JPH01282029A - 走行装置及びロボット - Google Patents

走行装置及びロボット

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JPH01282029A
JPH01282029A JP63109879A JP10987988A JPH01282029A JP H01282029 A JPH01282029 A JP H01282029A JP 63109879 A JP63109879 A JP 63109879A JP 10987988 A JP10987988 A JP 10987988A JP H01282029 A JPH01282029 A JP H01282029A
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Kaoru Nakano
中野 馨
Kenji Ikeda
池田 建司
Tetsuo Kamitoku
徹雄 神徳
Kazuo Asakawa
浅川 和雄
Shigemi Osada
茂美 長田
Minoru Sekiguchi
実 関口
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕    □ 移動ロボットや搬送車等に用いられる走行装置と、該走
行装置を用いたロボットに関し、複数の車輪の駆動及び
操向をそれぞれ1つの駆動源で行なうことを可能にして
動力使用効率を向上することを目的とし、 中央に設けられた第1の平歯車と、該第1の平歯車に噛
合う複数の中間歯車と、該中間歯車にそれぞれ噛合う同
一歯数の複数の第2の平歯車とからなる第1の歯車列が
上段に、該第1の歯車列と同一配列でそれぞれ対応する
歯車がそれぞれ同一軸上に個別に回転できるように配置
された第2の歯車列が下段に設けられ、さらに下段の第
2の平歯車にはそれぞれ傘歯車が固設された車輪と、該
に前記上方の第2の平歯車の回転力を受ける歯車が設け
られ、上段の第1の平歯車を回転することにより車輪が
回転駆動され、下段の第1の平歯車を回転することによ
り車輪が操向されるように構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、移動ロボットや搬送車等に用いられる走行装
置と、該走行装置を用いたロボットに関する。
移動ロボット等は、通常バッテリで駆動されているため
、少電力で長時間動作できる事が要求されている。この
ため、ロボットには小型軽量で、モータ等のアクチュエ
ータの数が少なくても充分な移動動作が可能なことが必
要であり、またモータで駆動される部分が小さければ小
さい程、効率の良い機構となる。
〔従来の技術〕
従来の移動ロボットは、大きなバッテリを搭載して、大
トルクを持つモータで動かしたり、また1輪だけを操舵
駆動し、残りはキャスタ等の空輸で済ませることが多か
った。またダイレクトドライブモータ等を用いて、車輪
をそのままモータにして、歯車機構をな(し、簡単な機
構にしていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、バッテリは容量がまだ小さく、重量が大きい
。したがって、それをも運ぶため更に大きな駆動源が必
要になり、またハンテリを大きくしなければならない、
といった悪循環があった。
また1輪だけしか駆動していないと不整地で車輪が浮い
てしまったときに脱出不能となる欠点があった。逆に、
モータの数を多くするとそれを駆動するために、多くの
電力を要し、統括してモータを制御するため、内輪差等
を考慮した複雑な計算が必要であった。
本発明は複数の車輪の駆動及び操向をそれぞれ1つの駆
動源で行なうことを可能にして動力使用効率を向上した
走行装置及び該走行装置を用いたロボットを提供するこ
とを目的とする。
〔課題を解決するだめの手段〕
上記目的を達成するために、本発明の走行装置は、中央
に設けられた第1の平歯車G1と、該第1の平歯車G1
に噛合う複数の中間歯車02.G3と、該中間歯車G2
.G3にそれぞれ噛合う同一歯数の複数の第2の平歯車
G4〜G7とからなる第1の歯車列が上段に、該第1の
歯車列と同一配列でそれぞれ対応する歯車がそれぞれ同
