JP2003527945A - ジャイロスコープ動作をする複数の車輪を有する玩具車両 - Google Patents

ジャイロスコープ動作をする複数の車輪を有する玩具車両

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JP2003527945A JP2001570348A JP2001570348A JP2003527945A JP 2003527945 A JP2003527945 A JP 2003527945A JP 2001570348 A JP2001570348 A JP 2001570348A JP 2001570348 A JP2001570348 A JP 2001570348A JP 2003527945 A JP2003527945 A JP 2003527945A
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Abstract

(57)【要約】 スタント走行のより広い範囲及び操縦時の向上した安定性を可能にする無線制御車両(1)を提供する。無線制御車両(1)は、スタント走行の範囲をさらに広げ、操縦時の安定性を増す、二つより多いジャイロスコープ動作車輪(10a,10b)を有する。操作時のスタント操縦性及び安定性を提供するため、質量の組み合わせと、所定の回転速度についてジャイロスコープ車輪が生成するジャイロスコープ力と、に対する車両の総重量が所定の操作範囲内に維持される。対向するジャイロスコープ車輪または車輪の組は、各々の車輪が作り出すジャイロ効果と同等またはより大きなスタント力/動作の範囲を作り出す。トルク反作用とジャイロ効果の組み合わせは既存のスタント能力の範囲を広げ、スタントが導く動作の、他の無線制御玩具では得られない完全に新しい範囲を可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はジャイロスコープ動作をする車輪を備える玩具に関連し、更に詳細に
は、三つまたはそれより多いジャイロスコープ動作をする車輪を備えた玩具に関
連する。
【0002】
【従来の技術】
遠隔制御玩具への応用におけるジャイロスコープ車輪及び効果の概念は、Tilb
orらの米国特許第6,024,627号に示されている。’672特許の遠隔制
御玩具車両は、一組の平行な前輪、一組の平行な後輪及び遠隔制御される一組の
逆回転可能なモータを備え、それらモータのそれぞれが後輪の組の一車輪をもう
一方のモータと別の車輪から独立して駆動する。この後輪の独立制御によって、
制御者は、玩具車両を操作中選択的に推進し操縦可能となる。
【0003】 後輪の設計に関連付けた玩具車両の全体的設計は、’627特許の玩具車両の
ダイナミックな制御及び操作における重要な要素である。後部駆動車輪のジャイ
ロスコープ動作を提供するため、車輪総重量の大部分がその車輪の外周面に分布
される。この重量の再分配が、玩具車両の後輪の高速回転により引き起こされた
ジャイロスコープ的効果の結果で向上した安定性を玩具車両に提供する。この安
定性の向上によって、この玩具車両に独特なスタント(曲技走行、stunt)の実
施とより速い動作が非常によりよく制御された方法で可能となる。しかしながら
、この玩具車両では、前輪がモータで駆動されないがため後輪により受動的に駆
動される事実により、スタント能力が制限される。よって、ジャイロスコープ的
動作は、対向する後輪に限定されているのである。
【0004】 [図面の簡単な説明] 遠隔制御されモータ駆動される、ジャイロスコープ的動作をする車輪を二つよ
り多い数備える玩具車両の提供が、本発明の目的の一つである。
【0005】 本目的並びにその他の目的は、二輪駆動車両に一つまたはそれより多い被駆動
ジャイロスコープ的動作をする車輪が追加される本発明の一実施の態様に従って
、達成される。車両の各側部の全ての車輪を独立に駆動することによって、また
は対向する車輪の組を独立に駆動することによって、ジャイロスコープ的動作を
する車輪は独立に駆動される。本発明の一実施の形態によれば、操作中のダイナ
ミックに変化する技巧環境における最大限の安定性を得るため、車両の重量に対
する車両の総重量が所定の設計基準内に収まるように、ジャイロスコープ的車輪
は設計される。
【0006】 本発明のその他の目的並びに特徴は、添付の図面と関連して考慮され、次に続
