JP2952474B2 - 車両用補助台車 - Google Patents

車両用補助台車

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JP2952474B2
JP2952474B2 JP4529997A JP4529997A JP2952474B2 JP 2952474 B2 JP2952474 B2 JP 2952474B2 JP 4529997 A JP4529997 A JP 4529997A JP 4529997 A JP4529997 A JP 4529997A JP 2952474 B2 JP2952474 B2 JP 2952474B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用補助台車に関
し、特に、大型トラックなどの大型車両に利用して有効
な車両用補助台車に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、住宅建設地などで、プレハブ用ブ
ロックなどの資材やブルドーザなどの建設機械を運搬す
る大型トラックが、道幅の広い道路と道幅の狭い道路が
交差する十字路や丁字路などで、道幅の広い道路から道
幅の狭い道路に侵入する場合、大きな車体が周辺の建物
などに接触しないように、運転手は何回も前後動を繰り
返して道幅の狭い道路に侵入するようにしていた。特
に、大型トラックは後輪を操舵できないため、旋回半径
が大きくなり、道幅の狭い道路に侵入することは困難を
極めていた。また、どうしても侵入できない場合は、侵
入地点の手前に大型トラックを停止させて、小型クレー
ン車やフォークリフトなどを利用して、資材を小型トラ
ックに移しかえるなどして運搬するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、大型ト
ラックの運転手が何回も前後動を繰り返して通行する場
合は、他の通行車両の通行の妨げになると共に、車両の
監視員の指示が必要であり、作業遂行上の多大な弊害と
なっている。また、大型トラックがどうしても侵入でき
ない場合は、侵入しようとする道路の手前に車両を停止
させてその後の作業をしなければならないため、作業時
間が延びると共に、作業監視員が必要であるため余計な
コスト負担を考慮する必要がある。本発明は、大型トラ
ックが、道幅の広い道路と道幅の狭い道路が交差する十
字路や丁字路などで、道幅の広い道路から道幅の狭い道
路に侵入しようとする場合、道幅の狭い道路に簡単に侵
入できるように、大型トラックを誘導することができる
装置、特に、大型トラックに備え付けておいて適宜利用
できる車両用補助台車を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、駆動ローラ及び接地ローラ
の配設部位に開口部を有するフレーム部と、一端を前記
フレーム部の少なくとも前部に蝶番を介して折畳自在に
連結したスロープ部と、前記フレーム部の上面の開口部
より突出するように左右方向の駆動ローラ軸を介して支
持された少なくとも前後一対の駆動ローラと、前記フレ
ーム部の下面の開口部より突出するように前後方向の接
地ローラ軸を介して支持された少なくとも左右一対の接
地ローラと、前記駆動ローラから前記接地ローラに駆動
力を伝達する駆動力伝達手段と、前記駆動ローラ軸の一
端部に配設したストッパ手段とから構成した車両用補助
台車において、前記スロープ部の上面に、前記スロープ
部を前記フレーム部上に重ねた際、前記駆動ローラが収
納される凹部または前記フレーム部の上面部が収納され
る凹部を形成したことを特徴としている。
【0005】また、上記目的を達成するために、請求項
2記載の発明は、大型車両の車輪載置部を形成した上面
部及び接地ローラの配設部位に開口部を形成した下面部
を有するフレーム部と、一端を前記フレーム部の少なく
とも前部に蝶番を介して折畳自在に連結したスロープ部
と、前記フレーム部の下面の開口部より突出するように
前後方向の接地ローラ軸を介して支持された少なくとも
左右一対の接地ローラと、前記接地ローラに駆動力を伝
達する駆動力伝達手段と、前記駆動力伝達手段を駆動す
るモータとから構成した車両用補助台車において、前記
