JPH0713633U - トンネル工事用ターンテーブル - Google Patents

トンネル工事用ターンテーブル

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JPH0713633U
JPH0713633U JP4514293U JP4514293U JPH0713633U JP H0713633 U JPH0713633 U JP H0713633U JP 4514293 U JP4514293 U JP 4514293U JP 4514293 U JP4514293 U JP 4514293U JP H0713633 U JPH0713633 U JP H0713633U
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JP
Japan
Prior art keywords
fixed
rotary plate
turntable
tunnel construction
machine base
Prior art date
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Pending
Application number
JP4514293U
Other languages
English (en)
Inventor
二三吉 杉本
Original Assignee
杉本電機工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 杉本電機工業株式会社 filed Critical 杉本電機工業株式会社
Priority to JP4514293U priority Critical patent/JPH0713633U/ja
Publication of JPH0713633U publication Critical patent/JPH0713633U/ja
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  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 構造が簡単で取り扱いが容易であり、比較的
軽量で廉価にて製造できるトンネル工事用ターンテーブ
ルを提供することを目的とする。 【構成】 骨材および鋼板材で略直方状に組み立てられ
た材台と、機台の略中央に立設した支軸に回転自在な状
態で載設された回転板と、回転板の前後方向で機台上に
載設された基板と、基板の前後方向に揺動自在な状態で
蝶持される2対の踏板と、機台上に配設された駆動部と
からなるトンネル工事用ターンテーブルにおいて、回転
板の支軸を中心とした円環枠9を回転板に固着し、上記
円環枠の外周にチェーン10を固着すると共に、駆動部
の減速機付モータ19の出力軸19aにスプロケット2
0を固着した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、作業車輛の方向転換ができないトンネル内の工事現場において、 作業車輛を方向転換させるトンネル工事用ターンテーブルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、狭い幅しかないトンネル内の舗装工事を行うときには、舗装材料を運転 するダンプトラック等の作業車がトンネル内で方向転換できないために、ダンプ トラックを後退させて舗装材料を舗装機械に供給していた。 しかしながら、長いトンネルの場合には、ダンプトラック等の作業車を長い区 間後退させなければならず、安全な作業ができにくかった。
【0003】 そこで、トンネル内にターンテーブルを設置し、ダンプトラック等の作業車の 方向転換を行っていた。 すなわち、トンネル工事で排出された残土や舗装材料を積載した作業車をター ンテーブル上で180度方向転換させた後に、作業車を前進させて杭外若しくは 杭内深く移動させていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記のターンテーブルは、その構造上においてターンテーブルを回転させるた めに大形で重量のある歯車機構が使用されているので、非常に大きな動力を必要 とし、しかも、嵩高となりがちで、これを狭い坑内で移動させる構造とすること は構造が繁雑化すると共に、コストアップとなる等の欠点があった。 この考案は、上記の点に鑑みてなされたもので、構造が簡単で取り扱いが容易 であり、比較的軽量で廉価に製造できるトンネル工事用ターンテーブルの提供を 目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】 上記の目的を達成するために、この考案のトンネル工事用ターンテーブルは、 骨材および鋼板材で略直方状に組み立てられた材台と、機台の略中央に立設した 支軸に回転自在な状態で載設された回転板と、回転板の前後方向で機台上に載設 された基板と、基板の前後方向に揺動自在な状態で蝶持される2対の踏板と、機 台上に配設された駆動部とからなるトンネル工事用ターンテーブルにおいて、 回転板の支軸を中心とした円環枠を回転板に固着し、上記円環枠の外周にチェ ーンを固着すると共に、駆動部の減速機付モータの出力軸にスプロケットを固着 した構造とした。
【0006】
【作用】
実施例においてトンネル工事用ターンテーブル上でダンプトラック等の作業車 の方向転換は、まず、一方の踏板4,4を使って作業車が回転板3に載ると、運 転手若しくは専用オペレータが操作盤11の回転スイッチ(図示せず)をONに すると、そのON情報がコントロールボックス17に入力され、コントロールボ ックス17からの指令に基づいて、発電機18が稼動して減速機付モータ19が 回転する。
【0007】 すると、減速機モータ19の出力軸19aに固着したスプロケット20が回転 し、スプロケット20と噛み合っているチェーン10を支軸8中心に移動させる 。 チェーン10は、円環枠9の周面に固着され、円環枠9が回転板3の下面に固 着されているので、スプロケット20の回転に伴って回転板3が回転される。 回転板3が180度回転すると、図示しないリミットスイッチ、ストッパ若し くはコントロールボックスに入力された情報に基づいて回転板3が停止する。 回転板3が180度回転すると、回転板3上の作業車も180度方向転換され 、トンネル内を前進できる態勢となる。
【0008】
【実施例】
以下、この考案に係るトンネル工事用ターンテーブルの実施の1例について、 図面を参照して詳細に説明する。 図1は、この考案に係るトンネル工事用ターンテーブルの平面図である。図2 は、図1の側面図である。また、図3は、駆動部の拡大平面図である。
