JPH05321207A - ホイール式アスファルトフィニッシャにおける前輪 装置 - Google Patents

ホイール式アスファルトフィニッシャにおける前輪 装置

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JPH05321207A
JPH05321207A JP17360592A JP17360592A JPH05321207A JP H05321207 A JPH05321207 A JP H05321207A JP 17360592 A JP17360592 A JP 17360592A JP 17360592 A JP17360592 A JP 17360592A JP H05321207 A JPH05321207 A JP H05321207A
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wheel
wheels
tandem
truck
bumper
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JP17360592A
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Sunao Yakura
直 矢倉
Riichi Inoue
利一 井上
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Caterpillar Japan Ltd
Caterpillar Mitsubishi Ltd
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Caterpillar Mitsubishi Ltd
Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】大型貨物自動車であるダンプカーなどのトラッ
クに積んだ合材をアスファルトフィニッシャのホッパの
部分に移しながら作業を続ける必要のある道路の舗装作
業或いは補修作業などでは、従来のアスファルトフィニ
ッシャのホッパの部分が大型貨物自動車であるダンプカ
ーなどのトラックの車体後部の部分に設けたバンパの部
分に接触するようになるおそれがある。本発明は、この
ような問題を解決することを目的とするものである。 【構成】本発明は、ホッパに設けたホッパ支持用車輪の
口径をダンプカーなどのトラックのバンパの地面からの
高さより小さくして前記車輪が前記バンパに接触しない
ようにしてなるホイール式アスファルトフィニッシャに
おける前輪装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アスファルトフィニッ
シャ、リベーバ・ミキサなどの道路用舗装・補修用機械
における前輪装置に関し、特に、ホイール式アスファル
トフィニッシャにおける前輪装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、道路の舗装工事或いは道路の
補修工事に舗装機械或いは道路の補修用機械を使用する
ことにより作業能率を高めることが行れてきた。しか
し、技術的に完壁の領域に到達しているとは云えない。
例えば、図3には、従来のアスファルトフィニッシャに
おいて、その施工中に、ダンプカーなどのトラックのベ
ッセル13よりアスファルトフィニッシャのホッパ1に
合材11を受けている状況を示しているが、このような
状態で、アスファルトフィニッシャは、ホッパ1の前端
のホッパフレーム9の左右に2個のバンパローラ10を
取り付け、そのバンパローラ10でタンブカーなどのト
ラックの後輪14を推しながらダンプカーなどのトラッ
クと一緒になって連続的にホッパ1に合材11を受けな
がら前進し、施工工事を進展させうるのである。そし
て、アスファルトフィニッシャに設けられたホッパ1に
受けられた合材11は、ホッパ1の底部に設けたバーコ
ンベア6により後方に送られ、コンベアスクリュウ4に
よって左右の施工幅にまで広げられた後、スクリード5
によって押し均らされて舗装仕上げ面15が形成される
のである。また、図3のA−A線に沿って取った断面図
が図4であるが、従来のアスファルトフィニッシャの前
輪7の周辺部の状況が示されていて、前記前輪7は前車
軸16によって支持されている。そして、その前車軸1
6はセンタピン17廻りに揺動可能に支持されていて、
