。Tgが
40℃未満ではブロッキングしやすく、95℃を越える
と接着力が低下するので好ましくない。
【0018】本発明の塗膜を構成する成分として用いる
(B)自己架橋型アクリル樹脂は、メタクリル酸メチ
ル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、メタクリル
酸エチル、イタコン酸メチル、アクリル酸、メタクリル
酸、アクリル酸アミン塩、グリシジルメタクリレート、
アクリル酸アンモニウム塩、アクリルアミド、N−メト
キシメチルアクリレート、β−ヒドロキシエチルメタク
リレート等のアクリル系モノマーよりなる共重合体、又
は該アクリル系モノマーと塩化ビニル、スチレン、酢酸
ビニル、アクリルニトリル等の他のモノマーより選ばれ
たモノマーとの共重合体であって、分子内の官能基によ
って架橋し得るモノマー、例えばN−メトキシメチルア
クリルアミド、β−ヒドロキシエチルアクリレート、グ
リシジルアクリレート等によりその一部が自己架橋した
共重合体である。分子内の官能基としては、COOH
基、エポキシ基、メチロール基、アルコキシメチロール
基、水酸基、ブロックイソシアネート基等がある。これ
らは常法で重合され、エマルジョン等の水性液として用
い得る。
【0019】本発明の塗膜を構成する成分として用いる
(C)不飽和モノマー重合体とは、分子内に下記(式
I)を30モル%以上含むの重合体である。
【0020】
【化3】
【0021】スチレンとp−スチレンスルホン酸ソーダ
共重合体或いはアクリル酸エチルとp−スチレンスルホ
ン酸ソーダ共重合体等を例示しうる。
【0022】これら(A)ポリエステル(以下単に
「(A)」という場合がある)、(B)自己架橋型アク
リル樹脂(以下「アクリル樹脂」又は単に「(B)」と
いう場合がある)及び(C)不飽和モノマー重合体(以
下「制電剤」又は単に「(C)」という場合がある)の
量比(重量%比)のうち、(A)は20〜60重量%で
ある。(A)が20重量%未満では接着力が不足し、6
0重量%を越えると制電性が劣る。該量比で(B)は1
0〜60重量%である。(B)が10重量%未満ではイ
ンキ接着性が不足し、60重量%を越えると磁性塗料の
接着性が劣る。該量比で(C)は10〜%50重量%で
ある。(C)が10重量%未満では制電性が不足し、5
0重量%を越えると接着性が劣る。また(C)中のSO
3 Xの割合は30モル%以上である。SO3 Xが30モ
ル%未満では制電性が劣る。
【0023】塗膜を構成する成分として、上記樹脂以外
に他の樹脂、帯電防止剤、有機若しくは無機のフィラ
ー、着色剤、界面活性剤又は紫外線吸収剤等を添加しう
る。
【0024】塗布剤は水溶液、水分散液又は乳化液等任
意の形態で使用される。塗布剤を塗布する延伸可能なフ
ィルムは、未延伸フィルム、一軸延伸フィルム又は二軸
延伸フィルムである。このうちフィルムの押出し方向
(以下「縦方向」という)に一軸延伸(以下「縦延伸」
という)したフィルムが好ましく、この後、フィルムの
押出しと直角方向(以下「横方向」という)の延伸(以
下「横延伸」という)、場合によっては再縦延伸も行い
うる。延伸後のベースフィルム厚さは、25〜270μ
m程度が好ましい。また、原反への塗布剤の塗布は製膜
工程で実施する場合があるため、防災上水性液が好まし
い。
【0025】本発明における塗膜の厚さは0.5〜2μ
mである。塗膜が0.5μm未満では制電性が不足し、
2μmを越えると均一性を失いやすい。
【0026】
【実施例】以下実施例により、本発明を詳述する。尚、
実施例中「部」とあるのは「重量部」を示す。また各特
性値は以下の方法にて測定した。
【0027】1.制電性 ポリエステルフィルムの塗布面を、23℃×50%RH
の雰囲気にて24時間保持した後、振動容量型電位差測
定器(タケダ理研社製・TR−84M型機)にて測定し
た。
【0028】2.接着性 (1)磁性塗料 ポリエステルフィルムの塗布面に、表1の評価用塗料を
マイヤーバーにて乾燥後の厚さが約4μmになるよう塗
布し、100℃で3分間乾燥する。その後60℃で24
時間エージングし、次いで、幅12.7mm,長さ15
0mmのスコッチテープ(3M社製・No.600)を
気泡が入らないようフィルム塗布面に粘着し、この上を
JIS・C2701(1975)記載の手動式荷重ロー
ルでならして密着せしめた後、テープ幅に切り出す。こ
のようにして作成したサンプルのフィルム塗布面と塗料
層との180度剥離した時の接着力を測定した。
【0029】
【表1】
【0030】(2)UVインキ サンプルの非被覆面に厚さ250μmのポリエステルフ
ィルムを接着剤で貼りつける。プライマー被覆面の上に
紫外線硬化型印刷インキ(東京インキ製フラッシュドラ
イFDO紅APN)をRIテスター(明製作所製)によ
り印刷した後、中圧水銀灯(80W/cm、一灯式;日本
電池製)UVキュア装置でキュアリングを行い、厚み
7.0μmのUVインキ層を形成する。このUVインキ
層を爪で引っかき、その欠落の程度を5段階で評価する
(良:5・・・・1:悪)。
【0031】3.光線透過率 村上色彩技術研究所製 HR−100型 ヘーズメータ
ーにより、ASTM・D1003に準じて測定した。
【0032】4.色相 日本電色工業製 SZ−Σ90型 カラーメーターによ
り、JIS−Z−8722に準じて測定した。
【0033】5.二次転移温度 デュポン製 Thermal Analyst 2000型 示差熱量
計にて、20℃/分の昇温速度にて測定した。
【0034】6.固有粘度 オルソクロロフェノール溶媒による溶液の粘度を35℃
にて測定し求めた。
【0035】[実施例1]酸化チタンを10重量%含有