スロープ部の上面に、前記スロープ部を前記フレーム部
上に重ねた際、前記フレーム部の上面部が収納される凹
部を形成したことを特徴としている。
【0006】更に、上記目的を達成するために、請求項
3記載の発明は、駆動ローラ及び接地ローラの配設部位
に開口部を有するフレーム部と、一端を前記フレーム部
の少なくとも前部にバネ部材を介して連結したスロープ
部と、前記フレーム部の上面の開口部より突出するよう
に左右方向の駆動ローラ軸を介して支持された少なくと
も前後一対の駆動ローラと、前記フレーム部の下面の開
口部より突出するように前後方向の接地ローラ軸を介し
て支持された少なくとも左右一対の接地ローラと、前記
駆動ローラから前記接地ローラに駆動力を伝達する駆動
力伝達手段と、前記駆動ローラ軸の一端部に配設したス
トッパ手段とから構成した車両用補助台車において、前
記駆動ローラ上に大型車両の駆動輪が載置された時に、
該駆動輪により下方に押される位置に前記スロープ部と
連結された補助ローラを設けたことを特徴としている。
【0007】更にまた、上記目的を達成するために、請
求項4記載の発明は、大型車両の車輪載置部を形成した
上面部及び接地ローラの配設部位に開口部を形成した下
面部を有するフレーム部と、一端を前記フレーム部の少
なくとも前部にバネ部材を介して連結したスロープ部
と、前記フレーム部の下面の開口部より突出するように
前後方向の接地ローラ軸を介して支持された少なくとも
左右一対の接地ローラと、前記接地ローラに駆動力を伝
達する駆動力伝達手段と、前記駆動力伝達手段を駆動す
るモータとから構成した車両用補助台車において、前記
車輪載置部上に大型車両の車輪が載置された時に、該車
輪により下方に押される位置に前記スロープ部と連結さ
れた補助ローラを設けたことを特徴としている。
【0008】更にまた、上記目的を達成するために、請
求項5記載の発明は、大型車両の車輪載置部を形成した
上面部及び接地ローラの配設部位に開口部を形成した下
面部を有するフレーム部と、一端を前記フレーム部の少
なくとも前部に連結したスロープ部と、前記フレーム部
の下面の開口部より突出するように前後方向の接地ロー
ラ軸を介して支持された少なくとも左右一対の接地ロー
ラと、前記接地ローラに駆動力を伝達する駆動力伝達手
段と、前記駆動力伝達手段を駆動するモータとから構成
した車両用補助台車において、前記大型車両の車輪載置
部を形成した上面部を、大型車両の複数の車輪の内いず
れかの車輪を載置するターンテーブルで構成したことを
特徴としている。
【0009】ここで、駆動ローラまたは接地ローラは、
請求項記載の発明のように、スチール製としたり、ま
た、請求項記載の発明のように、駆動ローラまたは接
地ローラに、ゴムライニングを施すことを特徴としてい
る。
【0010】
【作用】本発明の請求項1及び請求項3記載の車両用補
助台車においては、ストッパ手段を外しておいてから、
大型トラックの駆動輪を車両用補助台車に乗り上げるよ
うにセットし、大型トラックの駆動輪の動力を駆動ロー
ラに伝達すると、駆動力伝達手段を介して駆動ローラか
ら接地ローラへ大型トラックの駆動輪の動力が伝達さ
れ、その結果、車両用補助台車の接地ローラが左右動す
ることにより大型トラックの車体後部を大きく左右に移
動させて、大型トラックの旋回動作をサポートする。そ
して、大型トラックの旋回動作終了後、車両用補助台車
から大型トラックの駆動輪を降ろす場合は、ストッパ手
段を掛けてから大型トラックを移動させると、駆動ロー
ラが回転しないため車両用補助台車はその場に止まって
おり、大型トラックを車両用補助台車から楽に降ろすこ
とができる。
【0011】また、本発明の請求項2、請求項4及び請
求項5記載の車両用補助台車においては、車両用補助台
車自体の動力により、請求項1及び請求項3記載の車両
用補助台車と同様に、大型トラックの旋回動作をサポー
トする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の態様を図に
したがって説明する。図1〜図3において、車両用補助
台車は、駆動ローラ3及び接地ローラ4の配設部位に開
口部を有する枠状のフレーム部1、該フレーム部1の少
なくとも前部に連結したスロープ部2を基本的構成と
し、前記フレーム部1には、フレーム部1の上面の開口