前輪7は、図4で示されているように、センタピン17
廻りの前輪揺動しろがある。また、前輪7は、前車軸1
6上のハウジング19内に収容された油圧モータ18に
よって駆動しうるようになっているものもあるが、単に
遊動輪になっているものもある。そして、センタピン1
7廻りの前輪揺動機構によって不整地形での走破性を得
るようになっている。前述のように、ダンプカーなどの
トラックのベッセル13よりアスファルトフィニッシャ
のホッパ1に合材11を受ける時にアスファルトフィニ
ッシャのホッパ1内にダンプカーなどのトラックの後部
が入り込み、この際に、ダンプカーなどのトラックの後
部のバンパ12の位置が低いので、おたがいの干渉を避
ける意味でホッパ1は床が低くなっている。そのため
に、このようなことの影響を受けて前輪7およびハウジ
ング19の口径を出来るかぎり小さくせねばならない制
約を受けている。それ故に、図4に示されているよう
に、前輪径Dは、ホッパ床高さHに対して揺動する
とともに寸法上で若干の余裕を見込んだものにしてい
る。そしてそれとともに、上述の条件の範囲内で前輪径
を出来るかぎり大きくせねばならないし、そうする
ことによって適正なタイヤ面圧を保持し、路盤へのめり
込み防止を図っている。また、前輪7の前後方向の位置
については前輪7と後輪8との距離、ホイールベースが
出来るだけ長いほうが、舗装工事の施工中に地盤の不整
の影響を車体が受ける度合いを緩和させることになり、
スクリード5による舗装仕上面15の精度が高まり、舗
装工事の舗装仕上の最終状態がよくなる。このようなこ
とから、前輪7は車体の前の方に設けるのが好適であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来から、道路を整備
し、道路の設備などを充実させることによって陸上交通
および陸上運輸を活発化し、ますます、道路の利用度を
高めるための強化策を図ってきた。他方で、人身事故を
無くすことへの努力を続けている。しかしながら最近、
大型貨物自動車への追突事故が頻発している事実があ
り、そのことが問題化してきた。ところで、大型貨物自
動車への追突事故は大型貨物自動車同士の追突事故より
も大型貨物自動車の車体後部へのもぐり込みによる追突
事故が非常に多い。そこで、そのような追突事故を少な
くするとともに、もし、追突事故が生じても、その被害
を最小限に食止めることが必要になってくる。そのよう
なことから、大型貨物自動車の車体後部の部分に設けた
バンパの位置を比較的下方位置にし、かつ、その横幅を
広くすることにより追突車の大型貨物自動車の車体後部
へのもぐり込みによる追突事故の被害を最小限に食止め
ることが出来るようになってきた。そうすると、大型貨
物自動車であるダンプカーなどのトラックに積んだ合材
をアスファルトフィニッシャのホッパの部分に移しなが
ら作業を続ける必要のある道路の舗装作業或いは補修作
業などでは、従来のアスファルトフィニッシャのホッパ
の部分が大型貨物自動車であるダンプカーなどのトラッ
クの車体後部の部分に設けたバンパの部分に接触するよ
うになるおそれがある。本発明は、このような問題を解
決することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、ホッパに設け
たホッパ支持用車輪の口径をダンプカーなどのトラック
のバンパの地面からの高さより小さくして前記車輪が前
記バンパに接触しないようにしてなるホイール式アスフ
ァルトフィニッシャにおける前輪装置である。
【0005】
【作用】本発明は、ホッパに設けたホッパ支持用車輪を
前輪および後輪によって構成し、少なくとも、その前輪
がタンプカーなどのトラックのバンパに接触しないよう
に、その前輪の上端の位置をダンプカーなどのトラック
のバンパの下端の位置より低くしたので、スファルトフ
ィニッシャに設けたホッパをダンプカーなどのトラック
のバンパに接触しないで道路の舗装作業或いは補修作業
などをおこないうる。また、本発明は、前輪或いは後輪
を遊動輪または駆動輪として機能しうるようにし、前輪
および後輪をそれぞれ左右二個の車輪で形成し、ハウジ
ング19内に油圧モータ18を収容し、その油圧モータ
18によってタンデム後輪21を駆動しうるようにし、
駆動輪のタンデム後輪21により遊動輪のタンデム前輪
20を駆動しうるようにし、タンデム前輪20およびタ
ンデム後輪21を左右対称に配置された操向装置により
操作しうるようにし、ホッパ1の適宜位置にステアリン
