JPH0425404Y2 - - Google Patents

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JPH0425404Y2
JPH0425404Y2 JP1985017513U JP1751385U JPH0425404Y2 JP H0425404 Y2 JPH0425404 Y2 JP H0425404Y2 JP 1985017513 U JP1985017513 U JP 1985017513U JP 1751385 U JP1751385 U JP 1751385U JP H0425404 Y2 JPH0425404 Y2 JP H0425404Y2
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mounting plate
vehicle
rotating shaft
gear
input
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  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、車両の姿勢を変更させる横転装置の
改良に関する。
(従来技術) 従来、自動車の足回りを点検などするために、
第8図に示すように、前後の荷台1,1で回転自
在に支持されたフレーム2内に自動車(車体)3
を固定して、フレーム2を90度回転させることに
より、自動車3を横転させるようにした装置が提
案されているが(実開昭58−129262号公報参照)、
装置が大掛りで複雑化するうえ、自動車3をクレ
ーン等で吊上げてフレーム2にセツトする必要が
ある時、作業が煩わしいものであつた。
(考案の目的) 本考案は、上記従来の問題を解消するためにな
されたもので、構造が簡単で作業性の良い車両横
転装置を提供することを目的とするものである。
(考案の構成) このため本考案は、同一軸線上で各々回転自在
に基台に支持された第1、第2の回転軸と、互い
に対向して第1、第2の回転軸に各々旋回自在に
支持された第1、第2の車両載置板と、第2の車
両載置板に移動自在に配設され、かつ車両の側面
に当接しうるように進退可能な受部を備えた車両
支持部材と、第1車両載置板上に載置した車両を
第2の車両載置板の受部で受け合つた状態に横転
させ、さらに横転させた車両をもとの状態に復帰
させるように第1、第2の車両載置板を駆動する
駆動手段とを備えて成ることを特徴とする車両横
転装置を提供するものである。
そして、倒伏位置の第1載置板上に車両を走行
させて載置し、第2載置板を起立させて車両支持
部材により車両の側面を支持し、ついで、第1、
第2載置板を略90度の状態に保つたまま第2載置
板を倒伏位置に、第1載置板を起立位置に旋回さ
せて車両を横転させ、その後、第1載置板を倒伏
位置に旋回させると、車両は車両支持部材により
第2載置板上で横転支持される。
(考案の効果) 本考案によれば、2枚の載置板を倒伏位置と起
立位置とに旋回制御して車両を横転させるように
したものであるから、車両をクレーン等で吊上げ
ることなく載置板上にセツトできるので作業性が
良好である。
また、本考案では、車両支持部材を第2の車両
載置板上に移動自在に設け、かつ伸縮自在な受部
を備えたので、種々の車両に容易に対応すること
ができ、また車両の載置位置の変化にも対応する
ことができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を添付図面について詳細
に説明する。
第1図、第2図及び第3図に示すように作業フ
ロア10上に第1回転軸11と第2回転軸12が
水平状態で同軸上に配置されている。
該各回転軸11,12は、対向する小径内端部
11a,12aが作業フロア10上に立設された
共通軸受部材14でそれぞれ回転自在に軸承さ
れ、該各回転軸11,12の外端部11b,12
bは外側軸受部材15,16で回転自在に軸承さ
れ、その小径中間部11c,12cが第5図a及
び第5図bにも示すように、中間軸受部材17,
18で回転自在に軸承されている。
上記第1回転軸11の軸方向の偏平上部には、
自動車22を載置可能な第1載置板23の張出部
23aが固定され、上記第2回転軸12の軸方向
の偏平上部には、第1載置板23と対称形状の第
2載置板24の張出部24aが固定されていて、
第1回転軸11により第1載置板23が倒伏位置
H(第7図a参照)と起立位置V(第7図d参照)
とに旋回されるとともに、第2回転軸12により
第2載置板24が倒伏位置H(第7図a参照)と
起立位置(第7図b参照)とに旋回されるように
なつている。
上記作業フロア10上には、第1、第2回転軸
11,12と平行な連動回転軸30が配置されて
いて、該連動回転軸30は、作業フロア10上に
立設された複数の軸受部26,27,28,29
で回転自在に支承されている。
上記第1回転軸11の外端部11bと連動回転
軸30の一端部30aとは、スプロケツト31
a,31bに巻回されたチエーン32で連結され
るとともに、第2回転軸12の外端部12bには
第2出力歯車33が固定され、連動回転軸30の
他端部30bには第1出力歯車34が固定されて
いる。
上記第1、第2回転軸11,22と同軸上で、
第2回転軸12の外端部12bと対向す第2入力
軸35が、作業フロア10上に立設された軸受部
材36,37で回転自在に軸承されるとともに、
上記連動回転軸30と同軸上で、連動回転軸30
の他端部30bと対向する、第1入力軸38が、
作業フロア10上に立設された軸受部材39,4
0で回転自在に軸承されている。
第2入力軸35と第1入力軸38とは、スプロ
ケツト41a,41bに巻回されたチエーン42
で連結されるとともに、第2入力軸35の一端部
には、第2出力歯車33と対向する第2入力歯車
43が固定され、第1入力軸38の一端部には、
第1出力歯車34と対向する第1入力歯車44が
固定されている。
なお、各入出力歯車43,44,33,34は
同径に設定されている。
上記第1入力軸38の他端部には正逆モータ4
5が連結される一方、上記第2入出力歯車43,
33及び第1入出力歯車44,34の間には、両
歯車34,44及び43,33に同時に噛合する
入位置(二点鎖線で示す)と、一方に噛合しない
切位置(実線で示す)とにスライドする第1、第
2クラツチ歯車47,46がそれぞれ設けられて
いる。
上記第2載置板24上には、第6図に示すよう
に、第1載置板23上に載置された自動車22の
下側部(タイヤ部分)を受け支えるパンタグラフ
式のジヤツキ51が電磁マグネツト52で吸着保
持されるとともに、該自動車22の上側部(ルー
フ部分)を受け支える油圧シリンダ53が電磁マ
グネツト54で吸着保持されている。
したがつて、上記電磁マグネツト52,54を
消磁すれば、ジヤツキ51、油圧シリンダ53を