部より突出するように配置された前後一対の駆動ローラ
3が、フレーム部1の左右の枠部に固着された軸受10
に、駆動ローラ軸7を介して回転自在に支持されてお
り、また、フレーム部1の下面の開口部より突出するよ
うに配置された左右一対の接地ローラ4が、前記駆動ロ
ーラ3に直交するように、フレーム部1の前後の枠部に
固着された軸受11に、接地ローラ軸8を介して回転自
在に支持されている。なお、駆動ローラ及び接地ローラ
は、各々一対設けているが、これ以上設けることも可能
である。
【0013】ここで、スロープ部2には、その上面に滑
り止め加工が施されており、また、駆動ローラ3及び接
地ローラ4は、スチール製であるが、必要に応じてロー
ラ面にゴムライニングを施してもよい。 更に、前方側
の駆動ローラ軸7には、その左端にウオーム5が、ま
た、左側の接地ローラ軸8には、その前端にウオームホ
イール6が、それぞれ取り付けられており、ウオーム5
とウオームホイール6が噛み合うことにより、駆動力伝
達手段としてのウオームギアを構成している。また、フ
レーム部外面より突出した前方側の駆動ローラ軸7の端
部には、ストッパ手段としてのラチェット機構9が設け
られている。なお、フレーム部及びスロープ部は、アル
ミ材などで構成されている。
【0014】次にこの実施の形態の作動について説明す
る。この実施の態様における車両用補助台車において
は、以上のように構成することにより、十字路や丁字路
などで、侵入しようとする道路の道幅が狭いために大型
トラックが侵入しにくい時は、大型トラックに備えてお
いた一対の車両用補助台車(通常、大型トラックには、
2台以上の車両用補助台車を装備しておく。)を、図3
に示すように(図3には、駆動輪のみ示した)、ラチェ
ット機構9が作動状態の車両用補助台車に大型トラック
の駆動輪を乗り上げるようにセットした後、ラチェット
機構9を不作動の状態にし、大型トラックの駆動輪の回
転力を駆動ローラ3に伝達しながら、大型トラックの運
転者が大型トラックを前後動させることにより、駆動ロ
ーラ3の回転がウオームギア5、6を介して接地ローラ
4に伝達され、接地ローラ4の回転により、車両用補助
台車が左右動することにより大型トラックの後部を大き
く左右に移動させて、大型トラックの旋回動作をサポー
トする。この実施の態様の車両用補助台車を使用して旋
回する場合は、大型トラックの通常の旋回半径よりも、
より小さな旋回半径で旋回できるため、道幅の狭い道路
にも簡単に侵入できることとなる。
【0015】本発明の別の実施の態様を、図4及び図5
にしたがって説明する。図1ないし図3と同じ符号は、
同じ部材を示す。図4及び図5に示すように、スロープ
部2を、フレーム部1の前後両端に、蝶番12を介して
折り畳み自在に取り付ける。この場合、先に折り畳まれ
る方のスロープ部2に、駆動ローラ3の形状に合致した
凹部13を設けることにより、フレーム部1上にスロー
プ部2を重ねた際、前記凹部13に駆動ローラ部3が収
納されるため、車両用補助台車自体がコンパクトにな
る。
【0016】なお、スロープ部をフレーム部の外形形状
より大きめに形成すると共に蝶番の位置を少し下げた位
置に設け、前記スロープ部にフレーム部の外形形状に合
致した凹部を形成しておくと、フレーム部上にスロープ
部を重ねた際、前記凹部にフレーム部全体が収納される
ようになるため、車両用補助台車をよりコンパクトに構
成できる。また、スロープ部をフレーム部に取り付ける
別の実施の形態として、スロープ部に設けたフック状の
連結金具をフレーム部の枠部に嵌合させることにより、
フレーム部とスロープ部を別体に構成することもでき
る。
【0017】本発明の更に別の実施の態様を、図6にし
たがって説明する。図1ないし図5と同じ符号は、同じ
部材を示す。図6に示す車両用補助台車においては、図
1ないし図5の車両用補助台車に比して、フレーム部1
の開口部の形状、フレーム部1とスロープ部2との連結
部の構成、駆動ローラ3の形状、駆動ローラ3及び接地
ローラ4の配置構成、並びに駆動力伝達手段の構成が相
違している。
【0018】まず、フレーム部1には、駆動ローラ3及
び補助ローラ28が見えるような開口部20を形成して
いる。また、フレーム部1とスロープ部2との連結部を
