JP2000008616A - コンクリート平面均し装置 - Google Patents

コンクリート平面均し装置

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JP2000008616A
JP2000008616A JP10175776A JP17577698A JP2000008616A JP 2000008616 A JP2000008616 A JP 2000008616A JP 10175776 A JP10175776 A JP 10175776A JP 17577698 A JP17577698 A JP 17577698A JP 2000008616 A JP2000008616 A JP 2000008616A
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rail
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leveling
leveling device
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JP10175776A
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English (en)
Inventor
Norikatsu Harasawa
則勝 原澤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な操作で打設したコンクリート上面を所
定の平面に均すことができるコンクリート平面均し装置
を提供する。 【解決手段】 架台29を所定の間隔で設置する。架台
29・・・上にレール35、35を載置する。レール3
5、35を上下移動させるジャッキ33を架台29に設
ける。架台29の支持脚30下部に接地片31設ける。
内側レール35Aと外側レール35Bとを同型状に構成
する。内側レール35Aと外側レール35Bを延長、短
縮自在に係合させる。本体11に動力装置27を設け
る。本体11下部に粗均し機24を取り付けると共に、
本体11下部後方に均し機22を取り付ける。フレーム
部12と駆動手段27と均し機22とを着脱可能に本体
11を構成する。均し機22にバイブレーター23を取
り付ける。本体11をレール35、35上に載置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、打設したコンクリ
ート上面を平面に均す、コンクリート平面均し装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来建物の水平床面或いは屋根面等のコ
ンクリート打設工事は、小規模或いは大規模コンクリー
ト打設工事が行なわれている。小規模コンクリート打設
工事を行なう場合、コンクリート打設工事を行なう以前
に打設するコンクリートの仕上げ面を示すレベルポイン
トの設定を行なう。そして、コンクリートポンプ車のホ
ースからレベルポイントより僅か高い位置までコンクリ
ートが吐出(以後打設と称す)される。
【0003】そして、レベル定規によりコンクリート上
面がレベルポイントより高い箇所は鍬の様なもの或いは
スコップ等を用いて削り取り、低い箇所はモルタル(セ
メントと砂を配合したもの)を追加した後、作業者は木
鏝或いは金鏝等でコンクリート上面を平面に均してい
た。この場合、コンクリート打設面全体は3mm以内の
平面仕上げとされている。
【0004】また、大規模コンクリート工事も小規模コ
ンクリート工事同様コンクリート工事を行なう以前にコ
ンクリートの仕上げ面を示すレベルポイントの設定を行
なう。そして、コンクリートポンプ車のホースからレベ
ルポイントより僅か高い位置までコンクリートが打設さ
れた後、所々にバイブレーターをかけてコンクリート打
設時にコンクリート内に混入した空気の排除が行なわれ
ている。
【0005】そして、小規模コンクリート工事同様レベ
ル定規によりコンクリート上面がレベルポイントより高
い箇所は鍬の様なもの或いはスコップ等を用いて削り取
り、低い箇所はモルタル(セメントと砂を配合したも
の)を追加した後、作業者は木鏝或いは金鏝等でコンク
リート上面を平面に均していた。この場合も、コンクリ
ート打設面全体は3mm以内の平面仕上げとされてい
る。
【0006】また、屋根等の勾配面となるコンクリート
上面を平面に均す場合、コンクリートポンプ車のホース
から打設したコンクリートが僅か硬化した後モルタルを
薄塗りし、勾配に対応した平面に均す方法が採られてい
る。係る、コンクリートポンプ車のホースから打設され
たままのコンクリート上面は、コンクリートを打設した
直後何分かの間は軟らかく、時間の経過によって硬化し
ていく。このため、打設したコンクリート上面が硬化す
る以前の軟らかい僅かの時間内に上面を平面に均してい
た。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、建物の
水平の床面或いは屋根面等に打設したコンクリート上面
を、作業者が木鏝或いは金鏝等によって平面に均してい
たが、打設したコンクリート上面は平面に均す作業者の
技術力によって高低差が発生してしまう。このため、コ
ンクリート上面を3mm以内の平面に均すためには長年
の経験と熟練を必要とする問題があった。
【0008】また、コンクリートポンプ車のホースから
打設されたコンクリートを鍬の様なもの或いはスコツッ
プ等でレベルポイントに合わせて大雑把に平らに均した
