JPS645221Y2 - - Google Patents

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JPS645221Y2
JPS645221Y2 JP1981110226U JP11022681U JPS645221Y2 JP S645221 Y2 JPS645221 Y2 JP S645221Y2 JP 1981110226 U JP1981110226 U JP 1981110226U JP 11022681 U JP11022681 U JP 11022681U JP S645221 Y2 JPS645221 Y2 JP S645221Y2
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JP
Japan
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floor plate
drum
movable
arm
movable floor
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JP1981110226U
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JPS5826646U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、前輪駆動、後輪駆動両用シヤシダイ
ナモメータの床板装置に関するものである。
車輌の動試験用シヤシダイナモメータにおいて
は、車輪の前輪または後輪の何れか一方が回転自
在または回転駆動されるドラムの上に載置され、
ドラム上の車輪を駆動することにより、種々の動
的試験が行なわれる。一台のシヤシダイナモメー
タを前輪駆動車および後輪駆動の両方の試験に兼
用しようとすれば、そのドラムは車輌の前輪位置
および後輪位置の何れの位置にも移動できるもの
でなければならない。
新編自動車工学ハンドブツク第6判、14−29、
14−30頁、株式会社図書出版社、昭和53年3月25
日発行、に示されるように、従来、ドラムおよび
その駆動装置は、工場内にピツトを掘つてその中
に据付けられており、試験車輌を載置する床板は
工場床面と同一レベルになつていてピツト上を覆
つており、床板の一部にドラムを露出させるため
の間隙が形成されるようになつている。
第1図は、従来の床板層の中央部分を示したも
のであるが、該床板は前後に間隔を隔てて位置す
る一対の固定床板1,2の間に、多数枚の分割さ
れた取外し可能な床板小片3を敷き並べたものか
ら構成されている。ドラム4を前輪、後輪の何れ
か一方の位置5から他方の位置6に移動しようと
すれば、ドラム4の上部と床板小片3が同レベル
にあつて互に干渉してしまうので、まず床板小片
3を取り外し、その後ドラム4を前後方向に移動
させなければならない。
しかし、床板が小片に分割されていても、なお
一枚一枚は相当の重量をしており、毎回床板小片
3を撤去してダイナモメータドラムを前後方向に
移動させ再度床板を所定の位置に取付ける作業に
は、多くの労力と時間が必要であつた。
本考案は、この床板処理における多大の労力と
時間を軽減するために、動力を利用してワンタツ
チでこの操作を行なうことができる、安全でしか
も短時間操作の可能な床板装置を提供することを
目的とする。
この目的を達成するための本考案の前輪駆動、
後輪駆動両用シヤシダイナモメータの床板装置
は、互に間隔をおいて設けられた前後一対の固定
床板の間に、該床板の何れか一方との間にドラム
を露出させる空間の残して可動床板を設け、該可
動床板を、一端が静止支点で回動自在に枢支され
他端が静止支点まわりに円弧を描くように動くこ
とのできる可動支点で可動床板に回動自在に連結
されたアームにより支持し、該アームの間欠回動
により前記可動床板を、前記一対の固定床板の一
方と同一高さでかつ該一方の床板に接する第1の
位置と、ドラムの前後動と干渉しないように持上
げられた第2の位置と、前記一対の固定床板の他
方と同一高さで該他方の床板に接する第3の位置
と、の3位置間に位置決め可能とし、前記アーム
を動力により間欠回動させるようにし、前記ドラ
ムを前後方向に移動させるに際し前記アームの間
欠回動により前記可動床板を第2の位置に持上げ
るようにしたものから構成される。
上記のように構成された装置の作用は次の通り
である。すなわち、ドラムを試験すべき車輌の前
輪、後輪の一方から他方に移動させるとき、アー
ムを動力により回動させて可動床板を第2の位置
に持上げる。この状態ではドラムの移動と可動床
板とは干渉しない。移動を終了した時点でアーム
を回動させて可動床板を固定床板のレベルと同一
のレベルにある第1の位置または第3の位置迄下
げる。
以下に、本考案の望ましい実施例を、図面を参
照して説明する。
第2図は本実施例装置における車輌の前後輪、
ドラム、床板との関係を示している。図中11は
試験をすべき車輌で、12,13はそれぞれ車輌
11の前輪、後輪を示している。第2図において
車輪をを載せるドラム14は後輪13の位置にあ
る。ドラム14はピツト15内に配置されてお
り、その上端部は、工場床面16、床板装置17
上面と同一レベルになつている。ドラム14を備
えたシヤシダイナモメータ本体18は定盤19上
を前後方向に移動可能となつており、図示を略し
た駆動装置により移動され、車輌11の前輪1
2、後輪13の直下の位置でロツクされ得るよう
になつている。ドラム14は図示を略した駆動装
置により回転駆動もできるようになつている。
床板装置17は、互に間隔をおいてピツト15
上に固定された前後一対の固定床板20,21
と、固定床板20,21間に介装された可動床板
22とから成る。可動床板22は水平に延びてお
り、固定床板20,21と同一レベルにある第1
の位置、第3の位置にあるときは、可動床板22
の一端は固定床板20,21の何れか一方の端部
に接しており、可動床板22の他端と固定床板2
0,21の他方の端部との間には、ドラム14が
露出し得る空間が形成されるようにその長さを設
定されている。
可動床板22は、支点23でピツト15に回動
自在に支持されかつ他端が可動床板22に回動自
在に支点23′で連結された間欠回動されるアー
