JP2953539B2 - 伸縮性織物の製造方法 - Google Patents

伸縮性織物の製造方法

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JP2953539B2 JP3102098A JP10209891A JP2953539B2 JP 2953539 B2 JP2953539 B2 JP 2953539B2 JP 3102098 A JP3102098 A JP 3102098A JP 10209891 A JP10209891 A JP 10209891A JP 2953539 B2 JP2953539 B2 JP 2953539B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、伸長性及び伸長回復
性、即ち伸縮性に優れた織物を製造する方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来より、織物に優れた伸縮性を付与す
るためには、種々の方法が採用されている。例えば、織
物を構成する糸条として、伸縮性に優れたポリウレタン
系糸条を用いるという方法がある。しかし、このポリウ
レタン系糸条は、ポリウレタン固有の性質として風合い
が硬く、したがって織物の風合が低下する、あるいは織
物のドレープ性が低下するという欠点があった。この欠
点を回避するために、ポリウレタン系糸条とポリエステ
ル系糸条とを併用して織物を製織することも行なわれて
いる。しかしながら、ポリウレタン系糸条とポリエステ
ル系糸条とでは、染色性に差があり、織物を染色する際
に染色加工が複雑になったり、あるいは所望の色彩(多
くの場合濃色)に染色することが困難になるという欠点
があった。
【0003】また、織物を構成する糸条として仮撚加工
糸条を用いて、織物に伸縮性を付与することも行なわれ
ている。仮撚加工糸条には、加撚及び解撚によるトルク
が内在しており、このトルクによって糸条に伸縮性が与
えられている。しかし、このトルクは、織物の伸縮性に
寄与するだけでなく、織物表面のシボに転移しやすいと
いう傾向がある。従って、仮撚加工糸条で構成された織
物は、伸縮性が良好な反面、表面にシボが生じやすいと
いう欠点があった。この欠点を回避するために、織物に
熱処理を施し、仮撚加工糸条中のトルクを減少させるこ
とが行なわれているが、この場合には、シボの発生とい
う欠点は少なくなるものの、本来目的とした伸縮性が低
下するという欠点があった。また、仮撚加工糸条中のト
ルクのバランスを取るために、仮撚の方向としてS撚と
Z撚とを与え、各々を併せて糸条を双糸として、織物を
製織することも行なわれている。しかし、各トルクのバ
ランスが取れているため、織物の伸縮性が不足するとい
う欠点があった。即ち、目的とする15%以上の伸長率、
とりわけ20〜30%の伸長率を得ることは困難であった。
また、伸長回復性も不十分であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このため、ポリウレタ
ン系糸条や仮撚加工糸条の使用せずに、捲縮性繊維で構
成された糸条を使用して、伸縮性織物を得る方法が試み
られている。例えば、潜在捲縮性能を持つ複合繊維で構
成された糸条で織物を製織し、この織物に熱処理して複
合繊維に捲縮を発現させるという方法が試みられてい
る。しかし、一般的に用いられている潜在捲縮性複合繊
維を使用しても、十分な伸縮性を持つ織物を得ることは
できなかった。この理由は、潜在捲縮性複合繊維が糸条
中に密に存在しているため、各複合繊維が互いに干渉し
あって、複合繊維が本来的に有している捲縮性能を十分
に発揮できないこと、及び捲縮発現した複合繊維が本来
的に高い伸縮性を持っていないことにあると考えられ
る。
【0005】そこで、本発明は、ある特定の捲縮性能を
持つ潜在捲縮性複合繊維を使用し、且つ織物中に存在す
る潜在捲縮性複合繊維が十分に捲縮性能を発揮しうるよ
うにして、伸縮性に優れた織物を得ようとするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、沸水30
分処理後の弾性率が70%以上で且つ捲縮率が50%以上の
捲縮性能を有する潜在捲縮性複合型ポリエステル系繊維
で構成された糸条を、経糸及び/又は緯糸として織物を
製織し、次いで該織物にアルカリ減量処理を施して、該
