JPH08276876A - ロボット用走行機構 - Google Patents

ロボット用走行機構

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Publication number
JPH08276876A
JPH08276876A JP7104758A JP10475895A JPH08276876A JP H08276876 A JPH08276876 A JP H08276876A JP 7104758 A JP7104758 A JP 7104758A JP 10475895 A JP10475895 A JP 10475895A JP H08276876 A JPH08276876 A JP H08276876A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wheel
gear
sun gear
axle
motor
Prior art date
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Pending
Application number
JP7104758A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuyoshi Oki
勝芳 沖
Koji Yamada
康二 山田
Katsumi Toritani
勝己 鳥谷
Moriharu Wakita
盛治 脇田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chubu Electric Power Co Inc
Kobe Mechatronics Co Ltd
Nitto Co Ltd
Original Assignee
Chubu Electric Power Co Inc
Kobe Mechatronics Co Ltd
Nitto Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Chubu Electric Power Co Inc, Kobe Mechatronics Co Ltd, Nitto Co Ltd filed Critical Chubu Electric Power Co Inc
Priority to JP7104758A priority Critical patent/JPH08276876A/ja
Publication of JPH08276876A publication Critical patent/JPH08276876A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高度な障害乗り越え能力を持ち、しかも構成
が簡単なロボット用走行機構を提供する。 【構成】 車軸17を車体1にモータ9により回転駆動
されるように支持し、該車軸17に太陽歯車13を固設
すると共に、2本以上のアーム部12が放射状に突設さ
れた回転盤11を前記車軸17に回転自在に設け、該回
転盤11の各アーム部12に該太陽歯車13と噛合する
遊星歯車14を介在させて車輪回転用歯車19を設け、
該車輪回転用歯車19軸に夫々車輪17を固設し前記主
軸6の回転が該車輪18に伝動するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、階段等の段差を乗り越
えて走行することが可能なロボット用走行機構に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】火力発電所,原子力発電所等において機
器の点検,保守等を遠隔操作により行うためのロボット
を起伏地,階段等の障害を乗り越えて走行可能ならしめ
るロボット用走行機構には、従来からクローラ形のもの
があるが、クローラ形は障害を乗り越える能力に限界が
ある。また、脚形のものは多くのアクチュエータを使用
し制御が複雑になるという問題があった。
【0003】一方、特開昭58−67574号公報に示
された走行体は、3本のアーム部を放射状に突設した回
転アーム体を車体に回転自在に設け、該回転アーム体の
各アーム部先端に車輪を設け、該回転アーム体を回転駆
動するモータを設けると共に、該車輪を独立して回転駆
動するためのモータを複雑な伝動機構を介して連繋して
構成したものであった。このため回転アーム体および車
輪等の回転制御系も機構も複雑となり製作コストも高く
ならざるを得ない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記課題を解
決し、高度な障害乗り越え能力を持ち、しかも構成が簡
単なロボット用走行機構を提供しようとするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのために本発明のロボ
ット用走行機構は、車軸を車体にモータにより回転駆動
されるように支持し、該車軸に太陽歯車を固設すると共
に、2本以上のアーム部が放射状に突設された回転盤を
前記車軸に回転自在に設け、該回転盤の各アーム部に該
太陽歯車と噛合する遊星歯車を介在させて車輪回転用歯
車を設け、該車輪回転用歯車軸に夫々車輪を固設し前記
主軸の回転が該車輪に伝動するようにしたことを特徴と
する。
【0006】
【作用】モータにより太陽歯車が回転駆動されるとその
回転が遊星歯車を介して車輪回転用歯車に伝動し車輪を
回転させ車体を走行させる。そして階段等の障害物に当
たって該車輪の回転が阻害されると太陽歯車の回転トル
クは回転盤を同方向に回転駆動することとなるので障害
を乗り越えられる。
【0007】
【実施例】次に図面と共に本発明の一実施例を説明す
る。図1に本発明に係るロボット用走行機構を備えた走
行体の側面図、図2にその下面図を示す。図中1は車体
であって、該車体1上には必要に応じてロボットアー
ム、監視用テレビカメラ、駆動用バッテリー等が搭載さ
れる。車体1の前後左右には合計4個の走行機構2r,
