JP3503161B2 - フォークリフト - Google Patents

フォークリフト

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JP3503161B2
JP3503161B2 JP29703793A JP29703793A JP3503161B2 JP 3503161 B2 JP3503161 B2 JP 3503161B2 JP 29703793 A JP29703793 A JP 29703793A JP 29703793 A JP29703793 A JP 29703793A JP 3503161 B2 JP3503161 B2 JP 3503161B2
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shaft
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真司 亀山
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Toyota Industries Corp
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  • Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフォークリフトに係わ
り、詳しくはレグを備えたフォークリフトに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、リーチフォークリフト等のレグを
備えたフォークリフトにおいては、レグに設けられた前
輪を駆動させるようにしたものがある。このタイプのリ
ーチフォークリフトが特開平5−178587号公報に
て提案されている。
【0003】これは、図4に示すように、マストを前後
に案内するためのレール40にプレート41を固設して
いる。プレート41の外側にはギアボックス42が固着
され、このギアボックス42内には、それぞれギアボッ
クス42とプレート41との間で軸支される歯車減速機
が収容されている。すなわち、プレート41とギアボッ
クス42とは一体化されている。この歯車減速機にはギ
アボックス42の基端側に固設された駆動用モータ43
が連結されている。また、ギアボックス42の先端側に
は円筒部42aが形成され、この円筒部42a内に円錐
ころ軸受44を介して駆動軸45が支持されている。こ
の駆動軸45の基端部にはファイナルギア46が固着さ
れている。ファイナルギア46は複数の歯車を介して前
記駆動モータ43に連結されている。また、シャフト4
5には前輪47が固着されている。
【0004】そして、駆動モータ43が回転すると歯車
減速機を介してファイナルギア46が回転駆動される。
この結果、駆動軸45が回転して前輪47が回転するよ
うになっている。また、前輪47に掛かる荷重は円錐こ
ろ軸受44を介してギアボックス42で受けるようにな
っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
に前輪47に掛かる過大な荷重はギアボックス42で受
けるため、ギアボックス42本体の肉厚を厚くするなど
して、頑丈に作る必要があった。従って、ギアボックス
42が大きくなり、また、重くなり、駆動装置全体が大
きく、また、重くなってしまうという問題があった。
【0006】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的はレグに設けられた、前輪
を駆動する駆動装置を軽量、コンパクトにすることがで
きるフォークリフトを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決するため、車体本体の前方に延出して形成されたレグ
に駆動装置にて駆動される前輪が設けられ、前記前輪を
回動可能に支持するシャフトを前記レグに直接固設した
フォークリフトであって、前記レグに駆動モータを固設
し、前記シャフトに回転可能に支持されるとともに前記
駆動モータにて回転駆動される回転手段を設け、該回転
手段に一体回転可能に前記前輪を連結した
【0008】
【0009】また、請求項に記載の発明は、前記シャ
フトを、レグに溶着した。
【0010】
【作用】従って、請求項1に記載の発明によれば、前輪
に掛かる荷重は、レグに直接固設されたシャフトを介し
て同レグに伝えられる。
【0011】また、レグに固設された駆動手段が駆動す
ると、シャフトに回転可能に支持される回転手段が回転
される。この結果、回転手段に一体回転可能に連結され
た前輪が回転される。
【0012】また、請求項に記載の発明によれば、シ
ャフトがレグと一体化されるため、シャフトに掛かる荷
重が直接レグに伝えられる。
【0013】
【実施例】以下、本発明をリーチフォークレフトに具体
化した一実施例を図1〜図3に従って説明する。
【0014】図2に示すように、フォークリフト本体1
の前面側には一対のレグ2L,2Rが延出して設けら
れ、その外側面にはギアボックス3L,3Rが配設され
ている。それぞれのギアボックス3L,3Rの先端側に
は前輪4L,4Rが配設され、その基端側にはそれぞれ
駆動手段としての駆動モータ5L,5Rが配設されてい
る。また、フォークリフト本体1の下部左側には操舵駆
動輪6が設けられている。この操舵駆動輪6は図示しな
いハンドルにて操舵されるとともに、同じく図示しない
アクセルレバーの操作角度及び向きに基づいて回転駆動
されるようになっている。右側にはキャスタホイール7
が配設されている。また、ハンドルの操舵角度、アクセ
ルレバーの操作角度及び向きに基づいて各駆動モータ5
L,5Rを制御するための図示しない制御装置が設けら
れている。
【0015】図1,3に基づき、フォークリフトの左側
のレグ2L部分を説明する。なお、本実施例において
は、右側のレグ2R部分も同じ構成となっている。レグ
2Lの外側やや下方には、ギアボックスベース8が固着
されている。ギアボックスベース8の外側にはギアボッ
クスケース9が固着されている。ギアボックスベース8
及びギアボックスケース9にてギアボックス3Lが構成
されている。
【0016】レグ2Lの先端外側にはシャフト10が溶
接にて直接固設されている。すなわち、シャフト10の
基端はその外周全周に形成された溶接部10aにてレグ
2Lに直接溶着されている。このシャフト10の基端部
は径の大きな基部10Aとなっており、先端部は径が小
さい支持部10Bとなっている。シャフト10はギアボ
ックス3Lを貫通し、その基部10aがギアボックスベ