織物を5〜40%減量し、その後該織物に湿熱100℃以上
の温度が30分以上与えられる条件で染色仕上加工を施し
て、該織物を構成している前記潜在捲縮性複合型ポリエ
ステル系繊維に前記捲縮性能を発現させることを特徴と
する伸縮性織物の製造方法に関するものである。
【0007】本発明で使用する糸条は、潜在捲縮性複合
型ポリエステル系繊維で構成されている。即ち、潜在捲
縮性複合型ポリエステル系繊維よりなるモノフィラメン
トが複数集束されてなるマルチフィラメント糸条や、潜
在捲縮性複合型ポリエステル系繊維よりなるステープル
ファイバーが紡績されてなる紡績糸条等の糸条が、本発
明において使用される。また、潜在捲縮性複合型ポリエ
ステル系繊維は、第一成分と、この第一成分とは沸水収
縮率の異なる第二成分とが、組み合わされてなるもので
ある。組み合わせ方は、第一成分と第二成分の沸水収縮
率差によって、繊維にスパイラル状等の捲縮が生じるよ
うにしなければならない。具体的には、サイドバイサイ
ド型や偏心芯鞘型が採用される。
【0008】また、本発明において重要なことは、この
潜在捲縮性複合型ポリエステル系繊維が以下に示すよう
な捲縮性能を持っていなければならないことである。即
ち、沸水30分処理後の弾性率が70%以上で且つ捲縮率が
50%以上でなければならない。ここで、沸水30分処理後
の弾性率とは、次に示す方法で測定されるものである。
即ち、検尺機にて5回かせ取りした潜在捲縮性複合型ポ
リエステル系繊維を、二重にして1/6000(g/D)の荷重を
かけスタンドに吊り、更に1/10(g/D)の荷重をかけ、長
さ(a)を測定する。続いて、1/6000(g/D)の荷重をか
けたまま30分間放置し、次いでこの状態を維持したまま
沸水中に入れ30分間処理する。その後、30分間風乾し、
1/500(g/D)の荷重をかけ、長さ(b)を測定する。次
に、1/500(g/D)の荷重をはずした後、1/20(g/D)の荷重を
かけて、その長さ(c)を測定する。さらに、1/20(g/
D)の荷重をはずし、再び1/500(g/D)の荷重をかけ、その
長さ(d)を測定する。そして、次の式によって弾性率
を求めるのである。即ち、弾性率(%)=[(c−d)
/(c−b)]×100である。また、沸水30分処理後の
捲縮率は、上記で求めた長さを用いて、次の式によって
求められるものである。即ち、捲縮率(%)=[(c−
b)/c]×100である。本発明において、潜在捲縮性
複合型ポリエステル系繊維の沸水30分処理後の弾性率が
70%未満の場合には、捲縮発現後のポリエステル系繊維
の伸長回復性が低く、したがって得られる織物の伸長回
復性も低く、織物に良好な伸縮性を付与しにくくなる。
また、潜在捲縮性複合型ポリエステル系繊維の沸水30分
処理後の捲縮率が50%未満の場合には、捲縮発現後のポ
リエステル系繊維の伸長性が乏しく、したがって得られ
る織物の伸長性も乏しく、織物に良好な伸縮性を付与し
にくくなる。
【0009】上記したような捲縮性能を持つ潜在捲縮性
複合型ポリエステル系繊維としては、一般的に、極限粘
度[η]の高いポリエステル系第一成分と、極限粘度の
低いポリエステル系第二成分とが、サイドバイサイド型
に接合されたポリエステル系繊維が用いられる。具体的
には、極限粘度[η]が0.75以上のポリエステル系第一
成分と、極限粘度[η]が0.50以下の第二成分とが、サ
イドバイサイド型に接合されたポリエステル系繊維が好
適に使用しうる。極限粘度[η]が0.75以上のポリエス
テル系第一成分は、例えば、構造単位の85モル%以上が
ポリエチレンテレフタレートであり、他の15モル%以下
が他のポリエステルである重合体を使用して得ることが
できる。また、極限粘度[η]が0.50以下の第二成分
は、例えば、構造単位の95モル%がポリエチレンテレフ
タレートである重合体を使用して得ることができる。な
お、ここで言う極限粘度[η]は、20℃のフェノールと
テトラクロロエタンとの等重量混合溶媒中で測定したも
のである。
【0010】潜在捲縮性複合型ポリエステル系繊維で構
成された糸条を、経糸若しくは緯糸のいずれか一方に使
用して、又は経糸及び緯糸の両方に使用して、織物を製
織する。織組織としては、従来公知の任意の織組織を採
用することができる。糸条としてマルチフィラメント糸
条を使用する際には、無撚糸条でも有撚糸条であっても
よい。しかし、高い伸長回復性を得ようとする場合に