く詳細な説明から明らかになる。しかしながら、図面は単に図示の目的のために
設計されたものであって、請求の範囲を参照すべき本発明の限定を定義するため
のものではないことは理解されるであろう。
【0007】 添付の図面では、図面全般にわたり同様の参照番号は同様の要素を示すものと
する。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1は、本体5、二つの後輪10aと10bと、ボディ(車体)延長部7を介
して本体(main body)5に連結されている第三の車輪である前輪10cとを有
する、三輪玩具1の一つの実施の形態を示す。これらのジャイロスコープ的動作
をする車輪は、図5及び図6を後に参照して説明される。ボディ(body)5は、
それぞれの車輪を一つ一つ単独で駆動させる、全てのモーター、平歯車及びまた
は作動歯車を含む。全ての必要な内部歯車及び電子部品を格納するように、ボデ
ィ5の形状及びデザインが変更可能であると当業者は解釈するであろう。前輪1
0cの伝動機構及び駆動機構は、ボディ延長部7内に収まる。更に、全ての遠隔
制御電子部とバッテリー部は本体7内に収納される。無線制御の実効性及び、こ
れらの型式の無線制御車両の内部モーターの組み立て品について当業者は理解し
ているだろう。そのような実施例は、米国特許第6,024,627号にみられ、その内
容全体を本願に組み入れる。
【0009】 玩具1は、各々のジャイロスコープ的動作をする車輪を駆動する、1つ、2つ
または3つの独立なモーターを含む場合がある。更に、前輪10cを操縦するた
めの操縦サーボを三輪構成に含んでもよい。モーターの構成によって、後輪10
aや10bは互いに独立駆動されるか、または共に駆動されてもよく、前輪10
cはユーザーが選択的に駆動(すなわち、所望の玩具操作に応じて、モーター駆
動をONまたはOFFさせることが)可能である。
【0010】 本発明の様々な実施の態様において二つを超える数のジャイロスコープ動作車
輪を用いて、操作中の車両の全体的な安定性は増し、ユーザーにとって、かなり
広範囲のスタント動作とダイナミックな運動が今や実施可能となる。これらスタ
ントの例には、前輪を浮かせた後輪走行(ウィーリー)、旋回(ローリング)及
び、連続横転、後方回転及びエッジ走行を含む瞬時横転、が含まれる。本発明の
玩具車両によって披露されるスタントとトリック走行の可能範囲は、ユーザーの
制御能力にのみ制限される。
【0011】 更に、本発明のジャイロスコープ的動作車輪は、ユーザーにより遠隔かつ独立
制御されるので、車両はあらゆる種類の路面を通過可能であり、車両の操作され
る路面の特定は無関係である。車両の本体が適切に密閉されている条件では、本
発明の車両は水のあるところを走行する場合も予想される。
【0012】 図2は、本体22、後部と前部各々1組ずつに編成された、ジャイロスコープ
的動作をする4本の車輪10a、10b、10d、10eを備える四輪玩具20
を示す。この実施の形態では、全ての車輪10a、10b、10d及び10eは
被駆動車輪となっている。本発明の一つの好ましい実施の形態では、側部組の車
輪10a、10dと10b、10eは、平歯車及びまたは差動歯車のあらゆる組
み合わせを介して接続された正逆転可能なモータによって遠隔かつ独立制御され
る。米国特許第6,024,627号(参照し本内容に組み入れられる)は、後輪のそれ
ぞれを駆動する二つの独立したモータを示している。本発明にしたがって、追加
の差動式及び/または平式伝動機構が、一つのモータと側部車輪の組それぞれと
の連結を可能にする(図7)。側部車輪の組が、図2の示すように配置されてい
るときは、各組の車輪それぞれの最外周面の間の距離Xは、できるだけ狭く接近
することが好ましい。一つの好ましい実施の態様では、Xは、各々の車輪の間に
ピンチポイント(pinch point)発生の可能性を防ぐため、1/2インチ(約1.2
7×10-2 m)を下回らないことが好ましい。
【0013】 この四つのジャイロスコープ動作の車輪を備えた車両の最も魅力的でダイナミッ
クな操作を確実にするためには、後輪10aと10b及び前輪10dと10eの
内側軌道間距離Tを、一定の操作変数の範囲内に保つことが好ましい。そのよう
な変数の例が、米国特許第6,024,627号に後部ジャイロスコープ車輪の説明とし