バネ部材30を介して連結している。ここで、補助ロー
ラ28は、駆動ローラ3に大型トラックの車輪が載置さ
れた時、該車輪により下方に押される位置に設けられて
おり、該補助ローラ28が連結機構29を介してスロー
プ部2と連結されている。また、駆動ローラ3は、中央
部を小径部とした鼓形状に形成されている。そして、接
地ローラ4は、駆動ローラ3より外側に配置されてい
る。更に、駆動力伝達手段は、ウオームギア(図6は、
ウオーム5のみを図示した)とチェーン駆動手段とを併
用し、ここで、チェーン駆動手段は、スプロケット2
1、22、24、25、チェーン23、26、回転軸2
7から構成されており、駆動ローラ3の駆動力を左右両
側の接地ローラ4に伝達するようにしている。
【0019】この実施の態様では、補助ローラ28を介
してスロープ部2が若干上方に押し上げられるようにな
っているため、スロープ部2と地面との間隔が拡がり、
車両用補助台車をより円滑に操作できることとなる。ま
た、駆動ローラ3を鼓形に形成することにより、大型ト
ラックの車輪の座りが良くなると共に、接地ローラ4
は、駆動ローラ3より外側に配置されているため、車両
用補助台車の安定性が向上することとなる。更に、駆動
力伝達手段は、ウオームギアとチェーン駆動手段とを併
用して、駆動ローラ3の駆動力を左右両側の接地ローラ
4に伝達するようにしているため、車両用補助台車をよ
り確実に移動させることができる。
【0020】本発明の更に別の実施の態様を、図7にし
たがって説明する。図1ないし図6と同じ符号は、同じ
部材を示す。図7に示す車両用補助台車においては、図
1ないし図6の車両用補助台車、特に、図6の車両用補
助台車に比して、駆動源及び駆動力伝達手段の構成が相
違している。まず、駆動源はモータ37で構成されてお
り、また、駆動力伝達手段は、チェーン駆動手段、即
ち、スプロケット24、25、31、32、34、3
5、チェーン26、33、36、回転軸27から構成さ
れている。この実施の態様では、モータ37の動力によ
り、チェーン駆動手段を介して接地ローラ4を直接駆動
するようにしているため、駆動ローラ3は特に必要とし
ない。そこで、駆動ローラを設けるかわりに、フレーム
部の上面部を、単に、大型トラックの車輪の形状をした
凹部に形成したり、または、フレーム部の上面にターン
テーブルを設置することもできる。
【0021】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したので、下
記のような効果を有する。請求項1記載の車両用補助台
車においては、十字路や丁字路などで、侵入しようとす
る道路の道幅が狭いために大型トラックが侵入しにくい
時は、大型トラックに備えておいた車両用補助台車を、
大型トラックの駆動輪が車両用補助台車に乗り上げるよ
うにセットしてから、大型トラックの駆動輪の動力を駆
動ローラに伝達しながら、運転者が大型トラックを前後
動させることにより、車両用補助台車の接地ローラが左
右動することにより大型トラックの後部を大きく左右に
移動させて、大型トラックの旋回動作をサポートする。
特に、本発明では、大型トラックの駆動輪の動力をその
まま利用できるので、駆動伝達手段の構成を簡単にでき
る。また、本発明の車両用補助台車を使用して旋回する
場合は、大型トラックの通常の旋回半径よりも、より小
さな旋回半径で旋回できるため、道幅の狭い道路にも簡
単に侵入できることとなる。また、スロープ部を蝶番を
介してフレーム部に折畳自在に連結して、スロープ部を
フレーム部上に重ねた際、スロープ部の上面に、駆動ロ
ーラが収納される凹部または前記フレーム部の上面部が
取納される凹部を形成することにより、車両用補助台車
を大型トラックに備付けておく場合、車両用補助台車を
コンパクトに折りたたむことができ、設置スペースを節
約できると共に、その取扱も簡単になる
【0022】本発明の請求項2記載の車両用補助台車に
おいては、車両用補助台車自体の動力により、請求項1
記載の車両用補助台車と同様に、大型トラックの旋回動
作をサポートすることができる。特に、本発明では、フ
レーム部の上面には大型トラックの車輪を乗せるだけな
ので、フレーム部の上面部の構造に変化を持たせること
ができる。また、駆動ローラと接地ローラとの駆動力伝