ース8の先端部を支持している。
【0017】また、ギアボックス3Lの基端側にはマウ
ント11を介して駆動モータ5Lがその回転軸12をレ
グ2Lの長さ方向に平行にして固設されている。この回
転軸12はジョイント13を介してマウント11及びギ
アボックス3Lに回転可能に支持される伝達軸14に連
結されている。この伝達軸14の先端にはピニオンギア
15が固着されている。ギアボックス3Lの基端側には
回転軸16がレグ2Lと直角方向に支持されている。こ
の回転軸16の外端にはベベルギア17が歯面を内側向
きにして固着され、このベべルギア17は前記ピニオン
ギア15に歯合されている。また、回転軸16の他端に
は小平歯車18が固着されている。従って、ベべルギア
17は小平歯車18と一体回転する。
【0018】ギアボックス3Lの中程には回転軸19が
レグ2Lと直角方向に回転可能に支持されている。この
回転軸19には減速歯車20が固着されている。この減
速歯車20は前記小平歯車18と歯合されている。本実
施例においては、駆動モータ5Lと、ギアボックス3L
内に設けられた各ギア15,17,18,20及び各ギ
ア15,17,18,20を支持するギアボックス3L
にて駆動装置が構成されている。
【0019】前記シャフト10の支持部10Bには支持
部材21が一対のテーパローラベアリング22を介して
回動可能に支持されている。この支持部材21のレグ2
L側端面にはリング形状の回転手段としての平歯車23
がシャフト10を囲うように固着されている。この平歯
車23は前記減速歯車20と歯合されている。なお、ギ
アボックスケース9と支持部材21との間にはオイルシ
ール24が配設され、ギアボックス3L内にはギアオイ
ルが充填されるようになっている。
【0020】支持部材21にはホイール25が固着され
ている。そして、ホイール25にはタイア25が装着さ
れている。ホイール25とタイア26にて前輪4Lが構
成されている。
【0021】次に、以上のように構成されたフォークリ
フトの作用について説明する。フォークリフトが前後進
する際には駆動モータ5L,5Rがハンドルの操舵角、
アクセルレバーの倒し角及び向きに基づいて制御装置に
て適宜に制御されて各前輪4L,4Rがそれぞれ所定の
回転速度で駆動される。駆動モータ5Lが回転してピニ
オンギア15が回転するとベベルギア17が回転軸16
を介して小平歯車18を回転させる。小平歯車18が回
転すると減速歯車20を介して平歯車23が回転する。
この結果、支持部材21が回転するため、前輪4Lが回
転駆動する。
【0022】図示しないフォークに荷を積載した状態で
フォークを前方に移動させると、重心が車両の前方に移
動する。このとき、前輪4Lからシャフト10に働く力
が過大な大きさとなる。シャフト10はレグ2Lに直接
連結固定されているため、その力は同シャフト10とレ
グ2Lに直接加わり、荷重が他の部分に及ぶ力はない。
この結果、ギアボックス3Lで荷重を受ける必要がない
ため、ギアボックス3Lを軽量、コンパクトにすること
ができる。
【0023】以上のように、本実施例のフォークリフト
によれば、レグ2Lにシャフト10が直接固設され、レ
グ2Lに固設された駆動モータ5Lにて平歯車23が回
転されると、シャフト10に回動可能に支承された支持
部材21を介して前輪4Lが回転駆動される。この結
果、前輪4Lにかかる荷重はレグ2Lに固設されたシャ
フト10を介してレグ2Lで受けられるため、ギアボッ
クス3Lをその必要最小限の強度及び大きさにて形成す
ることができる。従って、前輪4Lを駆動する駆動装置
を軽量及びコンパクトとすることができる。
【0024】また、本実施例においては、シャフト10
をレグ2Lの側面に固設し、ギアボックス3L及び駆動
モータ5Lをレグ2Lの側方に配置している。また、ギ
アボックス3Lをレグ2Lと独立して形成している。従
って、レグ2L及びマストは他の機種と異なる特殊なレ
グ2L及びマストを用意する必要がなく、標準化された
レグ2L及びマストを使用することができる。その結
果、フォークリフトの原価が低減される。
【0025】尚、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で例えば次のよ
うに構成することもできる。 (1) 上記実施例では、回転手段を平歯車23とし
て、駆動モータ5Lからギア列15,17,18,20
にて回転を伝達したが、この方法に限定されるものでは
ない。他に、例えば、平歯車23を歯付きのベルト車と
してタイミングベルトにて駆動するようにしてもよく、
プーリとしてベルトにて駆動するようにしてもよい。ス
プロケットホイールとしてチェーンにて駆動するように
してもよい。
【0026】(2) シャフト10のレグ2Lへの固定
は、上記実施例のように溶着に限らず、レグ2Lに直接
固設されたボルトにシャフト10をナットにて固定する
ようにしてもよい。
【0027】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、レ
グに設けられた、前輪を駆動する駆動装置を軽量、コン
パクトにすることができる優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のレグ部分を示す平断面図である。
【図2】フォークリフトの一部透視概略平面図である。
【図3】レグ部分の一部を断面化した正面図である。
【図4】従来例のレグ部分の平断面図である。
【符号の説明】
1…フォークリフト本体、2L,2R…レグ、4L,4
R…前輪、5L,5R…駆動モータ、10…シャフト、
21…支持部材、23…回転手段としての平歯車。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60K 1/02 B60K 17/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体本体の前方に延出して形成されたレ
    グに駆動装置にて駆動される前輪が設けられ、前記前輪
    を回動可能に支持するシャフトを前記レグに直接固設し
    たフォークリフトであって、 前記レグに駆動モータを固設し、前記シャフトに回転可
    能に支持されるとともに前記駆動モータにて回転駆動さ
    れる回転手段を設け、該回転手段に一体回転可能に前記
    前輪を連結したフォークリフト
  2. 【請求項2】 前記シャフトはレグに溶着したものであ
    請求項1に記載のフォークリフト。
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