JPH0647173A - 乗物玩具 - Google Patents

乗物玩具

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Publication number
JPH0647173A
JPH0647173A JP5095125A JP9512593A JPH0647173A JP H0647173 A JPH0647173 A JP H0647173A JP 5095125 A JP5095125 A JP 5095125A JP 9512593 A JP9512593 A JP 9512593A JP H0647173 A JPH0647173 A JP H0647173A
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JP
Japan
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wheels
vehicle
pair
chassis
wheel
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Application number
JP5095125A
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English (en)
Inventor
Shohei Sudo
昭平 須藤
Teiruboa Neiru
ティルボア ネイル
Ee Jiefu Jiyonasan
エー ジェフ ジョナサン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taiyo Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Taiyo Kogyo Co Ltd
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Publication date
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63HTOYS, e.g. TOPS, DOLLS, HOOPS OR BUILDING BLOCKS
    • A63H17/00Toy vehicles, e.g. with self-drive; ; Cranes, winches or the like; Accessories therefor
    • A63H17/26Details; Accessories
    • A63H17/36Steering-mechanisms for toy vehicles

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  • Toys (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 最適性能を実現するために、軌道付き乗物の
回転半径がゼロの性能を備えるとともに、車輪付き車両
の直線加速能力を有する乗物玩具を提供する。 【構成】 2対の車輪23,24と第3の支持体25,
26と、それらを配設するシャシ12を有し、第1の対
の左右の車輪23,24が平坦で水平な表面上で反対方
向に同時に高速で駆動されるとき、乗物は第1の対の車
輪23,24の間で乗物の長手方向に位置する垂直な軸
線60を中心に旋回するとともに、シャシ12は第1の
車輪23,24を中心にわずかに前方に傾斜して、少な
くともシャシ12の一方の端部18と第3の支持体2
5,26を平坦で水平な表面から持ち上げるようにバラ
ンスされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は乗物玩具に関し、特に、
従来の乗物と同等以上の優れた運転性能を有する遠隔制
御による乗物玩具に関するものである。
【0002】
【従来技術】無線制御の乗物玩具はよく知られており、
重要な専門的玩具マーケットを構成するようになってい
る。このマーケットの製造業者等は、周知の自動車やト
ラックその他の従来の車両を倍増しようとしており、最
近では、いわゆる「モンスタ」型の4輪駆動及び軌道乗
物等の特定の娯楽車両を含む乗物の開発に力を入れてい
