JP2947032B2 - カラオケ装置 - Google Patents
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Description
カラオケ演奏を行うカラオケ装置に関し、特に曲のテン
ポまたはピッチ変更に応じて真性コーラス音声と疑似コ
ーラス音声とを使い分けるカラオケ装置に関する。
のカラオケ装置は、カラオケ演奏に必要な楽音を曲デー
タに応じて合成(発音)できる音源を備える。この音源
カラオケ装置の利点は、容量の少ない曲データを基にカ
ラオケ演奏できるため、レーザディスク等の記憶媒体を
使用する在来の楽音再生型カラオケ装置より小型化及び
低廉化に有利であり、更には通信回線を利用して曲デー
タを供給できる利点もある。
トのある曲をカラオケ演奏する場合、予めコーラスの音
声波形を符号化したコーラス音声データを記憶してお
き、曲演奏時にそのコーラス音声データをデコードしな
がらコーラス音声を再生する方法がある。
たデコード方式では、演奏曲の正規の再生速度(テン
ポ)に同期してコーラス音声データがデコードされるた
め、演奏曲のテンポを変えて歌おうとすると、演奏曲と
コーラス音声とが時間的にずれ、同期しなくなる不都合
が生ずる。
なく、簡単なコーラス用音声も発音させることができ
る。それ故、本発明は、符号化された発音波形をデコー
ドして再生される真性コーラス音声と、音源から発音さ
れる疑似コーラス音声とを演奏曲の再生速度に応じて使
い分けることができるカラオケ装置を提供することを1
つの目的とする。
形をデコードして再生される真性コーラス音声と、音源
から発音される疑似コーラス音声とを、前記真性コーラ
ス音声に対する音程(ピッチ)制御の制御量に応じて使
い分けることができるカラオケ装置を提供することにあ
る。
は、記憶手段(4)、入力手段(6)、シーケンサー
(15)、音源(14)、音声再生手段(16)、合成
手段(12)を備えるカラオケ装置であって、記憶手段
(4)は、曲データ、音声データを記憶し、曲データ
は、演奏データトラック、疑似音声データトラック、音
声データ指示トラックからなり、入力手段(6)は、曲
データの再生テンポの変更が可能であり、シーケンサー
(15)は、曲データの再生を行って、演奏データトラ
ックに基づく演奏制御情報を音源(14)に、疑似音声
データトラックに基づく疑似音声制御情報を音源(1
4)に、音声データ指示トラックに基づく音声制御情報
を音声再生手段(16)に出力すると共に、再生テンポ
が所定のものである場合は合成手段(12)に第1の合
成処理を、再生テンポが所定外のものである場合は合成
手段(12)に第2の合成処理をさせ、音源(14)
は、演奏制御情報に基づいて楽音を、疑似音声制御情報
に基づいて疑似音声を生成し、音声再生手段(16)
は、音声制御情報に基づいて記憶手段(4)の音声デー
タを再生して音声を出力し、合成手段(12)は、第1
の合成処理の場合には楽音に音声を付加し、第2の合成
処理の場合には楽音と疑似音声を付加して出力するもの
であることを第1の特徴とする。
(4)、入力手段(6)、シーケンサー(15)、音源
(14)、音声再生手段(16)、合成手段(12)を
備えるカラオケ装置であって、記憶手段(4)は、曲デ
ータ、音声データを記憶し、曲データは、演奏データト
ラック、疑似音声データトラック、音声データ指示トラ
ックからなると共に、入力手段(6)は、曲データの再
生音程の変更が可能であり、シーケンサー(15)は、
曲データの再生を行って、演奏データトラックに基づく
演奏制御情報を音源(14)に、疑似音声データトラッ
クに基づく疑似音声制御情報を音源(14)に、音声デ
ータ指示トラックに基づく音声制御情報を音声再生手段
(16)に出力すると共に、再生音程が所定範囲内のも
のである場合は合成手段(12)に第1の合成処理を、
再生音程が所定範囲外のものである場合は合成手段(1
2)に第2の合成処理をさせ、音源(14)は、演奏制
御情報に基づいて楽音を、疑似音声制御情報に基づいて
疑似音声を生成し、音声再生手段(16)は、音声制御
情報に基づいて記憶手段(4)の音声データを再生して
音声を出力し、合成手段(12)は、第1の合成処理の
場合には楽音に音声を付加し、第2の合成処理の場合に
は楽音と疑似音声を付加して出力するものであることを
第2の特徴とする。
ようなフレーズコーラスそのままであるので、これを使
用したカラオケ演奏ではオリジナルの雰囲気を忠実に再
現できる。これに対し、疑似コーラス音声は、上記例の
「ながさきー」を「わーわーわー」の様に疑似化して発
音するものであるため、メロディは同じでも発音にオリ
ジナルの内容はない。しかし、演奏曲の再生速度(テン
