JPH0743129Y2 - 舗装機械 - Google Patents

舗装機械

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JPH0743129Y2
JPH0743129Y2 JP1990089574U JP8957490U JPH0743129Y2 JP H0743129 Y2 JPH0743129 Y2 JP H0743129Y2 JP 1990089574 U JP1990089574 U JP 1990089574U JP 8957490 U JP8957490 U JP 8957490U JP H0743129 Y2 JPH0743129 Y2 JP H0743129Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
bar feeder
power transmission
transmission mechanism
asphalt finisher
vehicle body
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1990089574U
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English (en)
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JPH0450416U (ja
Inventor
康保 茂木
憲一 仲鉢
岳 平出
文夫 後藤
Original Assignee
株式会社新潟鐵工所
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、路面にアスファルト合材を敷きならすために
用いるアスファルトフィニッシャやベースベーバなどの
舗装機械に関するものである。
[従来の技術] 第3図および第4図は、従来のアスファルトフィニッシ
ャを示す図である。
このアスファルトフィニッシャは、走行車体1と、この
走行車体1の前端部に取り付けたホッパ2と、走行車体
1に回転可能に取り付けられて、ホッパ2に投入される
アスファルト合材を走行車体1の後方に設けられた敷き
ならし装置3に向けて搬送する無端状のバーフィーダ4
と、このバーフィーダ4の上方に配置されて、前記走行
車体1に取り付けられた後車輪5に動力を伝達する動力
伝達機械7と、原動機8によって駆動される油圧ポンプ
9に接続された油圧モータ6とから概略構成されてい
る。
前記動力伝達機構7は、前記油圧モータ6の出力軸に接
続された差動機7aと、この差動機7aに取り付けられたア
クスルシャフト7b・7cと、これらのアクスルシャフト7b
・7cの外側端部と後輪5との間に巻回された2本のチェ
ーン7dとから構成されている。
また、動力伝達機構7の上方には、ハンドル10aを備え
た運転席10が設けられており、ハンドル10aによって前
輪11を操舵することができるようになっている。
[考案が解決しようとする課題] ところで、上記従来のアスファルトフィニッシャにおい
ては、動力伝達機構7を前記バーフィーダ4の上方に配
置してあるので、動力伝達機構7の上方に設けた運転席
10の位置が高くなっている。
このため、運転者は、所定のステップ等を介して運転席
10までよじ登らなければ運転席10に座ることができず、
乗降が迅速、容易にできないという問題がある。
この問題を避けるために、運転席10の位置をホッパ2の
前方や敷きならし装置3の後方まで移動させて下方に下
げることも考え得るが、この場合には、運転席10の位置
がアスファルトフィニッシャの中央から大きく離間する
ので、アスファルトフィニッシャの運転操作が困難とな
り、実現が困難である。
本考案は、上記の事情に鑑みてなされたもので、運転席
の位置を低くすることができ、作業操作も容易、迅速に
できる舗装機械を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] そこで本考案は、走行車体と、走行車体に取り付けたホ
ッパと、走行車体に回転可能に取り付けられた無端状の
バーフィーダと、走行車体に設けられた車輪へ動力を伝
達する動力伝達機構とを備え、かつ、動力伝達機構が、
バーフィーダの内周側に形成される空間部内に配設され
るとともに、バーフィーダの下側部分が、バーフィーダ
の内周部に接する複数の上側ローラ並びにバーフィーダ
の外周部に接する複数の下側ローラによって案内されて
作動される舗装機械に構成したものである。
[実施例] 第1図および第2図は、本考案の実施例に係るアスファ
ルトフィニッシャを示す図である。
本実施例に係るアスファルトフィニッシャの説明におい
ては、従来のアスファルトフィニッシャと共通する構成
については同一符号を用いて詳細説明を省略する。
本実施例のアスファルトフィニッシャにおいては、バー
フィーダ4の内周面側に形成された空間部S内に、動力
伝達機構70が配設されることによって特徴部分が構成さ
れている。
前記動力伝達機構70は、前・後輪用のプロペラシャフト
72,73と、これらのプロペラシャフト72,73にそれぞれ接
続された差動機74,75と、これらの差動機74,75に取り付