グシリンダ23の一端をピボツト接続し、前記ステアリ
ングシリンダ23のピストン棒の他端をタイロッド24
の中間部に取り付け、前記ステアリングシリンダ23の
ピストン棒の先端部の前後方向の進退移動によりタイロ
ッド24を左右動させうるようにし、球面ジョイント3
1およびナックルアーム25およびキングピン33を介
してタンデム後輪21に接続し、前記キングピン33を
枢支部にして、前記タンデム後輪21を作動しうるよう
にし、それらのタンデム後輪21とタンデム前輪20と
の両車輪の間をタンデムフレームによって接続し、それ
らのタンデム後輪21とタンデム前輪20との両車輪の
間においてタンデムピン廻りにタンデムフレームを揺動
可能に支持してなるホイール式アスファルトフィニッシ
ャにおける前輪装置であるから、従来のアスファルトフ
ィニッシャのホッパの部分を支える前輪の位置に、本発
明は、小口径のタンデム前輪20を位置させその後部に
タンデム後輪21を位置させることにより、従来と同じ
ホイールベースを確保しえるので地盤の不整に対するス
クリード5の道路の舗装面仕上げ精度は従来レベルを保
持しうるのである。また、本発明は小口径のタンデム前
輪20に対してタンデム後輪21を従来のアスファルト
フィニッシャの前輪装置の前輪の口径と同じように大口
径にしたので従来のアスファルトフィニッシャと同じ牽
引力を保持しうるのである。また、本発明は、従来のア
スファルトフィニッシャと同じようにタンデムピンは車
体中央でセンタピンにより揺動可能に支えられた前車軸
の先端部に取付けられているので、本発明は、センタピ
ンにより左右方向、タンデムピンにより前後方向の上下
に揺動可能に支えられた車輪のタンデム支持機構により
従来のアスファルトフィニッシャに増して不整地走破性
を高めうる。また、本発明のホイール式アスファルトフ
ィニッシャにおける前輪装置は、小口径のタンデム前輪
20に比べてタンデム後輪21の部分に車重がかかるこ
ととなり、小口径のタンデム前輪20の部分にかかる車
重を受ける負担は相対的に少ないためタンデム前輪20
の部分にかかる面圧増加に伴う路面へのめり込みの影響
は排除されることになる。
【0006】
【実施例1】本発明は、ホッパに設けたホッパ支持用車
輪を前輪および後輪によって構成し、少なくとも、その
前輪がダンプカーなどのトラックのバンパに接触しない
ように、その前輪の上端の位置をグンプカーなどのトラ
ックのバンパの下端の位置より低くしてなるホイール式
アスファルトフィニッシャにおける前輪装置である。
【0007】
【実施例2】本発明は、ホッパに設けたホッパ支持用車
輪の口径をダンプカーなどのトラックのバンパの地面か
らの高さより小さくして、前記車輪が前記バンパに接触
しないようにし、かつ、前記ホッパの底板の横幅を前記
バンパの横幅より大きくしてなるホイール式アスファル
トフィニッシャにおける前輪装置である。
【0008】
【実施例3】本発明は、ホッパに設けたホッパ支持用車
輪を前輪および後輪によって構成し、少なくとも、その
前輪がダンプカーなどのトラックのバンパに接触しない
ように、その前輪の上端の位置をダンプカーなどのトラ
ックのバンパの下端の位置より低くし、かつ、前記ホッ
パの底板の横幅を前記バンパの横幅より大きくしてなる
ホイール式アスファルトフィニッシャにおける前輪装置
である。
【0009】
【実施例4】本発明は、ホッパに設けたホッパ支持用車
輪を前輪および後輪によって構成し、少なくとも、その
前輪がタンプカーなどのトラックのバンパに接触しない
ように、その前輪の上端の位置をダンプカーなどのトラ
ックのバンパの下端の位置より低くし、前輪或いは後輪
を遊動輪または駆動輪として機能しうるようにしてなる
ホイール式アスファルトフィニッシャにおける前輪装置
である。
【0010】
【実施例5】本発明は、ホッパに設けたホッパ支持用車
輪を前輪および後輪によって構成し、少なくとも、その
前輪がタンプカーなどのトラックのバンパに接触しない
ように、その前輪の上端の位置をダンプカーなどのトラ
ックのバンパの下端の位置より低くし、前輪或いは後輪
を遊動輪または駆動輪として機能しうるようにし、前輪
および後輪をそれぞれ左右二個の車輪で形成し、それら
の前輪および後輪の両車輪の間をタンデムフレームによ
って接続し、それらの前輪および後輪の両車輪の間にお
いてタンデムピン廻りにタンデムフレームを揺動可能に
支持してなるホイール式アスファルトフィニッシャにお
ける前輪装置である。