ポ)を正規の速度から変更したときでも、音源をその速
度に同期して制御できるため、疑似コーラス音声であれ
ば演奏曲とコーラスパートとの間に時間ズレは生じな
い。
オケ装置では、正規のテンポで真性コーラス音声使用
し、これ以外のテンポでは疑似コーラス音声を使用す
る。本発明の第2の特徴を有するカラオケ装置は、正規
のテンポでも真性コーラス音声に対する音程(ピッチ)
調整を行った場合、ある程度のピッチ調整で真性コーラ
ス音声の音質が低下する点を、疑似コーラス音声の使用
で回避する。
明する。図1は、本発明の一実施例を示すカラオケ装置
全体のブロック図である。この図において、1はシステ
ム全体の動作を制御及び管理するCPU(中央処理装
置)、2はCPU1によりシステム全体の動作を制御及
び管理するときに使用されるRAM(ランダムアクセス
メモリ)、3はシステム全体を結合するためのデータ及
びアドレスバスである。
例えばHDD(ハードディスク)、5はパネルI/F
(インターフェース)、6はパネルI/F5を介して本
システムに指示を与える複数のリモコン等のコントロー
ラ、7は背景映像を記憶して再生する背景映像記憶/再
生部、8は背景の静止画像や歌詞を表示するための画像
/歌詞表示部、9は背景映像記憶/再生部7からの背景
映像(動画)と画像/歌詞表示部8からの画像を選択、
合成するビデオセレクタ、10はビデオセレクタで選
択、合成された画像を表示するモニタである。
ク、12は歌唱音声と演奏曲の楽音とを混合するミキサ
及び各種の音響効果を与えるエフェクタである。13は
合成された歌唱音声と演奏曲をアンプで増幅して出力す
るスピーカである。14は演奏曲の楽音を発音する音
源、15はこの音源14並びに、ミキサ及びエフェクタ
12を制御するシーケンサである。このシーケンサ15
はCPU1が使用するプログラムを格納したプログラム
ROMを有する。16は符号化されたデジタル音声デー
タ(たとえば、PCMデータやADPCMデータ)をデ
コードするデジタル音声デコーダである。
操作によって演奏曲が指定されると、CPU1は記憶装
置4に記憶されている曲目リストを参照して該当する演
奏曲の曲データおよびバックコーラス用の符号化された
音声データをRAM2に転送し、シーケンサ15に制御
を移す。シーケンサ15は、曲データに含まれる複数の
イベントデータを基に、曲演奏を含む複数のイベントを
同時に並行して実行する。
疑似音声の音色に関するデータは音源14に、また符号
化された音声データはデジタル音声デコーダ16に、更
に背景映像番号は背景映像記録/再生部7に、また歌詞
番号は画像/歌詞表示部8にそれぞれ供給する。この結
果、モニタ10の全面に背景映像が表示され、その一部
に歌詞がスーパーインポーズされた表示状態となる一
方、スピーカ13からは演奏曲及びバックコーラスが出
力される演奏状態になる。
データシーケンス部、音声データ部からなる。ヘッダ部
にはその曲固有の情報として、曲番号、曲名、作曲者
名、歌手名、背景画像選択情報、歌詞のフォント選択情
報が書き込まれている。データシーケンス部には、並行
して同時に実行される複数種類のイベントを記述した複
数のトラックが設定されている。音声データ部にはデー
タシーケンス部の音声データ指示データで選択される複
数の音声番号が書き込まれている。
内、演奏データトラックには、音源14から演奏曲の楽
音を発生させるデータを時系列に記述してある。疑似音
声データトラックには、音源14から疑似コーラス音声
(例えば「わー」「うー」)を発音させるデータを時系
列に記述してある。音声データ指示トラックには、デコ
ーダ16でデコードさせる真性コーラス音声(例えば
「はこだてー」「ながさきー」)の種類を指示する音声
データ番号、音程、音高の各データが記述してある。歌
詞データトラックには、演奏に併せてモニタ10に表示
する歌詞の種類を指示するデータを時系列に記述してあ
る。効果制御データトラックには、ミキサ及びエフェク
タ12を制御するコントロールデータを時系列に記述し
てある。
説明図である。この演奏データトラックには、ノートイ
ベント、音色変更イベント、ピッチベンドイベントの各
情報が記述されている。ノートイベントには、音源14
の発音させようとする1つのCH(チャンネル)を指示
するCHナンバ、ノート番号(音高)、ベロシティ(音
量)、符長が書き込まれている。音色変更イベントに
は、CHナンバ、音色データが書き込まれている。ピッ
チベンドイベントには、CHナンバ、ピッチベンド情報
が書き込まれている。演奏データトラックのノートイベ
ントは、演奏曲の楽音発音用であるが、疑似音声データ
トラックも、CHナンバだけが異なるだけの同様構造の
ノートイベントを有する。
示す説明図である。この音声データ指示トラックには、