けられた各アクスルシャフト76(前輪側のアクスルシャ
フトは図示せず)と、これらのアクスルシャフト76に取
り付けられて回転駆動される前後の車輪80,81とから構
成されている。
前記プロペラシャフト72,73は、バーフィーダ4の前後
方向ほぼ中央位置に配置された変速機60から前後方向に
突設された出力軸60a,60bに接続されている。
前記変速機60は、バーフィーダ4の上方に配置された原
動機8によって駆動される前記油圧ポンプ9により作動
される油圧モータ61によって回転駆動されるように構成
されている。
前記前後の車輪80,81には、それぞれタイヤTが装着さ
れている。
前記前後の車輪80,81は、前・後輪用のスイングアーム9
1,92、93,94によって、アスファルトフィニッシャの前
後方向に沿う鉛直面内において走行車体1に対して揺動
自在に支持されている。
また、前記前後の車輪80,81の基部には、油圧シリンダ9
5,96、97,98の一端が取り付けられている。これらの油
圧シリンダ95,96、97,98は、ハンドル10aの操作に連動
して伸縮して車輪81,82を水平面内において回動させ
て、アスファルトフィニッシャの操舵を行うことができ
るように構成されている。
上記した本実施例のアスファルトフィニッシャにおいて
は、油圧モータ61によって、変速機60の出力軸60a,60b
と、プロペラシャフト72,73とを回転させることによ
り、差動機74,75を介して各アクスルシャフト76を回転
させ、これによって前後の車輪80,81を回転させて、ア
スファルトフィニッシャを走行させることができる。
上記本実施例のアスファルトフィニッシャによれば、バ
ーフィーダ4の内周面側に形成された空間部S内に、動
力伝達機構70を配設したので、従来のアスファルトフィ
ニッシャにおいて動力伝達機構が配置されていたスペー
スを利用して運転席10を配置することができる。すなわ
ち、従来のアスファルトフィニッシャにおいては、バー
フィーダ4の上方に動力伝達機構を設けた構成となって
いるので、運転席10の位置が高くなり、乗降が不便であ
るという不都合があったが、本実施例のアスファルトフ
ィニッシャによれば、バーフィーダ4の上方への動力伝
達機構70の突出がなくなり、従来のアスファルトフィニ
ッシャにおいて動力伝達機構70が配置されていたスペー
スを利用して運転席10を低い位置に設置することがで
き、したがって、乗降が容易となるという利点がある。
しかも、この場合には、路面に近い位置に乗って操縦す
ることができるので、路面の凹凸などの状況が判断しや
すくなり、適切な運転操作を行うことが一層容易となる
といった利点もある。
また、バーフィーダ4の下側部分は、該バーフィーダ4
の内周部に接する複数の上側ローラ4A,4A並びにバーフ
ィーダ4の外周部に接する複数の下側ローラ4B,4B,4Bに
よって案内されて作動されるようになっている。
すなわち、第1図に示すように前輪の差動機75の前後に
はそれぞれ上側ローラ4Aと下側ローラ4Bが配され、ま
た、後輪の差動機74の前後にも同様に上側ローラ4Aと下
側ローラ4Bが配され、さらに、後端の上側ローラ4Aとエ
ンドローラ100との間には下側ローラ4Bが配されてお
り、これらローラ4A,,4A,4B…に案内されて、バーフィ
ーダ4の下側部分は作動されるようになっている。
また、バーフィーダ4の内周面側に形成された空間部S
内に、比較的に重量のある動力伝達機構70を配設したの
で、バーフィーダ4の上方に動力伝達機構70を配置した
ものに比較して、アスファルトフィニッシャ全体の重心
を路面に近い位置まで移動させることができる。
したがって、路面上にある凹凸を乗り越えた際の揺り戻
し量が小さく、走行安定性が良い。このため、敷きなら
し装置3に伝えられる揺り戻しによる揺れの量も小さく
することができ、その結果、舗装面の平坦度を向上させ
ることができるという利点もある。
さらに、バーフィーダ4の内周面側に形成された空間部
S内に動力伝達機構70を配設するものとし、油圧モータ
61、変速機60とアクスルシャフト76とを同一空間に配置
したので、プロペラシャフト72,73を用いて前後の車輪8
0,81に動力を伝達するという構成を採用することができ
る。
このため、前後の車輪80,81にチェーンで動力を伝達し
ていた従来のアスファルトフィニッシャと比較して、前
後の車輪80,81にそれぞれ舵取り機構を取り付けること
が容易となるという利点もある。
また、本実施例のアスファルトフィニッシャによれば、
前述のように、バーフィーダ4の空間部S内に動力伝達
機構70と変速機60と油圧モータ61とを配置しているの
で、変速機60の前後に出力軸60a,60bを設け、これらの
出力軸60a,60bから前後の車輪80,81にそれぞれ動力を伝
達するという構成とすることにより、比較的容易に四輪
駆動を実現することができるという利点もある。
また、バーフィーダ4の下側部分は、該バーフィーダ4
の内周部に接する複数の上側ローラ4A,4A並びにバーフ
ィーダ4の外周部に接する複数の下側ローラ4B,4B,4Bに
よって案内されて作動されるようになっているので、バ
ーフィーダ4の内周面側の空間部Sを十分広く確保する
ことと、バーフィーダ4の跳ね返り等によって機器と下
