JP4505358B2 - トンネル内のコンクリート打設型枠支持装置における脚台及びその脚台の方向転換方法 - Google Patents

トンネル内のコンクリート打設型枠支持装置における脚台及びその脚台の方向転換方法 Download PDF

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本発明は、例えば、トンネルで本坑の内周に並設した各側坑内に配設される側坑用コンクリート打設型枠を支持する型枠支持装置における脚台、並びに、この型枠支持装置の脚台を互いに隣接する両側坑のうち一方の側坑から搬出して他方の側坑に搬入する際に方向転換する方法に関するものである。
従来、この種の型枠支持装置の脚台においては、各側坑内の底部上で側坑用走行レールに沿って走行する走行車輪を設けた台車を備えている。その側坑用走行レールは、型枠支持装置の脚台を側坑内で平行移動させて側坑用コンクリート打設型枠を側坑内の正確な位置に固定するために必要なものである。
互いに隣接する両側坑のうち一方の側坑から他方の側坑に型枠支持装置を移換する際、本坑の底部上でこの両側坑間に本坑用走行レールを敷設し、一方の側坑から本坑へ側坑用走行レールに沿って搬出した型枠支持装置の脚台をこの本坑用走行レールに載せた状態で、一方の側坑の外側から他方の側坑の外側まで移動させ、この型枠支持装置を本坑から他方の側坑へ側坑用走行レールに沿って搬入する。
しかし、前述したように本坑の底部上で両側坑間に本坑用走行レールを敷設する作業を必要とするため、型枠支持装置を一方の側坑から本坑へ搬出したり本坑から他方の側坑へ搬入したりする際に行う脚台の方向転換作業の効率が悪くなる問題があった。
この発明は、トンネルにおいて本坑用走行レール敷設作業を省略できるように改良して脚台方向転換作業効率を向上させることを目的としている。
後記実施形態の図面(図1〜14)の符号を援用して本発明を説明する。
請求項1の発明にかかるトンネル1内のコンクリート打設型枠支持装置4における脚台9は下記のように構成されている。
トンネル1内に配設されるコンクリート打設型枠8をトンネル1内で支持する型枠支持装置4においてトンネル1内の底部3a上に載置される脚台9は、トンネル1内の底部3a上で走行レールに沿って走行する走行車輪12を設けた台車10を備えている。この台車10には、前記走行車輪12の回転中心線12aの方向に対し直交する方向の回転中心線24a,25a,40a,41aを有する方向転換用走行ローラ22,23,38,39を連結手段により着脱可能に取り付けている。そのため、この走行レール7の延設方向Yに対し交叉する横方向Xへこの方向転換用走行ローラ22,23,38,39により走行し得る。この方向転換用走行ローラ22,23,38,39については、請求項2の発明のようにタイヤ22a,23a,38a,39aを有するもの以外に、そのようなタイヤ22a,23a,38a,39aを有しないものも含む。
請求項1の発明では、前記台車10において方向転換用走行ローラ22,23,38,39を着脱することにより、例えば請求項8〜9の発明のように互いに隣接する両側坑3のうち一方の側坑3から他方の側坑3に型枠支持装置4を移換する際、前記従来技術と異なり本坑用走行レール敷設作業を省略することができる。
請求項1の発明を前提とする請求項2の発明において、前記方向転換用走行ローラ22,23,38,39は外周にタイヤ22a,23a,38a,39aを有している。このタイヤ22a,23a,38a,39aについては、ゴムに限らず、各種の材質のものにより成形してもよく、特に柔軟な材質のものにより成形することが好ましい。請求項2の発明では、走行レールを省略した場合に、トンネル1内の底部3a上に凹凸があっても、その凹凸に方向転換用走行ローラ22,23,38,39がタイヤ22a,23a,38a,39aにより追従し易くなって脚台9を安定走行させることができる。