後、更に金鏝等を用いて平面に均していた。このため、
これらの作業に多大な手間がかかっている問題があっ
た。
【0009】本発明は、係る従来技術の課題を解決する
ために成されたものであり、簡単な操作で打設したコン
クリート上面を所定の平面に均すことができるコンクリ
ート平面均し装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】即ち、請求項1の発明の
コンクリート平面均し装置は、床面などの打設面に打設
したコンクリートの上面を均すコンクリート平面均し装
置であって、打設面に設置された架台と、この架台に載
置された一対のレールと、このレール上に移動自在に載
置された本体とを備え、この本体は、レール上を移動す
るための駆動手段と、打設されたコンクリートの上面の
比較的大なる凹凸を掻き均す粗均し機と、この粗均し機
で均されたコンクリートの上面を平らに均す均し機とを
有し、粗均し機を本体の移動方向に合致する向きに回転
させるものである。
【0011】また、請求項2の発明のコンクリート平面
均し装置は請求項1において、本体は、フレーム部と、
駆動手段と、均し機とが着脱可能な構成とされているも
のである。
【0012】また、請求項3の発明のコンクリート平面
均し装置は請求項1又は請求項2に加えて、均し機に振
動手段を設けたものである。
【0013】また、請求項4の発明のコンクリート平面
均し装置は請求項1において、架台は、レール載置部と
上下機構とを備え、レール載置部にはレールが載置され
ると共に、レール載置部は上下機構によって上下移動さ
れるものである。
【0014】また、請求項5の発明のコンクリート平面
均し装置は請求項1又は請求項4において、架台は複数
の支持脚を備え、この支持脚は、架台の上部より外側斜
め下方に延在すると共に、当該支持脚の下端部には打設
面に面接触する設置片を設けたものである。
【0015】更に、請求項6の発明のコンクリート平面
均し装置は請求項1又は請求項4において、レールは、
内側レールと外側レールとから成り、これら内側レール
と外側レールは長手方向に相互に移動自在に係合される
と共に、両レールは同形状とされているものである。
【0016】更にまた、請求項7の発明のコンクリート
平面均し装置は、打設面に打設したコンクリートの上面
を均すコンクリート平面均し装置であって、本体と、こ
の本体に設けられた駆動手段及び無限軌道と、本体に設
けられ、打設されたコンクリートの上面の比較的大なる
凹凸を掻き均す粗均し機と、本体に設けられ、粗均し機
で均されたコンクリートの上面を平らに均す均し機とを
有し、本体は駆動手段の駆動力が伝達された無限軌道に
より移動すると共に、粗均し機は当該本体の移動方向に
合致する向きに回転するものである。
【0017】また、請求項8の発明のコンクリート平面
均し装置は請求項7において、粗均し機と均し機を一定
の高さに維持するための自動レベル調整装置を設けたも
のである。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、図面に基づき本発明の実施
形態を詳述する。図1は本発明のコンクリート平面均し
装置10の上面図、図2は本発明のコンクリート平面均
し装置10の断面図、図3はコンクリート平面均し装置
10を構成する架台29の展開図、図4は架台29の側
面図、図5は内側レール35Aと外側レール35Bを係
合させた状態を示すレール35の斜視図、図6は内側レ
ール35Aと外側レール35Bの伸ばした状態を示すレ
ール35の斜視図をそれぞれ示している。尚、各図にお
いて同一符号で示すものは同一とする。
【0019】コンクリート平面均し装置10は本体11
と所定の間隔で設置される複数の架台29・・・と、こ
の架台29・・・上に載置される一対のレール35、3
5とから構成されている。本体11はフレーム部12と
均し機22と駆動手段としての動力装置27とから構成
されており、フレーム部12はアルミニウム或いは鋼材
等の軽量金属パイプで構成されている。
【0020】該フレーム部12は支持柱13と下片19
と保持部材13Aとから構成されており、フレーム部1
2四隅に直径約50mm、高さ約750mmの支持柱1
3、13、13、13(奥図示せず)が立設されると共
に、支持柱13、13、13、13は幅約600mm、
奥行き600mmに立設されている。前後の支持柱13
・・・の下部には回転軸15、15が回動自在に設けら
れており、これらの回転軸15、15は後述する均し機
22同等の幅或いは均し機22より少許狭い幅にて構成
されている。
【0021】この回転軸15、15の両側にはそれぞれ
車輪16・・・が設けられており、この車輪16・・・
は内側車輪16Aと外側車輪16Bとから構成されてい
る。内側車輪16Aと外側車輪16Bは同一の外径にて
構成されており、内側車輪16Aは後述する内側レール
35A上に、外側車輪16Bは外側レール35B上に載
置されるように構成されている。
【0022】また、両側の支持柱13、13には溶接に
て下片19、19が固定されると共に、この下片19、
19は下端部から約150mm上方に固定されている。
そして、下片19、19は後方の支持柱13より更に後
方に延在(この場合、内側レール35A長の約1.3
倍)して設けられると共に、両下片19、19の後方端
部には後述する保持部材13A、13Aが取り付けられ
ている。
【0023】保持部材13Aは下片19、19の後方端
部と後側の支持柱13の上端に接続された後前側の支持
柱13、13上端に接続されている。即ち、フレーム部