る。最後に述べたタイプの車両では、各軌道は別個に駆
動され、実質的に回転半径がゼロの乗物を提供してい
る。このような軌道乗物は、従来の操縦型の車輪付き乗
物より遥かに操縦し易い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、軌道を
使用した場合、軌道に係るブレーキ作用のために、直線
的な加速においては略同等の車輪付き乗物より速度が遅
くなる。
【0004】そこで本発明は、最適性能を実現するため
に、軌道付き乗物の回転半径がゼロの性能を備えるとと
もに、車輪付き車両の直線加速能力を有する乗物玩具を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による乗物玩具は、左右の第1及び第2の側
部と前後の端部とを有するシャシと、少なくとも前記シ
ャシの左右両側部に位置して地面に接する第1の対の左
右の第1及び第2の車輪と、少なくとも前記第1の対の
左右のそれぞれの車輪と駆動部を介して連結され、少な
くともそれぞれの左右の車輪を、少なくとも同一の直線
方向に、あるいは反対の直線方向に同時に、または、選
択的に駆動するためのモータ手段と、シャシ後方側で乗
物を下方から支える第3の支持体であって、この第3の
支持体と前記第1の対の車輪は、少なくとも乗物が静止
しているとき、平坦で水平な表面と直接接触してシャシ
を支持する第3の支持体とを備えた乗物玩具において、
前記第1の対の左右の車輪が平坦で水平な表面上で左右
それぞれ反対方向に同時に十分高速で回転させられると
き、乗物は前記第1の対の車輪の中間の乗物の長手方向
に垂直な軸線を中心に旋回するとともに、前記シャシは
前記第1の対の車輪軸線を中心に僅かに前方に傾斜して
少なくともシャシの後方の端部と第3の支持体を平坦で
水平な表面から持ち上げるようにバランスされているも
のである。
【0006】また、本発明の他の乗物玩具は、第1及び
第2の側部と前後の端部とを有するシャシと、乗物の各
側部に近接した少なくとも前、中、後の車輪と、乗物の
第1の側部と近接した少なくとも中央の車輪と駆動的に
連結された第1の反転可能な電動モータと、乗物の第2
の側部と近接した少なくとも中央の車輪に対し、前記第
1のモータとは独立に駆動的に連結された第2の反転可
能な電動モータとを備えた乗物玩具において、乗物が静
止しているとき、前記一対の中央車輪と前記前方及び後
方の車輪の一方のみが、平坦で水平な表面と接触すると
共に乗物を支持し、前記一対の前方車輪及び後方車輪の
残りの一方は、乗物が静止しているとき、平坦で水平な
表面から持ち上がり、さらに、前記乗物は、前記一対の
中央車輪の左右の車輪が、第1及び第2のモータにより
反対方向に十分高速で駆動されるとき、前記一対の中央
車輪の間で乗物の長手方向に垂直な軸線を中心にスピン
するようにバランスされているものである。
【0007】
【実施例】以下、本発明を図示の一実施例により具体的
に説明する。図1は本発明第1実施例の乗物玩具の側面
図、図2は図1の平面断面図である。また、図3は平歯
車を用いた別の駆動装置の一例を示す。なお、各図面に
おいて、同一符号は同一部材を示す。
【0008】本発明の好ましい乗物玩具の全体は、図1
及び図2において全体を符号10で表している。この乗
物10は、好ましくは全体を符号14で示した空気動力
学的に形成された本体部と、これを支持する全体を符号
12で示した略一体的で堅固なシャシとを有する。シャ
シ12は、左側部15と右側部16、及び前端部17と
後端部18よりなる。前、中、後の各車輪21,23,
25及び22,24,26は、好ましくは対向する側部
15,16の露出した外表面に沿ってかつ対向するよう
に、それぞれ左右の側部15,16近傍の各鏡像位置で
シャシ12に取り付けられることが望ましい。また、
前、中、後の各車輪21,23,25及び22,24,
26の直径は、シャシの各側部15,16に沿って徐々
に増大することが望ましい。各車輪の軸方向幅、及び各
対の車輪21と22、23と24、25と26における
各車輪の中心から中心までの間隔(輪距)も徐々に変化
すること、好ましくは、1対の前方車輪から1対の後方
車輪にかけて徐々に増加することが望ましい。1対の前
方車輪21,22、1対の中央車輪23,24、及び1
対の後方車輪25,26は、それぞれ互いに間隔をおい