音声指示イベントの各情報が記述されている。即ち、音
声データ番号、音程、音量の各情報である。音声データ
番号は、デコーダ16でデコードさせる符号化された真
性コーラス音声データの番号であり、図2の音声データ
の音声番号のことである。全てのトラックは、図5に示
すように、イベントの種類と、次のイベント発生までの
待ち時間ΔTを時系列に配列した構造である。
音声データをデコードする部分の説明図である。シーケ
ンサ15は、音声指示イベントの音声データ番号を用い
てRAM2から該当する音声データ番号の符号化された
デジタル音声データを読出し、それをデジタル音声デコ
ーダ16に入力する。このデジタル音声データは、本例
では真性コーラス音声データである。一例として、デジ
タル音声データが、データ容量を減らすために圧縮され
たアダプティブ・デルタ(AD)PCMデータである場
合、デコーダ16はビット数変換及び周波数変換を行っ
て伸長する機能を有したPCMデコーダである。
御するプロセッサ17が配置され、ここでデコードされ
たアナログ波形の音程及び音量を、音声指示イベントに
含まれる音程及び音量情報に基づいて調整した後、ミキ
サ及びエフェクタ12に入力する。この経路を用いて真
性コーラス音声を再生するのは、演奏曲の再生速度が1
00%のとき、またはピッチの変更量が所定範囲内のと
きである。テンポ指示手段及びピッチ指示手段としての
コントローラ6からの指示で演奏曲の再生速度を100
%以外に変更したときは、プロセッサ17においてデコ
ーダ16の出力に対する音量を0にして、真性コーラス
音声の再生を中止する。ピッチの変更量が所定量の20
0〜300セントを越えた場合も同様である。
ないのは次の理由による。つまり、音程、音量制御部1
7において、真性コーラス音声の波形に対する音程をあ
る程度以上変化させると、音声の質が低下し、実質的に
使用できなくなる。「ある程度」の目安は半音単位で+
−2〜3音(200〜300セント)である。従って、
テンポ(再生速度)を変更した場合だけでなく、ピッチ
(音程)を所定量以上変更したときも疑似コーラス音声
を使用する。
0%以外になったとき、またはピッチの変更量が所定量
の200〜300セントを越えたときは、シーケンサ1
5は疑似音声データトラックのデータに従い、音源14
から疑似コーラス音声を発音させる。疑似コーラス音声
は、予め音源14に、楽音と同様にして、「わー」「う
ー」という音声のチャンネルを設定しておき、それを疑
似音声データで選択して発音させるものである。
中心に変化した場合の、シーケンサ15による制御の様
子を示している。この例では音声データトラックのイベ
ントは、時刻t1,t5,t8で順番に変化する。これ
に対し、テンポは時刻t4で100%から70%に、時
刻t6で70%から120%に、時刻t7で120%か
ら100%に変化した例である。
時は音声データトラックのイベントに従い、「はこだて
ー」という真性音声データのデコードを開始し、音声デ
ータの音量を音声イベントに記述された所定値に設定す
る。このとき、疑似音声データトラックについては何も
処理しないという訳ではなく、最初の「は」に相当する
発音イベントを読み、その疑似音声(例えば「わー」)
を音源14から発音させる。但し、実際には疑似音声側
の音量を0にして、スピーカ13からは出力できないよ
うにする。同時に、真性音声データに関する音量値(上
記の所定値)を復帰用に記憶しておく。
性コーラス音声の出力を継続する。このとき、疑似音声
トラックは「こ」の発音イベントに入るが、疑似音声側
の音量は0のままである。時刻t3でもテンポは100
%なので、真性コーラス音声の出力を継続する。このと
き、疑似音声トラックは「だ」の発音イベントに入る
が、疑似音声側の音量は0のままである。
%に下がるので、真性音声をフェードアウトし、代わり
に疑似音声の発音チャンネルを予め記憶しておいた所定
値にフェードインする。この時は、真性音声が再生途中
である可能性もあるので、緩やかなクロスフェードを行
って途切れを回避する。
ント(「しんじることさ」)に入るが、テンポが100
%に戻っていないので、音量を0にしたまま真性音声の
発音はせず、代わりに「し」に対応する疑似音声(例え
ば「わー」)を音源14から発音させる。この疑似音声
については、イベントに記述されたCH番号、ノート番
号(音高)、ベロシティ(音量)、符長を用いて制御す
る。
変化するが、100%ではないので、「ん」に相当する
疑似音声(例えば「わー」)の発音を継続する。時刻t
7でテンポが70%から100%に変化するので真性音
声に戻る1つの条件が成立したが、この段階では前の音
声データイベントのデコード途中なので、次の音声デー