12を構成する保持部材13Aは後側の支持柱13上方
から湾曲しながら後方に延在して下片19の後方端部に
接続されている。
【0024】そして、保持部材13Aは下片19より更
に下方に延在し、先端に均し機22がボルト(図示せ
ず)にて着脱自在に取り付けられている。尚、14は本
体11を操作するための把手である。均し機22は後述
する粗均し機24で均されたコンクリート38上面を平
面に均すもので、前後幅は約250mm、横幅は両レー
ル35、35幅より少許広く構成されると共に、均し機
22下面は平面に形成されている。
【0025】また、均し機22上側には振動手段として
のバイブレーター23が取り付けられており、このバイ
ブレーター23が動作することにより均し機22に所定
の振動が加えられるように構成されている。この、バイ
ブレーター23は例えば単相100V/35Wの図示し
ないモーター回転によって毎分2850〜3450の振
動を行なうように構成されている。尚、モーターの回転
によってバイブレーター23が振動する技術について
は、周知の技術であるため説明を省略する。
【0026】また、フレーム部12前後に設けられた両
車輪16、16間には粗均し機24が設けられており、
この粗均し機24は均し機22と同等幅或いは少許幅を
狭く構成されている。該粗均し機24は図示しないコン
クリートポンプ車のホースから打設されたコンクリート
38上面の比較的大なる凹凸を大雑把に均すもので、回
転体26と掻き板25とで構成されている。そして、回
転体26は所定の円筒形状を呈しており、掻き板25は
所定の板状を呈している。係る、回転体26周囲には掻
き板25が複数取り付けられており、中央部には駆動ベ
ルト24Aが掛けられている。
【0027】掻き板25は回転体26の長手方向に沿っ
て取り付けられると共に、長手方向に8分割されてい
る。また、掻き板25は回転体26の回転方向の8方向
周囲に放射状に取り付けられると共にそれぞれ等間隔で
配置されている。即ち、各掻き板25・・・は回転体2
6の長手方向及び回転方向に8分割されて取り付けられ
ている。
【0028】該掻き板25は回転体26の中央部の駆動
ベルト24Aを中心にして左右対称に配置されており、
これらの掻き板25・・・は両端の掻き板25を基準に
中央の駆動ベルト24Aに近づくに従って回転体26の
遅回転方向に配置されると共に、各掻き板25は中央側
を回転体26の遅回転方向に僅か斜めに取り付けられて
いる。
【0029】また、回転体26がフレーム部12に取り
付けられた状態で掻き板25の下端はレベルポイントの
僅か上に位置するように構成されている。これによっ
て、コンクリート38を僅か中央に集めて粗均し機24
の両端に掻き出されないように構成されると共に、コン
クリート38を本体11の前進方向に掻き均すように構
成されている。
【0030】一方、フレーム部12には取付け板20が
設けられており、この取付け板20は溶接などで下片1
9、19に固定されている。係る取付け板20には駆動
手段として動力装置27が図示しないボルトにて取り付
けられている。該動力装置27はガソリンエンジン或い
はモーター等で構成されており、この動力装置27の回
転軸27Aに前記駆動ベルト24Aが掛けられている。
【0031】また、前側の回転軸15と動力装置27間
に駆動ベルト28が掛けられ、動力装置27の回転軸2
7Aの回転によって前側の車輪16と回転体26が回転
するように構成されている。尚、動力装置27がガソリ
ンエンジンの場合、ガソリンエンジンに発電器(図示せ
ず)が設けられ、この発電器で発電された電気がバイブ
レーター23のモーターに通電される。また、動力装置
27がモーターの場合、商用電源がモーターに通電され
ると共に、バイブレーター23のモータに通電される。
【0032】また、本体11には均し機22と動力装置
27が着脱自在に取り付けられている。そして、これら
本体11、均し機22、動力装置27を取り外して分離
することによって各々持ち運びできるように構成されて
いる。尚、37・・・は補強部材、39は動力装置27
を操作するためのワイヤー、40はバイブレーター23
を動作するための電線である。
【0033】他方、架台29はレール35を載置してコ
ンクリート38打設場所に設置されるもので、高さ約2
00mm〜250mmを呈している。架台29の上面は
略5角形を呈しており、一側を長尺面とされると共に、
長尺面に対向して支持脚30が設けられている。係る、
長尺面の両側に支持脚30、30が設けられており、こ
の支持脚30、30は架台29上面から下方に向かって
延在して設けられると共に、対向して設けられている。
各支持脚30・・・の下端には内側に折れ曲がって所定
の大きさの設置片31・・・が形成されており、これら
の設置片31・・・は架台29上面と平行に形成されて
いる。
【0034】そして、設置片31・・・がコンクリート
38打設面に当接されることにより、架台29はコンク
リート38打設場所に安定して設置されるように構成さ
れている。また、架台29の上面にはレール載置部32
が設けられており、このレール載置部32は架台29上
面より少許突出して設けられている。
【0035】係る、レール載置部32の下部には上下機
構としてのジャッキ33が取り付けられており、このジ
ャッキ33を操作することによりレール載置部32が上
下移動し、これによって、各架台29・・・に設けられ
たそれぞれのレール載置部32・・・を平面に設置でき
るように構成されている。即ち、レール載置部32に後