請求項1または請求項2の発明を前提とする請求項3の発明においては、前記台車10に支持部材14を連結手段により着脱可能に取り付け、前記方向転換用走行ローラ22,23,38,39がその支持部材14に対し連結手段により着脱可能に取り付けられている。請求項3の発明では、この支持部材14により、取付けスペースの少ない台車10に対し方向転換用走行ローラ22,23,38,39を容易に取り付けることができる。
請求項3の発明を前提とする請求項4の発明において、前記方向転換用走行ローラ22,23,38,39は車軸台16,17に取り付けられ、その車軸台16,17が前記支持部材14に対し連結手段により着脱可能に取り付けられている。請求項4の発明では、この車軸台16,17により、取付けスペースの少ない支持部材14に対し方向転換用走行ローラ22,23,38,39を容易に取り付けることができる。
請求項4の発明を前提とする請求項5の発明においては、前記方向転換用走行ローラ22,23を回転させる駆動部27を前記車軸台16に取り付けている。ちなみに、この駆動部27については、各車軸台16,17の一部または全部に取り付ける。請求項5の発明では、この駆動部27により、型枠支持装置4の脚台9を自走させることができる。
請求項4または請求項5の発明を前提とする請求項6の発明において、前記走行車輪12は前記台車10の四隅部で支持され、前記車軸台16,17はこの台車10の四隅部に隣接する前記支持部材14の四隅部でそれぞれ回動支持部18,34により揺動可能に支持され、各車軸台16,17には走行レール7の延設方向Yに対し交叉する横方向Xの両側にそれぞれ方向転換用走行ローラ22,23,38,39を配設するとともに、この両側の方向転換用走行ローラ22,23,38,39の回動中心線24a,25a,40a,41aをこの回動支持部18,34の回動中心線18a,34aに対するこの横方向Xの両側に配置した。請求項6の発明では、走行レールを省略した場合に、トンネル1内の底部2a上に凹凸があっても、その凹凸に対し四隅部における両側の方向転換用走行ローラ22,23,38,39が車軸台16,17の揺動により追従し易くなって脚台9を安定走行させることができる。
請求項1から請求項6のうちいずれかの請求項の発明を前提とする請求項7の発明において、前記型枠支持装置4は、トンネル1で本坑2の内周に設けた側坑3内に配設される側坑用コンクリート打設型枠8を支持するものであり、前記走行レール7はその側坑3の底部3aに敷設したものである。請求項7の発明では、請求項1から請求項6のうちいずれかの請求項の発明の効果を、請求項8〜9の発明のように互いに隣接する両側坑3のうち一方の側坑3から他方の側坑3に型枠支持装置4を移換する際に発揮させることができる。
請求項8の発明にかかるトンネル1内のコンクリート打設型枠支持装置4の脚台9は、トンネル1で本坑2の内周に設けた側坑3から搬出される際、下記の方法により方向転換を行う。
側坑用コンクリート打設型枠8を支持する型枠支持装置4で台車10に設けた走行車輪12を、トンネル1で本坑2の内周に設けた側坑3の底部3aに敷設した側坑用走行レール7に沿って側坑3の内側から外側へ走行させ、この型枠支持装置4を側坑3から本坑2へ搬出する。ちなみに、その搬出の際、後記方向転換用走行ローラ22,23,38,39は台車10から取り外されている。その搬出後、前記走行車輪12の回転中心線12aの方向に対し直交する方向の回転中心線24a,25a,40a,41aを有する方向転換用走行ローラ22,23,38,39を本坑の走行レールに載せないで前記台車10に取り付けた状態で、前記側坑用走行レール7の延設方向Yに対し交叉する横方向Xへ前記型枠支持装置4をこの方向転換用走行ローラ22,23,38,39により走行させる。ちなみに、その走行前に、前記走行車輪12を台車10から取り外したりして走行車輪12が機能しないようにしておく。