第2の車両載置板24上で各々任意の位置に移動
させることができ、異なる車種や車両の停止位置
のズレに容易に対応することができる。
上記のように構成した横転装置の作用を次に説
明する。
第7図aのように、第1、第2載置板23,2
4を倒伏位置Hに旋回させた状態で作業フロア1
0から第1載置板23上に自動車22を走行させ
て、第1載置板23上の所定位置に自動車22を
載置する。
ついで、第2クラツチ歯車46を入位置、第1
クラツチ歯車47を切位置にスライドさせ、モー
タ45を正転させると、モータ45の正回転力が
第1入力軸38→チエーン42→第2入力軸35
→第2入力歯車43→第2クラツチ歯車46→第
2出力歯車33を介して第2回転軸12に伝達さ
れ、第2回転軸12が正回転して、第7図bのよ
うに第2載置板24が起立位置Vに旋回される。
そして、第2載置板24のジヤツキ51と油圧
シリンダ53を操作して、自動車22の上下側部
を受け支える。
この状態から第1クラツチ歯車47を入位置に
スライドさせ、モータ45を逆転させると、モー
タ45の逆回転力が、第1入力軸38→チエーン
42→第2入力軸35→第2入力歯車43→第2
クラツチ歯車46→第2出力歯車33を介して第
2回転軸12に伝達されると同時に、第1入力軸
38→第1入力歯車44→第1クラツチ歯車47
→第1出力歯車34→連動回転軸30→チエーン
32を介して第1回転軸11にも伝達され、第
1、第2回転軸11,12にも同時に逆回転し
て、第7図cから第7図dのように、第1載置板
23と第2載置板24とが互いのなす角度を90度
に保つたまま、第2載置板24は倒伏位置Hに、
第1載置板23は起立位置Vに旋回される。
これにより、自動車22はジヤツキ51と油圧
シリンダ53で下方から受け支えられて横転され
る。
つづいて、この状態から、第2クラツチ歯車4
6を切位置にスライドさせ、モータ45を正転さ
せると、モータ45の正回転力が、第1入力軸3
8→第1入力歯車44→第1クラツチ歯車47→
第1出力歯車34→連動回転軸30→チエーン3
2を介して第1回転軸11に伝達され、第1回転
軸11が正回転して、第7図eのように、第1載
置板23が倒伏位置Hに旋回される。
そして、自動車22の足回りの点検などを行な
う。
自動車22の点検作業が終ると、上記と逆の手
順、即ち、第1クラツチ歯車47を入位置、第2
クラツチ歯車46を切位置とし、モータ45を逆
転させて第1載置板23を起立位置Vに旋回さ
せ、ついで、第1、第2クラツチ歯車47,46
を入位置とし、モータ45を正転させて第1載置
板23を倒伏位置H、第2載置板24を起立位置
Vに同時に旋回させ、さらに、第1クラツチ歯車
47を入位置、第2クラツチ歯車46を切位置と
し、モータ45を逆転させて第1載置板23を倒
伏位置Hに旋回させればよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る横転装置の載置板を示す
平面図、第2図は第1図の要部平面図、第3図は
第2図の−断面側面図、第4図は第3図の左
側面図、第5図aは第3図の要部断面側面図、第
5図bは第5図aの−断面図、第6図は自動
車とジヤツキ及び油圧シリンダの関係を示す正面
図、第7図a〜第7図eは横転要領を分解的に示
す正面図、第8図は従来の横転装置の斜視図であ
る。 11,12……回転軸、22……自動車、23
……第1載置板、24……第2載置板、30……
連動回転軸、33,34……出力歯車、43,4
4……入力歯車、45……モータ、46,47…
…クラツチ歯車、H……倒伏位置、V……起立位
置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 同一軸線上で各々回転自在に基台に支持された
    第1、第2の回転軸と、互いに対向して第1、第
    2の回転軸に各々旋回自在に支持された第1、第
    2の車両載置板と、第2の車両載置板に移動自在
    に配設され、かつ車両の側面に当接しうるように
    進退可能な受部を備えた車両支持部材と、第1車
    両載置板上に載置した車両を第2の車両載置板の
    受部で受け合つた状態で横転させ、さらに横転さ
    せた車両をもとの状態に復帰させるように第1、
    第2の車両載置板を駆動する駆動手段とを備えて
    成ることを特徴とする車両横転装置。
JP1985017513U 1985-02-08 1985-02-08 Expired JPH0425404Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985017513U JPH0425404Y2 (ja) 1985-02-08 1985-02-08

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JP1985017513U JPH0425404Y2 (ja) 1985-02-08 1985-02-08

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Publication Number Publication Date
JPS61133460U JPS61133460U (ja) 1986-08-20
JPH0425404Y2 true JPH0425404Y2 (ja) 1992-06-17

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ID=30505288

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JP1985017513U Expired JPH0425404Y2 (ja) 1985-02-08 1985-02-08

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59134034A (ja) * 1983-01-06 1984-08-01 マレツク・グロワツキ 乗り物の昇降・傾斜装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5170879U (ja) * 1974-11-29 1976-06-04

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JPS59134034A (ja) * 1983-01-06 1984-08-01 マレツク・グロワツキ 乗り物の昇降・傾斜装置

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JPS61133460U (ja) 1986-08-20

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