述するレール35が載置された状態で、ジャッキ33を
操作するとレール35が上下方向に移動すると共にレー
ル35を平面に設置できるように構成されている。尚、
34はジャッキ33を固定するボルトである。
【0036】また、レール35は長さ約1500mm、
幅約150mm、高さ約150mmでフレーム部12同
様アルミニウム或いは鋼材等の軽量金属で構成されてい
る。該レール35は外側レール35Bと内側レール35
Aとから構成されており、内側レール35Aは断面略C
字状を呈しており、長手方向上下に対向して一対の溝が
設けられ、下側の溝を内係合溝36Aとされている。
【0037】また、上側の溝の外側に外係合溝36Bが
形成されており、この外係合溝36Bの外側に係合辺3
6が形成されると共に、係合辺36は内係合溝36Aに
係合可能に構成されている。また、内側レール35Aに
は補強リブ36Cが設けられており、この補強リブ36
Cも内側レール35Aの長手方向に延在して設けられて
いる。該補強リブ36Cは外係合溝36B面側に少許突
出して設けられると共に、補強リブ36Cは上下に設け
られた溝の中心より少許ずれた位置に設けられている。
【0038】前記、外側レール35Bは内側レール35
Aと同形状に形成されており、内側レール35Aの内係
合溝36Aに外側レール35Bの係合辺36が係合され
ると共に、外側レール35Bの内係合溝36Aに内側レ
ール35Aの係合辺36が係合されるように構成されて
いる。
【0039】そして、内側レール35Aと外側レール3
5Bが係合された状態で、内側レール35Aに設けられ
た補強リブ36Cは外側レール35Bに設けられた補強
リブ36Cの上側にスライド自在に当接するように構成
されている。即ち、レール35は内側レール35Aと外
側レール35Bとが相互に係合された状態で、分離する
ことなく内側レール35Aと外側レール35Bとによっ
て伸縮自在に構成されている。
【0040】以上の構成で次ぎに、コンクリート平面均
し装置10の動作説明を行なう。尚、コンクリート平面
均し装置10は運搬しやすいようにフレーム部12と動
力装置27と均し機22とに分離されているものとす
る。まず、コンクリート38打設場所にコンクリート平
面均し装置10の車輪16、16幅に架台29、29を
設置すると共に、内側レール35Aと外側レール35B
を延在させた状態で載置できる間隔(この場合内側レー
ル35Aと外側レール35Bの中間部分を相互に所定距
離係合させた状態)に架台29を設置し、各架台29・
・・のレール載置部32にレール35が載置される。
【0041】レール35はコンクリート平面均し装置1
0の進行方向前側に外側レール35B、35Bを載置す
ると共に、後側に内側レール35A、35Aが載置され
る。この場合、内側レール35Aと外側レール35Bを
逆にして載置しても差し支えない。そして、架台29に
設けたジャッキ33でレール35の高さが平面に調整さ
れる。この場合、レール35の高さ調整は粗均し機24
の回転体26に設けられた掻き板25の下端が図示しな
い建物の床面等打設されるコンクリート38のレベル面
より少許上側になるように調整される。
【0042】次ぎに、フレーム部12に取り付けられた
車輪16・・・がレール35の上に載置され(この場
合、内側レール35A上に内側車輪16Aが載置され
る)、動力装置27と均し機22が所定位置に取り付け
られ本体11が完成される。そして、コンクリートポン
プ車のホースからコンクリート38が図示しないレベル
ポイントに合わせて打設されると共に、コンクリート3
8は中間の架台29、29と前方の架台29、29の略
中間まで打設される。この場合、コンクリート38は略
均し機22の幅で打設されると共に、レベルポイントよ
り少許高く打設される。また、粗均し機24より均し機
22迄のコンクリート38は予め略レベルポイントに合
わせて鍬の様なもの或いはスコップ等で均される。
【0043】そして、動力装置27が運転されると両車
輪16、16は時計方向(図2矢印方向)に回転し、こ
れによって本体11は前進(中抜き矢印方向)する。ま
た、動力装置27によって、粗均し機24は半時計方向
(図2矢印方向)に回転し、打設されたコンクリート3
8上面の比較的大きな凹凸は回転する掻き板25にて本
体11の前進方向に掻かれ、これにより、コンクリート
38上面はレベルポイントより少許高めに均される。
【0044】コンクリート平面均し装置10が前進する
と均し機22は粗均し機24で均されたコンクリート3
8上を前進し、コンクリート38上面はこれによって平
面に均される。係る場合、均し機22にはバイブレータ
ー23が取り付けられており、このバイブレーター23
の振動によりコンクリート38上面は金鏝で仕上げたよ
うに奇麗に仕上げられる。また、本体11は平面に設置
されたレール35、35上を前進していくので、打設さ
れたコンクリート38はレベルポイントの高さで略平面
に均される。
【0045】そして、本体11が更に前進して両内側車
輪16A、16Aが内側レール35A、35A上を移動
して外側レール35B、35B上まで前進した時点で、
動力装置27を停止させると共にバイブレーター23を
停止させる(図7、図8)。次ぎに、図示しない昇降装
置により両側の車輪16、16がレール35、35より
少許浮かされ、内側レール35Aがスライドされて外側
レール35B位置まで移動される(図9、図10)。こ
れにより、レール35は縮まり、後方の架台29上に載
置された内側レール35Aが外側レール35Bの対向位
置まれ移動される(図11、図12)。