て記載されている。対向する車輪の内面間距離T、すなわち、車輪10aと10
b及び10dと10e各々間の距離である「内側軌道間距離」に対して、車輪円
周の外側直径D1が増加すると、車輪のジャイロスコープ効果は大きくなる。ダ
イナミックなスタント動作を確実にするには、軸距W(前輪及び後輪の軸間距離
)は、車輪の直径D1について重要である。いいかえると、どのような軸距であ
っても、車輪外周直径を、相互干渉なしにできるだけ大きくすることが望ましい
。内側軌道間距離Tと軸距Wも、ジャイロ効果による最良のスタント動作にとっ
て可能な最大直径D1と組み合わせると、相互に異なる影響を有する(すなわち
、軸距は内側軌道間距離Tにできるだけ近づけるべきである)。一つの好ましい
実施の形態では、内側軌道間距離Tと軸距Wは実質的に等しい。
【0014】 比較的短い軸距W、若しくは内側軌道間距離T、または両方が、車両質量に対
して更に大きいレベルで操作するために利用可能なジャイロ効果とトルク反作用
を発生させるより短い慣性極モーメント(すなわち、水平慣性モーメントを小さ
くするように軸距と内側軌道間距離について最小値の慣性極モーメント)を作り
出す。よって、スタント動作を更に奇抜でダイナミックにする。
【0015】 車の前部と後部にジャイロスコープ動作の車輪を備える事で、大きなはずみ車
を車の車輪の位置に有効に取り付けたことになる。車輪は効率的なはずみ車とし
て最適化される。エネルギーを蓄積し車両を安定させるはずみ車は従来利用され
てきた。しかしながら、本発明はジャイロスコープ動作車輪の安定効果(すなわ
ちはずみ車)を利用しただけではなく、スタント力を作りだし、遠隔制御玩具で
これまで得られなかった動作を可能とするように、このエネルギーの非安定化と
、各々のはずみ車による遠心力と、はずみ車の速度の瞬時変化の結果である車両
本体へのトルク反作用と、走行面との車輪の接地方向及び角度と、任意の時間に
おける地面に接触する車輪数と、を利用している。一例として、1組の車輪(左
右相対している車輪または車の同じ側に位置する車輪)を駆動するモーターは即
時に反転可能である。このはずみ車を瞬時反転させる動作は蓄積されたエネルギ
ーの非安定性を生む効果を発生させる。一例として、電気モーターの最大トルク
出力は、モーターがその作動回転数から0回転に停止されるときであることを当
業者は理解する。従って、1組のジャイロスコープ動作車輪を制御するモーター
の一つを瞬時に停止して反転させることは、その1組の車輪について発生するボ
ディ/シャーシ全体(またはもう一つの車輪1組)に作用するトルク反作用へと
変化する車輪の遠心力を生じ、それにより、複数のスタント操作能力につながる
スタント力を発生することが明確である。これらの原理は、一つまたはそれ以上
の数のジャイロスコープ動作車輪を同時に駆動する場合に適用される。これらの
力から導かれるスタント操作能力を唯一制限するのは、ユーザーのモーター制御
能力である。以前述べた通り、ジャイロスコープ動作車輪の組とは、対向する組
(例えば、後部の組または前部の組)及び協働する組(すなわち、車両の同じ側
の前輪と後輪)であり得る。
【0016】 ここの開示する実施の態様それぞれでは、ジャイロスコープ動作車輪の合計質
量についての玩具の総重量が、玩具車両の性能を向上させる。車輪の重量に対す
る、車両及び内部部品の総重量を最小限にすることで、ダイナミックなスタント
動作の範囲を非常に広げる。ボディとシャーシは、中心に位置された重心(すな
わち、軸距に対して)を有し、好ましくは、可能な限り(玩具全体の質量に対し
)物理的に軽量にすると、(ジャイロとして作用する)車輪は車両のスタントに
最も良い影響を与えられる。対向する車輪または対向する車輪の組のトルク反作
用は、車輪それぞれによって作り出されるジャイロ効果と同等またはより大きな
力であって、スタントにつながる力の範囲(a range stunt inducing forces)
を発生させる。このように、トルク反作用とジャイロ効果が組み合わせられると
、スタントにつながる作用/力の別の範囲が可能となる。
【0017】 実施の態様の一つによると、バッテリーを除いたボディ/シャーシの合計重量
(weight)は約600グラムで、前輪及び後輪の合計質量(mass)は約500グ
ラムである。よって、この玩具の車輪を含む総質量(mass)は約1100グラム