ム24により中央の第2の位置に持上げ可能に支
持されている。第3図は可動床板22がアーム2
4の間欠回動により持上げられて静止した状態を
示しており、第4図はアーム24が更に回動し
て、前輪12側の位置にドラム14が露出してい
る状態を示している。
可動床板22の持上げのためのアーム24の間
欠回動は動力によつて行なわれる。たとえば、第
5図に示すように、シリンダ25に圧力油又は圧
縮空気を供給することにより、ロツド26に刻設
したラツク27によつてアーム24と一体的に回
転するピニオン28を回動させることにより行う
ことが出来る。また第6図に示すように可逆回転
式モータ29のシヤフト30に固定した歯車31
によつてアーム24と一体的に回転する歯車32
を回動させることにより行なうことも出来る。
第7図は本実施例装置の外観を示したものであ
るが、同図に示されているように、ドラム14は
車輌の車輪部分のみにあれば足りるので、床板装
置の巾方向両側のみにあればよい。また可動床板
22はドラム14が移動する部分のみ、すなわち
床板装置の両側の位置にのみ設けられていればよ
い。したがつて、装置の巾方向中央部は前後方向
に延びる固定床板33にて形成してもよい。
つぎに上記構成を有する装置の作用について説
明する。第2図においては、後輪駆動の自動車1
1をシヤシダイナモメータのドラム14にセツト
している。この場合自動車11の前輪12はピツ
ト15上のチエツカープレートに固定されてい
る。
つぎに、前輪駆動の自動車11をシヤシダイナ
モメータにセツトする場合は、自動車11をシヤ
シダイナモメータ上から撤去して第3図の如く動
力によつてアーム24を1/4回動させ、可動床板
22を第1、第3の位置の一方から第2の位置に
持上げる。この状態で、第2図に示す定盤19上
で、シヤシダイナモメータ本体18を前輪12の
直下の位置に可動床板に干渉することなく移動さ
せる。本体14がB位置に移動後、第3図の状態
からアーム24をさらに1/4回動させると、可動
床板22は後方に移動して第4図の位置、すなわ
ち第1、第3の位置の他方にセツトされる。この
場合、可動床板22と固定床板20との間にドラ
ム14が入るだけの隙間ができ、逆に可動床板2
2と固定床板21との間の隙間は無くなる。
この状態で前輪駆動の自動車11を搬入して前
輪12をドラムに14上にセツトし、試験を行
う。
つぎに、また後輪駆動車の試験を行なうとき
は、再度可動床板22を再び第2の位置に持上げ
てシヤシダイナモメータ本体18を後輪13直下
の位置に移し、その後可動床板22を前方に移動
して第2図の状態とすればよい。
本考案の前輪駆動、後輪駆動両用シヤシダイナ
モメータの床板装置によるときは、つぎに掲げる
種々の効果が得られる。
まず、従来の分割床板式では、全て人力で床板
片の撤去およびセツトを行なわなければならず、
重量物であり、ピツト上の作業のため危険である
のに対し、本考案方式では、ワンタツチで、スピ
ーデイに可動床板持上げができ、安全である。
また、従来の分割式床板は、敷き並べたときに
表面が凹凸になり易く歩き難い他、隙間ができて
ピツト内にごみ、ほこりが入り易いが、本方式は
一体型となるためこれらの問題が起らない。ま
た、一体型床板のため、強度、剛性上有利とな
り、軽量化をはかることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のシヤシダイナモメータの床板構
造の斜視図、第2図は本考案の一実施例に係る前
輪駆動、後輪駆動両用シヤシダイナモメータの床
板装置で後輪駆動用にセツトされている状態の断
面図、第3図は第2図の装置で可動床板が第2の
位置に持上げられたときの部分断面図、第4図は
第2図の装置が前輪駆動用にセツトされたときの
部分断面図、第5図は第2図の装置の可動床板持
上げ機構の一例の一部を断面にして示した正面
図、第6図は別の可動床板持上げ機構の正面図、
第7図は第2図の装置の斜視図、である。 11……車輌、12……前輪、13……後輪、
14……ドラム、15……ピツト、17……床板
装置、18……シヤシダイナモメータ本体、2
0,21……固定床板、22……可動床板、24
……アーム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 互に間隔をおいて設けられた前後一対の固定床
    板の間に、該床板の何れか一方との間にドラムを
    露出させる空間の残して可動床板を設け、該可動
    床板を、一端が静止支点で回動自在に枢支され他
    端が静止支点まわりに円弧を描くように動くこと
    のできる可動支点で可動床板に回動自在に連結さ
    れたアームにより支持し、該アームの間欠回動に
    より前記可動床板を、前記一対の固定床板の一方
    と同一高さでかつ該一方の床板に接する第1の位
    置と、ドラムの前後動と干渉しないように持上げ
    られた第2の位置と、前記一対の固定床板の他方
    と同一高さで該他方の床板に接する第3の位置
    と、の3位置間に位置決め可能とし、前記アーム
    を動力により間欠回動させるようにし、前記ドラ
    ムを前後方向に移動させるに際し前記アームの間
    欠回動により前記可動床板を第2の位置に持上げ
    るようにしたことを特徴とする前輪駆動、後輪駆
    動両用シヤシダイナモメータの床板装置。
JP11022681U 1981-07-27 1981-07-27 前輪駆動、後輪駆動両用シャシダイナモメ−タの床板装置 Granted JPS5826646U (ja)

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JP11022681U JPS5826646U (ja) 1981-07-27 1981-07-27 前輪駆動、後輪駆動両用シャシダイナモメ−タの床板装置

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5826646U JPS5826646U (ja) 1983-02-21
JPS645221Y2 true JPS645221Y2 (ja) 1989-02-09

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