請求項9の発明にかかるトンネル1内のコンクリート打設型枠支持装置4の脚台9は、トンネル1で本坑2の内周に設けた側坑3に搬入される際、下記の方法により方向転換を行う。
側坑用コンクリート打設型枠8を支持する型枠支持装置4で走行車輪12を設けた台車10に、この走行車輪12の回転中心線12aの方向に対し直交する方向の回転中心線24a,25a,40a,41aを有する方向転換用走行ローラ22,23,38,39を本坑の走行レールに載せないで取り付けた状態で、トンネル1で本坑2の内周に設けた側坑3の底部3aに敷設した側坑用走行レール7の延設方向Yに対し交叉する横方向Xへこの型枠支持装置4をこの方向転換用走行ローラ22,23,38,39により側坑3の外側まで走行させる。ちなみに、その走行前に、前記走行車輪12を台車10から取り外したりして走行車輪12が機能しないようにしておく。また、その走行後に、前記走行車輪12を台車10に取り付けたりして走行車輪12が機能するようしておく。次に、前記台車10の走行車輪12を前記側坑用走行レール7に沿って側坑3の外側から内側へ走行させ、前記型枠支持装置4を本坑2から側坑3へ搬入する。ちなみに、その搬入の際、前記方向転換用走行ローラ22,23,38,39は台車10から取り外されている。
請求項8〜9の発明では、互いに隣接する両側坑3のうち一方の側坑3から他方の側坑3に型枠支持装置4を移換する際、前記従来技術と異なり本坑用走行レール敷設作業を省略することができる。
本発明は、トンネル1において本坑用走行レール敷設作業を省略して脚台方向転換作業効率を向上させることができる。
以下、本発明の一実施形態にかかるトンネル内のコンクリート打設型枠支持装置における脚台及びその脚台の方向転換方法について図1〜14を参照して説明する。
図1で概略的に示すように、トンネル1で本坑2の内周には集塵機室などに利用する多数の側坑3(一部のみ図示)が所定間隔(例えば約500m程度)をあけて本坑2の長手方向(前後方向X)に沿うように並設されている。この各側坑3では型枠支持装置4が順次移換されて設置される。
図2,3で概略的に示すように、前記型枠支持装置4が設置された側坑3の底部3aと本坑2の底部2aとの間には段差部5が設けられ、本坑2の底部2a上に置かれた底台6の上面が側坑3の底部2aの上面に合わされている。この側坑3の底部3aには前後一対の側坑用走行レール7が本坑2の長手方向(前後方向X)に対し直交する左右方向Y(延設方向)へ敷設され、側坑3の内側から外側へ延設されて本坑2の底部2a上で底台6の上面にも敷設されている。この型枠支持装置4では、二点鎖線により概略的に表示された側坑用コンクリート打設型枠8が脚台9上に支持されている。この型枠支持装置4の脚台9においては、前後一対のビーム11を有する台車10の四隅部でこの前後両ビーム11の左右両端部にそれぞれ走行車輪12が連結手段(図示しないボルトやナット等のねじ締結具)により着脱可能に連結され、台車10の前後両ビーム11が各走行車輪12の付近でそれぞれジャッキ13により支えられて持ち上げられているとともに、その各走行車輪12が前後の側坑用走行レール7から上方へ離間されている。このようにして位置決めされた型枠支持装置4で側坑用コンクリート打設型枠8を利用して側坑3の内周面にコンクリートの打設が行われる。
側坑3内のコンクリート打設後は、図4,5で概略的に示すように、各ジャッキ13を台車10の前後両ビーム11から取り外して型枠支持装置4の全体を下げ、各走行車輪12を前後の側坑用走行レール7に載せる。次に、図6で概略的に示すように、各走行車輪12を前後の側坑用走行レール7に沿って側坑3の内側から外側へ走行させ、型枠支持装置4の全体を側坑3から本坑2へ搬出する。