て概して平行かつ水平な前方軸線27、中央軸線28及
び後方軸線29を中心にして回転自在に取り付けられる
ことが望ましい。
【0009】本発明の重要な一観点によれば、少なくと
も1対の中央車輪23,24は、独立かつ反転可能に駆
動される。好ましくは、乗物の各側部の中央と後方の車
輪(23と25及び、24と26)を同期させるととも
に、乗物の反対側の中央と後方の車輪とは独立に駆動す
る。図2は、シャシ12の左側に全体を符号30で表し
た第1の側部駆動装置の概略を示している。駆動装置3
0は、ピニオン311を備えて一連の歯車及び軸を駆動
する第1の反転可能な電動モータ31を有することが望
ましい。ピニオン311は、係合した減速歯車312,
313を直接に駆動し、さらに歯車313は第1のかさ
歯車32を備えた第2の減速歯車314を駆動する。第
1のかさ歯車32は、好ましくは、長手方向にシャシの
後部近傍まで延びる駆動軸34の一方の端部に固定され
たかさ歯車33と噛み合わされている。また、第1のか
さ歯車32は、横方向に延びる駆動軸36の端部に直結
されている。駆動軸36の反対側端部には、好ましく
は、中央の車輪23が連結されている。さらに、軸34
に設けられた第4のかさ歯車37は、駆動軸39の端部
に連結された第5のかさ歯車38を駆動することが好ま
しい。後方車輪25は、駆動軸39の反対側端部に連結
されている。必要に応じて、シャシ内で前方車輪21近
傍まで前方に延びる別のかさ歯車及び軸を設けてもよ
い。この場合、前方車輪21は、後方車輪25の駆動と
同様に駆動される。好ましくは、各かさ歯車32,3
3,35,37,38の比は、中央車輪23と後方車輪
25がこれらの歯車を介して駆動されて異なる回転速度
(例えば、単位時間当りの回転数rpm)で回転するよ
うにし、しかし車輪の外径が異なることを考慮して、乗
物10を支持する表面8に沿って同一の直線速度で走行
するように選定される。
【0010】他方の側部16に沿った中央車輪24及び
後方車輪26(あるいは当該側部に沿った前方、中央及
び後方車輪)もまた、第2の反転可能な電動モータ41
を備えた第2の同一または同様の駆動装置により駆動さ
れることが好ましい。この場合、第1の側部駆動列30
と同様のものを乗物のシャシ内で並置することが望まし
い。車輪21と22は、好ましくは、軸線27と同軸の
単一の車軸上に、独立に回転自在に取り付けられる。
【0011】駆動装置30またはその鏡像としての装置
は、従来そうした玩具その他の乗物や回転駆動機械装置
に採用された歯車及び/または他の公知の回転動力伝達
機構を用いて、ほとんど無数の構成を採ることができる
ことを理解されたい。例えば、図3に示したような平歯
車と遊び歯車の駆動列を用いて、回転速度を減少させる
とともに、乗物の一方の側に沿った被動車輪のうち一部
あるいは全部にモータ31または41からの動力を伝達
することにより、軸34のような長手方向の駆動軸を除
去してもよい。図3において、モータ31及びそのピニ
オン311は、車軸36上の当初の車輪23に類似した
車軸134上の中央車輪(図示せず)を支持する大径の
減速平歯車133を駆動する。ピニオン311は、同様
に減速遊び歯車136を駆動する。この遊び歯車136
は、反転遊び歯車137を駆動し、さらに、歯車137
は、車輪25に類似した後方車輪を支持する車軸39と
同様の車軸139を回転させる別の平歯車138を駆動
する。別の遊び歯車と平歯車をそれぞれ1個以上設ける
ことにより、回転動力をピニオン311から平歯車13
3を介して、前方車輪を備えた第3の車軸までさらに伝
達するようにしてもよい。ここでも、歯車138を介し
た歯車133及び136の比は、車軸134及び139
が異なる回転速度で回転しつ、互いに連係した直径の異
なる各車輪が、支持面8と接触するそれらの周面で同じ
直線速度で回転するように選定することが望ましい。
【0012】さらに、乗物10の動作特性を考慮して、
適当にシフト可能な伝動装置を備えた単一のモータを当
業者が使用することも可能である。これにより、乗物の
各側の少なくとも中央の駆動車輪を同一または反対の直
線方向に同時に選択的に駆動するとともに、前記一対の
駆動車輪が反対の直線方向に十分急速に駆動されると
き、表面8と接触した車両のバランスを適切に保つよう
にしてもよい。このような構造は、乗物から離隔した制
