JPH0611321Y2 - 床コンクリート均し装置 - Google Patents
床コンクリート均し装置Info
- Publication number
- JPH0611321Y2 JPH0611321Y2 JP13827388U JP13827388U JPH0611321Y2 JP H0611321 Y2 JPH0611321 Y2 JP H0611321Y2 JP 13827388 U JP13827388 U JP 13827388U JP 13827388 U JP13827388 U JP 13827388U JP H0611321 Y2 JPH0611321 Y2 JP H0611321Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- leveling
- drive body
- leveling device
- floor concrete
- concrete
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Road Paving Machines (AREA)
- On-Site Construction Work That Accompanies The Preparation And Application Of Concrete (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、床コンクリート均し装置に関する。
〔従来の技術〕 生コンクリート打設後の表面を均す仕上げ作業は、一般
的に締固め終了後に基準レベルをガイドにして定規で荒
均しする定規摺り、タンピング、こて均し、最終こて磨
きの順に行なわれる。
的に締固め終了後に基準レベルをガイドにして定規で荒
均しする定規摺り、タンピング、こて均し、最終こて磨
きの順に行なわれる。
この一連の表面仕上げは、その多くが熟練工の手作業に
頼っており、作業者の熟練度によって均し面等の品質に
精度誤差のバラツキが生じるという問題を抱えているの
が現状である。しかも、均し作業の特に初期段階では、
フレッシュコンクリートを人力で押し引きしつつ移動さ
せて、およそのレベルにまで迅速な仕上げが望まれるこ
とから、非常な重労働を伴い且つ汚れ作業であるため
に、熟練度とあいまって養成に時間的な問題から人員の
確保に支障をきたすことが多い。
頼っており、作業者の熟練度によって均し面等の品質に
精度誤差のバラツキが生じるという問題を抱えているの
が現状である。しかも、均し作業の特に初期段階では、
フレッシュコンクリートを人力で押し引きしつつ移動さ
せて、およそのレベルにまで迅速な仕上げが望まれるこ
とから、非常な重労働を伴い且つ汚れ作業であるため
に、熟練度とあいまって養成に時間的な問題から人員の
確保に支障をきたすことが多い。
本考案は、このような情勢に鑑み、常に均一且つ高度な
仕上げ精度が得られ、省力化や人員削減が可能となる床
コンクリート均し装置とすることを技術的課題とする。
仕上げ精度が得られ、省力化や人員削減が可能となる床
コンクリート均し装置とすることを技術的課題とする。
目的を達成するために、本考案による床コンクリート均
し装置は、操作ハンドル１１を備えた駆動本体１０と、
駆動本体１０の両側に回転自在に装備された走行用の車
輪２０と、駆動本体１０の走行方向前部に、回動可能に
支持された無端ベルト３５を備え、この無端ベルト３５
の外周に、端部が略水平となるように取り付けた多数の
排土板３１によって、生コンクリートを移動方向の左右
に排除する粗均し排土機構部３０と、駆動本体１０の走
行方向後部に設けられて定規摺りを行なう均し摺り機構
部４０と、を備えている。
し装置は、操作ハンドル１１を備えた駆動本体１０と、
駆動本体１０の両側に回転自在に装備された走行用の車
輪２０と、駆動本体１０の走行方向前部に、回動可能に
支持された無端ベルト３５を備え、この無端ベルト３５
の外周に、端部が略水平となるように取り付けた多数の
排土板３１によって、生コンクリートを移動方向の左右
に排除する粗均し排土機構部３０と、駆動本体１０の走
行方向後部に設けられて定規摺りを行なう均し摺り機構
部４０と、を備えている。
床上に打設された生コンクリート均し面上に駆動本体１
０が車輪２０の走行で配置される。駆動本体１０を前進
させ、粗均し排土機構部３０によって余分な生コンクリ
ートを進行方向の側方に排除する。排除された面は後部