一軸上に配置された第2の歯車列H1〜H7が下段に設
けられ、上下の第1の平歯車Gl、H1を支持する軸A
1は下段の歯車H1を固定し且つ上段の歯車G1を自由
回転可能に支持し、上下の中間歯車G2゜G3.H2,
H3を支持する軸A2.A3は上下の歯車を別個に自由
回転可能に支持し、上下の第2の平歯車G4〜G7.H
4〜H7を支持する軸A4〜A7は上部の一端をフレー
ム部材1に回転自在に支持され、且つ上段の歯車G4〜
G7を自由回転可能に支持すると共に下段の歯車H4〜
H7を固定し、さらに下段の第2の平歯車H4〜H7に
は、それぞれ傘歯車S4が固設された車輪Wが該歯車H
4〜H7に対して垂直に設けられ、上記傘歯車S4に噛
合う傘歯車S3が、下段の第2の平歯車H4〜H7の中
心をはずして回転可能に設けられた軸A8の一端に取付
けられ、該軸A8の他端に前記上段の第2の平歯車04
〜G7の回転力を受ける歯車S2が固設されて成り、上
段の第1の歯車G1を回転することにより車輪Wを回転
駆動し、下段の第1の歯車H1を回転することにより車
輪Wを操向するように構成している。
また上記目的を達成するために、本発明のロボットは、
前記の走行装置を持ち、且つ該走行装置に対して回動可
能に設けられたボディ22が第1の平歯車Gl、H1の
軸A1に固定され、車輪の操向に連動してボディ22が
回動する。
〔作 用〕
前記走行装置は、上段の第1の平歯車G1を回転するこ
とにより中間歯車G2.G3を介して第2の平歯車G4
〜G7が全べて同方向に回転し、同歯車から回転力を受
けた傘歯車S3.S4を介して全べての車輪を同方向に
回転させる。また下段の第1の平歯車H1を回動するこ
とにより、中間歯車H2,H3を介して第2の平歯車H
4〜H7を全べて同方向に回動させ車輪Wを操向する。
また前記ロボットは、ボディ22が走行装置の操向をつ
かさどる軸AIに固定されているため、〔実施例〕 第1図は本発明の走行装置の実施例の模式図、第2図は
実施例の三面図であり、(a)は平面図、(b)は一部
をa図のb−b線で切断して示した正面図、(C)は側
面図である。
本実施例は第1図及び第2図に示すように、同一配列の
歯車列が上下2段に設けられており、上段の歯車列は、
中央に第1の平歯車G1が配置され、該第1の平歯車G
1に複数の(図では2個)中間歯車G2.G3が噛み合
わされ、該中間歯車G2.G3にそれぞれ複数の(図で
は2個ずつ)第2の平歯車04〜G7が噛み合う様に配
置され、且つ第2の平歯車04〜G7にはそれぞれ同軸
上に小歯車S1が固設されている。また下段の歯車列は
上段の歯車列と同様であり、第2の平歯車H4〜H7に
は小歯車S1は無い。そして上下の歯車列の各対応する
歯車同士は同一軸に支持されており、上下の第1の平歯
車CI、H1を支持する軸A1は下段の歯車H1を固定
し、上段の歯車G1を自由回転可能に支持している。ま
た上下の中間歯車G2.G3.H2,H3を支持する軸
A2.A3は上下の歯車を別個に自由回転可能に支持し
ている。また上下の第2の平歯車G4〜G1、H4〜H
7を支持する軸A4〜A7は上部の一端をフレーム部材
1 (第2図(b)参照)に回転自在に支持され、上段
の歯車G4〜G7を自由回転可能に支持すると共に、下
段の歯車H4〜H7を固定している。
さらに下段の各第2の平歯車H4〜H7にはそれぞれ傘
歯車S4が固設された車輪Wが垂直に設けられると共に
、前記傘歯車S4と噛合う傘歯車S3が第2の平歯車H
4〜H7の中心をはずして貫通して設けられた回転可能
な軸A8の一端に固設され、該軸A8の他端に前記上段
の第2の平歯車04〜G7に固設された小歯車S1に噛
合う小歯車S2が固設されている。
また走行用のモータM1と操向用のモータM2とがそれ
ぞれ1個ずつ設けられており、走行用モータM1の有す
る小歯車G8と上段の第1の平歯車G1との間には中間
歯車G9.C,10が設けられ、操向用のモータM2の
有する小歯車と噛み合う大歯車H8が軸A1の上端に固
設されている。
なおこの操向用のモータM2及び大歯車H8は(b)図
に示すように、モータM2は軸A1の上端に固設された
プレート3上に固定し、大歯車H8はフレームに固定し
て小歯車H9が遊星歯車的に作動して軸AIを駆動する