2l,3r,3lが設けられている。これらの走行機構
は同じ構成であるのでそのうちの1つを図3に拡大して
示し、図4にそのXーX線断面図を示した。
【0008】即ち車体1の下面に軸受片4,4を垂下
し、該軸受片4,4に設けた球軸受5,5により主軸6
を回転自在に支持し、該主軸6の一端に伝動歯車7を固
設する一方、車体1の下面に取付片8を垂下し該取付片
8にモータ9を固定し、該モータ9の回転軸10に固設
したピニオン20と伝動歯車7とを噛合させ、該モータ
9により主軸6が回転駆動されるようにする。
【0009】11,11は前記軸受片4,4間にて主軸
6に球軸受21,21を介して回転自在に支持された回
転盤で、該回転盤11,11は放射状に4本のアーム部
12が突設された十字形の形態を呈している。また、1
3は主軸6に固設された太陽歯車で主軸6が回転するこ
とにより該太陽歯車13は一体的に回転する。
【0010】回転盤11,11の各アーム部12には太
陽歯車13と噛合する遊星歯車14が一方の回転盤11
より突設された支軸15により回転自在に支持されて設
けられている。そして各アーム部12の先端部に軸受1
6を設け車軸17を回転自在に支持し該車軸17に車輪
18を固設すると共に、遊星歯車14と噛合する車輪回
転用歯車19を該車軸17に固設している。なお該各車
輪18は外径が回転盤11の先端縁より突出する大きさ
のものとなっている。
【0011】このように構成した走行機構では、モータ
9により主軸6が回転駆動され太陽歯車13が回転する
とその回転は遊星歯車14を介して各車輪回転用歯車1
9に伝達され車輪18を回転動させるので、該車輪18
が接地面を転動し車体1を走行させることができる。そ
して、該車輪18が階段等の障害物に当たって回転(自
転)動し難くなると、太陽歯車13はモータ9の駆動に
よりなおも回転動しようとするので回転盤11,11を
主軸6の回りに回転させ、階段の上段に別の車輪18を
乗り上がらせる。このため図1に示したように階段を昇
降させることができる。
【0012】なお各走行機構2r,2l,3r,3lの
モータ9および回転盤11,11の回転状況を検出する
センサ(図示せず)を設け、それらの信号を制御装置に
入力て各走行機構のモータ9の回転をフィードバック制
御することにより傾斜地,階段等を安定して走行させる
ことができる。なお回転盤11,11のアーム部12の
数は実施例に示した4本でなくとも、2〜3本、或いは
5本以上とすることもできるが、本数が多すぎると昇降
能力に影響が出る。また、必要に応じてステアリング
(操向)用の機構を付設することも可能である。
【0013】
【発明の効果】以上実施例について説明したように本発
明のロボット用走行機構は、障害物の乗り越え能力が大
であると共に、単一のモータによつて回転盤とその外周
縁の車輪を回転し得るようにしたので、構造が簡単とな
り、別々の駆動源を設けてなるよりも制御も容易にな
り、製作コストが軽減できるなど有益な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る走行車の側面図。
【図2】図1の走行車の下面図。
【図3】本発明の一実施例を示すロボット用走行機構の
縦断面図。
【図4】図3のX−X線断面図。
【符号の説明】 1 車体 2r,2l,3r,3l 走行機構 4 軸受片 5 球軸受 6 主軸 7 伝動歯車 8 取付片 9 モータ 10 回転軸 11 回転盤 12 アーム部 13 太陽歯車 14 遊星歯車 15 支軸 16 軸受 17 車軸 18 車輪 19 車輪回転用歯車 20 ピニオン 21 球軸受
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 康二 愛知県名古屋市東区東新町1番地 中部電 力株式会社内 (72)発明者 鳥谷 勝己 兵庫県神戸市中央区栄町通2丁目4−13 神戸メカトロニクス株式会社内 (72)発明者 脇田 盛治 愛知県一宮市浅井町極楽寺125番地

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車軸を車体にモータにより回転駆動され
    るように支持し、該車軸に太陽歯車を固設すると共に、
    2本以上のアーム部が放射状に突設された回転盤を前記
    車軸に回転自在に設け、該回転盤の各アーム部に該太陽
    歯車と噛合する遊星歯車を介在させて車輪回転用歯車を
    設け、該車輪回転用歯車軸に夫々車輪を固設し前記主軸
    の回転が該車輪に伝動するようにしたことを特徴とする
    ロボット用走行機構。
JP7104758A 1995-04-04 1995-04-04 ロボット用走行機構 Pending JPH08276876A (ja)

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JP7104758A JPH08276876A (ja) 1995-04-04 1995-04-04 ロボット用走行機構

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JPH08276876A true JPH08276876A (ja) 1996-10-22

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ID=14389397

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2011102528A1 (ja) * 2010-02-22 2011-08-25 学校法人日本大学 走行ロボット
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CN112810717A (zh) * 2021-02-03 2021-05-18 河南农业大学 一种智能全地形老年代步车

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