の均し摺り機構部４０による定規摺りで表面均しが行な
われる。
０が車輪２０の走行で配置される。駆動本体１０を前進
させ、粗均し排土機構部３０によって余分な生コンクリ
ートを進行方向の側方に排除する。排除された面は後部
の均し摺り機構部４０による定規摺りで表面均しが行な
われる。
以下、本考案による床コンクリート均し装置の実施例を
図面に基づいて説明する。
図面に基づいて説明する。
第１図〜第３図に示すように、電気制御系等を内蔵し、
操作ハンドル１１によって起動操作や転舵操作が行なわ
れる駆動本体１０は、駆動本体両側下部に回転自在に装
着されたとして形成した車輪２０によって前後左右に走
行自在である。として形成した車輪２０は、防音および
防振対策のため硬質ゴムにより成形された履帯２１が無
端状に連結されたもので、前後一対の駆動輪２２，２３
間に巻回されて回転する。駆動本体１０の前部には前方
に突出し、そして、下方に垂下する支持腕３２が設けて
あり、支持腕３２の下端には、バイブレータ４８が設け
てあり、生コンクリートＧの山を崩し、且つ、締め固め
るように形成してある。
操作ハンドル１１によって起動操作や転舵操作が行なわ
れる駆動本体１０は、駆動本体両側下部に回転自在に装
着されたとして形成した車輪２０によって前後左右に走
行自在である。として形成した車輪２０は、防音および
防振対策のため硬質ゴムにより成形された履帯２１が無
端状に連結されたもので、前後一対の駆動輪２２，２３
間に巻回されて回転する。駆動本体１０の前部には前方
に突出し、そして、下方に垂下する支持腕３２が設けて
あり、支持腕３２の下端には、バイブレータ４８が設け
てあり、生コンクリートＧの山を崩し、且つ、締め固め
るように形成してある。
支持腕３２の前方上部には、支持用バー３３が横方向に
延ばして設けてあり、この支持用バー３３の両端部か
ら、後方の下方に向けて４５度傾斜して図示してないロ
ールが、軸３４，３４で傾斜して設けてあり、このロー
ルのうち少なくとも一方は駆動ロールであり、そして、
このロールには無端ベルト３５が張架され、無端ベルト
３５には、放射状に略３角形状の多数の排土板３１が突
設されたバケット回転コンベア式の粗均し排土機構部３
０が装備され、この粗均し排土機構部３０によって駆動
本体１０の前進移動で盛土済みのコンクリートＧを進行
方向の側方に押し分けてレベルを粗均し調整するように
なっている。そして、前記無端ベルト３５を張架するロ
ールは水平に設けることも可能である。また、駆動本体
１０の後部には、通常トンボと呼ばれる均し板４１を左
右の支持棒４２，４３で支持した均し摺り機構部４０が
備わっている。この均し摺り機構部４０によって、粗均
し排土機構部３０で粗均しされた表面にできたキャタピ
ラ２０の跡、及び、運転者の足跡をけし、均し作業の仕
上げを行なう。そして車輪２０はタイヤ等の如く円形に
形成されたものとすることも可能である。なお、駆動本
体１０上には均し面のレベルを決定するレーザー式の標
準機が装備されている。
延ばして設けてあり、この支持用バー３３の両端部か
ら、後方の下方に向けて４５度傾斜して図示してないロ
ールが、軸３４，３４で傾斜して設けてあり、このロー
ルのうち少なくとも一方は駆動ロールであり、そして、
このロールには無端ベルト３５が張架され、無端ベルト
３５には、放射状に略３角形状の多数の排土板３１が突
設されたバケット回転コンベア式の粗均し排土機構部３
０が装備され、この粗均し排土機構部３０によって駆動
本体１０の前進移動で盛土済みのコンクリートＧを進行
方向の側方に押し分けてレベルを粗均し調整するように
なっている。そして、前記無端ベルト３５を張架するロ
ールは水平に設けることも可能である。また、駆動本体
１０の後部には、通常トンボと呼ばれる均し板４１を左
右の支持棒４２，４３で支持した均し摺り機構部４０が
備わっている。この均し摺り機構部４０によって、粗均
し排土機構部３０で粗均しされた表面にできたキャタピ
ラ２０の跡、及び、運転者の足跡をけし、均し作業の仕
上げを行なう。そして車輪２０はタイヤ等の如く円形に
形成されたものとすることも可能である。なお、駆動本
体１０上には均し面のレベルを決定するレーザー式の標
準機が装備されている。
以上説明したように、本考案による床コンクリート均し
装置は、一連の表面仕上を熟練工の手作業に頼る従来の
工法に対して、熟練度によって均し面等の品質に制度誤
差のバラツキが生じるという問題が解消され、労働力も