【0011】
【実施例6】本発明は、ホッパに設けたホッパ支持用車
輪を前輪および後輪によって構成し、少なくとも、その
前輪がタンプカーなどのトラックのバンパに接触しない
ように、その前輪の上端の位置をダンプカーなどのトラ
ックのバンパの下端の位置より低くし、前輪或いは後輪
を遊動輪または駆動輪として機能しうるようにし、前輪
および後輪をそれぞれ左右二個の車輪で形成し、それら
の前輪および後輪の両車輪の間をタンデムフレームによ
って前後方向に接続し、それらの前輪および後輪の両車
輪の間においてタンデムピン廻りにタンデムフレームを
前後方向に、かつ、上下方向に揺動可能に支持し、前記
タンデムピンを車体の中央部に位置し、かつ、前車軸の
中央部に位置するセンタピンにより揺動可能に支持して
なるホイール式アスファルトフィニッシャにおける前輪
装置である。
【0012】
【実施例7】本発明は、アスファルトの合材をダンプカ
ーなどのトラックのベッセルより受ける際のダンプカー
などのトラックの後部下方のバンパとの干渉を避けるた
めの低床式のホッパの下にあって、そのホッパの最低部
の床の下に前輪となる小口径の遊動輪または駆動輪を配
設し、前記ホッパの前記最低部より引き上げられた高い
位置の床の下に後輪となる大口径の遊動輪または駆動輪
を配設し、前記前輪および後輪の両車輪の間をタンデム
フレームによって前後方向に接続し、それらの前輪およ
び後輪の両車輪の間においてタンデムピン廻りにタンデ
ムフレームを前後方向および上下方向に揺動可能に支持
するとともにそれぞれ左右二個の車輪で形成されている
前輪および後輪をそれぞれ前後方向の二個の車輪の間で
でもタンデムフレームによって連結し、それらの小口径
の前輪および大口径の後輪の両車輪を本体トラクタの操
舵輪としての機能を持たせ、かつ、その使用に当たり、
左右方向の路盤不整による本体トラクタの左右揺動を回
避しうるようにし、それらの四個の車輪の接地性を向上
させうるようにし、左右方向および上下方向に複合され
た揺動機能をもちうるようにしてなるホイール式アスフ
ァルトフィニッシャにおける前輪装置である。
【0013】
【実施例8】本発明は、ホッパに設けたホッパ支持用車
輪を前輪および後輪によって構成し、少なくとも、その
前輪がダンプカーなどのトラックのバンパに接触しない
ように、その前輪の上端の位置をダンプカーなどのトラ
ックのバンパの下端の位置より低くし、前輪或いは後輪
を遊動輪または駆動輪として機能しうるようにし、前輪
および後輪をそれぞれ左右二個の車輪で形成し、ハウジ
ング19内に油圧モータ18を収容し、その油圧モータ
18によってタンデム後輪21を駆動しうるようにし、
駆動輪のタンデム後輪21により遊動輪のタンデム前輪
20を駆動しうるようにし、タンデム前輪20およびタ
ンデム後輪21を左右対称に配置された操向装置により
操作しうるようにし、ホッパ1の適宜位置にステアリン
グシリンダ23の一端をピボツト接続し、前記ステアリ
ングシリンダ23のピストン棒の他端をタイロッド24
の中間部に取り付け、前記ステアリングシリンダ23の
ピストン棒の先端部の前後方向の進退移動によりタイロ
ッド24を左右動させうるようにし、球面ジョイント3
1およびナックルアーム25およびキングピン33を介
してタンデム後輪21に接続し、前記キングピン33を
枢支部にして、前記タンデム後輪21を作動しうるよう
にし、それらのタンデム後輪21とタンデム前輪20と
の両車輪の間をタンデムフレームによって接続し、それ
らのタンデム後輪21とタンデム前輪20との両車輪の
間においてタンデムピン廻りにタンデムフレームを揺動
可能に支持してなるホイール式アスファルトフィニッシ
ャにおける前輪装置である。
【0014】
【効果】本発明は、ホッパに設けたホッパ支持用車輪を
前輪および後輪によって構成し、少なくとも、その前輪
がタンプカーなどのトラックのバンパに接触しないよう
に、その前輪の上端の位置をダンプカーなどのトラック
のバンパの下端の位置より低くしたので、スファルトフ
ィニッシャに設けたホッパをダンプカーなどのトラック
のバンパに接触しないで道路の舗装作業或いは補修作業
などをおこないうる効果がある。また、本発明は、前輪
或いは後輪を遊動輪または駆動輪として機能しうるよう
にし、前輪および後輪をそれぞれ左右二個の車輪で形成
し、ハウジング19内に油圧モータ18を収容し、その
油圧モータ18によってタンデム後輪21を駆動しうる
ようにし、駆動輪のタンデム後輪21により遊動輪のタ
