JP2555520Y2 - 杭の積込装置 - Google Patents
杭の積込装置Info
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- JP2555520Y2 JP2555520Y2 JP1991088559U JP8855991U JP2555520Y2 JP 2555520 Y2 JP2555520 Y2 JP 2555520Y2 JP 1991088559 U JP1991088559 U JP 1991088559U JP 8855991 U JP8855991 U JP 8855991U JP 2555520 Y2 JP2555520 Y2 JP 2555520Y2
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- Japan
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- pile
- boom
- piles
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- Carriers, Traveling Bodies, And Overhead Traveling Cranes (AREA)
- Jib Cranes (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、鋼矢板等の杭を、既設
杭近傍に設けた杭の設置場所から運搬機へと能率良く積
み込みあるいは積み降ろす杭の積込装置に関する。
杭近傍に設けた杭の設置場所から運搬機へと能率良く積
み込みあるいは積み降ろす杭の積込装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】鋼矢板等の杭の施工現場が狭隘地や水上
の場合には、クレーン車等の重量機械類が進入できない
場合がある。そのような現場では、自走式の杭圧入引抜
機と既設杭を掴んで自立する自走機構を備えた専用クレ
ーンを用いて杭の打設作業を行う。また杭の運搬は、初
期作業地点に杭を貯蔵しトラッククレーンにて杭を運搬
機に載荷し作業現場まで運搬していた。
の場合には、クレーン車等の重量機械類が進入できない
場合がある。そのような現場では、自走式の杭圧入引抜
機と既設杭を掴んで自立する自走機構を備えた専用クレ
ーンを用いて杭の打設作業を行う。また杭の運搬は、初
期作業地点に杭を貯蔵しトラッククレーンにて杭を運搬
機に載荷し作業現場まで運搬していた。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】このような従来例で
は、杭の運搬機は、遠く離れた杭の貯蔵場所と打設現場
の間を頻繁に往復しなくてはならず、クレーン車も現場
で１日中供用する必要がある。さらには、これら装置の
稼動に必要な操作者と装置の設置場所が必要となり経費
も多くかかった。本考案は、これらの課題を解決し、人
手がかからず装置も必要に応じて供用でき、作業を省力
化できる杭の積込装置を提供することを目的とする。
は、杭の運搬機は、遠く離れた杭の貯蔵場所と打設現場
の間を頻繁に往復しなくてはならず、クレーン車も現場
で１日中供用する必要がある。さらには、これら装置の
稼動に必要な操作者と装置の設置場所が必要となり経費
も多くかかった。本考案は、これらの課題を解決し、人
手がかからず装置も必要に応じて供用でき、作業を省力
化できる杭の積込装置を提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本考案は上記課題を解決
するために考案されたものであり、既設杭列上に支持機
構を固定し、この支持機構の上部にブームを水平方向に
取り付け、前記ブーム上に、上下動可能かつ開閉可能な
杭の挾持体を有する杭の移動機構を走行可能に設けたこ
とを特徴とする。また、上記ブームを支持機構上部に備
えた回動機構で水平方向に旋回可能に構成し、さらに上
記杭の挾持体を全周方向に揺動可能に構成したことを特
徴とする。
するために考案されたものであり、既設杭列上に支持機
構を固定し、この支持機構の上部にブームを水平方向に
取り付け、前記ブーム上に、上下動可能かつ開閉可能な
杭の挾持体を有する杭の移動機構を走行可能に設けたこ
とを特徴とする。また、上記ブームを支持機構上部に備
えた回動機構で水平方向に旋回可能に構成し、さらに上
記杭の挾持体を全周方向に揺動可能に構成したことを特
徴とする。
【０００５】
【作用】上記構成では、既設杭列上の近傍に杭をストッ