タイベントが開始するまでは、疑似音声の発音を継続す
る。
り、かつ新たな音声データイベントが開始するので、こ
のタイミングで真性音声にフェードインさせる。この時
は、真性音声の開始時なので、急峻にフェードインして
も問題ない。このとき、疑似音声の「ど」に相当する発
音部分があるが、その発音チャンネルの音量を0にして
発音を禁止する。以上のような制御をシーケンサ15が
行うことで、コーラスパート付きのカラオケ演奏曲を、
再生速度が変化しても常に時間ズレの無い状態で提供す
ることができる。ピッチ変更量が所定範囲を越えた場合
も、プログラムROM15およびCPU1の制御のもと
に同様の処理が行われるが、この部分の説明は省略す
る。
コーラスをテンポ100%で使用し、疑似音声コーラス
をテンポ100%以外で使用する例を説明したが、真性
音声コーラスと疑似音声コーラスとを組み合わせた複合
音声コーラスをテンポ100%または所定内ピッチ変更
量で使用し、テンポ100%以外または所定外ピッチ変
更量では他の疑似音声コーラスだけを使用するようにし
ても良い。後者の場合の音声データトラックは、符号化
された音声データだけでなく、疑似音声を発音させるノ
ートイベントデータを含むものとして定義される。
クコーラス付きのカラオケ演奏を行うカラオケ装置にお
いて、符号化された発音波形をデコードして再生される
真性コーラス音声と、音源から発音される疑似コーラス
音声とを所定の条件に応じて使い分けるカラオケ装置を
提供することができる。
ブロック図である。
る。
である。
る。
装置、5…パネルI/F、6…コントローラ、7…背景
映像記憶/再生部、8…画像/歌詞表示部、9…ビデオ
セレクタ、10…モニタ、11…マイク、12…ミキサ
及びエフェクタ、13…アンプ及びスピーカ、14…音
源、15…プログラムROM及びシーケンサ、16…デ
ジタル音声デコーダ、17…音程及び音量制御部。
Claims (2)
- 【請求項1】 記憶手段(4)、入力手段(6)、シー
ケンサー(15)、音源(14)、音声再生手段(1
6)、合成手段(12)を備えるカラオケ装置であっ
て、 記憶手段(4)は、曲データ、音声データを記憶し、 曲データは、演奏データトラック、疑似音声データトラ
ック、音声データ指示トラックからなり、 入力手段(6)は、曲データの再生テンポの変更が可能
であり、 シーケンサー(15)は、 曲データの再生を行って、演奏データトラックに基づく
演奏制御情報を音源(14)に、疑似音声データトラッ
クに基づく疑似音声制御情報を音源(14)に、音声デ
ータ指示トラックに基づく音声制御情報を音声再生手段
(16)に出力すると共に、 再生テンポが所定のものである場合は合成手段(12)
に第1の合成処理を、再生テンポが所定外のものである
場合は合成手段(12)に第2の合成処理をさせ、 音源(14)は、演奏制御情報に基づいて楽音を、疑似
音声制御情報に基づいて疑似音声を生成し、 音声再生手段(16)は、音声制御情報に基づいて記憶
手段(4)の音声データを再生して音声を出力し、 合成手段(12)は、第1の合成処理の場合には楽音に
音声を付加し、第2の合成処理の場合には楽音と疑似音
声を付加して出力するカラオケ装置。 - 【請求項2】 記憶手段(4)、入力手段(6)、シー
ケンサー(15)、音源(14)、音声再生手段(1
6)、合成手段(12)を備えるカラオケ装置であっ
て、 記憶手段(4)は、曲データ、音声データを記憶し、 曲データは、演奏データトラック、疑似音声データトラ
ック、音声データ指示トラックからなると共に、 入力手段(6)は、曲データの再生音程の変更が可能で
あり、 シーケンサー(15)は、 曲データの再生を行って、演奏データトラックに基づく
演奏制御情報を音源(14)に、疑似音声データトラッ
クに基づく疑似音声制御情報を音源(14)に、音声デ
ータ指示トラックに基づく音声制御情報を音声再生手段
(16)に出力すると共に、 再生音程が所定範囲内のものである場合は合成手段(1
2)に第1の合成処理を、再生音程が所定範囲外のもの
である場合は合成手段(12)に第2の合成処理をさ
せ、 音源(14)は、演奏制御情報に基づいて楽音を、疑似
音声制御情報に基づいて疑似音声を生成し、 音声再生手段(16)は、音声制御情報に基づいて記憶
手段(4)の音声データを再生して音声を出力し、 合成手段(12)は、第1の合成処理の場合には楽音に
音声を付加し、第2の合成処理の場合には楽音と疑似音
声を付加して出力するカラオケ装置。
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1994
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