ンデム前輪20を駆動しうるようにし、タンデム前輪2
0およびタンデム後輪21を左右対称に配置された操向
装置により操作しうるようにし、ホッパ1の適宜位置に
ステアリングシリンダ23の一端をピボツト接続し、前
記ステアリングシリンダ23のピストン棒の他端をタイ
ロッド24の中間部に取り付け、前記ステアリングシリ
ンダ23のピストン棒の先端部の前後方向の進退移動に
よりタイロッド24を左右動させうるようにし、球面ジ
ョイント31およびナックルアーム25およびキングピ
ン33を介してタンデム後輪21に接続し、前記キング
ピン33を枢支部にして、前記タンデム後輪21を作動
しうるようにし、それらのタンデム後輪21とタンデム
前輪20との両車輪の間をタンデムフレームによって接
続し、それらのタンデム後輪21とタンデム前輪20と
の両車輪の間においてタンデムピン廻りにタンデムフレ
ームを揺動可能に支持してなるホイール式アスファルト
フィニッシャにおける前輪装置であるから、従来のアス
ファルトフィニッシャのホッパの部分を支える前輪の位
置に、本発明は、小口径のタンデム前輪20を位置させ
その後部にタンデム後輪21を位置させることにより、
従来と同じホイールベースを確保しえるので地盤の不整
に対するスクリード5の道路の舗装面仕上げ精度は従来
レベルを保持しうる効果がある。また、本発明は小口径
のタンデム前輪20に対してタンデム後輪21を従来の
アスファルトフィニッシャの前輪装置の前輪の口径と同
じように大口径にしたので従来のアスファルトフィニッ
シャと同じ牽引力を保持しうる効果がある。また、本発
明は、従来のアスファルトフィニッシャと同じようにタ
ンデムピンは車体中央でセンタピンにより揺動可能に支
えられた前車軸の先端部に取付けられているので、本発
明は、センタピンにより左右方向、タンデムピンにより
前後方向の上下に揺動可能に支えられた車輪のタンデム
支持機構により従来のアスファルトフィニッシャに増し
て不整地走破性を高めうる効果がある。また、本発明の
ホイール式アスファルトフィニッシャにおける前輪装置
は、小口径のタンデム前輪20に比べてタンデム後輪2
1の部分に車重がかかることとなり、小口径のタンデム
前輪20の部分にかかる車重を受ける負担は相対的に少
ないためタンデム前輪20の部分にかかる面圧増加に伴
う路面へのめり込みの影響は排除されることになるなど
の効果がある。また、本発明のホイール式アスファルト
フィニッシャにおける前輪装置の前車軸をセンタピンに
よる揺動機能は同等の機能を持つ他の方法を用いても本
発明の要旨の技術範囲に含まれるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1A】図1Aは、本発明を施してなるホイール式ア
スファルトフィニッシャにおける前輪装置の実施例の平
面図である。
【図1B】図1Bは、本発明を施してなるホイール式ア
スファルトフィニッシャにおける前輪装置の実施例の正
面図である。
【図1C】図1Cは、本発明を施してなるホイール式ア
スファルトフィニッシャにおける前輪装置の実施例の側
面図である。
【図2】図2は、本発明を施してなるホイール式アスフ
ァルトフィニッシャにおける前輪装置の実施例とその実
施例のホイール式アスファルトフィニッシャにおける前
輪装置の上方位置に、ダンプカーなどのトラックの後部
を位置させて、そのトラックの後部に設けたバンパに接
触しないようにして作業をしうる状態を示してなる本発
明を施したホイール式アスファルトフィニッシャにおけ
る前輪装置の部分とダンプカーなどのトラックの後部の
部分の関連を示した側面図である。
【図3】図3は、従来のホイール式アスファルトフィニ
ッシャにおける前輪装置の実施例の前輪装置の部分の上
方位置に、ダンプカーなどのトラックの後部の部分を位
置させて作業をしうる状態にし、合材の流れを示すこと
により従来の舗装作業の状態を示してなる従来のホイー
ル式アスファルトフィニッシャにおける前輪装置の部分
とダンプカーなどのトラックの後部の部分の関連を示し
た側面図である。
【図4】図4は、図3に示した従来のホイール式アスフ
ァルトフィニッシャにおける前輪装置の部分とダンプカ
ーなどのトラックの後部の部分の関連を示した側面図の
A−A断面図であって、従来のダンプカーなどのトラッ
クの後部の部分のバンパ12の位置と、それを改善した
バンパ27の位置とを付加してなる図である。
【図5】図5は、従来のダンプカーなどのトラックの後