達手段を必要としないため、駆動力伝達手段の構成も簡
単にできる。更に、スロープ部を蝶番を介してフレーム
部に折畳自在に連結して、スロープ部をフレーム部上に
重ねた際、スロープ部の上面に、前記フレーム部の上面
部が収納される凹部を形成することにより、車両用補助
台車を大型トラックに備付けておく場合、車両用補助台
車をコンパクトに折りたたむことができ、設置スペース
を節約できると共に、その取扱も簡単になる
【0023】本発明の請求項3記載の車両用補助台車に
おいては、請求項1記載の車両用補助台車と同様に、大
型トラックなどの大型車両の駆動輪の動力により大型ト
ラックの旋回動作をサポートすることができるまた、
本発明の請求項4記載の車両用補助台車においては、請
求項2記載の車両用補助台車と同様に、車両用補助台車
自体の動力により大型トラックの旋回動作をサポートす
ることができる更に、請求項3及び請求項4記載の発
明では、スロープ部をバネ材を介してフレーム部に連結
することにより、フレーム部に対してスロープ部を揺動
させて、スロープ部と地面との間の間隔を適正に調整す
ることができる。また、この際、大型トラックなどの大
型車両の車輪により下方に押される補助ローラをスロー
プ部と連結することにより、車両用補助台車の使用時
に、スロープ部と地面との間隔が拡がり、車両補助台車
をより円滑に操作することができる
【0024】本発明の請求項5記載の車両用補助台車に
おいては、請求項2及び請求項4記載の車両用補助台車
と同様に、車両用補助台車自体の動力により大型トラッ
クの旋回動作をサポートすることができるまた、大型
車両の車輪載置部を形成した上面部を、大型車両の複数
の車輪の内いずれかを載置するターンテーブルで構成し
たことにより、大型車両の旋回操作をより円滑にサポー
トすることができると共にフレーム部の上面部の構造に
変化を持たせることができる
【0025】また、請求項記載の発明のように、駆動
ローラ及び接地ローラをスチール製とすることにより、
駆動ローラ及び接地ローラ自体の耐久性、惹いては、車
両用補助台車自体の耐久性も向上させることができる。
そして、請求項記載の発明のように、駆動ローラ及び
接地ローラに、ゴムライニングを施すことにより、駆動
ローラ及び接地ローラ自体を保護できると共に、地面と
の間に適当な摩擦力を保持できるため、車両用補助台車
の耐久性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる車両用補助台車の
概略平面図を示す。
【図2】図1のA−A方向から見た概略側面図を示す。
【図3】図1のB−B方向から見た概略断面図を示す。
【図4】本発明の他の実施の形態にかかる車両用補助台
車の概略平面図を示す。
【図5】図4のA−A方向から見た概略側面図を示す。
【図6】本発明の更に他の実施の形態にかかる車両用補
助台車の概略平面図を示す。
【図7】本発明の更なる他の実施の形態にかかる車両用
補助台車の概略平面図を示す。
【符号の説明】
1 フレーム部 2 スロープ部 3 駆動ローラ 4 接地ローラ 5 ウオーム 6 ウオームホイール 7 駆動ローラ軸 8 接地ローラ軸 9 ラチェット機構 10、11 軸受 12 蝶番 13 凹部 20 開口部 21、22、24、25、31、32、34、35 ス
プロケット 23、26、33、36 チェーン 27 回転軸 28 補助ローラ 29 連結機構 37 モータ

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動ローラ及び接地ローラの配設部位に
    開口部を有するフレーム部と、一端を前記フレーム部の
    少なくとも前部に蝶番を介して折畳自在に連結したスロ
    ープ部と、前記フレーム部の上面の開口部より突出する
    ように左右方向の駆動ローラ軸を介して支持された少な
    くとも前後一対の駆動ローラと、前記フレーム部の下面
    の開口部より突出するように前後方向の接地ローラ軸を
    介して支持された少なくとも左右一対の接地ローラと、
    前記駆動ローラから前記接地ローラに駆動力を伝達する
    駆動力伝達手段と、前記駆動ローラ軸の一端部に配設し
    たストッパ手段とから構成した車両用補助台車におい
    て、 前記スロープ部の上面に、前記スロープ部を前記フレー
