JPH0640272Y2 - 床コンクリート均し装置 - Google Patents

床コンクリート均し装置

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JPH0640272Y2
JPH0640272Y2 JP13827288U JP13827288U JPH0640272Y2 JP H0640272 Y2 JPH0640272 Y2 JP H0640272Y2 JP 13827288 U JP13827288 U JP 13827288U JP 13827288 U JP13827288 U JP 13827288U JP H0640272 Y2 JPH0640272 Y2 JP H0640272Y2
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武穂 池田
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、床コンクリート均し装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、生コンクリート打設後の表面を均す仕上げ作業
は、一般的に締め固め終了後に基準レベルをガイドにし
て定規で荒均しする定規摺り、タンピング、こて均し、
最終こて磨きの順に行なわれる。
〔考案が解決しようとする課題〕
この一連の表面仕上げは、その多くが熟練工の手作業に
頼っており、作業者の熟練度によって均し面等の品質に
精度誤差のバラツキが生じるという問題を抱えているの
が現状である。しかも、均し作業の特に初期段階では、
フレッシュコンクリートを人力で押し引きしつつ移動さ
せて、およそのレベルにまで迅速な仕上げが望まれるこ
とから非常な重労働を伴い且つ汚れ作業であるために、
熟練度とあいまって、作業員の養成に時間を要し、人員
の確保に支障をきたすことが多い。
本考案は、このような情勢に鑑み、常に均一且つ高度な
仕上げ精度が得られ、省力化や人員削減が可能となる床
コンクリート均し装置とすることを技術的課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、駆動本体10を固定フレーム10Aと可動フレー
ム10Bとで構成し、固定フレーム10Aには、少なくとも3
個の支持脚14を上下昇降自在に設けると共に、この固定
フレーム10Aには、可動フレーム10Bを、水平方向にスラ
イド可能に支持し、可動フレーム10Bには、少なくとも
3個の支持脚15を上下昇降自在に設けると共に、粗均し
排土機構部20を設け、そして、固定フレーム10Aの上部
には、駆動本体10の外側まで突出する支持フレーム30
を、回動自在に支持し、支持フレーム30の両端部からは
それぞれ支軸31を垂下して設け、一方の支軸31の下部に
は、生コンクリートの締め固めを行うバイブレータ40を
設け、他方の支軸31の下部には、タンピング及び定規摺
りを行う均し摺り機構部50を設けて床コンクリート均し
装置とした。
〔作用〕
床上に打設された生コンクリートG上に、床コンクリー
ト均し装置を、均し方向を定めて設置する。この場合支
持脚14及び支持脚15の全部で着地する。
次に、可動フレーム10Bを固定フレームの右側にスライ
ドし(第5図(A))、粗均し排土機構部20で余分な生
コンクリートGを横に排除しながらかき均しを行う。
次に、可動フレーム10Bの支持脚15を上昇させ(第5図
(B))、可動フレーム10Bをスライドさせ前進させ
(第5図(C))、可動フレーム10Bの支持脚15を下降
させると共に、粗均し排土機構部20でその下側の生コン
クリートGのかき均しを行う(第5図(D))。
次に、固定フレーム10Aの支持脚14を上昇させ(第5図
(E))、駆動本体10の右側のすでに粗均しのかき均し
が行なわれた生コンクリートGの上面を、均し摺り機構
部50で摺り均しを行いながら、固定フレーム10Aを左側
に前進させ(第5図(F))、固定フレーム10Aと共に
前進する均し摺り機構部50を左側へ前進させる。
そして、駆動本体10の左側の前方に生コンクリートGの
山がある場合は、固定フレーム10Aの前進と共に、バイ
ブレータ40で生コンクリートGの山を崩し、締め固めを
行う。
床コンクリート均し装置が左端に到達したら、支持脚1