し、固有粘度が0.66のポリエチレンテレフタレート
よりなる未延伸シートを縦方向に3.5倍延伸した後、
2,6−ナフタリンジカルボン酸[60モル%](以下
[ ]内の数値はモル%を示す)・イソフタル酸[3
7]・5−スルホイソフタル酸Na塩[3]とエチレン
グリコール[80]・ネオペンチレングリコール[5]
・ビスフェノールAエチレンオキサイド付加物[15]
よりなる共重合ポリエステル(以下単に「P」という)
(Tg=79℃)35重量%、メタクリル酸メチル[8
0]・アクリル酸エチル[10]・N−メトキシメチル
アクリルアミド[5]・β−ヒドロキシエチルアクリレ
ート[5]共重合体(以下単に「K」という)28重量
%、スチレン[15]・スチレンスルホン酸ソーダ[7
0]・アクリル酸エチル[15]共重合体(以下単に
「H」という)30重量%及びポリオキシエチレンノニ
ルフェニルエーテル7重量%からなる組成の濃度12重
量%の水性液を両面にロールコーターにて塗布した。次
いで、水性液を塗布した該一軸延伸フィルムを乾燥しつ
つ横方向に3.8倍延伸し、更に225℃で熱固定して
厚さ188μm,L値=92.0,a値=0.02,b
値=−2.58の白色フィルムを得た。塗膜厚さは1.
3μmであった。このフィルムの特性を表2に示す。
【0036】[比較例1]実施例1において塗布しない
こと以外は同様にして得たフィルムの特性を表2示す。
【0037】[実施例2〜7]実施例1において塗布剤
の種類と比率及び塗膜厚さを変えること以外は同様にし
て得たフィルムの特性を表2に示す。表2より明らかな
ように、本発明のフィルムは制電性(表面抵抗値)及び
接着性が優れる。
【0038】
【表2】
【0039】[実施例8〜11及び比較例2,3]
(A)ポリエステルの種類を変えた他は実施例1と同様
にしてフィルムを得た。得られたフィルムの特性を表3
に示す。表3より明らかなように本発明のフィルムはブ
ロッキング性及び接着性が優れる。
【0040】
【表3】
【0041】[実施例12〜14及び比較例4,5]
(A)ポリエステル,(B)アクリル樹脂及び(C)制
電剤の比率を変えた他は実施例1と同様にしてフィルム
を得た。得られたフィルムの特性を表4に示す。表4よ
り明らかなように本発明のフィルムは制電性・接着性に
優れる。
【0042】
【表4】
【0043】[実施例15、16及び比較例6,7] (A)ポリエステル,(B)アクリル樹脂及び(C)制
電剤の比率を変えた他は実施例1と同様にしてフィルム
を得た。得られたフィルムの特性を表5に示す。表5よ
り明らかなように本発明のフィルムは制電性・接着性に
優れる。
【0044】
【表5】
【0045】[実施例17〜19及び比較例8,9] (A)ポリエステル,(B)アクリル樹脂及び(C)制
電剤の比率を変えた他は実施例1と同様にしてフィルム
を得た。得られたフィルムの特性を表6に示す。表6よ
り明らかなように本発明のフィルムは制電性・接着性に
優れる。
【0046】
【表6】
【0047】[実施例20、21及び比較例10] (C)制電剤中のSO3 Xの割合を変えた他は実施例
1と同様にしてフィルムを得た。フィルムの特性を表7
に示す。表7より明らかなように本発明のフィルム制電
性・接着性に優れる。
【0048】
【表7】
【0049】 [実施例22、23及び比較例11、12] 塗膜の厚さを変えた他は実施例1と同様にしてフィルム
を得た。フィルムの特性を表8に示す。表8より明らか
なように本発明のフィルムは均一性に優れる。
【0050】
【表8】
【0051】
【発明の効果】本発明のフィルムは、低湿度下でも制電
性を有し、磁気層との接着力が優れており、磁気カード
用フィルムとして好ましいものである。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G11B 5/80 G11B 5/80 // G06K 19/00 G06K 19/00 Z B29K 67:00 B29L 7:00 9:00 C08L 67:00 (56)参考文献 特開 平3−233445(JP,A) 特開 平5−320390(JP,A) 特開 平5−134356(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B32B 1/00 - 35/00 B29C 55/00 - 55/30 C08J 7/04 - 7/06 G11B 5/80 B42D 15/10

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 白色ポリエステルフィルムの少なくとも
    片面に塗膜を積層せしめたフィルムにおいて、該塗膜が
    (A)二次転移点が40〜95℃のポリエステル20〜
    60重量%、(B)自己架橋型アクリル樹脂10〜60
    重量%及び(C)分子内に下記(式I)を30モル%以
    上含む不飽和モノマーの重合体10〜50重量%からな
    る成分を主成分とする水性液を延伸可能な白色ポリエス
    テルフィルムに塗布した後、乾燥、延伸及び熱固定して
    つくられた塗膜であって、該塗膜の厚さが0.5〜2μ
    mであることを特徴とする磁気カード用制電易接着フィ
    ルム。 【化1】
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の磁気カード用制電易接
    着フィルムの塗膜面の少なくとも一部に磁性層を積層せ
    しめた磁気カード。
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