【0046】次ぎに、均し機22近傍の両架台29、2
9を両レール35、35の延長線前方に設置(図13、
図14)された後、両外側レール35B、35Bがスラ
イドされて前方に設置された架台29、29上に載置さ
れる(図15、図16)。この場合、コンクリート38
はまだ硬化する以前のため、架台29の支持脚30・・
・及び接地片31・・・は打設されたコンクリート38
内から容易に引き抜くことができる。
【0047】そして、再度ジャッキ33にて架台29に
載置された外側レール35B、35Bの高さが前述同様
に調整され、昇降装置が操作されて浮かされた本体11
が両レール35、35上に降ろされる。次ぎに、前回打
設したコンクリート38に連続してコンクリートポンプ
車のホースからコンクリート38が打設されると共に、
コンクリート38は中間の架台29、29と前方の架台
29、29の略中間まで前述同様の高さで打設される。
【0048】そして、再度動力装置27が運転されると
前述同様両車輪16、16は時計方向に回転し、これに
よって本体11は前進する。また、動力装置27によっ
て、粗均し機24も半時計方向に回転し、打設されたコ
ンクリート38はレベルポイントより僅か上側が回転す
る掻き板25によって本体11の前進方向に掻かれる。
これにより、打設されたコンクリート38上面はレベル
ポイントより少許高めに均される。
【0049】そして、コンクリート平面均し装置10の
前進によって均し機22は粗均し機24で均されたコン
クリート38上を前進すると共に、均し機22は前述同
様バイブレーター23の振動によりコンクリート38上
面は金鏝で仕上げたように奇麗に仕上げられる。これが
繰り返されて打設されたコンクリート38が建物の床面
全体に所定の平面に均される。
【0050】このように、コンクリート38打設面に設
置された架台29・・・と、この架台29・・・に載置
された一対のレール35、35と、このレール35、3
5上に移動自在に載置された本体11とを備えており、
本体11にはレール35、35上を移動するための動力
装置27と打設されたコンクリート38上面の比較的大
なる凹凸を掻き均す粗均し機24と、この粗均し機24
で均されたコンクリート38の上面を平らに均す均し機
22とを設け、粗均し機24を本体11の移動方向に合
致する向きに回転させるようにしているので、本体11
はレール35、35上を平面に移動させることができる
と共に、建物の床面或いは屋根面等に打設されたコンク
リート38上面を平面に均すことが可能となる。これに
より、打設されたコンクリート38上面は作業する人の
感覚で高低差が発生してしまうのを防止することができ
るようになると共に、打設されたコンクリート38上面
を3mm以内の平面に均すことが可能となる。
【0051】また、本体11はフレーム部12と、動力
装置27と、均し機22とをネジ(図示せず)により着
脱可能に取り付けているので、本体11をフレーム部1
2と、動力装置27と、均し機22に分離することがで
きる。これにより、部品単位で運搬することが可能とな
り、コンクリート平面均し装置10を容易にライトバン
やトラック等の運搬車に載せることができるようにな
る。
【0052】また、均し機22にバイブレーター23を
取り付けているので、均し機22を所定の振動数で振動
させることができる。これにより、粗均し機24で均さ
れたコンクリート38上面に振動を与えてコンクリート
38上面を金鏝で仕上げられたように奇麗に仕上げるこ
とが可能となる。
【0053】また、架台29にレール載置部32とジャ
ッキ33を設けているので、レール載置部32に載置さ
れたレール35をジャッキ33で上下移動させることが
できる。これにより、架台29の設置場所によってレー
ル高さが異なった場合でもレールを平面に設置すること
が可能となる。
【0054】更に、複数の支持脚30・・・を架台29
の上部より外側斜め下方に延在させ、この支持脚30・
・・の下端部にコンクリート38打設面に面接触する設
置片31・・・を設けているので、架台29設置箇所に
多少の凹凸があっても架台29を安定して設置すること
が可能となる。これにより、架台29が沈んでしまうの
を防止して本体11を平面に移動することが可能とな
る。
【0055】更にまた、レール35は内側レール35A
と外側レール35Bとを伸縮自在に係合させているの
で、内側レール35Aと外側レール35Bとを分離させ
ることなく伸縮させることが可能となる。これにより、
本体11を外側レール35B上に前進させてから本体1
1を僅か浮かすだけで、後側の架台29上から内側レー
ル35Aを外側レール35Bと対向した位置に移動させ
ることが可能となる。従って、内側レール35Aを架台
29上から取り外す作業も回避することができるように
なる。
【0056】尚、屋根などの勾配を有する箇所に打設し
たコンクリート38上面を均す場合、レール35に図示
しないラックギヤを取り付けると共に、本体11にラッ
クギヤに噛み合うピニオンギヤを設け、これにより勾配
面を移動させるようにしても差し支えない。
【0057】また、図17、図18、図19、図20に
もう一つのコンクリート平面均し装置10Aを説明す
る。この場合、本体11はフレーム部12と均し機22
と駆動手段としての動力装置27とから構成されてお
り、フレーム部12は幅約1200mm、奥行き600
mmの大きさを呈している。本体11下部には無限軌道
41が設けられており、この無限軌道41によって本体
11は前進及び後退できるように構成されている。
【0058】無限軌道41は例えば硬質ゴムなどで所定