である。よって、ボディ/シャーシと車輪の間の重量比率(weight ratio)が6
:5となり、玩具総質量(車輪を含む)と車輪の間の重量比率は11:5である
。異なる直径の車輪が使用された場合(図7参照)、前部と後輪の合計質量は異
なるが(例えば、後輪が280グラム、前輪が220グラム)、この場合でも玩
具総質量について所望の合計重量を維持しなければならない。ボディ/シャーシ
にバッテリーパック(およそ180グラム)が追加された場合、このボディ/シ
ャーシと車輪の重量比率は7.8:5に変化し、玩具総質量(車輪を含む)と車
輪の間の重量比率は12.8:5と成る。よって、車輪合計質量(前輪と後輪)
は少なくとも玩具総質量の40%で、少なくともシャーシ/ボディの合計(車輪
を除く)は60%であることがある。好ましいバッテリーパックは9.6ボルト
のニッケルカドニウム電池で、玩具全体の重心を下げるように、ボディの中心位
置に配置され、かつ、可能な限り地面に接近させた位置に配置される。それによ
り、操縦中の安定性を更に向上させている。車輪質量と玩具全体質量との関係を
必要最低限維持すれば、別の重量配分率でも、本発明の本意を逸脱することなく
用いられる場合があることを当業者は理解する。
【0018】 図3は、図2で示された例に類似する六輪車玩具30であるが、玩具30は本
体32と、更にもう一つの駆動ジャイロスコープ動作車輪1組を備えている。こ
の実施の態様では、6本の車輪10a、10b、10f、10g、10h、10
i全てが駆動される。3つの対向する組をなす車輪10aと10b、10fと1
0g、10hと10iのそれぞれの組が、車玩具のスタント動作を向上させる為
に、可能な限り大きな直径の駆動車輪6本のジャイロスコープ動作に関連して働
く、内側軌道間距離関係も維持している。
【0019】 図4は、6本の車輪付き無線制御玩具車両40の別の実施の態様を示す。この
実施の態様では、対向する車輪10aと10b、10fと10g、10hと10
iの内側軌道間距離T1、T2、T3が異なっている。この内側軌道間距離の違
いがは、車40における車輪の重ね合わせ配置を可能とする。車輪の端部から端
部への配置(end to end placement)は所定の車両長さに対する車輪の外側直径
を制限するのであるが、車輪の重ね合わせは、所定の車両全長(すなわち、前輪
の前端部から後輪の後端部までの距離)に対して車輪のより大きな外側直径を可
能とする。車輪の直径が大きくなると、車輪の重ね合わせ配置と組合わさって、
車輪のジャイロスコープ動作を向上させ、車輪の走行路面との接地状態の動的変
化により、スタント動作の可能範囲を広げる結果が得られる。
【0020】 図5は、車玩具の本体50と、異なる直径のジャイロスコープ動作車輪に取り
付けられた車本体の配置を示す。3通りの異なった直径を持つ車輪52、54、
56は、ボディ12に対しての車輪の大きさと配置を示す。これらの車輪の直径
は、所望の使用目的及び/または美観の問題によって可変である。前輪及び後輪
が異なる直径であってもよい。操作環境によってさまざまなレベルのトラクショ
ンを達成するために車輪のトレッドもさまざまに変更可能であることを当業者は
理解する。例えば、くぼみの付いたトレッドは、ダート走行(dirt application
s)でのトラクションを増すための直径の小さい車輪に適し、トレッドのない幅
広のもの(slick)は、車輪の回転当たりの最高速度達成を支援するための、路
上性能試験などのような条件での直径の大きな車輪に適している。
【0021】 車輪のサイズによって、及び、長軸について車両を下げることによって全体の
重心位置を下げるため、軸の長さLについて本体50の配置が可変であることも
また、当業者は理解する。
【0022】 図6aは、本発明に基づく、ジャイロスコープ動作車輪10の一つの実施の態
様の前面を示す。図6bは、図6aの線VI−VIに沿った車輪10の部分断面
図を示す。車輪10は、中心ハブ62にリム60を連結するスポーク61と共に
外周面60を含む。ビニール若しくはゴム製タイヤ64は、リム60を被い、乾
燥し滑らかな路面の向上した接地能力を提供するよう、リム60に追加されても
よい。トレッドパターンが非常に少ないかまたは皆無の、デュロメーターにおい
てより硬いタイヤは、地面への摩擦が少ないので、車輪回転の加速をより速くし