ようにしても良い。第2図はこの第1図(b)の場合を
示している。
第3図は上段及び下段の歯車列の詳細を示した図であり
、(a)は歯車列の平面図、(b)はa図のB−B’−
B″−B”’線における断面図である。
同図において、1,2はフレーム部材であり、両者はス
ペーサ4により結合されており、その間に第1の歯車列
G1〜G7と第2の歯車列H1〜H7が配置されている
。そして軸A1は下端をフレーム部材2に設けられた球
軸受5で支持され、その上方で下段の第1の平歯車H1
をピン6固定し、さらにその上方で上段の第1の平歯車
G1を球軸受7を介して自由回転可能に支持している。
また軸A2.A3は両端をフレーム部材1及び2に固定
され、球軸受8を介して上段の中間歯車G2゜G3を、
球軸受9を介して下段の中間歯車H2゜H3をそれぞれ
自由回転可能に支持している。また軸A4〜A7は2重
軸となっており、その外側の軸は上段の第2の歯車G4
〜G7と一体であり、フレーム部材lに取付けられた球
軸受10.11により回転可能に支持され、中心の軸は
外側の軸に回転自在に支持され、その先端に下段の第2
の平歯車G4〜G7を固定している。さらに下段の第2
の平歯車H4〜H7には傘歯車S4が固設された車輪W
が、軸受ブラケット14を介して取付けられ、また中心
軸をはずした位置に球軸受15で支持された軸A8が設
けられ、その一方の端部には車輪Wの傘歯車S4に噛合
う傘歯車S3が、他端に上段の第2の平歯車G4〜G7
に固設された小歯車S1に噛合う小歯車S2が固設され
ている。
このように構成された本実施例は、モータM1を回転さ
せることにより、該モータの駆動軸に固定された小歯車
G8から中間歯車09.Cl01上段の第1の平歯車G
1、中間歯車G2.G3を経て各第2の平歯車04〜G
7を回転させ、さらに該各第1の平歯車G4〜G7に固
設された小歯車S1から小歯車S2、軸A8、傘歯車S
3を経て傘歯車S4を回転して車輪Wを回転させる。ま
た、モータM2を回転させることにより、該モータの駆
動軸に固定された小歯車H9から大歯車H8、軸A1、
下段の第1の平歯車H1、中間歯車H2゜H3を経て第
2の平歯車H4〜H7が同方向に回動し各車輪Wを同一
方向に操向する。この場合360°以上の操向が可能で
あるが、小歯車S1を設けずに直接筒2の平歯車G4〜
G7に別の歯車を噛み合わせ、該歯車から傘歯車S3に
回転力を伝えることもできる。但しこの場合の操向角度
は制限される。なお下段の第1の平歯車H1と各第2の
平歯車H4〜H7の歯数を等しくしておけば第1の平歯
車H1と各第2の平歯車H4〜H7の回動する角度は等
しくなる。従って第1図の如く大歯車H8又はプレート
3に車輪Wの向きと同方向に矢印I7を表示しておけば
矢印17は常に車輪Wの走行方向を指示することになる
以上の本実施例によれば走行用モータMlと操向用モー
タM2の2つで4つの車輪Wを駆動操向することができ
、しかも4つの車輪Wが同一方向に操向されるのでフレ
ーム部材1の方向は変わらないため、この部材1の上に
バッテリ1Bを搭載しておくと、操向時にはバッテリが
移動しないのでモータを小さなものでまかなうことがで
き、経済的である。
第4図及び第5図は本発明のロボットの実施例を示す図
であり、(a)は正面図、(b)は側面図であり、第5
図は側面断面図である。
本実施例は第5図に示すように、前実施例で説明した走
行装置20に、該走行装置のフレーム部材2をインナー
レースとする大径のローラ軸受が設けられ、そのアウタ
ーレース21に、頭部22aと円筒形の胴部22bとス
カート部22cからなるボディ22が取付けられており
、該ボディは胴部22bの上部で軸AIに固定されたプ
レート3に固定されている。従ってボディ22は車輪W
の操向に連動して回転し、その前面を進行方向に向ける
ことができる。
なおボディ22には、第4図に示すように超音波センサ
23.24.25が頭部22aの両耳部と胴部22bの
正面に、光センサ26〜29が頭部22aの両目部とス
カート部22cの正面に、タッチセンサ30がスカート
部22cの外周部に設けられ、さらに両腕部3132が
胴部22bの左右に、発光LE1)33〜36が頭部2
2a及びスカート部22cに設りられている。