御パワーパックにより電力を供給する有線制御の乗物に
採用すると有利であり、それにより電源分だけ乗物の重
量を軽減することができる。
【0013】第1のモータ31とその鏡像である第2の
モータ41の制御は、全く従来通りに行うことが望まし
い。使用可能な無線制御システムは、米国特許出願番号
07/759,250であり、現在本発明の譲受人に譲
渡されてここにも完全な形で参考として取り入れた米国
特許第5,135,427号に開示されている。乗物1
0に位置するシステムの受信部分は、2個のモータをい
ずれかの方向に別個にあるいは同一方向または反対方向
に同時に選択的に駆動するとともに、乗物が動いている
間全て遠隔操作により、あるモードから別のモードに切
り換えることができるように構成されている。
【0014】乗物10は、好ましくはシャシ12内に適
切に支持されかつ保護された基板上に設けられて、箱5
2の形で模式的に示した電子受信/制御パッケージを有
することが望ましい。電子パッケージ52は、例えば、
無線信号を検波して復調する無線受信回路と、増幅回路
と、検波された無線制御信号を復号してそれに応答する
データ処理回路と、符号54で全体を示した適当な電源
の特定の極性に第1及び/または第2の伝動モータ3
1,41を適切に連結する駆動回路とからなる。電源5
4は、いずれか設けられたモータを逆転可能とするため
に、1個の大型バッテリ、数個のバッテリのパックある
いはその他の電源でもよく、また再充電型でも非再充電
型でもよい。電子パッケージ52の回路は、本体14か
ら延びる適当なアンテナ56に電気的に接続されてお
り、このアンテナ56は、図1に符号58で全体を示し
た適当な遠隔送信ユニットから発信される無線信号を受
信する。また、光及び/または音生成感知器による有線
制御や他の形態の無線制御を採用してもよい。有線制御
の場合には、各ワイヤを介して各モータ用の電流を供給
し、必要に応じて電源54を乗物から除去するようにし
てもよい。
【0015】本発明の別の重要な観点によれば、乗物1
0は6個の車輪を有することが望ましいが、1対の中央
車輪23,24と別の1対の車輪、好ましくは1対の後
方被動車輪25,26のみ通常地面と接触している。す
なわち、車輪23乃至26は、全て平坦で水平な表面8
と直接接触して乗物10を直接支持するように、シャシ
に取り付けられる。前方車輪21,22は、少なくとも
乗物が静止しているときには、平坦で水平な表面8から
持ち上がっていることが望ましく、その結果、乗物10
は通常、3対の車輪のうち2対のみ、好ましくは2対の
被動車輪のみにより支持されている。通常の前進駆動モ
ードにおいて、1対の中央及び後方車輪23乃至26は
平坦で水平な表面と接触したままであり、前方の車輪2
1,22は当該表面から離隔したままである。水平表面
8に沿った急速な反対加速の場合には、乗物10は少な
くとも最初は、前方車輪21,22上に傾斜して後方車
輪25,26を表面8から持ち上げ、前方車輪21,2
2に支持されるようにしてもよい。もし、後方または中
央のいずれかの対の被動車輪が平坦でない表面上に持ち
上がっている場合には、残りの対の被動車輪23,24
または25,26により駆動を継続するようにしてい
る。
【0016】本発明のさらに別の重要な観点によれば、
6個の車輪21乃至26は、いずれもシャシに操縦可能
に取り付けられていないことである。すなわち、車輪2
1乃至26は、垂直な軸線を中心にシャシ12に対して
旋回可能に、シャシに取り付けあるいは連結されていな
い。従って、乗物10の操縦は、全てその一方の側部1
5または16に沿った被動車輪のみを動力で動かすか、
あるいはその各側部に沿った被動車輪を反対の直線(前
進/後退)方向に動力で動かすことにより行われる。
【0017】本発明の別の重要な観点は、乗物10や本
発明の他の実施例の旋回及び操縦性能に関するものであ
る。乗物10の重心の静的中心CG(静止重心)は、乗
物の横方向ではその中央に位置するとともに、長手方向
では一対の中央被動車輪23,24と残りの通常地面と
接している一対の後方車輪25,26との間で、好まし
くは一対の中央車輪23,24の近傍に位置している。
しかしながら、中央車輪23,24が支持表面8上で反
対の直線方向に十分迅速に駆動されるときには、乗物1
0が垂直な軸線60を中心に自動的に旋回するように、