型枠支持装置4の搬出後は、図7,8,9で概略的に示すように、脚台9において台車10に支持部材14を取り付ける。この支持部材14では、左右両ビーム15が台車10の前後両ビーム11に対し直角に交叉してその交叉部分で連結手段(図示しないボルトやナット等のねじ締結具)により着脱可能に連結され、この左右両ビーム15の前後両端部が前後方向X(横方向)へ延びてこの前後両ビーム11から突出する。
次に、前記支持部材14において左右両ビーム15の前後両端部をそれぞれ各ジャッキ13により支え、左右両ビーム15の後端部には図13で概略的に示す後側車軸台16を取り付けるとともに、前後両ビーム15の前端部には図14で概略的に示す前側車軸台17を取り付ける。
前記左右の後側車軸台16(駆動側車軸台)においては、左右両ビーム15の後端部に対し回動支持部18が中間部材19を介して連結手段(図示しないボルトやナット等のねじ締結具)により着脱可能に連結されているとともに、この回動支持部18に対し枠体20が支軸21により回動可能に支持され、この枠体20内には前後方向Xの両側でそれぞれ一対の走行ローラ23,22が回転軸25,24により支持されて底台6に対する後方で本坑2の底部2aに対し直接載せられる。この各走行ローラ23,22の外周にはゴム製のタイヤ23a,22aが装着されている。この枠体20の外側にはカバー26内で減速機付き電動モ−タ27(駆動部)が取着され、その電動モ−タ27の出力軸27aの回転は、スプロケット28とチェーン29とスプロケット30とにより回転軸24及び走行ローラ22に伝達されるとともに、回転軸24とスプロケット31とチェーン32とスプロケット33とにより回転軸25及び走行ローラ23に伝達される。前記回動支持部18の回動中心線18aとこの前後両側の走行ローラ23,22の回転中心線25a,24aとは互いに平行で左右方向Yへ水平に延び、この前後両側の走行ローラ23,22の回転中心線25a,24aのうち、一方のものは、前記回動支持部18の回動中心線18aを通る鉛直面に対し前後方向Xの両側領域のうち、一方の領域に配置されているとともに、他方のものは他方の領域に配置され、いずれのものも前記回動支持部18の回動中心線18aを通る水平面よりも下方の領域に配置されている。また、この前後両側の走行ローラ23,22の回転中心線25a,24aは前記各走行車輪12の回転中心線12aに対し直交している。
前記左右の前側車軸台17(操舵側車軸台)においては、左右両ビーム15の前端部に対し回動支持部34が中間部材35を介して連結手段(図示しないボルトやナット等のねじ締結具)により着脱可能に連結されているとともに、この回動支持部34に対し枠体36が支軸37により回動可能に支持され、この枠体36内には前後方向Xの両側でそれぞれ走行ローラ39,38が回転軸41,40により支持されて底台6に対する前方で本坑2の底部2aに対し直接載せられる。この各走行ローラ39,38の外周にはゴム製のタイヤ39a,38aが装着されている。前記回動支持部34の回動中心線34aとこの前後両側の走行ローラ39,38の回転中心線41a,40aとは互いに平行で水平方向へ延び、それらの間の位置関係は、前記後側車軸台16における回動支持部18の回動中心線18aとこの前後両側の走行ローラ23,22の回転中心線25a,24aとの間の位置関係と同様である。さらに、この前側車軸台17は操舵機構を備えている。この操舵機構においては、前記回動支持部34が前記中間部材35に対し鉛直方向の回動中心線34bを中心に水平面上で回動可能に支持され、この中間部材35に支持された油圧シリンダ(図示せず)により前側車軸台17が図14(b)で概略的に示すように回動支持部34とともに回動して走行向きを変更する。ただし、この操舵機構を省略してもよい。