クしておく。杭が必要な場合は杭の移動機構を作動して
ブーム上を移動させ挾持体を下降して杭を挾持した後、
上昇してレール上まで戻り運搬機に積み込む。運搬機は
杭を積載して所定の打設現場まで運搬する。杭の積み降
ろしはこれと逆の手順で行う。
クしておく。杭が必要な場合は杭の移動機構を作動して
ブーム上を移動させ挾持体を下降して杭を挾持した後、
上昇してレール上まで戻り運搬機に積み込む。運搬機は
杭を積載して所定の打設現場まで運搬する。杭の積み降
ろしはこれと逆の手順で行う。
【０００６】
【実施例】図１は本考案の一実施例を示す正面図、図２
は同平面図、図３は作業状態を示す側面図及び図４は支
持機構の拡大断面図である。本実施例の杭の積込装置
は、既設杭列上に立設された支持機構１０と、この支持
機構１０の上端より水平方向に張り出したブーム２０
と、このブーム２０を走行する杭の移動機構３０等から
なる。
は同平面図、図３は作業状態を示す側面図及び図４は支
持機構の拡大断面図である。本実施例の杭の積込装置
は、既設杭列上に立設された支持機構１０と、この支持
機構１０の上端より水平方向に張り出したブーム２０
と、このブーム２０を走行する杭の移動機構３０等から
なる。
【０００７】上記支持機構１０は、下端に構成した一対
の固定部１１で杭Ｐに固定される。該固定部１１は、係
合凹部１１ａで杭Ｐ上端に係合固定するが、ボルト等で
杭Ｐに固定しても良い。この固定部１１は角パイプより
なり、杭の大きさ等により、１個または２個以上で構成
する。前記固定部１１の上に円筒の支柱１２を立設し
て、この支柱１２の上端には回動機構１９を介してブー
ム２０を水平に取り付けている。回動機構１９は、図４
に示すような構造からなる。すなわち支柱１２の上端周
面に駆動用のモータＭ１を固定し、このモータＭ１の軸
にはギアＧ１を連結する一方、ギアＧ１と噛合する大径
のギアＧ２をブーム２０の先端下部に形成し、ギアＧ１
の回動に伴いギアＧ２が回動してブーム２０を旋回させ
る。図中符号１６は支柱１２の先端部材１２ａとギアＧ
２の間に介在させたボールベアリングである。
の固定部１１で杭Ｐに固定される。該固定部１１は、係
合凹部１１ａで杭Ｐ上端に係合固定するが、ボルト等で
杭Ｐに固定しても良い。この固定部１１は角パイプより
なり、杭の大きさ等により、１個または２個以上で構成
する。前記固定部１１の上に円筒の支柱１２を立設し
て、この支柱１２の上端には回動機構１９を介してブー
ム２０を水平に取り付けている。回動機構１９は、図４
に示すような構造からなる。すなわち支柱１２の上端周
面に駆動用のモータＭ１を固定し、このモータＭ１の軸
にはギアＧ１を連結する一方、ギアＧ１と噛合する大径
のギアＧ２をブーム２０の先端下部に形成し、ギアＧ１
の回動に伴いギアＧ２が回動してブーム２０を旋回させ
る。図中符号１６は支柱１２の先端部材１２ａとギアＧ
２の間に介在させたボールベアリングである。
【０００８】杭の移動機構３０は、図５に示すように下
部に杭の挾持体３１を備え上部には前記挾持体３１の走
行手段を設けている。挾持体３１は、杭を挾持する一対
の挾持爪３１ａ、３１ａからなり、この挾持爪３１ａ、
３１ａは内側に取り付けた流体圧シリンダ３２によっ
て、上端の連結ピン３１ｂ、３１ｂを中心に回動して開
閉可能になっている。この挾持体３１は、中央上端に立
設した支持杆４３によって、後述のように吊下部材４０
に吊り下げられている。また挾持爪３１ａ、３１ａの開
閉機構は本実施例のようにシリンダを用いなくてもよ
く、例えばヒンジ構造だけでその目的を達成することも
でき、また手動式でも良い。
部に杭の挾持体３１を備え上部には前記挾持体３１の走
行手段を設けている。挾持体３１は、杭を挾持する一対
の挾持爪３１ａ、３１ａからなり、この挾持爪３１ａ、
３１ａは内側に取り付けた流体圧シリンダ３２によっ
て、上端の連結ピン３１ｂ、３１ｂを中心に回動して開
閉可能になっている。この挾持体３１は、中央上端に立
設した支持杆４３によって、後述のように吊下部材４０
に吊り下げられている。また挾持爪３１ａ、３１ａの開
閉機構は本実施例のようにシリンダを用いなくてもよ
く、例えばヒンジ構造だけでその目的を達成することも
でき、また手動式でも良い。
【０００９】一方、挾持体３１の上方に構成された走行
手段は、枠体３５の両側に立設した側板３６に走行用の
前輪３７と後輪３８を取り付け、前記前輪３７を駆動さ
せる油圧モータＭ２を枠体３５に固定している。そして
前記モータＭ２の軸と連動する駆動軸３４にギアＧ３、
Ｇ３を固定し、前輪３７にはその一端部周縁に上記ギア