このように構成された本実施例は、方向変換機能と前進
機能を機構的には一体化し、制御の面からは両者を完全
に独立に扱うことによって、ロボット−の行動の高能率
化を図ることを可能としたもので、センサーの作用する
方向、アクチュエータの作用する方向、前進方向の三者
を一致させたまま任意の方向に向けることができる。そ
の結果(3輪車型のものと異なり、複雑な計算なしで)
身体の幅で任意の方向にその場回転でき、(それでいて
)回転時と前進時で機構的切り替えを行なわないので、
エネルギーの損失は少なく、無駄な動きがないため摩耗
や損傷も少ないといった利点がある。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、1つのモータで
複数の車輪を駆動でき、また別の1つのモータで該車輪
の操向ができるので、モータの数が少なくてすみ、移動
ロボットのバッテリが大きくなりすぎるといった欠点が
なくなる。またモータの数が少ないので電力消費が少な
く、長時間駆動に適する。さらに、操向操作の際にバッ
テリが動かないので操向用モータを小さくすることがで
き、電力消費が少なくて済む。また騒音が少なくなり、
メンテナンスも容易となる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の実施例を示す図、第3図は
上段及び下段の歯車列の詳細を示した断面図、 第4図及び第5図は本発明のロボットの実施例を示す図
である。 図において、 G1は上段の歯車列の第1の平歯車、 G2.G3は上段の歯車列の中間歯車、G4〜G7は上
段の歯車列の第2の平歯車、Hlは下段の歯車列の第1
の平歯車、 H2,H3は下段の歯車列の中間歯車、H4〜H7は下
段の歯車の第2の平歯車、SL、S2は小歯車、 S3.S4は傘歯車、 H8は大歯車、 G8.H9は駆動歯車、 09、GIOは中間歯車、 A1〜八8は軸、 Wは車輪、 Ml、M2はモータ を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 中央に設けられた第1の平歯車(G1)と、該第
    1の平歯車(G1)に噛合う複数の中間歯車(G2、G
    3)と、該中間歯車(G2、G3)にそれぞれ噛合う同
    一歯数の複数の第2の平歯車(G4〜G7)とからなる
    第1の歯車列が上段に、該第1の歯車列と同一配列でそ
    れぞれ対応する歯車がそれぞれ同一軸上に配置された第
    2の歯車列(H1〜H7)が下段に設けられ、 上下の第1の平歯車(G1、H1)を支持する軸(A1
    )は下段の歯車(H1)を固定し且つ上段の歯車(G1
    )を自由回転可能に支持し、 上下の中間歯車(G2、G3、H2、H3)を支持する
    軸(A2、A3)は上下の歯車を別個に自由回転可能に
    支持し、 上下の第2の平歯車(G4〜G7、H4〜H7)を支持
    する軸(A4〜A7)は上部の一端をフレーム部材(1
    )に回転自在に支持され、且つ上段の歯車(G4〜G7
    )を自由回転可能に支持すると共に、下段の歯車(H4
    〜H7)を固定し、 さらに下段の第2の平歯車(H4〜H7)には、それぞ
    れ傘歯車(S4)が固設された車輪(W)が該歯車(H
    4〜H7)に対して垂直に設けられ、 上記傘歯車に噛合う傘歯車(S3)が、下段の第2の平
    歯車(H4〜H7)の中心をはずして回転可能に設けら
    れた軸(A8)の一端に取付けられ、該軸(A8)の他
    端に前記上段の第2の平歯車(G4〜G7)の回転力を
    受ける歯車(S2)が固設されて成り、上段の第1の平
    歯車(G1)を回転することにより車輪(W)を回転駆
    動し、下段の第1の平歯車(H1)を回転することによ
    り車輪(W)を操向するように構成した走行装置。 2、請求項1記載の走行装置を持ち、且つ該走行装置に
    対して回転可能に設けられたボディ(22)が第1の平
    歯車(G1、H1)の軸(A1)に固定され、車輪の操
    向に連動してボディ(22)が回動するロボット。
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