前述したように各車軸台16,17を取り付けた後は、台車10において前後両ビーム11から各走行車輪12を取り外すとともに、支持部材14において左右両ビーム15から各ジャッキ13に取り外し、本坑2の底部2a上に置かれた底台6を取り除く。
その後、前記左右の後側車軸台16で電動モ−タ27により各走行ローラ22,23を回転させ、前記左右の前側車軸台17で各走行ローラ38,39を操舵しながら、図1及び図10,11,12で概略的に示すように、互いに隣接する両側坑3のうち一方の側坑3の外側から他方の側坑3の外側へ本坑2の長手方向(前後方向X)に沿って型枠支持装置4の全体を自走させる。その自走の際、本坑2の底部2aに凹凸があっても、その凹凸に対し各走行ローラ22,23,38,39が図13(a)及び図14(a)で概略的に示すように各車軸台16,17の揺動により追従する。
次に、型枠支持装置4を図7,8,9で概略的に示す状態に戻した後、脚台9において支持部材14から各車軸台16,17を取り外すとともに台車10からこの支持部材14を取り外し、図6で概略的に示す状態に戻す。そして、台車10の各走行車輪12を側坑用走行レール7に沿って他方の側坑3の外側から内側へ走行させ、型枠支持装置4の全体を本坑2から側坑3へ搬入する。その搬入後は、型枠支持装置4の全体を図4,5で概略的に示す状態を経て図2,3で概略的に示す状態にする。
なお、本発明にかかるトンネル内のコンクリート打設型枠支持装置における脚台については、互いに隣接する両側坑のうち一方の側坑から搬出して他方の側坑に搬入する際の方向転換ばかりではなく、二重に並ぶ本坑で一方の本坑から搬出して他方の本坑に搬入する際の方向転換などに利用することもできる。
トンネルで本坑の内周に設けた各側坑のうち互いに隣接する両側坑間を側坑用コンクリート打設型枠支持装置が移動する経路を平面側から見て概略的に示す断面図である。 図1において一方の側坑の内側に型枠支持装置が設置された状態を正面側から見て概略的に示す断面図である。 図2の状態を平面側から見て概略的に示す断面図である。 図2の状態から型枠支持装置を一方の側坑の外側へ移動させる前の状態を正面側から見て概略的に示す断面図である。 図4の状態を側面側から見て概略的に示す断面図である。 図5の状態から型枠支持装置を一方の側坑から本坑へ搬出した状態を正面側から見て概略的に示す断面図である。 図6の状態から型枠支持装置を他方の側坑の外側へ移動させる前の状態を正面側から見て概略的に示す断面図である。 図7の状態を側面側から見て概略的に示す断面図である。 図7の状態を平面側から見て概略的に示す断面図である。 図7の状態から型枠支持装置を他方の側坑の外側へ移動させて本坑から他方の側坑へ搬入する前の状態を正面側から見て概略的に示す断面図である。 図10の状態を側面側から見て概略的に示す断面図である。 図10の状態を平面側から見て概略的に示す断面図である。 (a)はタイヤを取り付けた後側車軸台を概略的に示す部分側面図であり、(b)は同じく平面側から見て概略的に示す断面図である。 (a)はタイヤを取り付けた前側車軸台を概略的に示す部分側面図であり、(b)は同じく平面側から見て概略的に示す断面図である。
符号の説明
1…トンネル、2…本坑、2a…底部、3…側坑、3a…底部、4…型枠支持装置、7…側坑用走行レール、8…側坑用コンクリート打設型枠、9…脚台、10…脚台の台車、12…台車の走行車輪、12a…回転中心線、14…脚台の支持部材、16…後側車軸台、17…前側車軸台、18…回動支持部、18a…回動中心線、22,23…走行ローラ、22a,23a…タイヤ、24a,25a…走行ローラの回転中心線、27…電動モータ(駆動部)、34…回動支持部、34a…回動中心線、38,39…走行ローラ、38a,39a…タイヤ、40a,41a…走行ローラの回転中心線、X…前後方向(本坑の長手方向、横方向)、Y…左右方向(側坑用走行レールの延設方向)。

Claims (9)