乗物10も動的にバランスされている。軸線60は、横
方向では乗物の中央に位置し、長手方向では、回転の共
通軸線28と実際に交差していない場合には、少なくと
もそれに近接して、一対の中央車輪のちょうど中間に位
置している。旋回に際して、乗物10は同時に一対の中
央車輪23,24及びそれらの軸線28を中心に僅かに
前方に傾斜し、シャシ12の後端部18及び一対の後方
車輪25,26を支持面8から持ち上げる。これによ
り、乗物10は一対の中央の被動車輪23,24上での
み支持される。例えば、車輪24が矢印62の方向に時
計回りに駆動され、車輪23が破線矢印63の方向に反
対回りに駆動するならば、矢印64で示すように乗物1
0は、軸線60を中心に反時計方向に急速に旋回すると
ともに、シャシ12と本体14は、車輪23,24及び
それらの共通軸線28を中心に矢印65方向に僅かに前
方に傾斜する。それにより、後端部18及び後方車輪2
5,26は上昇し、前端部17は僅かに下降する。乗物
10は、前方車輪21,22が平坦で水平な支持面8と
接触しない程度に前端部が下降するようにバランスされ
ている。前端部17と後端部18及び操縦不能の一対の
前方車輪21,22と後方車輪25,26を同時に持ち
上げておくことにより、操縦不能の前方車輪21,22
と後方車輪25,26がひきずられることがなくなるの
で、垂直の軸線60を中心に一対の中央車輪23,24
上でのみ極めて高速で旋回するように、乗物10を形成
することができる。乗物10は、毎時10Km以上の直
線速度で、好ましくは毎時約15Km以上の速度で、さ
らに好ましくは毎時約20Km以上の速度で、前進及び
後退方向に乗物を駆動することができるように、動力を
付与するとともにギア付けすることが望ましい。
【0018】別の方法でも、乗物10の高速旋回(スピ
ン)性能が達成し得ることは理解されよう。例えば、一
対の前方及び後方車輪のいずれかあるいは両方をさらに
駆動することなくこれを行なおうとするならば、垂直な
軸線を中心に360°の回動自在なピボットを有するキ
ャスタやボール軸受により、前方及び後方車輪21,2
2,25,26のうちのいくつかまたは全部の代わりを
させ、スピン中も地面と接触させるようにしてもよい。
さらに、必要に応じて、一対の端部車輪21,22また
は25,26の代わりに、ただ1つのキャスタやボール
を好ましくは乗物の長手方向の中心線に沿って設けても
よい。少なくとも一対の後方車輪25,26あるいは前
方車輪21,22を反転可能なモータ31,41に駆動
接続しておくことが望ましく、これにより、もし乗物が
前方及び後方車輪のみまたはそれらの同等物のみが接す
る地面上に位置する場合でも、乗物をなお駆動可能とす
ることができる。
【0019】さらに、中央に位置して横方向に対向する
被動車輪23,24は保持しつつ、車輪25,26及び
21,22を完全に除去して、シャシまたは本体内に組
み込まれあるいはそこから支持された1個以上のスキッ
ド表面となるように、操縦不能の後方被動車輪25,2
6及び前方被動車輪21,22の代わりに回動可能また
は回動不能に単一のボールまたは車輪を設けることによ
り、少なくとも平坦で水平な表面上における好ましい乗
物10の性能を少なくとも略倍増できる。
【0020】好ましくは、一対の中央車輪23,24
は、乗物10の長手方向の中心付近でかつ乗物10の静
的重心(CG)付近に位置する。これにより、乗物10
は支持表面8上の略静止位置に止まりつつ、垂直な軸線
60を中心に容易かつ安定して高速で旋回することがで
きる。また、好ましくは、一対の中央車輪の中心は、前
方及び後方車輪の中心を通る乗物10の各側部に沿った
線から約1/8インチ下がっており、乗物10は後方へ
の僅かな付勢力とともに略一対の中央車輪上で静的にバ
ランスされている。この結果、後方タイヤは、平坦で水
平な表面とちょうど接触して一対の中央車輪の上で乗物
を支持するようになっている。さらに、駆動車輪23,
24間の中点は、乗物の静的重心CGから長手方向また
は横方向に移動することに留意されたい。また、乗物1
0は、横方向かつ長手方向で一対の中央車輪23,24
の中央に位置する垂直な軸線を中心としてするスピンに
対して動的にバランスされていない。従って、アンバラ
ンスな動的な力により、乗物10がスピンしつつ横方向
に動き回り、さらには急に走り出したり飛び出したりす