は、有撚糸条を用いるのが好ましく、特に1000T/M以上
の撚をかけるのが好ましい。
【0011】このようにして得られた織物に、アルカリ
減量処理を施す。アルカリ減量処理は、従来公知の方法
を適宜採用することができる。また、アルカリ減量処理
の前に、リラックス精練や必要に応じプレセットを行な
うことが望ましい。有撚マルチフィラメント糸条よりな
る織物の場合には、リラックス処理の際に、ワッシャ等
を使用するのが、一般的である。このアルカリ減量処理
において、織物の減量率を5〜40%とする。減量率が5
%未満の場合には、糸条を構成する潜在捲縮性複合型ポ
リエステル系繊維間に十分な空隙が形成されず、後にお
ける捲縮発現の際に、潜在捲縮性複合型ポリエステル系
繊維同士が干渉して、十分な捲縮性能を発揮できないの
で、好ましくない。また、減量率が40%を超えると、得
られる織物の強度が低下し、実用的でない憾みがある。
【0012】アルカリ減量処理を施した後、染色仕上加
工を施す。染色仕上加工は、従来公知の一般的な条件で
行なえばよい。但し、染色仕上加工時において、少なく
とも湿熱100℃以上の温度が30分以上、織物に与えられ
なければならない。即ち、本発明で使用する潜在捲縮性
複合型ポリエステル系繊維は、沸水30処理後において所
定の弾性率及び捲縮率を示すものであるから、織物に湿
熱100℃以上の温度が30分以上与えられなければ、潜在
捲縮性複合型ポリエステル系繊維が十分に捲縮発現せ
ず、所定の弾性率及び捲縮率が得られないのである。ま
た、この染色仕上加工は、液流染色機等を使用し、でき
るだけ低張力で行なうことが好ましい。織物に高張力が
付与されると、捲縮発現が阻害されたり、あるいは発現
した捲縮が消失する恐れがあるからである。なお、仕上
加工の際に、織物の物性,風合,堅牢度等に悪影響がで
ない範囲で、織物に弾性剤等を付与して、織物の品位を
向上させることも好ましいことである。
【0013】
【実施例】実施例1 極限粘度[η]0.76のポリエステル系第一成分(12モル
%のイソフタル酸成分と88モル%のテレフタル酸成分と
ジエチレングリコール等のジオール成分とよりなるポリ
エステル)と極限粘度[η]0.49のポリエステル系第二
成分とを用いて、溶融複合紡糸法でサイドバイサイド型
の潜在捲縮性複合型ポリエステル系繊維(フィラメン
ト)を得た。この潜在捲縮性複合型ポリエステル系繊維
の沸水30分処理後の弾性率は80%であり、沸水30分処理
後の捲縮率は69.5%であった。そして、このフィラメン
トを集束して、50デニール/12フィラメントのマルチフ
ィラメント糸条を得た。
【0014】このマルチフィラメント糸条を経糸及び緯
糸に使用して、経糸密度110本/吋,緯糸密度80本/吋
のタフタを製織した。このタフタを、苛性ソーダ1g/l
及び界面活性剤1g/lを併用した溶液を用いて、株式会
社日阪製作所製のサーキュラー液流染色機で、湿熱80
℃,時間20分間の条件でリラックス精練を行ない、乾燥
した。次いで、市金工業社株式会社製のテンターにて、
経及び緯共に張力をかけずに、乾熱180℃,時間20秒の
条件でプレセットを行なった。次いで、つりねり法によ
るアルカリ減量処理を施して、このタフタを21%減量し
た。
【0015】この後、下記組成の分散染料液を使用し、
株式会社日阪製作所製のサーキュラー液流染色機を用い
て、湿熱130℃,時間30分間の条件で染色加工を施し
た。 記 Dianix Navyblue BG-SE(三菱化成株式会社製分散染料) 3.0%o.w.f サンソルトRZ-8(日華化学株式会社製) 0.5g/l 酢酸(48%) 0.2cc/l その後、ビスノールP-70(一方社油脂工業株式会社製の
一浴還元洗浄剤)5g/lを使用して、湿熱80℃,時間20
分の条件で還元洗浄を行なった後、乾燥した。次いで、
市金工業社株式会社製のヒートセッターを用いて、経緯
共に張力をかけずに、乾熱170℃,時間20秒の条件で仕
上セットを行ない、無地染伸縮性織物を得た。この伸縮
性織物の伸長率及び伸長回復率は、表1に示すとおりで
あり、良好な伸縮性を示した。また、風合も良好なもの
であった。
【表1】
【0016】比較例1 極限粘度[η]0.65のポリエステル系第一成分と極限粘
度[η]0.49のポリエステル系第二成分と用いて、溶融
複合紡糸法でサイドバイサイド型の潜在捲縮性複合型ポ
リエステル系繊維(フィラメント)を得た。この潜在捲