  1. トンネル内に配設されるコンクリート打設型枠をトンネル内で支持する型枠支持装置においてトンネル内の底部上に載置される脚台は、トンネル内の底部上で走行レールに沿って走行する走行車輪を設けた台車を備え、この台車には前記走行車輪の回転中心線の方向に対し直交する方向の回転中心線を有する方向転換用走行ローラを着脱可能に取り付けてこの走行レールの延設方向に対し交叉する横方向へこの方向転換用走行ローラにより走行し得るようにしたことを特徴とするトンネル内のコンクリート打設型枠支持装置における脚台。
  2. 前記方向転換用走行ローラは外周にタイヤを有していることを特徴とする請求項1に記載のトンネル内のコンクリート打設型枠支持装置における脚台。
  3. 前記台車に支持部材を着脱可能に取り付け、前記方向転換用走行ローラはその支持部材に対し着脱可能に取り付けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のトンネル内のコンクリート打設型枠支持装置における脚台。
  4. 前記方向転換用走行ローラは車軸台に取り付けられ、その車軸台が前記支持部材に対し着脱可能に取り付けられていることを特徴とする請求項3に記載のトンネル内のコンクリート打設型枠支持装置における脚台。
  5. 前記車軸台には方向転換用走行ローラを回転させる駆動部を取り付けたことを特徴とする請求項4に記載のトンネル内のコンクリート打設型枠支持装置における脚台。
  6. 前記走行車輪は前記台車の四隅部で支持され、前記車軸台はこの台車の四隅部に隣接する前記支持部材の四隅部でそれぞれ回動支持部により揺動可能に支持され、各車軸台には走行レールの延設方向に対し交叉する横方向の両側にそれぞれ方向転換用走行ローラを配設するとともに、この両側の方向転換用走行ローラの回動中心線をこの回動支持部の回動中心線に対するこの横方向の両側に配置したことを特徴とする請求項4または請求項5に記載のトンネル内のコンクリート打設型枠支持装置における脚台。
  7. 前記型枠支持装置は、トンネルで本坑の内周に設けた側坑内に配設される側坑用コンクリート打設型枠を支持するものであり、前記走行レールはその側坑の底部に敷設したものであることを特徴とする請求項1から請求項6のうちいずれかの請求項に記載のトンネル内のコンクリート打設型枠支持装置における脚台。
  8. 側坑用コンクリート打設型枠を支持する型枠支持装置で台車に設けた走行車輪を、トンネルで本坑の内周に設けた側坑の底部に敷設した側坑用走行レールに沿って側坑の内側から外側へ走行させ、この型枠支持装置を側坑から本坑へ搬出した後、
    前記走行車輪の回転中心線の方向に対し直交する方向の回転中心線を有する方向転換用走行ローラを本坑の走行レールに載せないで前記台車に取り付けた状態で、前記側坑用走行レールの延設方向に対し交叉する横方向へ前記型枠支持装置をこの方向転換用走行ローラにより走行させる
    ことを特徴とするトンネル内のコンクリート打設型枠支持装置の脚台の方向転換方法。
  9. 側坑用コンクリート打設型枠を支持する型枠支持装置で走行車輪を設けた台車に、この走行車輪の回転中心線の方向に対し直交する方向の回転中心線を有する方向転換用走行ローラを本坑の走行レールに載せないで取り付けた状態で、トンネルで本坑の内周に設けた側坑の底部に敷設した側坑用走行レールの延設方向に対し交叉する横方向へこの型枠支持装置をこの方向転換用走行ローラにより側坑の外側まで走行させた後、
    前記台車の走行車輪を前記側坑用走行レールに沿って側坑の外側から内側へ走行させ、前記型枠支持装置を本坑から側坑へ搬入する
    ことを特徴とするトンネル内のコンクリート打設型枠支持装置の脚台の方向転換方法。
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