、ジャイロスコープ効果のかなり速い達成をもたらす。ビニールまたはゴムタイ
ヤ64は、スタント走行時及び/または路面の変化において、更に有利なトラク
ションを提供するリブ66も含んでよい。リム60は、縁に沿った曲線部68を
含んでもよく、これは車輪60の側面63となる。側面63の曲線部68は、ス
タントチューブ24を使用したスタント動作に不可欠であり、この玩具車両が、
ある長い時間、これらの側面やスタントチューブを地面に接地させて走行する。
曲線部68の曲率半径は、例えば1/8"〜2"(約3.18×10-3mから5.08×10-2m
)としてもよい。更に、硬いプラスチックの接触リング69は、車輪外周の曲線
部68に配置可能であり、または一体としてもよい。摩擦リング69は、車があ
る角度で走行するときタイヤに代わって走行面と接触する。摩擦リング69は、
車輪が未だ走行面と接触しているときでも、車輪が遠心力を得る速度まで「巻く
」またはスピンさせることを可能とする。
【0023】 任意の車輪について接地角度は任意の時間で変化するので、車輪外周の異なる
位置に、異なる摩擦係数の異なる材料を有するように車輪は設計される。一例と
して、摩擦リング69は、柔かなゴム材よりも低い摩擦係数を有する。よって、
この玩具が、摩擦リング69を含む曲線部68で操作されている場合、走行路面
との摩擦接触は低下し、各々の車輪は(他の車輪の摩擦接触状態と、これに伴う
各々の摩擦係数によって)スピン、またはエネルギーをスプール(spool)可能
である。図9は、車輪10aと10cの部分断面図を示す。一例として、車輪は
、操作角度によって、走行路面についていくつか異なる接触点90、92、94
、96を有することがわかる。これらの接触点が異なる摩擦係数を持つとき、ジ
ャイロスコープ動作車輪(上記の説明通り)の制御により発生する力の範囲は指
数関数的に増加する。これら接触点90、92、94、96は例示の目的で示さ
れたにすぎない。玩具の操作と、遠心力の相互作用、対応するトルク反作用、及
び任意の時間における車の角度操作によって発生するスタント動作とから、これ
らの接触箇所はほぼ無限に存在することを、当業者は理解するだろう。
【0024】 図5と図7が示すように、ジャイロスコープ動作車輪の直径は、好ましくは、
この玩具車両1が上下逆転して走行可能な直径である。車が回転して上下逆転走
行する場合、玩具の重心(通常走行のため、可能な限り低く配置することが望ま
しい)が通常より高くなるので、全体的なスタント力とスタント動作の範囲は変
化する。よって、全ての変化する角度、また、全ての3次元において、この玩具
の操作は、通常走行の操作とは変化する。これは、使用上、より幅広い活用と動
作の範囲を提供する。更に、玩具を逆転走行させるとき、前輪及び後輪の異なる
直径は、ユーザーのはずみ車の取り扱い(すなわち、ジャイロスコープ動作車輪
の制御)から得られる異なる操作及び異なる力の伝達に寄与する。
【0025】 一つの具体例として、及び、車輪のジャイロスコープ動作を大きくすることを
可能とするため、車輪10は、少なくとも直径の2/3が、各々の車輪に隣接し
ている車輪半径Rの外径先端から少なくとも20%以内に収まる大きさを有する
。車輪のジャイロスコープ動作が、車輪の回転速度に合わせて全ての車輪の配列
に依存することを当業者は理解するだろう。一つの実施の態様によると、好まし
い車輪の回転速度は、負荷のない状態(すなわち、地面と非接触)で、一分間に
800から1200回転の範囲である。
【0026】 図示されるように、スタントチューブ24は車輪10の前面Pからの長さS1
を有する。このスタントチューブ24の長さS1が長くなると、車が側面に傾い
て走行する角度が減少する。車を長い時間容易に、傾斜したスタント走行(車片
側において、車輪側面とスタントチューブが地面に接触する)が可能となるよう
に、長さS1は各々の玩具に対して正しく選択されなければならない。所望の角
度(例えば、地面に対して35度)での走行を可能にするためには、長さS1
選択は車に取り付けられた各々の車輪の直径にも依存することを、当業者は理解
するだろう。図9は、後輪10aより直径の小さい前輪10dが後部(S2)ス
タントチューブ24より小さい(S3)スタントチューブ24を有する、一つの
実施の態様を示す。これらのスタントチューブのサイズは、例えば20から40