側(戻り側)のバーフィーダがぶつかって損傷するのを
防止できることとを同時に満足できることとなった。
なお、本考案は、上記実施例のアスファルトフィニッシ
ャに限らず、ベースベーバや路上表層再生機等の舗装機
械にも適用し得るのは勿論である。
[考案の効果] 本考案の舗装機械は、走行車体と、走行車体に取り付け
たホッパと、走行車体に回転可能に取り付けられた無端
状のバーフィーダと、走行車体に設けられた車輪へ動力
を伝達する動力伝達機構とを備え、かつ、動力伝達機構
が、バーフィーダの内周面側に形成される空間部内に配
設されている構成としたので、運転席を低い位置に設置
することができ、作業者の乗降が安全、容易に行えると
いう効果を有する。
また、運転席を低い位置に設置することによって、適切
な運転操作を行うことも容易となる。
また、バーフィーダの下側部分は、バーフィーダの内周
部に接する複数の上側ローラ並びにバーフィーダの外周
部に接する複数の下側ローラによって案内されて作動さ
れるようになっているので、バーフィーダの内周面側の
空間部を十分広く確保することと、バーフィーダの跳ね
返り等によって機器と下側(戻り側)のバーフィーダが
ぶつかって損傷するのを防止できることとを同時に満足
できる。
さらに、アスファルトフィニッシャ全体の重心が路面に
近い位置まで移動することになるので、路面上にある凹
凸を乗り越えた際などに、揺り戻しが小さく、走行安定
性が良くて、舗装面の平坦度を向上させることができる
という効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、本考案のアスファルトフィニッ
シャの実施例を示す図で、第1図はアスファルトフィニ
ッシャの要部の側面図、第2図はアスファルトフィニッ
シャの要部の平面図である。第3図および第4図は、従
来のアスファルトフィニッシャを示す図で、第3図は平
面図、第4図は側面図である。 1……走行車体、2……ホッパ、3……敷きならし装
置、4……バーフィーダ、70……動力伝達機構、S……
空間部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 後藤 文夫 群馬県群馬郡群馬町棟高730番地 株式会 社新潟鉄工所高崎工場内 (56)参考文献 実開 平2−11813(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】走行車体と、この走行車体に取り付けたホ
    ッパと、前記走行車体に回転可能に取り付けられて、前
    記ホッパに投入されるアスファルト合材を走行車体の後
    方に設けられた敷きならし装置へ向けて搬送する無端状
    のバーフィーダと、前記走行車体に設けられた車体へ動
    力を伝達する動力伝達機構とを備え、かつ、前記動力伝
    達機構が、前記バーフィーダの内周側に形成される空間
    部内に配設されるとともに、バーフィーダの下側部分
    が、バーフィーダの内周部に接する複数の上側ローラ並
    びにバーフィーダの外周部に接する複数の下側ローラに
    よって案内されて作動されることを特徴とする舗装機
    械。
JP1990089574U 1990-08-28 1990-08-28 舗装機械 Expired - Lifetime JPH0743129Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990089574U JPH0743129Y2 (ja) 1990-08-28 1990-08-28 舗装機械

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990089574U JPH0743129Y2 (ja) 1990-08-28 1990-08-28 舗装機械

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0450416U JPH0450416U (ja) 1992-04-28
JPH0743129Y2 true JPH0743129Y2 (ja) 1995-10-04

Family

ID=31823646

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990089574U Expired - Lifetime JPH0743129Y2 (ja) 1990-08-28 1990-08-28 舗装機械

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JP (1) JPH0743129Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0211813U (ja) * 1988-07-04 1990-01-25

Also Published As

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JPH0450416U (ja) 1992-04-28

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