【0009】 図1および図2において、トンネル工事用ターンテーブルTは、骨材で組み立 てられた機台1と、機台1上に載設された基板2と、同じく機台1上に回転自在 な状態で載設された回転板3と、機台1の前後方向へ取り付けられた2対の踏板 4と、基板2および回転板3の下面の機台1上に配設された駆動部5とから構成 されている。
【0010】 トンネル工事用ターンテーブルTの機台1は、骨材および鋼板材で略直方体状 に組み立てられ、回転板3の外周部および中間部に回転板3の回転動作を円滑に するための受ローラ6,7が同心円的に配設されている。 機台1の前後方向(長手方向)に載設された基板2,2は、回転板3の前後方 向で機台1の外形と略同形の長方形を形成する。
【0011】 機台1上に支軸8を介して回転自在に載設された回転板3は、図3で示すよう に、上記支軸8を中心とする円環枠9が下面に固着され、上記円環枠9の外周チ ェーン10が固着される。支軸8は、機台1の略中心部に載置された支軸台13 上に立設されている。 また、回転板3の前後側面には、回転板3を180度回転させるための操作盤 11のポール12が立設されている。
【0012】 回転板3の下面の機台1上には、受ローラ6,7のレール14,15を敷設す る棚板16が配設された。 まだ、機台1上には、コントロールボックス17、発電機18、減速機付モー タ19が配設されている。 減速機付モータ19の出力軸19aには、チェーン10と噛み合うスプロケッ ト20が固着されている。
【0013】 機台1の前後方向へ各取り付けられた2対の踏板4は、機台1の前後端上部に ヒンジ21を介して揺動自在に蝶持されている。 一対の踏板4,4は、ダンプトラック等の作業車の車輪幅に十分余裕を持った 幅で、作業車が無理なく登り降りられる角度で取り付けられている。 また、踏板4の表面には通例の如く滑り止めの凹凸模様等が施されている。
【0014】 上記構成のトンネル工事用ターンテーブル上でダンプトラック等の作業車の方 向転換は、次のように行われる。 先ず、一方の踏板4,4を使って作業車が回転板3に載ると、運転手若しくは 専用オペレータが操作盤11の回転スイッチ(図示せず)をONにすると、その ON情報がコントロールボックス17に入力され、コントロールボックス17か らの指令に基づいて、発電機18が稼動して減速機付モータ19が回転する。
【0015】 すると、減速機モータ19の出力軸19aに固着したスプロケット20が回転 し、スプロケット20と噛み合っているチェーン10を支軸8中心に移動させる 。 チェーン10は、円環枠9の周面に固着され、円環枠9が回転板3の下面に固 着されているので、スプロケット20の回転に伴って回転板3が回転される。 回転板3が180度回転すると、図示しないリミットスイッチ、ストッパ若し くはコントロールボックスに入力された情報に基づいて回転板3が停止する。 回転板3が180度回転すると、回転板3上の作業車も180度方向転換され 、トンネル内を前進できる態勢となる。
【0016】
【考案の効果】
以上のように、この考案に係るトンネル工事用ターンテーブルは、回転板の支 軸を中心とした円環枠を回転板に固着し、上記円環枠の外周にチェーンを固着す ると共に、駆動部の減速機付モータの出力軸にスプロケットを固着したので、従 来のように大きく重量のある歯車を使用せず、構造が簡単で取り扱いが容易であ り、比較的廉価に製造できると共に、メンテナンスも簡単に行える等、その実用 的、経済的効果が極めて顕著である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係るトンネル工事用ターンテーブル
の平面図である。
【図2】図1のトンネル工事用ターンテーブルの側面図
である。
【図3】トンネル工事用ターンテーブルにおける駆動部
の拡大平面図である。
【符号の説明】
T トンネル工事用ターンテーブル 1 機 台 2 基 板 3 回転板 4 踏 板 5 駆動部 6,7 受ローラ 8 支 軸 9 円環枠 10 チェーン 11 操作盤 12 ポール 13 支軸台 14,15 レール 16 棚 板 17 コントロールボックス 18 発電機 19 減速機付モータ 19a 出力軸 20 スプロケット 21 ヒンジ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 骨材および鋼板材で略直方状に組み立て
    られた材台と、機台の略中央に立設した支軸に回転自在
    な状態で載設された回転板と、回転板の前後方向で機台
    上に載設された基板と、基板の前後方向に揺動自在な状
    態で蝶持される2対の踏板と、機台上に配設された駆動
    部とからなるトンネル工事用ターンテーブルにおいて、 回転板の支軸を中心とした円環枠を回転板に固着し、上
    記円環枠の外周にチェーンを固着すると共に、駆動部の
    減速機付モータの出力軸にスプロケットを固着したこと
    を特徴とするトンネル工事用ターンテーブル。
JP4514293U 1993-08-19 1993-08-19 トンネル工事用ターンテーブル Pending JPH0713633U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4514293U JPH0713633U (ja) 1993-08-19 1993-08-19 トンネル工事用ターンテーブル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4514293U JPH0713633U (ja) 1993-08-19 1993-08-19 トンネル工事用ターンテーブル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0713633U true JPH0713633U (ja) 1995-03-07

Family

ID=12711034

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4514293U Pending JPH0713633U (ja) 1993-08-19 1993-08-19 トンネル工事用ターンテーブル

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011042243A (ja) * 2009-08-20 2011-03-03 Kuroda Tec:Kk 車輌用ターンテーブル装置
CN107226072A (zh) * 2017-08-10 2017-10-03 山东博远重工有限公司 一种新型小断面隧道车辆倒车平台设备
KR102215721B1 (ko) * 2020-09-28 2021-02-15 박영효 내접기어와 외접기어 역할을 하는 체인 시스템

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