部の部分のバンパの位置を改善してバンパ27の位置に
移しても、従来のホイール式アスファルトフィニッシャ
における前輪装置の前輪をバンパ27の位置から後退さ
せることにより前輪装置の前輪がバンパ27に接触しな
いようにしうることを示した側面図である。
【符号の説明】
1.ホッパ 2.トラクタ本
体 3.サイドアーム 4.コンベアス
クリュウ 5.スクリード 6.バーコンベ
ア 7.前輪 8.後輪 9.ホッパフレーム 10.バンパロ
ーラ 11.合材 12.従来のバ
ンパ 13.ベッセル 14.ダンプカ
ーの後輪 15.舗装仕上面 16.前車軸 17.センタピン 18.油圧モー
タ 19.ハウジング 20.タンデム
前輪 21.タンデム後輪 22.タンデム
フレーム 23.ステアリングシリンダ 24.タイロッ
ド 25.ナックルアーム 26.タイロッ
ド 27.改善したバンパ 28.タンデム
ピン 29.床板 30.床板 31.球面ジョイント 32.キングピ
ン 33.キングピン 34.ナックル
アーム 35.ナックルアーム

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ホッパに設けたホッパ支持用車輪の口径を
    ダンプカーなどのトラックのバンパの地面からの高さよ
    り小さくして、前記車輪が前記バンパに接触しないよう
    にしてなるホイール式アスファルトフィニッシャにおけ
    る前輪装置。
  2. 【請求項2】ホッパに設けたホッパ支持用車輪を前輪お
    よび後輪によって構成し、少なくとも、その前輪がタン
    プカーなどのトラックのバンパに接触しないように、そ
    の前輪の上端の位置をダンプカーなどのトラックのバン
    パの下端の位置より低くしてなる請求項1記載のホイー
    ル式アスファルトフィニッシャにおける前輪装置。
  3. 【請求項3】ホッパに設けたホッパ支持用車輪の口径を
    ダンプカーなどのトラックのバンパの地面からの高さよ
    り小さくして、前記車輪が前記バンパに接触しないよう
    にし、かつ、前記ホッパの底板の横幅を前記バンパの横
    幅より大きくしてなる請求項1記載のホイール式アスフ
    ァルトフィニッシャにおける前輪装置。
  4. 【請求項4】ホッパに設けたホッパ支持用車輪を前輪お
    よび後輪によって構成し、少なくとも、その前輪がタン
    プカーなどのトラックのバンパに接触しないように、そ
    の前輪の上端の位置をダンプカーなどのトラックのバン
    パの下端の位置より低くし、かつ、前記ホッパの底板の
    横幅を前記バンパの横幅より大きくしてなる請求項1記
    載のホイール式アスファルトフィニッシャにおける前輪
    装置。
  5. 【請求項5】ホッパに設けたホッパ支持用車輪を前輪お
    よび後輪によって構成し、少なくとも、その前輪がダン
    プカーなどのトラックのバンパに接触しないように、そ
    の前輪の上端の位置をダンプカーなどのトラックのバン
    パの下端の位置より低くし、前輪或いは後輪を遊動輪ま
    たは駆動輪として機能しうるようにしてなる請求項1記
    載のホイール式アスファルトフィニッシャにおける前輪
    装置。
  6. 【請求項6】ホッパに設けたホッパ支持用車輪を前輪お
    よび後輪によって構成し、少なくとも、その前輪がタン
    プカーなどのトラックのバンパに接触しないように、そ
    の前輪の上端の位置をダンプカーなどのトラックのバン
    パの下端の位置より低くし、前輪或いは後輪を遊動輪ま
    たは駆動輪として機能しうるようにし、前輪および後輪
    をそれぞれ左右二個の車輪で形成し、それらの前輪およ
    び後輪の両車輪の間をタンデムフレームによって接続
    し、それらの前輪および後輪の両車輪の間においてタン
    デムピン廻りにタンデムフレームを揺動可能に支持して
    なる請求項1記載のホイール式アスファルトフィニッシ
    ャにおける前輪装置。
  7. 【請求項7】ホッパに設けたホッパ支持用車輪を前輪お
    よび後輪によって構成し、少なくとも、その前輪がダン
    プカーなどのトラックのバンパに接触しないように、そ
    の前輪の上端の位置をダンプカーなどのトラックのバン
    パの下端の位置より低くし、前輪或いは後輪を遊動輪ま
    たは駆動輪として機能しうるようにし、前輪および後輪