ることも起こり得る。各車輪21乃至26のタイヤ、少
なくとも中央車輪23,24のタイヤには、わずか円周
方向のクラウンを設けることにより、高速スピン性能を
さらに高めてもよい。
【0021】図4は本発明の他の実施例の乗物玩具の縦
断面図、図5は図4の駆動機構部分の水平断面図であ
る。なお、これらの図において、図1及び図2に対応す
る部分は同一の符号を記す。
【0022】この実施例の乗物10の駆動機構は、シャ
シ12の後部側に設けられたギアケース70内に、中央
車輪23と後方車輪25をそれぞれ独立に回転させる第
1の駆動装置80、及び中央車輪24と後方車輪26を
それぞれ独立に回転させる第2の駆動装置90とが配置
されている。第1の駆動装置80は、出力軸にピニオン
81を備えた第1の反転可能な電動モータ31と、この
ピニオン81に噛み合う第1の平歯車82及びこの平歯
車82とともに同軸上で回転する平歯車83と、この平
歯車83に駆動される一方の平歯車84,85及び他方
の平歯車86,87とを備えている。また、第2の駆動
装置90は、出力軸にピニオン91を備えた第2の反転
可能な電動モータ41と、このピニオン91に噛み合う
第2の平歯車92及びこの平歯車92とともに同軸上で
回転する平歯車93と、この平歯車93に駆動される一
方の平歯車94,95及び他方の平歯車96,97とを
備えている。平歯車82,83及び平歯車92,93は
軸101に、平歯車84及び94は軸102に、平歯車
86,96は軸103に、かつ平歯車85,95は車軸
104に、また平歯車87,97は車軸105に、それ
ぞれ独立に回転できるように取り付けられている。軸1
01,102,103は、ギアケース70内に水平に配
置され、車軸104,105は、ギアケース70内から
左右の側面側に水平に突出されている。平歯車85,9
5のパイプ状の軸部分は、それぞれの端部が車軸104
に沿って左右に突出されており、これら左右端部にそれ
ぞれ中央車輪23,24が固定され、また平歯車87,
87のパイプ状の軸部分は、それぞれ端部が車軸105
に沿って左右に水平に突出され、これら左右端部にそれ
ぞれ後方車輪25,26が固定されている。これらの平
歯車81,82,83,84,85,86,87の歯数
比は、中央車輪23と後方車輪25がこれらの歯車を介
して駆動されて異なる回転速度で回転し、かつ乗物10
を支持する表面8に沿って同一の速度で走行するように
選択される。また、平歯車91,92,93,94,9
5,96,97の歯数比も、同様に中央車輪24と後方
車輪26が異なる回転速度で回転し、かつ表面8に沿っ
て同一の速度で走行するように選択される。その他の重
要な観点については、上述の実施例と同様である。
【0023】これまで本発明の好ましい実施例を開示し
てきたが、それらの変形及び変更もも当業者には可能で
あろう。例えば、開示した6個の車輪に加えて別の被動
または非被動車輪を設けたり、従来のステアリングを開
示したスピン性能と組み合わせてもよい。また、無線制
御が好ましいが、有線制御及び/または例えば乗物の動
作を予め機械的にプログラムしたいわゆる「カム−オー
−マチック」駆動装置と呼ばれる内部自動制御装置を用
いて、より安価な実施例も可能である。有線制御乗物に
おいては、乗物の動力制御回路は、離隔したハンドコン
トロール内に配置しても、乗物内に残しても、あるいは
ハンドコントロールと乗物とに分割してもよい。従っ
て、本発明は、開示された特定の実施例に限定されるも
のではなく、前記特許請求の範囲に記載した本発明の範
囲及び精神の範囲内のあらゆる変形例をも包含するもの
であることは理解されたい。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の乗物玩具
は、2対の車輪と第3の支持体と、それらを配設するシ
ャシを有し、第1の対の左右の車輪が平坦で水平な表面
上で反対方向に同時に高速で駆動されるとき、乗物は第
1の対の車輪の間で乗物の長手方向に位置する垂直な軸
線を中心に旋回するとともに、シャシは第1の車輪を中
心にわずかに前方に傾斜して、少なくともシャシの一方
の端部と第3の支持体を平坦で水平な表面から持ち上げ
るようにバランスされているので、旋回の際に他の1対
の車輪と1対の支持体が水平面に触れることがなく、容
易に回転半径がゼロの旋回ができ、かつ直線加速能力に