格段に軽減される。
装置は、一連の表面仕上を熟練工の手作業に頼る従来の
工法に対して、熟練度によって均し面等の品質に制度誤
差のバラツキが生じるという問題が解消され、労働力も
格段に軽減される。
即ち、常に均一且つ高度な仕上げ制度の床コンクリート
均しが迅速に行なわれ、省力化や人員削減が可能となる
などの効果がある。
均しが迅速に行なわれ、省力化や人員削減が可能となる
などの効果がある。
第１図〜第３図は、本考案による床コンクリート均し装
置の実施例を示し、第１図は側面図、第２図は平面図、
第３図はキャタピラの斜面図である。 １０……駆動本体、１１……操作ハンドル、２０……キ
ャタピラ、３０……粗均し排土機構部、４０……均し摺
り機構部。
置の実施例を示し、第１図は側面図、第２図は平面図、
第３図はキャタピラの斜面図である。 １０……駆動本体、１１……操作ハンドル、２０……キ
ャタピラ、３０……粗均し排土機構部、４０……均し摺
り機構部。
Claims (1)
- 【請求項１】操作ハンドル１１を備えた駆動本体１０
と、駆動本体１０の両側に回転自在に装備された走行用
の車輪２０と、駆動本体１０の走行方向前部に、回動可
能に支持された無端ベルト３５を備え、この無端ベルト
３５の外周に、端部が略水平となるように取り付けた多
数の排土板３１によって、生コンクリートを移動方向の
左右に排除する粗均し排土機構部３０と、駆動本体１０
の走行方向後部に設けられて定規摺りを行う均し摺り機
構部４０と、を備えたことを特徴とする床コンクリート
均し装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13827388U JPH0611321Y2 (ja) | 1988-10-24 | 1988-10-24 | 床コンクリート均し装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13827388U JPH0611321Y2 (ja) | 1988-10-24 | 1988-10-24 | 床コンクリート均し装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0258554U JPH0258554U (ja) | 1990-04-26 |
| JPH0611321Y2 true JPH0611321Y2 (ja) | 1994-03-23 |
Family
ID=31400460
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13827388U Expired - Lifetime JPH0611321Y2 (ja) | 1988-10-24 | 1988-10-24 | 床コンクリート均し装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0611321Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2024030207A (ja) * | 2022-08-24 | 2024-03-07 | 萬齋株式会社 | コンクリート送出部材及びコンクリートフィニッシャー |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5496950B2 (ja) * | 2011-06-03 | 2014-05-21 | 大成ロテック株式会社 | フィニッシャ及び表層体の施工方法 |
| JP7030555B2 (ja) * | 2018-02-22 | 2022-03-07 | 株式会社安藤・間 | アスファルトフィニッシャーに用いる舗装材送り機構 |
-
1988
- 1988-10-24 JP JP13827388U patent/JPH0611321Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2024030207A (ja) * | 2022-08-24 | 2024-03-07 | 萬齋株式会社 | コンクリート送出部材及びコンクリートフィニッシャー |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0258554U (ja) | 1990-04-26 |
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