    をそれぞれ左右二個の車輪で形成し、それらの前輪およ
    び後輪の両車輪の間をタンデムフレームによって前後方
    向に接続し、それらの前輪および後輪の両車輪の間にお
    いてタンデムピン廻りにタンデムフレームを前後方向
    に、かつ、上下方向に揺動可能に支持し、前記タンデム
    ピンを車体の中央部に位置し、かつ、前車軸の中央部に
    位置するセンタピンにより揺動可能に支持してなる請求
    項1記載のホイール式アスファルトフィニッシャにおけ
    る前輪装置。
  8. 【請求項8】アスファルトの合材をダンプカーなどのト
    ラックのベッセルより受ける際のダンプカーなどのトラ
    ックの後部下方のバンパとの干渉を避けるための低床式
    のホッパの下にあって、そのホッパの最低部の床の下に
    前輪となる小口径の遊動輪または駆動輪を配設し、前記
    ホッパの前記最低部より引き上げられた高い位置の床の
    下に後輪となる大口径の遊動輪または駆動輪を配設し、
    前記前輪および後輪の両車輪の間をタンデムフレームに
    よって前後方向に接続し、それらの前輪および後輪の両
    車輪の間においてタンデムピン廻りにタンデムフレーム
    を前後方向および上下方向に揺動可能に支持するととも
    にそれぞれ左右二個の車輪で形成されている前輪および
    後輪をそれぞれ前後方向の二個の車輪の間ででもタンデ
    ムフレームによって連結し、それらの小口径の前輪およ
    び大口径の後輪の両車輪を本体トラクタの操舵輪として
    の機能を持たせ、かつ、その使用に当たり、左右方向の
    路盤不整による本体トラクタの左右揺動を回避しうるよ
    うにし、それらの四個の車輪の接地性を向上させうるよ
    うにし、左右方向および上下方向に複合された揺動機能
    をもちうるようにしてなる請求項1記載のホイール式ア
    スファルトフィニッシャにおける前輪装置。
  9. 【請求項9】ホッパに設けたホッパ支持用車輪を前輪お
    よび後輪によって構成し、少なくとも、その前輪がタン
    プカーなどのトラックのバンパに接触しないように、そ
    の前輪の上端の位置をダンプカーなどのトラックのバン
    パの下端の位置より低くし、前輪或いは後輪を遊動輪ま
    たは駆動輪として機能しうるようにし、前輪および後輪
    をそれぞれ左右二個の車輪で形成し、ハウジング19内
    に油圧モータ18を収容し、その油圧モータ18によっ
    てタンデム後輪21を駆動しうるようにし、駆動輪のタ
    ンデム後輪21により遊動輪のタンデム前輪20を駆動
    しうるようにし、タンデム前輪20およびタンデム後輪
    21を左右対称に配置された操向装置により操作しうる
    ようにし、ホッパ1の適宜位置にステアリングシリンダ
    23の一端をピボツト接続し、前記ステアリングシリン
    ダ23のピストン棒の他端をタイロッド24の中間部に
    取り付け、前記ステアリングシリンダ23のピストン棒
    の先端部の前後方向の進退移動によりタイロッド24を
    左右動させうるようにし、球面ジョイント31およびナ
    ックルアーム25およびキングピン33を介してタンデ
    ム後輪21に接続し、前記キングピン33を枢支部にし
    て、前記タンデム後輪21を作動しうるようにし、それ
    らのタンデム後輪21とタンデム前輪20との両車輪の
    間をタンデムフレームによって接続し、それらのタンデ
    ム後輪21とタンデム前輪20との両車輪の間において
    タンデムピン廻りにタンデムフレームを揺動可能に支持
    してなる請求項1記載のホイール式アスファルトフィニ
    ッシャにおける前輪装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009019433A (ja) * 2007-07-12 2009-01-29 Sumitomo (Shi) Construction Machinery Manufacturing Co Ltd アスファルトフィニッシャのホッパ装置
CN110359714A (zh) * 2019-07-02 2019-10-22 中铁十四局集团第四工程有限公司 一种新型撒灰线装置

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