優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第1実施例の乗物玩具の側面図である。
【図2】本発明第1実施例の乗物玩具の平面断面図であ
る。
【図3】本発明実施例の乗物玩具の別の駆動装置を示し
た図である。
【図4】本発明の他の実施例の乗物玩具の縦断面図であ
る。
【図5】図4の駆動機構部分の水平断面図である。
【符号の説明】
10 乗物 12 シャシ 14 本体部 15 左側部 16 右側部 17 前端部 18 後端部 21、22 前車輪 23、24 中車輪 25、26 後車輪 27 前車輪軸線 28 中車輪軸線 29 後車輪軸線 30 駆動装置 31 モ−タ 32、33、37、38 かさ歯車 34 軸 36 軸 41 モ−タ 60 垂直軸線 70 ギアケース 80 第1の駆動装置 90 第2の駆動装置 81、82、83、84、85、86、87 平歯車 91、92、93、94、95、96、97 平歯車 101、102、103 軸 104、105 車軸

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】左右の第1及び第2の側部と前後の端部と
    を有するシャシと、少なくとも前記シャシの左右両側部
    に位置して地面に接する第1の対の左右の第1及び第2
    の車輪と、少なくとも前記第1の対の左右のそれぞれの
    車輪と駆動部を介して連結され、少なくともそれぞれの
    左右の車輪を、少なくとも同一の直線方向に、あるいは
    反対の直線方向に同時に、または、選択的に駆動するた
    めのモータ手段と、シャシ後方側で乗物を下方から支え
    る第3の支持体であって、この第3の支持体と前記第1
    の対の車輪は、少なくとも乗物が静止しているとき、平
    坦で水平な表面と直接接触してシャシを支持する第3の
    支持体とを備えた乗物玩具において、前記第1の対の左
    右の車輪が平坦で水平な表面上で左右それぞれ反対方向
    に同時に十分高速で回転させられるとき、乗物は前記第
    1の対の車輪の中間の乗物の長手方向に垂直な軸線を中
    心に旋回するとともに、前記シャシは前記第1の対の車
    輪軸線を中心にわずかに前方に傾斜して少なくともシャ
    シの後方の端部と第3の支持体を平坦で水平な表面から
    持ち上げるようにバランスされていることを特徴とする
    乗物玩具。
  2. 【請求項2】前記モータ手段が、乗物の前記第1の側部
    に近接した前記第1の車輪と駆動部を介して連結した第
    1の正反転可能な電動モータと、前記第1のモータから
    独立に作動可能であり、乗物の前記第2の側部に近接し
    た前記第2の車輪と駆動部を介して連結した第2の正反
    転可能な電動モータとを備えた請求項1記載の乗物玩
    具。
  3. 【請求項3】前記第3の支持体が、左右の第3及び第4
    の車輪の第2の対の車輪を形成し、前記第2の対の左右
    の車輪を、前記第1の対の車輪と前記シャシの一方の端
    部との間で前記第1及び第2の側部に近接して鏡像位置
    に配設した請求項2記載の乗物玩具。
  4. 【請求項4】乗物の車輪は、いずれも操縦可能に取り付
    けられておらず、シャシに垂直な軸線を中心にして旋回
    する請求項3記載の乗物玩具。
  5. 【請求項5】前記第3の車輪が、第1の反転可能な電動
    モータと駆動部を介して連結されるとともに、前記第4
    の車輪が第2の反転可能な電動モータと駆動部を介して
    連結されている請求項3記載の乗物玩具。
  6. 【請求項6】前記第1の対の各車輪の直径が、前記第2
    の対の各車輪の直径とは異なり、さらに、前記第1のモ
    ータと第1及び第3の車輪との間に駆動列を設け、この
    駆動列が、第1及び第3の車輪に外径上で同一の直線速
    度を付与するように、異なる回転速度で第1及び第3の
    車輪を回転させる請求項5記載の乗物玩具。
  7. 【請求項7】さらに、シャシに配設した第3の対の車輪
    を有し、前記第3の対の左右の第5及び第6の車輪を、
    前記第1の対の車輪から前記第2の対の車輪と反対側の
    シャシの他方の端部の方へ長手方向に離隔してシャシの