mmの範囲であってもよい。角度/片輪走行は0度(スタントチューブなしの場
合は、車を片側の車輪外側面63で走行させる)から45度の範囲としてもよい
。更に、スタントチューブ24は、玩具が傾斜走行を可能となる角度の大きさに
も影響する直径d1を持つ。図示されるように、スタントチューブ24はハブ6
2にネジ70を使用してネジで取り付けするか、ドライバーを使用する必要を無
くすために、スナップオン式で押し込んではめ込んでもよい。スタントチューブ
24が定位置に固定された時、車両は走行面に対して90度の角度で、上述のス
タントチューブの先端に乗り上げることが出来る。
【0027】 スタントチューブ24は取り外しも可能で、ユーザー側で異なる形状や効果的
な長さのチューブと交換可能である。この取り外し可能な仕様は、全く新しいジ
ャイロスコープ的に導かれたスタント動作を可能とする。この玩具車両のスタン
ト動作を増やし、車輪先端、スタントチェーブ先端に乗り上げる傾斜走行、横転
などを可能にするように、スタントチューブ24は、車輪10のどの車輪でもま
たは全てに追加可能である。
【0028】 図7は別の好ましい実施の態様を示し、前輪は、後輪の直径D3よりも小さ
な直径D2を有する。後輪に対して、前輪の直径を変更することによって、外側
の接触面にて同等のインチ/秒の速度で、各々片側の車輪を同時に駆動させるの
に必要な異なる回転速度を補正するため、追加の差動ギヤ機構及び平ギヤ機構が
必要となる。図8a及び図8bは、異なる車輪直径を補正するように、差動ギヤ
機構(伝動装置)及び平ギヤ機構を備えた、一つの実施の態様を示す。モーター
80は、主ギヤ84を駆動する小さな平ギヤ82を含む。主ギヤ84は、中間ギ
ヤ86と88を介して後輪のギヤ90を駆動し、中間ギヤ92と94を介して前
輪のギヤ96を駆動する。先に説明したように、前輪の直径が後輪より小さい場
合、中間ギヤ92と94と前部ギヤ96の歯数と歯車の配置角度は、中間ギヤ8
6と88、そして後部ギヤ90の歯数と歯車の配置角度と異なり、この直径の違
いを補正し、前輪と後輪を同速度で回転させるように、選択されなければならな
い。よって、前部ギヤ(92、94、96)のギヤ比は、前輪の異なった直径を
補正し、前輪をより大きい直径の後輪と同じ速度で回転させるように、調整され
ている。例えば、前部ギヤ92、94、96は、前輪を負荷無し状態(走行面と
接触無し)で1分間当たり1000回転させるギヤ比を備えるが、後部ギヤ86
、88、90は負荷無し状態で、1分間当たり900回転で噛み合った後輪を回
転する。負荷がかかると(すなわち、玩具車両が走行面に置かれる場合)、これ
らの回転数は若干、または互いに比例して減少する場合がある。速度の変化は、
車輪の走行面での摩擦係数と、各々の接地角度で走行面と接触する車輪の各々の
部分に依存する。
【0029】 本発明の基本的な新規的特徴が図示され、記載され、指摘されたが、装置の図
示された形状及び詳細そして装置の操作におけるさまざまな省略、代用及び変更
が、本発明の精神から逸脱することなく行われる場合があることを当業者は理解
するだろう。例えば、同じ結果を達成する本質的に同じ方法での本質的に同じ機
能を発揮する、全ての要素の組み合わせ及び/または方法は、本発明の範囲内で
あることが意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の態様に基づく、三つのジャイロスコープ動作車輪を備え
た玩具の斜視図である。
【図2】 本発明の第2の実施の態様に基づく、四つのジャイロスコープ動作車輪を備え
た玩具の斜視図である。
【図3】 本発明の第3の実施の態様に基づく、六つジャイロスコープ動作車輪を備えた
玩具の斜視図である。
【図4】 本発明の第4の実施の態様に基づく、六つジャイロスコープ動作車輪を持った
玩具の斜視図である。
【図5】 本発明のジャイロスコープ動作車輪の様々な直径の概略図である。
【図6a】 本発明の一つの実施の態様に基づく、ジャイロスコープ動作車輪の前面図であ
る。
【図6b】 図6aのVI−VIの線における、ジャイロスコープ動作車輪の部分的断面図
である。
【図7】 直径が異なる前部と後輪を備えた玩具の概略図である。
【図8a】 本発明の一つの実施の態様に基づく、ジャイロスコープ動作車輪を備えた玩具
の伝動装置を示す設計図である。