Ｇ３と噛合するギアＧ４を構成する。つまり、この２個
の前輪３７がモータＭ２からの駆動力を受ける駆動車輪
となる。後輪３８には駆動用のモータを取り付けない
が、前輪３７同様に取り付けることもできる。
手段は、枠体３５の両側に立設した側板３６に走行用の
前輪３７と後輪３８を取り付け、前記前輪３７を駆動さ
せる油圧モータＭ２を枠体３５に固定している。そして
前記モータＭ２の軸と連動する駆動軸３４にギアＧ３、
Ｇ３を固定し、前輪３７にはその一端部周縁に上記ギア
Ｇ３と噛合するギアＧ４を構成する。つまり、この２個
の前輪３７がモータＭ２からの駆動力を受ける駆動車輪
となる。後輪３８には駆動用のモータを取り付けない
が、前輪３７同様に取り付けることもできる。
【００１０】前輪３７と後輪３８の枠体３５の中間の両
外側に２基のシリンダ３９をピン３９ｂで垂直に固定
し、前後方向（進行方向）に回動可能とする。そしてシ
リンダ３９のロッド３９ａの下端には、上記挾持体３１
の吊下部材４０を掛け渡す。この吊下部材４０は中央に
支持杆４３より大径の孔を穿設してなり、孔の上端に受
座４１を構成し、該孔に上記支持杆４３を貫通せしめ支
持杆４３の上部に設けた球面体４２を受座４１に配置す
る。このようにして、挾持体３１は球面軸受で支持され
ることになり、吊下部材４０に対して全周方向に揺動可
能となる。
外側に２基のシリンダ３９をピン３９ｂで垂直に固定
し、前後方向（進行方向）に回動可能とする。そしてシ
リンダ３９のロッド３９ａの下端には、上記挾持体３１
の吊下部材４０を掛け渡す。この吊下部材４０は中央に
支持杆４３より大径の孔を穿設してなり、孔の上端に受
座４１を構成し、該孔に上記支持杆４３を貫通せしめ支
持杆４３の上部に設けた球面体４２を受座４１に配置す
る。このようにして、挾持体３１は球面軸受で支持され
ることになり、吊下部材４０に対して全周方向に揺動可
能となる。
【００１１】既設杭列上には図１、図２に示すように、
杭Ｐと同型のレール５０を敷設し、このレール５０上に
運搬機５１を配備する。この運搬機５１はレール５０上
を自走し杭Ｐを台車５１ａに載せて運搬するものであ
る。また、既設杭列の適宜位置に、杭Ｐをストックする
ための積載台５２を梁５３によって杭Ｐに固定する。な
お、図中符号５４はガイトであり運搬機への積込み時の
位置決め及び防護のために設けた。
杭Ｐと同型のレール５０を敷設し、このレール５０上に
運搬機５１を配備する。この運搬機５１はレール５０上
を自走し杭Ｐを台車５１ａに載せて運搬するものであ
る。また、既設杭列の適宜位置に、杭Ｐをストックする
ための積載台５２を梁５３によって杭Ｐに固定する。な
お、図中符号５４はガイトであり運搬機への積込み時の
位置決め及び防護のために設けた。
【００１２】 上記構成を有する本実施例の作用を説明
する。図１、図２及び図３に示すように、トラック等で
現場まで運搬された杭Ｐを必要数積載台５２にストック
する。なお、杭Ｐを積載台５２へ積み降す時は、ブーム
２０の位置を図２の位置より９０度以上旋回させておけ
ば杭Ｐはブーム２０に当たらない。その後、杭Ｐを運搬
機５１を台車５１ａに積み込む。そのとき、まず走行モ
ータＭ２を駆動させて前輪３７を駆動し積載台５２上の
杭Ｐの直上位置まで移動させ、ロッド３９ａ、３９ａを
伸長して挟持体３１を下降させる。これと同時に、挟持
体３１のシリンダ３２を作動して挟持爪３１ａ、３１ａ
を開閉させ杭Ｐを挟持する。その後、シリンダ３９、３
９を作動して挟持体３１を上昇させる。次いで前輪３７
を駆動し、挟持体３１をレール５０上まで走行させて、
シリンダ３９のロッド３９ａを伸長し、運搬機５１の台
車５１ａに載せ、挟持爪３１ａ、３１ａを開いて杭Ｐを
解放する。なお、台車５１ａから積載台５２へ積み降ろ
す場合は、上記と逆の順序になる。上記の作業中、杭Ｐ
が運搬時に揺れ動くことがある。このときは挟持体３１
も揺れるが、上述の通り挟持体３１は受座４１と球面体
４２によって全周方向揺動自在となっているから、杭の
運動に追随してその動きを吸収し、杭の運搬中に装置に
負荷をかけることがない。
する。図１、図２及び図３に示すように、トラック等で
現場まで運搬された杭Ｐを必要数積載台５２にストック
する。なお、杭Ｐを積載台５２へ積み降す時は、ブーム
２０の位置を図２の位置より９０度以上旋回させておけ
ば杭Ｐはブーム２０に当たらない。その後、杭Ｐを運搬
機５１を台車５１ａに積み込む。そのとき、まず走行モ
ータＭ２を駆動させて前輪３７を駆動し積載台５２上の
杭Ｐの直上位置まで移動させ、ロッド３９ａ、３９ａを
伸長して挟持体３１を下降させる。これと同時に、挟持