    第1及び第2の側部近傍の鏡像位置に配設した請求項3
    記載の乗物玩具。
  8. 【請求項8】前記シャシの各側部にある3対の車輪の直
    径が、長手方向に沿って徐々に異なる請求項7記載の乗
    物玩具。
  9. 【請求項9】前記3対の車輪の各対の中心の間隔が、前
    端部と後端部とそれぞれ異なる請求項7記載の乗物玩
    具。
  10. 【請求項10】前記第1の対の車輪の直径が、前記第2
    の対の車輪の直径とは異なり、さらに、第1のモータと
    前記第1及び第3の車輪との間に駆動列を有し、前記駆
    動列が、前記第1及び第3の車輪の外径上で同一の直線
    速度を付与するように、異なる回転速度で前記第1及び
    第3の車輪を回転させる請求項8記載の乗物玩具。
  11. 【請求項11】前記3対の車輪のそれぞれの中心間の間
    隔と、各対の車輪の直径とが乗物の前端部から後端部へ
    と徐々に増大する請求項10記載の乗物玩具。
  12. 【請求項12】乗物が、地面と接触する第1及び第2の
    対の車輪により表面上に静止して支持されているとき、
    第3の対の車輪が平坦で水平な表面から持ち上がってい
    る請求項11記載の乗物玩具。
  13. 【請求項13】前記6個の車輪がいずれも操縦可能に取
    り付けられておらず、シャシに対して垂直な軸線を中心
    に旋回可能である請求項12記載の乗物玩具。
  14. 【請求項14】乗物が前記第1の対車輪の垂直な軸線を
    中心に十分高速で回転するとき、前記第2及び第3の対
    の車輪が全て、第1の対の車輪を支持する平坦で水平な
    表面から持ち上がっているようにバランスされている請
    求項7記載の乗物玩具。
  15. 【請求項15】第1及び第2の側部と前後の端部とを有
    するシャシと、乗物の各側部に近接した少なくとも前、
    中、後の車輪と、乗物の第1の側部と近接した少なくと
    も中央の車輪と駆動的に連結された第1の反転可能な電
    動モータと、乗物の第2の側部と近接した少なくとも中
    央の車輪に対し、前記第1のモータとは独立に駆動的に
    連結された第2の反転可能な電動モータとを備えた乗物
    玩具において、乗物が静止しているとき、前記一対の中
    央車輪と前記前方及び後方の車輪の一方のみが、平坦で
    水平な表面と接触すると共に乗物を支持し、前記一対の
    前方車輪及び後方車輪の残りの一方は、乗物が静止して
    いるとき、平坦で水平な表面から持ち上がり、さらに、
    前記乗物は、前記一対の中央車輪の左右の車輪が、第1
    及び第2のモータにより反対方向に十分高速で駆動され
    るとき、前記一対の中央車輪の間で乗物の長手方向に垂
    直な軸線を中心にスピンするようにバランスされている
    ことを特徴とする乗物玩具。
  16. 【請求項16】一対の前方車輪と一対の後方車輪とは、
    乗物が中央車輪の垂直な軸線を中心に十分迅速にスピン
    するとき表面から持ち上がる請求項15記載の乗物玩
    具。
  17. 【請求項17】前、中、後の車輪の直径が、乗物の各側
    部に沿って徐々に変化する請求項15記載の乗物玩具。
  18. 【請求項18】前記第1のモータを、中央の車輪と、表
    面と接触する第1の側部近傍の他の車輪とに同時に駆動
    的に連結することにより、同一の直線速度で2個の車輪
    を駆動し、さらに、前記第2のモータを、中央の車輪
    と、表面と接触する第2の側部近傍の他方の車輪とに同
    時に駆動的に連結することにより、同一の直線速度で2
    個の車輪を駆動した請求項15記載の乗物玩具。
  19. 【請求項19】乗物の車輪はいずれも操縦可能に取り付
    けられておらず、シャシに対して垂直な軸線を中心に旋
    回可能である請求項18記載の乗物玩具。
  20. 【請求項20】さらに、少なくとも同一の回転方向に同
    時にあるいは反対の回転方向に同時に、前記第1及び第
    2のモータを選択的に作動させるように構成した制御装
    置を有する請求項15記載の乗物玩具。
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