【図8b】 本発明の一つの実施の態様に基づく、ジャイロスコープ動作車輪を備えた玩具
の伝動装置を示すもう一つの設計図である。
【図9】 前輪及び後輪の異なる寸法を有する玩具車両及び様々な車輪表面を上部から示
す部分断面図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成14年6月21日(2002.6.21)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,C H,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,EE ,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,HR, HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE,KG,K P,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU ,LV,MA,MD,MG,MK,MN,MW,MX, NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,S G,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ ,UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 ヘットマン、マイケル ジー. アメリカ合衆国 32169 フロリダ州 ニ ュー スマーナ ビーチ エングラム ロ ード 6274 Fターム(参考) 2C150 AA14 CA08 DA06 DA07 DK02 EB01 EB31 EC03 EC15 ED02 ED10 ED11 ED13 ED42 ED52 EF16 EF17 EF27 EF33 EF36

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両全体としての質量を有する玩具車両であって、 対向する側部と、前部と、後部と、を有する、ボディ/シャーシと、 回転軸について相互に配置された一組の後部車輪であって、前記車体及びシャ
    ーシの前記後部に作動可能に接続されている前記一組の後部車輪と、 前記ボディ/シャーシの前記前部に作動可能に接続された回転軸を有する、少
    なくとも一つのジャイロスコープ動作前部車輪と、 前記少なくとも一つのジャイロスコープ動作前部車輪のそれぞれの車輪にジャ
    イロ効果を引き起こす速度にて前記ジャイロスコープ作動車輪を選択的に駆動す
    る駆動手段であって、前記ジャイロ効果が前記それぞれの車輪に遠心力を生成し
    、前記少なくとも一つのジャイロスコープ動作前部車輪が前記駆動手段を介して
    瞬時に逆回転されると、前記遠心力が玩具車両全体へのトルク反作用として伝達
    される、前記駆動手段と、 を備える、玩具車両。
  2. 【請求項2】 前記駆動手段が、前記一組の後部車輪を駆動する第1のモー
    タ及びギヤと、前記少なくとも一つの前部車輪を駆動する第2のモータと、ユー
    ザからの遠隔ワイヤレス制御指令を受信する無線制御電子回路及び動力源と、を
    備え、前記第1モータ及び第2のモータが前記ユーザによって独立に制御される
    、請求項1に記載の玩具車両。
  3. 【請求項3】 前記少なくとも一つの前部車輪が一組の前部車輪であって、
    前記駆動手段が、前記ボディ/シャーシの一側部に配置された前記一組の後部車
    輪の一つ及び前記一組の前部車輪の一つによって画定される第1側部車輪組を駆
    動する第1の逆回転可能なモータ及び伝動装置と、前記車両及びシャーシの別の
    一側部に配置された前記一組の後部車輪の別の一つ及び前記一組の前部車輪の別
    の一つによって画定される第2側部車輪組を駆動する第2の逆回転可能なモータ
    及び伝動装置と、ユーザからの遠隔無線制御指令を受信する無線制御電子回路及
    び動力源と、を備え、前記第1のモータ及び第2のモータが前記ユーザによって
    独立に制御される、請求項1に記載の玩具車両。
  4. 【請求項4】 対向する前記第1及び第2側部車輪組の距離として定義され