の幅の帯状に形成されると共に、ループ形状に形成され
ている(図19)。これにより、設置面積を大きくし
て、凹凸面でも平行に走行可能に構成すると共に、屋根
等の勾配面等でも滑らず走行できるように構成されてい
る。尚、無限軌道41で走行する技術については、周知
の技術であるため説明を省略する。
【0059】また、本体11後方には自動レベル調整装
置43が設けられており、この自動レベル調整装置43
の中央部下方には均し機22が取り付けられると共に、
前側下方には粗均し機24が取り付けられている。該自
動レベル調整装置43は、コンクリート38打設場所に
設置された図示しない信号発生装置から発信された信号
を受信して、均し機22及び粗均し機24を初期設定状
態に維持できるように構成されている。
【0060】即ち、自動レベル調整装置43は本体11
が前後左右に所定距離傾いた場合でも、均し機22及び
粗均し機24の高さ及び傾きを常に初期設定状態に維持
できるように構成されている。係る自動レベル調整装置
43が図示しない信号発生装置より発信した信号を受信
して、均し機22及び粗均し機24を初期設定状態に維
持する技術については周知の技術であるため説明を省略
する。尚、42は均し機22及び粗均し機24の高さを
調整するためのハンドルである。他前述のコンクリート
平面均し装置10と同様である。
【0061】以上の構成で次ぎに、コンクリート平面均
し装置10Aの動作説明を行なう。尚、建物の床面等コ
ンクリート38を打設するレベルに合わせて信号発生装
置(図示せず)が設置してあるものとする。また、コン
クリート平面均し装置10Aは運搬しやすいようにフレ
ーム部12と動力装置27と自動レベル調整装置43と
均し機22とに分離されているものとする。まず、コン
クリート38打設場所にフレーム部12を運搬し動力装
置27と自動レベル調整装置43と均し機22とを組み
立てる。
【0062】そして、ハンドル42を回して建物の床面
等コンクリート38を打設するレベルに均し機22を合
わせ、均し機22の初期設定(この場合コンクリート3
8の厚さ)位置を設定する。そして、前述同様コンクリ
ート38がコンクリートポンプ車のホースから図示しな
いレベルポイント及び無限軌道41近傍迄打設される。
この場合も、略均し機22の幅にコンクリート38が打
設されると共に、レベルポイントより少許高く打設され
る。また、粗均し機24より均し機22迄のコンクリー
ト38は予め略レベルポイントに合わせて鍬の様なもの
或いはスコップ等で均される。
【0063】そして、動力装置27が運転されるとコン
クリート平面均し装置10Aは前進(右矢印方向)する
(図18)。また、動力装置27によって、粗均し機2
4は矢印方向(半時計方向)に回転し、レベルポイント
より上側の打設されたコンクリート38上面の比較的大
きは凹凸は回転する掻き板25によって本体11の前進
方向に掻き均される。これにより、打設されたコンクリ
ート38上面はレベルポイントより少許高めに均され
る。
【0064】そして、コンクリート平面均し装置10A
が前進すると均し機22は粗均し機24で均されたコン
クリート38上を前進するが、前述同様均し機22に取
り付けられたバイブレーター23の振動でコンクリート
38上面は金鏝で仕上げられたように奇麗に仕上げられ
る。係る場合、コンクリート平面均し装置10Aは自動
レベル調整装置43によって、本体11が前後或いは左
右に傾いた場合、均し機22及び粗均し機24の高さ及
び傾きは常に初期設定状態に維持され、打設されたコン
クリート38が所定の平面に均される。
【0065】また、コンクリート平面均し装置10Aに
は無限軌道41が設けられており、この無限軌道41に
よって屋根等の勾配面でも滑らず走行させることが可能
となる(図20)。この場合も、コンクリート平面均し
装置10Aは自動レベル調整装置43によって、本体1
1が前後左右に傾いた場合でも均し機22及び粗均し機
24の高さ及び傾きは常に初期設定状態に維持され、打
設されたコンクリート38は所定の勾配で平面に均され
る。
【0066】このように、コンクリート平面均し装置1
0Aに無限軌道41を設けているので、コンクリート平
面均し装置10Aの駆動力を向上させることができる。
これにより、コンクリート平面均し装置10Aは所定の
勾配面を滑ることなく移動させることが可能となり、屋
根等の勾配面に打設したコンクリート38上面を平面に
均すことができるようになる。
【0067】また、コンクリート平面均し装置10Aに
自動レベル調整装置43を設けているので、本体11が
前後或いは左右に傾いた場合でも自動レベル調整装置4
3がコンクリート38打設箇所に設置された信号発生装
置の信号を受信して、均し機22と粗均し機24を一定
の平面状態に維持することが可能となる。これにより、
コンクリート38打設面に凹凸があった場合でも打設し
たコンクリート38上面を所定の平面に均すことができ
るようになる。
【0068】尚、実施例では部品寸法を記載したが部品
寸法はこれに限るものでなく、それ以上小さな寸法或い
は大きな寸法でも差し支えない。
【0069】
【発明の効果】以上詳述した如く請求項1の発明によれ
ば、打設面に設置された架台と、この架台に載置された
一対のレールと、このレール上に移動自在に載置された
本体とを備え、この本体は、レール上を移動するための
駆動手段と、打設されたコンクリートの上面の比較的大
なる凹凸を掻き均す粗均し機と、この粗均し機で均され
たコンクリートの上面を平らに均す均し機とを有し、粗
均し機を本体の移動方向に合致する向きに回転させてい