体３１のシリンダ３２を作動して挟持爪３１ａ、３１ａ
を開閉させ杭Ｐを挟持する。その後、シリンダ３９、３
９を作動して挟持体３１を上昇させる。次いで前輪３７
を駆動し、挟持体３１をレール５０上まで走行させて、
シリンダ３９のロッド３９ａを伸長し、運搬機５１の台
車５１ａに載せ、挟持爪３１ａ、３１ａを開いて杭Ｐを
解放する。なお、台車５１ａから積載台５２へ積み降ろ
す場合は、上記と逆の順序になる。上記の作業中、杭Ｐ
が運搬時に揺れ動くことがある。このときは挟持体３１
も揺れるが、上述の通り挟持体３１は受座４１と球面体
４２によって全周方向揺動自在となっているから、杭の
運動に追随してその動きを吸収し、杭の運搬中に装置に
負荷をかけることがない。
【００１３】図６及び図７は本考案の他の実施例を示
す。この実施例の挟持体３１を上下動させるシリンダ３
９を１基にしたものであり、車輪６５、６６のそれぞれ
を車軸６７を介して取付けた枠体６０の内部に回動枠体
６１を設け、この回動枠体６１にシリンダ７９を取付体
７９ａによって取り付けたものである。すなわち、上記
枠体６０と回動枠体６１は、共に左右の側板に穿設した
孔にピン６１ａ、６１ａを挿通して回動枠体６１を前後
方向に回動可能に取り付けている。そしてこの回動枠体
６１に、前後の側板に孔を穿設してピン６１ｂで取付体
７９ａを左右方向に回動可能に取り付けている。従って
シリンダ７９は、回動枠体６１によって前後方向に、取
付体７９ａによって左右方向の動きが許容されることに
なる。すなわち、この実施例は上記の実施例と異なり、
１本のシリンダ７９のロッド７９ｂの先端に、前記の実
施例と同様の挟持体３１を吊り下げるため、上述のよう
に枠体６０と回動枠体６１によって前後左右方向に回動
可能とし、吊り下げた杭の揺れに対応できるようにした
ものである。
す。この実施例の挟持体３１を上下動させるシリンダ３
９を１基にしたものであり、車輪６５、６６のそれぞれ
を車軸６７を介して取付けた枠体６０の内部に回動枠体
６１を設け、この回動枠体６１にシリンダ７９を取付体
７９ａによって取り付けたものである。すなわち、上記
枠体６０と回動枠体６１は、共に左右の側板に穿設した
孔にピン６１ａ、６１ａを挿通して回動枠体６１を前後
方向に回動可能に取り付けている。そしてこの回動枠体
６１に、前後の側板に孔を穿設してピン６１ｂで取付体
７９ａを左右方向に回動可能に取り付けている。従って
シリンダ７９は、回動枠体６１によって前後方向に、取
付体７９ａによって左右方向の動きが許容されることに
なる。すなわち、この実施例は上記の実施例と異なり、
１本のシリンダ７９のロッド７９ｂの先端に、前記の実
施例と同様の挟持体３１を吊り下げるため、上述のよう
に枠体６０と回動枠体６１によって前後左右方向に回動
可能とし、吊り下げた杭の揺れに対応できるようにした
ものである。
【００１４】車輪６５に隣接して、車輪６５を駆動させ
る油圧モータＭ３を枠体６０に取り付ける。そして前記
モータＭ３の軸と連動するギアＧ５を、車輪６５の一端
部周縁に設けたギアＧ６と噛合するさせる。つまり、こ
の車輪６５がモータＭ３からの駆動力を受ける駆動車輪
となる。その他の車輪６６にもモータを取り付けること
もできる。また、この実施例では車輪が外側に向いてい
るため、ブーム８０は図示のようにコ字状のものを対向
して用いる。この実施例の杭の積込積降し作業は前記実
施例と同様に行うことができ、同様の効果を奏する。
る油圧モータＭ３を枠体６０に取り付ける。そして前記
モータＭ３の軸と連動するギアＧ５を、車輪６５の一端
部周縁に設けたギアＧ６と噛合するさせる。つまり、こ
の車輪６５がモータＭ３からの駆動力を受ける駆動車輪
となる。その他の車輪６６にもモータを取り付けること
もできる。また、この実施例では車輪が外側に向いてい
るため、ブーム８０は図示のようにコ字状のものを対向
して用いる。この実施例の杭の積込積降し作業は前記実
施例と同様に行うことができ、同様の効果を奏する。
【００１５】以上説明した作業では、運搬機５１への杭
Ｐの積込み及び積降しは、運搬機５１の運転手が操作で
きる。従来例ではクレーン車が常に待機して、クレーン
の運転手と運搬機の運転手の最低２人で積込作業を行っ
ていたが、本装置により人手が省力できた。また本装置
はクレーンを待機させる必要もないため、クレーン車と
クレーン運転手の削減ができ騒音もなくなる上、クレー
ン車待機のための広い場所も必要としないのである。さ
らには保守要員等も不要となる。
Ｐの積込み及び積降しは、運搬機５１の運転手が操作で
きる。従来例ではクレーン車が常に待機して、クレーン