4,15全部を上昇させ、床コンクリート均し装置を粗均し
排土機構部20を回転させて横方向(第1図の左右方向)
に移動させた後、支持脚14,15を下降させ着地させ、駆
動本体10を固定した後、支持フレーム30を180度回動さ
せ、バイブレータ40と均し摺り機構部50の位置を入れ替
えて均しを行う。
〔実施例〕
以下、本考案による床コンクリート均し装置の実施例を
図面に基づいて説明する。
第1図〜第6図に示すように、駆動本体10は固定フレー
ム10Aを有し、この固定フレームに対して可動フレーム1
0Bが矢印Xで表される装置進行方向へスライド自在に支
持されている。第3図は、固定フレーム10Aと可動フレ
ーム10Bとの組立断面を示し、可動フレーム10Bはスライ
ド用および支持用のギヤ機構11を介して固定フレーム10
Aに支持されている。可動フレーム10Bのスライド動作の
動力源は電動モータ12である。
固定フレーム10Aと可動フレーム10Bには、第6図の底面
図に示すように、それぞれ4つの角部に支持脚14,15が
下方へ垂直に設けられており各、支持脚14,15には第4
図のように細い4本の針14A,15Aが突出している。ま
た、各支持脚14,15はそれぞれ固定フレーム10Aおよび可
動フレーム10Bに内臓された油圧シリンダ装置等の作動
によって上下方向に昇降自在であり、着地した生コンク
リートG面から上方に離れることもできる。
一方、駆動本体10の可動フレーム10Bには粗均し排土機
構部20が担持され、矢印Xの床コンクリート均し装置の
進行方向へ移動可能である。この粗均し排土機構部20
は、無端ベルト22に排土板21が等間隔で放射状に突設さ
れたバケットコンベア回転式となっており、支持腕23,2
3によって、可動フレーム10Bから垂下して設けられた支
持用バー24に装着されている。そして、打設により盛土
済みの生コンクリートGを排土板21で連続的にすくっ
て、進行方向の横方向に押し分けてレベルを粗均し調節
するようになっている。
また、固定フレーム10Aの上部には、装置旋回用の動力
ボックス16が取付けられ、この動力ボックス16から前後
方向に架橋形状の支持フレーム30が駆動本体10の外側ま
で突出して延びている。動力ボックス16における旋回作
動で支持フレーム30が鉛直軸線の周りで旋回可能であ
る。
また、支持フレーム30の両端部からは、それぞれ支軸31
が垂下して設けてあり、一方の支軸31の下部には盛土さ
れた生コンクリートの余分なものを掻き崩すバイブレー
タ40が垂下して設けてある。他方の支軸31の下部には、
均し摺り機構部50が設けてあり、この均し摺り機構部50
は、タンピングおよび定規摺りを行って表面仕上げする
平行一対の2枚のトンボ板52a,52bが連結されており、
片側のトンボ板52aにはこれを強制振動させるバイブレ
ータ53が装着されている。
なお、動力ボックス16の上面には均し面のレベルを調整
および決定する標準器19が設けられている。
次に、第5図および第6図でで実施例の動作態様および
作用を説明する。
床上に生コンクリートGが打設され、均し方向を定めて
駆動本体10が設置される。起動により、固定フレーム10
Aの4つの支持脚14で着地して装置全体を支持する。こ
の時、各支持脚14の針14aが細いため、スラブや床等を
形成すべく配筋された生コンクリート中の鉄筋を破損し
たり障害になることから回避できる。これにより、第5
図(a)〜(f)の手順で前進および後退が行なわれ
る。即ち、可動フレーム10Bの4つの支持脚15はスライ
ドの邪魔にならないように、図の上方向に上昇して生コ
ンクリート中から引き込められ、可動フレーム10Bは進
行方向にスライドする。可動フレーム10Bが固定フレー
ム10Aの前端部に達した位置で(第5図(C)、第6図
(C)参照)、可動フレーム10Bの4つの支持脚15を降
下させて生コンクリート中に着地させ(第5図
(D))、装置全体の支持を固定フレーム10Aの支持脚1
4から可動フレーム10Bの各支持脚15に移す(第5図
(E))。この後、今度は固定フレーム10Aを進行方向
に移動させる(第5図(E))。以下、同様に可動フレ
ーム10Bと交互に移動させ、恰もむかで足の歩行のごと
き呈状で進行させる。
また、床コンクリート均し装置を横方向(第1図の左右
方向)に移動させるには、可動フレーム10Bを固定フレ