    ム部上に重ねた際、前記駆動ローラが収納される凹部ま
    たは前記フレーム部の上面部が収納される凹部を形成
    たことを特徴とする車両用補助台車。
  2. 【請求項2】 大型車両の車輪載置部を形成した上面部
    及び接地ローラの配設部位に開口部を形成した下面部を
    有するフレーム部と、一端を前記フレーム部の少なくと
    も前部に蝶番を介して折畳自在に連結したスロープ部
    と、前記フレーム部の下面の開口部より突出するように
    前後方向の接地ローラ軸を介して支持された少なくとも
    左右一対の接地ローラと、前記接地ローラに駆動力を伝
    達する駆動力伝達手段と、前記駆動力伝達手段を駆動す
    るモータとから構成した車両用補助台車において、 前記スロープ部の上面に、前記スロープ部を前記フレー
    ム部上に重ねた際、前記フレーム部の上面部が収納され
    る凹部を形成 したことを特徴とする車両用補助台車。
  3. 【請求項3】 駆動ローラ及び接地ローラの配設部位に
    開口部を有するフレーム部と、一端を前記フレーム部の
    少なくとも前部にバネ部材を介して連結したスロープ部
    と、前記フレーム部の上面の開口部より突出するように
    左右方向の駆動ローラ軸を介して支持された少なくとも
    前後一対の駆動ローラと、前記フレーム部の下面の開口
    部より突出するように前後方向の接地ローラ軸を介して
    支持された少なくとも左右一対の接地ローラと、前記駆
    動ローラから前記接地ローラに駆動力を伝達する駆動力
    伝達手段と、前記駆動ローラ軸の一端部に配設したスト
    ッパ手段とから構成した車両用補助台車において、 前記駆動ローラ上に大型車両の駆動輪が載置された時
    に、該駆動輪により下方に押される位置に前記スロープ
    部と連結された補助ローラを設けた ことを特徴とする車
    両用補助台車。
  4. 【請求項4】 大型車両の車輪載置部を形成した上面部
    及び接地ローラの配設部位に開口部を形成した下面部を
    有するフレーム部と、一端を前記フレーム部の少なくと
    も前部にバネ部材を介して連結したスロープ部と、前記
    フレーム部の下面の開口部より突出するように前後方向
    の接地ローラ軸を介して支持された少なくとも左右一対
    の接地ローラと、前記接地ローラに駆動力を伝達する駆
    動力伝達手段と、前記駆動力伝達手段を駆動するモータ
    とから構成した車両用補助台車において、 前記車輪載置部上に大型車両の車輪が載置された時に、
    該車輪により下方に押される位置に前記スロープ部と連
    結された補助ローラを設けた ことを特徴とする車両用補
    助台車。
  5. 【請求項5】 大型車両の車輪載置部を形成した上面部
    及び接地ローラの配設部位に開口部を形成した下面部を
    有するフレーム部と、一端を前記フレーム部の少なくと
    も前部に連結したスロープ部と、前記フレーム部の下面
    の開口部より突出するように前後方向の接地ローラ軸を
    介して支持された少なくとも左右一対の接地ローラと、
    前記接地ローラに駆動力を伝達する駆動力伝達手段と、
    前記駆動力伝達手段を駆動するモータとから構成した
    両用補助台車において、 前記大型車両の車輪載置部を形成した上面部を、大型車
    両の複数の車輪の内いずれかの車輪を載置するターンテ
    ーブルで構成した ことを特徴とする車両用補助台車。
  6. 【請求項6】 前記駆動ローラまたは接地ローラをスチ
    ール製としたことを特徴とする請求項1〜請求項5のい
    ずれかに記載の車両用補助台車。
  7. 【請求項7】 前記駆動ローラまたは接地ローラに、ゴ
    ムライニングを施したことを特徴とする請求項1〜請求
    項5のいずれかに記載の車両用補助台車。
JP4529997A 1997-02-28 1997-02-28 車両用補助台車 Expired - Fee Related JP2952474B2 (ja)

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