の運転手と運搬機の運転手の最低２人で積込作業を行っ
ていたが、本装置により人手が省力できた。また本装置
はクレーンを待機させる必要もないため、クレーン車と
クレーン運転手の削減ができ騒音もなくなる上、クレー
ン車待機のための広い場所も必要としないのである。さ
らには保守要員等も不要となる。
【００１６】
【考案の効果】以上説明したように本考案は、運搬機へ
の杭の積込み及び積降し作業に際し、人手が省力でき
る。またクレーン車の作業時間を短縮できると共に、待
機のための広い場所も必要としない。
の杭の積込み及び積降し作業に際し、人手が省力でき
る。またクレーン車の作業時間を短縮できると共に、待
機のための広い場所も必要としない。
【図１】本考案の一実施例の使用状態の一部切欠正面図
【図２】本考案の一実施例の使用状態の一部省略平面図
【図３】本考案の一実施例の作業状態を示す側面図
【図４】支持機構の一部切欠拡大正面図
【図５】走行機構の一部断面拡大正面図
【図６】他の実施例の一部断面拡大正面図
【図７】他の実施例の拡大平面図
１０ 支持機構 １２ 支柱 ２０ ブーム ３１ 杭の挾持体 ３０ 杭の移動機構 ３７ 前輪 ３８ 後輪 ３９ シリンダ Ｍ１ モータ Ｍ２ モータ Ｇ１ ギア Ｇ２ ギア Ｇ３ ギア Ｇ４ ギア
フロントページの続き (56)参考文献 実開 平２−23035（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭61−127179（ＪＰ，Ｕ) 特公 昭58−12197（ＪＰ，Ｂ２) 実公 昭60−34719（ＪＰ，Ｙ２)
Claims (2)
- 【請求項１】 既設杭に固定する固定部を下部に設け上
部に回動機構を備えた支持機構と、該支持機構の上部に
前記回動機構を介して水平回動自在に連結したブーム
と、上下動可能かつ開閉可能な杭の挟持体を有し前記ブ
ーム上に走行自在に装着した移動機構とからなる杭の積
込装置。 - 【請求項２】 上記杭の挟持機構を、全周方向に旋回可
能に構成したことを特徴とする請求項１記載の杭の積込
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991088559U JP2555520Y2 (ja) | 1991-08-02 | 1991-08-02 | 杭の積込装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991088559U JP2555520Y2 (ja) | 1991-08-02 | 1991-08-02 | 杭の積込装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0514081U JPH0514081U (ja) | 1993-02-23 |
| JP2555520Y2 true JP2555520Y2 (ja) | 1997-11-26 |
Family
ID=13946227
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991088559U Expired - Lifetime JP2555520Y2 (ja) | 1991-08-02 | 1991-08-02 | 杭の積込装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2555520Y2 (ja) |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5812197A (ja) * | 1981-07-15 | 1983-01-24 | Nec Corp | 半導体装置 |
| JPS6034719U (ja) * | 1983-08-16 | 1985-03-09 | 横河電機株式会社 | ダクト内配線案内板 |
| JPS61127179U (ja) * | 1985-01-22 | 1986-08-09 | ||
| JPH083461Y2 (ja) * | 1988-08-01 | 1996-01-31 | 株式会社技研製作所 | 杭上作業装置のクランプ機構 |
-
1991
- 1991-08-02 JP JP1991088559U patent/JP2555520Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0514081U (ja) | 1993-02-23 |
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