るので、平面に設置されたレール上を本体を移動させる
ことが可能となると共に、粗均し機で例えば床面にコン
クリートポンプ車のホースから打設されたコンクリート
上面の比較的大きなの凹凸を均した後、均し機で粗均し
機で均されたコンクリート上面を平面に均すことができ
る。これにより、コンクリートポンプ車のホースから打
設されたコンクリート上面を多大な手間をかけず短時間
で平面に均すことが可能となる。従って、建物の床面或
いは所定の勾配面を有する屋根等に打設されたコンクリ
ート上面を極めて容易に平面に均すことができるように
なるものである。
【0070】特に、本体はレール上を移動させているの
で、長年の経験のない初心者でも容易にコンクリートポ
ンプ車のホースから打設されたコンクリート上面を平面
に均すことが可能となる。従って、従来のようにコンク
リートポンプ車のホースから打設されたコンクリートを
所定のレベルポイントに合わせて鍬の様なもの或いはス
コップ等で大雑把に平らにした後、更に鏝を用いて平面
に均す煩雑な手間を削減することができると共に、粗均
し機と均し機によってコンクリート上面の平面度を大幅
に向上させることができるようになるものである。
【0071】また、請求項2の発明は請求項1におい
て、本体は、フレーム部と、駆動手段と、均し機とが着
脱可能な構成とされているので、本体を分割した状態で
運搬することが可能となる。従って、コンクリート平面
均し装置を容易にライトバンやトラック等の運搬車に載
せることが可能となると共に、コンクリート打設場所が
高所等の場合でも容易に運ぶことができて、コンクリー
ト平面均し装置の利便性を大幅に向上することができる
ようになるものである。
【0072】また、請求項3の発明は請求項1又は請求
項2に加えて、均し機に振動手段を設けているので、均
し機を振動させることができる。これにより、均し機で
コンクリート上面に振動を与えながら均すことが可能と
なる。従って、コンクリート上面をより平面に均すこと
が可能となり、従来のように作業者が木鏝或いは金鏝等
でコンクリート上面を平面に均す以上にコンクリート上
面を奇麗な平面に均すことができるようになるものであ
る。
【0073】また、請求項4の発明によれば請求項1に
おいて、架台は、レール載置部と上下機構とを備え、レ
ール載置部にはレールが載置されると共に、レール載置
部は上下機構によって上下移動されるようにしているの
で、レール載置部に載置されたレールを上下移動させこ
とができる。これにより、架台の設置場所によってレー
ル高さが異なった場合でもレールを平面に設置すること
が可能となる。従って、本体を平面に移動させることが
でき、打設したコンクリート上面を極めて平面に均すこ
とができるようになるものである。
【0074】また、請求項5の発明によれば請求項1又
は請求項4において、架台は複数の支持脚を設け、この
支持脚は、架台の上部より外側斜め下方に延在すると共
に、当該支持脚の下端部には打設面に面接触する設置片
を設けているので、例えば架台設置箇所に多少の凹凸が
あっても安定して架台を設置することが可能となる。従
って、レールを安定した水平に維持することができると
共に、架台が沈んでしまうのを防止して本体を平面に移
動することができ、総じて、打設したコンクリート上面
を極めて水平に均すことができるようになるものであ
る。
【0075】更に、請求項6の発明によれば請求項1又
は請求項4において、レールは、内側レールと外側レー
ルとから成り、これら内側レールと外側レールは長手方
向に相互に移動自在に係合されているので、内側レール
と外側レールとを分離させずに伸縮させることが可能と
なる。これにより、本体を内側レール上から外側レール
上に前進させた後、僅か本体を浮かすだけで後側の架台
上から内側レールを外側レールの対向位置に移動させる
ことができる。従って、本体移動後レールを架台上から
取り外すことなくレールを移動することができるように
なり、レール移動の利便性を大幅に向上させることがで
きる。
【0076】特に、レールは、内側レールと外側レール
とを同形状とすると共に、内側レールと外側レールを相
互に長手方向に移動自在に係合させているので、レール
の製造コストを大幅に低減させることが可能となるもの
である。
【0077】更にまた、請求項7の発明によれば、本体
と、この本体に設けられた駆動手段及び無限軌道と、本
体に設けられ、打設されたコンクリートの上面の比較的
大なる凹凸を掻き均す粗均し機と、本体に設けられ、粗
均し機で均されたコンクリートの上面を平らに均す均し
機とを有し、本体は駆動手段の駆動力が伝達された無限
軌道により移動すると共に、粗均し機は当該本体の移動
方向に合致する向きに回転するようにしているので、レ
ールを使用せずにコンクリート平面均し装置を移動させ
ることができる。これにより、架台を設置していない通
常の場所でも本体を移動させることが可能となる。従っ
て、架台を設置する手間も省け大幅に利便性を向上させ
ることができるようになるものである。
【0078】また、請求項8の発明によれば請求項7に
加えて、粗均し機と均し機を一定の高さに維持するため
の自動レベル調整装置を設けているので、均し機と粗均
し機を一定の高さに維持させることが可能となる。これ
により、本体が前後或いは左右に傾いた場合でも、均し
機と粗均し機を一定の高さに維持することができるよう
になる。従って、本体が傾いても打設したコンクリート
上面を所定の平面に均すことができ、大幅にコンクリー
ト平面均し装置の汎用性を向上させることができると共