    る内側軌道間距離と、前記第1及び第2側部車輪組のそれぞれの組における二つ
    の車輪の回転軸間距離として定義される軸距と、をさらに備え、前記内側軌道間
    距離と前記軸距とが実質的に等しい、請求項3に記載の玩具車両。
  5. 【請求項5】 前記駆動手段が、前記第1のモータに作動可能に接続されて
    、前記第1のモータの回転運動を前記第1側部車輪組へ等しく伝達する第1のギ
    ヤのセットと、前記第2のモータの回転運動を前記第2側部車輪組へ等しく伝達
    する第2のギヤのセットと、をさらに備える、請求項3に記載の玩具車両。
  6. 【請求項6】 前記車輪のそれぞれに半径があって、前記それぞれの前記半
    径は互いに等しい、請求項5に記載の玩具車両。
  7. 【請求項7】 前記車輪のそれぞれに半径があって、前記前部車輪の半径が
    前記後部車輪の半径より小さい、請求項5に記載の玩具車両。
  8. 【請求項8】 前記車輪のそれぞれが、玩具車両が操作される走行面との接
    触点において異なる摩擦係数を有する外周面を備える、請求項1に記載の玩具車
    両。
  9. 【請求項9】 対向する側部と、前部と、後部と、を有するボディ/シャー
    シと、 互いに回転軸に配置されたジャイロスコープ作動車輪の後部の組であって、前
    記ボディ/シャーシの前記後部に作動可能に接続されている前記ジャイロスコー
    プ作動車輪の後部の組と、 互いに回転軸に配置されたジャイロスコープ作動車輪の前部の組であって、前
    記ボディ/シャーシの前記前部に作動可能に接続されている前記ジャイロスコー
    プ作動車輪の前部の組と、 前記ボディ/シャーシの一側部に配置された前記車輪の後部の組の一車輪及び
    前記車輪の前部の組の一車輪によって画定される第1側部車輪組を駆動する第1
    の逆回転可能なモータ及び伝動装置と、 前記ボディ/シャーシの別の一側部に配置された前記車輪の後部の組の別の一
    車輪及び前記車輪の前部の組の別の一車輪によって画定される第2側部車輪組を
    駆動する第2の逆回転可能なモータ及び伝動装置と、 ユーザからの遠隔ワイヤレス制御指令を受信する無線制御電子回路及び動力源
    であって、前記第1モータ及び第2のモータが前記ユーザによって独立に制御さ
    れる、前記無線制御電子回路及び動力源と、 を備える、遠隔制御される玩具車両であって、 前記第1のモータ及び前記第2のモータが、前記ジャイロスコープ動作車輪の
    それぞれの車輪にジャイロ効果を引き起こす速度にて前記ジャイロスコープ作動
    車輪を駆動し、前記ジャイロ効果が前記それぞれの車輪に遠心力を生成し、少な
    くとも一つの前記ジャイロスコープ動作車輪が前記駆動手段を介して瞬時に逆回
    転されると、前記遠心力が玩具車両全体へのトルク反作用として伝達される、前
    記遠隔制御される玩具車両。
  10. 【請求項10】 前記駆動手段が、前記第1のモータに作動可能に接続され
    て、前記第1のモータの回転運動を前記第1側部車輪組へ等しく伝達する第1の
    ギヤのセットと、前記第2のモータの回転運動を前記第2側部車輪組へ等しく伝
    達する第2のギヤのセットと、をさらに備える、請求項9に記載の玩具車両。
  11. 【請求項11】 前記車輪のそれぞれに半径があって、前記それぞれの前記
    半径は互いに等しい、請求項10に記載の玩具車両。
  12. 【請求項12】 前記車輪のそれぞれに半径があって、前記前部の車輪の半
    径が前記後部の車輪の半径より小さく、前記第1の伝動装置及び前記第2の伝動
    装置が前記前部の車輪の小ささを補正するように調整されていて前記前部の車輪
    及び前記後部の車輪の等しいインチ毎秒速度を可能にする、請求項10に記載の
    玩具車両。
  13. 【請求項13】 前記車輪のそれぞれが、玩具車両が操作される走行面との
    接触点において異なる摩擦係数を有する外周面を備える、請求項10に記載の玩
    具車両。
JP2001570348A 2000-03-24 2001-03-23 ジャイロスコープ動作をする複数の車輪を有する玩具車両 Pending JP2003527945A (ja)

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