ーム10Aの中央部までスライドさせた後、固定フレーム1
0Aの4つの支持脚14を上昇させ、装置全体を粗均し排土
機構部20に支持させ、粗均し排土機構部20を回転させて
装置全体を横方向に移動させる。固定フレーム10Aを第
2図の左側方向に移動させて均し作業を行う場合、余分
の生コンクリートGがバイブレータ40によって掻き崩さ
れ、粗均し排土機構部40より、進行方向の横に排除され
る。この排除面が均し摺り機構部50によって、一方のト
ンボ板52aにおけるバイブレータ53の振動でタンピング
されつつ定規摺りが行なわれる。この定規摺りが所定の
均し区域の一方端まで到達すると、今度は装置全体を前
述した手順で反転させる。以下、同じ手順で所定区域の
均し作業が行なわれる。
そして、支持脚14,15は、それぞれ3個とすることも可
能である。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案による床コンクリート均し
装置は、一連の表面仕上を熟練工の手作業に頼る従来の
工法に対して、熟練度によって均し面等の品質に精度誤
差のバラツキが生じるという問題が解消され、労働力も
格段に軽減される。即ち、常に均一且つ高度な仕上げ精
度の床コンクリート均しが迅速に行なわれ、省力化や人
員削減が可能となるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は、本考案による床コンクリート均し
装置の実施例を示し、第1図は背面図、第2図は側面
図、第3図は駆動本体における固定フレームと可動フレ
ームの組立断面図、第4図は支持脚の斜視図、第5図
(A)乃至(F)は均し作業の手順を示す側面図、第6
図(A)乃至(C)は同じく均し作業の手順を示す底面
図である。 10……駆動本体、10A……固定フレーム、 10B……可動フレーム、14,15……支持脚、 20……粗均し排土機構部、30……支持フレーム、 31……支軸、40……バイブレータ、 50……均し摺り機構部。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−55374(JP,A) 特開 昭62−55373(JP,A) 特開 昭61−126269(JP,A) 実公 平2−58010(JP,Y2) 実願 昭60−135536号(実開 昭62− 42637号)の願書に添付した明細書及び図 面の内容を撮影したマイクロフィルム(J P,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動本体10を固定フレーム10Aと可動フレ
    ーム10Bとで構成し、固定フレーム10Aには、少なくとも
    3個の支持脚14を上下昇降自在に設けると共に、この固
    定フレーム10Aには、可動フレーム10Bを、水平方向にス
    ライド可能に支持し、可動フレーム10Bには、少なくと
    も3個の支持脚15を上下昇降自在に設けると共に、粗均
    し排土機構部20を設け、そして、固定フレーム10Aの上
    部には、駆動本体10の外側まで突出する支持フレーム30
    を、回動自在に支持し、支持フレーム30の両端部からは
    それぞれ支軸31を垂下して設け、一方の支軸31の下部に
    は、生コンクリートの締め固めを行うバイブレータ40を
    設け、他方の支軸31の下部には、タンピング及び定規摺
    りを行う均し摺り機構部50を設けた床コンクリート均し
    装置。
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JPH0258011U JPH0258011U (ja) 1990-04-26
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JPH0749717B2 (ja) * 1988-11-17 1995-05-31 株式会社フジタ コンクリート床面の均し装置

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JPH0258011U (ja) 1990-04-26

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