縮性複合型ポリエステル系繊維の沸水30分処理後の弾性
率は62%であり、沸水30分処理後の捲縮率は42%であっ
た。そして、このフィラメントを集束して、50デニール
/12フィラメントのマルチフィラメント糸条を得た。こ
のマルチフィラメント糸条を用いて、その後は実施例1
と同様に処理して無地染織物を得た。この織物は、表1
に示すとおり、伸縮性が十分でなかった。
【0017】実施例2 実施例1で用いたのと同様のマルチフィラメント糸条
に、S/Z 2000T/Mの強撚をかけた糸条を経糸及び緯糸
に使用して、経糸密度110本/吋,緯糸密度80本/吋の
ジョーゼットを製織した。このジョーゼットを、キャリ
ア1g/lを併用して、湿熱97℃,時間20分の条件で、ワ
ッシャーによりリラックス処理を行なった。続いて、苛
性ソーダ1g/l及び界面活性剤1g/lを併用した溶液を用
いて、株式会社日阪製作所製のサーキュラー液流染色機
で、湿熱80℃,時間20分間の条件で精練を行ない、乾燥
した。プレセット以降は、実施例1と同様の条件で処理
を施して、無地染伸縮性織物を得た。この伸縮性織物の
伸長率及び伸長回復率は、表1に示すとおりであり、良
好な伸縮性を示した。また、風合も良好なものであっ
た。
【0018】比較例2 比較例1で用いたのと同様のマルチフィラメント糸条に
S/Z 2000T/Mの強撚をかけた以外は、実施例2と同様
の方法で無地染織物を得た。この織物は、表1に示すと
おり、伸縮性が十分でなかった。
【0019】比較例3 アルカリ減量処理を省略した以外は、実施例2と同様の
方法で無地染織物を得た。この織物は、表1に示すとお
り、伸長回復性は認められるが、伸長率が低く、したが
って良好な伸縮性を示すものではなかった。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る伸縮
性織物の製造方法は、ある特定の高弾性率及び高捲縮率
を示す捲縮性能を有する潜在捲縮性複合型ポリエステル
系繊維で構成された糸条を用いて、織物を製織し、その
後潜在捲縮性複合型ポリエステル系繊維に上記の捲縮性
能を発現させるという方法である。従って、織物を構成
するポリエステル系繊維が高弾性率及び高捲縮率を示
し、ひいては織物も高弾性率及び高捲縮率を示す。依っ
て、この織物は高伸長性及び高伸長回復性を示し、伸縮
性に優れるという効果を奏するものである。
【0021】また、本発明においては、捲縮発現前に、
織物にアルカリ減量処理を施して、潜在捲縮性複合型ポ
リエステル系繊維間に空隙を形成させるものである。従
って、その空隙の存在によって、捲縮発現時に良好に捲
縮が発現することになる。即ち、その空隙の存在によっ
て、捲縮発現時に隣合う潜在捲縮性複合型ポリエステル
系繊維同士で干渉しにくくなるのである。依って、潜在
捲縮性複合型ポリエステル系繊維が持つ捲縮性能を阻害
することなく、十分に発揮することができ、得られた織
物に高伸長性及び高伸長回復性を与えることができると
いう効果を奏するものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 阿部 和憲 京都府宇治市宇治小桜23ユニチカ株式会 社中央研究所内 (56)参考文献 特開 昭61−97465(JP,A) 特開 昭53−130363(JP,A) 特開 昭50−25866(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) D06M 11/38 D03D 15/00 - 15/08

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 沸水30分処理後の弾性率が70%以上で且
    つ捲縮率が50%以上の捲縮性能を有する潜在捲縮性複合
    型ポリエステル系繊維で構成された糸条を、経糸及び/
    又は緯糸として織物を製織し、次いで該織物にアルカリ
    減量処理を施して、該織物を5〜40%減量し、その後該
    織物に湿熱100℃以上の温度が30分以上与えられる条件
    で染色仕上加工を施して、該織物を構成している前記潜
    在捲縮性複合型ポリエステル系繊維に前記捲縮性能を発
    現させることを特徴とする伸縮性織物の製造方法。
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