に、極めて利便性を向上させることができるようになる
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコンクリート平面均し装置の上面図で
ある。
【図2】本発明本発明のコンクリート平面均し装置の断
面図である。
【図3】コンクリート平面均し装置を構成する架台の展
開図である。
【図4】架台の側面図である。
【図5】内側レールと外側レールの係合状態を示すレー
ルの斜視図である。
【図6】内側レールと外側レールの伸ばした状態を示す
レールの斜視図である。
【図7】本体が外側レール上に移動した状態を示すコン
クリート平面均し装置の上面図である。
【図8】同図7の側面図である。
【図9】図7の内側レールを移動させる状態を示すコン
クリート平面均し装置の上面図である。
【図10】同図9の側面図である。
【図11】図9の内側レールを移動させた状態を示すコ
ンクリート平面均し装置の上面図である。
【図12】同図11の側面図である。
【図13】図11の後側の架台を前方に移動させた状態
を示す上面図である。
【図14】同図13の側面図である。
【図15】図11の移動した架台上に外側レールを載置
した状態を示す上面図である。
【図16】同図15の側面図である。
【図17】もう一つのコンクリート平面均し装置の上面
図である。
【図18】図17のコンクリート平面均し装置の側面図
である。
【図19】無限軌道の斜視図である。
【図20】図17のコンクリート平面均し装置で勾配に
打設されたのコンクリートを平面に均している状態を示
す側面図である。
【符号の説明】
10 コンクリート平面均し装置 11 本体 12 フレーム部 13 支持柱 16 車輪 16A 内側車輪 16B 外側車輪 22 均し機 23 バイブレーター 24 粗均し機 25 掻き板 26 回転体 27 動力装置 29 架台 30 支持脚 31 設置片 32 レール載置部 33 ジャッキ 35 レール 35A 内側レール 35B 外側レール 36 係合辺 36A 内係合溝 36B 外係合溝 36C 補強リブ 37 補強部材 38 コンクリート

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床面などの打設面に打設したコンクリー
    トの上面を均すコンクリート平面均し装置に於いて、 前記打設面に設置された架台と、この架台に載置された
    一対のレールと、このレール上に移動自在に載置された
    本体とを備え、この本体は、前記レール上を移動するた
    めの駆動手段と、前記打設されたコンクリートの上面の
    比較的大なる凹凸を掻き均す粗均し機と、この粗均し機
    で均された前記コンクリートの上面を平らに均す均し機
    とを有し、前記粗均し機を本体の移動方向に合致する向
    きに回転させることを特徴とするコンクリート平面均し
    装置。
  2. 【請求項2】 本体は、フレーム部と、駆動手段と、均
    し機とが着脱可能な構成とされていることを特徴とする
    請求項1のコンクリート平面均し装置。
  3. 【請求項3】 均し機に振動手段を設けたことを特徴と
    する請求項1又は請求項2のコンクリート平面均し装
    置。
  4. 【請求項4】 架台は、レール載置部と上下機構とを備
    え、前記レール載置部にはレールが載置されると共に、
    レール載置部は前記上下機構によって上下移動されるこ
    とを特徴とする請求項1のコンクリート平面均し装置。
  5. 【請求項5】 架台は複数の支持脚を備え、この支持脚
    は、前記架台の上部より外側斜め下方に延在すると共
    に、当該支持脚の下端部には打設面に面接触する設置片
    を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項4のコン
    クリート平面均し装置。
  6. 【請求項6】 レールは、内側レールと外側レールとか
    ら成り、これら内側レールと外側レールは長手方向に相
    互に移動自在に係合されると共に、両レールは同形状と
    されていることを特徴とする請求項1又は請求項4のコ
    ンクリート平面均し装置。
  7. 【請求項7】 打設面に打設したコンクリートの上面を
    均すコンクリート平面均し装置に於いて、 本体と、この本体に設けられた駆動手段及び無限軌道
    と、前記本体に設けられ、前記打設されたコンクリート
    の上面の比較的大なる凹凸を掻き均す粗均し機と、前記
    本体に設けられ、前記粗均し機で均された前記コンクリ
    ートの上面を平らに均す均し機とを有し、前記本体は駆
    動手段の駆動力が伝達された無限軌道により移動すると
    共に、前記粗均し機は当該本体の移動方向に合致する向
    きに回転することを特徴とするコンクリート平面均し装
    置。
  8. 【請求項8】 粗均し機と均し機を一定の高さに維持す
    るための自動レベル調整装置を設けたことを特徴とする
    請求項7のコンクリート平面均し装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113027137A (zh) * 2021-03-03 2021-06-25 南开大学 一种混凝土整平机

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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